ルアーフィッシングのなかでもゲーム性が高い「バス釣り」。多くの釣りで使われるスピニングリールだけでなく、手返しよくキャストできるベイトリールを多用するのが特徴で、より軽いルアーを扱えるベイトフィネスリールも豊富に揃っています。
そこで今回はバス釣り用のベイトリールを特集。おすすめのモデルをランキング形式でご紹介します。選び方についても解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- バス釣りでベイトリールを使用するメリットは?
- バス釣り用ベイトリールの選び方
- バス釣り用ベイトリールのおすすめメーカー
- バス釣り用ベイトリールのおすすめランキング|初心者向け
- バス釣り用ベイトリールのおすすめランキング|中級者・上級者向け
バス釣りでベイトリールを使用するメリットは?
「ベイトリール」とはロッドに対して上向きにセットするタイプのリールのこと。巻き上げる力が強く、重たいルアーや引き抵抗の強いルアーも扱いやすいのが特徴です。
また、ラインの放出が手元のクラッチのオンオフでできるので、より手返しよくキャストできるのもメリット。バス釣りでは、ロングキャストはもちろん、ピッチングやフリッピング、スキッピングなど、短い距離でのキャストも多投するので、ベイトリールをマスターしておけば、より多くのカバーやストラクチャーにも対応できます。
なお、使用する際は糸が絡んでしまう「バックラッシュ」に注意。これはスプールの回転に対してラインの放出量が追いつかないために発生するトラブルのことで、扱いにはやや慣れが必要です。回避する方法としては回転しているスプールに対して親指を軽く当ててラインの放出を抑える「サミング」が重要となるので、初心者の方はとくに意識しておきましょう。
バス釣り用ベイトリールの選び方
まずはサイズ(糸巻き量)をチェック
ベイトリールに限らず、リールのサイズはラインキャパに比例。各製品にはどれくらいの太さのラインを何m巻けるかという目安が示されており、そのスペックはスプールの大きさや深さによって決まります。
スプールが大きくなればなるほどそれを収めるボディ形状も大きくなり、糸巻き量も増加。大きさは番手で記載され、数字が大きいほうがリールのサイズも大きくなります。
一般的なバス釣りのベイトリールであれば12〜16lbのラインを100m巻けるぐらいがベース。汎用性が高く、やや重量のあるルアーもキャストできます。
なお、より細いラインを使い、軽量なルアーやライトリグをベイトリールで操作したい場合は「ベイトフィネスリール」がおすすめ。スプール径が小さくなるので、リールのサイズ感もよりコンパクトになります。ベイトリールの大きさは同じように見えても番手によって糸巻き量は異なってくるので、しっかりと確認しておきましょう。
「ロープロ型」か「丸型」かの形状をチェック
バス釣りで使うベイトリールには大きく分けて「ロープロ型」と「丸型」の2つ。最近傾向としては軽量かつコンパクト化を図ったロープロ型が多く、丸型はやや少なめです。
ロープロ型の特徴はパーミングのしやすさ。「パーミング」とは、リールを巻く手と逆の手でリールを押さえることを意味しており、手にしっかりと収まることで、リーリングとフッキングを安定させることが可能です。
一方、丸型は昔からあるベイトリールで比較的重厚感があり、剛性に優れているのが魅力。手元をブラさずにしっかりとリーリングできるので、バス釣りではクランクベイトやスピナーベイトなどの巻きモノで使うアングラーが多くいます。
右ハンドルか左ハンドルかを選ぶ
バス釣りのベイトリールを選ぶうえで悩ましいのが「右巻きを選ぶか、左巻きを選ぶか」という点。ベイトリールはスピニングリールと異なり、ハンドルの左右交換ができず、右ハンドル・左ハンドルがそれぞれラインナップされており、メリット・デメリットに関しても一長一短があります。
利き手で巻けばより力強く巻けるほか、巻きスピードの緩急もつけやすく、スムーズに巻けるのがポイント。一方、逆手でリールを巻く場合は利き手でロッドの操作できるのが特徴です。巻きの質感にこだわりたいか、「ロッドの持ち変えの手間を省きたいかが判断の分かれ目になってくるので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
ギア比をチェック
「ギア比」とはハンドル1回転あたりの糸巻き量を比率で表したもの。数値の定義はとくに決まっていませんが、ギア比が5:1以下であればローギア、6:1あたりがノーマルギア、7:1以上であればハイギアの目安で、より高いギア比はエクストラハイギアと呼ばれます。
