遠くまで声を届けられる「メガホン・拡声器」。体育祭やライブ会場のほか、災害時の避難誘導などで使用可能です。録音機能や音楽再生機能など、多様な製品が販売されているなか、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、メガホン・拡声器のおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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メガホン・拡声器とは?
メガホン・拡声器とは、音の指向性や音量を高めることで、音声を遠くまで届かせる機器のことです。電源を使わない円錐型のモノだけでなく、内蔵しているトランジスタにより電気的に音量を増幅するトランジスタメガホンなどが販売されています。
声が通りにくい屋外イベントや、災害時の避難誘導をする際に活用可能。手軽に周囲の方へ音声を届けたい方におすすめです。
メガホン・拡声器のおすすめモデル|メガホンタイプ
旭電機化成 10Wハンドメガホン AHM-107
サイレン機能を搭載している拡声器です。100dBの大音量を出せるため、緊急時の避難誘導に役立ちます。最大出力は10W、通達距離は80mです。メガホンやサイレンの音量調節はレバーで行います。
電源には乾電池を使用します。国産の単2形アルカリ乾電池を4本使用した際の連続使用時間は、ボリューム中で約11時間、ボリューム最大で約5時間です。重量は526g。折りたたみ式のハンドルを採用しています。肩掛け用ベルトが付いているため、携帯性を重視する方におすすめです。
旭電機化成 防雨ハンドメガホン AHM-201
防水性能をもった、雨のなかでも使える拡声器です。折りたたみ式のハンドルを採用しています。長さ調整可能な肩ひもが付いているので、持ち運びやすい製品を求める方におすすめ。電源ランプが付いているため、電源の消し忘れを防止したい方にも適しています。
音声到達距離は約80m。使用には、単3形アルカリ乾電池が4本必要で、持続時間は約25時間です。サイズは、直径14×長さ20.5×把手部11cmで、重量は約0.5kgです。
イーアンドケー(E&K) ハンディメガホン AX-10WB
コンパクトで取り回しやすい拡声器。ボリューム調節やサイレンなど、本格的な機能を搭載しています。小型ながら10W出力に対応。有効距離は約100mと遠くまで声を伝えられるため、災害時の避難誘導に役立ちます。
操作はシンプルなボタン式を採用。幅広い方に扱いやすい設計になっています。便利なストラップ付きで、落下を防ぎやすいのもメリットです。取っ手は折りたたみ式なので、コンパクトに収納可能。防災リュックに入れられるモノを探している方にもおすすめです。
マット調で高級感のあるデザインを採用。シンプルながら質感高い印象を与えられるのも魅力です。電源は単2形乾電池を4本使用。電池を別途用意する必要がある点には留意しておきましょう。
TOA ショルダーメガホン 30W ホイッスル音付 ER-2130W
定格出力30Wのショルダー型拡声器です。音声の通達距離は約800mなので、遠くまで声を届かせたい方におすすめ。ホイッスル機能を搭載しているため、災害時の避難誘導をしたい方にも適しています。
重量は3.6kgで、持ち運びに便利なベルトとハンドルが付いています。外部マイクロホン入力端子・AUX入力端子・外部電源入力端子を搭載。マイクには抗菌処理が施されているので、衛生的に使用したい方にもおすすめです。
電源には単1形乾電池または外部電源を使用します。電池持続時間は、拡声時が約22時間、ホイッスル時が約120分です。電池残量表示機能を搭載していたり、防滴カバーが付属していたりする点もメリットです。
マクロス サイレン&録音付 小型拡声器 MEH-146
折りたたみ式の小型拡声器です。折りたたみ時のサイズは約15.5×11.5cmで、重さは約270gとコンパクトかつ軽量なのが特徴。リュックなどの鞄に入るサイズなので、持ち運びやすい製品を求める方におすすめです。最大音量が110dBとパワフルなサイレン機能を搭載しているため、緊急時に役立ちます。
