対象物にレーザーを当てるだけで、距離や面積などが分かる「レーザー距離計」。巻き尺を使うよりも、短時間で正確な計測ができます。しかし、レーザー距離計にはさまざまな種類があるため、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないのでしょうか。

そこで、今回はレーザー距離計の選び方とおすすめの製品をピックアップ。屋内用・屋外用・ゴルフ用と分けてご紹介するので、用途にあった最適な1台を探してみてください。

レーザー距離計とは?

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レーザー距離計とは、その名の通りレーザーを対象物に当てて跳ね返ってきた時間から、距離を測る装置のことです。計測は1~3秒ほどで完了し、機種によっては300m以上の長距離の計測も可能。DIYはもちろん、建築現場やゴルフ場などさまざまな場面で使用されています。

使い方は簡単で、レーザー距離計の起点となる位置を決め、対象物にレーザーを当てるだけ。測定結果はデジタル表示されるので、巻き尺のように目盛りを読み間違えることがありません。精度の高い製品を選べば、30~40mの長距離を計測しても1mm以内の誤差で済むモノもあります。

レーザー距離計の選び方

使用する場所で選ぶ

屋内

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屋内で使用するレーザー距離計を選ぶ場合は、必ずしも高価なモノを選ぶ必要はありません。直線距離を測るだけであれば、5000円以内の安価なモデルでも十分な機能を有しています。直線距離だけでなく、壁の面積や部屋の体積を計測する機能を付けても1万円程度で購入可能です。

DIY・引っ越し・部屋の模様替えなどにレーザー距離計を使う場合は、ポケットサイズの機種がおすすめ。持ち運びがしやすく、測りたいときに手軽に使用できます。

なお、ポケットサイズで計測できる距離の目安は、15~20mほどしかありません。家のリフォームなど、大掛かりな計測には不向きなので注意しておきましょう。

屋外

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屋外では太陽光の影響で距離が正確に測定できなかったり、レーザーポイントを見失ったりすることがあります。屋外用のレーザー距離計を選ぶときは、「デジタルファインダー機能」が付いたモノを選ぶと便利です。

デジタルファインダーとは、ビデオカメラのようにレーザーが当たる場所を液晶画面に写し出してくれる機能のこと。画面を見ながら測定できるので、30m以上の長距離でも目標を誤ることがありません。双眼鏡などの道具を必要とせず、レーザー距離計のみで長距離を計測できるのが魅力です。

ゴルフ場でレーザー距離計を使う場合は、「ゴルフスコープ」と呼ばれる専用の機種を選びましょう。ゴルフ場は山を切り開いて作ることが多いため、目視では分かりにくい起伏が隠れています。そのため、通常のレーザー距離計では、水平に距離を測ることしかできません。

ゴルフスコープには、ピンフラッグまでの距離だけでなく、高低差を測定してくれるモノがあります。アップダウンの激しいコースでも最適な距離を教えてくれるので、ミスショットを防止しやすいのもポイント。また、価格は高くなりますが、急な天候の変化にも対応できる防水防塵機能付きのタイプもおすすめです。

測定の精度をチェック

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レーザー距離計は一般的に、価格が安くなるほど測定の精度は落ちる傾向にあります。しかし、価格の高いモノが必ずしも精度が高いとは限りません。なかには、自社が行った測定テスト結果のみを掲載している製品もあるため、注意が必要です。

測定の精度の高いモノを判別するには、国際規格である「ISO16331-1」に適合しているかどうかを調べましょう。国際規格の認可を受けているレーザー距離計は、独立機関が客観的にレーザー距離計を審査したモデルです。数mm単位の誤差も許されない場面では、ISO基準のレーザー距離計を選ぶようにしましょう。

PSCマークを取得しているかどうかチェック

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PSCマークとは、国が定めた安全基準に適合する製品に付けられるマークのこと。PSCマークを取得した製品であれば、長時間レーザーを凝視しなければ問題ないレベルまでレーザー光の出力が調節されているので安心です。

しかし、PSCマークを取得するためには手間と費用がかかるので、一部のレーザー距離計はコストを下げるためにPSCマークを取得していないモノも存在。場合によっては、失明する危険性も考えられるので注意が必要です。安全性を重要視したい方は、PSCマークの有無を確認してみてください。

