ルアー釣りのなかでもゲーム性が高い「バス釣り」。多くの釣りで使われるスピニングリールだけでなく、より手返しよくキャストできるベイトリールを多用するのも特徴で、最近はより軽いルアーを扱えるベイトフィネスリールも豊富に揃っています。

そこで今回は、バス釣り用ベイトリールのおすすめモデルをピックアップ。ランキング形式でご紹介します。選び方についても解説するので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

バス釣り用ベイトリールの選び方

ギア比で選ぶ

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ギア比とはハンドル1回転あたりの糸巻き量を比率で表したもの。数値の定義は特に決まっていませんが、バス釣りのベイトリールではギア比5:1以下であればローギア、7:1以上であればハイギア、6:1あたりがノーマルギアの目安です。

ローギアの特徴は、巻き心地が軽いため、引き抵抗の大きいディープクランクなどでも軽快に巻き続けられること。ハンドル1回転あたりの糸巻き量が少ないので、よりスローに巻けるのもメリットです。ただ、感度はやや鈍いため、ショートバイトに気が付きにくいことや、ルアーアクションが手元にしっかりと伝わらないことが懸念点に挙げられます。

一方、ハイギアはハンドル1回転あたりの糸巻き量が多いのが魅力です。巻き続けるとしんどさを感じますが、ライン回収がはやくできるほか、フッキングからランディングまでの魚の取り込みをスムーズにできるのがメリット。ルアーの動きやボトムの地形変化もよく分かるため、感度に優れているのもポイントです。

ブレーキシステムで選ぶ

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バス釣りのベイトリールにはいくつかのブレーキシステムがあります。

遠心ブレーキはリール内部にあるブロックパーツによって制御するのがポイント。ブレーキの力はスプール回転の初速にかけて強く働き、失速していくにつれて弱まります。なお、サミングによるコントロールを怠ると、スプールの回転に対してラインの放出量が追いつかず、バックラッシュが起きるので注意しましょう。

一方、マグネットブレーキはリールの内部に小さな磁石があり、磁力でブレーキをかけるシステム。スプールが回転に応じて近づいたり離れたりすることでブレーキの強弱を調節します。キャスト直後から後半まで均一にブレーキがかかるのもポイント。向かい風でも比較的キャストしやすいのが魅力です。

また、シマノのベイトリールには「DCブレーキ」もあります。独自の電子制御するブレーキシステムで、マイクロコンピューターがスプールの回転数を感知し、ブレーキングするのが特徴です。バックラッシュが起こりにくいのもポイント。ブレーキが効いている際は独特の音を発します。

種類で選ぶ

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バス釣りのベイトリールには「ロープロ型」と「丸型」の2つの形があります。なお、最近のラインナップとしては軽量かつコンパクト化を図ったロープロ型が多く、丸型はやや少なめです。

ロープロ型はパーミングしやすいのが特徴。パーミングとは、リールを巻く手とは逆の手でリールを押さえることを意味しており、手にしっかりと収まることで、リーリングとフッキングを安定させることが可能です。

一方、丸型は昔からあるベイトリールで比較的重厚感があり、剛性に優れているのが魅力。手元をブラさずにしっかりとリーリングできるので、バス釣りではクランクベイトやスピナーベイトなどの巻きモノで使うアングラーが多くいます。

バス釣り用ベイトリールのおすすめランキング

第1位 シマノ(SHIMANO) 20 メタニウム XG

満足度の高いロングセラーのバス釣りベイトリール

同社におけるロングセラーのベイトリール。2020年モデルはマグネシウム一体成型のコアソリッドボディを採用しているほか、立ち上がりと伸びのよい「マグナムライトスプールⅢ」を搭載しており、ロングキャストからピッチングなどのショートキャストまでしっかりと対応できるのが特徴です。

ギア比は6.2・7.1・8.1の3タイプがありますが、本製品は8.1のエクストラハイギア。自重は175gで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは86cm、ラインキャパはナイロン12lbを100m巻ける仕様です。満足度の高いバス釣りベイトリールを求めている方はぜひチェックしておきましょう。

第2位 ダイワ(Daiwa) スティーズ SV TW 1012SV-XH

軽量で幅広いシーンに対応できるベイトリール

ハイクラスモデルに位置するベイトリール。クラッチのオンオフによってTシェイプのレベルワインドが変形する「ターンアラウンドスタイル」によって、気持ちよくキャストできるのが特徴です。

