「リムテープ」は、自転車のタイヤ内のチューブをパンクから守れるアイテム。製品ごとにテープの幅や硬さなどの違いがあるため、どれを選べばよいか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのリムテープをご紹介します。選び方についても解説するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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リムテープとは?
リムテープとは、自転車のタイヤのホイールに貼ってチューブのパンクを防ぐアイテムのことです。
ホイールの側面には、タイヤのスポークを留めているニップルホールという穴が等間隔に付いています。リムテープを貼ることで、チューブがニップルホールに擦れるのを防止。パンクを予防できるのが特徴です。
なお、リムテープは種類によって幅や硬さ、タイプなどが異なるので、購入する前に確認するのがおすすめ。初心者でも使いやすいモノや、ロードバイク・クロスバイク向けのモノもあるので、ライディングスタイルに合わせて選びましょう。
リムテープの選び方
タイヤのリム幅に合ったモノを選ぶ
リムテープを選ぶ際は、事前にホイールのリム幅の確認が重要。特に、マウンテンバイクなど太いタイヤの場合は、幅が広いリムテープを選ぶのがおすすめです。
リム幅に比べて極端に細いリムテープを使用すると、ニップルホールの角がチューブに当たってしまい、パンクする可能性が高くなってしまいます。一方、リム幅より太いリムテープの場合はタイヤがうまくはまらず、場合によっては破裂する可能性もあるので注意しましょう。
タイヤの最大空気圧に対応しているかチェック
装着するタイヤの最大空気圧を確認し、対応できるリムテープを選ぶのがポイント。タイヤの最大空気圧に対応していないリムテープを使用すると、空気の圧力や走行時の衝撃にリムテープが耐えられず、走行中にパンクする可能性があるため注意が必要です。
空気圧の単位は「BAR(バール)」か「PSI(プサイ)」で表記されます。リムテープが対応している最大空気圧は、7〜10BARが多めです。なお、リムテープとタイヤで単位の表記が異なる場合は、1BAR=約14.5PSIで計算しましょう。
テープの硬さをチェック
硬いテープは耐久性が高い
硬いテープは、耐久性を重視する方におすすめ。高圧タイヤに対応しているモノが多く、チューブをしっかり保護する特徴があります。ロードバイクなどにも適しているので、スピードを重視する場合もおすすめです。
ただし、硬いリムテープは交換作業に力が必要。初めての場合や交換に慣れていない場合は、2人で作業をするか、店舗に依頼するのもおすすめです。また、作業用スタンドを使用すると比較的スムーズに交換できます。
柔らかいテープは交換がしやすい
交換経験がない方でも扱いやすいのが、柔らかいタイプのリムテープ。柔軟性に優れているため、交換を楽に行いたい方に適しています。初心者でも比較的短時間で作業が可能です。
ただし、硬いリムテープと比べて耐久性は劣るので、タイヤの空気を高圧にしない場合におすすめ。ママチャリや子供用の自転車など、空気圧をあまり高くしない自転車用のアイテムとして重宝します。
タイプをチェック
バンドタイプ
バンドタイプのリムテープは、大きな1つの輪ゴムのようになっており、ホイールにはめこむだけで装着が可能。高圧や高温に強い特性を持つ「PVC(ポリ塩化ビニル)」製が多く、初心者からベテランまで幅広い方に人気のタイプです。
一方で、サイズの調節はできないため、ホイールの直径サイズを事前に確認する必要があります。また、取り付ける際には力が必要な点に注意しましょう。
テープタイプ
テープタイプは、少しずつ引き伸ばしながらタイヤに沿って貼れるため、交換を楽にできるのが特徴。1本で複数分のホイールを巻けるので、自転車を複数台所有している方や、コスパを抑えたい方にもおすすめです。
ただし、剥がしたときにはテープの粘着跡が残る場合があります。クリーナーなどで綺麗に汚れを取ってから新しいリムテープを装着しましょう。
軽量タイプもおすすめ
スピードを重視している方には、軽量タイプがおすすめ。ロードバイクやクロスバイクなどでは、重さが走りを左右します。
リムテープは軽いほどライディングに適していますが、その分、耐久性も低くなってしまうのが難点。リムテープを選ぶ際には、耐久性と重さのバランスを考えることがポイントです。
多くのリムテープは1本100g前後で、軽量タイプなら1本20g以下がおすすめ。軽量化を目指している方は、20g以下を目安に選んでみてください。
リムテープのおすすめ
シマノ(SHIMANO) リムテープ 20-622
高品質で定評のあるブランド「シマノ」のロード用リムテープ。幅は20mmです。最大空気圧10BARまで対応しているため、高圧タイヤ向けのリムテープを探している方に適しています。
なお、バンドタイプなので、交換の際にある程度の力がいる点は注意が必要。2本セットの製品なので、予備を備えておきたい方もぜひチェックしてみてください。
