一般的な家庭用包丁よりも刃渡りの短い「ペティナイフ」。小回りが利き扱いやすいため、細かい作業でも快適に行えます。刃渡りが長めのモノなら、メイン包丁としても活用できる優れモノです。

そこで今回は、おすすめのペティナイフをご紹介します。ペティナイフを使うメリットや選び方も併せて解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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ペティナイフの用途とは?

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ペティナイフのペティには、フランス語で「小さい」という意味があります。名称通り、フランス料理でメインに使われる牛刀(シェフズナイフ)などに比べてサイズが小さいのが特徴。軽量コンパクトで扱いやすく、小回りが効きやすいため、細かな作業を行う際に使用するサブナイフとしても重宝します。

具体的な用途としては、主に野菜や果物などの下ごしらえをするのに使うのがおすすめ。ペティナイフの短いブレードを活用することで、皮むきやスライスがスムーズに行えます。また、ブレードが少し長めのモノなら、肉や魚の処理にもぴったり。使い方次第でメインナイフの代わりとしても十分に活用可能です。

ペティナイフの選び方

使い方に合わせてサイズを選ぶ

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ペティナイフ選びではブレードのサイズが重要です。刃渡りが短いと細かな作業が行いやすくなりますが、大きさのある食材を処理するときはある程度の長さのあるモノの方が便利。用途に適した刃渡りのペティナイフを選びましょう。

主な用途が野菜や果物などの皮むきやスライスの場合は、刃渡り12cm程度の短いペティナイフがおすすめ。軽快なナイフ捌きで小さな食材を次々とカットできます。

肉や魚などの下ごしらえにも使いたい場合は、刃渡り15cm程度とやや長めのペティナイフがおすすめ。1本だけでもさまざまな食材の処理がこなせるので、荷物を減らしたいキャンプなどでメインナイフとして使う場合にもぴったりです。

刃の素材で選ぶ

ステンレス

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初めてペティナイフを購入する方には、ステンレス素材がおすすめです。ペティナイフの刃の素材としてはスタンダードで、鋭い切れ味と扱いやすさを兼ね備えています。

鉄に一定量のクロムが含まれており、錆びに強いのが特徴。ニオイ移りも少ないのが魅力です。食洗機に対応しているモノもあるので、手洗いをする時間を節約したい方にもおすすめの素材です。

なかには、刃と柄が一体になったオールステンレス仕様の製品もあります。接続部分に汚れが溜まる心配がないため、衛生的に使用できるのが利点。手入れの手間を軽減したい方におすすめのタイプです。

セラミック

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ペティナイフを選ぶ際、扱いやすさを重視するならセラミック素材がおすすめです。ほかの素材よりも軽量なので、調理中の負担を軽減するのがメリット。力に自信のない方でも気軽に使用できます。

また、錆びることがないので、衛生的に使えるのも特徴。金属臭がなく食材にニオイが移りにくいため、料理の味を損ないません。また、食洗機に対応し、手洗いする手間を軽減できます。漂白除菌ができるモノもあるので、きれいな状態で使えるのも魅力です。

しかし、セラミックは衝撃に弱いのが注意点。硬い食材を切ったり叩いたりすると、刃が欠けたり折れたりすることがあります。取り扱いや使用する食材には十分注意しましょう。

鋼(はがね)

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切れ味のよいペティナイフが欲しいなら、鋼素材がおすすめです。鋼は耐久性の高い素材で、鋭い切れ味を備えています。硬い食材もカットしやすいので、野菜やフルーツはもちろん、魚などにも使用できる万能タイプです。

しかし、鋼素材は錆びやすいのがデメリット。錆びないようにするには、使用後に水気をしっかりと拭き取る必要があります。食材を切った後も長時間放置しないようにしましょう。

複合材

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高性能で使い勝手のよいペティナイフが欲しいなら、複合材を使用したモノがおすすめです。複合材は2種類以上の素材を組み合わせており、それぞれのよさを兼ね備えているのが特徴。ステンレスの中心に鋼を組み込んでいるモノは、手入れがしやすいうえ、切れ味にも優れています。