本製品はマグネットブレーキシステムのSVコンセプトを採用しており、軽量リグから重量級のルアーまでカバーできるのがポイント。ギア比は8.1:1のエクストラハイギア仕様でスピーティーな展開のバス釣りにマッチします。自重が160gと軽量なのも魅力。幅広いシーンに対応できるおすすめモデルです。

第3位 ダイワ(Daiwa) スティーズ CT SV TW 700XH

軽量かつ手に収まるサイズ感のベイトリール

バス釣りにおけるバーサタイルモデルのSVに、コンパクト&タフのCTがミックスされたベイトリール。本シリーズはアイテムが複数用意されていますが、いずれも自重は150g、ハンドル長さは80mmと、軽量かつ手に収まるサイズ感にまとまっているのが特徴です。

素材にはG1ジュラルミンを採用しており、強度も十分。ラインキャパはナイロン12lbで70m、14lbで60mとベイトフィネス機とも遜色ないスペックを備えているのもポイントです。

ギア比は6.3・7.1・8.1と3種類ありますが、本製品はエクストラハイギア。巻きモノではキャストの手数が多く、カバー攻略では効率的に撃っていけるのも魅力です。

第4位 シマノ(SHIMANO) 18 バンタム MGL XG

タックルに合わせてギア比別に買い揃えたい方にもおすすめ

往年のバス釣りベイトリールとして知られる「バンタム」の名を継承したモデル。レベルワインドプロテクターとサイドプレート、メインフレームをアルミ一体で成型した「コアソリッドボディ」を採用しており、耐久性に優れているのが特徴です。

本製品はギア比8.1:1のエクストラハイギア仕様。ほかのラインナップとしては7.1:1のハイギア、6.2:1のノーマルギアのほか、5.5:1のパワーギアと呼ばれるローギアタイプも揃えています。単品買いはもちろん、タックルに合わせてギア比別に買い揃えたい方にもおすすめです。

第5位 シマノ(SHIMANO) 19 アンタレス HG

同社ハイクラスのベイトリールです。本製品は19年モデルで、従来モデルよりもボディ形状がコンパクトになっているのが特徴。

また、快適なキャストを可能にする「マグナムライトスプールⅢ」を搭載しているほか、「サイレントチューン」と「S3Dスプール」により回転時の振動を抑え、気持ちよくルアーを飛ばせるのも魅力です。

さらに、マイクロモジュールギアを採用しており、心地よい巻き感が持続するのもポイント。ギア比は7.4:1のハイギアモデルですが、ラインナップには6.2:1のノーマルギアも用意されています。

第6位 ダイワ(Daiwa) スティーズ AIR TW 500XXH

バス釣りでラインナップが増えたベイトフィネスリールのなかでも満足度の高いモデル。スピニングリールで扱うような軽量ルアーをベイトリールで手返しよくキャストできるのが特徴です。

シリーズのギア比は6.8と9.1の2種類を用意。スモールプラグをゆっくり巻きたいときは前者を、ノーシンカーやネコリグなどのライトリグで誘いたい際は後者を選ぶのがおすすめです。

スプールは28mm径と小口径かつ肉抜きした「AIRスプール」を採用しているのもポイント。ラインキャパはナイロン6〜8lbで45m、自重は135gと軽量に仕上がっているので、1日中ロッド操作する際にもストレスなく釣りを展開できます。タフコンディションや、魚がスレているハイプレッシャーのフィールドでライトリグを撃っていきたい方におすすめです。

第7位 シマノ(SHIMANO) 19 カルカッタ コンクエスト DC 100HG

同社を代表する丸型ベイトリール。本製品はDCブレーキ「I-DC5」を採用しており、強風下で空気抵抗の大きいルアーを投げる際もしっかりとキャストできるのが特徴です。

また、快適にルアーをキャストできるマグナムライトスプールを採用しているのもポイント。高剛性の冷間鍛造ボディに組み込まれたマイクロモジュールギアによって、巻き心地が滑らかなのも魅力です。

番手としては100番で、ギア比は6.8:1のハイギアモデル。糸巻き量はナイロンライン12lbで100mです。なお、ラインナップにはひと回り大きい200番、さらにギア比の低いモデルも揃っているので、気になる方は併せてチェックしておきましょう。

第8位 アブガルシア(Abu Garcia) LX992Z

長年国内のバス釣り業界を牽引する今江克隆氏が監修したベイトリール。高剛性アルミフレームを採用することによって自重は160gと軽いものの、耐久性に優れているのが特徴です。

