電子レンジで食材を温める際に使う「シリコンスチーマー」。料理初心者や小さな子供でも使いやすく、時短で調理が楽しめる便利なアイテムです。しかし、シリコンスチーマーと一口にいっても、形状やスペックが製品によって異なります。
そこで今回は、おすすめのシリコンスチーマーをご紹介。用途や生活環境に合わせて選んでみてください。
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シリコンスチーマーとは?
シリコンスチーマーとは、シリコン素材で作られた調理器具のこと。シリコンスチーマーの中に野菜や肉などの食材を入れて、電子レンジやオーブンにかけるだけで、簡単に「蒸す・茹でる・煮る」といった調理ができます。
短時間で食材に熱を通せるので、調理時間を減らせるところもポイント。食材がこびり付きにくく、片付けも簡単で、製品によっては食器洗い機に対応しているモノもあります。
形状やサイズも豊富に取り揃えられており、一人暮らしでも家族と同居している場合でも問わず、ぴったりなモデルが見つかるのも魅力。万が一落としてしまってもお皿のように割れない素材なので、小さな子供や力の弱い年配の方との料理中も安心して使用できます。
シリコンスチーマーのおすすめ
ルクエ(LEKUE) トレイ付きシリコンスチーマー
スペイン生まれの調理器具メーカー「ルクエ」のシリコンスチーマー。蒸す・煮る・茹でる・炊くの4つの調理方法ができるので、1つあれば調理の幅が広がります。
耐熱温度は-60℃~220℃で、電子レンジでの調理が可能。穴が開いた波型のスチームトレイが付属しているため、余分な油を落としたヘルシーな料理を作れます。食洗機でも洗えるので、調理時間だけでなく片付けの時間を短縮できるのもポイントです。
ワールドクリエイト ViV シリコンスチーマー デュエ
高さ75×幅255×奥行135mmと、2~3人分の調理を一度にできるサイズ。最大で270℃まで耐熱し、レンジだけでなくオーブンでも使えます。
取り外し可能なスチームトレイ付きなので、余計な油分を落としてヘルシーに料理を楽しみたい方にもおすすめです。上蓋が内側にぴったりと収まり、中身のふきこぼれや蒸気の逃げ出しを予防。食材そのものの美味しさを、うまく引き出します。
ワールドクリエイト ViV シリコンスチーマー ココット
スープや煮込み料理を作るときに重宝する、深鍋型のシリコンスチーマー。スチームトレイも付属しているので、さまざまな調理に活用できます。
かわいらしい野菜型のデザインで、食卓にそのまま出しても、収納せずに置いてもよし。パンプキン型だけでなく、ハートやスター、トマト、パプリカなどの形状のモノもあり、食卓に華やかさを添えられるのも魅力です。
和平フレイズ Magicalino マジカリーノ 角型シリコーンスチーマー RE-7265
深型タイプながら、折りたたんでスリムにできるシリコンスチーマー。使わないときは省スペースですっきりと保管できるのがメリットです。
長方形仕様のため、魚など長さのある食材も入れられます。また、底面が平らなので洗いやすいうえ、食器洗い機に対応しており、お手入れが簡単なのも魅力です。
電子レンジ調理はもちろん、200℃以下のオーブン調理にも対応。シリコンスチーマーでアクアパッツァ・グラタン・ハンバーグなどを作りたい方におすすめの製品です。
和平フレイズ らくCHIN!シリコーンスチーマー
煮る・蒸す・焼くと、3つの役割を果たす電子レンジ用のシリコンスチーマー。底面が波型になっているため、凹んだ部分に余分な油を落としながらヘルシーに調理可能です。
また、中アミの部分はセラミック入りなので、炭火焼のような香ばしい焼き上がりに。中はふっくら柔らかく、表面はパリッとした料理を、電子レンジで作れます。
川崎合成樹脂 シリコーンマルチスチーマーレンジde3役 SS-053
深さのある鍋と、シリコン製のタジン風リッドが付いているシリコンスチーマー。肉まんやシュウマイといった蒸し料理はもちろん、煮る・茹でるといった調理でも活躍します。
収納時には、フタをコンパクトに折りたためるので、収納スペースの少ない一人暮らしの方にもおすすめ。食材本来の栄養価や旨味を残した料理が、簡単に楽しめます。
川崎合成樹脂 シリコーンハートスチームパン
シリコン樹脂製のハート型カップと鍋、ポリプロピレン製のスチームトレイとフタがセットになっているシリコンスチーマーです。鍋の容量は約670ml、ハート型カップの容量は約80ml。かわいいハート型の蒸しパンなどを作れます。