ローギアはハンドル1回転あたりの糸巻き量が少ないのが特徴。手元への負担が少なく、ゆっくり巻く釣りに適しています。また、引き抵抗の大きいルアーでも軽快に巻き続けられることもメリット。ただ、感度は鈍く、ルアー動きが手元に伝わりにくいのが懸念点です。
一方、ハイギアはハンドル1回転あたりの糸巻き量が多いのが特徴。ラインの回収が素早くできるので、より効率的な釣りが展開できます。また、感度に優れており、ルアーの動きやボトムの地形変化が把握しやすいのもポイント。ただ、手元にかかる負荷が大きく、長く使い続けているとしんどさを感じます。ぜひ意識しておきましょう。
ブレーキシステムをチェック
ベイトリールのブレーキシステムは大きく分けて「遠心ブレーキ」と「マグネットブレーキ」の2つがあります。
遠心ブレーキはリール内部にあるパーツによって制御。ブレーキはスプール回転の初速にかけて強く働き、失速していくにつれて弱まります。機能面ではロングキャスト・ショートキャストどちらにも対応でき、汎用性が高いのが魅力。なお、サミングを怠ると、バックラッシュが起きるので、その点は注意しておきましょう。
一方、マグネットブレーキはリールの内部の磁力でブレーキをかけるシステム。スプールの回転に応じて強弱を調節します。特徴はキャスト直後から後半まで均一にブレーキがかかること。向かい風でも比較的キャストしやすいのが魅力です。
なお、近年は電子制御やデジテル制御するブレーキも登場。シマノの「DCブレーキ」、ダイワの「インテリジェント マグフォース」がその代表格です。気になる方はぜひチェックしておきましょう。
バス釣り用ベイトリールのおすすめメーカー
シマノ(SHIMANO)
「シマノ」のベイトリールは優れたブレーキシステムにより、飛距離がしっかりと出るのが特徴。さらに、ギアの性能が高く快適な巻き心地が持続し、耐久性に優れているのもポイントです。
とくに注目は遠心ブレーキのなかでも電子制御のブレーキシステムを採用した「DCブレーキ」。キャスト時に糸が絡まる「バックラッシュ」が起こりにくいほか、気持ちよくルアーが飛んでいくのが魅力です。なお、DCブレーキが効いている際は独自の音を発するので、その点は留意しておきましょう。
なお、軽量ルアーを快適にキャストできるベイトフィネスリールに関してはいくつかのシリーズに用意された「BFS」が対象。FTBというマグネットブレーキを採用しており、ウエイトに合わせて的確なブレーキングコントロールができる仕様になっています。
ダイワ(Daiwa)
「ダイワ」のベイトリールの魅力は総じて軽さのアドバンテージを感じること。シャープにロッドを振り抜けるので、遠投はもちろん、ピッチング・フリッピング・スキッピングなどのテクニカルなキャストがしやすいのが特徴です。
同社のベイトリールは製品名のアルファベットで区分。例えば、「SV」はマグネットブレーキのメリットを最大限に引き出す「ストレスフリー・バーサタイル」の略で、スプールに付く表記です。
「TW」はレベルワインダーの「Tウイング」のことで、ラインの放出と正確な糸巻きに貢献。クラッチを切るキャスト時はオープンに、クラッチがオンになるリトリーブ時は狭まる機構のことを指します。
また、「AIR(エア)」とはその名の通り、軽さが強調されている製品に付けられている表記。さらに、「CT」は「コンパクト&タフ」のことで、サイズ感や耐久性に配慮した製品であることを表しています。
アブガルシア(Abu Garcia)
「アブガルシア」のベイトリールの特徴は質実剛健なところ。機能面やデザイン面はシンプルながら基本的にタフに作られているので、気兼ねなく使えるできる製品が揃っています。
ラインキャパに関してもベイトリールのジャンルを問わず、ワンランク上の太さを巻けるのもポイント。価格帯としても比較的控えめなので、コスパのよさも魅力です。
なお、アブガルシアはもともとスウェーデンのメーカーですが、1990年代後半にアメリカの企業が買収。現在の日本国内の流通はその子会社の「ピュア・フィッシング・ジャパン」が統括しています。
バス釣り用ベイトリールのおすすめランキング|初心者向け
第1位 ダイワ(Daiwa) タトゥーラ TW 100H
コスパに優れたおすすめのベイトリール。重さは195gと若干重ためですが、耐久性が高く、長く安心して使い続けられるのが特徴です。
ギア比はノーマルの6.3、ハイギアの7.1、エクストラハイギアの8.1の3種類で、ハンドルの長さは90mmに統一。スプール径は34mmで、ラインキャパはナイロン16lbで100mが目安です。
