自転車のトレーニングができるサイクルトレーナー。室内でのトレーニングや、レース会場でのウォーミングアップなどの用途で活用可能です。なかにはスピードやパワーを測定できるモデルもラインナップされています。

製品によって形状や機能が異なるため、どれを選べばよいのか分からない方も多いのではないしょうか。そこで今回は、サイクルトレーナーのおすすめを選び方と併せてご紹介します。

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サイクルトレーナーとは?

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サイクルトレーナーとは、ローラーを利用して自転車のトレーニングができるアイテムのことです。ランニングマシンのようにその場で自転車の走行ができるため、室内でトレーニングする場合や、レース会場でウォーミングアップをする場合に活用できます。

一部のモデルは「ZWIFT(ズイフト)」と呼ばれる、バーチャルサイクリングサービスに対応しています。ZWIFTは、対応するデバイスやアプリなどを用いることで、ゲーム感覚でトレーニングやレースが可能。インターネットを通じて世界中のライダーと一緒に走行もできます。

サイクルトレーナーを使うメリット

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サイクルトレーナーは室内での利用が可能で、天候や季節に関わらず、いつでもトレーニングできる点がメリットです。実走のトレーニングと異なり、移動しないので短時間でトレーニングしたい場合にも適しています。

また、サイクルトレーナーは、自転車競技大会などに出場したときのウォーミングアップアイテムとして活用できるのもポイントです。

サイクルトレーナーの選び方

ローラー台の種類を選ぶ

3本ローラー式

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3本ローラー式は、名前の通り3本のローラーを配置したタイプです。実際に自転車で走行しているような感覚でトレーニングできるため、自転車走行の基礎を身に付けたい方におすすめ。その分バランス感覚やペダリングの技術がないと、乗るのが難しい点には注意が必要です。

常に体のバランスを保つ必要があるので、集中してトレーニングをしたい方にもぴったり。3本ローラー式の利用に慣れていない方は、地面からの高さが低いモノや、ステップ付きのモノだと足が付きやすく、安心してトレーニングに集中できます。

固定ローラー式

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固定ローラー式は、自転車の後輪を固定して走行するタイプで、別名「タイヤドライブ式」とも呼ばれています。本体に搭載されたローラーに後輪を接触させ、ペダルを漕ぐ仕組みで、タイヤの消耗があるものの、手軽にトレーニングを始められるのが特徴です。

本体はシンプルな形状なので、価格の安いモデルが多いのもポイント。折り畳みに対応しているモノも多く、コンパクトに収納や持ち運びができます。

ハイブリッド式

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ハイブリッド式は、3本ローラー式と固定ローラー式の仕組みを組み合わせたタイプです。3本ローラーのような実走感と、固定ローラー式のような安定性を両立しているのが特徴。主に前輪を外してローラー台にセットする仕組みで、簡単にセッティングできます。

また、幅広い規格のフレームやスルーアクスルに対応しており、多くの自転車で使えるのも嬉しいポイント。タイヤの摩耗も少なく、レース前のウォーミングアップとしても活用できます。

ダイレクトローラー式

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ダイレクトローラー式は、自転車の後輪を外して、ローラー台に直接取り付けるタイプ。固定ローラー式とは異なり、タイヤの消耗がなく静音性にも優れているので、室内でのトレーニングにおすすめです。

製品のバリエーションが多いのも魅力。スマートトレーナー仕様のモノを選べば、スピード・ケイデンス・パワーなどを測定できます。

静音性で選ぶ

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自宅でのトレーニング用として使いたい方は、静音性に優れたサイクルトレーナーを選びましょう。サイクルトレーナーの種類のなかでも、ダイレクトローラー式は静音性が高く、集合住宅でも使いやすい傾向にあります。

3本ローラー式のモデルは音や振動が大きめなので、周囲に迷惑をかけたくない環境には不向きです。なお、静音性の高いサイクルトレーナーは、その分価格が高くなる傾向にあります。予算と相談して選ぶようにしましょう。

折り畳みやすさをチェック

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サイクルトレーナーの収納時に場所を取りたくない方や、レース会場にサイクルトレーナーを持ち運ぶ機会の多い方は、折り畳みのしやすいモノを選ぶのがおすすめです。

折り畳みの有無に加えて、サイクルトレーナー本体が軽量性に優れていると持ち運びに便利。扱いやすさを重視する場合は、併せてチェックしてみてください。

性能と価格のバランスを考慮して選ぶ

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サイクルトレーナーはモデルによって大きく価格が異なるため、性能と価格のバランスを考慮して製品を選ぶようにしましょう。

価格の相場は、安いモノだと1万円程度、高いモノだと10万円を超えるモノもあります。リーズナブルなモデルを検討している方は、比較的安価な固定ローラー式のサイクルトレーナーがおすすめです。

スピード・パワーなどを測定したい方や、大きな負荷をかけてトレーニングをしたい方は、価格が高めでも機能性に優れたモデルを検討してみてください。

サイクルトレーナーのおすすめメーカー

ミノウラ(MINOURA)

