コンセントがなくても簡単に充電できる「手回し充電器」。ラジオ・ライトなど防災を意識した機能を搭載するモデルやアウトドア向けのモデルなど、さまざまなタイプが販売されています。
本記事では、おすすめの手回し充電器をご紹介。メリット・デメリットのほか、搭載されていると便利な機能やおすすめのメーカーなども解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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手回し充電器とは?スマホを充電するにはどのくらいの時間がかかる?
手回し充電器とは、名前の通り本体に搭載されたハンドルを回転させて充電できる充電器のこと。発電効率はモデルによって異なるものの、スマホを充電したい場合は1分間の手回しで3分前後通話ができるモデルだと十分便利に活用できます。
また、コンパクトなモデルが数多くラインナップされているのが特徴。電源の確保が難しいアウトドアなどでも持ち運んで使用可能です。
手回し充電器のメリット・デメリット
手回し充電器のメリットは、電源を確保できない環境で充電が切れてしまっても簡単に再利用できること。ハンドルを回すだけで充電できるので、緊急時に短時間だけでもスマホやラジオ、ライトを使いたいときに役立ちます。
デメリットは、大量の電力を必要とする場面では充電が追い付かないこと。手でハンドルを回すのは体力を消費するため、電化製品を動かしたりスマホをフル充電したりといった用途には適していません。
手回し充電器のおすすめメーカー・ブランド
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
アイリスオーヤマは、多彩なアイテムを取り扱う人気のメーカー。冷蔵庫や洗濯機、掃除機などの生活に欠かせない家電のほか、加湿器や除湿機といった季節物の家電、収納用の家具や雑貨など幅広いジャンルのアイテムを低価格で販売しています。
アイリスオーヤマの手回し充電器は、AndroidスマホやiPhoneを充電するモバイルバッテリーとしても使用可能。ソーラーパネルを搭載するモデルであれば、手回ししなくても太陽光に当てるだけで充電できます。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、さまざまなジャンルの家電を取り扱うメーカー。冷蔵庫や炊飯器、電子レンジといったキッチン家電のほか、テレビやオーディオ機器、デジタルカメラにノートパソコンなど多彩なアイテムを販売しています。
手回し充電器の種類は多くないものの、多機能を備えたモデルが多く使い勝手は良好。高品質なスピーカーの搭載により高音質でラジオを聞けるモデルは、アウトドア用としても適しています。
無印良品
衣料品や生活雑貨、食品など幅広いジャンルのアイテムを取り扱う無印良品。キッチン用品や家具家電、コスメなどさまざまなアイテムをラインナップし、派手な装飾やロゴのないシンプルなデザインが人気を集めています。
手回し充電器もホワイトを基調としたシンプルなデザインが採用されており、ミニマルかつおしゃれ。デザインを重視して選びたい方におすすめです。
手回し充電器のおすすめモデル
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 防災ラジオライト JTL-29
災害時にあると安心な機能が複数搭載されている製品。本体に2850mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、iPhoneやAndroidスマホなどのガジェットを充電するのに便利なモバイルバッテリーとして利用できます。
バッテリーは、手回しによる充電に対応。ハンドルを回転させるだけで簡単に充電できます。ハンドルは左右両方の回転に対応しているため、利き腕を問わずに使用可能です。ほかにも、USB充電器やノートパソコンからも充電できます。
本体上部にソーラーパネルが搭載されているのも特徴。太陽光を当てるだけで充電できるので、災害時はもちろん、アウトドアシーンにも役立つおすすめの製品です。また、伸縮式のアンテナとラジオ機能も搭載。ワイドFMにも対応しています。
LEDライトも搭載されているため、懐中電灯としても使用可能。さらに、IPX3の防水にも対応しています。
