自転車・バイク・車のタイヤだけでなく、浮き輪やボールに空気を入れたい場合にも便利な「電動空気入れ」。コンパクトなモデルも増えており、外出先に持ち運んで使用する場合にも適しています。
ただし、マキタやボッシュ、アイリスオーヤマなどのメーカーから数多くのモデルが展開されているので、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。そこで今回は、おすすめの電動空気入れをご紹介します。選び方のコツも参考にしてみてください。
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電動空気入れを使うメリット

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電動空気入れは電力を使って空気を圧縮し、タイヤやボールに効率よく空気を入れる道具。使用すれば、手動の空気入れのように力を入れることなく空気を補充できます。忙しい時間帯に急いで空気を入れたい場合にも便利です。
また、多くの電動空気入れが自動停止機能を備えているのもメリット。設定しておいた圧力に達すると空気の補充が自動で止まるので、過充填によるタイヤやボールの破損トラブルも予防できます。安全に利用しやすいため、初めて電動空気入れを購入する場合にも安心できます。
さらに、コンパクトにデザインされた電動空気入れであれば、外出先に持ち運んで使用することも可能。旅行やアウトドアなどのシーンで使いたい場合にもおすすめです。
電動空気入れのおすすめメーカー
マキタ(MAKITA)

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1915年に創業された「マキタ」は、ドリルドライバーやインパクトレンチ、丸ノコ、ジグソーなどの電動工具で有名なメーカー。高圧洗浄機や掃除機、芝刈機の製造でも知られています。
マキタが取り扱う電動空気入れは、充電式のバッテリーを本体に取り付けて使用するのが特徴。充電式バッテリーはマキタが製造する電動工具とも互換性があり、使い勝手に優れている点もメリットです。
ボッシュ(BOSCH)

