ブライトンは、GPS機能を搭載した電子機器を取り扱う台湾のメーカー。サイクルコンピューターは、サイクリングでのスピードや走行距離などのデータを測定できるアイテムです。さまざまな走行データを取得できるほか、製品によっては目的地へのルート案内にも対応します。
しかし、製品によって搭載している機能に大きな違いがあるため、どれを選べばよいのか分からない方も多いはずです。そこで今回は、サイクルコンピューターの選び方とおすすめ製品について解説します。
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- 目次
- サイクルコンピューターのおすすめメーカー
- サイクルコンピューターのおすすめ|人気
- サイクルコンピューターのおすすめ|安い・高コスパ
- サイクルコンピューターのおすすめ|高性能
- サイクルコンピューターの売れ筋ランキングをチェック
- サイクルコンピューター(サイコン)とは?
- サイクルコンピューターの選び方
サイクルコンピューターのおすすめメーカー
ガーミン(GARMIN)
ガーミンは、アメリカに本社を構える、GPSナビゲーション製品を展開しているメーカーです。航空・海洋・自動車・アウトドア・フィットネスなど、それぞれの市場に適した機器を提供しています。
ガーミンのサイクルコンピューターは、GPS機能やスマホとの連携機能を搭載しているので、幅広い用途で使いたい方におすすめ。なかでもフラッグシップモデルである「Edge 1040 Solar」はソーラー充電が可能で、長時間のサイクリングに適しています。
キャットアイ(CAT EYE)
キャットアイは、自転車ライト・リフレクター・サイクルコンピューターなどを取り扱う、日本のメーカーです。昭和29年から続く老舗メーカーで、最先端の電子技術と洗練された使用感により、高い評価を得ています。
キャットアイのサイクルコンピューターは、レーサーから一般ユーザーまでの、幅広いニーズに合わせたモデルを展開。取得データの管理などに便利な、スマートフォンアプリ対応のモデルから、初心者でも導入しやすいリーズナブルなモデルもラインナップしています。
ブライトン(Bryton)
ブライトンは、GPS機能を搭載した電子機器を取り扱う台湾のメーカー。大手GPS関連企業から独立した社員により設立しています。サイクルコンピューター以外に、さまざまなジャンルに対応したGPSウォッチなどを展開しているのも特徴です。
ブライトンが展開しているGPSサイクルコンピューター「Rider」シリーズは、機能性とコスパに優れているのが特徴です。設定なしでも走行データを表示できるほか、好みの設定に変更すれば、上級者のライダーにも対応可能。バッテリーの駆動時間が長いのもポイントです。
サイクルコンピューターのおすすめ|人気
ガーミン(GARMIN) Edge 530
詳細地図データを収録したハイスペックモデルのサイクルコンピューターです。視認性の高い地図データを表示するため、精度の高いコースナビを実現しています。転換時案内やコースを間違えたときに復帰するまでのリルート機能を備えているのがポイント。はじめて走るコースでも迷いにくく、トレーニングに集中できます。
セキュリティに配慮した「バイクアラーム」を搭載。バイクアラームをセットすると、バイクの振動を検知したときにデバイスが警告音を鳴らします。コンビニやトイレなど、愛車から目を離すときも盗難を防げるのがポイントです。
アプリ「GarminConnectMobile」をインストールすると、サイクルコンピューターとスマホを連携できます。トレーニング後のデータをスマホで管理したいときにも便利です。走行ルートの作成にも対応しています。データ転送も簡単におこなえるので、チームでデータを共有したい方にもおすすめです。
ガーミン(GARMIN) Edge 130 Plus
基本性能をおさえたベーシックモデルのサイクルコンピューターです。コンパクトサイズかつ軽量化を実現しているので、取り付けたときも影響を受けません。1.8インチMIPディスプレイは視認性が高く、直射日光があたる場所でも鮮明に表示するのが特徴です。
「VO2Max計測」や「ClimbPro」機能を搭載。VO2Max計測は、トレーニングの最大酸素摂取量を把握するときに役立ちます。ClimbPro機能を使用することで、コースの残り距離や勾配などの情報をリアルタイムでチェックできるのがポイントです。サイクルコンピューターから得られる情報をもとにペース配分などを調節できます。
