面倒なだし取りが簡単にできる「だしポット」。上手に使えば、だしの風味を活かしたおいしい料理が簡単に作れます。和食が好きな方や、塩分を控えたい方にもおすすめの製品です。
とはいえ、だしポットにはさまざまなバリエーションがあるため、ぴったりの製品を選ぶのはひと苦労。そこで今回は、おすすめのだしポットをご紹介します。選ぶ際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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種類で選ぶ
水出しタイプ
水出しタイプは手軽に使いやすいのが特徴。使い方は、かつお節や昆布などのだし素材を水に浸して置いておくだけ。お湯を使わないため、冷蔵庫にしまう際に冷ます手間もかかりません。だしをよく使う方や、だしを作り置きしておきたい方に適しています。
水出しタイプのだしポットを購入する場合は、冷蔵庫のスペースを占領しないモノを選ぶのがおすすめ。スリムなモノや、冷蔵庫のドアポケットに入れられるモノを選びましょう。
お湯出しタイプ
スピーディーにだしを取りたい方や、調理のたびに取り立てのだしを使いたい方は、お湯出しタイプのだしポットがぴったり。だし素材をポットに入れて、お湯を注げばおよそ5分でだしが取れます。
お湯出しタイプのだしポットは熱いお湯を注いで使うため、急須のように持ち手がついているモノが使いやすくおすすめ。また、傾けた際にフタが落ちにくくなっているモノならより快適に使用できます。
電子レンジタイプ
電子レンジタイプのだしポットは、水と素材を入れてレンジにかけるだけでスピーディーにだしが取れるのが魅力。水出しとお湯出しの両方で使用できるので、シーンに合わせて使い分けられるのも便利なポイントです。
容量をチェック
だしポットには、さまざまな容量のモノがラインナップされています。使いやすい製品を選ぶためにも、自分がどれくらいだしを使いたいか把握しておきましょう。
たとえば、味噌汁1杯にはおよそ200mlのだしが必要なので、2~3人で使うなら600~700mlほどの容量のモノがおすすめ。また、800~1000mlの大容量のモノなら、家族の人数が多い方や、ほかの料理にだしを使う場合にも対応できます。
必要な容量は、だしを調理のたびに取るのか、一度に作り置きしておきたいのかによっても変わるので、自分のライフスタイルに合った製品を選ぶのが重要です。
こし器の深さをチェック
だしポットの内部には、だし素材を入れられるこし器がついています。こし器が底につくくらい深いモノなら、少ない水でもだし素材がしっかりと浸るため、少量のだし取りにも使えて便利です。
また、こし器が大きいモノは洗いやすいので、清潔に保ちやすいのも嬉しいポイント。特に細かいメッシュ状のこし器は素材のカスがたまりにくく、お手入れが簡単でおすすめです。
食洗機に対応しているかチェック
食洗機に対応しているだしポットなら、食器と一緒に洗えるのでお手入れが簡単。忙しく、少しでも家事の手間を減らしたい方は、食洗機に対応している製品を選ぶとだし取りがより手軽になるのでおすすめです。
だしポットのおすすめ
貝印 野崎洋光のだしポット FK-0091
そのまま食卓に出せる、おしゃれなデザインが魅力のだしポットです。お湯を注いでだしを取るお湯出しタイプで、1~2分であっという間においしいだしが取れます。本体は、保温性に優れ、素材の味わいをしっかり引き出せる備前有田焼。しっかり指を入れられる大きな持ち手がついており、安定感のある使い心地が魅力です。
内部には、底まで届く大きなこし器がついており、少ない水でもだしが取れるのも嬉しいところ。こし器は丈夫なステンレス製で、網目が細かいためお手入れしやすく、長期間使用できます。
ランチャン(Ranchant) レンジで簡単 だしポット
コロンと丸いフォルムがかわいらしいだしポット。中に入れた水が対流しやすいように設計されており、素材のうまみをしっかりと引き出したおいしいだしが取れるのが魅力です。
素材はつややかで高級感があり、どっしりとした安定感が魅力の磁器製。ほどよい厚みがあり保温性に優れています。手が入れやすく、熱いだしが入っていても持ちやすい、大きな持ち手もポイントです。
容量は約600mlと、2~3人で使用するのに適したサイズ感。内部にはだし素材を入れやすく、お手入れしやすいメッシュの大きなこし器がついています。
カラーはレッド・イエロー・グリーンの3色展開。優しいパステルカラーが好みならイエローやグリーン、ポップな雰囲気が好みならレッドがおすすめです。
みのさらら だし急須 12126-17672
なめらかな質感とシンプルなホワイトカラーが目を引くだしポット。キッチンにさりげなくなじむ、優しい雰囲気が魅力です。だし素材を入れてお湯を注ぐだけで、簡単においしいだしが取れます。
内部には大きなこし器がついており、素材のうまみをしっかり引き出せるのが特徴。丈夫でサビにも強いステンレス製で、お手入れしやすく衛生的で長期間使用できます。上部にはこし器を取り出しやすい取っ手つき。
サイドには持ちやすい大きな持ち手がついており、熱いだしを注ぐときにも安心です。また、本体を傾けてもフタが落ちにくい構造になっているのも嬉しいポイント。
