釣りのなかでも乗合船で楽しむことが多い「船釣り」。竿やリール、仕掛けなど、必要な道具はいくつかありますが、船釣りで使う竿はとくにラインナップが多いので、釣行頻度と予算との兼ね合いを考慮して選ぶのがおすすめです。
そこで今回は船釣りで使う竿を特集。「船竿」のおすすめモデルをご紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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船竿とは?他の竿とどう違う?
「船釣り」は船に乗って沖へ出る釣りで、「船竿」はそこで使う竿のこと。エサ釣りもルアー釣りも船釣りに含まれますが「船竿」の多くはエサ釣り用の竿が該当します。
船釣りの場合は投げ釣りのように仕掛けを遠投することは少なく、ちょい投げか船べりから仕掛けを落として誘うのがほとんど。小物の数狙いを楽しむ場合はライトゲーム向けの船竿を、大物狙いや水深のあるエリアで釣りをする場合はそれぞれの釣りに適したモデルを選ぶことになります。
なお、最近の釣りは細分化が進んでおり、船竿も同様。アジなどの青物、メバルなどの根魚、さらにはタチウオやマダイ、カワハギ、キス、ヒラメ、カレイ、マゴチ、イカ、タコなど、専用の船竿が数多くラインナップしています。一方で、幅をもたせた汎用性の高いモデルも用意。本記事ではこちらをご紹介します。
船竿の選び方
竿の種類と特徴をチェック
アタリがわかりやすい「先調子」
竿の曲がり具合は「調子」と呼ばれ、大きく分けると、穂先から曲がる「先調子」と手元側から曲がる「胴調子(本調子)」があります。
「先調子」とは竿を中心とした際に9:1、もしくは8:2くらいの割合で曲がる調子のこと。穂先部分から曲がるので即アワセしやすいほか、ショートバイトや繊細なアタリにも対応できるのが特徴です。
大物狙いにおすすめの「胴調子」
「胴調子」とは6:4や5:5やなど、竿の中央付近から曲がるように設計されている調子のこと。竿全体で曲がるので、大物の引きにも十分耐えられるのが特徴です。
ブランクスに魚の重みを乗せて掛けられるので、食い込みがよいのもポイント。比較的オートマチックに掛かるので、積極的にアングラー側からフッキングするというよりは、向こうアワセや巻きアワセなど、スイープ気味にフッキングするのがおすすめです。
バランスのよい「7:3調子」
「7:3調子」とは先調子でもなく、胴調子でもない中間の調子。フッキング時は適度に竿が入りつつも、じんわりと曲がっていくのが特徴で、仕掛けが長くなる釣りにマッチします。
船釣りはエサ釣り、さらに船べりから仕掛けを落とすバーチカルな釣りが多いので、船竿に数多くラインナップ。船竿を選ぶ際に悩ましい方は「7:3調子」から入るのがおすすめです。
竿の長さをチェック
船釣りは船べりから仕掛けを落とす釣りが大半。遠投することはないので、飛距離を出すことよりも取り回しのよさが求められます。また、ロッド操作や竿さばきは縦方向の上げ下げがベース。よって、ロッドの長さは長すぎないのがポイントです。
一方で、短すぎるのも注意。操作はやりやすくなりますが、仕掛けを振り込む際にはロッドの反発が必要で、その反動をいかすにはある程度の長さが必要です。
目安としては、短いモノで1.5mや1.8m。2mラインが中間で、長いモノで3m台まであります。なお、船釣りは乗合船がほとんど。複数の釣り人と場所をシェアすることになるので、釣り船によってはある程度ルール化されている場合もあります。釣り船を利用する際はあらかじめ確認しておきましょう。
オモリの号数をチェック
船釣りは仕掛けを落として誘う縦の釣りなので、水深を意識するのが重要。船長さんが魚探で魚影を確認してくれるので、そこを通せるかどうかが釣果を左右します。
水深を合わせるにはオモリのチョイスが大切。船竿にはオモリの適合があるので、記載されている「錘負荷」を確認しましょう。
例えば「錘負荷30~150号」とあれば、使えるオモリは30号から150号まで。意識する水深は狙う魚やフィールドの状況にもよりますが、タチウオであれば80〜100号、ヒラメであれば50〜80号、カワハギであれば25〜30号あたりを使います。
