非常時や災害時に身を守るアイテムとして持っておきたい「エマージェンシーシート」。体に巻き付けたり下に敷いたりして、体温の低下を防ぎます。防水・防風効果があるモノを選べば、急な天候の変化にも対応できます。
本記事では、幅広いシーンで使えるエマージェンシーシートの選び方を詳しく解説。コンパクトに折りたためるアルミ製シートから眠るのに便利な寝袋タイプまで、人気のおすすめ製品についても併せてご紹介します。
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- 目次
- エマージェンシーシートとは?
- エマージェンシーシートの選び方
- エマージェンシーシートのおすすめ|アルミシート・厚手タイプ
- エマージェンシーシートのおすすめ|寝袋タイプ
- エマージェンシー シートの使い方
- エマージェンシー シートの売れ筋ランキングをチェック
エマージェンシーシートとは?

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エマージェンシーシートは防災グッズのひとつです。「エマージェンシー(emergency)」とは、非常事態・緊急事態という意味。災害発生などの非常時に、寒さや水濡れから体を守ります。保温性の高い素材でできていることが多いため、体温を逃がさずあたたかさを保てるのが特徴です。
また、災害時・緊急時には、低体温症に注意しなければなりません。低体温症とは、深部体温が35℃以下に下がる状態を指します。心拍数や呼吸数の低下が見られ、命を落としてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
最近では災害時だけでなく、登山やアウトドアで傘代わりに使用するなど、活用の幅が広がっています。防災バッグや車に常備しておくと、もしものときも落ち着いて行動できるので安心です。
エマージェンシーシートの選び方
タイプで選ぶ
アルミシートタイプ

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保温性の高いアルミを採用した「アルミシートタイプ」。コンパクトなモノが多く、携帯性に優れているのが魅力です。体に巻き付けたり床に敷いて寒さを凌いだりと、保温を目的とした使用に適しています。
ただし、アルミシートタイプは薄手のため、破損しやすいのがデメリット。床に敷く場合は尖った石がないか、確認してから使用しましょう。引き裂きに強いモノや、耐久性の高い4層構造のモノなども展開されています。比較的リーズナブルな価格なので、家族の人数分揃えておくと安心です。
厚手タイプ

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「厚手タイプ」は、床や地面に敷いて防寒できるのが特徴。しっかりとした生地なので、繰り返し使えます。コンパクトに折りたたみにくいアイテムもあるため、持ち歩きには適していません。
災害時や非常時に屋外で過ごす際も、厚手タイプがあると安心。避難所で敷布団として使ったり、ケガした人を寝かせるベッドとして使ったりと、さまざまなシーンで活躍します。もしものときのために、ひとつ持っておくのがおすすめです。
寝袋タイプ

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体を包み込むような形状の「寝袋タイプ」は、広げるだけで布団代わりになるのがポイント。隙間風が侵入しにくく、体温をしっかりキープできます。避難所や屋外で寝るときに重宝するアイテムです。
寝袋タイプの素材はさまざま。アルミシートを寝袋状に加工したモノや、クッション性のある素材を配合したモノなども展開されています。
さらに、登山やキャンプなどのアウトドアシーンで、寝具に重ねて保温性を高めるという使い方ができるのも魅力。使用目的に応じた適切な厚みの製品を選ぶことが大切です。
音がしにくいモノなら快適に使える

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エマージェンシーシートを選ぶときは、音がしにくいモノかどうか確認しましょう。家に帰れない不安や災害に遭ったショックから、大きなストレスを抱えてしまう人も少なくありません。
避難所のような人が大勢集まる慣れない場所での生活を余儀なくされたとき、少しでも不快な音がすると気になってしまうもの。周囲に迷惑をかけたくない場合は、なるべく不快音がしない静かに使える製品を選ぶのがおすすめです。
耐久性をチェック

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災害時は長期間家に帰れないことが予想されます。同じエマージェンシーシートを長期間使用する可能性もあるため、耐久性の高さをしっかりチェックしておきましょう。
屋外で過ごすことになれば、地面に寝たり座ったりするシーンも想定されます。すぐに劣化し破れてしまう製品だと、エマージェンシーシートとしての役割を果たせません。引き裂きや摩擦に強い、丈夫なモノを選ぶのがおすすめです。
収納時の大きさや重さをチェック