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「ボッシュ」は、ドイツのシュトゥットガルトで精密機器と電気技術作業場として設立されたメーカー。電動工具や掃除機、高圧洗浄機など幅広い製品を展開していることで知られています。
ボッシュが製造する電動空気入れは、コンパクトで携帯性に優れたモデルが人気。リアルタイム測定機能やオートストップ機能なども備えており、初めて電動空気入れを使用する場合にも安心できます。
電動空気入れのおすすめ|人気
マキタ(MAKITA) 充電式空気入れ MP100D
10.8Vスライドバッテリを本体に取り付けて使用する電動空気入れ。バッテリーはインパクトドライバーやクリーナーなど、マキタが製造する製品と互換性があります。バッテリーを1度フル充電すれば、26インチの自転車用タイヤに約46回、700×23Cのロードバイク用タイヤに約20回の空気補充が可能です。
また、米式チャックや英式バルブ用アダプタ、仏式バルブ用アダプタ、ボール用アダプタ、浮き輪用アダプタなど豊富な種類のバルブを備えているのもポイント。自転車やバイクのタイヤだけでなく、浮き輪やボールなどに空気を入れたい場合にも利用できます。
空気圧はボタンを押すことで簡単に調節が可能。ディスプレイにはバックライトが付いており、暗い場所で確認しやすい点もおすすめです。
ボッシュ(BOSCH) コードレスボリュームエアポンプ EasyInflate 18V-500
最大空気流量が530L/minで、パワフルに空気の補充ができる電動空気入れです。給電には、別売りの「ボッシュ 18V POWER FOR ALLバッテリー」を使用。充電式ながら、ゴムボートや子供用プール、エアマットレスなどにもスピーディに空気を送れます。
自動注入・抜き取り用オンオフスイッチを備えているのもメリット。ホースの長さが50cmあり、使い勝手にも優れています。
付属しているノズルは3種類。携帯時や収納時に便利なバッグや化粧箱も同梱されています。また、空気を補充するだけでなく、抜き取りたい際に使えるのも便利。抜き取りポートにゴムボートやエアマットレスを取り付ければ、簡単に収縮させられます。
AstroAI エアコンプレッサー 空気入れ 自動車用 150PSI DC12V シガーソケット接続式 高輝度LED
シガーソケットからの給電で駆動する電動空気入れです。8.78×18×16cmのサイズで車にも積みやすく、自動車のタイヤに空気を補充する用途で使いたい場合に便利。195/65/R15型のタイヤであれば、1分程度で30PSIから36PSIまで空気を注入できます。
さらに、仏式アダプタや英式アダプタ、ニードルバルブアダプタ、エアーノズルなどが付属しているのもメリット。車のタイヤだけでなく、自転車のタイヤやボールなどの空気を入れたい場合にも利用できます。
加えて、12個のLEDを備えたライトが付いているのもポイント。暗い場所でタイヤに空気を補充する場合にもおすすめです。
AstroAI エアーコンプレッサー 電動空気入れ 5 in 1 タイヤ・プール空気入れ
120Vの家庭用コンセントや12Vのシガーソケットからの給電で使える電動空気入れ。自宅で使用する場合はもちろん、車に積んでおいてタイヤの空気を補充したい場合にも便利です。
高気圧と高速エアポンプモードを切り替えて使用できるのがメリット。車や自転車、バイクのタイヤに空気を入れる場合には高気圧モード、浮き輪やエアーマットレスなどの空気を補充する場合には、高速エアポンプモードと使い分けできる点もおすすめです。
大自工業 メルテック エアーコンプレッサー ML250
自動車のタイヤを適正な空気圧で使用し、燃費を改善したい場合に便利な電動空気入れです。車のアクセサリーソケットから電源を得て駆動するのが特徴。車に積んでおけば、外出先でもタイヤに空気を補充できます。
また、比較的リーズナブルな価格で購入できるのもおすすめのポイント。車やバイクなどのタイヤにパワフルに空気が送れる、コスパに優れた電動空気入れです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 空気入れ エアーコンプレッサー 10.8V 充電式 バッテリー付き JAC10
自転車用・ボール用・浮き輪用、3種類のノズルが付属している電動空気入れです。1台で複数の用途に使用できるのが魅力。10.8Vの充電式バッテリーから電源を得る充電式の製品ながら、最大圧力は約830kPaなので、車のタイヤにも使えます。
また、空気圧測定機能やオートストップ機能を備えているのもポイント。リアルタイムでチェックされた空気圧はディスプレイに表示されるので、簡単に確認できます。
本体重量はバッテリーを含んでも870g。握りやすいソフトグリップが採用されており、使用する際に手が疲れにくいのもおすすめです。
ブラック・アンド・デッカー(BLACK+DECKER) トリプルパワーソース 電動マルチ空気入れ INF18B