オモリと水深の関係は1号で1mが目安。10号であれば10m、30号であれば30mの水深を探るのに適しています。なお、オモリは1号で3.75g。つまり、10号であれば37.5g、30号であれば112.5gになります。船竿を選ぶ際はどれほどのオモリに対応できるかを必ずチェックするようにしましょう。
竿の素材をチェック
現在の竿の素材は「カーボン」が主流。その次に「グラス」があります。「カーボン」とは炭素のこと。「グラス」は「グラスファイバー」の略で、プラスチックにガラス繊維を混合して固めた素材のことを指します。
パターンとしては、すべて中空の「チューブラー」、竿先だけが詰まっていてあとは中空の「ソリッドティップ」、中が詰まっている「フルソリッド」の3種類。素材が詰まっていればいるほどクッション性が高まり、曲がりもトルクフルになりますが、ロッドとしては重たく、折れやすくなります。
普及しているのはチューブラーの「カーボン」。軽く、振り抜きはシャープで、操作性に優れているのが特徴です。
「グラス」はクッション性が高く、掛けてからバラシにくいのがポイント。バイトを弾かずにフッキングにもっていけるが魅力です。一方、重たいのが懸念点。船竿ではティップのみにグラスを採用しているケースが多々あります。
ガイドの滑りやすさもチェック
竿の多くにはラインを通すガイドが付属。ガイドにはフレームとリングのほか、形状やフットのタイプによっても違いがあり、性能に合わせて価格帯も高低します。
選ぶ際に意識すべきはガイドフレームの素材とガイドリングとの組み合わせ。前者はカーボン・チタン・ステンレスが、後者はトルザイト・SiC・アルコナイト・0リング・ハードガイドが該当し、いずれも先述のほうが高性能かつ高価格帯になります。
注目はガイドリング。この部分の性能が釣りの快適性やストレス軽減に関わってきます。なお、上位モデルになればなるほどよく耳にするのが「トルザイト」と「SiC」。トルザイトはより軽量化を図りたい場合に、SiCはより耐久性を重視したい場合に採用されます。気になる方はぜひチェックしておきましょう。
船竿のおすすめメーカー
ダイワ(Daiwa)
「ダイワ」は国内大手の釣具メーカー。ロッドやリール、ルアーはもちろん、ラインやアパレル、小物などさまざまなアイテムを展開しています。
船竿も選択肢が豊富で、多種多様なタイプを用意。オールラウンドなタイプはもちろん、ライトゲーム向け、中深場向けのほか、持ち運びに便利な振り出しタイプ、竿の中に糸を通す「中通し(インターライン)」タイプも揃っています。
シマノ(SHIMANO)
「シマノ」は世界的に知られている日本の大手釣り具メーカー。リール開発に定評があるほか、ロッドやルアーなど幅広いジャンルのアイテムを展開しています。
船竿は各種揃っており、価格帯の幅も広く、ラインナップは多め。初心者向けのエントリーモデルから、中級者向けのミドルクラス、上級者向けのハイエンドクラスまで用意されており、選択肢が豊富なのも魅力です。
プロマリン(PRO MARINE)
「プロマリン」は釣具の卸販売や輸出入を行っている「浜田商会」のオリジナルブランド。竿に関しては船竿のほか、投竿や磯竿、さらにはルアーのバスやトラウト、エギ、タイラバ、イカメタルなど、淡水・海水を問わず、幅広いラインナップを揃えています。
価格帯としても幅広く、釣り初心者でも手が出しやすい安価なモデルも数多く用意。船竿の購入を検討する際はぜひチェックしておきましょう。
船竿のおすすめ|初心者向け
ダイワ(Daiwa) リバティクラブ ライトパック 20-180
価格帯の安い振り出しタイプの船竿。小物釣りに向いた1本で、漁港や堤防などからの岸釣りはもちろん、ボートからの船釣りにも対応できるのが特徴です。
仕舞寸法は45cmとコンパクトで、持ち運びに便利なのもポイント。長さは1.86m、重さは126g、錘負荷は15〜25号が目安です。
穂先はグラスソリッドで、カーボン含有率は27%。やや持ち重り感はありますが、その分価格帯に還元された仕様となっています。
