手軽に空気を入れられる「電動空気入れ」。乾電池で動作するシンプルなモデルからさまざまなアイテムの空気を入れられる高性能なモデルまで、幅広い種類がラインナップされています。
本記事では、電動空気入れのおすすめをご紹介。電動空気入れのメリットや電源方式による違い、チェックしておきたいポイントなどもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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電動空気入れのメリット
電動空気入れのメリットは、空気を入れる作業に力や体力をほとんど使わなくてよい点です。電気の力で空気を充填していくので、ポンプを何度も押し込むような手間がかかりません。また、短時間で空気を入れられるのも魅力です。
モデルによっては、空気圧を数値で細かく指定できるのもメリット。競技用の自転車のタイヤを毎回同じ空気圧に保ちたいというような需要にも応えられます。
電動空気入れの選び方
空気バルブの形状に合ったモノを選ぼう
自転車に空気を入れるときは空気バルブの形状をチェックしましょう。電動空気入れとタイヤを接続する空気バルブには複数の種類があります。一般的な自転車に採用されているのは英式バルブ。一方、スポーツ用の自転車には仏式バルブや米式バルブが使われています。
各バルブには互換性がないため注意。自転車用の電動空気入れを選ぶときは、自身の自転車のタイヤが採用している空気バルブの形状をあらかじめチェックしておきましょう。
電源方式をチェック
コード式
電源にダイレクトに接続して使用する電動空気入れが、コード式です。周囲に電源がある場所でしか使えないもののパワフルなモデルが多く、スピーディに空気を入れられます。また、電池切れやバッテリー切れの心配もありません。
一般的な家庭用コンセントだけではなく、車のシガーソケットから電源を取れるタイプであれば、車に積んで外出先でも使用できます。
充電式
充電式の電動空気入れには、バッテリーが内蔵されています。コンセントやシガーソケットなどに接続せずに空気を入れられるので、使用場所を選びません。事前に充電が必要ですが、電池を交換するコストがかからないのも魅力です。
コンパクトなモデルが多いのも特徴。モデルによっては、懐中電灯やモバイルバッテリーといった別の使い方ができるモノもあります。
乾電池式
数は多くないものの、電動空気入れのなかには乾電池で動作するタイプがあります。乾電池式電動空気入れのメリットは、事前に充電する手間がかからない点。また、乾電池であれば外出先でもコンビニやドラッグストアなどですぐに入手できます。
一方、電池は使い捨てのため頻繁に使用する場合はコストがかかりやすい点には注意が必要です。
空気圧調整機能の有無をチェック
電動空気入れに搭載されていると便利な機能として、空気圧の調節機能が挙げられます。空気圧をあらかじめ設定しておくと、自動で設定値まで空気を充填できる機能です。モデルによっては、設定値まで達すると自動で停止するモノもあります。
空気圧を数値で細かく調節できる機能のメリットは、毎回同じ空気圧に設定しやすい点。また、空気の入れすぎを防止できるのも使いやすいポイントです。
静音性をチェック
電動空気入れを選ぶときは、静音性もよく確認しておきましょう。電動空気入れの多くは、内部に搭載されたモーターを動かして空気を充填させます。モーターが動作すると音が発生するので、使用する時間帯や場所には配慮が必要です。
動作時の音が小さいモデルであれば、住宅街でも安心して使用できます。また、振動の少ないモデルも音を抑えやすいため、あわせてチェックしてみてください。
自転車以外でも使うならマルチタイプもおすすめ
電動空気入れのなかには、1台でさまざまな種類の空気バルブに対応できるマルチタイプがあります。各バルブに対応できるようにアタッチメントが付属していると、1台でさまざまなアイテムの空気を入れるのに利用できるのでおすすめです。
自転車・車・バイク・ボール・浮き輪など、さまざまな用途で使用したい方はチェックしてみてください。
電動空気入れのおすすめ
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 充電式エアコンプレッサ JAC10
人気メーカーから販売されているおすすめの電動空気入れ。コンパクトな設計ながら1分間に8Lの空気を充填できると謳われており、ボールや浮き輪、自転車のタイヤなどのほか、自動車タイヤの空気入れとしても使用できます。