3種類の電源に対応できる電動空気入れです。100Vコンセントやシガーソケット、D製18Vリチウムイオン充電池などからの給電で使用できるのが特徴。自宅や外出先など、幅広いシーンで利用できます。
加えて、高圧と高容量の2種類のモードを使い分けできるのもメリット。高圧モードではタイヤやボール、高容量モードではエアベッドやビニールプールなどに空気が補充できます。高圧モードの場合、液晶操作部で空気圧の設定が可能。事前に設定した空気圧に達すると自動で停止します。
電動空気入れのおすすめ|コンパクト・小型
ボッシュ(BOSCH) コードレスエアポンプ EasyPump
コンパクトにデザインされており、携帯性にも優れているおすすめの電動空気入れです。大きめのディスプレイを搭載。エルゴノミクスを考慮して設計されているのが特徴です。
さらに、フレンチバルブやボールニードル、ボリュームアダプターなどが付属しているのも長所。自転車やボールなど幅広いアイテムに空気を補充できます。
内蔵のバッテリーは同梱されているUSBケーブルで充電が可能。充電式の製品ながら、10.3barまでの空気補充に対応しています。
Kaedear モバイルコンプレッサー KDR-AP1
空気圧調整機能を備えたモバイルタイプの電動空気入れです。本体サイズは長さ15.7×横幅6.4×厚み4.4cm。収納袋が付属しており、サイクリングで外出した際に自転車のタイヤに空気を補充する用途でも使用できます。
さらに、米式バルブや仏式バルブアダプタ、英式バルブアダプタが付属しているのもポイント。ボールニードルや浮き輪ノズルも同梱されているので、アウトドアシーンで使用する場合にもおすすめです。
LUFT 電動空気入れ
ポータブルタイプの電動空気入れながら、車やバイクのタイヤにもパワフルに空気を補充できる製品です。最大空気圧力は160PSI。空気の注入が終わると自動で停止する機能を備えているので、事前に空気圧を設定しておけばボタンを押すだけで簡単に使えます。
素材に高密度ナイロンを採用したホースは、1度回すだけで取り付けが可能。米式バルブ・英式バルブ・仏式バルブ・ボール針が付属しています。
シガーソケット用給電ケーブルが同梱されているのもポイント。バッテリーの充電が切れた場合に、シガーソケットからの給電で使用できる点もおすすめです。
TradeFKJapan PANP RIDE
駆動音が65dBと静音性に優れている電動空気入れ。掃除機や車のアイドリング音と同程度の音量で使用できるのが特徴です。
本体には高性能センサーを内蔵。タイヤに入っている空気圧を検知し、必要な圧力に達した際に自動で停止する機能を備えています。また、空気注入時に手で持つ必要がない点もメリット。手で支えなくても接続が外れないように設計されています。
バッテリーは1度フル充電しておけば、シティサイクルのタイヤ20本分の空気補充が可能。自動車のタイヤでも6本分の空気を補充できるので、頻繁に充電する手間を省きたい場合にもおすすめです。
KIJIMA スマートエアポンプ JP03
クイック式の着脱を採用したホースを備えている電動空気入れです。全長30cmのホースの着け外しがスムーズで、使い勝手に優れているのが魅力。自動車や英式・仏式バルブ採用の自転車、ボールなどに使用できる4種類のバルブが付属しており、幅広い用途で使えます。
また、5種類のモードで空気圧を管理できるのもメリット。圧力の単位は4種類から選択できます。空気の注入は事前に設定した圧力に達すると自動で停止する設計。空気の入れ過ぎによるタイヤやボールの破損を予防したい場合にもおすすめです。
BICYCOVER らくらく電動空気入れ
デザイン性に優れたおしゃれな電動空気入れです。自転車や車のタイヤ、ボールに空気を入れるときだけでなく、万が一の災害時にも便利な製品。モバイルバッテリーとしてスマホなどに給電したり、ライトとして暗い場所を照らしたりと、幅広い使い方ができます。
また、駆動音が約65dBと比較的小さいのもメリット。掃除機ほどの音で使用できるので、早朝や夜間に使う頻度が高い場合にも適しています。
南海部品 NANKAI モバイルエアーポンプ NP-D25
全長が19cmと、コンパクトにデザインされている電動空気入れです。車だけでなくバイクにも積みやすい製品。バッテリーを内蔵しているのが特徴です。SOSシグナルやフラッシュライトなどの機能を備えたLEDライトが搭載されているのがメリット。暗い場所で空気を入れる場合に便利です。
事前に設定した空気圧に達した場合に、自動でストップする機能も搭載。空気の入れ過ぎ予防に効果的です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 電動エアーポンプ 電池式 M-3402
手頃な価格で購入できる、エアーベッドやエアーマット向けの電動空気入れです。単1形乾電池×4本で駆動する乾電池式の製品。コンセントがなくても使用できるので、アウトドアシーンで利用する電動空気入れとしても便利です。
本体のサイズは幅11×奥行12×高さ12cm。重量は約310gと持ち運びやすいデザインが採用されている点もおすすめです。
電動空気入れの選び方
空気バルブの形状をチェック

