円の図形が描けるコンパスは、算数の授業で子供のころに多くの方が使う文房具。コンパスは子供が使いやすいモノから本格的なプロ向けのモノまで、さまざまな種類があります。それぞれの特徴や選び方を把握し、自分に合ったコンパスを選びましょう。
そこで今回は、コンパスのおすすめをご紹介します。コンパスの種類や選ぶときのポイントも解説するので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
コンパスの選び方
タイプで選ぶ
鉛筆タイプ
くっきりとした見やすい円が描けるのが鉛筆タイプ。芯が太く折れにくいため、小学生でも使いやすいのが特徴です。
鉛筆ホルダーのねじは大きめサイズだと、手先が器用でない子供もスムーズに扱えて便利。固定式のねじであれば、ねじを落として紛失する心配もありません。
鉛筆の先端を保護するキャップ付きのモノであれは、芯が折れにくいのがメリットです。また、鉛筆の先が手に当たって、怪我に繋がるのを防ぎます。これからコンパスを使い始める小学生や、筆圧が強い子供におすすめです。
芯タイプ
製図用のコンパスなどに多く見られるのが芯タイプ。小学生も使えるモノからプロ向けの本格的なモノまで、種類豊富なのが特徴です。芯先が丸くなったら、取り外して削る必要があります。
芯削り付きなら、使いながらこまめに芯を削れるのがメリット。替芯付きを選べば、芯が短くなったときすぐに取り替えられるので便利です。
シャーペンタイプ
ノックするだけで芯を出せるシャーペンタイプ。芯を削ったり長さを調整したりする手間を省けるのがメリットです。
一方、筆圧が強いと芯が折れてしまう点がデメリット。また、芯が詰まってしまう可能性もあるため、受験で使用する場合は注意しましょう。コンパスを使い慣れており、適度な筆圧で使える方におすすめです。
安全に持ち運ぶなら、芯先をカバーできるキャップ付きが便利。また、替芯付きや市販の芯が使えるモノを選べば、芯が折れたり短くなったりしたときにも困りません。
安定性で選ぶ
ツマミが持ちやすいモノを
円を描くときに持つツマミは、コンパスの使いやすさに関わる部分です。ツマミが持ちやすいモノは、手の小さな子供も使いやすいのが特徴です。ツマミが細すぎたり小さすぎたりするモノは、持ちにくく感じる場合があります。持ちやすさを重視するなら、ツマミが大きいモノを選びましょう。
また、ツマミに溝が付いているモノは滑りにくいのでおすすめ。なかには専用のキャップ付きで、にぎりながら回せるタイプもあります。
自動中心器付きなら安心
スムーズに円を描くためには、コンパスを安定させることが大切です。自動中心器付きは2本の脚が連動して開くため、常に軸を中心に保てるのが特徴。自分で調整しなくても軸が安定するため、きれいな円が描けます。
一方、自動中心器がないモノは軸が中央に保たれないため、自分でしっかりと調整する必要があります。学校の授業や受験で使うときは、調整に時間がかからない自動中心器付きがおすすめです。
安全性で選ぶ
コンパスは針が付いているため、安全性の高さも大切です。針にカバーが付いているタイプは、針の先端を露出せずに持ち運びできます。付属のカバーを紛失しないか心配なときは、スライド式のカバーを採用しているモノがおすすめです。
また、ノック式で使わないときは針をしまえるタイプや、怪我を防ぐために針を短く設計しているタイプもあります。子供用のコンパスを選ぶときは、安全性に配慮されているかも確認しておきましょう。
コンパスのおすすめ
ステッドラー(STAEDTLER) スクールコンパス 550 60
文具や製図用品で知られているドイツメーカー「ステッドラー」のスクールコンパスです。アダプタ付きで、鉛筆やペンを装着しても使えるのがメリット。用途に合わせて筆記具を変えたい方におすすめです。
