海釣りのなかでも人気の高い「エギング」。船からはもちろん、岸からでも狙えるのが魅力で、多くのアングラーから親しまれています。釣り方としてはルアーフィッシングに近く、キャストを繰り返すのが特徴。タックルにおいてはリールが重要な役割を果たし、軽さや耐久性などがポイントとなります。
そこで今回はエギングリールを特集。おすすめのモデルをご紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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エギングとは?
「エギング」とは、「餌木(エギ)」と呼ばれる擬似餌でイカを釣る方法。海のルアーフィッシングのひとつと考えられており、堤防などからでも狙えるのが特徴です。
釣りの手順としては、まずはエギをキャスト。エギが着水したら沈めて底をとり、着底したらシャクりを開始します。「シャクり」とはロッドを2〜3回煽り、エギを踊らせること。この動きによってイカを誘惑し、魚だと思わせるのがポイントです。イカにエギを抱かせることができればチャンス到来。フッキングをしてエギのハリ(カンナ)に引っ掛かれば、イカをゲットできます。
ポイントはエギをリズムよく動かすこと。ロッドの操作はそれほど難しくはありませんが、長時間やり続けるため、動かしやすさや疲れにくさがタックルを選ぶうえで重要になります。
エギングリールの特徴
エギングで使用するリールはスピニングリールが主流。専用に開発されたモデルもありますが、海水で使える汎用性の高いスピニングリールであれば十分対応できます。
使用するラインはPEがメイン。伸縮性がほとんどないので、エギをシャクった際にキビキビと動かせるのが特徴です。また、引っ張り強度が高く、より空気抵抗が少ない細い番手を選べるので、遠投性に長けているのもポイント。太さとしては0.6〜0.8号が目安となります。
なお、PEラインは耐摩耗性がそれほど高くないので、PEラインとエギの間にショックリーダーを組むのが王道。ナイロンかフロロカーボンのいずれかになりますが、PE0.6〜0.8号に対し、リーダー1.5〜2号をセットするのがおすすめです。
ラインシステムに合わせて、リールもマッチしたアイテムを選ぶのがベスト。軽さや耐久性、ドラグ性能なども使い勝手に影響するので、意識しておきましょう。
エギングリールの選び方
番手をチェック。2500番から3000番がおすすめ
エギングではコシのないPEラインを使うため、扱いやすいスピニングリールを使用するのが定番です。スピニングリールは汎用性の高さが魅力ですが、狙うターゲットによって糸の太さを変えるのが重要。それに伴い、糸巻き量も変わってくるので、スペックはしっかりと確認しておきましょう。
エギングで使用するリールは2500〜3000番が主流で、PEラインの0.6〜0.8号を100〜200m巻けるのが目安。より番手が小さければリールの自重が軽くなり、操作性が向上しますが、糸巻き量は少なくなり、キャストに支障が出てきます。
一方、より大きい番手であれば、太いラインを多く巻けますが、リールの自重は重くなり、長時間エギをシャクリ続けるには疲れてしまう場合も。購入する際はぜひバランスを考慮して選ぶようにしましょう。
ギア比をチェック
初心者には「ローギア・ノーマルギア」を
エギングリールを選ぶ際には、ギア比もチェック。ギア比とは、ハンドル1回転あたりの糸巻き量を比率で表したもので、数値の定義は特に決まっていませんが、スピニングリールではギア比5後半~6:1あたりをノーマルギア、それよりも低い比率をローギア、高い比率をハイギアとしています。
総じてローギアは巻き心地が軽いのが特徴。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は少なめで、よりゆっくりと巻く際に適しています。なお、「パワーギア(PG)」と表記されることがありますが、これはハンドル1回転あたりの巻き上げる力が強いためです。
ノーマルギアはローギアよりギア比が高く、ハイギアよりギア比が低いタイプ。特に知見がなければ無難なギア比なので、初心者であればこのタイプから入るのがおすすめです。
強風時やティップランには「ハイギア」を
ハイギアはハンドル1回転あたりの糸巻き量が多め。ローギアやノーマルギアと比べて巻くことにしんどさを感じますが、ラインの回収が素早くでき、フッキングからランディングまでの魚の取り込みがスムーズにできるのが特徴です。
エギングにおいてはPEラインを多用しますが、PEラインは水面に浮き、コシがなく、風の影響を受けやすいのが注意点。フック(カンナ)やガイドへの糸絡みが多発するので扱いにはやや慣れが必要になりますが、ハイギアであればその部分をよりケアできます。