ダイワ(Daiwa) ライトゲーム XS MH-180
船での沖釣りに対応できる船竿。キスやカワハギ、アイナメやカサゴなどの根魚、カレイなどのフラットフィッシュ、イカやタコなど、比較的ライトなゲームに向いた1本です。
本シリーズは変則的な3ピース仕様で、長さは1.8m。重さは106g、錘負荷は15〜40号が目安です。穂先はグラスソリッドで、カーボン含有率は40%。種類としては両軸(ベイト)リールを取り付けるタイプなので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
ダイワ(Daiwa) シーパワー73 50-210・N
7:3調子の船竿。タイプとしてはスピニングで、長さは2.1m、重さは150g、錘負荷は30〜100号が目安です。
カーボン含有率は79%で、ガイドはSiCリングを採用。価格帯としても控えめで、お得感があるのも魅力です。
なお、シリーズとしてはラインナップが豊富でトータル18本を用意。長さや錘負荷の異なるモデルが揃っているので、メインロッドを探している方はもちろん、サブのロッドを探している方にもおすすめです。
ダイワ(Daiwa) シーフレックス64 30-240
6:4調子の船竿。長さは2.4m、重さは150g、錘負荷は30〜80号が目安で、アジやサバなどの青物の小物からメバル、イカ、ヒラメぐらいまでいけるのが特徴です。
タイプとしてはスピニングで、食い込みのよさと粘り強さを兼ね備えているのもポイント。カーボン含有率は60%で、ガイドはSiCリングを採用しています。
シマノ(SHIMANO) ホリデーパック 20-240T
小物狙いの船釣りはもちろん、防波堤でのちょい投げやサビキ釣りにも対応できる1本。価格帯の安い振り出しタイプの船竿で、持ち運びに便利なのが特徴です。
仕舞寸法は45cmとコンパクト。長さは2.4m、重さは150g、錘負荷は15〜30号が目安です。穂先はグラスソリッドで、カーボン含有率は35.1%。シリーズラインナップが豊富なのも魅力です。釣り初心者の方はぜひおさえておきましょう。
シマノ(SHIMANO) ホリデーマリン 73 30-210
6:4調子と7:3調子の2ラインナップがある船竿シリーズ。本製品は後者で、長さは2.1m、重さは135g、錘負荷は20〜80号が目安です。
カーボン含有率は62.3%で、比較的シャッキリとしたテイストに仕上がっているのもポイント。価格帯としても控えめなので、コスパに優れているのも魅力です。購入を検討する際は型番をしっかりと確認したうえで判断するようにしましょう。
シマノ(SHIMANO) 早潮(ハヤシオ)20-330T
小物釣り全般で使える振り出しタイプの船竿。スピニングリールと両軸(ベイト)リールが兼用で使えるリールシートを採用しており、汎用性が高いのが魅力です。
シリーズとしては穂先がソリッドの10号、チューブラーの20号・30号とティップに違いがあるので注意。本製品はチューブラーの20号で、長さは3.3m、重さは160g、錘負荷は15〜30号が目安です。
仕舞寸法は96cmで、カーボン含有率は54.5%。ガイドはSiCリングを採用しており、耐久性にも配慮されています。
シマノ(SHIMANO) シーマイティー X 64 50-270
6:4調子と7:3調子の2ラインナップを揃えている船竿シリーズ。本製品は前者で、長さは2.7m、重さは176g、錘負荷は30〜100号が目安です。
カーボン含有率は60.4%で、ブランクスにはネジレに配慮した同社の「ハイパワーX」を採用。機能性は十分ありながら価格帯としては比較的リーズナブルなので、コスパ重視で船竿を選びたい方におすすめです。
シマノ(SHIMANO) ライトゲーム BB 73 MH225
比較的ライトゲーム向けの船竿。タイプとしては両軸(ベイト)リール仕様で、6:4調子・7:3調子・8:2調子の3ラインナップを揃えているのが特徴です。
シリーズラインナップとしては比較的軽量に仕上がっており、操作性に優れているのもポイント。本製品は7:3調子で、長さは2.25m、重さは115g、錘負荷は20〜80号が目安です。
