サイクリング中のスムーズな水分補給を実現する「ボトルケージ」。専用のサイクルボトルだけでなく、ペットボトルやステンレスボトルに対応するアイテムも豊富に展開されています。しかし、どの製品を選べばよいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのボトルケージをご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、自分にぴったりなアイテムを選んでみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
ボトルケージの選び方
種類をチェック
サイクルボトル専用ボトルケージ
サイクリングでスムーズに水分補給したい方には、サイクルボトル専用ボトルケージがおすすめ。主にダウンチューブやシートチューブに設置し、走行中でもスムーズにボトルを取り出せるように設計されています。
デザインのバリエーションが豊富なのも特徴。フレームや全体のバランスを考慮しながら、自転車のカスタマイズアイテムとしても楽しめます。ボトルを横から取り出せるタイプもあり、小さいフレームにも取り付けが可能です。
なお、基本的にはサイズ調節ができず、サイクルボトル専用であることに注意が必要です。一般的な直径73~75mmのサイクルボトルに対応しています。
マルチボトルに対応のボトルケージ
マルチボトル対応のボトルケージは、さまざまなサイズや形状のボトルを固定できるのが特徴。専用のサイクルボトルはもちろん、細身のペットボトルにも対応する調節機能付きの製品もあります。
保温機能があるステンレスボトルもセットできるのがメリットです。冬場のサイクリングにおすすめ。長距離ライドで荷物を減らすために、飲んだら捨てられるペットボトルを持ち歩きたいときもぴったりです。
しかし、重量は比較的重い傾向があります。走行中に落下しないよう、ボトルの固定方法もしっかりチェックしておきましょう。
ケージを取り付ける位置で選ぶ
ボトルケージは、ダウンチューブやシートチューブに取り付けるのが一般的です。取り付け位置はスムーズな着脱だけでなく、ボトルを抜き取る方向にも影響します。ダウンチューブに取り付けるタイプは、ボトルを上方向に抜き取りやすいのが特徴。前傾姿勢をとるロードバイク乗りにおすすめです。
上方向にスペースがないシートチューブには、横から取り出しやすいタイプが適しています。フレームが小さく、設置スペースが限られているバイクにも使用可能。利き腕を考慮して製品を選ぶことが大切です。
使用頻度や価格を考慮して素材を選ぶ
カーボン製
カーボン素材のボトルケージは、軽量性と耐久性を兼ね備えているのが特徴。ハードな路面でも軽快に走行できるため、長距離のサイクリングやレースライドにも適しています。他素材と比較して軽量性に優れているので、重量による走行中の負担を抑えたい方にもおすすめです。
価格は比較的高い傾向があるものの、耐久性は良好で長く愛用できるのが魅力。フレームになじみやすいスタイリッシュなデザインも展開されているため、自転車全体のバランスにあわせてカスタマイズも楽しめます。
プラスチック製
プラスチック素材のボトルケージは、リーズナブルな価格で初心者におすすめ。デザインやカラーバリエーションが豊富なので、街乗りを楽しみたいサイクリストにも適しています。
軽量性に優れているのも特徴。気軽に使いたい方、使い勝手のよい製品を探している方にもぴったりです。なお、素材の性質により、時間経過によって日焼けや劣化が見られる場合もあります。
金属製
金属素材のボトルケージは、耐久性と耐衝撃性に優れています。アルミやステンレスなどの素材を採用しており、ケージ自体が変形しにくいのが特徴。ボトルをしっかり固定するので、ロングライドやオフロードの走行にも適しています。
破損や劣化に強く、日常的に街乗りで活用したい方にもおすすめです。アルミ素材の製品は、耐久性が良好ながらも価格はリーズナブル。メタリックなデザインは、デザインを重視したい方にもぴったりです。
ボトルケージのおすすめメーカー
エリート(ELITE)
ボトルケージ・サイクルボトル・サドルなどの多彩なアクセサリーを展開している、イタリアの「エリート」。ボトルケージは品質や機能性が高く評価されています。
完成度の高さがエリートが手掛けるボトルケージの特徴です。数年にわたって世界最高峰のプロチームから得たフィードバックに基づいて設計されています。悪路でもボトルをキープし続けられる強い保持力を備えているので、過酷なレースでの使用にもおすすめ。デザインの美しさでも人気があります。
ミノウラ(MINOURA)
ミノウラは岐阜の安八郡に本社を置く1933年創業の自転車用品メーカーです。当初はキャリアやスタンドなどの自転車部品を製造していましたが、現在はボトルケージ、室内トレーニング用の機材も展開。Made in Japanの名に恥じない真摯なものづくりの姿勢で、高品質な製品を生み出し続けています。
ペットボトルの装着にも対応する汎用性の高いボトルケージがラインナップ。500mlペットボトルも手軽に固定でき、街乗りなどの普段使いに役立ちます。これからスポーツライドを始める初心者にもおすすめです。
トピーク(TOPEAK)
トピークは創業30年以上の歴史を持つ自転車用品メーカーです。ボトルケージだけではなく、メンテナンス用工具やバイクパッキング用アイテムなど、さまざまな製品を展開。トピークの製品には、使いやすさにこだわった工夫が随所に施されています。
機能性に優れているのがトピークが手掛けるボトルケージの魅力。ダイヤルやボタンでサイズを調節できるモデルも揃っており、サイクルボトルとペットボトルの両方で使えるモノを探している方にもおすすめです。サドルの後部に取り付けて使用できるボトルケージも扱っています。
ボトルケージのおすすめ|サイクルボトル専用