また、エギングにおいては「ティップラン」にも有効。「ティップラン」とは、ボートに乗り、船べりにエギを落として底を取りシャクる釣り方で、竿先の「ティップ」が「ラン(run)」することからそう呼ばれています。こちらでもPEラインを使いますが、風の影響を気にする釣りなので、ハイギアを使ったほうがおすすめです。
ハンドルをチェック
ラインスラックのコントロールしやすい「ダブルハンドル」
「ダブルハンドル」とはハンドルノブがふたつあるリールハンドルのこと。一方のハンドルノブに手を掛け、もう一方でリトリーブスピードのバランスを取るので、より均一に巻けるのが特徴です。
ベイトリールでは王道ですが、スピニングリールではそれほど用いられません。ラインスラックのコントロールが重要であることと、ハンドルノブ1点だとハンドルの自重でオートマチックに回ってしまいエギが不用意に動いてしまうため、エギングで多用されます。
なお、ほかのスピニングの釣りで多用されない理由はウエアの紐が手の掛かっていないほうのハンドルノブに絡んでしまい、トラブルの原因になるため。ベイトであればロッドよりも上にハンドルがきますが、スピニングの場合はロッドよりもハンドルが下にくるので、より絡まる機会が多くなります。そうした点は留意しておきましょう。
軽量な「シングルハンドル」
「シングルハンドル」とはハンドルノブがひとつあるリールハンドルのこと。ハンドル自体の質量が軽く、スローリトリーブから高速巻き、さらにはストップ&ゴーなど、リトリーブスピードに変化がつけやすいのが特徴です。
また、巻き上げる際に力を込めやすいのもポイント。持ち手がひとつなので、リールの番手が小さいほど軽さを、番手が大きいほどに力強さを求める釣りに向いています。
なお、ハンドルノブの位置によってリールが回り過ぎてしまうと、思ったよりラインを巻き取ってしまう場合があるので注意。ラインを巻き取り過ぎでしまうと、手前に寄ってくるのが早くなり、イカにエギを見せる時間が短くなってしまいます。バイトの取りこぼしは釣果に影響してくるので、意識しておきましょう。
重量をチェック
エギングはエギをキャストし続け、シャクる動作を繰り返す釣りなので、リールは軽いほうが有利。目安として200g以下のスピニングリールであれば軽快に操作できます。
ただし、エギングリールは軽さだけでなく、スムーズな巻き心地やドラグ性能も重要。リールの巻き感度は一般的にボールベアリングの数に比例し、数が多いほど重くしていきますが、一方で巻き心地も快適になります。
リール全体としてはパーツ素材の選択や肉抜きなどで軽さをカバーするので一概にはいえませんが、リールの重さと性能の優劣は多少なりとも影響があるので、意識しておきましょう。
ドラグ性能をチェック
エギをシャクる動作はリールのドラグ性能が影響。ロッドをあおってエギをシャクった際にフルロックだとエギが寄ってき過ぎてしまいますが、ドラグの滑りでラインが出ることによって、イカがエギを抱く間をしっかりと作れます。
エギを操作する際の糸の状態は張らず緩めずをキープし、ラインスラックをしっかりと出すのがポイント。ドラグの性能はリールの重さに関わってきますが、釣果にも関わってくる部分なので、ぜひチェックしておきましょう。
巻き心地も重要
エギングにおけるリールの最大の役割はシャクった際の糸フケを取ること。もちろん、イカを掛けたら寄せるので、その際にリーリングをしますが、エギングにおいてはリトリーブ中のバイトは稀なので、リールを巻くこと自体はそれほど重要ではありません。
一方、いかに快適にリールを巻けるかどうかは感度に関係。言い換えれば、巻き心地がよければボトムの変化やバイトの有無をより明確に感じ取れます。感度のよさは釣果に関わってくる部分なので、意識しておきましょう。
なお、リールの巻き感度は一般的にボールベアリングの数に比例。数が多いほどリールは重たくなる傾向にありますが、巻き心地は快適になります。価格帯にも影響が出てくるので、予算との兼ね合いも考慮して判断するようにしましょう。
エギングリールのおすすめメーカー
ダイワ(Daiwa)
「ダイワ」は国内大手の釣具メーカー。ロッドやリール、ルアーはもちろん、ラインやフックのほか、小物やアパレルなど、さまざまなアイテムを展開しています。
エギングリールにおいては専用モデル「エメラルダス」シリーズが人気。一方、汎用性モデルも軽量かつコンパクトな製品が数多く揃っており、使い勝手に優れているのが魅力です。
シマノ(SHIMANO)
「シマノ」は世界的に知られている日本の大手釣り具メーカー。リール開発に定評があるほか、ロッドやルアーなど幅広いジャンルのアイテムを展開しています。