なかには、硬さの異なるステンレスを組み合わせているモノもあります。

ギフトには縞模様がおしゃれなダマスカス包丁がぴったり

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おしゃれなペティナイフが欲しい方は、ダマスカス包丁がおすすめです。ダマスカス包丁は、複数の鋼材を重ね合わせた積層鋼を芯材に採用した包丁のこと。異なる金属を組み合わせることで、表面に独特な縞模様ができます。芸術品のような美しさから、高級感や上品さを感じられるため、ギフトにもぴったりな製品です。

また、金属を何層にも重ねており、耐久性に優れるのも魅力。素材にはモリブデン鋼を採用しているので、錆びにくく衛生的に使えます。硬質と軟質の鋼を使用しているため、硬さとしなやかさを兼ね備えているのもポイント。優れた切れ味も備えているので、品質のよさを重視する方にもおすすめです。

柄の素材をチェック

ステンレス

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ペティナイフを衛生的に使用したい方は、柄にステンレスを採用したモノがおすすめです。刃と柄が一体になったオールステンレスタイプは、つなぎ目がないのが特徴。汚れが溜まりにくいため、手入れを簡単に行えます。

食洗機に対応しているモノが多いので、きれいな状態を保てます。優れた耐久性も備えているため、長く愛用したい方にもおすすめです。ドット加工などの滑り止めを施している製品だとより握りやすくなります。

木製

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扱いやすいペティナイフが欲しいなら、木製の柄がおすすめ。木製の柄は手に馴染みやすいのが特徴です。しっかりと握れることで、食材をスムーズにカットしやすくなります。見た目がおしゃれに仕上がっているのも魅力です。

しかし、ほかの素材に比べ傷みやすいのはデメリット。汚れたまま放置することは避け、洗った後も乾いたタオルなどで水気をしっかりと拭き取りましょう。

樹脂製

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汎用性の高いペティナイフが欲しい方は、樹脂製の柄がおすすめです。樹脂製の柄は軽量で扱いやすいため、力に自信のない方でも気軽に使用できます。食卓で食材を切り分けたり、アウトドアに持っていったりと、幅広い用途で活用しやすいのも魅力。軽量で荷物にならないので、屋外にも持ち運びやすいタイプです。

また、カラーバリエーションやデザインが豊富なのも利点。好みや利用シーンに合った見た目の製品を使えるので、調理のモチベーションアップにも繋がります。

使いやすさが変わる刃と柄の位置関係をチェック

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ペティナイフを選ぶ際は、使いやすさに影響する刃と柄の位置関係をチェックしましょう。ペティナイフを横から見ると、刃先と柄の高さが近いモノと、刃先が柄よりも下に位置するモノがあります。

高さが近いモノは、食材を切るときに手がまな板に当たりやすいですが、フルーツなどの皮剥きがしやすいのが特徴です。

一方、刃が柄よりも下にあるモノは、手がまな板に当たりにくいため、一般的な三徳包丁のように使用できます。食材の切り残しも防げるので、きれいにカットできるのも魅力。メインの包丁として利用したい方は、刃が柄よりも下に位置する製品を選びましょう。

ペティナイフのおすすめブランド

ビクトリノックス(VICTORINOX)

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ビクトリノックスはスイス中央部のイーバッハに本社を置く1884年創業の老舗刃物メーカーです。1本に多彩な機能を盛り込んだアウトドア向けのマルチツール(十徳ナイフ)を開発したことで有名。現在ではキッチン向けナイフも幅広く展開しています。

ビクトリノックスでは、ストレートタイプのペティナイフなどをラインナップ。切れ味の鋭いエッジを備えたモノなら、リンゴの芯のくり抜きや野菜の微塵切りもスムーズに行えます。

人間工学に基づいて設計された樹脂製のハンドルを備えたモノも魅力。また、デザイン性に優れたアイテムが多いので、おしゃれなペティナイフを愛用したい方にもおすすめです。

ミソノ(MISONO)

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ミソノは岐阜の関市に本社を置く刃物メーカーです。800年続く歴史があり、熟練した職人が伝統技術で包丁やペティナイフを製作。現在では職人の伝統技術に機械を組み合わせた加工方法を確立しており、一貫生産された高品質な調理刃物を展開しています。

素材にもこだわっているのが、ミソノが手掛けるペティナイフの特徴。人気の「UX10シリーズ」ではEU製の高純度ピュアステンレス特殊鋼を使用しており、鋼包丁並みの切れ味と研ぎやすさを実現しています。実用性を重視する方におすすめです。