さらに、カップを取り出して、肉まんなどの大きさのある食品をあたためたり、野菜を蒸したりすることも可能。また、スチームトレイ付きなので、余分な脂をカットした料理も作れます。さまざまな方法で使用できるおすすめのシリコンスチーマーです。
カインズ(CAINZ) レンジで楽チン シリコンスチーマー 角型
落ち着いた色合いを採用した、シンプルなデザインのシリコンスチーマー。キッチンのインテリアの雰囲気を損ないにくいモノや、見た目がシックなモノを探している方におすすめです。
長方形タイプなので、魚の切り身のような長さのある食材を電子レンジで調理したい方にぴったり。また、本体を折りたたんで厚さを薄くできるため、省スペースで収納できます。
本製品は、食器洗い機に入れて洗うことも可能。食材の調理時間だけでなく、片付けの時間も短縮したい方にもおすすめのシリコンスチーマーです。
リッチェル(Richell) 離乳食シリコンスチーマー
お椀のようなデザインとフォルムが可愛らしいシリコンスチーマー。レンジでおかゆや離乳食を作るのに長けています。レンジで加熱すると、土鍋のような対流が発生するので、美味しいごはんを炊けます。
また、お米の調理だけでなく、野菜やお肉の蒸し料理ももちろん可能。付属しているスプーンに付いた凹凸がすり鉢機能も果たすため、赤ちゃんの離乳食づくりにも活躍します。
ヴィヴ(ViV) 朝食 シリコンスチーマー
手軽に電子レンジで朝食を作りたい方におすすめのシリコンスチーマーです。容量は約680mlと、1人分の調理にちょうどよい小さめサイズ。電子レンジの大きさによっては、2つ同時調理もできます。調理後にそのまま食卓に並べられるデザインもポイント。別途、お皿に移す手間を省けるうえ、洗い物も増やさずにすみます。
耐冷温度が約-30℃のため、余った料理はフタをして冷蔵庫や冷凍庫で保存可能。忙しい朝の食事の準備や片付けを時短したい方は、チェックしてみてください。
ヴィヴ(ViV) シリコンスチーマー ココット クリア 360ml
調理の様子を確認しやすいクリアタイプのシリコンスチーマー。見た目がシンプルなので、調理する料理や合わせる食器のスタイルを選びにくいのも魅力です。
日本製のシリコンゴムを採用しているのも嬉しいポイント。シリコンスチーマーを使ったヘルシーな時短調理を安心して楽しめます。また、レシピが付属しているため、初心者の方にもおすすめです。
耐熱温度が270℃と高く、電気オーブンの使用に対応しているのも特徴。食器洗い機での洗浄もできます。
トーン(tone) フタがお皿になるシリコンスチーマー 丸型
裏返したフタをお皿として利用できる便利なシリコンスチーマーです。仕切りが備わっているので、プレートランチ風の盛り付けが叶います。
折りたたむことで、高さが約8.5cmから約4.5cmになるのも特徴。さらに、平らな形状を採用しているため、複数のシリコンスチーマーを収納する場合も、コンパクトに重ねられます。
電子レンジだけでなく、オーブンと食器洗い機に対応しているのも魅力。蒸す・煮る・茹でるの3パターンの調理が可能なほか、食事後は簡単にお手入れを済ませられます。使い勝手のよいおすすめのシリコンスチーマーです。
内海 クックドームスチーマー
鍋型タイプのシリコンスチーマーです。容量は約800mlで、2~3人分の調理に適しています。キッチンに彩りをプラスする明るいカラーも魅力です。
折りたためるため、使用後はコンパクトに収納できるのがおすすめポイント。ユニークなブック型のケースに入っています。
クッキングレシピが付いているので、すぐに料理を始められるのもメリット。シリコンスチーマーを初めて使用する方にも適しています。
旭金属 メトレフランセ Maitre Francais シリコンスチーマー 14cm ローズ 807
バラモチーフのデザインがかわいいシリコンスチーマー。フタを寿司・ゼリー・ケーキなどの型として利用できるのが特徴です。
耐熱温度は約220℃、耐冷温度は約-20℃。オーブンでケーキを焼いたり、冷蔵庫でゼリーやババロア、冷凍庫でアイスクリームやシャーベットを冷やしたりもできます。
本体をたためるため、使わないときはコンパクトに保管できるほか、焼いたケーキやパンなどの取り出しが簡単。パーティー用に見た目が華やかな料理を作りたい方や、子供と一緒に料理を楽しみたい方におすすめのシリコンスチーマーです。
ニシヤマ シリコンスチーマー 角型 クオーレ CM-25
底に溝が設けられており、余分な油を落としながら調理できるシリコンスチーマーです。サイズは約幅250×奥行144×高さ93mm。耐熱温度は約230℃、耐冷温度は約-40℃で、電子レンジ・冷蔵庫・冷凍庫に対応しています。