本製品は右巻きのハイギアモデルで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は78cm。ファストムービング系ルアーはもちろん、ジグ系もカバーでき、バス釣りでの汎用性が高いのも魅力です。
なお、別シリーズにはひと回り小さい「タトゥーラ TW 80」も用意。100と比べると重さはやや軽く、スプール径は32mmを採用しています。気になる方は併せてチェックしておきましょう。
第2位 シマノ(SHIMANO) 24 SLX 70XG RIGHT
軽〜中量級のルアーを操作するのに適したおすすめのベイトリール。外部ダイヤルでスムーズなブレーキ調節が可能な「SVS∞(インフィニティ)」を採用しており、タフコンディションやハイプレッシャーフィールドでのワーミングやライトプラッキングにも対応しやすいのが特徴です。
ギア比は6.3のノーマルギア、7.2のハイギア、8.2のエクストラハイギアの3つ。重さはノーマルが190g、ハイギアとエクストラハイギアが195gで、5gの差があります。
本製品はエクストラギアの右巻きで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は82cm。スプール径は32mmで、ラインキャパはナイロン12lb100mが目安です。
第3位 アブガルシア(Abu Garcia) ロキサーニ BC HS8-L
バス釣り初心者はもちろん、中級者以上でも十分満足できるおすすめのベイトリール。機能性の高さに見合わず、価格帯は控えめで、コスパに優れているのが特徴です。
同シリーズは通常のベイトリールと軽量なルアーを扱えるベイトフィネスリールがラインナップされており、フィールドのコンディションや状況に応じた使い分けが可能。計4種類を取り揃えていますが、いずれもマグネットブレーキを採用し、重さは172gと軽量なのも魅力です。
本製品はギア比8.1の左巻きで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は84cm。スプール径は33mmで、ラインキャパはナイロン・フロロ12lb100mが目安です。
第4位 アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 X
比較的リーズナブルな価格帯ながら機能性十分なベイトリール。バス釣り初心者でも使いやすいモデルで、コスパに優れているのが特徴です。
本製品はノーマルギアの右巻きですが、シリーズラインナップが豊富なのも魅力。ギア比5.4:1のローギア、6.7:1のノーマルギア、7.3:1のハイギアがあり、それぞれ右巻き・左巻きが用意されています。
いずれもマグネットブレーキを採用しているほか、重さは204gと軽量なのもポイント。ラインキャパはナイロン・フロロ16lb、PE3号で100mが目安です。
第5位 アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 SX-HS-L
機能性・重さ・価格帯のバランスに優れたおすすめのベイトリール。最大ドラグ力は11.2kgとバス釣りで使うには高めでありながら、重さは212gとまずまずで、価格も控えめに設定されているのが特徴です。
シリーズとしては遠心ブレーキを採用しており、本製品はハイギアの左巻き。ラインナップはギア比6.7:1のノーマルギア、7.3:1のハイギアにそれぞれ右巻き・左巻きを用意した計4種類を揃えています。
ラインキャパはナイロン・フロロ16lbで115m、PE3号で120mと太めがきっちり巻けるのもポイント。メイン機種としてはもちろん、サブ機としてもおすすめのモデルです。
第6位 ダイワ(Daiwa) バス X 100H
バス釣りベイトリールのエントリーモデルでありながら高級感のあるモデル。見た目に艶やかさがある一方、機能性も充実しており、いろんなルアー、さまざまなリグを扱えるのが特徴です。
重さは195gで、ハンドルの長さは90mm。ブレーキのタイプはマグネットブレーキの「マグフォース」を採用しています。ギア比は7.5のハイギアのみで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は75cm。スプール径は32mmで、ラインキャパはナイロン14lb110mが目安です。
第7位 シマノ(SHIMANO) 17 バスワンXT 150