約8秒間の録音・リピート再生ができる点もメリットです。ボタンで操作でき、難しい操作が少ないのも魅力。駆動には、単3形アルカリ乾電池を4本使用します。
応援グッズ プロモショップ ミニWメガホン AZ00900000001
電源を必要としないプラスチック製のメガホンです。全16色のなかから2色を組み合わせたデザインを採用しています。シンプルな製品を探している方や、体育祭・スポーツ観戦の応援に用いたい方におすすめです。
サイズは幅80×奥行80×高さ180mmで、重量は60g。壊れにくい素材を使用しているため、叩いて応援したい方にも適しています。また、価格が比較的安いので、購入しやすいのも嬉しいポイントです。
メガホン・拡声器のおすすめモデル|ハンズフリータイプ
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ポータブル拡声器スピーカー MM-SPAMP12
マイクとスピーカーをワイヤレス接続できる拡声器です。スピーカーの通信距離は30mで、動きながら使用したい方におすすめ。マイクが2つ付属しているため、2人同時に話せる製品がほしい方にも適しています。複数台使っても混信しにくい点が特徴です。
音楽再生機能を搭載し、USBメモリやmicroSDカードからMP3ファイルを読み込んで再生できます。Bluetoothや3.5mmステレオミニプラグにより、外部機器と接続して音楽を選択できる点が魅力。音楽とマイク音声を同時に出力できるのもメリットです。
また、録音機能を搭載しており、USBメモリやmicroSDカードに録音データを保存できるのもポイント。授業や会議の内容を記録したい方にもぴったりです。加えて、FMラジオを再生できるため、災害時の備えとしても活用できます。
電源には、充電式を採用。連続使用時間はスピーカーが約10時間で、送信機が約4~5時間です。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ポータブル拡声器 10W出力 400-SP097
有線とワイヤレスマイクの2つが付属する拡声器です。幅広いシーンで使えるので、汎用性の高い製品を探している方におすすめです。
本体に付属しているストラップを使えば、首に掛けることもできます。最大出力ワット数は10W。規模の目安は、屋外で約30人、室内で約60人です。
USBメモリやmicroSDカードに対応した、音楽再生機能を搭載している点もメリット。電源はUSB充電式を採用しています。スピーカー部の充電時間は約3.5時間です。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ポータブル拡声器 400-SP065
充電式を採用しており、1度の充電で最長約15時間使用可能と謳われた拡声器。長時間使える製品がほしい方におすすめです。満充電にかかる時間は、約3~5時間。最大出力は10Wに対応しており、屋内なら50~60人、屋外なら30人程度に声を拡散できます。
USBメモリやmicroSDカードに保存した音楽を再生可能。BGMを流しながらハンズフリーで体を動かしたり話したりできるため、ツアーガイドやイベント、講義など幅広いシーンで活躍します。また、3.5mmジャックを備えているため、スマホやパソコンと接続して音楽を流すことも可能です。
ストラップとクリップの2WAYで装着可能。腰に取り付けたり、首から下げたりしてハンズフリーで使用できます。使用シーンに合わせて好みの取り付け方ができるのもメリットです。
オーディオテクニカ(audio-technica) ハンズフリー拡声器 ATP-SP404
装着スタイルを3通りから選べる拡声器です。腰に巻けるベルト型や、斜め掛けできるボディーバッグ型、肩から掛けられるショルダーバッグ型に対応しています。ベルトはウエスト約55~120cmの間で調整可能です。
