サドル下に取り付けて荷物を持ち運べる「サドルバッグ」。貴重品や工具、宿泊用の荷物など、幅広いアイテムを収納可能です。しかし、デザインや大きさはさまざまなので、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのサドルバッグをご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、自分にぴったりなモノを選んでみてください。
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- 目次
- サドルバッグのおすすめメーカー
- サドルバッグのおすすめ|小型サイズ(2L以下)
- サドルバッグのおすすめ|中型サイズ(3〜6L)
- サドルバッグのおすすめ|大型タイプ(7L以上)
- 自転車用サドルバッグの売れ筋ランキングをチェック
- サドルバッグの選び方
サドルバッグのおすすめメーカー
トピーク(TOPEAK)

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トピークは30年以上の歴史を持つ自転車用品メーカーです。1991年登場したサバイバルツールボックスをはじめ、自転車用品に関するさまざまなイノベーションを生み出してきました。
トピークのサドルバッグは機能性の高さが魅力です。アタッチメント式には独自の「クイッククリック」システムを採用しており、工具なしで素早く簡単に着脱できます。また、種類も豊富なので、収納アイテムに合わせて容量やサイズを選べるのもメリットです。
オルトリーブ(ORTLIEB)

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オルトリーブは1982年創業のドイツの自転車用品メーカー。サイクリング用のバッグをメインに、自転車用のアクセサリーなども扱っています。耐久性のある素材と高度な溶接技術を採用した、機能性の高いアイテムが特徴です。
オルトリーブのサドルバッグは防水性能に優れているため、荷物を安心して持ち運べます。コンパクトなモノから大容量のモノまで扱っているのもポイントです。
モンベル(mont-bell)

モンベルは1975年に設立された日本のアウトドア用品メーカー。「Function is Beauty(機能美)」と「Light&Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに開発された製品を豊富に取り扱っています。
モンベルのサドルバッグは、種類の豊富さが魅力です。コンパクトタイプから大容量タイプまで幅広く扱っているため、用途に合わせて選べます。短距離サイクリングから泊まりがけの長距離サイクリングまで、幅広いシーンに対応できるのでおすすめです。
サドルバッグのおすすめ|小型サイズ(2L以下)
トピーク(TOPEAK) ウェザープルーフ ダイナウェッジ BAG29600
耐水性のあるサドルバッグ。素材には、軽量防水性に優れた210デニール・420デニールの2種類のナイロンを組み合わせて使用しています。さらに、縫い目のない仕上がりで、隙間からの浸水をなくしているのも特徴です。
容量は0.35Lで、重さは45gです。チューブ・パッチキット・タイヤレバー・ミニツール・ミニロックなどを収納できます。サイクリングに必要最低限のモノをコンパクトに持ち運びたい方におすすめです。