エギングリールにおいては専用モデル「セフィア」シリーズを複数ラインナップ。一方、汎用性モデルも良好で、これまで同社が培ってきた技術とノウハウが注ぎ込まれています。巻き心地や耐久性を重視したい方はぜひチェックしておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia)
「アブガルシア」は、アメリカの総合釣具メーカー「ピュア・フィッシング」傘下のブランド。もともとはスウェーデンのリールメーカーでしたが、1990年代後半に母体となる同企業が買収し、現在の日本国内の流通は子会社の「ピュア・フィッシング・ジャパン」が統括しています。
リールは、エントリー・ミドル・ハイエンドとクラス別に揃っていますが、総じて価格帯は控えめ。メインリールを探している方はもちろん、サブ機を探している方もぜひチェックしておきましょう。
エギングリールのおすすめ|初心者向け
ダイワ(Daiwa) 19 エメラルダス LT 2500S-H-DH
初心者でも扱いやすいエギングリール。同社のエギングジャンル「エメラルダス」シリーズにおけるエントリーモデルで、機能性は十分にありながら、価格帯が控えめなのが特徴です。
本製品は2500番のダブルハンドル仕様で、重さは240g。ギア比は5.6:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは79cm、ラインキャパはPE0.6号200mが目安です。1万円台で手に入る本格モデルを求めている方はおさえておきましょう。
ダイワ(Daiwa) 20レブロス LT3000S-CH-DH
ダブルハンドルのアイテム。買い求めやすい低価格も魅力で、初心者用として使いやすいモノを探している方におすすめです。
3000番の浅溝スプールタイプで、PE0.8号を200m巻けるラインキャパシティを確保。リーズナブルなモデルながら、ボディ・スプール・ハンドルなどの細部にまで軽量化にこだわっています。
リールの心臓部ともいえるドライブギアには、過酷な環境を想定して設計している「タフデジギア」を搭載。魚の引きに合わせてスムーズに動く「ATD」により、ドラグ設定を気にせずファイトに集中できるのも魅力です。
ダイワ(Daiwa) 21 フリームス FC LT2000S
汎用性の高い安価なスピニングリールを求めている方におすすめのモデル。素材にカーボンハイブリッド樹脂の「ザイオンV」を採用しており、軽さと強さを両立させているのが特徴です。
本製品は2000番で、重さは185g。ギア比は5.2:1で、ハンドル1回転の糸巻き量は68cm、ラインキャパはPE0.6号150mに対応が目安です。200gを切る2000番のなかでもリーズナブルな1台なので、購入を検討する際はその点も意識しておきましょう。
ダイワ(Daiwa) 23レグザ LT3000S-C
過酷なシーンを想定して開発されたアイテムです。ドライブギアには、滑らかな回転が長く続く「タフデジギア」を搭載。ボディ素材に高剛性が特徴のアルミを採用して、ボディの歪みをおさえているおすすめモデルです。
ハンドルノブには高い巻き上げトルクを発揮するラウンド形状の「パワーライトタイプEVAノブ」を採用。強い負荷が掛かった際のスムーズな巻き取りをサポートします。独自の防水構造「マグシールド」を搭載しているのもポイント。磁性流体であるマグオイルを用いることで、海水やホコリの侵入を防ぎます。
スムーズなライン放出を実現する「ロングキャストABS」により、飛距離アップとトラブルレスの向上が期待できるのも魅力。スプールには太糸のリーダーやPEの細糸にも対応する形状の「パーフェクトラインストッパー」を設けています。
シマノ(SHIMANO) 22 セフィアBB C3000SDH
コスパに優れたおすすめのエギングリール。同社のエギングジャンル「セフィア」シリーズにおけるエントリーモデルで、スタンダードな仕様ながら、満足度が高いのが魅力です。
本製品は3000番のダブルハンドル仕様で、重さは235g。ギア比は5.3:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは78cm、ラインキャパはPE0.6号200mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 22サハラ C3000DH
基本性能の充実しているエギングリール。回転時のガタ感や微細なノイズをも排除するサイレントドライブを搭載し、軽さと快適な巻き心地を実現しています。
エギングに求められる巻き上げ時の感度も向上しており、エントリーモデルながらワンランク上の実釣り性能を体感できるおすすめモデルです。