シュワルベ(SCHWALBE) ハイプレッシャー リムテープ 18-622
ポリウレタン製バンドタイプのリムテープ。高い空気圧にも対応できるハイプレッシャータイプのため、ロードバイクなどで使用する高圧タイヤにも使用可能です。
カラーは爽やかなブルー。耐久性に優れているリムテープを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
シュワルベ(SCHWALBE) ファブリックリムテープ 880001
ポリエステルファブリック素材を採用した、耐久性に優れているリムテープ。最大空気圧が10BARと高めの設計のため、高圧タイヤを使用してスピードを重視する方におすすめのアイテムです。
テープの幅は15mmと細めなので、購入する際は自分の自転車に適しているか事前に確認しましょう。長さは1本で50mあるため、一度買えばこまめに買い足す手間が省けます。
シュワルベ(SCHWALBE) ハイプレッシャークロスリムテープ 880017
最大空気圧が10BARで、高圧タイヤにも対応しているリムテープ。素材に高品質なポリエステルを使用しているのがポイントです。
1本25mのテープタイプなので、使いたい分だけ引き出し、自由にカットすることが可能。幅は18mmです。耐久性に優れた、高品質なリムテープを探している方はぜひチェックしてみてください。
タイオガ(TIOGA) ナイロンリムテープ TIF01400
バンドタイプのナイロン製リムテープ。35gと比較的軽量なので、軽いリムテープを探している方に適しています。
ロゴがプリントされた、シンプルながらスタイリッシュなデザインも魅力です。リーズナブルなので、バイク初心者のエントリーモデルとしても選びやすいおすすめのアイテム。2本セットなので、予備を備えておきたい方にもぴったりです。
ゼファール(ZEFAL) ソフトリムテープ 9360
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フランスのサイクリングアクセサリーメーカー「ゼファール」の、バンド型リムテープ。PVC製で耐熱性に優れています。また、高圧タイヤに対応しているため、ロードバイクやクロスバイクにもおすすめです。
弾力性がある柔らかい素材で、ホイールに取り付けやすいのもポイント。リムテープを初めて使う方にもぴったりの製品です。
ゼファール(ZEFAL) コットンリムテープ 9145
コットンを採用しているリムテープ。チューブに優しい素材で、パンク防止に役立つのが魅力です。また、高圧タイヤに対応しているので、ロードバイクやクロスバイクなど空気圧が高いタイヤに使いたい方にも適しています。
コットン製でチューブの負担を軽減できるリムテープを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
パナレーサ(Panaracer) TUBELESS TAPE TLT-19
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ブラックのテープにホワイトのロゴがプリントされている、シンプルなデザインのチューブレスタイヤ用リムテープです。
10mと長めのテープで、装着する際は使いたい分だけ引き出せるのがポイント。テープの幅は19mmから2mm刻みで5種類展開しています。ママチャリからマウンテンバイクまで、幅広く対応できるモデルです。
パナレーサ(Panaracer) ポリライトリムテープ PL70015
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ポリウレタン樹脂を採用することで、強度を高めたリムテープ。また、軽いのも特徴で、ゴム製のリムテープと比べて60%の軽量化を実現していると謳っています。車体を軽くしてスピードを重視したい方におすすめです。
カラーは鮮やかなグリーンを採用し、デザイン性にも優れているのもポイント。また、日本製のため、国産にこだわりたい方も要チェックです。
共和 リムラピード HGG-F1820M
厚手のポリエステル生地を使用している、丈夫なリムテープ。貼るタイプのため、初心者でも簡単に取り付けられます。
本製品は1本2.1mの2本セットです。リムテープ1本でホイール1本分を使用するので、1箱で自転車1台分のリムテープを交換可能。国内の自社工場で生産されているのもおすすめのポイントです。
ディーティースイス(DT SWISS) チューブレスレディ リムテープ
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世界的にも評価されているDT SWISSの純正リムテープです。本製品は、チューブレスタイヤを使用するときに必要なモノですが、通常のリムテープとして一般的な自転車にも使えます。
初心者でも扱いやすいテープタイプなのもポイント。ピンと張った状態でリムに取り付けられるのはもちろん、接着剤の固定力が強いまま長期間落ちないため、長く使用できるリムテープを探している方にもおすすめです。テープの全長は10m。対応するリム幅は19〜42mmまでの9種類と豊富に用意されています。