トピーク(TOPEAK) エアロ ウェッジ パック ストラップ マウント Lサイズ BAG21903
縦開き仕様のサドルバッグ。ジッパーを開けた際に荷物が脱落しにくいのがメリットです。容量は1.48〜1.97Lで、サイクリングに必要な最低限のモノを入れられます。コンパクトに設置できるサドルバッグを探している方におすすめです。
素材には1200デニールポリエステルを採用しています。さらに、テフロンコーティングが施されており、撥水効果があるのも特徴です。
3M反射テープが付いているのもポイント。また、別売りのトピーク製リアライトを取り付けられるクリップホルダーも付属しています。夜間や早朝などの暗い時間でも安心してサイクリングを楽しみたい方におすすめです。
ロックブロス(ROCKBROS) サドルバッグ ドリンクホルダー 一体型 C35
ペットボトルやドリンクボトルを収納できる外ポケット付きのサドルバッグ。サイクリングに必要な最低限のアイテムに加えて、飲み物も持ち運びたい方におすすめです。
容量は1Lで、内部にポケットを多く搭載しているのが特徴。また、収納部は最深で約7cm程度の深さがあるため、厚みのあるモノや長さのあるモノも収納できます。サイクリングに必要なアイテムを整理しながら、1つにまとめて持ち運びたい方におすすめです。
本体はサイドレール1箇所とシートポスト2箇所の合計3箇所を固定するベルト式。バッグ本体の両側面をホールドするように固定できるので、走行中に揺れにくいのがポイントです。ドリンクボトルを収納した状態でも安定性に優れています。
オーストリッチ(OSTRICH) サドルバッグ SP-305
容量0.4Lのコンパクトなサドルバッグ。WOチューブ1本・タイヤレバー・CO2ボンベ・小さめのカギを収納できる程度のサイズです。自転車のデザインを邪魔せずにすっきりと装着できます。
後部にクリップ式のテールライトが装着できるのもポイント。さらに、反射材の採用により、後方からの視認性を高めます。夜間・早朝などの暗い時間でも安心してサイクリングを楽しみたい方におすすめです。
開口部はダブルファスナー方式を採用しています。内容物の取り出しがしやすく便利です。また、内側にはキーフックが付いています。
取り付けはベルクロを使用したベルト式です。サドルのレールとシートポストに固定するだけで簡単に設置できます。バッグとサドルの間に隙間ができずぴったりと固定できるので、走行中も安定するのが魅力です。
サドルバッグのおすすめ|中型サイズ(3〜6L)
オルトリーブ(ORTLIEB) サドルバッグ
取り付けが簡単なアタッチメント式のサドルバッグ。サドルレールに取り付けるアタッチメントは、ワンタッチで着脱できると謳われています。
開口部を巻き上げてバックルで留める、ロールクロージャーを採用しているのもポイント。防水性・防塵性を備えており、収納した荷物を守ります。後輪からの水や泥はねから、荷物をしっかり保護できるモノが欲しい方におすすめです。
容量は4.1Lで収納力が高く、日帰りや1泊のロングライドに適しています。内部のナット頭部がフラットな設計になっているのも特徴。モノを出し入れしやすく、扱いやすい製品です。
モンベル(mont-bell) ドライサドルバッグ L 1130640