なお、PSCマーク以外に、レーザー光の強さを表す「レーザークラス」もあわせて要チェック。「class1」などクラスの数値が低いほど出力が弱く、より安全に使用できます。

レーザー距離計のおすすめメーカー

ライカ(LEICA)

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ライカは1993年に世界初のレーザー距離計を開発したメーカー。ハイスペックなレーザー距離計を中心に製造しており、PSCマークを取得しているのはもちろん、多くのモデルが「ISO16331-1」に適合しています。

特に、屋外向けの高性能なモデルが人気。太陽光の下でも高精度な測定が可能で、難度の高い測定をサポートする機能も充実しています。

マキタ(MAKITA)

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マキタは世界的に有名な電動工具メーカー。日本全国に支店や営業所を構えており、トラブルが起こった際も気軽に相談できるため安心です。

エントリーモデルからIP54相当の防水・防塵性能を備えており、水周りや屋外で気軽に使えるのもメリット。国内メーカーによるレーザー距離計を探している方は、ぜひマキタをチェックしてみてください。

ボッシュ(BOSCH)

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1886年にドイツで創業されたボッシュは、電動工具の分野において大きなシェアを占めるメーカーです。レーザー距離計のラインナップも豊富で、エントリーモデルからハイスペックモデルまで製造されています。

特に、家庭で使うDIY向けのレーザー距離計を探している方におすすめ。測定できる項目や距離の長さから、DIYの規模に応じてベストな1台を見つけてみてください。

レーザー距離計のおすすめモデル|屋内用

ライカ(LEICA) レーザー距離計 Leica DISTO DISTO-D110

ライカ(LEICA) レーザー距離計 Leica DISTO DISTO-D110

専用アプリと連携できる高性能なレーザー距離計です。Bluetooth接続で測定結果をスマホやタブレットに送信できるのが特徴。図や写真に数値を記入して保存できるため便利です。

「ISO16331-1」に適合しており、高精度な測定を行えるのもメリット。最長60mの直線距離と面積を素早く正確に測れます。また、本体サイズが約幅23×奥行37×高さ120mmとコンパクトで、重量が92gと軽いのも魅力。IP54相当の防水・防塵性能を備えているうえ、PSCマークも取得しているおすすめアイテムです。

マキタ(MAKITA) レーザー距離計 LD030P

マキタ(MAKITA) レーザー距離計 LD030P

国内メーカーによるシンプルなレーザー距離計です。簡単に操作できるよう設計されており、最長30mの直線距離と面積を手軽に測定できます。本体サイズは約幅25×奥行53×高さ115mmで、重量は95g。コンパクトかつ軽量のため、持ち歩きやすいのも魅力です。

IP54相当の防水・防塵性能を備えており、屋外でも安心して使用可能。ただし、PSCマークは取得しておらず、分類は「Class2」なので留意しておきましょう。DIYに役立つエントリーモデルとして、ぜひ検討してみてください。

ボッシュ(BOSCH) レーザー距離計 ZAMO2

ボッシュ(BOSCH) レーザー距離計 ZAMO2

リーズナブルで人気の高いレーザー距離計です。簡単な操作で最長20mの直線距離を測定できるので、家庭でのDIYなどにおすすめ。本体サイズは約幅36×奥行23×高さ101mmと小さく、重量が乾電池を含めてわずか80gと軽いため、衣類のポケットに入れて気軽に携行できます。

ディスプレイにバックライトを搭載しており、測定結果が見やすいのもポイント。ただし、PSC認定を取得しておらず、「Class2」の製品である点には注意が必要です。シンプルなエントリーモデルとして、ぜひチェックしてみてください。

ボッシュ(BOSCH) レーザー距離計 GLM500

ボッシュ(BOSCH) レーザー距離計 GLM500

家庭用におすすめのコストパフォーマンスに優れたレーザー距離計です。最長50mの直線距離と面積・体積・傾斜の測定が可能で、大掛かりなDIYにも活用できます。見やすいカラーディスプレイを採用しており、簡単に操作できるのも魅力です。