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持ち運びやすさも大切なポイントです。エマージェンシートは緊急時に携行するアイテムなので、なるべく小さく軽いモノだと便利です。防災バッグや避難用リュックに収納したい方は、サイズもチェックしておきましょう。
一般的にはアルミシートタイプがもっとも軽く、寝袋タイプ、厚手タイプと続きます。コンパクトに収納できる、専用の袋が付属している製品がおすすめ。なかには、ポケットティッシュほどのサイズまで折りたためるアイテムも展開されています。
どのような季節にも対応しやすいリバーシブルタイプに注目

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保温性の高いエマージェンシーシートは、外気が寒い冬に役立ちます。暑い季節の災害時にも対応できる製品を探している方は、リバーシブルタイプがおすすめ。熱を反射するシートと熱を集めるシートが搭載されており、季節や気温にあわせて使い分けられます。
熱を反射するシートは、内側にして体を温めたり外側にして日差しを遮ったりすることが可能。シートの金色の面は熱を吸収する性質があるため、太陽の光を集めて体温を保つ効果があります。
エマージェンシーシートのおすすめ|アルミシート・厚手タイプ
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 非常用保温アルミシート JTH-1321
約60gという軽量設計のエマージェンシーシートです。体に巻き付けるだけでなく、掛けたり被ったりとマルチに使えるのが魅力。保温性の高いアルミ素材で、体温の低下を防ぎます。
サイズは130×210cmと、使いやすい大きさ。折りたたむとコンパクトになるため持ち運びも容易にできます。非常時に役立つ保温性の高い製品を探している方におすすめです。
エコライドワールド(Eco Ride World) カサカサ音が少ないサバイバルシート
不快な音がしにくい静音設計のエマージェンシーシート。繰り返し使えるため、1枚持っていると安心です。専用の収納袋も付いており、非常用バッグの中でも行方不明になりません。
体温を反射するため、体を包むだけであたたかく感じられるのが特徴。災害時はもちろん、アウトドアやスポーツ観戦など普段使いも可能。強い日差しが気になるときは、暑さ対策としても使用できます。
防災ガイドが付属。価格も比較的リーズナブルなので、家族の人数分用意しておくのがおすすめです。
エコライドワールド(Eco Ride World) アルミ4層ブランケット
厚手のモノがほしい方におすすめの、エマージェンシーシートです。通気性のない4層構造のシートが寒さをしっかりガード。肌に触れる部分は不織布を使用しており、手触りがよいのもメリットです。カサカサという不快音が出にくく、人の目を気にせず使えます。
サイズは約105×180cm、重さは約150gと軽量で携帯性に優れているのが特徴。大きめの収納袋が付いているので、スムーズに収納できます。
緊急時や災害時はもちろん、ほかの寝具とあわせて保温力を高めるという使い方もおすすめ。アウトドアやスポーツ観戦にもぴったりです。
ロゴス(LOGOS) LLL エマージェンシーシートゴールド 82100050
一年を通して使えるリバーシブル仕様のエマージェンシーシートです。ゴールドの面は太陽の熱を吸収するため、体温をしっかりキープ。冬場の使用におすすめです。シルバーの面は太陽の日差しや熱を反射し、暑さ対策にもなります。
重さは50gと軽量で、持ち運びしやすいのもポイント。折りたたむとコンパクトですが、広げると220×140cmと十分な大きさがあります。
さらに、防水アルミ素材でできているため、雨風から身を守れるのが特徴。防水シートとして使えるのもおすすめポイントです。
Road clover 緊急災害時用 マルチアルミシート
幅広い用途に使えるおすすめのエマージェンシーシートです。不快音が少ない静音タイプなので、周囲に人がいる場合も使用しやすいのが魅力。約137×213cmと大きめなので、小さな子どもから大人まで年齢を問わずに使えます。
日本の品質評価機関で検査をした安全性の高い製品です。体に有害とされるホルムアルデヒドも基準値以下を確認済。高い保温性のある素材が体温の低下を防ぎます。
コンパクトに収納できる袋も付いており、携帯性が良好。防災士が監修したガイドも付属しているので、災害時にも便利です。
ソル(SOL) エマージェンシーブランケット 1人用
ポリエチレン素材にアルミを蒸着加工した、エマージェンシーシート。高純度のアルミが耐熱を90%反射するため、寒い冬でもあたたかく感じます。肌触りがなめらかなので、使い心地のよいモノを探している方におすすめです。