空気圧測定機能が搭載されており、現状の空気圧をリアルタイムでチェックできるのも特徴です。空気圧を調節して設定する機能にも対応しているため、あらかじめ数値を入力しておけば空気圧が設定値に達すると自動で動作が停止します。
自転車用とボール用、浮き輪用の3種類のノズルが付属しているので、購入後すぐに使い始められるのも嬉しいポイントです。また、ノズルは本体に格納できるため、持ち運びや収納の際に紛失してしまうリスクも軽減できます。
握りやすいソフトグリップを採用しており、手への負担を抑えながら使用しやすいのも魅力です。
シャオミ(Xiaomi) 電動空気入れ
小型ながら高性能なおすすめの電動空気入れ。出力の高い磁気モーターを搭載しており、スピーディに空気を入れられる点が特徴です。熱を効率的に放出しやすい、「パススルーエアダクト設計」も採用されています。
自転車やボールなどのほか、自動車や電動スクーターなどのタイヤにも対応。手動で空気圧を調節できるのはもちろん、複数のプリセットも用意されているため、手軽に空気を入れられます。プリセットの空気圧も調整範囲内であれば変更可能です。
正面には大型の液晶画面も搭載されており、空気圧を一目でチェックできます。また、周囲を照らすのに便利なLEDライトも搭載されているので、ガレージ内など薄暗い環境でも快適に作業が可能です。
コンパクトながら2000mAhの大容量バッテリーも内蔵されています。付属品として、持ち運ぶ際に便利な専用のポーチが同梱されているのも魅力です。
FORTEM 電動空気入れ
アウトドアにおすすめの電動空気入れ。仏式・英式・米式のバルブに対応しているので、1台で自転車やオートバイ、自動車などさまざまなタイヤに空気を入れられます。もちろん、ボールや浮き輪などにも利用可能です。
6000mAhのバッテリーを搭載しています。充電用にUSB Type-Cポートも搭載されており、スマホと接続すればモバイルバッテリーとしても使用可能。また、通常のUSBケーブルのほか、シガーソケット用のケーブルが付属するのも魅力です。
暗い場所でも作業しやすいように、LEDライトを搭載。ただ周囲を照らすだけではなく、点滅やSOSモードにも対応しています。また、本体に取り付けられる緊急脱出用のハンマーが備わっている点も特徴です。
ボディの素材にはアルミニウム合金を使用しており、頑丈に仕上げられています。高級感もあるため、性能だけではなくデザインや質感にこだわりたい方にもおすすめです。
バイシカバー(BICYCOVER) バッテリー式電動空気入れ
必要なときにサッと使いやすい、おすすめの電動空気入れ。タイヤに接続してボタンを押すだけの簡単な操作で空気を入れられます。対応しているバルブの場合、接続するだけで現在の空気圧を表示できるので、空気圧のチェックにも利用可能です。
自転車・バイク・自動車・ボールの4モードが搭載されているため、適したモードを選べば、細かい数値を調べたり設定したりしなくても使用できます。設定した空気圧に達すると、自動的に充填がストップするのも使いやすいポイントです。
高照度のLEDライトも搭載されているので、暗い環境でも作業しやすいほか、普段から持ち歩いていれば懐中電灯のようにも活用できます。コンパクトなボディに2000mAhのバッテリーが内蔵されており、バッテリー持ちがよいのも魅力です。
小型なうえデザインもおしゃれなので、見た目を重視する方にも適しています。
マキタ(MAKITA) 充電式空気入れ MP180DRG
充電式ながらパワフルに空気を入れられる、おすすめの電動空気入れ。同社の「18Vリチウムイオンバッテリ」に対応しています。空気圧を調節する機能を搭載。本体にパネルとボタンが付いているため、設定したい空気圧を目視で確認しながら作業可能です。設定する空気圧の単位をPSI・bar・kPaの3種類から選べるのも便利なポイントです。
付属のアダプタの種類も充実しています。車やオートバイのほか、自転車やロードバイク、ボールや浮き輪などさまざまなアイテムの空気入れとして使用可能です。各種アダプタを本体に格納できるので、収納や持ち運びの際に紛失する心配を軽減できます。
マキタ(MAKITA) 充電式空気入れ MP181DZ
多彩な機能を搭載する、おすすめの電動空気入れ。1分間に22Lの吐出量を実現しており、さまざまなアイテムにスピーディに空気を入れられます。別売りのバッテリーで動作するタイプなので使用場所を選びにくく、車に積んで持ち運びも可能です。