最大20件まで自動保存できるメモリー機能を搭載しているのもポイント。過去の測定結果を手軽に確認できます。さらに、IP54相当の防水・防塵性能を備えているため、屋外でも使用可能。なお、PSCマークは未取得で、クラスの分類は「Class2」なので留意しておきましょう。

タジマ(TAJIMA) レーザー距離計 LKT-PE15B

タジマ(TAJIMA) レーザー距離計 LKT-PE15B

携行性を重視する方におすすめのレーザー距離計です。本体サイズは幅24×奥行20×高さ153mmで、重量は乾電池込みで68gと、小型かつ軽量なのが特徴。大型クリップが付いているため、ペンのような感覚で気軽に持ち歩けます。

最長15mの直線距離を測定でき、連続測定モードではリアルタイムの直線距離を表示可能。ディスプレイにはバックライトを搭載しており、暗がりでも視認しやすい設計です。さらに、IP40相当の防塵性能も備えています。PSCマーク取得済みで、安全性にもしっかりと配慮されたおすすめアイテムです。

レーザー距離計のおすすめモデル|屋外用

ライカ(LEICA) レーザー距離計 Leica DISTO DISTO-X4

ライカ(LEICA) レーザー距離計 Leica DISTO DISTO-X4

高性能なデジタルファインダー機能を搭載したレーザー距離計です。独自の「X-Range Power Technology」により、明るい場所でも高精度な測定を行えます。専用アプリとの連携にも対応。Bluetooth接続で測定結果を送信すれば、簡単に図面を作成することが可能です。

高さ2mからの落下に耐える耐衝撃性や、IP65相当の優れた防水・防塵性能を備えているのもメリット。汚れた際は丸ごと水洗いできるため、屋外でのハードな測定におすすめです。

最長150mの直線距離に加え、面積や体積、傾斜など、多彩な項目を測定できるのも魅力。また、「ISO16331-1」に適合しているうえ、PSCマークも取得しているおすすめアイテムです。

ライカ(LEICA) レーザー距離計 Leica DISTO DISTO-D810touch

ライカ(LEICA) レーザー距離計 Leica DISTO DISTO-D810touch

タッチ操作に対応しているレーザー距離計です。大型のカラーディスプレイを指で直感的に操作できるため、よりスムーズに作業を進められます。直線距離は最長200mまで測定でき、4倍にズームできるデジタルファインダー機能によって屋外でも正確に測ることが可能です。

内蔵カメラで撮影した写真から対象物の測定を行えるのもポイント。幅や高さ、面積などを手軽に測れるので便利です。また、撮影した画像はUSBケーブルでパソコンへ転送することも可能。PSCマーク取得済みの高機能モデルとしておすすめです。

ライカ(LEICA) レーザー距離計 Leica DISTO DISTO-S910

ライカ(LEICA) レーザー距離計 Leica DISTO DISTO-S910

3次元の座標情報を取得できるハイグレードなレーザー距離計です。設置場所を固定したまま、座標情報から2点間の距離や角度を測定できるのが特徴。「スマートエリア測定機能」では複雑な形の対象物も面積を自動計算できます。

カメラ機能を搭載しており、写真や画面のスクリーンショットを撮影することも可能。BluetoothやUSBケーブル、無線LAN通信を利用すると、スマホやパソコンへ画像や測定結果を送信できます。

また、PSCマークを取得しているのもポイント。離れた位置の対象物を3次元で自在に計測できるおすすめモデルです。

ボッシュ(BOSCH) レーザー距離計 GLM150C

ボッシュ(BOSCH) レーザー距離計 GLM150C

スマホやタブレットとのBluetooth接続が可能なレーザー距離計です。デバイスに専用アプリをダウンロードすると、ワイヤレスで手軽に測定結果を送信できます。デジタルファインダー機能も搭載しており、8倍のズーム機能で屋外や長距離の測定も正確に行えるのが魅力です。

最長150mの直線距離だけでなく、傾斜や面積、体積など多彩な測定に対応しているのもポイント。ディスプレイには2.8インチのIPSパネルを採用しており、鮮やかなカラー表示で容易に情報を視認できます。