ギア比5でスローな釣りを展開可能。スプールを前後運動させるための部品をリール本体上部に配置して、重心を手元に近づけている点にも注目。ロッドとの一体感が向上し、キャストの疲労軽減やロッドの操作性を向上させる効果が期待できます。
シマノ(SHIMANO) 21 ナスキー C3000DH
安価ながら本格的な3000番・ダブルハンドルリールが欲しい方におすすめのモデル。リールの回転を支えるメインギア部分にはタフネス仕様の「HAGANEギア」を採用しているほか、リーリング後の動きに安定感をもたらすサイレントドライブも搭載されおり、気兼ねなく使えるのが特徴です。
重さは270g、ギア比は5:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cmが目安。ラインキャパはPE2号200mで、エギングにおいてはやや太めのラインをしっかりと巻けるのもポイントです。
シマノ(SHIMANO) 22 ミラベル C2000S
低価格で軽い製品を探している方におすすめのモデル。本製品はエギングでは小さめの2000番ながら重さは180gと200gを切っており、ギア比は5:1、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは66cm、ラインキャパはPE0.6号150mが目安です。
汎用モデルなのでエギング専用ではありませんが、軽さは大きなメリット。キャストとシャクりを繰り返すエギングリールとして重宝する1台です。
シマノ(SHIMANO) 21 アルテグラ 2500SHG
同社スピニングリールにおけるスタンダードモデル。リーズナブルでありながらハイエンドクラスのリールにも採用されていた「マイクロモジュールギアⅡ」を搭載しており、価格帯に見合わぬ快適な巻き心地を体感できるのがおすすめの理由です。
本製品は2500番で、重さは220g。ギア比は6:1ハイギアのシャロースプール仕様で、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。1万円台でも性能にこだわりたい方はぜひチェックしておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) ロキサーニ 2000SH
コスパに優れたおすすめのスピニングリール。高強度アルミ鋳造合金を採用しており、タフなシーンでも安心して使えるのが特徴です。
本製品は2000番で、重さは206g。ギア比は6.2:1のハイギア仕様で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは83cm、ラインキャパはPE0.6号で150mが目安です。価格帯としては1万円前後となっているので、興味がある方はぜひチェックしておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) カーディナル III SX 2500SHD
同ブランドのロングセラーシリーズとして知られる「カーディナル」のSXの3代目。1000〜5000番と豊富なラインナップが揃っているほか、いずれも安価なのが特徴で、気兼ねなく購入できるのが魅力です。
本製品は2500番のダブルハンドル仕様で、重さは268g。ギア比は5.8:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは82cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) カーディナル III STX 2500SHD
エントリーモデルとしておすすめのスピニングリール。本シリーズの「STX」は「SX」と比べてベアリングの数が多く、より滑らかに回るのが特徴です。
また、価格帯はそれほど変わりませんが、付属する替えスプールに違いがあるのもポイント。SXは本体のアルミスプールと深溝のグラファイトスプール、STXは本体のアルミスプールと同型色違いのアルミスプールが同梱しています。
本製品は2500番のダブルハンドル仕様で、重さは268g。ギア比は5.8:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは82cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) スーペリア 2500S
豊富なサイズラインナップが揃う安価なスピニングリール。シリーズ共通でボディに「DURAMETAL(高強度アルミ鋳造合金)」を採用しており、リーズナブルでありながら耐久性に優れているのが特徴です。
本製品は2500番で、重さは240g。ギア比は5:2:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
エギングリールのおすすめ|中・上級者向け