ケース入りなので学校や職場への持ち運びにも便利。定規が付いているので、別途定規を持ち歩く必要がありません。また、替芯付きなので芯が短くなってもすぐに取り替えられます。
ステッドラー(STAEDTLER) Mars 559 WP00
先端が尖りすぎない安全針を採用しているプレーン式コンパス。装飾のないシンプルなデザインで、子供から大人まで使いやすいのが特徴です。
ギア式で精密な円が描けるため、学校の授業で使用できます。リーズナブルな価格で、購入しやすいのもメリットです。
スムーズに開閉できるよう、脚の部分にはくぼみが付いています。また、ケース付きなので携帯しやすいのもおすすめポイントです。
ステッドラー(STAEDTLER) Mars 553 01R
より精巧な円が描ける中車式のコンパスです。両脚の幅を中車で調整して円を描けます。両脚がしっかりと固定されるため、描きながら開いてしまう心配がありません。
両脇のロックは特許を取得しており、内側に押すだけで簡単にロックがかかる仕組みです。さらに、ロックがかかった状態でも中車で微調整が可能。細かな作業にも対応するため、製図用などプロ向けの製品を選びたい方におすすめです。
通常は半径10〜175mmの円が描けますが、付属の継足棒を使えば最大で半径285mmの円が描けます。コンパスや付属品は、すべて同一のケースに収納されています。
クツワ 安全コンパスハリノック 鉛筆 CP212
ノック式で針を出し入れできるコンパスです。短めの針を採用しており、ぐらつきにくいのがメリットです。
自動中心器付きで、ツマミを筆記面に対して垂直にした状態で円が描けます。鉛筆ホルダーは、ねじを回して鉛筆を固定する仕様。付属の鉛筆が短くなったら簡単に交換可能です。
また、安定感があり子供も使いやすいのが特徴。名前シール付きで、小学校や塾で使うのもおすすめです。
クツワ 安全コンパスハリノック・シャープ CP230
市販の0.5mm芯が使えるシャーペンタイプのコンパスです。針はノック式で使うときだけ出せるため、手指の怪我を防ぎます。
描ける円の大きさは、最大で半径150mmです。小さな円を描くのに適しており、学校の授業で使いたいときにもぴったりです。
自動中心器付きで安定感があるため、スムーズにきれいな円が描けます。ブラックの落ち着いたデザインで、年代を問わず使いやすいのも特徴。安心して使いやすいシャーペンタイプのコンパスを選びたい方におすすめです。
クツワ 算数コンパス鉛筆用 CP228
針に開閉式のカバーが付いているコンパスです。小さい円も大きい円も描けるため、学校の授業で使いやすいのが特徴。開閉式のカバーを採用しており、紛失する心配がないのがメリットです。
カラーバリエーションはライトブルー・ピンク・ミント・パープルの4色を展開しています。個性的なカラーや、かわいいデザインを選びたい方におすすめです。
名前シール付きで、友達とお揃いでも自分のモノがすぐにわかります。また、リーズナブルな価格もポイント。パッケージ裏面に使い方が記載してあるため、はじめての方でもスムーズに使えます。
クツワ はじめてのコンパス CP232
算数教科書対応の小学生も使いやすいコンパスです。円を描くときだけ針が出る仕組みで、安全に配慮されているのが魅力。針の周りにガードパイプが付いており、紙に押し当てるとパイプから針が出ます。
針穴は従来品が約0.5mmであるのに対し、本製品は約0.1mmとより目立ちにくいのもポイント。また、ツマミ部分に円が描きやすい「人間工学ヘッド」を採用しているのもメリットです。根本は持ちやすい三角形、先端は回しやすい円形をしています。
鉛筆ホルダーは一体型で、紛失する心配がありません。落としても割れにくい丈夫なケース付きで、持ち運びにも適しています。これから算数を習いはじめる小学生の子供におすすめです。