エリート(ELITE) CUSTOM RACE PLUS
世界最高峰のレースで活躍したモデルをより進化させたプロ仕様のボトルケージです。特許取得済みのデザインによって、グリップ力の強さとボトルの取り出しやすさを両立。過酷なレースに挑戦したい方にもおすすめです。
耐久性が高い繊維強化プラスチック構造材と耐候性エラストマーを組み合わせているのもポイント。製品の寿命が長いため、長期間の使用が可能です。
ボトルケージの中央部に搭載された「エラストマーインサート」も便利。サイクルボトルの直径にあわせて自動的に固定サイズが調整されるので、さまざまなボトルに対応できます。
エリート(ELITE) VICO CARBON
軽量性にこだわった高機能ボトルケージです。素材に軽さと耐久性を両立したカーボンファイバー・コンポジットを使用。長期使用にも耐える耐久性を備えながら、重量は20g台と軽いので、軽量化を目指すサイクリストにもおすすめです。
デザインは特許取得済み。優れたグリップ力で、過酷な環境で走る場合もサイクルボトルをしっかりキープ可能です。ボトルの取り出しやすさもしっかり考慮されており、ライド中でも素早く水分補給が行えます。
トピーク(TOPEAK) トライケージカーボン WBC07900
ライド中の取り出しやすさにこだわったボトルケージです。トピークのバックアップシリーズなどのツールを使ってサドル後部に取り付けられる、独自の「フォワードリリースデザイン」を採用。運転しながらでもボトルに素早くアクセスできます。
素材にカーボン繊維で強化されたプラスチックを使っているのもポイント。重さは45gと比較的軽量で、ボトルケージの本体サイズは奥行き82×幅78×高さ150mmです。
スパカズ(SUPACAZ) FLY CAGE ANO 43122-8040
スタイリッシュな外観のボトルケージです。アナダイズドアルミを100%使用。優美な曲線デザインの表面には、レーザーエッチングでロゴが刻印されています。おしゃれなボトルケージを探している方におすすめです。
独自のウィング形状を採用しているのも特徴。サイクルボトルをしっかり保持しつつも、手軽にボトルの出し入れができます。重さが約18gと軽量なのも魅力です。
ゼファール(ZEFAL) Pulse B2
フランスの老舗メーカーが手掛けた高品質なボトルケージです。2種類の異なる素材を組み合わせて製作しているのが特徴。外側には柔軟性のある素材を、内側には耐久性に優れた素材を使用しています。
ボトルの出し入れが簡単に行えるのもポイント。また、重さは30g前後と軽量なので、装着時でも軽快な走り心地が保てます。
ボトルケージのおすすめ|マルチボトル対応
ミノウラ(MINOURA) PET-CAGE PC-500
直径70mmのボトルや、500mlのペットボトルの収納ができるボトルケージ。素材に軽量かつ丈夫なA5056アルミ合金を使用しています。
独特な丸型の形状もポイント。走行中でもボトルをしっかり保持して横揺れを防ぐため、遠心力のかかる曲がり角なども安心して運転可能です。
12種類のカラーバリエーションが用意されているのも魅力。愛車のカラーとのコーディネートも楽しめます。
トピーク(TOPEAK) モジュラーケージ XL WBC01700
大容量ペットボトルも保持できるボトルケージです。直径90×高さ300〜330mmのボトルに対応しています。1Lもしくは1.5Lのペットボトルを固定できるので、大容量のドリンクを持ってライドを楽しみたい方にもおすすめです。
トップ部にはボトルの高さにあわせて調節可能なアジャスターを搭載。ペットボトルのキャップをしっかり固定できるラバーストラップも採用しています。
トピーク(TOPEAK) モジュラーケージ EX WBC03400
本体下部にあるダイヤルを回すことで、サイズを調節できるボトルケージ。外径51〜73mmまでの幅広いボトルに対応します。サイクルボトルでもペットボトルでも使えるボトルケージを探している方におすすめです。
強度と耐熱性が高いエンジニアリングプラスチックを素材に採用しているのもポイント。やや大きめのボトルをしっかり支える固定力を備えながらも、重量はわずか52gと比較的軽いため、重さを感じにくく快適に走行できます。
トピーク(TOPEAK) モジュラーケージ II WBC05101
外径63〜74mmのボトルに対応しているボトルケージ。素材にはエンジニアリングプラスチックとアルミ合金を採用しています。
ボトルケージの下部に搭載されたボタンも便利。ボタンを押すとケージ部分をスライドでき、固定したいボトルにあわせてサイズ調節が行えます。幅広いボトルに使えるモノを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ギアトル(Ge@r) ボトルケージ parkmarket-ge-009
比較的リーズナブルな価格で入手できるボトルケージ。一体成型で作られており、軽量ながら耐久性に優れているのが特徴です。靭性も高いので、割れにくいモノを探している方に適しています。直径80mm前後のボトルに対応可能です。
ボトルをセットすることで広がったケージが戻ろうとする力と、3点の返し形状により、優れたホールド力を発揮するのもポイント。ボトルの取り出しやすさも考慮して設計されています。
ボトルケージ2個のセット品のため、ボトルを2本差したり、ボトルとツール缶を同時に持ち運んだりといった用途で活躍します。
ボトルケージの売れ筋ランキングをチェック
ボトルケージのランキングをチェックしたい方はこちら。
サイクリング中の水分補給に欠かせないボトルケージ。快適なサイクリングを楽しむために、取り付け位置や素材など、ロードバイクの用途に適したモデルを選ぶのがポイントです。今回ご紹介したおすすめの製品や選び方のポイントを参考に、自分自身にあったボトルケージを見つけてみてください。