素材にTPUラミネート加工がされた、210デニールナイロンを使用しているサドルバッグ。開口部は折り返してバックルを留めるロールアップ構造で、気密性に優れています。また、ウェルディング構造の採用により、防水性が高いのも特徴です。
取り付けが簡単にできるのもメリット。シートピラーにベルクロテープを巻き付け、サイドレールにバックル式のベルトを巻き付けるだけで設置できます。2箇所でしっかり固定できるので、走行中も安心です。
反射素材が使われたプリントを採用しているのもポイント。車のライトなどを反射し、夜間・早朝などの暗い道でも視認性を高めます。機能性に優れたサドルバッグが欲しい方におすすめです。
ギアトル(Ge@r) サドルバッグ
日帰りや1泊のロングライドにおすすめの人気のサドルバッグ。容量は3〜5Lで、荷物の量に合わせて使い分けられます。開口部はロール式で、荷物が少ない時はコンパクトにできるのがメリットです。
素材には防水性に優れたナイロンを使用しています。裏面にはPVC加工がされているため、雨などで濡れても内部への浸水を防ぐのが魅力です。さらに、縫い目のないシームレスなデザインにすることで、より防水性を高めています。
シートポストとの固定力を高めるパッドが付属しているのもポイント。パッドをサドルバッグ本体とシートポストの間に挟むことで走行中も揺れにくくなり、荷物が多くなっても安心です。パッドはエアロタイプ用・通常用の2種類が付いています。
後部はテールライトを取り付けられる仕様です。また、側面のロゴと後部のテールライト取付部には反射素材を使用しています。暗い道でも優れた視認性を発揮するので安心です。
オーストリッチ(OSTRICH) 帆布 サドルバッグ SP-731
8号帆布を使用したツートンカラーのサドルバッグ。ブランドロゴが描かれたワッペンがワンポイントのおしゃれなデザインです。カラーは生成・キャメル・ライトカーキの3種類がラインナップされています。
裏面にPVCコーティングが施されているのもポイント。防水性を高め、雨や泥などから内部の荷物を守ります。
容量は6.8Lで、1泊のロングライドやキャンプツーリングなどにおすすめ。メインポケットに加えて両サイドにもポケットが付いており、頻繁に出し入れする小物を収納する際に便利です。
取り付けはベルクロによるベルト式を採用。シートポストとサドルのレールに固定するだけで簡単に取り付けられます。また、底板・前板も付属しているので、型崩れせずに使用できるのもメリットです。
サドルバッグのおすすめ|大型タイプ(7L以上)
トピーク(TOPEAK) バックローダー X 15L
容量15Lのサドルバッグ。荷物をたっぷり収納できる大容量のモノが欲しい方におすすめです。シートレールとシートポストの2点をベルクロで固定するタイプで、簡単に取り付けられます。
軽量性・防水性・耐久性・耐退色性のある素材を使用しているのもポイント。10000mmの防水性能を発揮し、雨や泥などから内部の荷物を守ります。着替えなどを濡らしたくない方にもおすすめです。また、滑り止め加工も施されています。
後部にはトピークのリアライトを装着できるクリップホルダーが付属。夜間の視認性を高めたい方にもぴったりです。
リンプロジェクト(rin project) トラベルサドルバッグ14L 1050
リュックに変形させることもできるサドルバッグ。荷物固定用のストラップをショルダーベルトにして背負えます。リュックにした際、泥はねなどで汚れやすい底面は外側になるので、衣服を汚さずに持ち運べるのがメリットです。
素材にはナイロンを使用しており、裏面にはPVC防水加工がされています。内部への浸水を防ぎ、着替えなどの荷物をしっかり守るのが魅力です。
容量は約8〜14Lに調節可能。開口部がロールアップ仕様になっているため、荷物の量に合わせて使い分けられます。さらに、走行時のタイヤとの接触を防ぐプロテクターが付属しているのもポイントです。
オーストリッチ(OSTRICH) スマートイージーパック
シートポストが低めの日本人向けに設計されたサドルバッグ。サドル下から後輪までの幅が狭い方におすすめです。単体で担ぐこともできるインナーバッグが付属しており、シーンに応じてさまざまな使い方ができます。
インナーバッグの根元にはファスナーを配置。奥の荷物を取り出す際に便利です。さらに、上部には輪行袋を固定できるベルトが付いています。
容量は7Lで、1泊のロングライドにおすすめです。開口部はロールアップ式なので、荷物の量に合わせて大きさを変えられます。また、上部に上着などを挟んでおけるゴムが付いているのもポイントです。
両サイドには反射テープ付き。車のライトなどを反射して視認性を高めます。夜間や早朝などの暗い道でも、安心して走行しやすいのがメリットです。
オーストリッチ(OSTRICH) サドルバッグ S-2
6号帆布に革ベルトを組み合わせたレトロなデザインのサドルバッグ。ブランドロゴが描かれたワッペンも付いています。おしゃれなサドルバッグが欲しい方にぴったりです。
シートポストとサドルのレールに革ベルトを固定して取り付けるタイプ。革ベルトは雨風に当たると劣化していくので、ロングライドの際は別売りの予備ベルトを用意するのがおすすめです。
容量は8.2Lで、2泊程度のロングライドにぴったりなサイズ。メインポケットに加えてサイドポケットも付いているので、頻繁に使用する小物を分けて収納できます。
サドルバッグの選び方
容量とサイズをチェック
近所のサイクリング程度なら2L以下の小型サイズを

