自然災害はいつ発生するか分かりません。地震や豪雨災害が続き、南海トラフの発生率も高まっている今こそ、防災グッズをきちんと揃える必要があります。面倒だからとついつい後回しになっていた方も、今こそ準備しておきましょう。

手軽に用意しやすい防災グッズのひとつに「防災リュック」があります。今回は、緊急時に必要なモノが詰められた、おすすめの防災リュックをご紹介。選び方とあわせてチェックしてみましょう。

防災リュックとは?

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防災リュックは、非常グッズのなかでも「一次持ち出し品」といわれており、災害時にさっと持ち出して逃げられる防災グッズです。玄関やリビング、寝室などいつでも持ち出しやすいところに置いて、いざというときにすぐに背負って逃げられるよう準備しておく必要があります。

防災リュックには、衣食住・情報に関する必要なアイテムを詰め込めますが、生活環境や家族構成によってその内容や必要量はさまざまです。

一般的に必要とされる防災グッズに自分の家庭環境に合わせたアイテムをプラスして、自分だけの防災リュックを1人1つ用意するようにしましょう。

防災リュックの選び方

サイズ・容量で選ぶ

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「大は小を兼ねる」という言葉があるように、できるだけたくさんのアイテムを詰め込める製品がおすすめ。容量20L程度の製品が一般的で、たくさん入るモノほど使い勝手が良好です。

また、重さも重要なポイント。防災リュックに多くのアイテムを詰め込むためにも、リュック自体の重量はできるだけ軽い製品を選ぶ必要があります。男性の場合は15kg以内のモノを、女性の場合は10kg以内であれば移動しやすく、持ち運びの際の疲労が軽減しやすくなります。

そのほかにも、前で留めるフロントストラップのついた製品や、クッションつきの製品が持ち運びやすく、安定感もあるためおすすめです。

防災リュックは災害時に背負って逃げる必要があり、場合によっては長時間・長距離走らなければならない可能性もあります。実際に自分が背負って逃げることを考慮してサイズや容量を選ぶようにしましょう。

防災グッズとセットになっていると便利

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防災リュックには、自分で自由に中身を詰め込めるタイプと、あらかじめ必要な防災用品がセットになったタイプの2種類があります。

防災グッズは1から全て揃えるのは大変な上に、何をどう揃えればいいのかも判断しにくいため、最初から必要なモノがセットになっている製品を購入しておくと安心です。

ただし、セットになっている製品はあくまで一般的な防災グッズのみ。女性の場合はサニタリー用品やヘルスケア用品を、子連れであればオムツやミルクなど、必要なモノをプラスして自分にあった防災リュックに仕上げましょう。

防水・反射材・ストラップなど仕様で選ぶ

水害で避難する場合や、避難時に雨が降っている場合も考慮して、防水性能のある防災リュックを選ぶのがおすすめです。リュックの中身を水濡れからガードできるのに加え、傘をささずに移動できるので、足場の悪い場所でもより安全に移動できます。

また、災害時は足場の悪い箇所を走ったり歩いたりする場合に備えて、ストラップのついたモデルがおすすめ。身体へのフィット感を強め、安定して持ち運べます。

災害は夜間にも起こり得るため、移動中の安全を確保できるよう、反射材をつけた防災リュックがおすすめです。ヘリからの捜索時にも、救助される可能性が高まります。反射材がついていない場合は、シール式の反射材を貼っておきましょう。

防災リュックのおすすめ

ラピタ(LA・PITA) 防災セットラピタシリーズ ラピタリュック

玄関やリビングにも置いておきやすいシンプルなデザインの防災リュックです。約800gと軽量で持ち運びやすい24L。撥水素材のターボリン生地を使っており、止水ファスナーを使っているため中身を水濡れから守りやすい仕様です。

リュックの周囲と上部には反射材がついているため、夜間の安全性を確保しヘリの捜索時も便利。ハンドルには蓄光素材がついており、停電時も素早く持ち出せます。チェストベルトも備え、歩いたり走ったりもしやすいモデルです。

リュック内にはラジオライト・ダイヤルランタン・衛生用品などが入っています。さらに、防災カードも付属。必要な情報を記入しておくことでスムーズな救助活動を助け、安否確認などにも便利です。カードには災害用伝言ダイヤルの情報も記載されています。

ラピタ(LA・PITA) 防災セットSHELTER

35L大容量の防災リュックです。防災リュック自体は500gと軽量で、子供用のおむつや下着なども追加しやすいサイズ。保存食やラジオ、寝袋など緊急時に過ごすためのアイテムが入っています。

広めのショルダーストラップにはクッションが入れてあるので、長時間の移動中も肩への負担を軽減できます。チェストベルトもついており、安定感も良好。チェストベルトはホイッスルとしても使用でき、緊急時の助けになります。

また、本体には撥水加工を施しており、止水ファスナーとあわせて中身の水濡れをガード。一般的なリュックと同じようなデザインはリビングや玄関にも置きやすく、コストパフォーマンスに優れています。

ラピタ(LA・PITA) ものすごい防災セットシリーズ

「背負う」「持つ」「転がす」の3WAYで使える防災リュックです。防災リュック自体は約2.4kgと重めですが、取手がついておりキャリーバックとしても使えるので、避難後は小柄な女性でも軽い力で転がせます。

27Lの大容量で、中身には保存食や衛生用品などを収納。ファスナーが大きく開くためスムーズに出し入れできます。固定ベルトによって移動中も中身の揺れ動きを防ぎ、よりスムーズな持ち運びが可能です。