バス釣りベイトリールにおけるエントリーモデル。低価格帯ながら、ギア比は7.2:1で、重さは210g、糸巻き量はナイロンライン16lbで100mと、オールラウンドに使えるのが特徴です。
SVSを内蔵しており、ブレーキングの微調整が可能なのもポイント。クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物や、テキサスリグやラバージグなどの撃ちモノにも対応できるので、これからさまざまなルアーをキャストしてみたいと考えている方におすすめの1台です。
第8位 シマノ(SHIMANO) 18 バスライズ RIGHT
シマノベイトリールにおけるビギナーモデル。価格帯としては非常にリーズナブルなので、これからバス釣りを始めたい方、ベイトリールで魚を釣ってみたいと考えている方におすすめの1台です。
ギア比は7.2:1、重さは200gで、ブレーキは簡単に操作できる「イージーマグ」を採用。安いモデルでありながら、ラインキャパはナイロン16lb100mと十分なスペックを備えているのも特徴です。
バス釣り用ベイトリールのおすすめランキング|中級者・上級者向け
第1位 ダイワ(Daiwa) ジリオン SV TW 1000XHL
ラインナップの豊富さと耐久性が魅力のベイトリール。マグネットブレーキを採用しており、ギア比は5.5:1のローギア、6.3:1のノーマルギア、7.1:1のハイギア、8.5:1のエクストラハイギアの4種類が用意されています。
いずれも重さは175gで、ハンドルの長さは90mmに統一。本製品は左巻きのエクストラハイギアで、ハンドル1回転の糸巻き量は90mm、ラインキャパはナイロン16lbでMAX80mが目安です。
第2位 シマノ(SHIMANO) 23 メタニウム 101XG
同社のベイトリールで人気の高い「メタニウム」の23年モデル。前モデルの20メタニウムとの大きな違いはラインキャパで、こちらはナイロン14lbを100m巻けるのが特徴です。
本製品は左巻きのエクストラハイギアモデルで、ギア比は8.1:1。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は86mが目安です。なお、同シリーズの100番台には7.1:1のハイギアも用意。それぞれ右巻き・左巻きがラインナップされています。
第3位 シマノ(SHIMANO) 24 メタニウム DC 70HG RIGHT
バッグラッシュを恐れずにガンガンキャストできるおすすめのベイトリール。スプールの回転数に応じてブレーキをコントロールできるDCブレーキ「I-DC5」を採用しており、バータタイル性に優れているのが特徴です。
ギア比は6.2のノーマルギア、7.1のハイギア、8.1のエクストラハイギアを用意。重さはノーマルとハイギアが175g、エクストラハイギアが180gで、5gの差があります。
ラインキャパはナイロン12lb100mで統一。スプールは34mm径の「MGLスプールⅢ」を採用しており、立ち上がりが軽いほか、キャストに伸びが感じられるのも魅力です。
なお、本製品はハイギアモデルで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は76cm。なんでも1台でこなしたい方はぜひチェックしておきましょう。
第4位 ダイワ(Daiwa) スティーズ SV TW 100HL
ベイトフィネスとバーサタイルの中間に位置するライトバーサタイルのベイトリール。スプール径は32mmで、コンパクトかつ軽量に仕上げつつも、遠投性や巻き感、耐久性にも配慮されているのが特徴です。
ダイヤル調節はメインのマグネットブレーキのみで、メカニカルブレーキを必要としない「ゼロアジャスター」を採用。ギア比はノーマルの6.7、ハイギアの7.8、エクストラハイギアの8.5の3種類を揃えています。
いずれも重さは160gで、ハンドルの長さは85mmに統一。本製品は左巻きのハイギアで、ハンドル1回転の糸巻き量は78mm、ラインキャパはナイロン14lbでMAX70mが目安です。
第5位 シマノ(SHIMANO) 23 アンタレス DC MD XG
ハイエンドクラスのベイトリール。同社におけるフラッグシップモデルで、遠投性能はもちろん、優れたDCブレーキによるキャスタビリティのよさ、巻心地の滑らかさなどもレベルが高く、隙のない仕上がりとなっているのが特徴です。
本製品は右巻きのエクストラハイギアモデルですが、シリーズラインナップはギア比7.4:1のハイギアと7.8:1のエクストラハイギアの2タイプに、それぞれ右巻き・左巻きを揃えた計4種類。いずれも重さは235gで、ラインキャパはナイロン20lb100mが目安です。