ダイワ(Daiwa) 17 エメラルダス MX 2508PE-DH
ロングセラーのエギングリール。同シリーズにおけるミドルクラスのモデルで、発売からかなりの年数が経っていますが、長年ラインナップに留まっており、ポジションを確立しているのが特徴です。
本製品は2500番のダブルハンドル仕様で、重さは215g。ギア比は4.8:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは72cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。スピニングリールとしてはローギアの製品なので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
ダイワ(Daiwa) 23エメラルダス RX FC LT2500S-H-DH
同社のエギング専門ブランド「エメラルダス」のアイテムです。ルアーを思い通りに操作することを追求した次世代スピニングリール設計思想「エアドライブデザイン」を採用。高性能なエアドライブローターやエアドライブベール、エアドライブスプール、エアドライブシャフトによって高次元の操作性を実現しているおすすめモデルです。
ハンドルノブには握りやすく滑りにくいEVA素材を採用した「パワーラウンドタイプEVAノブ」を搭載し、快適な巻き上げをサポート。イカ墨が付いても汚れが目立ちくい黒色を使用しています。ストッパーを搭載していないシンプルなボディ構造にも注目。軽量化と防水性の強化を図っており、過酷な状況でのトラブルを最小限におさえる効果を発揮します。
ダイワ(Daiwa) 21 エメラルダス エア LT 2500-DH
同社のエギングジャンル「エメラルダス」シリーズにおけるハイエンドモデル。発売当初から価格帯が落ち着いており、お得感が高いのが特徴です。
本製品は2500番のダブルハンドル仕様で、重さは195g。ギア比は5.2:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、ラインキャパはPE0.8号200mが目安です。
耐久性が高いものの、軽量さにも配慮されており、思いっきり使い倒せるのもポイント。岸釣りはもちろん、ボートから狙うティップラン、さらにはライトゲームのイカメタルにも対応できる万能な1台です。
ダイワ(Daiwa) 21 カルディア LT2500
コスパ重視でエギングリールを選びたい方におすすめの1台。同社の汎用モデルにおいてはミドルクラスに位置する製品ですが、耐久性が高く、過酷な状況下でも気兼ねなく使えるのが特徴です。
本製品は2500番で、重さは195g。ギア比は5.2:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、ラインキャパはPE0.8m200が目安です。
ダイワ(Daiwa) 20 ルビアス LT2500S-DH
同社のなかでも比較的ライトな「ルビアス」シリーズのエギングリール。軽さがありながらモノコックボディを採用することで耐久性も高く、安心してエギングに集中できるのが特徴です。
本製品は2500番のダブルハンドル仕様で、重さは185g。ギア比は5.2:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、ラインキャパはPE0.6号で200mが目安です。
ダイワ(Daiwa) 19 セルテート LT3000S-CH-DH
軽さとタフさを追求したおすすめのスピニングリール。加工精度・耐久性の高いアルミ素材を採用したロングセラーモデルで、長年支持されているのが特徴です。
本製品は3000番のダブルハンドル仕様で、重さは220g。ギア比は5.7:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは85cm、ラインキャパはPE0.8m200が目安です。
ダイワ(Daiwa) 23 エアリティ LT2500S-DH
自重はもちろん、巻きの軽さも特徴のスピニングリール。快適な操作性が持続するほか、タフネスさも兼ね備えており、使い勝手のバランスに優れている点がおすすめの理由です。
本製品は2500番のダブルハンドル仕様で、重さは165g。ギア比は5.1:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは72cm、ラインキャパはPE0.6m200が目安です。長く使い続けられるエギングリールを求めている方はぜひチェックしておきましょう。
ダイワ(Daiwa) 22 イグジスト LT2500S-DH
ハイエンドクラスのスピニングリール。同社が培ってきた技術とノウハウが踏襲されており、軽量化と高性能化を図っているのが特徴です。
