一人暮らしの方にとって、飲み水を手配するのは意外に面倒なものです。水がなくなるたびに買いに行くのは手間がかかり、まとめ買いをしようと思うと重くて苦労します。

そこで、おすすめなのが手軽に取り入れられるウォーターサーバーです。最近は一人暮らしに適したモノも多く、使い方によってはコストもそれほどかかりません。今回は一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーをランキング形式でご紹介します。

※月額コストは水の値段(24L換算)、サーバーレンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※水道水直結・浄水型ウォーターサーバーは別途水道代がかかります。

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一人暮らしにウォーターサーバーは必要?

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一人暮らしの生活にウォーターサーバーが適しているかどうかを判断するには、毎日の生活を思い返してみることが大切です。お茶やコーヒーを飲む頻度が高かったり、調理の際にお湯を沸かしたりするのであれば、水もお湯も出るウォーターサーバーがあると便利です。

自宅にいる時間が長く、来客が多い方にもウォーターサーバーはおすすめ。ケトルでお湯を沸かしたり冷蔵庫からミネラルウォーターを出したりする手間がなく、必要なときにサッと使えるので手間を減らせます。外出先に水やお茶を入れたマイボトルを持参する方にもおすすめです。

一人暮らしで不在が多く料理もほとんどしない場合は、ウォーターサーバーを使うメリットを感じない可能性があります。また、狭い部屋に無理やりウォーターサーバーを置くと生活動線が乱れて暮らしにくくなることも。ウォーターサーバーの導入を検討する際には、設置スペースなども検討しましょう。

一人暮らしでウォーターサーバーを導入するメリット

美味しい水がいつでも飲める

ウォーターサーバーのメリットは、喉が渇いたらいつでもすぐに美味しい水が飲める点です。冷水は飲み頃に冷えており、温水はホットドリンクを淹れるのに適した温度なので手間がかかりません。来客時にも素早くお茶を出せるため重宝します。

ウォーターサーバーは水ボトルを定期的に届けてもらえるのもメリット。ウォーターサーバーがあれば災害時に水道水が出なくなっても飲み水を確保できるので、一人暮らしの備蓄水としても活用できます。

ゴミ捨ての面倒がない

ウォーターサーバーの水ボトルは大容量のため、ゴミが出る頻度が少なくゴミ捨ての手間が減らせます。ペットボトルのミネラルウォーターを1日1本飲む方の場合、1週間で7本分のゴミが出ますが、ウォーターサーバーの水ボトルは10L前後なので1週間に1本程度しかゴミが出ません。

ウォーターサーバーのなかには水ボトルを回収する「リターナブル方式」のモノがあります。定期的に水ボトルを回収するので、自分で捨てに行く手間を省くことが可能です。水ボトルをゴミとして捨てられる「ワンウェイ方式」とどちらが自分に適しているかを考えて選びましょう。

お湯を使いたいときにも活躍する

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ウォーターサーバーは約90℃前後の温水も使えるため、ホットドリンクだけでなくカップ麺やカップスープを飲みたいときにもおすすめです。仕事で疲れて帰ってきたときにお湯を沸かす手間がかからないので、時間も有効に使えます。

調理中にお湯を沸かす際にもウォーターサーバーがあると便利。お湯が沸くのを待つ必要がなく時短調理も可能です。少量のお湯で乾物を湯戻ししたり、調味料を溶かしたりする際にも重宝します。

一人暮らしでウォーターサーバーを導入するデメリット

ある程度の設置スペースが必要

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ウォーターサーバーはコンパクトなモノでも幅が25~30cm、奥行が30~35cm程度あります。一人暮らしの狭い空間で邪魔になる位置に置いてしまうと、ぶつかったりつまづいたりする可能性があり危険です。ワンルームなどの狭い部屋に設置する場合は、設置スペースに余裕があるか確認しておきましょう。

部屋が狭くてベッドや布団の近くにしかウォーターサーバーを置けない場合は、静音設計モデルを選ぶのがおすすめ。運転音が耳障りなモノを選んでしまうと、快眠の妨げになる可能性があります。本体の下に音を吸収するマットなどを敷くと運転音を軽減可能です。

ボトル交換やメンテナンスの手間がかかる

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ウォーターサーバーは重い水ボトルを持ち上げて交換する必要があるため、自分で水ボトルを持ち上げられるか確認して選びましょう。水ボトルを本体下部からセットするモノもあるので、力に自信がない方はチェックしてみてください。