パナソニック(Panasonic) FM-AM 2バンドレシーバー RF-TJ20
ラジオとしても使用できる、おすすめのアイテム。本体の背面にハンドルが搭載されており、回すだけで動作するので、乾電池がない環境でも手回し充電器として活用できます。別途ケーブルを用意すると、スマホや携帯電話の充電ができる設計です。
また、ラジオ機能も搭載されています。ワイドFMに対応しており、AM放送が入りにくい環境でもFM放送の周波数を利用してクリアなAM放送を受信できる点も特徴です。2基のスピーカーを備えているため、音質も優れています。
さらに、大型のデジタル表示にも対応しており、受信している放送局が一目で把握しやすいのも魅力です。ラジオ機能は、1分間の手回し充電で約14分使用できる設計。また、LEDライトも搭載されているので、防災用としてもおすすめです。
付属品として、充電ケーブル用ポーチとハンドストラップが同梱されています。
無印良品 手回し充電ラジオ MJ-RR1
シンプルでおしゃれな見た目のおすすめアイテム。大きめのハンドルを採用し、長時間回しやすいように配慮されています。ハンドルは折りたたんで本体に収納できるのも魅力です。
充電器としての出力は、5Vかつ500mA。対応するケーブルを別途用意すれば、スマホや携帯電話などを充電できます。また、本体にはデジタル表示の時計も搭載されているため、手回しで充電して時刻も確認可能です。
伸縮式のアンテナが備えられており、FMラジオも受信できます。ワイドFMに対応しているのもポイント。また、本体には単4形アルカリ乾電池をセットするスロットも用意されているので、乾電池でも安定した動作を実現できます。
ソニー(SONY) FM/AMポータブルラジオ ICF-B09
非常時の備えとして役に立つおすすめのアイテム。本体側面に折りたたまれて収納されているハンドルを回すと、内蔵の電池に充電できます。USBポートも搭載されているので、iPhoneやAndroidスマホの充電にも利用できる仕様です。
3.6cmの大口径スピーカーも備えており、ラジオとしても使用できます。FM放送はもちろん、AM放送を受信できる点が特徴です。コンパクトながら十分な音量が確保されているうえ、クリアな音質でラジオを聞き取れます。
LEDのスポットライトとソフトライトも搭載。スポットライトは遠くまで明るく照らせるため暗い環境での移動時に使いやすく、ソフトライトは広い範囲を優しく照らすのに活用できます。
付属品が充実しているのも嬉しいポイントです。持ち運び用のポーチやハンドストラップ、充電ケーブルとアダプタのほか、非常用のホイッスルも同梱されています。
ソニー(SONY) FM/AMポータブルラジオ ICF-B99
複数の充電方法に対応するおすすめの製品。握りやすく回しやすいハンドルが搭載されており、スムーズに内蔵電池を充電できます。また、単3形アルカリ乾電池にも対応。普段は乾電池で使いつつ、緊急時には手回し充電器として使用するといった使い方も可能です。
本体の上部には、ソーラーパネルも搭載されています。天気がよい場合、日光に当てるだけで手間をかけずに充電できる設計です。非常用として使いやすいのはもちろん、キャンプや登山といったアウトドアシーンにも適しています。
FMラジオとAMラジオの両方に対応しており、3.6cmの大口径スピーカーで再生できるのも特徴。また、夜間や停電時に便利なLEDスポットライトも搭載されているので、手回し充電に対応する懐中電灯しても使用できます。
本体にはUSBポートが備えられており、スマホや携帯電話などの充電も可能です。
山善(YAMAZEN) 手回し充電ラジオ キュリオム YTM-R100
長期保管が可能な手回し充電器です。「10年ほったらかしでも充電できる」と謳われており、防災リュックなどに忍ばせておくのにぴったり。IP54等級の優れた防水・防塵性能を備えているため、緊急時でもシーンを選ばずに使用できます。
手回しでの充電に加え、乾電池・USB・ACコンセントと4wayで充電可能。内蔵の電池には約10年と長い寿命を持つコンデンサ電池を使用しており、いざというときに使えなくなるリスクを低減できます。
