自転車に乗る際、頭部を守ってくれる「ヘルメット」。ロードバイク用ヘルメットはレーサー風のデザインが多い一方、クロスバイク用はカジュアルデザインのモノが多く、なかには帽子と見間違うようなおしゃれな製品も販売されています。

そこで、今回はクロスバイク用ヘルメットのおすすめをピックアップ。通勤や街乗りにも使えるモデルをご紹介します。楽しく、安全にクロスバイクに乗るためにもぜひチェックしてみてください。

クロスバイクにヘルメットは必要?

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舗装路でのレース用に設計されたロードバイクと、未舗装路での走行を想定して作られたマウンテンバイクの中間の位置する「クロスバイク」。いわゆるママチャリと呼ばれるシティサイクルと比べてスピードを出しやすく、マシンによっては時速30km以上を出すこともできます。

時速30kmというと、原付バイク(50cc)の制限速度とほぼ同等。そのようなスピードで転倒してしまうと、地面に頭部を強く打ち付けてしまう恐れがあります。現在、道路交通法上はヘルメットの着用義務はありませんが、安全に乗るためにも準備しておきましょう。

クロスバイク用ヘルメットの選び方

サイズをチェック

ヘルメットを選ぶ際、最も注意したいのが「サイズ」です。ヘルメットが大きすぎると転倒時に外れてしまったり、逆に小さすぎると圧迫によって頭が痛くなってしまったりと、さまざまなデメリットが発生します。自分の頭にピッタリとフィットする製品を選びましょう。

ヘルメットは、頭の外周サイズによってS・M・L・XLなどに分けられます。メジャーを使って、額の一番高いところから水平に後ろへ回して、後頭部の一番高いところを通ってから一周させ、頭の外周サイズを測りましょう。

ただし、メーカーによって対応するヘルメットのサイズが変わることがあるので要注意。たとえば、あるメーカーだとLサイズに該当する一方、違うメーカーだとXLに該当することもあります。ヘルメットのサイズを過信せずに、同時に外周サイズもチェックするようにしてください。

形状をチェック

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ヘルメット選びでサイズと同様に重要なのが「形状」です。頭の外周サイズが合っているのにキツかったり、緩かったりする場合は、頭とヘルメットの形状が合っていないことが理由のひとつとして考えられます。

ヒトの頭の形状は、上から見たときに円形に見える「丸形」と、前後に長細い「楕円形型」に分けられます。日本人は丸形が多いことから国産メーカーは「丸形タイプのヘルメット」を、欧米人には楕円形型が多いことから欧米メーカーは「楕円形タイプのヘルメット」をリリースしているのが特徴です。

特にメーカーを限定していない場合は、頭が円形の方は国産メーカー、楕円形の方は海外メーカーを中心に探してみましょう。ただし、ヘルメットのシリーズやモデルによっても形状は異なるので、あくまで目安として考えてください。

安全基準に適合しているかチェック

クロスバイク用のヘルメットを選ぶ際には、安全基準を満たしているかどうかもチェックしましょう。日本で最も有名な安全基準のひとつに、一般財団法人の製品安全協会が認定している「SGマーク」があります。

SGマークが付いたヘルメットは品質が保証されているほか、 製品の欠陥がきっかけで人身損害が発生した場合に、最大1億円のサポートが受けられるのもポイント。また、自転車保険でも有利になることがあります。

また、ほかにはEUが認定している「CEマーク」、アメリカの消費者製品安全委員会が認定している「CPSCマーク」などもあります。しっかりと頭部を守るためにも安全基準マークの付いたヘルメットがおすすめです。

重さをチェック

ツーリングなどのロングライドを想定している場合、ヘルメットの重量にも注目しましょう。おすすめは250g以下のモデル。長時間にわたって装着していてもほぼ負担を感じません。予算に余裕がある方は、200g以下の最軽量クラスのヘルメットもおすすめです。

300g以上のヘルメットは、若干重いので注意。長時間装着していると首などに負担を感じるようになります。ただし、街乗りや通勤・通学など、ちょっとした距離ならば特に問題はありません。用途や価格などに合った重さのヘルメットを選びましょう。

クロスバイク用ヘルメットのおすすめ

オージーケーカブト(OGK KABUTO) BC-VIA

オージーケーカブト(OGK KABUTO) BC-VIA

OGKカブトの新ブランド・コーフーから発売された、帽子感覚で装着できるおしゃれなヘルメットです。現在、自転車用ヘルメットとして主流のソフトシェルインモールド成型をベースに、極薄タイプのハードシェルを組み合わた「ハイブリッド製法」を採用しているのが特徴。軽さを保ちながら、強度を高めることに成功しています。