ギア比は8.0:1と高く、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは83cmと十分なのも魅力。また、本製品はマグネットブレーキですが、より幅広いルアーを扱える「ゼロブレーキシステム」によって、軽量リグのピッチングからハードベイトの遠投までカバーできます。

なお、デフォルトの浅溝スプールとは別に、スペアのミドルスプールが備わっているのもポイント。前者であれば8lbラインを100m巻けるベイトフィネスリールとして、後者であれば12lbラインを100m巻けるベイトリールとして使えます。1台で幅広いルアーが扱えるおすすめモデルです。

第9位 ダイワ(Daiwa) ジリオン SV TW 1016SV-XXH

バス釣りベイトリールのなかでも耐久性の高いおすすめのモデル。大口径で高性能なドラグ「UTD(アルティメットトーナメントドラグ)」を採用しているほか、軽量化と耐久性アップを図っており、積極的なバス釣りを展開できるのが特徴です。

本製品はギア比9.1:1のエクストラハイギア仕様ですが、シリーズとしては7.3:1のハイギア、6.3:1のノーマルギアのほか、5.5:1のローギアもラインナップ。スピーディにピンスポットを撃っている釣りから、空気抵抗の大きいルアーでランカーサイズを仕留めたい方まで、さまざまなアングラーの要望に応えられるのも魅力です。

第10位 ダイワ(Daiwa) ジリオン 10.0L SV TW

ギア比10.0:1のベイトリール。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は106cmと多いので、ルアーのピックアップスピードが非常に速く、シャローを広範囲に探る釣りやカバーをテンポよく撃つ釣りにおいて、より効率的に攻められるのが特徴です。

ラインスラックの回収も素早くでき、フッキングから魚を寄せるのもスピーディ。ランディングに至るまでの一連の動作があっという間にできるのも魅力です。

ラインキャパはナイロン14lbで90m、16lbで80mが目安。なお、本製品はバス釣りに対応した淡水専用なので、ソルトで使う場合はほかのモデルを検討しておきましょう。

第11位 G-nius project GRAVIUS

リールメーカー「G-nius project」のベイトリール。バス釣りでの使いやすさを追求したモデルで、より的確なキャストができるのが特徴です。

スプールの回転数に比例してブレーキングする「無振動マグネットブレーキシステム」を採用し、ギア比は6.6、7.3、8.1の3タイプをラインナップ。いずれもドラグ性能が高く、魚とのファイト中でも細かい調節ができるので、身切れやバラシに配慮できます。

さらに、12lbを120m巻ける深溝スプールのほか、8lbを80m巻ける浅溝スプールが同梱されているのも魅力。スプールの違いによってベイトフィネスで扱うような軽量なリグからビッグベイトまで投げ分けられるので、汎用性の高い1台を求めている方はぜひチェックしておきましょう。

第12位 ダイワ(Daiwa) スティーズ A TW 1016SHL

同シリーズのなかでも太めのラインをキッチリと巻けるベイトリール。ラインキャパとしてはナイロン16lbが100m巻ける仕様で、巻きモノ・撃ちモノともにヘビーなタックルで攻めたい方におすすめです。

ギア比のラインナップは5.3・6.3・7.1・8.1とローギアからノーマル、ハイギアまで揃っており、自重はいずれも190gと軽量。最大ドラグ力は6kgと高く、ランカーサイズとも十分対峙できます。

堅牢性が高く、耐久性も良好。タフネス仕様なので、ダイワベイトリールのなかでも特に安心して使い続けられるモデルを求めている方は、ぜひチェックしておきましょう。

第13位 アブガルシア(Abu Garcia) REVO DEEZ8

国内で数々の実績を残しているバスプロ・青木大介氏プロデュースのベイトリール。同社の従来モデル「Revo LTX BF8」をベースとしながらも、ベイトフィネスで扱うような軽量ルアーからヘビーオンスのビッグベイトにまで対応できるのが特徴です。

ギア比は8.0:1のハイギア仕様。スプールはラインキャパ14lb・100mが標準搭載されていますが、付属品として8lb・100mのスーパーシャロースプールが用意されており、汎用性が高いのも魅力です。

手に収まりやすいサイズ感にまとまっているほか、自重が137gと軽量なのもポイント。ハンドルノブはグリップしやすいコルクを採用するなど、細部の使用感にも配慮しています。