シマノ(SHIMANO) シーウイング 64 50-300T3
竿の中に糸を通す「中通し(インターライン)」タイプの船竿。操作性のよさとトラブルの少なさが特徴で、乗合船などでも気兼ねなく使えるのが魅力です。
長さは2.99m、重さは230gで、錘負荷は30〜80号が目安。アジやサバなどから、マダイ、ハマチ、ヒラメ、イサキ、イカなどにも対応できます。機能性十分でありながら価格帯としてはやや控えめなので、コスパ重視で船竿を選びたい方におすすめの1本です。
プロマリン(PRO MARINE) 五目万能 300
釣り初心者でも手が出しやすい格安の船竿。タイプとしてはややグリップの短いスピニングロッドで、長さは3m、重さは225g、錘負荷は10〜250号が目安です。
種類としては持ち運びに便利な振り出し竿で、仕舞寸法は69cmとコンパクト。ラインナップは計4本あり、長さの異なる2.1m・2.4m・2.7mを揃えています。
プロマリン(PRO MARINE) バトルスティック船 180M
穂先にグラスソリッドを採用した船竿。本製品は6:4調子の両軸(ベイト)モデルで、長さは1.8m、重さは206g、錘負荷は30〜100号が目安です。
なお、カーボン含有率は10%とかなり低め。操作性にダルさがありますが、一方でクッション性や柔軟性、粘りがあり、掛けてからバラシにくいのが特徴です。
ちなみに同シリーズの本数は計7本。長さは1.8mと1.95mの2種類で、前者のパワーはUL〜Hの4種類、後者のパワーはL〜Hの3種類を揃えています。
プロマリン(PRO MARINE) パーパス船 50-210
釣り初心者のなかでも気軽に船竿を用意したい方におすすめのモデル。長さは2.1m、重さは191g、錘負荷は30〜80号が目安です。
カーボン含有率は50%と低め。調子は7:3で、クセがなく、比較的安価ながら扱いやすいのも魅力です。
なお、シリーズラインナップは計6本。いずれもグリップ部分が長く、手持ちはもちろん、脇に挟んでリーリングできるのもポイントです。
プロマリン(PRO MARINE) インサイダー船アジメバルSP 30-360
名前の通り、アジやメバルなどのライトゲーム向けの船竿。長さは3.6m、重さは240g、錘負荷は20〜40号が目安です。
本製品はガイドがなく、筒状の竿の中に糸を通す「中通し」。インターラインとも呼ばれるタイプで、ラインがむき出しにならない分、風の影響を受けにくいのが特徴です。
種類としては両軸(ベイト)リールを取り付ける6:4調子で、カーボン含有率は70%。比較的軽めのオモリを使う小物釣りにおすすめの1本です。
プロマリン(PRO MARINE) ホルダーショット船 100-150
船竿のなかでも電動リールに対応するモデル。レングスとしては短め、価格帯としては安価で、比較的手が出しやすいのが特徴です。
カーボン含有率は5%とわずかで、テーパーは7:3調子。長さは1.5m、重さは180g、錘負荷は60〜150号が目安です。電動リールに対応する自前の竿を用意したいという方はぜひ購入を検討してみてください。
大阪漁具(OGK) ライトボートゲーム S-215
小〜中型のターゲット狙いのライトゲームでおすすめの船竿。本製品はシリーズ3本あるうちのもっとも長いベイトモデルで、テーパーは7:3調子、長さは2.15m、重さは122g、錘負荷はMAX40号が目安です。
価格帯としては格安ながら、カーボン含有率は99%と高いのもポイント。アジやサバなどの青物はもちろん、キスやハゼ、カワハギなど、幅広いエサ釣りに対応できるのも魅力です。
大阪漁具(OGK) パワーウルフSG 190S
グラス100%とピュアグラス仕様の船竿。本製品はシリーズ6本あるうちの短め・柔らかめモデルで、テーパーは7:3調子、長さは1.9m、重さは295g、錘負荷は30〜60号が目安です。
継数は2本ですが、グリップがセパレートするタイプで、ブランクスは1本。ガイドも耐久性の高いダブルフットガイドを採用しており、控えめな価格帯でありながら強度に配慮されているのもポイントです。