耐久性が高く、破れたり伸びたりしにくいのもメリット。傷が付いてしまっても補修できるので、長く使用できます。
色は視認性のよい、明るいオレンジ。遭難時や災害時に、発見されやすいカラーを採用しています。
さらに、防水・防風効果あるため急な天気の変化にも対応。アメリカのサバイバルギアブランドの製品なので、もしものときにも安心して使えます。
小久保工業所(Kokubo) GO OUT アルミブランケット 静音タイプ 2枚入 KO-004
シングルサイズの毛布と同程度の大きさのエマージェンシーシートです。約130×210cmと幅があり、大人の体もすっぽりと包み込めます。2枚入りで価格も安いのが魅力です。
カサカサという不快な音が少ない静音タイプで、周囲の視線が気になる場所でも使用可能。コンパクトで持ち運びしやすく、アウトドアや登山での防寒・防風対策としても役立ちます。肘掛け・日除け・目隠しなど、アイデア次第でさまざまな使い方ができる製品です。
GEUM 防災士監修 アルミシート 5個セット
防災士が監修した両面使えるエマージェンシーシートです。ゴールドの面は熱を吸収し保温する素材、シルバーの面は熱を反射する素材を使用。寒いときはゴールド面を外側にすることで、体温の低下を防ぎます。オールシーズン対応できるモノを探している方におすすめです。
サイズは210×160cmと大きめ。体の大きな方も使いやすいのが魅力です。重さは約50gと軽量で持ち運びも簡単。専用の収納袋も付いているため、防災バッグの中で行方不明になりにくいのもうれしいポイントです。
不快な音がしにくいのもメリット。防災ガイドブックや日本語説明書が付属しており、非常時でも安心です。
ラッキーシップ NEWソフト エマージェンシーブランケット 810127
やわらかい素材を採用したエマージェンシーシートです。保温性の高い、アルミ蒸着ポチエチレンを使用。不快な音が少ない、ソフトな新素材を採用しています。やわらかく折りたたみやすいのがメリット。繰り返し何度も使える耐久性の高さも魅力です。
ファスナー付きのパッケージは、収納袋として再利用可能。湿気による酸化変色対策がされた2層フィルムを採用しているため、繰り返し収納できます。
また、折りたたんだときの大きさは約15×15.5cmとコンパクト。価格が安いため、気軽に買えるのもおすすめポイントです。
ユーザー(USER) あったかアルミシート U-P147
4層構造であたたかいエマージェンシーシート。ポリエチレン2層・アルミ蒸着・ポリプロピレン不織布で構成されています。災害時に体に巻き付けて使うほか、寝具とあわせて使うことも可能です。
薄手のため床に敷いたり体に掛けたりと、使い方は多岐にわたります。軽量で持ち運びも容易なため、旅行や出張に持参するブランケットにもぴったり。シンプルなデザインなので、普段使いしやすいのも魅力です。
BasicStandard アルミシート サバイバルシート
大きさが約105×180cmで、幅広い用途で使えるエマージェンシーシートです。ブランケットとして使ったり布団の下に敷いて床からの冷気を遮断したりと、普段使いにもおすすめ。宇宙開発技術を転用した高い機能性を持つ製品です。
4層構造で熱を逃がしにくく、体温をしっかりキープ。肌に触れる部分はソフトな不織布を使用しているため快適に使えます。不快な音がしにくい静音タイプで、使う場所を選びません。長く使える高品質なモノを探している方におすすめです。
ボーンディガーズ(BORN DIGGERS) アウトドア ブランケット
機能性だけでなく見た目のデザインにもこだわった、エマージェンシーシートです。緑色を採用したシンプルな見た目が特徴。サイズは約130×210cmで、大人が全身を覆うのにちょうどよい大きさです。
ガサガサ音がしにくく、人が集まるシーンでも使いやすいのがおすすめポイント。おしゃれなデザインの収納袋もセットになっており、紛失してしまう心配も軽減されています。
軽量・コンパクト設計で携帯しやすい製品。防災グッズもおしゃれに揃えたい方は、チェックしてみてください。
タイガー(TIGER) 大きなサイズの 防災ブランケット T-0919
約160×240cmと大判サイズのエマージェンシーシートです。重さは約50gと軽量なので、持ち運びにも適しています。価格が安く気軽に購入できるも魅力です。
さらに、折りたたむとコンパクトになり、収納場所をとらないのもメリット。薄手ながら、体温の低下をしっかり防ぎます。災害時はもちろん、急な天候や気温の変化にも対応できるので、1枚持っていると便利な製品です。
エマージェンシーシートのおすすめ|寝袋タイプ