スマートフォン通知機能を内蔵。あらかじめスマホとサイクルコンピューターをペアリングしておけば、着信やSMSの通知があったときにデバイスに表示します。また、GARMIN CONNECTと同時した場合、コースの作成や同期も簡単です。
キャットアイ(CAT EYE) MICRO WIRELESS CC-MC200W
使いやすさに合わせて画面表示をカスタマイズできるサイクルコンピューターです。トレーニング時間や走行距離、現在時刻など、必要な情報だけを表示できます。「プログラマブルディスプレイ」を利用すると、好みの機能を常時表示の上段に割り当てられるのが特徴です。ディスプレイにはナイトモードを備えているため、夜間でもデータを確認できます。
IPX8相当の防水性能を内蔵。優れた防水性を発揮するので、雨天などのシチュエーションでも快適に使い続けられます。天候の変化を受けやすい環境で使いたい方にもおすすめです。
本製品には、フレックスタイトブラケットが付属しています。ステムやオーバーサイズハンドルにも取り付け可能です。
ブライトン(Bryton) Rider 750SE
本格的なトレーニングにも役立つサイクルコンピューターです。カラータッチスクリーンを備えており、視認性が優れています。トレーニングの開始時間や継続時間、消費カロリーなどの表示も可能です。アラート機能を利用することで、水分補給や食事、休憩のタイミングを伝えられます。
リアルタイムの位置情報を共有する「Bryton Live Track」を搭載。チームスタッフや友人、家族に居場所を伝えられます。スマホから生成した共有リンクを転送するだけなので、操作も簡単です。位置情報はもちろん、現在の速度や走行時間、移動時間、距離、最終更新時間も共有できます。
バッテリー駆動時間は最大40時間です。高性能バッテリーを備えているので、電源を確保できないシチュエーションでもアクティブに使い続けられます。長時間のトレーニングでもバッテリー切れの心配はありません。
iGPSPORT BSC100S BIKE SMART COMPUTER
リーズナブルな価格ながら多機能を実現したサイクルコンピューターです。現在の時刻や温度、心拍数、カロリー消費、走行距離など、全40種類の項目を備えています。1回の充電で最大40時間の連続使用が可能。あらかじめ充電しておけば、長時間使い続けられます。
専用アプリをインストールすると、スマホとの連携が可能。トレーニング目的に応じてデータフィールドやページをカスタマイズしたり、ハートレートモニターやスピードセンサーをチェックしたり、さまざまな便利機能を活用できます。機能性だけでなく、使いやすさにこだわっているのも魅力です。
IPX7相当の防水性能を内蔵。優れた防水性能を発揮するので、雨天時でもアクティブにサイクリングを楽しめます。シンプルな設計のため、取り付けも簡単です。ロードバイクやマウンテンバイク、折りたたみ自転車など、さまざまな自転車に取り付けて使用できます。
サイクルコンピューターのおすすめ|安い・高コスパ
キャットアイ(CAT EYE) VELO 9 CC-VL820
初心者に適した有線式のサイクルコンピューターです。大きくて視認性の高い大型液晶画面を搭載しているので、消費カロリーや走行距離などをスムーズに把握できます。サイクルコンピューターに必要な機能を備えているため、はじめての方にもおすすめです。
防水等級はIPX8レベル。防水性能を内蔵しているので、雨天走行時のエラーを防ぐときに役立ちます。環境の変化を受けやすいシチュエーションでも気軽に使用可能です。
リチウム電池を採用しているため、予備の電池があれば繰り返し使用できます。充電式バッテリーとは異なり、屋外で電源が切れてもすぐに対応できるのが魅力です。
キャットアイ(CAT EYE) VELO WIRELESS+ CC-VT235W
ベーシックなモデルで使いやすさに優れたワイヤレスモデルのサイクルコンピューターです。スピードや走行距離の計測など、必要な機能を搭載しています。機能性と価格のバランスを両立しているので、コストパフォーマンスの高さを重視している方にもおすすめです。
本体は大型の液晶画面を採用。大きな文字で表示するため、サイクリングをしながら走行距離やタイムをチェックできます。「ナイトモード」を起動すると液晶画面が明るく光るので、夜間の走行にも便利です。