また、専用バイザーを搭載しているのもポイント。キャスケット帽のようなおしゃれなシルエットで、夏場の強い日差しから目を守ることができます。バイザーは着脱可能なため、サングラス派の方にもおすすめ。クロスバイク用としてはもちろん、ミニベロなどの街乗り用自転車にピッタリのヘルメットです。

オージーケーカブト(OGK KABUTO) SCUDO-L2

オージーケーカブト(OGK KABUTO) SCUDO-L2

日本の大手ヘルメットメーカー・OGKカブトのエントリーモデル。大人用ヘルメットのなかでは手に取りやすい価格設定が特徴です。安いといっても大手メーカーだけあって装備が充実しており、左右後部の3カ所に「反射テープ」を搭載。さらに、バンド部分には初めての方もフィットさせやすい「アジャスターバンド」が採用されているので、初心者も安心して使うことができます。

カジュアル風デザインで、服装を問わずに装着できるのもポイント。通勤・通学・街乗りなど、幅広いシーンで使うことができます。日本の製品安全協会が認定している「SG基準」を満たしているので安心。低価格と安心性を両立させたおすすめのクロスバイク用ヘルメットです。

オージーケーカブト(OGK KABUTO) WR-L

オージーケーカブト(OGK KABUTO) WR-L

クロスバイクはもちろん、ロードバイクやミニベロなど、ジャンルを選ばすに装着できる「WR-L」。空気抵抗の少ない流線型フォルムを採用している一方で、レーシー過ぎないデザインに留めています。街乗りにもおすすめのカジュアルタイプのサイクルヘルメットです。

フロント部分のバイザーは取り外し可能。自転車やファッションスタイルによって使い分けられるのが魅力です。また、ダイヤルを回すだけで簡単にフィット感を調整できる「アジャスターバンド」を採用しているのもポイント。価格もお手頃なため、初めてクロスバイクに乗る方にもおすすめのサイクルヘルメットです。

レイザー(LAZER) Century AF アジアンフィットモデル

レイザー(LAZER) Century AF アジアンフィットモデル

創業100周年を迎えたベルキー生まれのヘルメットブランド「レイザー」。センチュリーAFは、日本人の頭に合わせたアジアンフィットモデルです。エアロ性能の高い本格的なデザインでありながら、クロスバイクなどの街乗り用自転車にもマッチするおしゃれなヘルメットとなっています。

中央部に取外し可能なツイストキャップを備えているのが特徴。向きを変えたり、外したりすることで通気性能を変えることができます。また、後頭部にはLEDリアライトを標準装備。電源をオンにするとライトが点灯するので、夜間でも安心して走ることが可能。デザイン性と機能性を両立したおすすめのサイクルヘルメットです。

レイザー(LAZER) Blade+ AF アジアンフィットモデル

レイザー(LAZER) Blade+ AF アジアンフィットモデル

丸型の頭にフィットしやすいようにデザインされた「ブレイド+AF(アジアンフィット)」。一般的なサイクルヘルメットとしてはやや高めの価格設定ですが、レイザーブランドのなかではエントリーグレードに位置するモデルです。

本モデルは、通気口が22個と多めに設計されているのが特徴。頭頂部に流れるデザインとなっており、ヘルメット内部に熱がこもりにくいように配慮されています。重さはSサイズで260gと比較的軽量。ロングライドにピッタリです。

また、発光して被視認性を向上させる「LEDテールライト」、心拍数を計測できる「ライフビームギアキット」に対応するなど、カスタマイズ性が高いのも魅力。有名ブランドの高性能ヘルメットを低予算で手に入れたい方におすすめです。

ジロ(GIRO) ASPECT

ジロ(GIRO) ASPECT

トップレーサーにも愛用されているアメリカンブランド「ジロ」。アスペクトは取外し可能な布製バイザーを搭載した、帽子型のサイクルヘルメットです。耐久性と軽量性を両立したインモールド成形を採用。アメリカが認定しているCPSC安全規格に対応しているなど、プロユースにも耐えられるレベルでありながら、クロスバイクなどの街乗りにも対応できるおしゃれなモデルとなっています。

また、片手でフィッティングの微調整ができる「ロック・ロック・エアーフィットシステム」を搭載。さらに、通気口から内部弁を通じて新鮮な空気を取り込むことで、ヘルメット内部の熱気を効率的に排出できるなど、冷却システムも合わせ持っています。見た目だけではなく、機能にもこだわりたい方におすすめのサイクルヘルメットです。