ファスナー部分は南京錠つきでセキュリティ対策も良好。芯材を採用しており、タフに使用できます。非常時にも重い荷物を持ち運ばなければならない方におすすめです。

ピースアップ 防災セット 警戒レベル4 全員避難! SAFETY FIRST

40Lと大容量の防災リュックです。防災士と被災者が共同で考案したセット内容を採用。ランタンやラジオなどのほか、エアーマットも付属し、避難所などで一夜を過ごす場合も活躍します。

リュックには余裕があるため、追加で下着や子供用おむつなどを入れるのにも便利。背面には通気性のよいメッシュ素材を採用しており、背中の発汗を抑えて快適な持ち運びが可能です。

また、48ページの防災マニュアルつき。避難カードなども付属しており、大切な命を守るために役立ちます。カラーラインナップが豊富で使いやすいデザインなので、リビングや玄関など、目に見えるところ置きたい方にもおすすめです。

山善(YAMAZEN) 防災バッグ30 YBG-30R

リーズナブルな一次避難向けの防災リュックです。衛生用品やブランケットなど30点の防災用品を備えたロングセラーアイテム。食料品や水などは入っていないため、警戒時など避難所で待機する際などに便利です。

また、全て入れても約2kgと軽量で、小柄な女性やご年配の方にもおすすめ。いざというとき素早く手に取って持ち出せます。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 避難リュックセット 15点 O-HR-15P

女性や子供でも背負いやすい約11Lの防災リュックです。コンパクトサイズですが、中身が充実しており、15点の防寒用品・衛生用品・保存食などが入っています。災害時の準備品リストを掲載した防災マニュアルが付属し、買い足すモノもチェックできます。

撥水加工が施されているため、ちょっとした水濡れから中身を保護。レインコートも入っており、雨の日の避難も水濡れから中身を守れます。

また、サイドにポケットを採用。500mlペットボトルを入れられ、マップや折り畳み傘などちょっとしたモノを持ち運ぶときにも便利です。

ひかり防災 HIH 防災セット ハザードリュック 非常用持ち出し袋36点セット

福島県の被災企業が考案し制作した、人気のある防災リュックです。36点のコンパクトで必要なモノが厳選されており、衛生用品や保存食のほか、避難所での休息に必要なアイテムも揃っています。

特に5つの機能を持つ「スマホ対応手回し充電ラジオライト」が魅力。LEDライト・サイレン・ワイドFM対応ラジオ・手回し充電機能・スマートフォン充電を備えています。緊急時に居場所を知らせたり状況を把握したりするのに便利です。

さらに、「3in1充電ケーブル」が付属。micro USBとUSB Type-Cに対応しており、家族で使用するスマホ機種が異なる場合にも役立ちます。

また、防寒対策も考慮されており、大人が楽に入れる「防寒用寝袋」や接地面の冷気を遮断する「冷熱遮断エアーマット」を採用。便利な防災グッズを全て入れても上部に余裕があるため、サニタリー用品や子供用グッズなども入れられます。

ミヤビワークス(MIYABI WORKS) オリジナル防災バッグ OTE On The Exit

マグネットや専用フックで玄関のドアや壁にくっつけられる防災リュックです。ワンルームに住む一人暮らしの方など、玄関のスペースが限られている方にもおすすめ。サイズも33×33×10.5cmとコンパクトです。

都会的でミニマムなデザインと、落ち着いたカラーラインナップで部屋に溶け込みやすく、来客が多いリビングや玄関などにも置いておけます。約2.5kgと軽量なので、緊急時にはすぐ取り外して持ち出すことも可能です。

中には、防災用キャップ・非常用手回し充電ラジオライト・水・保存食など必要最低限のモノが入っています。常備薬など小さなモノなら追加で収納可能。防災リュックもおしゃれに常備しておきたい方におすすめです。

防災防犯ダイレクト 地震対策30点避難セット

地震対策用としておすすめの防災リュックです。被災者の声をもとに、防災士が30点のセット内容を厳選。手回し充電・LEDライト・スマホ充電機能などを備えた「多機能ラジオライト」のほか、保存食や衛生用品などが入っています。

また、グッドデザイン賞を獲得したデザインも魅力。リビングや玄関などにもおきやすいシンプルなデザインで、自立もします。肩ベルトはコンパクトに収納でき、シューズボックスなどへの収納にもおすすめです。

持ち手部分には暗闇で光る畜光材を採用しており、停電時も目立つので素早く持ち出せます。前面と肩ベルトには反射材がついており、夜間の避難にも便利です。

また、水濡れや火にも強い防炎防水素材を使用。悪天候下や二次災害が起こった場合にも、中身を守りながら避難できます。

エム・ティー・ネット(MT-NET) 非常用持出セット 女性向き1人用セット hms10102sr-m001

女性向けの防災リュックです。阪神淡路大震災で被災した防災士が監修。女性ならではの心配事に注目した防災セット内容が魅力です。

なかには生理用品のほか、使い捨てショーツやヘアゴムなどが入っています。避難中に生理がきた場合や、髪をまとめて素早く動きたいときなどに便利。防犯ブザーも備えており、避難所生活の安全性も高められます。

また、リュック専用の雨具が付属し、悪天候下での避難にも便利です。反射材がついており、夜間の視認性も良好。ランタンやラジオライトなども付属し、通常の防災リュックとしても十分活躍します。

角利 防炎協会認定 リュック型非常持出袋

リーズナブルで手に入れやすい、日本防炎協会認定品の防災リュックです。防炎性能を備え、火事のなかでも燃えにくい耐久性の高さが魅力。約450gと軽量で、素早く持ち運べます。

中身はないので、自分で防災用のセットを揃えたい方におすすめ。サイズは約幅40.0×奥行7.0×高さ40.5cmとコンパクトですが、底部にマチがついているため、より多くのモノを入れられます。