宇崎日新(NISSIN) 闘龍 20V 2106
携行性に優れたおすすめの竿。本製品はシリーズ3本あるうちのもっとも短いモデルで、長さは2.1m、重さは125g、錘負荷は10〜25号が目安です。
仕舞寸法は46cmとショートレングスで、持ち運びに便利なのがポイント。穂先はカーボンのソリッドティップで、扱いやすいのも魅力です。乗合船による小物狙いはもちろん、防波堤や漁港などのエサ釣りにも使えるので、汎用性の高い1本を求めている方はぜひおさえておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) KUROFUNE KLTC-64/190ML
ロングセラーモデルの船竿。価格帯が控えめでありながら汎用性の高さと使い勝手のよさが魅力で、コスパに優れているのが特徴です。
テーパーは6:4調子、長さは1.9m。重さは86gとかなり軽めで、錘負荷は15〜50号が目安です。カーボン含有率は98%とシャキッとしたテイストなのもポイント。ライトゲーム向けのモデルなの、メバルのほか、カサゴやアイナメなどの根魚、さらにはケンサキイカやヤリイカ、スルメイカなどのツツイカ系狙いで使うのもおすすめです。
船竿のおすすめ|中・上級者向け
ダイワ(Daiwa) ライトゲーム X 82 M-190
沖釣りのなかでもライトゲームを楽しみたい方におすすめの船竿。カワハギのほか、根魚のカサゴやアイナメ、深いところではタチウオやアマダイまでカバーできるのが特徴です。
本製品は8:2調子。長さは1.9m、重さは104g、錘負荷は20〜80号が目安です。なお、ラインナップには6:4調子や7:3調子も用意。調子の違いはグリップ手前のブランクスのカラーで判断できるので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
ダイワ(Daiwa) インターライン ミニボート X 20-240
竿の中に糸を通す「中通し(インターライン)」仕様の船竿。小物狙いのライトゲームにマッチした7:3調子のシリーズで、長さは2.39m、重さは145g、錘負荷は10〜30号が目安です。
本製品は振り出しタイプのアイテムで、仕舞寸法は87cmと、持ち運びも便利。スーツケースにも収納しやすいので「旅先で船釣りを楽しみたい」という方にもおすすめの1本です。
ダイワ(Daiwa) ディープゾーン X 120-270
中深場の五目釣りに対応できる7:3調子の船竿。リフトする際に必要なパワーと粘り強さがあり、比較的重めのオモリまでしっかりと背負えるのが特徴です。
本製品は長さ2.7m、重さ280gで、錘負荷は80〜250号が目安。カーボン含有率は47%で、曲がりもよく、水深数百メーターを泳ぐ魚もしっかりと釣り上げることができます。
ダイワ(Daiwa) ネライ X H-180
シャープな船竿を求めている方におすすめの1本。本製品は硬めのスピニングロッドで、ヤリイカやスルメイカなどのツツイカ系や、アカムツやキンメなど深場の魚を狙いう釣りで使いやすいのが特徴です。
長さは1.8m、重さ150gで、錘負荷は90〜200号が目安。カーボン含有率は84%と高めで、操作性に優れているのがポイントです。
ダイワ(Daiwa) モバイル X 82 MH-180
4ピース・パックロッドタイプの船竿。ライトゲームにおすすめの1本で、アジなどの小物の青物からカワハギ、タチウオ、アマダイなど、幅広い魚をカバーできるのが特徴です。
本製品の長さは1.8m、重さ114gで、錘負荷は30〜100号が目安。仕舞寸法は50cmで、持ち運びに便利なのもポイントです。遠征をしたい方はぜひおさえておきましょう。
ダイワ(Daiwa) ディーオ SPS 120-180・R
全体的に短めのレングスが揃っているおすすめの船竿シリーズ。穂先に視認性の高いグラスソリッドを採用しており、目でも手元でも竿の食い込みのよさを感じられるのが特徴です。
本製品の長さは1.8m、重さ235gで、錘負荷は100〜200号が目安。大きめのオモリまでしっかりと背負えるので、中深場釣りに向いています。