貝印

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貝印は東京の千代田区に本社を置く1908年創業の伝統刃物メーカーです。元々はポケットナイフや使い捨てカミソリを中心に事業を展開。生産は名刀「関の孫六」の発祥地として知られる岐阜の関市で行っており、現在では名匠の業と心を受け継ぐブランド「関孫六」を立ち上げ、ペティナイフなどのキッチン刃物も製造しています。

関孫六のペティナイフは完成度の高さが魅力。鮮烈な切れ味を実現しています。加えて、仕上がりの美しさもポイント。オールステンレス製のモノや、刀身にダマスカス模様が施されたモノもあるので、デザイン性を重視する方にもおすすめです。

ペティナイフのおすすめ

ビクトリノックス(VICTORINOX) スイスクラシック パーリングナイフ 10cm 直刃 6.7703-X1

ビクトリノックス(VICTORINOX) スイスクラシック パーリングナイフ 10cm 直刃 6.7703-X1

刃渡り10cmとやや短めのペティナイフ。ストレートエッジにより、優れた切れ味が得られます。また、刃と柄の高さがほぼ同じ位置で設計されているのも特徴。野菜や果物の皮むきなどの細かい作業に使うのにもおすすめです。

人間工学に基づいた設計のハンドルもポイント。素材にはポリプロピレン樹脂を使用しており、手に馴染みやすい仕様に仕上がっています。

ミソノ(MISONO) UX10 ぺティナイフ 120mm No.731

ミソノ(MISONO) UX10 ぺティナイフ 120mm No.731

伝統と新しい技術の融合によって生まれたペティナイフです。ブレード素材には、スウェーデン産の高品質な「高純度ピュアステンレス特殊鋼」を使用。鋼包丁並みの鋭い切れ味と研ぎやすさを実現しています。プロの料理人の方にもおすすめです。

強化木で作られた高級感あふれるハンドルも魅力。刀身をハンドルに固定するリベットには洋銀が使われており、エレガントな佇まいを演出しています。本ペティナイフの刃渡りは12cmです。

ミソノ(MISONO) モリブデン鋼 ぺティナイフ 150 mm No. 533

ミソノ(MISONO) モリブデン鋼 ぺティナイフ 150 mm No. 533

使いやすさにこだわったペティナイフです。切れ味を強化するモリブデン鋼やハイカーボン高級13クロムをステンレスに配合した複合材をブレード素材に使用。優れた技術によって、サビにくく鋭い切れ味に仕上げています。

刃渡りが15cmなのも特徴。一般的なペティナイフと比べてブレードがやや長く、肉や魚の下ごしらえもしっかりこなせるため、メイン包丁の代わりとしても重宝します。刃の位置はハンドルよりも低く、まな板上での作業も快適。ハンドルの素材には上質な黒色の強化木が使われています。

貝印 関孫六 匠創 ペティ 120mm AB5163

貝印 関孫六 匠創 ペティ 120mm AB5163

高品質で衛生的に使えるオールステンレス製のペティナイフです。ブレードからハンドルまで一体構造で作られており、継ぎ目がなく美しい外観が魅力。熱湯消毒や食洗機にも対応しているので、常に清潔な状態で使いたい方におすすめです。

刃渡り12cmのブレード素材には高硬度のステンレススチールを使用しています。刃付け後の研磨によって刃が鋭く滑らかに加工されているのも特徴。食材への切り込みが楽に行えます。

ステンレスハンドルは、曲線が手に馴染む流線型デザインを採用。グリップ感が高いため、使い勝手が良好です。

貝印 関孫六 ダマスカス ペティーナイフ 120mm AE5202

貝印 関孫六 ダマスカス ペティーナイフ 120mm AE5202

美しい刀紋を持つ「関孫六」上位シリーズのペティナイフです。刀身には32種類の異なるステンレス鋼が折り重ねられており、日本刀を思わせる芸術的な「ダマスカス模様」を再現。見た目でも楽しめる上質な1本を探している方にもおすすめです。実用性も高く、プロの包丁捌きを支える繊細な切れ味も備えています。

手に心地よく馴染む積層強化木ハンドルも注目ポイント。逆三角の形状と、鋲を使わない構造によって、優れた強度を実現しています。刀身とハンドルの接合部に口金が付いているのも特徴。継ぎ目に水気や汚れが溜まりにくいため、お手入れの手間を軽減でき、長期間にわたる使用も可能です。