自動車や自転車、ボールや浮き輪など、アイテムにあわせたアダプタもセットになっています。また、本体にLEDライトが搭載されているのも便利なポイント。薄暗い環境でもバルブやノズル周辺を照らしながら使用できます。
ボール・低速・高速といった3つの充填モードが搭載されており、アイテムにあわせて使い分け可能です。本体には大型の液晶画面も搭載されており、モードや充填進捗度などを視覚的に把握できます。
空気を入れすぎてしまった場合に役立つ、減圧機能も搭載。また、本体やバッテリーが高温になると動作を停止する機能も用意されています。
マキタ(MAKITA) 充電式空気入れ MP100DSH
コンパクトなボディに豊富な機能を搭載する、おすすめの電動空気入れ。同社の別の電動工具と共有できる、「10.8Vリチウムイオンバッテリ」に対応しています。バッテリ本体のほか、ケースや充電器がセットなのも嬉しいポイントです。
空気圧を調節する機能にも対応しており、プラスボタンとマイナスボタンを押しながら好みの空気圧に設定できます。本体の天面には液晶パネルが搭載されており、設定した空気圧や単位などをチェックできる設計です。
自動車や自転車、ロードバイクにボール、浮き輪などさまざまなバルブに対応するアダプタもセットになっています。各アダプタやノズル、ホースなどは本体に収納でき、スマートに収納したり持ち運んだりできるのも特徴です。
保護機能も搭載されており、使用中に本体が高温になると自動的に動作が停止します。
KUKIIRE スマート空気入れ
簡単な操作でスムーズに空気を充填できる、おすすめの電動空気入れ。片手で持てるほどコンパクトに設計されているので、カバンに入れて気軽に持ち運べます。また、玄関周りのスペースや靴箱などに無理なく収納できるのも魅力です。
エアホースと対応のアタッチメントを取り付けてタイヤに接続し、モードをあわせてボタンを押すだけで空気を入れられます。空気を入れている最中に手で持つ必要がないように設計されているのも、使いやすいポイントです。
対応しているタイヤの種類が多いのも特徴。軽自動車・普通自動車・トラックなどのほか、シティサイクル・クロスバイク・ロードバイクなどにも対応しています。もちろん、ボールや浮き輪などにも利用可能です。アイテムごとに適した空気圧をチェックできるスマートカードも付属しています。
ウアブラ(UABRLA) 電動空気入れ GP2
手の平サイズで扱いやすい、おすすめの電動空気入れ。片手で握って持ち歩けるほどコンパクトなうえ軽量なので、気軽に持ち運べます。アウトドアやサイクリングなど、外出先で電動空気入れを使いたい方におすすめです。
本体には4.2インチのフルタッチスクリーンが搭載されており、直感的に操作できます。自動車・バイク・自転車・ボール・カスタマイズの5モードが搭載されており、空気を入れたい対象のアイテムにあわせて設定可能です。
設定した目標値まで自動で空気を入れ、目標に達すると自動的に動作が停止するため、入れすぎを自然と防止できます。また、LEDライトも搭載されており、夜間のような暗い環境でもスムーズに作業しやすい設計です。
2000mAhのバッテリーとUSB Type-Cポートを搭載。LEDライトも付いているため、緊急時には懐中電灯のようにも使用できます。
CYCPLUS 空気入れ
コンパクトで取り回しやすい、おすすめの電動空気入れ。シンプルで操作性に優れている点が特徴です。タイヤのバルブに接続したあとボタンを長押しして電源を入れ、空気圧を設定して再度電源ボタンを押すだけの簡単な手順で使用できます。
空気圧の設定に対応しており、数値を確認できるディスプレイも搭載。ロードバイクのタイヤの場合、空気の充填にかかる時間は約2~3分と短く、4〜6本までのタイヤの空気入れに使用できます。
ロードバイク・マウンテンバイク・クロスバイク・シティサイクル・オートバイクなど、さまざまな乗り物のタイヤに対応。非常にコンパクトなので、サイクリングの際に持ち運びやすいのも魅力です。
LEDライトも搭載されており、緊急時には懐中電灯のような使い方もできます。また、USB Type-Cポートが搭載されており、2600mAhのモバイルバッテリーとしても利用可能です。
フィールドア(FIELDOOR) 電動エアーポンプ A08584