電源はコイン形リチウム電池を使用します。バッテリーアラームは電池交換のタイミングを知らせる機能です。あらかじめリチウム電池を用意しておけば、バッテリー切れにも対応できます。また、節電機能を内蔵しているのもポイント。約10分間信号が入らないときは、時刻表示だけの節電モードに切り替わります。
キャットアイ(CAT EYE) PADRONE+ CC-PA110W
大画面に大きな文字を表示するワイヤレスタイプのサイクルコンピューターです。走行距離やタイムなどの数字を表示するので、走行中でもスピーディーに情報収集できます。ナイトモードは夜間の常時点灯にも対応しており、液晶画面を見るときに何度もボタンを操作する必要はありません。ナイトモードは、5秒点灯と常時点灯のどちらかを選択できます。
防水等級はIPX8です。優れた防水性能を発揮するので、過酷な環境下でも快適に使用できます。環境の変化を受けやすいシチュエーションで使いたい方にもおすすめです。
大画面液晶を搭載しながら33.3gの軽量化を実現しています。フレックスタイトブラケットが付いているため、取り付けも簡単です。ハンドルバーまたはステムに装着できます。
キャットアイ(CAT EYE) QUICK CC-RS100W
ブラケットと一体感があるアウトフロントタイプのサイクルコンピューターです。コンパクトサイズかつ薄型のデザインを採用しています。自転車に取り付けたときも邪魔になりにくく、快適に使い続けられるのが魅力です。反転液晶を備えているため、直射日光の影響を受けやすい日中でも情報をスムーズに確認できます。
アナログワイヤレスコンピュータを搭載しており、レスポンス速度も良好です。必要な情報をリアルタイムでチェックできます。液晶画面の上段には走行速度、下段は走行距離などを表示するのが特徴です。平均速度や最高速度、走行時間などのデータも数値化します。
約24gの軽量モデルです。ブラケットから取り外しにも対応。汚れが付着したときのお手入れも簡単です。
ブライトン(Bryton) RIDER 15 NEO E
はじめての方でも直感的に使いやすい、シンプルな機能性を採用したエントリーモデルのサイクルコンピューターです。必要な機能をおさえながらリーズナブルな価格を実現しているので、コストパフォーマンスの高さを重視している方にもおすすめです。
視認性に優れた2インチスクリーンと、3つの操作ボタンを配置しています。液晶画面はデータグリッドが大きく、走行距離や走行時間などもスムーズに読み取れるのが特徴です。正面だけでなく斜めから見ても液晶画面に表示される情報をチェックできます。
1回の充電で16時間の連続使用が可能。あらかじめ充電しておけば、アウトドアシーンでもアクティブに活用できます。また、モバイルバッテリーからの充電にも対応しており、急なバッテリー切れにも対応しやすいのがポイントです。
サイクルコンピューターのおすすめ|高性能
ガーミン(GARMIN) Edge 1040 Solar
パフォーマンス向上のために役立つサイクルコンピューターです。最大酸素摂取量やトレーニング負荷などを表示する「ダイナミックパフォーマンスモニタリング」や、運動履歴やパフォーマンス指標からトレーニングのフィードバックをする「トレーニングステータス」機能を搭載しています。
曲がり角をアラートで知らせる「ルートナビゲーション」機能を内蔵。液晶画面を見続けなくても次の曲がり角をチェックできます。はじめての道でも迷う心配はありません。また、ルートナビゲーションは一時停止にも対応しています。休憩後、再びルートに戻ることで案内を再開する仕組みです。
バイクアラームやライダー間メッセージなど、安全性に配慮した機能もあります。集団から離れてしまった場合、サイクルコンピューターを使って仲間との連絡が可能です。
ガーミン(GARMIN) Edge 840
高性能なトレーニング機能を搭載したサイクルコンピューターです。自分の強みをサイクリストとして分類する「サイクリング能力」機能を内蔵しています。無酸素能力や有酸素持久力などをグラフで表示するのが特徴。有酸素持久力を伸ばすために、ゆっくり長距離を走行するメニューを追加するなど、トレーニング内容を決めるときにも役立ちます。
ClimbProは、コースの残り距離や勾配などの情報をリアルタイムで表示する機能です。どのポイントでラストスパートをかけるのかなど、ペース配分を決めるときにも活用できます。
1回の充電で約26時間の連続稼働が可能。あらかじめ充電しておけば、長時間のトレーニングにも使用できます。バッテリー節約モードは約42時間の稼働をおこなえるのがポイントです。