クツワ ドクターコンパス CP214
閉じるとスリムに変形する、収納に便利なコンパス。芯先ガードと針先ガード付きで、閉じたときに針と芯の先端が露出しない設計です。
ツマミを回す指の動きに基づいて設計された「人間工学ヘッド」で、回しやすいのが特徴。鉛筆ホルダーのねじは固定されているので、紛失して使えなくなる心配もありません。
コンパスの形に合わせたスリムなケース付きで、持ち運びしやすいのもポイント。ケースには鉛筆の太さほどの穴が空いており、長い鉛筆もそのまま収納できます。
また、購入しやすい手ごろな価格も魅力です。カラーバリエーションは蛍光イエロー・ブラック・パープル・ミントの4色展開。収納のしやすさや、コストパフォーマンスの高さを重視する方におすすめです。
クツワ シャープ付コンパス CP229
シャーペンと鉛筆の両方に対応しているコンパスです。シャーペンはノックしなくても自動で芯が出る仕組みで、すらすらと円を描けます。針には開閉式のカバーを搭載。また、0.5mmの替芯付きで芯をすぐに交換できるのもメリットです。
最大で半径150mmの円が描けます。付属の名前シールに記名しておけば、自分のモノが一目でわかるのも魅力。スタイリッシュなブラックのカラーを採用しており、汚れが目立ちにくいのもポイントです。
クツワ スリミーコンパス CP233
自動中心器付きのスリムで回しやすいコンパスです。キャップ付きで、針と芯をまとめて収納できます。描きながら自動で芯が出るため、自分でノックしなくても描き続けられるのが特徴です。
針先は20°の角度に曲がっており、針がずれにくい設計。紙に刺した針がしっかりと固定されるので、コンパスを回しやすいのが魅力です。
縦溝付きのヘッドは、指先にフィットして扱いやすいのがメリット。ホワイト・パープル・ブラックの落ち着いたカラーバリエーションで、中高生や大人の方にもおすすめです。
クツワ エンパス SP200
半径1.5~150mmまでの円が描けるコンパス。とくに小さい円を描きたいときに活躍します。また、短くなった鉛筆の補助軸としても使えるのが特徴です。
折りたたむと針先が脚の中に収納されるため、安心して持ち運びできるのもポイント。鉛筆削り付きで、芯が短くなったらすぐに削れます。
キッズデザイン賞を受賞しており、小学生におすすめです。メタリックカラーのデザインで、個性的なコンパスを選びたい方にも適しています。
レイメイ藤井 ペンパス シャープタイプ JC903
サイドノック式で芯が出しやすいシャーペンタイプのコンパスです。折りたたむとスリムになるため、ペンケースにも簡単に収納できます。
クリップ付き透明キャップが針と芯の先をカバーするので、安心して持ち運べるのが特徴。自動中心器付きで子供も扱いやすく、学校の授業で使いたいときにもぴったりです。
見やすい黒針で、円が描きやすいのもポイント。替芯は市販の0.5mm芯を折らずに入れられるため、専用の芯を用意する必要がありません。カラーバリエーションは、ブラック・ブルー・グリーン・バイオレットの4色展開です。
2019年にキッズデザイン賞を受賞しています。はじめてコンパスを使う子供にもおすすめです。
レイメイ藤井 ロック式コンパス ロックパス 鉛筆タイプ JC481
中央の星形ねじを回すとロックがかかる、ロック式コンパスです。角度を固定して描けるため、回している途中に幅が変わってしまう心配がありません。
ツマミは縦溝付きで回しやすいのが特徴。また、自動中心器付きでバランスを保ちやすいため、安定感があります。針は見やすい黒針を採用しています。
安全針カバー付きで、安全性に配慮されているのも魅力です。カバーは押してスライドするだけで操作できるため、針を直接触らずに扱えます。
カラーバリエーションはブラック・グリーン・バイオレット・ライトブルーの4色展開。名前シールと透明ケース付きで、学校用にもおすすめです。