第14位 シマノ(SHIMANO) 18 アルデバランMGL

ベイトフィネスリールのなかでも、よりアキュラシーを重視したい方におすすめのモデル。ギア比は6.5と7.4の2タイプがありますが、いずれも自重は135gと軽量で、手返しよくキャストできるのが特徴です。

ラインキャパは共通でナイロン8lbが100m巻ける仕様。シャロースプール化したマグナムライトスプールを搭載しており、ライトリグや軽いプラグでもしっかりと飛距離を稼げます。

また、ピッチングやスキッピングなどのテクニカルなキャストにもぴったり。スピニングリールとベイトリールとの間を埋めるおすすめの1台です。

第15位 シマノ(SHIMANO) 19 スコーピオン MGL 150XG

ロングセラーシリーズの「スコーピオン」に、立ち上がりの軽いMGLスプールを採用したベイトリール。前モデルよりも飛距離が出るほか、接近戦においても快適にキャストできるのが特徴です。

本製品はギア比8.5:1のエクストラハイギア仕様で、自重は215g。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は91cmで、ラインキャパはナイロン16lbが100mと太めがしっかりと巻けるのも魅力です。

ラインナップとしては7.4:1のハイギア、6.2:1のノーマルギアも用意。充実した機能が備わっていながらも価格は控えめなので、幅広いユーザーにおすすめです。コスパ重視でベイトリールを選びたい方はぜひおさえておきましょう。

第16位 ZPI ALCANCE RG-C

ショートピッチで手返しよくキャストしたい方におすすめのベイトリール。軽量かつ浅溝の34mm径スプールを採用しており、仕様としてはややベイトフィネス寄りのセッティングが特徴です。

ギア比のラインナップとしては6.6、7.3、8.1を用意しており、最大糸巻き量はいずれも10lbで70m。自重も175gで統一され、ブレーキシステムはマグネットブレーキを採用しています。

なお、メーカーの「ZPI」はもともとリールパーツやメンテナンスグッズを手掛けており、キャストフィールは良好。細部にまでチューニングが施されており、こだわりが感じられるのも魅力です。

第17位 シマノ(SHIMANO) 20 SLX DC 71HG

ミドルレンジの価格帯に位置する「SLX」シリーズのベイトリール。同シリーズのなかでも4段階セッティングのDCブレーキ「I-DC4」を採用しており、シビアなブレーキングやサミング、バックラッシュをあまり気にすることなくキャストできるのが特徴です。

本製品はギア比7.2:1のハイギアモデルですが、ほかにもノーマルギアやエクストラハイギアをラインナップ。いずれも自重は210gで、糸巻き量はナイロン12lbを100m巻ける仕様です。DCブレーキを試してみたい方はぜひチェックしておきましょう。

第18位 シマノ(SHIMANO) 19 SLX MGL 71

比較的リーズナブルな価格帯ながら使い勝手のよいベイトリール。スムーズにキャストできる「マグナムライトスプール」や、簡単にブレーキの調節ができる「SVS∞(インフィニティ)」など、充実した基本的な機能を揃えているのが特徴です。

本製品はギア比8.2:1のエクストラハイギア仕様ですが、7.2:1のハイギアや6.3:1のノーマルギアもラインナップしています。重さはいずれのモデルも200gを切るほど軽量で、糸巻き量はナイロン12lbを100m巻ける仕様。幅広いアングラーにおすすめの1台です。

第19位 アブガルシア(Abu Garcia) REVO BLACK10

ランカーサイズのバスとも十分対峙できる剛性の高いベイトリール。2本の指を掛けられる「ダブルフィンガーノブ」を採用した95mmのDFLハンドルを備えており、しっかりとグリップして強引にカバーから引きずり出せるのが特徴です。

本製品はギア比10.1:1のエクストラハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は105cm。最大ドラグは8kgとパワフルなビッグバス狙いのアングラーにおすすめの1台です。

第20位 アブガルシア(Abu Garcia) REVO EXD

同社のベイトリールのなかでも飛距離重視の方におすすめのモデル。軽量かつ耐久性のあるアルミ鍛造製35mm径スプールを採用しており、キャスタビリティに優れているのが特徴です。

ブレーキは3mm厚のマグネットが10個セットされた「マグトラックスブレーキシステム」を採用。ギア比は8.0:1と5.4:1の2種類を揃えています。

また、スプールが2つ同梱されているのもポイント。なお、デフォルトのスプールは14lb・100m巻きに対して、スペアのシャロースプールは10lbが100m巻ける仕様です。