ダイワ(Daiwa) アナリスター 73 80-235
感度と操作性の高いおすすめの船竿シリーズ。総じてカーボン含有率が高く、全体的にシャッキリとしてテイストに仕上がっているのが特徴です。
本製品の長さは2.35m、重さ170gで、錘負荷は50〜150号が目安。カーボン含有率は90%、テーパーは7:3調子で、ティップにはグラスソリッドを採用しています。
なお、別シリーズには6:4調子の「アナリスター 64」も用意されているので、気になる方は併せてチェックしておきましょう。
ダイワ(Daiwa) アナリスター ライトゲーム 73 M-190・Y
6:4調子・7:3調子・8:2調子の3パターンが揃うライトゲーム向けの船竿。本製品は7:3調子のベイトモデルで、長さは1.9m、重さ95gで、錘負荷は20〜60号が目安です。
カーボン含有率は64%ですが、比較的軽量に仕上がっているのがポイント。なお、同種のスピニングモデルを求める方は「アナリスター ライトゲームSP 175SP」が候補になります。
ダイワ(Daiwa) IL 帆影 80-270・Y
竿の中に糸を通す「中通し(インターライン)」タイプの船竿。ブランクス内は撥水性の高い「リニアインターライン構造」を採用しており、スムーズにラインが出るのが特徴です。
本製品の長さは2.7m、重さは240gで、錘負荷は50〜120号が目安。テーパーは7:3調子、カーボン含有率は90%で、シャープに振り抜けるのも魅力です。
ダイワ(Daiwa) ディープゾーン(7:3調子)150-240
ディープ攻略におすすめの船竿シリーズ。粘りとパワーを備えているのが特徴で、大物の強引なやり取りにも十分対応できるのが魅力です。
本製品は7:3調子、カーボン含有率は71%。長さは2.4m、重さは275g、錘負荷は100〜300号が目安です。ソイ、タラ、ホッケ、さらには青物を含めた沖の五目釣りに適したモデルなので、中深場での釣りを楽しみたい方はぜひおさえておきましょう。
ダイワ(Daiwa) A-ブリッツ ネライ MH‐210・E
カーボンとグラスをミックスしたコンポジットタイプの船竿。それぞれのよさを兼ね備えているのが特徴で、テーパーは7:3調子、カーボン含有率は54%に設定されています。
本製品の長さは2.1m、重さは175gで、錘負荷は50〜150号が目安。ターゲットとしては人気のテチウオや定番のマダイのほか、青物、やや深場のアカムツ、夜のイカゲームなどにもおすすめです。
シマノ(SHIMANO) ライトゲーム SS 82 H185/RIGHT
ライトゲーム向けベイトモデルの船竿。穂先にはグラスソリッドを、トリガーには独特のガングリップを採用しており、使い勝手に配慮されているのが特徴です。
6:4調子・7:3調子・8:2調子の3パターンが揃うなかでも、本製品は8:2の先調子。長さは1.85m、重さ140g、錘負荷は30〜100号が目安です。
なお、型番語尾からもわかる通り、ベイトリールは右巻きを推奨。ラインナップにはLEFTの左巻きもあります。購入を検討する際はしっかりとチェックしておきましょう。
シマノ(SHIMANO) ミッドゲーム SS 73 H225/RIGHT
通常の両軸(ベイト)リールのほか、小〜中型の電動リールとも相性がよいおすすめの船竿。ブランクスも硬めで、大物にもしっかりと対応できるのが特徴です。
穂先にはグラスソリッドを、トリガーには疲れにくさに配慮したガングリップを採用。6:4調子・7:3調子・8:2調子の3パターンが揃うなかでも、本製品は7:3調子の右巻きで、長さは2.25m、重さ175g、錘負荷は50〜150号が目安です。
シマノ(SHIMANO) 海明(カイメイ) 50-240
大型の青物にも十分対応できるおすすめの船竿。やや発売から年数が経過しているシリーズですが、使い勝手や汎用性が高く、コスパに優れているのが魅力です。
本製品の長さは2.4m、重さは160gで、錘負荷は30〜100号が目安。テーパーは7:3調子、カーボン含有率は96.9%で、全体的にシャキッと仕上がっているのもポイントです。