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容量2L以下の小型サイズのサドルバッグは、近所のサイクリングなど短距離の走行におすすめです。予備のチューブ・修理キット・補給食・スマホ・財布など、必要最低限のモノが収納できます。
コンパクトに取り付けられるので、後輪と接触する心配がないのが魅力。また、大きいサイズと比べて価格も安い傾向にあります。最低限の収納力を備えていれば十分と考える方にぴったりです。
日帰りのロングライドなら3~6L程度の中型サイズ

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容量3~6L程度の中型サイズのサドルバッグは、日帰りのロングライドにおすすめ。小型サイズにも収納できる予備のチューブ・修理キット・補給食などに加え、ウィンドブレーカーやタオルも収納できます。
寒暖差の激しいコースを走る際や、汗をかく時期にサイクリングを楽しみたい方にもぴったりです。長距離のサイクリングを快適にするグッズを持ち運びたい方は中型サイズをチェックしてみてください。
着替えが一式入る7L以上の大型タイプ

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容量7L以上の大型タイプのサドルバッグは、泊まりがけのロングライドやキャンプツーリングなどにおすすめです。サイクリングに必要なアイテムに加えて、着替えも一式収納できます。
ただし、大きすぎるモノを選んでしまうと、走行中に後輪と接触する恐れがあるので注意が必要です。製品を選ぶ前に、自転車のサドル下から後輪までのスペースを測っておきましょう。
付け方をチェック
アタッチメント式

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アタッチメント式は、サドルの下に台座を取り付け、サドルバッグに付いているアタッチメントで自転車に固定するタイプです。一度台座を取り付ければ。簡単にサドルバッグを着脱できます。貴重品などを収納したい方におすすめです。
アタッチメント式はコンパクトサイズのサドルバッグに多く採用されています。使用している自転車のサドル下に台座が取り付けられるかどうか、チェックしてから選ぶようにしましょう。
面ファスナー・ベルト式

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面ファスナー・ベルト式は、テープなどのベルトでサドル下のレールやシートポスト付近に固定するタイプです。工具で台座を取り付ける必要がないため、手軽に使えます。
面ファスナー・ベルト式は主に大容量タイプのサドルバッグに採用されているタイプ。特に、2点で固定するタイプは安定性にも優れているため、重量のある荷物を持ち運びたい方におすすめです。
防水性能にも注目

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サドルバッグを選ぶ際は、防水性能も確認しましょう。サドル下は後輪からの水の跳ね返りの影響を受けやすいため、雨が降っていなくても注意が必要です。
特に、スマホや財布などを収納したい場合は、突然の雨や泥の跳ね返りにも耐えられる防水性能の高いモノをチェック。汚れてもすぐにキレイにできるので、お手入れも簡単です。
その他機能もチェック
外ポケット付き

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外ポケット付きのサドルバッグなら、サイクリング中も簡単にモノを出し入れできます。水分補給用のペットボトルやサイクルボトルなど、すぐに取り出したいモノを収納する際におすすめです。
特に、暑い時期にサイクリングする方は外ポケットが付いているかチェックしましょう。中型サイズ・大型サイズのモノには、外ポケットが付属したモノが多くラインナップされています。
反射素材付き

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反射素材付きのサドルバッグは、車のライトなどを反射して光るのが特徴です。夜間・早朝などの暗い時間帯や悪天候時でも光を反射して、存在を知らせられます。暗い道でも安心してサイクリングを楽しみたい方におすすめです。
反射素材付きのモノを選ぶ際は、反射素材がどのように取り付けられているかチェックしましょう。製品によっては、全面に反射素材を使用しているモノもあり、暗い道でも視認性を発揮します。
テールライトを装着できるタイプ

By: topeak.jp
テールライトは後方を走行する自動車や自転車に存在を知らせ、安全性を高めるのに役立つアイテムです。製品によっては、テールライトを装着できるサドルバッグもあります。夜間・早朝などの暗い時間帯にサイクリングを楽しみたい方はチェックしてみてください。
サドルバッグを設置すると、シートポストに取り付けるタイプのテールライトは見えなくなります。背面にテールライトを付けられるタイプのサドルバッグを利用すれば、テールライトの役割を損いにくいのがメリットです。
おしゃれなデザインのモノも人気

By: ostrich-az.com
サドルバッグを選ぶ際は、デザインもチェックしましょう。サドルバッグは各メーカーからさまざまなデザインのモノがラインナップされています。好みや自転車のフレームとのコーディネートも考えながら自分にぴったりのモノを選びましょう。
おしゃれなデザインのモノを選ぶことで、サイクリングをより楽しめます。また、カラー展開もさまざまなのでチェックしてみてください。
サドルバッグは、コンパクトなモノから大容量のモノまで幅広く展開されています。アイテムによってメリット・デメリットがあるので、用途や使用している自転車に合ったモノを選ぶことが大切です。本記事を参考に、自分にぴったりのアイテムを見つけてみてください。