ウォーターサーバーにはセルフクリーン機能などで内部を自動掃除できるモノがありますが、外側は自分で手入れをする必要があります。特に水の出口やボトルの差込口は汚れやすいので、こまめな手入れが必要です。メーカーによってはメンテナンス済みサーバーと交換するサービスを行うところもあるため、自分に合ったモノを選びましょう。

使用頻度やモデルによってはランニングコストがかかる

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ウォーターサーバーのコストは1ヵ月約4,000円程度が平均ですが、使用する水の量や選んだモデルによってはコストが高くなります。そのほかにも電気代がかかるため、導入前に1ヵ月のトータルコストを計算して支払えるかどうかを判断することが大切です。

メーカーによっては水の注文量にノルマがあるモノもあります。水の使用量が多い場合は負担になりませんが、それほど水を使わない場合は水タンクが溜まってしまうことも。水の使用量が少ない方は、ノルマなしのモノや水の配送を数か月間だけ無料停止できるモノを選ぶのがおすすめです。

一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーランキング

第1位 フレシャス(FRECIOUS) Slat

第1位 フレシャス(FRECIOUS) Slat

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お部屋に合わせやすいすっきりとしたデザイン

一人暮らしのシンプルなインテリアにぴったりのウォーターサーバー。デザインに無駄がなくすっきりしているため、狭い部屋に置いても圧迫感がありません。本体サイズは幅29×奥行35×高さ111cmとコンパクトで、ソファーサイドやキッチンの隅にも設置できます。

水ボトルを本体下部から設置するタイプなので、重い物を持ち上げられない方におすすめです。また、給水口の位置が高く下のスペースに余裕があるため、ケトルや水筒にも楽に水が入れられます。静音設計なのでワンルームでも設置しやすいのがポイントです。

18.6Lの水ボトルが3,254円(税込)で、24L消費した場合、月額コスト約4,216円(税込)から利用できます。水のノルマがないのもポイント。電気代も安いため、ウォーターサーバーにコストをかけたくない方にもおすすめです。

第2位 クリクラ(CreCla) クリクラサーバー

第2位 クリクラ(CreCla) クリクラサーバー

By: crecla.jp

クセの少ない軟水で飲みやすくコスパ良好

ミネラルバランスがよい軟水のウォーターサーバーを使いたい方におすすめの製品。味や香りにクセが少ないので、コーヒーや紅茶も美味しく淹れられます。

水の料金が12Lで1,460円(税込)と安いのも魅力。サーバーレンタル料や水の配送料も無料で入会金もかかりません。故障時の対応や年1回のサーバーメンテナンスが無料になる月額460円(税込)のあんしんサポートパックも用意されています。

1ヵ月で24Lを消費した場合の月額コストは約3,687円(税込)~です。なお、3ヶ月で利用本数が6本未満の場合は、サーバーレンタル料が月に1,100円(税込)かかります。コストをかけずに美味しい水を飲みたい方におすすめです。

第3位 信濃湧水 スタンダードサーバー

第3位 信濃湧水 エコサーバー

By: shinanoyusui.jp

安全性の高さが魅力の天然水

北アルプスで採水された美味しい天然水が飲めるウォーターサーバー。標高1220メートルの水源地には水が汚染される原因がないため、安全性が高いと謳われています。信濃湧水は硬度16の超軟水でクセがなく、コーヒーやお茶も美味しく淹れることが可能です。

本体サイズは幅27×奥行37×高さ130cmとスリムで、一人暮らしのワンルームでも空きスペースがあれば設置できます。シンプルなデザインで圧迫感がないのもポイント。チャイルドロック機能もあり、安全に使用できます。

水を22.8L消費した場合、月々約3,710円(税込)~利用可能。初期費用、水の配送料、レンタル料、メンテナンス料が全て無料なのもポイントです。水のノルマは3ヵ月で11.4Lのボトルが4本なので、飲料用や料理用に使う方に適しています。安全性の高い美味しい天然水を毎日飲みたい方におすすめです。

第4位 プレミアムウォーター(PREMIUM WATER) スリムサーバーlll

第4位 プレミアムウォーター(PREMIUM WATER) スリムサーバーlll

By: premium-water.net

スタイリッシュで使い勝手のよいモデル

美味しい天然水を飲みたい方におすすめの製品。特定水源から採水した天然水に非加熱処理を施しているため、天然水ならではのまろやかな味を堪能できます。

本体の給水ボタンには誤操作を防ぐカバーとチャイルドロックが付いているため、安全に使用可能。水を使用すると収縮するボトルを採用しており、外気が入りにくいのもポイントです。