レイメイ藤井 シャープコンパス 替芯付 JC501
小学校の先生と共同開発で作られたコンパス。子供が勉強するときに使いやすいように設計された製品です。つまみが中心に来る自動中心器付きで、スムーズに円が描けます。
脚の中央にはくぼみがあり、開閉しやすい作りです。また、縦溝付きのツマミで滑りにくいのもポイント。ノートへ刺すときにはっきりと見える黒い針を採用するなど、使いやすいのも魅力です。
残りの芯の長さを確認できる「残芯見え窓」付きで、突然芯がなくなるのを予防可能。さらに、針を触れずに出し入れできる安全針カバーが付いています。
カラーバリエーションはブルー・ピンク・イエローの3色展開です。芯の残量を確認しながら使える、シャーペンタイプを選びたい方におすすめです。
ソニック スーパーコンパス くるんパス 鉛筆用 SK-767
ツマミを手のひらで握って円が描けるコンパスです。2本指でツマミを回す一般的なコンパスよりも、簡単に扱えるのが特徴です。
ツマミ部分には、滑りにくいエラストマー素材「くるんキャップ」を取り付けて使用可能。本体が回転に合わせて自然と傾いたり、ツマミの位置が両脚の中心から少しずれていたりと、円を描きやすいのも魅力です。
コンパスをこれから使い始める子供や、一般的なコンパスを上手く使えない子供におすすめ。角が丸いプラスチックケースに入っており、持ち運びにも便利です。
ソニック スーパーコンパス いろは 鉛筆用 SK-5284
小学校で多く使われている学習用コンパス。くっきりと描ける鉛筆タイプのコンパスで、子供にも使いやすいのが特徴です。
約6mmの短い針を採用しているのもメリット。また、鉛筆の芯と針先を保護するカバー付きで、安全性を高めています。
EVA素材の柔らかいケースは、落としても壊れにくいのが魅力。手ごろな価格で購入できるので、コストパフォーマンスに優れたコンパスを求めている方におすすめです。
ソニック スーパーコンパス はりinパス 鉛筆用 SK-654
小中学生が授業で使いやすいスタンダードなコンパスです。ノック式で使うときだけ針を出せるのがメリットです。
付属の鉛筆は75mmと長めなのが特徴。鉛筆ホルダーは大型ねじ付きで回しやすく、鉛筆の取り替えもスムーズにできます。
ツマミは縦溝付きで滑りにくい設計です。コンパクトなケースに入っているので、学校や塾への持ち運びにも適しています。
ソニック スーパーコンパス 0.5mm芯用 ノック-503
0.5mmの芯を入れられるノック式シャーペンタイプのコンパス。最大で半径150mmまでの円が描けます。小さな円も描けるため、小中学生の勉強用におすすめです。
中心器機構で、使い慣れない子供も円を描きやすいのが特徴です。短めの針を使用しているのもポイント。無駄な装飾のないシンプルなデザインで、子供から大人まで使いやすいのが魅力です。
全長115mmのコンパクトサイズで、手軽に持ち運び可能。芯が短くなったら、付属の替芯を補充して使い続けられます。
ドラパス 梅本デザイン マルチコンパスN ブラック 05914
鉛筆やペン、デザインカッターなどを自由に挟んで使えるクリップ式コンパスです。クリップには、直径20mmまでの文房具を挟めます。最大で半径約300mmの円を描けます。
針先を保護するキャップ付きで、安心して保管できるのもメリット。一般的なコンパスと同じように、両脚の開閉で円の大きさを調整します。工作や木工などDIY用として購入したい方にもおすすめです。
子供向けから製図用まで幅広い種類があるコンパス。小学生には、扱いやすい鉛筆タイプや安全性の高いキャップ付きがおすすめです。また、製図用に選ぶなら精密な円が描けるタイプがぴったり。本記事を参考に、使いやすいコンパスを選んでみてください。