サイレン・ラジオ・LEDライトなど緊急時にあると安心な機能を多数搭載。また、USB Type-Aポートを1つ備え、モバイルバッテリーとしても使用できます。日本語表記が採用されており、老若男女に使いやすいデザインを採用。多機能で使い勝手のよいモノを探している方におすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 手回し多機能ラジオ UW-4510
防災用としてもアウトドア用としても活用できる製品。手回し充電器として使用できるほか、ソーラーパネルが搭載されているので太陽光でも発電できます。片手で掴めるコンパクトで扱いやすいサイズも特徴です。
また、ラジオ機能も搭載されており、76~90MHzのFM放送と520~1620KHzのAM放送の両方を楽しめます。伸縮するタイプのラジオアンテナも備えられているため電波を拾いやすく、使わないときはコンパクトに収納可能です。
LEDライトも搭載されているので、災害時や停電時に懐中電灯として使用できます。ラジオやLEDライトなどは手回し充電による発電でも動作するため、防災グッズとしておすすめ。ケーブルを用意すれば、スマホも充電できます。IPX3の防水に対応しているのも嬉しいポイントです。
Mesqool 防災ラジオ
5000mAhの大容量バッテリーが内蔵されているおすすめアイテム。一般的なモバイルバッテリーのように使用できます。本体に搭載されたハンドルを回すだけで、手回し充電器として活用可能です。
USBケーブル経由の充電や乾電池に対応しているほか、ソーラーパネルも備えているため、太陽光に当てるだけでも充電できます。また、ラジオ機能も搭載されており、側面に搭載された大型のパネルで時刻と周波数をチェックできる設計です。
ほかにも、懐中電灯機能も備えているので、アウトドアでの暗い環境や停電時などにも役立ちます。さらに、SOSアラート機能の搭載も特徴。大きな音を発して周囲にアピールできるため、災害時に閉じ込められてしまった場合に活用できます。
Tikuno ソーラーチャージャー HP8
61200mAhの大容量バッテリーを内蔵した手回し充電器です。USB Type-Cケーブル・Lightningケーブル・Microケーブルを1本ずつ搭載。加えて急速充電に対応したUSB Type-Cポートを含む3ポートを備え、さまざまなタイプのスマホを充電できます。家族の人数が多くても、この1台で対応できるのがメリットです。
本製品は、手回しだけでなく内蔵ケーブル・USB・ソーラーなど複数の方法で蓄電可能。アウトドアシーンや、地震・災害時の備えとしても活躍するため、1つあると重宝します。また、IPX7等級の防水・防塵・耐衝撃性能を備えており、耐久性にも優れています。
便利な機能も充実。高輝度LEDライトを搭載しており、広い範囲をしっかり照らせると謳われています。また、通常の光り方に加えてフラッシュモードとSOSモードを備えており、緊急時に危険を知らせる信号灯としても活躍。マルチに活用できるおすすめのアイテムです。
イセマウント(Ise Mount) ポータブルラジオ V4
多機能で使いやすいおすすめのアイテム。背面に収納されているハンドルを回すだけで本体に充電できます。USB Type-Aが1ポート搭載されており、スマホやiPhoneなども充電できる設計です。
正面のラジオスイッチをスライドさせると、ポータブルラジオとしても使用できます。FMとAMの両方に対応しており、ボタンで任意の周波数に調節すると受信できる仕様です。本体上部には、伸縮するアンテナも備えています。
LEDライトも搭載されているため、停電時に役立つ懐中電灯としても使用可能です。また、ラジオスイッチを「SIREN」までスライドさせるとサイレン警音器としても活用できるので、防災グッズとしても適しています。
多機能ながら価格が安いのも嬉しいポイント。コスパのよい手回し充電器を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
シンシア RELAX マルチレトロラジオ
レトロなデザインのアイテムが好きな方におすすめの製品。どこかノスタルジックであたたかみのある全10色をラインナップしています。自分用にはもちろん、家族や友人へのプレゼントにもぴったりです。
昔ながらの見た目とはうらはらに高機能なのも魅力。2000mAhの充電池を内蔵しており、手回し充電はもちろん、USBによる充電とソーラー充電にも対応しています。出力用のUSBポートも備えており、モバイルバッテリーとしても使用可能です。