第6位 ダイワ(Daiwa) スティーズ リミテッド SV TW 1000S-XHL
ハイエンドクラスのベイトリールのなかでも満足度の高いおすすめのモデル。本製品は「スティーズ LTD」とも評される「スティーズ リミテッド」シリーズ後発のエクストラハイギアで、スプール径34mmの浅溝のシャロースプールを採用しているのが特徴です。
ギア比は8.5:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は90cm。重さは160gで、かなりスピーディーな釣りを展開できるのが魅力です。
なお、ラインキャパはナイロン12lbで35~70mとややフィネス寄り。6.3のノーマルギア、7.1のハイギアのほうがやや太めを巻けるので、比較・検討する際は意識しておきましょう。
第7位 ダイワ(Daiwa) IMZ リミットブレイカー TW HD-C XH
ハイテク仕様のベイトリール。デジタル制御によるブレーキシステムを採用しており、安心してフルキャストできるのが特徴です。
本製品は右巻きですが、左巻きもあり、いずれもギア比は8.4:1。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は100cmが目安です。ラインキャパはナイロン20lb・PE4号で100mと、太めのラインにも対応。国内外のモンスターを仕留められるスペックを備えています。
また、Bluetooth接続によってアプリと連携できるのもポイント。淡水・海水を問わず使えるので、さまざまなデータを記録し、参考にできるのも魅力です。現代のテクノロジーが詰まったベイトリールを試してみたい方はぜひチェックしておきましょう。
第8位 ダイワ(Daiwa) タトゥーラ SV TW 103SH
軽量ルアーから重量級のジグまでカバーできるマグネットブレーキ仕様のベイトリール。シリーズラインナップはギア比6.3:1のノーマル、7.1:1のハイギア、8.1:1のエクストラハイギアが用意されており、重さは190g、ラインキャパはナイロン16lbでMAX80mが目安です。
本製品は右巻きのハイギアモデルで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は78cm。クランクベイトやスピナーベイトの巻きモノ、テキサスリグやラバージグなどの撃ちモノのどちらにも対応できるおすすめの1台です。
第9位 シマノ(SHIMANO) 21 アンタレス DC HG
バッグラッシュを気にせずにフルキャストできるおすすめのベイトリール。高性能なDCブレーキと、立ち上がりが軽い37mm径の「MGLスプールⅢ」を採用しており、伸びのあるキャストフィールを実感できるのが特徴です。
ブレーキは内部ダイヤル4、外部ダイヤル8のいわゆる4×8のDCブレーキを採用しており、細かい調節が可能。遠投はもちろん、ショートピッチのキャンストとテンポよく撃てるのが魅力です。
ギア比のラインナップは5.6・7.4・7.8の3種類。重さは5.6と7.4が220g、7.8が225gで、5gの差があります。本製品はギア比7.4のハイギアの右巻きで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は86cm。ラインキャパは16lb100mが目安です。
第10位 シマノ(SHIMANO) 20 カルカッタ コンクエスト DC 100
ストレスなく巻物を操作したい方におすすめの丸型ベイトリール。遠投はもちろん、低弾道で伸びのあるショートキャストもしやすく、快適に使い続けられるのが特徴です。
本製品はDCブレーキなかでも細かいダイヤル設定ができる「I-DC5」を採用した重さ240gの100番台。W(ウインド)モードも用意されており、強風時でも安心感して投げられるのが魅力です。
ギア比は5.6:1のノーマルギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は58cm。ラインキャパはナイロン12lbで100mが目安です。
なお、ラインナップにはハイギアのほか、ひと回り大きい200番台も用意。200番台はより太いラインをたっぷり巻けるので、より大きめのルアーを使いたい方はこちらがおすすめです。
第11位 アブガルシア(Abu Garcia) ゼノン MG-X-SHS-L
キャスト&リトリーブを繰り返す釣りでも安心して使えるタフネス仕様のベイトリール。ボディメインの素材はマグネシウムを採用しており、コンパクトかつ軽量ながら剛性が高く、気兼ねなく酷使できるのが特徴です。