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電動空気入れを購入する際は、対応できる空気バルブの形状を事前にチェックしておくのが重要なポイント。空気を入れたいモノに電動空気入れのバルブが対応していないと、購入しても使えない場合があるので注意しましょう。
自転車やバイク、車などのタイヤはもちろん、ゴムプールや浮き輪、ボールなど、空気を入れる対象によってバルブやノズルの形状は異なります。
特に、自転車の空気バルブには英式・仏式・米式などの種類があります。シティサイクルの多くは英式バルブを採用。ロードバイクは主に仏式を備えたモデルが多く展開されています。米式は、自動車やバイクなどの空気バルブと同じ形状に設計されているのが特徴です。
電源方式をチェック
充電切れの心配がない「コード式」

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コード式の電動空気入れは、コンセントに電源ケーブルをつないで使用するタイプです。安定した給電でパワフルに空気を補充できるのがメリット。一方、コンセントが近くにない場所では使用できないのがデメリットです。
製品によっては車のシガーソケットからの給電に対応しているモデルもあります。自動車のタイヤに空気を補充したい場合に便利です。
使用場所を選ばずに使える「充電式」

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「充電式」の電動空気入れは、本体に内蔵されているバッテリーを充電して使うのが一般的です。コンセントに電源コードを接続する必要がなく、取り回しに優れているのがメリット。持ち運びもしやすいため、旅行やアウトドアなどで使用する場合にもおすすめです。
充電式の電動空気入れのなかには、本体に別途充電式バッテリーを取り付けて使用するタイプも。好みに合わせて選んでみてください。
充電の手間が省ける「乾電池式」

「乾電池式」の電動空気入れは、名称通り乾電池からの給電で使用できるタイプ。充電式の製品と同じくコンセントのない場所で使用できるのが魅力です。
また、乾電池式のなかには、携帯性を考慮した軽量・コンパクトな製品がラインナップされています。浮き輪やボールなどに空気を入れられるモノもあり、アウトドアシーンで重宝します。
静音性の高さをチェック

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電動空気入れはモーターで空気を圧縮して補充するので、使用する際にはある程度の音がします。購入する際は、モーターの音量にも注意して選択するのがおすすめ。特に、早朝や夜間に使用する頻度が高い場合には、静音性に優れたモデルが適しています。
電動空気入れの駆動音は、平均80dB程度といわれています。80dBは地下鉄の車内や交差点などで感じる音量と同程度。静音性にこだわりたい場合には、駆動音が70dBを切るモデルを選択しましょう。
空気圧の調整ができるかどうか

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電動空気入れを購入する際は、空気圧の調整ができるかどうかも事前に確認しておくのが重要。空気圧調整機能を備えているモデルであれば、設定した空気圧に達した際に自動で空気の補充が停止します。空気の入れ過ぎによるタイヤやボールの破損を予防しやすいのがメリットです。安全に配慮して空気を入れたい方は、ぜひチェックしてみてください。
持ち運ぶなら軽量でコンパクトなモノを

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外出先に持ち運んで使用する場合には、軽量かつコンパクトに設計されている電動空気入れを選ぶのがおすすめ。車に積んでキャンプや海水浴などのアウトドアシーンで使用する場合はもちろん、サイクリング時に携帯して自転車のタイヤに空気を補充したい場合にも適しています。
また、コンパクトなモデルは収納時にスペースを取りにくい点もメリット。ガレージや玄関のスペースが限られている場合や、車に常時積んでおきたい場合にも便利です。
プール・車など自転車以外でも使えるマルチタイプも便利

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自転車のタイヤだけでなく、バイクや車のタイヤ、ゴムプール、浮き輪、ボールなど複数のモノに空気を補充する場合には、マルチタイプの電動空気入れが便利。数種類のバルブやノズルが付属しており、付け替えることでさまざまな製品に空気を入れられます。
また、複数の空気入れを1台に集約できるため、収納効率が向上するのもメリット。収納スペースを節約したい方に適しています。
電動空気入れの価格相場

電動空気入れは製品ごとに価格が異なり、2,000円程度のリーズナブルなモノから10,000円を超える高性能なモノまで、さまざまなモデルが展開されています。
携帯性に優れたコンパクトなモデルは、数千円程度の手頃な価格でも購入可能。しかし、自動車のタイヤに空気を補充するなど、ある程度のパワーが必要なモノは高額になる場合もあります。
自転車のタイヤやボール、浮き輪などに空気を入れる場合に手動の空気入れを使用すると手間や時間がかかってしまいがち。電力を利用して空気を圧縮する電動空気入れであれば、スピーディに空気を補充できます。コード式や充電式、乾電池式など給電方式の異なる製品が展開されているので、使用用途に合わせて選択しましょう。