災害時にあると安心なラジオ機能も搭載。FMラジオとAMラジオに加え、SWラジオにも対応しています。音量ダイヤルで音量の調節ができるので、情報を聞き洩らしにくいのも嬉しいポイントです。
スピーカーとして普段使いも可能。Bluetoothに対応しているため、PCやスマホと接続して気軽に好きな音楽を視聴できます。シーンを問わず、マルチに活躍するアイテムです。
NNOOAADIO 防災ラジオ AY-028-R JP
さまざまなシーンで活用できるおすすめのアイテム。FMとAMの両方に対応するラジオ機能が搭載されているので、災害時やアウトドアの際にラジオで情報収集できます。ラジオを受信しやすいように、伸縮するアンテナが備えられている点も特徴です。
1200mAhのバッテリーが内蔵されており、Androidスマホやタブレット、iPhoneなどを充電するモバイルバッテリーとしても使用できます。バッテリーは手回し充電ができるほか、USB経由やソーラーパネルによる充電も可能です。
また、LEDライトも搭載しており、停電時の懐中電灯としても活用できます。ハンドルを約1分間回転させると、ライトを15〜20分点灯させるのに十分な電力を充電可能。ラジオは5~20分聞けるほか、携帯電話で3〜5分通話できるほど充電できます。
IPX3の防滴設計なのも嬉しいポイント。水回りや屋外でも安心して使用できます。
ヤザワ(YAZAWA) 手回し充電ラジオライト付 BS901
シンプルで使いやすいおすすめの製品。片手で無理なく掴めるほどのサイズなので収納しやすく、防災バッグにも無理なく入れておけます。持ち歩く際の落下を防止するのに役立つ、ハンドストラップが搭載されている点も魅力です。
手回しによる充電のほか、USB充電にも対応しています。また、本体上部にはソーラーパネルも搭載されており、太陽光による充電も可能。対応のケーブルを用意すればスマホやワイヤレスイヤホンなどのガジェットも充電できます。
伸縮するアンテナが備えられており、FMラジオとAMラジオを聞けるのも嬉しいポイントです。また、LEDライトも搭載されているため懐中電灯としても使用可能です。
WINTECH 防滴手回し充電ラジオライト KDR-201WP
多彩な機能を備えたおすすめのアイテム。IPX3等級の防水に対応しているので、水回りや雨に濡れるリスクのある屋外などさまざまな場所で使用できます。カラビナ付きのハンドストラップも付属しており、持ち運びやすい仕様です。
2000mAhの充電池が内蔵されており、手回し充電はもちろん、USBによる充電とソーラー充電にも対応しています。出力用のUSBポートも用意されているため、スマホの充電も可能。コネクタをUSB Type-Cに変換するアダプタも付属しています。
ほかにも、ラジオを聞く機能も搭載されているので、FMラジオやAMラジオを聞いて楽しんだり災害時に情報収集したりもできて便利。懐中電灯して使えるLEDスポットライトが備えられているほか、ソーラーパネルの裏には読書用LEDライトも用意されています。
単4サイズの乾電池で動作するのも特徴。乾電池であれば、ラジオを約10時間、ライトを約8時間使用できます。
防災防犯ダイレクト ソーラー多機能ラジオライト5000 T020
利便性に優れたおすすめの製品。5000mAhの大容量バッテリーが内蔵されています。対応のケーブルを用意するだけで、iPhoneや一般的なAndroidスマホなどを充電できるモバイルバッテリーとして使用可能です。
手回し充電だけではなく、USB充電やソーラーパネルによる充電にも対応しています。また、乾電池を電源として使えるのも特徴。普段はUSB充電でモバイルバッテリーとして使いながら、緊急時に手回し充電やソーラーパネル充電を使用するといった使い方も可能です。
災害時にあると便利なラジオ機能も搭載。FMラジオとAMラジオの両方を聞けるほか、ワイドFMにも対応しています。イヤホンジャックも備えているので、周囲に音を漏らさず聞けるのも嬉しいポイントです。
ワンタッチで点灯するライトや読書灯なども搭載。ほかにも、大音量のサイレンを鳴らす機能にも対応しています。
手回し充電器の選び方
スマホなどをどれくらい充電できるか発電効率をチェック
手回し充電器を選ぶ際にチェックしておきたいポイントのひとつが、発電効率です。発電効率が悪いモデルの場合、素早くハンドルを回してもなかなか充電されず思ったようにスマホを使えない可能性があります。