ギア比は6.8と8.3の2種類で、重さはいずれも145g。スプール径は32mmと小さめながら、ラインキャパはナイロン・フロロ14lbで100mと十分なスペックを備えています。
本製品は左巻きのギア比8.3モデルで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は83cm。ブレーキは外側のダイヤルで調節する「IVCB-4」と呼ばれる遠心ブレーキを採用しています。
第12位 シマノ(SHIMANO) 22 カルカッタコンクエスト 200XG
巻きにこだわりたい方におすすめの丸型ベイトリール。本製品は後発の200番台・右巻きのエクストラハイギアですが、先んじて発売された同シリーズの「21カルカッタコンクエスト」にはノーマルギアやハイギア、さらにはひと回り小さい100番台も左右揃っており、豊富なラインナップから選べるのが特徴です。
遠心ブレーキを採用しており、重さは235g。ギア比7.5:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は89cm、ラインキャパはナイロン20lb100mが目安です。
第13位 シマノ(SHIMANO) 24 スコーピオン MD 200 RIGHT
中〜重量級のルアーを操作するのに適したおすすめのベイトリール。ブレーキは外部ダイヤルで簡単に調節ができる遠心ブレーキの「SVS∞(インフィニティ)」、スプールは35mm径の「MGLスプールⅢ」を採用しており、バス釣りはもちろん、ソルトを含めたさまざま釣りで使えるのが特徴です。
ギア比は7.4のハイギアと8.1のエクストラハイギアの2種類で、重さはいずれも215g。ラインキャパはナイロン20lbで100mと太めがきっちり巻けるのもポイントです。
本製品は右巻きのエクストラハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は93cm。汎用性の高いベイトリールを選びたい方はぜひおさえておきましょう。
第14位 シマノ(SHIMANO) 22 バンタム XG
バス釣りで使うベイトリールのなかでも剛性に優れたおすすめモデル。シリーズラインナップはギア比6.2:1のノーマル、7.1:1のハイギア、8.1:1のエクストラハイギアが用意されており、ラインキャパはナイロン16lb100mが目安です。
本製品は右巻きのエクストラハイギアモデルで、重さは225g。リーリングの巻き感やキャスト時の抜け感もよいので、巻物系からカバー撃ちまでしっかりと対応できるのも魅力です。
第15位 シマノ(SHIMANO) 23 SLX DC 70HG
同社のDCブレーキを搭載したおすすめのベイトリール。シリーズラインナップはギア比6.3:1のノーマル、7.2:1のハイギア、8.2:1のエクストラハイギアが用意されており、いずれも重さは200gと軽量に仕上がっているのが特徴です。
本製品は右巻きのハイギアモデルで、ラインキャパはナイロン12lb100mが目安。遠投はもちろん、サイドハンドキャストやスキッピング、ピッチングなど、バス釣りで多用するテクニカルなキャストもしっかりと対応できます。
第16位 アブガルシア(Abu Garcia) ゼノン MG7-L
同社ハイエンドシリーズのベイトリールにおけるバーサタイルモデル。重さ135gとかなり軽量に仕上がっているのが特徴で、トゥイッチやジャークなどのロッドワークがしやすいのが魅力です。
本製品は左巻きですが、右巻きもあり、ギア比は7.5:1で統一。マグネットブレーキを採用しており、ラインキャパはナイロン・フロロ12lbで100m、PE1.5号で150mが目安です。
第17位 ダイワ(Daiwa) アルファス SV TW 800H
バス釣りで使うベイトリールなかでもコンパクトさを重視したい方におすすめのモデル。ギア比は7.1のハイギアと8.1のエクストラハイギアの2種類で、スプール径は32mm、重さは175g、ハンドルの長さは85mmに統一されているのが特徴です。
本製品は右巻きのハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は71cm。ラインキャパはナイロン14lbでMAX80mが目安です。
なお、番手の語尾に「S」が付いているモデルはシャロースプール仕様。よりベイトフィネス寄りで使いたい方や下巻きをしっかりと巻いてカバー専用で使いたい方などはこちらもおすすめです。