本製品は2500番のダブルハンドル仕様で、重さは170g。ギア比は5.1:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは72cm、ラインキャパはPE0.6m200が目安です。持ち重りせず、巻き感度も良好。積極的な攻めに対応できるおすすめの1台です。
シマノ(SHIMANO) 19 セフィア SS C3000SDH
同社のエギングシリーズ「セフィア」におけるミドルクラスのスピニングリール。発売から月日が経っているロングセラーモデルとしても知られており、価格帯も落ち着いているのが特徴です。
本製品は3000番のダブルハンドル仕様で、重さは220g。ギア比は5:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 21 セフィア XR C3000SDHHG
同社のエギングシリーズ「セフィア」のハイエンドモデル。瞬時にドラグの調節ができる「ラピッドファイアドラグ」やスプールの安定性に寄与した「リジッドサポートドラグ」を備えており、使い勝手に優れているのが特徴です。
本製品は3000番のダブルハンドル仕様で、重さは185g。ギア比は6:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは89cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。1日中エギをシャクリ続けてバイトのチャンスを増やし、釣果を上げたいという方はぜひおさえておきましょう。
シマノ(SHIMANO) 23セドナ C3000
リーズナブルな価格ながら、巻き性能に優れているアイテムです。微細なガタやすき間、揺れを細部まで排除しており、滑らかな回転性能と静粛性を実現しているのがおすすめポイントです。スローな釣りに対応しやすいギアを搭載しています。
特殊なスプールリング形状でラインの整流効果を生み出すと謳う「AR-Cスプール」を採用。ライントラブルをおさえつつ、優れた遠投性能が期待できます。
シマノ(SHIMANO) 19 ストラディック 2500SHG
巻き・耐久性・飛び・価格帯のトータルバランスに優れたおすすめのスピニングリール。汎用性が高く、エギングにも十分対応できるのが特徴です。
本製品は2500番で、重さは220g。ギア比は6:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは89cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。リリースから年数が経過しており、発売当初と比べてお手頃なのもポイント。コスパ重視で選びたい方はおさえておきましょう。
シマノ(SHIMANO) 20 ヴァンフォード C3000SDH
軽さと強さを兼ね備えたおすすめのスピニングリール。価格帯としてはミドルレンジに位置する製品ですが、耐久性が高く、エギングでも十分活躍してくれるモデルです。
本製品は3000番のダブルハンドルで、重さは180g。ギア比は6:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは78cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。使い勝手良好ながら価格帯が控えめなのもポイント。メインとしてはもちろん、サブとしてもおすすめの1台です。
シマノ(SHIMANO) 20 ツインパワー 2500S
同社スピニングリールにおけるロングセラーシリーズのモデル。たわみや歪み、ネジレを抑制する金属ローターを搭載しており、タフなシーンでも使えるのが特徴です。
本製品は2500番で、重さは210g。ギア比は5.3:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは78cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。安定感と耐久性があり、エギングへの対応も十分。長く使い続けられるおすすめの1台です。
シマノ(SHIMANO) 23 ヴァンキッシュ C3000SDH
軽さはもちろん、感度や耐久性のほか、巻き心地やドラグ性能にも配慮されたおすすめのスピニングリール。従来モデルよりもトータルでレベルアップを図っており、上級者の満足いく仕様となっているのが特徴です。
本製品は3000番のダブルハンドルで、重さは175g。ギア比は5:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは75cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 22ステラ 2500S