目安としては、1分間ハンドルを回転させてスマホを充電した場合、3分前後の通話ができるモデルがおすすめ。ラジオは5分以上、ライトは15分以上使えれば十分実用レベルだと判断できます。
モバイルバッテリーとして使えるかチェック
手回し充電器を選ぶときは、モバイルバッテリーとして使用できるかどうかを事前にしっかりと確認しておきましょう。出力用のUSBポートが搭載されていない場合や出力が足りない場合は、スマホを充電できないので注意が必要です。
また、搭載されているバッテリーの容量も重要。大容量のモデルであれば、あらかじめ充電しておくと手回しする手間がかかりにくくスムーズに使用できます。
ソーラーや乾電池など手回し以外の充電方法の有無をチェック
手回し充電器のなかには、手回し以外の充電方法に対応するモデルがあります。一般的なモバイルバッテリーのようにUSB経由でコンセントやノートパソコンから充電できるモデルのほか、乾電池を利用できるモノも便利なのでおすすめです。
防災用やアウトドア用には、ソーラーパネルを搭載した太陽光発電に対応するモデルもピッタリ。時間はかかるものの、電源がない場所でも手間をかけずに充電できます。
USBポートの搭載数をチェック
搭載されているUSBポートの数も、手回し充電器を選ぶ際に重要なポイントです。多くの手回し充電器では、別のデバイスに給電するためにUSBポートが搭載されています。1ポートからは1台のデバイスしか充電できないので注意しましょう。
もし、日常的に2台のスマホを使い分けている場合は、USBポートを2基搭載している手回し充電器がおすすめ。充電したいデバイスの数にあわせて選んでみてください。
持ち運びやすいサイズと重さのモノを選ぼう
手回し充電器を選ぶときは、サイズや重量にも注目しましょう。手回し充電器は、片手で持ちながらもう一方の手でハンドルを回転させて充電するタイプが多く、あまり大きすぎたり重すぎたりすると扱いにくい場合があります。
特に、手回し充電器を持ち運んで屋外で使用したり防災用のバッグに入れたりしたい場合には、取り回しやすいサイズと重さのモデルがおすすめです。
便利な機能をチェック
ラジオ
手回し充電器を防災用の備えとして持っておきたい場合は、ラジオ機能が搭載されていると便利です。災害時にはテレビやインターネットをスムーズに利用できない可能性がありますが、ラジオであれば少ない電力で正確な情報を収集できます。
ラジオ機能搭載のモノを選ぶときには、FMラジオとAMラジオの両方に対応しているモデルがおすすめ。電波が入りにくい場所でもクリアな音声を聞きたい場合は、FM放送でAMラジオの番組を聞く機能であるワイドFMに対応しているかどうかもよくチェックしておきましょう。
ライト
ライト機能も、手回し充電器に搭載されていると便利な機能のひとつ。LEDのスポットライトが搭載されていると手回し充電器を懐中電灯のように使用できるので、災害時や停電が発生した場合の備えとしておすすめです。
また、スポットライトのように遠くまで照らすライトではなく、読書灯やソフトライトなどを搭載したモデルもあります。アウトドアシーンで使いたい場合にも便利なため、利用シーンを具体的にイメージして選んでみてください。
防水・防塵
手回し充電器のなかには、防水や防塵に対応しているモデルがあります。キャンプ・登山といったアウトドアや災害時の備えとして手回し充電器を使用する場合、屋外で水や砂ぼこりにあたっても故障しにくい防水防塵対応モデルがおすすめです。
ただし、モデルによって対応している防水防塵にレベルが異なる点には注意が必要。多くの場合、防水防塵のレベルはIP◯◯のようなIPコードで表記されているのでチェックしてみてください。
例えば、IP68の場合はIPの直後に続く6という数字が防塵等級、最後の8という数字が防水等級を意味しています。防塵は7等級、防水は9等級に分かれており、数字が大きいほどより高い保護性能を有していると判断可能です。
なお、防水と防塵のうち片方のみに対応している場合は、IP6XやIPX8など対応していない方をXで表記します。
手回し充電器は、災害時はもちろんアウトドアシーンでも活用できます。大容量のバッテリーを搭載するモデルであれば、普段からモバイルバッテリーとしても使用可能です。本記事を参考に、ぜひ自分にピッタリのモデルを見つけてみてください。