第18位 アブガルシア(Abu Garcia) ゼノン ビースト9
同社のハイエンドシリーズにおけるパワー系のベイトリール。ハンドル側には大口径ギアが採用されているものの、スプール径は32mmで、パーミング側はコンパクトに握れるのが特徴です。
ギア比は6.8:1と9.5:1の2種類が用意されており、本製品は後者の右巻き。左巻きも併せて、ラインナップは計4種類を揃えています。マグネットブレーキを採用しており、重さはすべて195g。ラインキャパはナイロン・フロロ16lb、PE2号で100mが目安です。
第19位 ダイワ(Daiwa) スティーズ A II TW 1000XHL
バス釣りはもちろん、ソルトでも使えるおすすめのベイトリール。キャスト&リトリーブを繰り返す釣りに向いているモデルで、タフに仕上がっているのが特徴です。
ブレーキはマグネットブレーキで、重さは190gで統一。ギア比は6.3:1のノーマルギア、7.1:1のハイギア、8.5:1エクストラハイギアの3タイプありますが、スプールは浅溝で、ラインキャパはナイロン14lbで100m・PE2号150mが目安です。
本製品は左巻きのエクストラハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は90m。リーリングのテンポやリズムを重視したい方におすすめの1台です。
第20位 ダイワ(Daiwa) スティーズ CT SV TW 700XHL
バーサタイルモデルのSVに、コンパクト&タフのCTがミックスされたベイトリール。シリーズとしては複数の製品をラインナップしていますが、いずれも重さは150g、ハンドル長さは80mmで、軽量かつしっかりと手に収まるサイズ感にまとまっているのが特徴です。
素材にはG1ジュラルミンを採用しており、十分な強度も確保。ラインキャパはナイロン12lbで70m、14lbで60mとバス釣りで使うベイトフィネス機と遜色ないスペックを備えています。
ギア比は6.3・7.1・8.1と3種類を用意。広大なエリアをファストムービングルアーでサーチしたり、カバーをピンで撃っていったりと、機能性を重視する方におすすめです。
第21位 シマノ(SHIMANO) 21 スコーピオン DC 150XG
細かいダイヤル設定が可能なDCブレーキ「I-DC5」を搭載したベイトリール。バス釣りで頻発するバックラッシュを起こしにくく、扱いやすいのが特徴です。
また、軽量で糸巻き量の多い「MGLスプール」を採用しているのもポイント。ギア比は6.2のノーマルギアに加え、7.4のHGと8.5のXGをラインナップしています。
本製品は8.5のXGのエクストラハイギアモデルで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は91cm。ラインキャパはナイロン16lb100mが目安です。
第22位 アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 ロケット
バス釣りで使うベイトリールのなかでもギア比の高いおすすめモデル。遠心ブレーキを採用しており、ギア比が10.1:1、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は112cmで、手返しよく撃っていけるのが特徴です。
本製品は右巻きですが、左巻きもあり、重さはどちらも215g。ラインキャパはナイロン・フロロ16lbで115m、PE3号で120mが目安です。
なお、兄弟機種に「レボ5 SX-ロケット」がありますが、違いはギア比と重さとベアリングの数。機能性は劣りますが、その分価格帯に還元され、若干安めに設定されています。購入を検討する際は予算との兼ね合いを考慮して判断するようにしましょう。
第23位 ダイワ(Daiwa) アルファス エア TW 8.6L
バス釣りで使うベイトフィネスリールのなかでも汎用性の高いおすすめモデル。ライトリグを中心としつつも、幅広いシーンで使えるのが特徴です。
本製品は左巻きのギア比8.6:1モデルですが、右巻き、さらにはギア比7.1:1もあり、ラインナップは計4種類。いずれも重さは160gと軽量で、ラインキャパはナイロン6lb・8lbで45m、ハンドル1回転の糸巻き量は75cmが目安です。
第24位 シマノ(SHIMANO) 22 アルデバラン BFS XG LEFT
テンポよくキャストしたい方におすすめのベイトフィネスリール。FTB(フィネスチューンブレーキシステム)と呼ばれるマグネットブレーキを採用することによって、軽いルアーでも投げやすく、バス釣りで多用するサイドハンドやピッチング、スキッピングなどもしやすいのが特徴です。