水のノルマは毎月24Lですが、2か月間は配送を無料停止できるので、一人暮らしの生活に合ったペースで水を消費できます。水を24L消費した場合の月額コストは4,474円(税込)~です。本体カラーはブラックやホワイトなどの4色展開でデザインもおしゃれ。スタイリッシュで使い勝手のよいウォーターサーバーを探している方に適しています。

第5位 アルピナウォーター(alpina water) エコサーバー

第5位 アルピナウォーター(alpina water) エコサーバー

By: alpina-water.jp

一人暮らしの方におすすめのモデル

一人暮らしにかかる光熱費を抑えたい方におすすめのウォーターサーバー。本製品は加熱時でも消費電力が260Wと低いので、電気代が安く抑えられます。サーバーレンタル代は月々959円(税込)ですが、2年に一度の定期メンテナンス時に本体を無償交換できるためメンテナンス代が不要です。

デザインや操作がシンプルで、楽に使いこなせるのが魅力。水ボトルのセットも簡単にできます。本体の高さが100cmと低いため、一人暮らしのワンルームに置いても圧迫感がありません。

水の料金は12Lボトルが1,134円(税込)で、24L消費時の月額コストは約3,697円(税込)~になります。水のノルマなしで自分のペースで使えるので、水の消費量が少ない方におすすめ。水の料金も電気代も抑えたい方におすすめのウォーターサーバーです。

第6位 フレシャス(FRECIOUS) dewo mini

第6位 フレシャス(FRECIOUS) dewo mini

By: frecious.jp

コンパクトで使いやすい卓上型

ウォーターサーバーを床に設置できない方におすすめの製品。テーブルや棚に置ける卓上型のウォーターサーバーで、さまざまな場所に置いて使えるのが魅力です。本体サイズは幅25×奥行29.5×高さ47cmで、ベッドやソファーの横にあるサイドテーブルにも置けます。

冷水・温水の給水口を1つにまとめたおしゃれなデザインもポイント。サーバー内部を定期的に除菌効果のある光で照射する「UV-LED」を搭載しており、清潔な状態を保ちやすいと謳われています。

水の料金は18.8Lで3,996円(税込)。1ヵ月で24Lの水を消費した場合、月額約6,138円(税込)から利用可能です。ボタン一つで温水の温度を70℃に下げられるのもポイント。コンパクトで使いやすい卓上型のモノを探している方におすすめです。

第7位 コスモウォーター(cosmo water) Smartプラス

コスモウォーター(cosmo water)

By: cosmowater.com

重い水ボトルを足元に設置できるウォーターサーバー。力のない方でもスムーズに水ボトルを設置できるのが魅力です。本体サイズは幅30×奥行34×高さ110cmと高さが低いため、窓の下に置きたい場合にも適しています。

常時ロック・常時フリー・ボタンを押したときのみ作動の3モードを使い分けられるチャイルドロック機能を搭載。自分の使い方に合ったモードで安全に使用できます。また、静音設計モデルで、狭いワンルームの部屋でも音を気にせずに使用可能です。

水のノルマは毎月2本(24L)。水を24L消費した場合の月額コストは約4,544円(税込)~です。サーバーレンタル料や水の配送料はかかりません。使いやすい機能を備えたモノを探している方におすすめです。

第8位 フレシャス(FRECIOUS) dewo

第8位 フレシャス(FRECIOUS) dewo

By: frecious.jp

グッドデザイン賞やキッズデザインアワードを獲得しているスタイリッシュなウォーターサーバー。おしゃれな部屋の雰囲気になじみやすいので、インテリアにこだわりがある方におすすめです。シンプルなスカイグレーのほかに、ミルキーベージュやローズトープなどの柔らかいカラーが揃っています。

ボタンがウォーターサーバーの上部に斜めに配置されているため、楽に操作可能です。給水口の位置が高めで、腰をかがめなくても水を注げます。サーバー内に温水を定期的に循環させるフレッシュ機能により、温水と冷水の滞留を防いで清潔な状態を保てると謳われているのもポイントです。

ノルマなしで自分のペースで水を使えるのも魅力のひとつ。水を24L消費した場合、月額5,032円(税込)から利用可能です。また、省エネ機能を搭載しており、トータルコストを抑えられます。

第9位 ウォータースタンド(WATER STAND) ナノシリーズネオ

ウォータースタンド(WATER STAND) ナノシリーズネオ

By: waterstand.jp

水道水をろ過して使えるウォーターサーバー。水道直結型で水を購入する必要がないのも魅力です。役割の異なる3種類のフィルターが水道水をしっかり浄水するので、飲料水としても料理用としても安心して使用できると謳われています。