ガーミン(GARMIN) Edge Explore 2 Power
高精度なGPSと地図のナビゲーションを利用できるサイクルコンピューターです。ルートナビゲーションや、コースから外れても目的地までのルートを検索するリルート機能を搭載しています。カラー液晶を採用しており、ルート情報を見やすいのが特徴です。Garmin Connectアプリを使用すると、コースを作成して仲間を共有できます。
常時充電をおこなえる「Edgeパワーマウント」が付属。接続しておけば、バッテリー切れの心配はありません。Edgeパワーマウントを使用しなくても、約16時間稼働する高性能なバッテリーを備えているため、長時間使い続けられます。
事故検出機能やバイクアラーム、ライダー間メッセージなど、安全性に配慮した機能も充実。事故検出機能は、デバイスが強い衝撃を受けたときに事故と判断するシステムです。あらかじめ登録した緊急連絡先に通知を届けるのもポイントです。
ブライトン(Bryton) Rider S800
さまざまな便利機能を搭載したハイエンドモデルのサイクルコンピューターです。友人と一緒にサイクリングを楽しみたい方に適した「Group Ride」機能を搭載しています。専用アプリを連携することで、メンバーの走行距離や速度など情報をリアルタイムで共有可能です。
グループチャットにも対応しており、目的地や休憩場所などのメッセージを届けられます。ハンズフリーでメッセージを反映する音声入力も便利です。
高性能なルート検索機能を内蔵しています。ルートから外れてしまった場合も、再検索をして目的地まで案内するのが特徴です。また、仮想走行シミュレーションをおこなえる「バーチャルライド」にも対応しています。
3.4インチの大型ディスプレイを採用。必要な情報をスムーズにチェックできます。環境光センサーのはたらきにより、周囲の明るさに応じてバックライトを自動調節するのもポイントです。
wahoo ELEMNT ROAM v2 GPSサイクルコンピューター WFCC6
正確な位置情報をリアルタイムで共有するサイクルコンピューターです。高性能な「デュアルバンドGPS」機能を搭載しており、山道などのノイズが発生しやすい環境でも位置を把握できるのが特徴です。国内だけでなく、北米やヨーロッパ、アジア、南米などの地図も組み込まれています。
液晶画面は64色カラースクリーンを採用。厳しい登り坂やワークアウトの負荷などを色分けしているため、直感的に情報を把握できます。2.7インチのカラーディスプレイを配置しており、データやルートなどの視認性も良好です。
バッテリー駆動時間は最長17時間。ロングバッテリーを実現しているので、電源を確保しにくいシチュエーションでも長時間使用できます。
サイクルコンピューターの売れ筋ランキングをチェック
サイクルコンピューターの売れ筋ランキングをチェックしたい方はこちら。
サイクルコンピューター(サイコン)とは?
サイクルコンピューターとは、自転車の走行した距離や速度などを計測できる機器のこと。自転車を本格的に楽しみたい方におすすめのアイテムで、略称としてサイコンとも呼ばれています。確認できる主なデータは、走行速度・最高速度・平均速度・走行距離・走行時間・積算距離・時刻などです。
サイクルコンピューターは、本体をハンドル部分に取り付けるモノのため、走行中でも各種データを確認可能。各種データを数値化することで、日々のトレーニング結果や調子を確認しやすくなり、モチベーションアップにもつながります。
サイクルコンピューターの選び方
ワイヤレスか有線か
サイクルコンピューターは、本体とセンサーがワイヤレスのタイプと、コードでつながっている有線のタイプがあります。
ワイヤレスタイプはコードがない分、取り付けやすいほか、コードが断線する心配もありません。取り付け後は見た目がすっきりとするため、外観を重視する方にもおすすめです。しかし、本体とセンサーともに電池が必要かつ、ノイズなどの影響により正しく計測できない場合があります。
有線タイプは、コードで本体とセンサーが接続されていて、外部の影響を受けにくく、安定した測定が可能。電池は本体のみに搭載するので、コストを抑えられるのもポイントです。ただし、コードをキレイに配置するのが手間なほか、断線する恐れもある点には注意しましょう。
GPS・ナビ機能搭載のモデルがおすすめ
サイクルコンピューターを選ぶときは、GPS/ナビ機能の有無をチェックしておきましょう。GPSを搭載した製品は、位置情報をリアルタイムで把握できるため、センサーなしで速度を計測したり目的地までナビゲーションしたり、さまざまな便利機能を活用できます。