独自の音響設計により、最長約63mまで声が届きます。ホイッスル機能も搭載しており、災害時やスポーツ指導時に便利です。サイズは幅189.3×奥行56.7×高さ109.5mmで、重さは約375gです。
繰り返し使える専用充電池を採用し、最長約13時間の使用が可能な点や、ポータブルプレーヤーなどの外部機器の音楽を再生できる点もメリット。IPX2相当に準拠しているので、屋外で使用したい方にもおすすめです。
Yi Tong ポータブル 拡声器 ハンズフリー
充電式を採用しており、連続使用時間が最大20時間の拡声器。長時間使える製品がほしい方におすすめです。満充電にかかる時間は、約3~5時間。3インチスピーカーを搭載しており、声が広く届きやすいのが魅力です。ノイズを軽減する技術を採用しているため、声をクリアに拡声できます。
また、音楽再生機能を搭載しているので、体育祭やダンスの練習にも適しています。音楽は、USBメモリやmicroSDカードから取り込めるほか、スマホやパソコンの3.5mmステレオジャックに接続して再生可能です。
重さが軽めなので、軽量な製品を探している方にもぴったり。本体にストラップとクリップが付いているため、服装により装着方法を選択可能です。また、ヘッドマイクのマイク部はフレキシブルアームを採用しているので、自由に動かせます。
TOA ハンズフリー拡声器 ブルートゥース内蔵 ER-1000A-BT
音楽再生機能を搭載している拡声器です。Bluetooth接続に対応しており、スマホやオーディオ機器とペアリングして音楽を再生できます。ダンスや体育祭の練習におすすめです。
電源には、単3形乾電池または単3形充電式ニッケル水素電池を用いた電池式を採用。バッテリースペーサーを使えば、単3型乾電池は4本で使用できます。連続使用時間は約7~9時間です。ウエストベルトの長さは、55~120cmの間で調整できます。
TEEL 無線拡声器 USB充電式 AK-960
出力ワット数15Wのワイヤレスタイプの拡声器です。マイクとスピーカーが分離しているので、移動しながら使いたい方におすすめ。送信距離は50mです。
耳掛式ワイヤレスマイクを採用。ヘッドバンドで頭部にしっかりと固定できるのが特徴です。大きさは手のひらにのるサイズで、重さは約120g。小型かつ軽量な製品を探している方にも適しています。ひも掛け穴が付いており、携帯性も良好です。
本製品には、充電式を採用。充電時間は約2~4時間で、最大連続使用時間は、約15時間です。録音機能を搭載している点もメリットです。
ZOWEETEK ポータブル拡声器
出力ワット数10Wで特殊音響マイクを採用している拡声器。USBメモリ・microSDカードなどから音楽を取り込める、音楽再生機能を搭載しています。シングルプレイやループプレイ、曲の切り替えなどを行えるため、体育祭やダンスの練習に使いたい方におすすめです。
充電式を採用しており、USB充電ケーブルが付属します。充電時間は3~5時間です。拡声の連続使用をした場合は8~12時間、音楽の連続再生をした場合は6~10時間使えます。
サイズは、約幅85×奥行28×高さ106mmで、重量は約163g。小型かつ軽量な製品を探している方にもおすすめです。スピーカーにはフックと調節可能なベルトが付いており、首・肩・ズボンに掛けたり、腰に巻いたりできます。カラーは、ブラックとローズゴールドをラインナップしています。
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メガホン・拡声器の選び方
種類で選ぶ
メガホンタイプ
メガホンタイプの拡声器は一般的に円錐形のフォルムをしており、音の指向性を向上させるのが特徴です。拡声器を口元に合わせて声を発することで、音を響かせます。
発声中に左右に振るのではなく、一文ごとに声を届けたい場所に向かって発生すると聞き取りやすさが向上するのが特徴。紙やプラスチックでできているモノは、スポーツ観戦におすすめです。
ハンズフリータイプ