エコライドワールド(Eco Ride World) カサカサ音が少ない静音アルミ寝袋
寒いときも暑いときも使える、リバーシブル仕様のエマージェンシーシート。銀色の面が熱を反射するため、内側にすると寒さ対策に、外側にすると暑さ対策に効果があります。災害時だけでなく、アウトドアで急な天候の変化があったときにも活躍します。
寝袋タイプで風が侵入しにくく、さまざまなシーンで使えるのも魅力。サイズは約98×200cmで、大人も使える大きさです。
非常時や遭難時に発見されやすい、はっきりとしたオレンジ色を採用しているのもポイント。購入後約5年間保管しておける、おすすめのエマージェンシーシートです。
ソル(SOL) ヒートシート エマージェンシーヴィヴィ 12133
繰り返し使えるモノがほしい方にぴったりのエマージェンシーシートです。ポリエチレン製で、簡単に折りたたむことが可能。キャンプや登山で寝袋と併用するなどの普段使いにも適しています。
重さが約108gと軽量で、持ち運びやすいのもメリット。収納時は約直径6.5×9cmと、防災バッグにも入れやすいサイズまで小さくなります。カサカサという音もしにくいため、避難所でも快適に過ごせます。
小久保工業所(Kokubo) 緊急簡易アルミ寝袋 5995
寝袋タイプで、体をすっぽり収められるエマージェンシーシートです。使用時の大きさは125×220cm。折りたたんだときのサイズは21.5×15.5×2.2cmとコンパクトなので、非常用バッグにもすっきり入ります。
保温性の高いアルミでできているため、寒い季節でも安心。防水・防風効果も期待できます。災害時はもちろん、アウトドアやレジャーにも使える汎用性の高いアイテムです。
ピースアップ(PEACEUP) 静音 エマージェンシー アルミ寝袋
カサカサ音がしにくい、寝袋タイプのエマージェンシーシート。静音タイプで、人が多い避難所でも使いやすいのが特徴です。サイズは約93×210cm。身長や体格を問わずに、使用しやすいのがメリットです。
本体はアルミ製で、約128gと軽量。熱反射率が約90%あり、中に入った人の体温をしっかり守ります。破れにくいので、繰り返し利用できるのも嬉しいポイント。緊急時に発見されやすいよう、視認性のよいオレンジカラーを採用しています。
ボウエキ(Boueki) 4層 防寒・防風アルミ寝袋 50865
繰り返し使用できる、丈夫な4層構造のエマージェンシーシートです。防水・防風効果があるため、天気が悪くても使いやすいのがメリット。保温性の高いアルミ素材で、体温の低下を防ぎます。
広げるだけですぐに使える製品なので、急いで使いたいときにもぴったりです。サイズは約100×200cm。耐久性の高いアイテムを探している方におすすめです。
日進生活館 サバイバルシート
低価格ながら耐久性が高い、寝袋タイプのエマージェンシーシート。耐引裂性があるため、破れたり切れたりしにくいのがポイント。繰り返し使用できるので、コストパフォーマンスがよいのもメリットです。
防水・防風効果もあり、急な天候の変化にも対応可能。冬のキャンプや登山などのアウトドアシーンで、寝袋の上に重ねて使うのもおすすめです。
保温性の高い中綿とアルミを無数の針で絡ませて一体化する特殊ニードル加工がほどこされた、アルミシートを内蔵しているのも魅力。蓄熱保温性と蒸れにくさを両立させた、機能性の高いアイテムです。
エマージェンシー シートの使い方

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エマージェンシーシートは、非常時や災害時に、体温低下を防ぐ目的で使うのが一般的。アルミシートタイプは体に巻き付けて、寝袋タイプは中に入って使用します。寒さ対策を効果的にするなら、表裏を必ず確認しておきましょう。
キャンプや登山など、アウトドアシーンにも活躍します。レジャーシートのように広げて敷くことで、地面から来る冷気を遮断。洋服が汚れるのも防ぎます。大きいサイズのモノを選べば、複数人で座ることも可能です。
急な天候の変化や、強い雨風に備えるアイテムとしても便利。車で移動中に雪で立ち往生してしまった場合や、アウトドアシーンで急な雨に見舞われた場合なども、エマージェンシーシートがあると安心です。寒さを感じたとき、寝具にプラスする使い方もおすすめです。
エマージェンシー シートの売れ筋ランキングをチェック
エマージェンシー シートのランキングをチェックしたい方はこちら。
災害時だけでなく登山やアウトドア時も役立つ、エマージェンシーシート。もしものときに備えて、家族の人数分用意しておくのがおすすめです。ポケットティッシュほどの大きさに折りたためるモノも多いので、省スペースで収納できます。本記事でご紹介した内容を参考に、安心して使える製品を探してみてください。