本製品の刃渡りは12cm。刃がハンドルよりもやや低い位置にあるので、まな板上でもスムーズに食材をスライスできます。

京セラ(KYOCERA) セラミックナイフ 11cm FKB-110

京セラ(KYOCERA) セラミックナイフ 11cm FKB-110

優れた切れ味が長く続くペティナイフです。刃渡り11cmのブレード素材にはセラミックを使用。総重量は41gで、長時間の作業も軽快にこなせるモノを探している方におすすめです。

ハンドル素材にはサトウキビ由来の「グリーンポリエチレン」を採用。石油由来の樹脂素材と比べてプラスチックの使用量を削減していると謳っており、エコを意識している方にも適しています。

お手入れのしやすさも魅力。台所用の漂白・除菌剤が使えるほか、食洗機にも対応しています。5種類のおしゃれなカラーバリエーションが用意されているので、自分好みのモノを選んでみてください。

堺一文字光秀 真鋼 ペティナイフ 15cm

堺一文字光秀 真鋼 ペティナイフ 15cm

特殊な鋼材と技法で製作された上質な鋼製ペティナイフです。高純度の日本鋼をブレード素材に使っているのが特徴。プロ仕様の鋭い切れ味に加えて、研ぎやすさも備えています。

1枚の刃金のみで焼入れと刃付けを行う特殊製法「全鋼」で作られているのもポイント。高い技術が求められる製法のため、職人の技術力を体感できます。刃渡りは15cmです。

一心刃物 鎚目ダマスカス V金10号 ペティナイフ 135mm

一心刃物 鎚目ダマスカス V金10号 ペティナイフ 135mm

刃物産地として知られる関市で作られた複合材刃のペティナイフです。高級鋼材「V金10号」を芯材に採用し、硬度の異なるステンレス材を多層に重ね合わせて鍛造。研ぎやすさを実現しています。

刃渡りは13.5cm。刃先の側面に滑らかな丸みを帯びさせた「ハマグリ刃」で成形されているので、食材への食い込みや切り離しがスムーズに行えます。ハンドルは木製で、手に持った際に小回りが効きやすいよう重心を適切に設定しています。

刀身に施された美しいダマスカス模様も本製品の魅力。ハンドルの木目と合わせて、芸術品のように上質な雰囲気を醸し出しています。

スミカマ(SUMIKAMA) kasane ペティナイフ 125mm SCS125U

スミカマ(SUMIKAMA) kasane ペティナイフ 125mm SCS125U

おしゃれでデザイン性に優れたペティナイフです。刃渡り12.5cm、重さ約55gとやや小振りかつ軽量に設計されており、手が小さい方でも使いやすいのが特徴。小さなまな板の上でも扱いやすいサイズ感なので、テーブルナイフとしても重宝します。

ブレード素材には複合材の全鋼ハイカーボンステンレスを採用。高硬度な鋼材ならではの鋭利な切れ味が得られます。独自の研ぎ工法「ZERO EDGE」が刃先に施されているのもポイント。消耗による影響を受けにくく、切れ味が長持ちします。

ハンドル素材には希少な岐阜県産の天然木「ヤマザクラ」を使用。優しく手に馴染むほか、高い硬度も備えています。また、表面は含浸性ウレタン樹脂塗装で仕上げており、耐水性も高いのが魅力です。

ダイク(DYK) オールステンレス ペティナイフ

ダイク(DYK) オールステンレス ペティナイフ

スタイリッシュな雰囲気のペティナイフです。刃渡り8.2cm、ハンドル長11.5cmとコンパクトなのが特徴。果物の皮抜きなどのちょっとした作業に使いやすいため、気軽に使えるサブ包丁としておすすめです。

ブレードにはモリブデンバナジウム鋼、ハンドルにはステンレスを使用。小さくてもしっかり握れるように、ハンドルは独自の丸みを帯びた形状で作られています。加えて、ハンドル内部は中空モナカ構造を採用。握りやすさと軽量性を両立しています。

包丁のイメージを覆す、流れるように美しいデザインも魅力。刃物職人の街である新潟の燕三条で培われた技術に、現代の機能美を融合させることで作られています。

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