ハンズフリータイプの拡声器は、マイクとスピーカーが分かれている点が特徴です。また、軽量かつコンパクトなモノが多いのがメリット。使用する際は両手が空くため、インストラクター・ツアーガイドなどの動き回るシーンが多い方におすすめです。
なかには、3種類の装着方法に対応している製品が販売されています。ベルトのように腰に巻きたい方や、ボディバッグのように斜め掛けしたい方はチェックしてみてください。
機能性をチェック
屋外での応援に使用するなら「大音量」のモノを選ぶ
屋外で使用したい方や遠くまで声を届かせたい方には、大音量のモノがおすすめです。メガホン・拡声器は出力ワット数が高いほど音量が大きいのが特徴。たとえば、出力ワット数が30Wを超えた場合は、音が聞こえる距離の目安は800m程度です。
ただし、屋外は風向きや周囲の騒音など、環境によっても左右される点に注意しましょう。また、拡声器は基本的に、出力ワット数が高いほどサイズが大きくなる傾向があります。
悪天候でも使う場合は「防水仕様」か確認
悪天候でもメガホン・拡声器を使いたい場合は、防水仕様のモノがおすすめです。防塵・防水等級は「IP〇〇」と表記されることが多く、IPに続く1桁目が防塵等級、2桁目が防水等級をあらわしています。防塵等級は0~6、防水等級は0~8です。
防塵・防水のどちらかを省略して表記する場合は「X」を使用。たとえば、「IPX〇」であれば、防塵が省略され、防水等級だけをあらわします。なかには、IPX6に準拠しており、雨のなかでも使える拡声器も販売されています。
非常時に便利な「サイレン」付き
非常時に備えたい方には、サイレン付きのメガホン・拡声器がおすすめ。サイレンが鳴ることで、周囲の注目を集められるので、誘導や注意喚起をしやすいのが特徴です。
また、周囲に自分の居場所を知らせられるため、災害などの非常時に便利です。なかには、最大音量が110dBとパワフルなサイレン機能を搭載している製品が販売されています。ただし、非常時以外は鳴らさないように気を付けましょう。
「録音機能」付きなら繰り返しメッセージを伝えられる
繰り返し同じ内容を伝えたいシーンでは、録音機能付きのメガホン・拡声器が便利です。再生したい音声を事前に録音しておけば、長時間アナウンスできるので、防犯パトロールなどにおすすめです。また、メガホン・拡声器を地面に置いた状態での作業もできるため、店舗や学園祭、コンサートなどの呼び込み時にも活躍します。
ただし、録音できる時間は製品によって異なる点に注意しましょう。
「音楽再生機能」があれば音楽も流せる
音楽再生機能を搭載しているメガホン・拡声器は、ダンスや体育祭の練習などにおすすめです。USBメモリ・microSDカード・SDカードに対応しているモノや、外部機器に接続して再生するモノが販売されています。
Bluetoothに対応しているモノは、スマホやタブレットから選択した音楽を手軽に再生できるのが魅力。ケーブルを使うことなく音楽を流せるので便利です。
移動が多い場合は「ワイヤレス」のモノがおすすめ
ハンズフリータイプのメガホン・拡声器は、スピーカーを体に装着するタイプと、スピーカーを置いて使うタイプに分かれています。また、マイクとスピーカーを有線接続するモノやワイヤレス接続するモノがラインナップしているのが特徴です。
移動が多い場合には、ワイヤレスタイプの拡声器がおすすめです。なかには、通信距離が50mと広めの製品も販売されています。
連続使用時間をチェック
電源を必要とするメガホン・拡声器を使用する場合は、連続使用時間を確認しましょう。なかには、最大20時間使用できる製品もあります。フェスやライブなどの長時間のイベントでも、連続して使い続けられるため便利です。
電源は乾電池を使用するモノと、充電して使うモノが販売されています。充電式の場合は、充電時間もチェックしておくと安心です。充電にはmicroUSBを用いる製品などが販売されています。
簡単に遠くまで声を届けられるメガホン・拡声器。サイレンや音楽再生など、便利な機能を搭載している製品が多数販売されています。屋外で使いたい方には、防水性能を有している製品がおすすめです。移動しながら使いたい方は、ワイヤレスタイプの製品が適しています。