シマノ(SHIMANO) 海春(カイシュン) 50-270
軽さと感度に優れたおすすめの船竿。穂先はチューブラー、カーボン含有率は98.7%で、操作性に優れているのが特徴です。
本製品の長さは2.7m、重さは163gで、錘負荷は30〜100号が目安。テーパーは6:4調子で、ブランクスに粘り強さがあるのもポイントです。魚を掛けてから獲るまでの流れがスムーズにできるので、気になる方はぜひおさえておきましょう。
シマノ(SHIMANO) エキサイトゲーム CI4+ 73 M195/LEFT
フルソリッド仕様の船竿。ブランクス全体が中空の「チューブラー」ではなく、中が詰まっているタイプで、細身でありながらしっかりと曲がり込むのが特徴です。
シリーズとしては、6:4調子と7:3調子の2ラインナップがあり、本製品は後者。長さは1.95m、重さは146g、錘負荷は15〜60号が目安です。
なお、型番語尾からもわかる通り、ベイトリールは左巻きを推奨。ラインナップにはRIGHTの右巻きもあります。購入を検討する際は事前に確認しておきましょう。
シマノ(SHIMANO) 舳(ミヨシ) 40-255
ハイエンドクラスの船竿シリーズ。テーパーは5:5調子に設定されており、魚が掛かった際にかかる負荷をバット部分で受け止めつつも、竿全体で分散し、うまくいなせるのが特徴です。
本製品の長さは2.55m、重さは255gで、錘負荷は30〜100号が目安。カーボン含有率は42.1%でしなやかさがあり、魚の引きを存分に楽しめるのが魅力です。
プロマリン(PRO MARINE) レッドスキッパー 64 80-300
価格帯としては比較的安価ですが、ある程度やりこんでいる方におすすめの船竿。全体的に細く軽く仕上がっており、操作性に優れているのが特徴です。
穂先は食い込みのよいソリッドティップを採用しているほか、カーボン含有率は90%でシャープに振り抜けるのもポイント。本製品の長さは3m、重さは207gで、錘負荷は50〜120号が目安です。
プロマリン(PRO MARINE) 海将船セリシア 64 200ML
煌びやかな見た目に特徴があるおすすめの船竿。本製品のテーパーは6:4調子で、長さは2m、重さは512g、錘負荷は30〜120号が目安です。
継数は2本で、タイプとしてはバットジョイント。きれいにブランクスが曲がるのはもちろん、粘り強さやしなやかさがあり、しっかりと魚をいなせるのも魅力です。
がまかつ(Gamakatsu) ライブラ2 ML180
軽快な操作性と感度のよさを兼ね備えたおすすめの船竿。ライトゲーム全般に向いているモデルですが、エサ釣り・ルアー釣りを問わず、幅広い魚種・多様な釣りをカバーできるのが特徴です。
本製品の長さは1.8m、重さは132gで、錘負荷は20〜60号が目安。カーボン含有率は99.5%とかなり高めで、パワーとしてはやや柔らかめに仕上がっているのもポイントです。
がまかつ(Gamakatsu) チャンネルマーク2 MH 3.0
汎用性の高いおすすめの船竿。デフォルトでは7:3調子ですが、負荷がかかると6:4調子になる可変テーパーを採用しているのが特徴です。
ブランクスは高強度のカーボン繊維を45°方向から加えた「PCS(パワークロスシステム)」によって、バットパワーも十分。シリーズとしてはグラスソリッドとカーボンチューブラーの2タイプの穂先があり、本製品は前者を採用しています。
本製品の長さは3m、重さは195gで、錘負荷は30〜100号が目安。カーボン含有率は92%と高く、パワーとしてはやや硬めに仕上がっているのもポイントです。
船竿の売れ筋ランキングをチェック
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船竿の型番の語尾には「20-180」などの記載がありますが、これは前がオモリの最適号数、後ろが竿の長さを表しています。なお「73 30-210」など3つの数字が並んでいる場合は、調子の比率・オモリの最適号数・竿の長さを表記。型番を確認する際はそれぞれが何を表しているのかを意識しておきましょう。