場所を選ばずに使いやすい、おすすめの電動空気入れ。単一乾電池を使用するので、周囲にコンセントがなく車から電源が取れない場所でも使用できます。また、外出先でも電源を入手しやすく、事前に充電をする手間がかかりません。
専用のノズルが3種類搭載されているため、空気を入れたいアイテムにあわせて選択可能。ノズルを接続して電源を入れると空気の充填が開始されるので、十分な量の空気が充填されたと判断したタイミングで電源を切るだけで空気を入れられます。
また、空気を抜く機能が搭載されているのも魅力です。空気を抜く際も、ノズルを接続してボタンを押すだけで作業が完了します。アイテムに使いやすく、特にアウトドアで電動空気入れを使用したい方にピッタリです。
キジマ(Kijima) スマートエアポンプ JP02 302-3231
充実した機能と使いやすさが魅力の電動空気入れ。コンパクトなボディに大型のデジタルディスプレイが搭載されています。スクリーンタッチボタン方式を採用しているので操作がわかりやすく、直感的に使いやすい点がおすすめポイントです。
カスタマイズ・自動車・オートバイ・自転車・ボールの5種類のモードが用意されています。カスタマイズモードを利用すれば、モードが用意されていないアイテムの空気入れに使用可能。また、表示する圧力単位の切り替えにも対応しています。
設定した空気圧に達すると自動的に動作がストップする機能も搭載されており、空気の入れすぎを予防可能。LEDライトを活用すれば、夜間の暗い環境でも快適に作業できます。付属品も充実。複数のアダプタやロングホース、持ち運びに便利なポーチなどが同梱されています。
Drsn 電動エアコンプレッサー
さまざまなアイテムに利用できる、おすすめの電動空気入れです。高品質のパワフルなモーターを採用しており、スピーディな空気の充填を実現。動作中の騒音や振動などを抑えていると謳われています。
ボール・自転車・オートバイ・車といった作業モードが搭載されており、バルブに接続してモードを選択するだけで適切な空気圧に調節可能。もちろん、細かい空気圧の調節にも対応しています。
液晶画面が搭載されており、空気圧単位や設定中のモード、バッテリー残量なども表示可能。暗い場所でも作業しやすいように、LEDライトが搭載されているのも嬉しいポイントです。バッテリーは6000mAhと大容量。緊急時にはモバイルバッテリーとしても利用できます。
Youngzuth 空気入れ
シンプルなデザインで使い勝手のよいおすすめの電動空気入れ。自動車・オートバイ・自転車・ボ-ル用のモードが用意されているので、簡単に空気圧を調節できます。また、空気圧の表示単位を4つから選べるのも特徴です。
事前に設定した空気圧に達した場合、自動的に充填がストップする仕組みを採用しているため、空気の入れすぎを防ぎながら使用できます。また、空気を充填するだけではなく空気圧をチェックする用途でも使用可能です。
安全面に配慮して設計されているのも魅力のひとつ。放熱性に優れているほか、過電流・過電圧・ショート・過熱などから本体を保護できるよう設計されています。
また、暗所でも作業しやすいようにライトも搭載。液晶画面も大きく明るいので、薄暗いガレージの中などでも快適に作業できます。
Reesib 電動空気入れ
パワフルな電動空気入れを探している方におすすめのモデル。一般的な家庭用電源のほか、シガーソケットに接続しても使用できる設計です。比較的コンパクトなので、車に積んで外出先でも使用できます。
本体には空気圧を表示するためのディスプレイが搭載されており、空気圧の単位をPSIやBAR、KPAなどから選択可能です。もちろん、空気圧の設定機能も搭載されているため、対象のアイテムにあわせた数値に指定して空気を入れられます。
付属のアタッチメントも充実しており、ノズル部分に取り付けるだけで自転車・自動車・バイク・ボールといった、さまざまなアイテムの空気入れとして使用できる仕様です。また、内部には放熱器も搭載されており、過度な発熱を予防しながら使用できます。
LEDライトも搭載されており、万が一夜間にタイヤがパンクしてしまっても快適に作業可能です。
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電動空気入れを使えば、力や体力に自信がない方でも簡単かつスピーディにタイヤに空気を入れられます。また、事前に設定した空気圧に達すると自動的に充填がストップするモデルであれば、簡単に理想の空気圧をキープ可能です。本記事を参考に、ぜひ自分にピッタリの1台を見つけてみてください。