食器洗い機にも入れられるため、手洗いする手間を省きたい方にもおすすめ。好みの具材を使って、手軽に蒸し料理を楽しみたい方はチェックしてみてください。
NYプランニング IH対応シリコンスチーマー
電子レンジのほか、オーブンとIHに対応している鍋型のシリコンスチーマーです。底に表面フッ素コーティング加工を施したステンレス板が入っているのがポイント。持ち運びやすいのもメリットです。
13種類のオリジナルレシピも付いており、シリコンスチーマーを使って多様な料理に挑戦したい方におすすめ。キムチ鍋・豆乳スープ・炊き込みご飯・酒蒸し・ケーキなど、バラエティに富んだ料理を楽しめます。
本製品は、満水容量が約1800ml、適正容量が1000mlの大容量タイプ。手軽に家族分の食事を作れて便利です。
シリコンスチーマーの選び方
フタの種類で選ぶ
取り外しタイプ
フタを取り外せるタイプのシリコンスチーマーは、食材の入れ口を広くとれるので、食材を入れるときや盛り付けるときに便利。鍋や煮物などでゴロゴロとした食材を調理するときにおすすめです。
また、片付けの際にフタや本体の溝といった細かいところまで洗いやすいのがメリット。すみずみまで清潔に保ちやすいので、安心して調理できます。
一体型タイプ
本体にフタが一体化しているタイプは、フタの置き場所を気にすることなく食材の出し入れができるため、狭いキッチンで使用するときにおすすめです。
一方で、フタが取り外せず、洗浄時に手が届きにくい部分ができてしまう場合があるので、注意しておきましょう。
サイズで選ぶ
4~5人分の料理を作ることが多い方であれば、1000ml以上のシリコンスチーマーがおすすめ。一人暮らしの方や少量の調理を行うことが多い方には、500ml前後の小さいサイズが適しています。
また、一人暮らしの方でも、常備菜やお弁当のおかずを作り置きしておきたい場合は、2~3人分を一度に作れる700ml程度のサイズ感のモノを選びましょう。
なお、小さめの電子レンジを使っている方は、シリコンスチーマーがレンジ内に入るサイズかどうかをチェックしておく必要があります。特に、回るタイプのレンジは要注意。シリコンスチーマーがレンジ内で引っ掛かって、中身がこぼれたりレンジの故障の原因になったりするので、事前に確認しておきましょう。
対応温度で選ぶ
シリコンスチーマーは、一般的に耐熱にも耐冷にも対応しており、製品によっては-40℃から250℃程度まで対応しているモノもあります。さらに、耐熱温度200℃以上で「オーブン使用可」になっているシリコンスチーマーなら、オーブンで軽く焦げ目をつけるなどの調理も可能。調理の幅を広げられます。
マイナスの温度まで対応するタイプなら、作った料理をシリコンスチーマーに入れたまま冷凍保存できて便利です。
IHに対応しているかどうかで選ぶ
市販されているシリコンスチーマーの多くは、電気が流れない仕様になっているため、IH調理器での調理はできません。IH調理器で使用したい場合は、シリコンスチーマーの底部に金属が使われており、「IH対応可能」と記載されているモノを選びましょう。
スチームトレイが付いているかどうかで選ぶ
余分な油をカットした肉料理を作りたい方は、底の部分に穴や溝があるスチームトレイ付きのシリコンスチーマーを選ぶのがおすすめ。底面に開いている穴や溝に油が落ちていくので、ヘルシーに仕上がります。
また、食材にしっかり熱が通っているか不安な方は、波型のスチームトレイが付いたシリコンスチーマーを要チェック。波型の形状によって、レンジのマイクロウェーブ波がより食材に届きやすくなります。芯のある根菜や、しっかり火を通さないと衛生的に不安のある肉類の調理にもおすすめです。
デザインで選ぶ
シリコンスチーマーのなかには、オーバル型や鍋型のように丸みのあるデザインだけでなく、野菜やハートなどをモチーフにしたモノもあってデザイン性に優れています。
デザイン性の高いシリコンスチーマーなら、食卓にそのまま出せたり、収納スペースがなくてもキッチンにそのまま置いておけたりと利便性が高いところもポイント。使いやすさに加えて、おしゃれさも考慮して選ぶのもおすすめです。
シリコンスチーマーは、食材の旨味や栄養価を逃がさず、時短かつ簡単に調理可能なところが魅力です。仕事に追われて温かい料理を口にしていない方や、家事や育児に追われる方におすすめ。食材の下処理からメイン料理まで作れるので、1つ持っておいて損はないアイテムです。この記事を参考にチェックしてみてください。