また、IP54相当の防水防塵性能を搭載しているのも魅力。ただし、PSCマークは未取得で、レーザークラスが「Class2」である点には留意しておきましょう。

ブッシュネル(Bushnell) レーザー距離計 ライトスピード トロフィーエース

ブッシュネル(Bushnell) レーザー距離計 ライトスピード トロフィーエース

最長770mの直線距離を測定できるレーザー距離計です。4倍のズーム機能を搭載しているのが特徴。スコープを覗き込んで中央の十字に目標物を合わせ、ボタンを押すだけで距離を測ることが可能。そのまま視界上に測定結果が表示されるので、目標物から目を離さずに距離を確認できます。

重量が152gと軽く、持ち運びしやすいのもメリット。レーザークラスは「Class1」に分類されており、安全性にも優れています。遠距離の測定を行いたい方におすすめです。

レーザー距離計のおすすめモデル|ゴルフ用

ブッシュネル(Bushnell) ゴルフ用レーザー距離計 ピンシーカープロX2ジョルト

ブッシュネル(Bushnell) ゴルフ用レーザー距離計 ピンシーカープロX2ジョルト

ハイスペックなゴルフスコープとして人気の高いレーザー距離計です。最長1300ヤードの距離を測定できるため、幅広いコースに対応できます。傾斜の角度と距離を測れるスロープ機能も内蔵しており、スイッチ1つでオンオフを手軽に切り替えることが可能です。

画面には「デュアルディスプレイ機能」を搭載。数値表示の色を赤と黒から選べるので、天候や背景色に応じて見やすい色に設定できます。また、ピンなどの細い目標物は照準が合った際に振動するため、スムーズに測定を行うことが可能です。

さらに、IPX7の完全防水なので雨天時でも安心して使えます。安全性に配慮された「Class1」の高機能モデルとしておすすめです。

ユピテル(YUPITERU) アトラス レーザー距離計 AGF-Laser1

ユピテル(YUPITERU) アトラス レーザー距離計 AGF-Laser1

プレーに役立つ高低差表示が可能なレーザー距離計です。最長660ヤードの距離に対応しており、目標物までの直線距離・水平距離・垂直距離・角度を測定できます。また、遠くのピンにも照準を合わせやすい「ピンサーチ機能」を搭載しているのもメリットです。

プレー中に便利なオートパワーオフ機能を内蔵しているのもポイント。さらに、IPX5相当の防水性を備えているため、雨天時にも使えます。多彩な項目を測定できる「Class1」のおすすめモデルです。

ピンイーグル(Pin-Eagle) ゴルフ用レーザー距離計

ピンイーグル(Pin-Eagle) ゴルフ用レーザー距離計

細いピンにも照準をラクに合わせられるレーザー距離計です。照準合わせをサポートする「ピンサーチ機能」と、照準が合うと目標物をロックする「ピンロック機能」を搭載。わずか0.5秒で素早く測定を行い、測定完了を振動で知らせてくれるので便利です。

測定距離は最長660ヤードまで対応しており、高低差を含めた距離も測れます。また、IPX5相当の防水性を備えているのもメリット。さらに、レーザークラスは「Class1」に分類されており、安全性にも配慮されています。

Wosports レーザー距離計

Wosports レーザー距離計

コストパフォーマンスに優れた人気のレーザー距離計です。高低差を含めた距離の測定に対応しており、最長650ヤードの距離を測れます。「ピンロック機能」も搭載しているため、遠いピンへの照準合わせも容易です。

ヤードとmの単位を手軽に切り替えられるのもポイント。分類は「Class1」で安全性にも優れており、初めてゴルフスコープを入手する方にもおすすめです。

BOBLOV ゴルフ用レーザー距離計

BOBLOV ゴルフ用レーザー距離計

コストを抑えてゴルフスコープを入手したい方におすすめの製品です。最長650ヤードの距離測定が可能で、通常の測定だけでなく、連続測定にも対応しています。「ピンロック機能」も搭載しており、離れた位置のピンへ照準を合わせやすいのも魅力です。

また、IP54相当の防水・防塵性能を備えており、屋外のゴルフ場で安心して使えるのもポイント。さらに、レーザークラスは「Class1」です。ゴルフスコープのエントリーモデルとして、ぜひ検討してみてください。