ナビ機能を使用することで、はじめての道でも迷わずに走行可能です。ルートから外れてしまった場合、目的地までのルートを再検索する機能を備えた製品や、次の曲がり角でアラートを届ける便利機能を搭載した製品も存在します。
トレーニングに使うなら計測項目に注目
ケイデンス
ケイデンスとは、1分間あたりのペダルの回転数です。単位は「rpm」で表します。たとえば、1分間でペダルを60回転する場合の表記は60rpmです。
サイクルコンピューターをトレーニングに使用するなら、ケイダンスを計測できる製品を選びましょう。ケイダンスから、勾配に合わせてギアを切り替えたり、走行時のペースを調節したりさまざまな用途で使用可能です。
ペダルの回転数を意識しながら走行することで、長距離でも疲れにくい走り方を身につけられます。
心拍数
走行中に心拍数を計測するときは、心拍計を身体に取り付けて使用します。走行中の心拍数を把握しておけば、トレーニングの強度や身体の状態を確認する目安になり、効率のよいトレーニングが可能。本格的なトレーニングをしたい方は、心拍数を計測できる製品がおすすめです。
心拍数を計測する機能は、主に高性能モデルに採用している傾向があります。高性能モデルは価格が高くなりやすいので、予算に限りがある方は価格もチェックしておきましょう。
速度計測
サイクルコンピューターを選ぶときは、速度計測に対応しているのかチェックしておきましょう。速度計測はリアルタイムで速度を把握できるため、一定のペースで走りたいときに役立ちます。平均速度や最高速度を計測できる製品なら、トレーニングにも便利です。
速度計測は速度制限がある道で走行するときにも活用できます。安全性に配慮しながら走行可能です。
あると便利な機能をチェック
防水機能
サイクルコンピューターは、雨などの悪天候下でも使うケースが多いため、防水機能を搭載しているモノがおすすめ。防水機能があれば、走行中に雨が降っても安心です。
防水性能は、規格により「IP67」といった、IPコードの2桁目にある数値から、どれだけ防水できるかが読み取れます。防水性能を表す2桁目の数値は0~8があり、大きい値であるほど防水性能が良好です。
一方で1桁目の数値は、防塵の性能を表しており、0~6の値で表示されます。防塵・防水の値を省略する場合は、数字ではなく「IPX7」のように「X」で表されるので、仕様欄をよく確認しておきましょう。
スマホやパソコンとの連携
サイクルコンピューターのなかには、スマホやパソコンと連携できるモデルもあります。各種デバイスと連携したサイクルコンピューターは、取得した走行データをデバイスに表示させたり、スマホのGPSを利用して、センサーなしで速度や高度の計測をしたりできます。
スマホなどと連携すれば、サイクルコンピューターよりも大きな画面でデータを確認できるため、トレーニング内容をしっかりと記録するのに便利です。また、スマホに電話やメールがきたときに、サイクルコンピューターに通知を送るなどの機能も搭載しています。
画面の見やすさをチェック
走行中はサイクルコンピューターをじっくり見られないので、なるべく画面の見やすい製品を選ぶことが大切です。大画面で視認性の優れた液晶モニターは、走行中のわずか数秒でも情報を把握しやすいのが特徴。走行距離や走行時間などをチェックできます。表示画面のカスタマイズに対応した製品は、必要な項目だけを映し出せるのが魅力です。
サイクルコンピューターのなかには、バックライト液晶を搭載した製品が存在します。夜間走行するならバックライトを搭載した製品が便利です。
ロングライドならバッテリー駆動時間が長いモノを
サイクルコンピューターは製品ごとにバッテリー駆動時間が異なります。ロングライドする方は、あらかじめバッテリー駆動時間をチェックしておきましょう。最大約40時間の駆動時間を実現した製品は、電源を確保しにくい環境でもアクティブに使い続けられます。
電池残量が少なくなったときに、アラームで知らせる製品なら、電池交換のタイミングを逃しません。リチウム電池を使用する場合は、予備の電池を持っておくと急な電池切れにも対応できます。
サイクルコンピューター初心者の方は、取り付けが簡単で、断線の心配がないワイヤレス式のモデルがおすすめ。突然の雨でも安心して使えるよう、防水機能を有しているかもチェックしておきましょう。未開拓の地へサイクリングを楽しみたい方は、ナビゲーション機能を搭載していると便利です。