キッチンの水栓に分岐水栓を取り付けるだけで設置できる手軽さもポイント。カウンターや卓上にも置けるコンパクトサイズで、狭い部屋にもすっきり置けます。温水と冷水の切り替えができるのも便利です。

通常プランで月額4,378円(税込)からレンタルすることが可能。長得プランを選択して登録料11,000円(税込)を支払えば、1ヵ月のコストが約3,850円(税込)とより安くなります。水ボトルの受け取りや廃棄が面倒な方にもおすすめです。

第10位 エブリィフレシャス(every frecious) mini

エブリィフレシャス(every frecious) mini

By: every.frecious.jp

貯水タンクに水道水を注いで浄水するタイプのウォーターサーバー。水栓がない場所でも使えるので、ソファーやベッドの横にも設置できます。冷水も温水も使用できるため、ダイニングテーブルの卓上に設置すればお茶やコーヒーを素早く淹れられて便利です。

浄水カートリッジが6ヵ月毎に無料で配送されるのがポイント。交換も簡単なので、メンテナンスがしやすいのも魅力です。また、サーバー内部を除菌効果のある光で照射する「UV-LED」により、清潔な状態を保ちやすいと謳われています。

水をたっぷり使用しても、月額コストが約3,710円(税込)~と安いのが魅力。水にかかる料金をできるだけ抑えたい方におすすめです。カラーはマットホワイトとマットブラックがあり、どちらもスタイリッシュでおしゃれ。低コストでコンパクトなモノを探している方におすすめです。

一人暮らしでウォーターサーバーを導入するときのポイント

月々のコストや契約内容をチェック

初期費用の有無

ウォーターサーバーには導入時に初期費用が必要なメーカーと、初期費用が無料のメーカーがあります。初期費用無料のメーカーは水の料金に初期費用をプラスしている場合もあるため、水ボトルの料金やその他を全て含めたトータルコストを確認して選びましょう。

サーバーレンタルの価格

ウォーターサーバーの多くは本体をレンタルして使用しますが、ほとんどのメーカーが水の料金にレンタル代を含めています。レンタル代が無料でもほかのコストや水の料金が高いとトータルコストがアップするため、全ての料金を足して確認しておきましょう。レンタル代がかかる場合も、トータルコストを出して比較するのがおすすめです。

水の料金

ウォーターサーバーの水には比較的安い「RO水」とやや高めの「天然水」があります。それぞれの特徴によって価格も異なるため、どちらが自分に合っているかを考えたうえで選びましょう。

RO水は超微細なフィルターで金属やウイルスなどを除去して作られる人工的な水です。ミネラルなどの栄養成分も除去されているので、味や風味などの特徴が少なくなります。

天然水はミネラルを残す形でろ過されるため、RO水よりもやや高価。自然本来の味わいを楽しみたい方や、各地の味の違いを比較したい方はチェックしてみてください。

ノルマの有無

ウォーターサーバーには毎月の水の注文量にノルマを課しているモノがあります。毎月24L前後を最低注文数としているメーカーが多く、1ヵ月の料金が3,000円前後になるところがほとんどです。最低注文数のノルマがある場合は、使い切れるかをよく検討してから選びましょう。

一人暮らしで使用する水の量が少ない場合は、最低注文数のノルマがないメーカーやプランを選ぶのがおすすめ。レンタル代金などを含めて考えても、ノルマがない方が安くなることもあります。水を飲む量や料理に使う量がどのくらいになるかを簡単にシュミレーションし、自分に合ったプランを選びましょう。

サーバーのサイズと設置スペースを確認しよう

By: frecious.jp

ウォーターサーバーを導入する際には、設置場所を決めてスペースに余裕があるかどうかを判断することが大切です。導入したいウォーターサーバーのサイズを確認し、近くを通るときに邪魔にならないかをチェックしておきましょう。

床置きのウォーターサーバーを設置するスペースがない場合は、棚やテーブルに置ける卓上型のウォーターサーバーを検討してみましょう。キッチンカウンターなどに置けるモノを選べば、水を料理に使う際にも便利です。ウォーターサーバーが邪魔になり生活しにくくなるのを避けるためにも、置き場所をよく検討して決めましょう。

水の産地と硬度にも注目

天然水を使用するウォーターサーバーを選ぶ際には、水の産地もチェックするのがおすすめ。天然水は採水地によって含まれる栄養素や口当たりなどが異なるため、好みに合うかどうかを判断して選ぶことが大切です。

天然水には味がまろやかな軟水と、やや苦みがある硬水があります。硬水の方がカルシウムとマグネシウムの含有量が高いので、水の栄養素にこだわりがある方におすすめです。柔らかい口当たりの水を好む方には、クセの少ない軟水が適しています。