口先はシャープで切れがよく、液だれしにくいのが魅力です。口が広いため内部が洗いやすく、お手入れも簡単。だし茶漬けやお吸い物など、気軽においしいだしを楽しめるおすすめの製品です。
イワキ(iwaki) 昆布水ポット(UMAMI POT) K296KF-KOW
昆布を刻んでこし器に入れ、水を入れるだけで手軽にだしが取れるだしポット。スリムで冷蔵庫のドアポケットにぴったり入れられるため、スペースを有効活用できます。
本体は耐熱ガラス製で、ニオイがつきにくく汚れてもお手入れも簡単。熱湯消毒もできるため、衛生的に使用できます。サイドには手がすべりにくいよう凹凸がついており、安定感のある使い心地が味わえるのも魅力です。
昆布を入れやすい、細長いフォルムのこし器もポイント。底が外れるようになっており、出がらしの昆布を簡単に取り出せます。容量は1Lと大容量で、味噌汁や煮物、炊き込みご飯などさまざまな料理に活用可能。飽きのこないシンプルなデザインで、長く愛用できるだしポットです。
にんべん だしポット DB250
シンプルなデザインに「日本橋だし場」のロゴが入っただしポット。こし器にかつお節や昆布などの素材を入れ、水を注いで電子レンジにかけるだけで、香り高いだしが取れる便利な製品です。
こし器はポットの底に届くほどの深さがあり、少ない水でもしっかりだしが取れるため、好みに合わせてだし取りが可能。こし器の底にはツメがついており、ポットのふちに引っ掛ければ最後の1滴まで余すことなく活用できます。
容量は600mlと、およそ3杯分の味噌汁にちょうどよいサイズ。素材は耐熱ガラス製で、ニオイがつきにくく洗いやすいため衛生的に使用できます。熱いだしが入っていても安全に持ち運べる、大きな持ち手もポイントです。
曙産業 レンジで美味しいおだし RE-1510
電子レンジで簡単にだしが取れる便利なだしポット。本体はポリプロピレン製で、軽くて割れにくいため気軽に使えます。透明なのでだしの量や色合いがひと目で把握できるのも便利です。
底まで届く大きなこし器もポイント。底が外せるのでだしガラを取り出しやすく、お手入れも簡単です。上部にはこし器を取り出しやすいツマミつき。こし器は本体の上に載せられるようになっており、だしをしっかり切れるのもポイントです。
さらに、余っただしを冷蔵庫で保存するのに便利なフタもついています。容量は1Lとたっぷりサイズで、3~4人分の味噌汁を作ったり、だしの作り置きをしたりするのにおすすめの製品です。
食洗機に対応しており、お手入れの手間がかからないため忙しい方にもおすすめ。レシピつきで、だしの味わいを活かしたおいしい料理がすぐに作り始められます。
ハリオ(HARIO) だしポット DP-600
シンプルなデザインのだしポットです。電子レンジに対応しているので、だし素材と水を入れてレンジにかけるだけで簡単に本格的なだしが取れます。
内部には大きなこし器がついており、だし素材を入れやすいのが特徴。いりこやかつお節などをたくさん入れられるので、濃い味わいのだしを取りたい方にもおすすめです。また、こし器に深さがあるため、少量のだしを作りたいときにも重宝します。
本体は耐熱ガラス製で、透明なのでだしの色合いや残量がひと目でわかって便利。口径が10.5cmと広口なので、お手入れしやすく衛生的に使用できます。
冷蔵庫での保存の際に便利なフタつき。裏返せばこし器置きとしても使えます。実用容量は600mlで、2~3人で使用するのにちょうどよいサイズです。
ハリオ(HARIO) フィルターイン コーヒーボトル FIC-70
ワインボトルのようなデザインがおしゃれな製品。本来は水出しコーヒーを作るためのポットですが、だし取りにも活用できます。スリムなフォルムで冷蔵庫のドアポケットにも入れられるため、場所をとらないのが魅力です。
細長く大きなこし器はメッシュ素材を使用しており、カスが詰まりにくくお手入れも簡単。本体は耐熱ガラス製でだしの色合いや残量が見えやすく、ニオイがつきにくいので繰り返し使用できます。
容量はおよそ650mlで、2~3人で使用するのに適したサイズ。デザインにこだわりたい方や、冷蔵庫にすっきり収まるだしポットを探している方におすすめの製品です。
タケヤ化学工業(Takeya) スリムジャグ
冷蔵庫のドアポケットにすっぽり収まるスリムなポットです。本来は水出し冷茶を作る製品ですが、水出しでだしを取ることもできます。本体はAS樹脂製かつ、重量は376gと軽く、力の弱い方でも持ちやすいのが特徴です。
底近くにまで届く大きなこし器が特徴。素材のうまみを引き出したおいしいだしが取れます。細かいメッシュなので細かいカスが詰まりにくく、お手入れが簡単なのも魅力。また、手を汚さずにこし器を取り外せるため、ストレスフリーな使い心地が味わえます。
スリムな形状ながらも手が入れられる広口設計で、底までしっかり洗えるので衛生的。パーツが少なくシンプルな構造なので、お手入れしやすくいつも清潔に保てます。
容量は1.1Lとたっぷりサイズで、家族の人数が多い方やいろいろな料理にだしを使いたい方におすすめの製品です。
本格的なだしが手軽に作れるだしポット。電子レンジ対応のだしポットは、お湯を沸かす手間もなくスピーディーにだしが取れるのでひとつ持っておくと便利です。口が広めのモノを選ぶと、手を入れて洗えるのでお手入れが簡単。また、耐熱ガラス製のモノはニオイがつきにくく、だしの美しい色も楽しめるのでおすすめです。