ビービービー(BBB) リムテープ チューブレス用 BTI-150
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実戦での使用感にもこだわったオランダ発のリムテープです。BBBは自らが熱狂的なサイクリストでもある開発者たちによって展開されている自転車パーツブランド。本製品も含めた全てのグッズは開発者自身も愛用していると謳われているほか、レースでプロチームにも供給されています。
本製品は、チューブレスタイヤを取り付ける際に重宝するテープタイプの粘着リムテープ。全長は4.5mで、29インチのホイール2本分に相当する長さです。対応するリム幅は18mmから最大34mmまでの6種類です。
ビービービー(BBB) はめ込み式リムテープ BTI-93
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ハイプレッシャー仕様のバンド型リムテープです。丈夫で適度な伸縮性を持つ強力ナイロン素材を使用。タイヤにしっかりフィットするので、密着力の高さを重視する方におすすめです。
対応するリム幅は16mm・18mm・22mm・25mmの4種類。26インチ・27.5インチ・29インチのホイールサイズに対応するリムテープに加えて、スポーツバイクで多く採用されている700C対応のリムテープも選択できます。
本製品はリムテープ2本セット。前後両方のタイヤに取り付けられるため、コスパも良好です。また、バルブ穴が空いているのも便利。タイヤへの装着後に自分で穴を開ける手間を省けます。
コンチネンタル(Continental) EASY TAPE HP RIM STRIP
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過酷な環境下でも頼りになるハイプレッシャー仕様のバンド型リムテープ。タイヤサイズは27.5インチ・29インチ・700Cの3種類。マウンテンバイクとロードバイク、それぞれに適したリムテープが用意されています。対応するリム幅は16mm・18mm・20mm・22mmの4種類から選択可能です。パッケージ内には2本のリムテープが含まれています。
ビットリア(Vittoria) SPECIAL RIM TAPE
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軽快な走り心地が得られるハイプレッシャー仕様のバンド型リムテープ。高圧に対応しながら軽量かつ薄く設計されており、タイヤへのフィッティングを阻害しにくくなっています。
取り扱いサイズは26インチ・27.5インチ・650C・700C。対応するリム幅は15mm・18mm・20mmの3種類から選択可能です。ロードバイク・トレッキングバイク・MTBで使えるおすすめのリムテープです。
バイクリボン(BIKERIBBON) STRINGA RIM TAPE
スタイリッシュなバンド型リムテープです。伸びにくく、しなやかな素材を使用しています。対応する最大空気圧が12barと高く設定されている製品です。
サイズ展開は26インチと700Cの2種類。対応するリム幅は16mm・18mm・20mm・22mm・24mmの5種類から選べます。リムテープが袋に1本入ったモデルのほか、2本入りや袋なしも用意されているので、目的に応じて必要なモノを購入できます。
スタンズノーチューブ(Stan’s NoTubes) RIM TAPE 10yd
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トップレーサーからも支持されているアメリカのホイールメーカーが手掛けたリムテープ。表面摩擦を抑えた素材を使うことでタイヤビードの滑りをよくしているため、快速な走行を楽しみたい方におすすめです。
天然由来のゴム系粘着剤を採用しているのもポイント。粘着剤が残りにくいので、使用後にリムテープを貼り替える場合でも粘着剤を綺麗にする手間が省けます。テープの全長は約9.1m。対応するリム幅は21〜39mmまでの7種類が用意されており、太めのタイヤを搭載するバイクにも使えます。
あさひ(ASAHI) ハイプレッシャーリムテープ
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幅広い用途で活躍するリムテープです。優れた耐久性を持つ400Dナイロンを素材に採用しているのがポイント。シティサイクルなどのカジュアル用途はもちろん、レースを含めたハイエンドスポーツサイクルにも使えます。
対応するリム幅は16mmの1種類のみ。リムテープの全長が45mで、長さに余裕があるので、スポーツバイクを複数台所有している方におすすめです。
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リムテープは製品によって最大空気圧や硬さ、タイプなどが異なります。ホイールに合わせたリム幅を選ぶのはもちろん、スピードを重視する方はリムテープの重さにもチェックしましょう。ぜひ自分の自転車にぴったりなモデルを選んで、存分にライディングを楽しんでみてください。