本製品は左巻きで、ギア比8.9:1のエクストラハイギアですが、7.8:1のハイギア含めた計4種類をラインナップ。いずれも重さは130gで、ラインキャパはフロロ6lb・8lbともに45mが目安です。
第25位 アブガルシア(Abu Garcia) ゼノン LTX-L
同社ハイエンドシリーズにおけるベイトフィネスリール。マグネットブレーキと浅溝のスプールを採用しているのが特徴で、バス釣りにおいてはライトリグを操作しやすいのが特徴です。
本製品は左巻きですが、右巻きもあり、重さは150gで共通。ギア比は8.3:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は78cm、ラインキャパはナイロン・フロロ6lbで70m、PE1号で100mが目安です。
第26位 シマノ(SHIMANO) 23 カルカッタコンクエスト BFS XG
スモールクランクやタイニークランク、シャッドなどのライトプラッキングを主体とするバス釣りでおすすめの丸型ベイトリール。シルキーな巻き心地はもちろん、FTB(フィネスチューンブレーキシステム)と呼ばれるマグネットブレーキによって、キャストの安定性と伸びを実感できるのが特徴です。
本製品は右巻きで、ギア比は8.9:1のエクストラハイギアですが、左巻き、さらには7.8:1のハイギアも揃えた計4種類をラインナップ。いずれも重さは195gで、ラインキャパはフロロ6lb・8lbともに45mが目安です。
第27位 アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 ウィンチ
バス釣りで使うベイトリールのなかでもギア比の低いローギアを求めている方におすすめのモデル。本製品はギア比5.4、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は59cmで、軽い巻き感でリトリーブできるのが特徴です。
ラインナップには右巻き・左巻きのどちらもあり、重さは220g。遠心ブレーキを採用しており、ラインキャパはナイロン・フロロ16lbで150m、PE3号で160mが目安です。
第28位 アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 STX-SHS
ミドルレンジのバス釣り用ベイトリールを求めている方におすすめのモデル。ギア比のラインナップは6.7:1と8.1:1の2タイプがありますが、いずれも重さは220g、ラインキャパはナイロン・フロロ16lbで115m、PE3号で120m目安です。
シリーズとしては遠心ブレーキを採用しており、本製品はギア比8.1の右巻き。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は89cm、ハンドルの長さは95cmが目安です。また、最大ドラグ力は11.2kgと高めなのもポイント。耐久性も高く、淡水・海水を問わず、安心して使えるのが魅力です。
第29位 シマノ(SHIMANO) 21 SLX BFS XG LEFT
初めてバス釣りでベイトフィネスリールの購入を検討している方におすすめのモデル。価格帯としては控えめながら機能性は十分で、軽量ルアーをしっかりとキャストできるのが特徴です。
本製品は左巻きで、ギア比は8.2:1のXG。ラインナップにはノーマルの6.3:1も用意されています。マグネットブレーキを採用しており、重さは170g。ラインキャパはフロロ8lbで45mが目安です。
第30位 ダイワ(Daiwa) SS AIR TW 8.5L
マグネットブレーキを採用した軽量かつコンパクトなベイトフィネスリール。ナイロンやフロロカーボンのほか、PEにも適合の目安が記されており、バス釣りにおいてはより多彩で果敢なアプローチに対応できるのが特徴です。
ギア比は8.5:1のみで、重さは145g。本製品は左巻きですが、右巻きも用意されており、いずれもハンドル1回転あたりの糸巻き量は74cm、ラインキャパはナイロン6lb・8lb、PE0.8号で45mが目安です。
バス釣り用のベイトリールに限らず、リールはいわば精密機器なので、使用前後のメンテナンスが重要です。水洗い・水拭き・乾燥を基本とし、時折グリスやオイルを注油しておくと、より長く使えます。メンテナンス方法は取扱説明書などに記載されているので、取り組む際はしっかりと事前に確認しておきましょう。