ベル(BELL) CREST R

ベル(BELL) CREST R

サイクルスポーツはもちろん、モータースポーツでも有名なアメリカのヘルメットブランド「ベル」。エントリーグレードの人気モデル・シケインの兄弟モデルとして登場したのがクレストRです。シケインは後方の守りが薄かったのに対して、本モデルは後頭部までシェルで覆っているのが特徴。安全性がより高くなっています。

ベンチレーションは17個と通気性も良好。ダイヤルを回すだけでフィット感を調整できる「エルゴフィットシステム」も搭載されているなど、エントリーグレードとは思えない多機能なモデルとなっています。クロスバイクはもちろん、ロードバイクにもおすすめのサイクルヘルメットです。

ベル(BELL) TRAVERSE AF

ベル(BELL) TRAVERSE AF

街乗りからスポーツシーンまで対応できるサイクルヘルメット「トラバースAF」。オリジナル版は欧米人向けの楕円形タイプだったのに対して、本製品はアジア人の頭に合わせた丸型タイプのアジアンフィットモデルとなっています。

新型のエルゴフィットシステムを搭載しており、片手でダイヤルを回すだけで簡単に調節することが可能です。サイズは「54~61cm」と「56~63cm」の2種類をラインナップ。ワイドに設計されているので、性別を問わずに装着することができます。オールラウンドに使い回せるおすすめのクロスバイク向けヘルメットです。

メット(MET) CORSO

メット(MET) CORSO

イタリア生まれのヘルメットブランド・メット。シンプルデザインの「コルソ」は、クロスバイクでの街乗りはもちろん、通勤・通学にも適したオールラウンドなサイクルヘルメットです。内側のサイドと後頭部に発泡スチロールを多めに配置することで、安全性を高めているのが特徴。万が一の転倒時にも強い衝撃から頭部を守ってくれます。

ヘルメット後部には、リフレクターとLEDライトを搭載。夜道での被視認性を高めています。さらに、バイザー部分はスポーツシーンにピッタリの「ハードタイプ」と、カジュアルな見た目の「ソフトタイプ」が付属しているのも嬉しいポイント。さまざまなコーデに合わせやすいおすすめのサイクルヘルメットです。

ルイガノ(LOUIS GARNEAU) URBAN HELMET

ルイガノ(LOUIS GARNEAU) URBAN HELMET

おしゃれなクロスバイクをリリースしていることで有名な自転車ブランド「ルイガノ」。アーバンヘルメットは、文字通りに街乗り用に開発されたモデルです。元々ルイガノはカナダのブランドですが、本製品は日本製。日本人の頭に合わせた丸型タイプのヘルメットとなっています。

ブランドの頭文字であるLGロゴ入り。交換可能なバイザー付きで、スポーツシーンから通勤・通学まで、幅広いシーンに対応できます。カラーは汎用性が高いブラックとホワイトのほか、ルイガノの自転車に合わせやすいネプチューンとオレンジをラインナップ。男女問わずにおすすめのサイクルヘルメットです。

ブルックス(BROOKS) J.B. SPECIAL CARRERA FOLDABLE HELMET

ブルックス(BROOKS) J.B. SPECIAL CARRERA FOLDABLE HELMET

90年代まで自転車レースで使われていた革製のヘルメット・カスクを模したヘルメット。カレラ社の「Foldable Helmet」をベースに、イギリスのブルックス社がアレンジを加えたおしゃれなモデルとなっています。

ブルックス版は、ヘルメットの一部に布生地を使用しているのが特徴。また、折りたたみにも対応しており、使わないときはコンパクトにまとめることができます。カバンの中に入れて持ち運べるので、通勤・通学にも便利。私服にも合わせやすい、おすすめのクロスバイク向けヘルメットです。

ブルックス(BROOKS) ISLAND URBAN HELMET

ブルックス(BROOKS) ISLAND URBAN HELMET

ブルックスがデザインを行い、イタリアのカスク社によって製造されたアーバンヘルメット。レーシー過ぎないフォルムを採用しており、後頭部までしっかりと覆われているのがポイントです。シンプルなデザインのため、クロスバイクやロードバイクなど、ジャンルを問わずに装着できます。

通気口は、前方と後部の2カ所。口径を大きくすることで適度な通気性を保ちつつ、雨が侵入しづらいようになっています。重さはMサイズで410gとやや重めですが、防御性能を重視する方におすすめのモデルです。