同社の汎用スピニングリールのフラッグシップシリーズです。ドライブギア・ピニオンギアの噛み合う接地面積が向上しているのが特徴。歯面にかかる負荷を広範囲に分散させて、高い耐久性を実現しています。
軽い巻き上げ性能とパワフルさを両立する構造により、高負荷がかかるシーンでも安心。高性能モデルながら自重は205gです。ギア比は5.1を採用しています。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ ALX シータ 3000SH
同ブランドにおけるミドルクラスのスピニングリール。リトリーブ時の巻き上げの軽さに配慮しており、キャストからルアー操作、魚とのファイトに至るまで、スムーズに対応できるのが特徴です。
ローター部分にはカーボン繊維で強化されたエンジニアリングプラスチックの「C6カーボンローター」を採用。ハンドルは高弾性のカーボン素材を積層構成した「Duracarbonハンドル」で、軽量と耐久性を兼ね備えているのも魅力です。
本製品は3000番で、重さは230g。ギア比は6.2:1、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは96cm、ラインキャパはPE1.2号150mが目安です。中級者向けモデルへの買い替えを検討している方はぜひおさえておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ SP ビースト 2500S
安心して使えるタフネス仕様のスピニングリール。快適な巻き心地に持続性があるほか、耐久性も高く、ハードに使いこなせるのが特徴です。
また、大口径ドライブギアを採用しており、トルクフルに巻けるのもポイント。長く使うことを考慮すれば価格帯もコスパに優れています。
本製品は2500番で、重さは192g。ギア比は5.1:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは72cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ SP ロケット 2500S
ハイギアモデルのエギングリールを求める方におすすめのモデル。巻きに対する抵抗感はやや強めですが、ラインの回収が素早く、キャストとシャクりをスピーディーにできるのが特徴です。
本製品は2500番で、重さは192g。ギア比は7.6:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは108cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。ギア比でエギングリールを使い分けたい中〜上級アングラーはぜひチェックしておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ MGX シータ 2000S
巻き心地の軽さが魅力のスピニングリール。従来モデルから改良した「フリクションフリー」をメインシャフトの支持構造に採用しているほか、回転するピニオンギアと前後に動くメインシャフトの間にすき間を設けており、快適に巻き続けられるのが特徴です。
本製品は2000番で、重さは168g。ギア比は5.2:1、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは69cmが目安です。ラインキャパはPE0.6号100mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ゼノン 2500SH
軽さのアドバンテージを十分に感じる同社ハイエンドクラスのスピニングリール。感度がよく、繊細なアタリも拾えるのが特徴です。
また、軽量性と耐久性に配慮したローター部分の「C6 V-Rotor」もポイント。巻き心地はスムーズで、緩急をつけたルアー操作にもしっかりと対応できます。
本製品は2500番で、重さは148gと軽め。ギア比6.2:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは87cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
エギのサイズは3.5号がベース。3.5号は3寸5分、センチで表すと10.6cmになります。なお、オカッパリ用とティップラン用では同じ3.5号でも重さが異なるので注意。前者は20g前後が、後者は30g前後が目安です。ロッドもリールもラインもそこを意識して組むことになるので、ぜひ覚えておきましょう。