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ミノウラは、岐阜県に本社を構えるサイクルトレーナーメーカーです。自転車用品のほかにも、冷暖房熱源・設備関連分野や、インテリア・店舗装飾分野などの事業も展開しています。

ミノウラのサイクルトレーナーは、3本ローラー・タイヤドライブ・ハイブリッドローラーなど幅広いタイプを取り扱っているのが特徴。各タイプの製品ラインナップも豊富で、持ち運びやすいモデルや、プロ向けモデルなど用途やレベルに応じた製品選びが可能です。

エリート(ELITE)

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エリートは、イタリアのサイクルアクセサリーブランドです。世界選手権やオリンピックに出場しているトッププロのレーサーたちに、ボトル・ボトルケージ・トレーナーなどのアイテムを提供しています。

エリートのサイクルトレーナーは、さまざまなタイプを展開。室内向けのモノをはじめ、パワーメーターリンク機能を搭載したサイクルトレーナーもラインナップしています。ほかにも、折り畳みに対応した3本ローラーのモデルも取り扱っているのが特徴です。

タックス(Tacx)

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タックスは、オランダにて設立されたサイクルトレーナーメーカーです。タックスは、製品のほぼすべてを自社で開発・生産することで、高品質のアイテムを提供。トップアスリートやチームのテクニカルパートナーとしても活躍しており、高い信頼性を有しています。

機能性に富んだダイレクトローラー式のモデルを展開。自社で取り扱っているアプリや、ZWIFTなどのアプリとの連携に対応しているほか、勾配や負荷の設定もできます。室内で本格的にトレーニングを行いたい方におすすめです。

サイクルトレーナーのおすすめ

ミノウラ(MINOURA) モッズ・ローラー

ミノウラ(MINOURA) モッズ・ローラー

回転する3つのローラーの上でバランスを取りながら走行する、3本ローラー式のサイクルトレーナー。実走する感覚が強く、正しい乗車姿勢やペダリングなどを学びたい方におすすめです。

本体は3つ折りが可能かつ、軽量性に優れたアルミ素材をメインに使用しているので、持ち運ぶ機会の多い方に適しています。収納時のサイズは、幅540×奥行520×高さ180mm。保管の際に直立でも置けるため、限られたスペースでも収納できます。

低床設計を採用しているほか、脱輪防止ガードとフットステップを搭載しており、高い安全性を実現。前輪の取り付け位置は5段階調節が可能で、幅広い自転車に対応できます。

ミノウラ(MINOURA) LiveRoll R730

ミノウラ(MINOURA) LiveRoll R730

直径80mmの小型ローラーを使用しているサイクルトレーナー。地面との距離が近くなり、足が付かない恐怖心を抑えやすいので、サイクルトレーナー初心者にもおすすめです。

また、スライディングフレームの採用により、950~1180mmの範囲で長さ調節が可能。インジケーター機能付きで、ホイールベース設定が簡単に行えます。

中央のローラーを高くしており、後輪がローラーを乗り越えるリスクを軽減。脱輪防止効果が期待できます。フレームにはサイドステップを搭載し、安全性が向上しているのもポイントです。

ミノウラ(MINOURA) ハイブリッドローラー FG550A

ミノウラ(MINOURA) ハイブリッドローラー FG550A

フローティング構造の負荷ユニットを採用した、ハイブリッド式のサイクルトレーナー。前輪フォークマウントと後輪負荷ローラーが一体になった折り畳み式の製品で、設置・収納が楽にできるのも魅力です。

前輪フォークマウントには左右3°ずつの傾き角度調整と3段階の高さ調節機能を搭載。センターレールにはホイールベース調整用スケールが付いています。

後輪負荷ユニットは、直径79mmの自重式極太ローラーを採用。タイヤの食い込みによる消耗を防ぎます。後輪を固定しないタイプなので、幅広い車種に対応。マグネット式で5段階の負荷調整もできます。

ミノウラ(MINOURA) LiveRide LR341

ミノウラ(MINOURA) LiveRide LR341

フィットネスから本格的トレーニングまで幅広く使えるサイクルトレーナー。コスパに優れたモノが欲しい方にぴったりです。ベーシックフレームを採用し、持ち運びやすい重量に設定されています。

負荷装着には、ヒルクライム練習に適したペダル感覚を得られるAMTを搭載。世界最強ネオジウム磁石を使用しており、坂道でのフィーリングを重視した設計にしています。ハイケイデンス・低トルクの高速トレーニングにも使用可能です。

110〜148mmまでのオーバーロックナット寸法に対応。調節範囲の広いスタンダード型加圧ノブを搭載しています。ネジ式クランプで確実に装着できて安心です。

ミノウラ(MINOURA) MagRide 60RWR

ミノウラ(MINOURA) MagRide 60RWR

初めてサイクルトレーナーを使う方や、フィットネス用を探している方におすすめの製品。負荷装置は「Magturebo」と呼ばれるマグネット式を採用しています。マグネットを脱着するだけで、簡単に7段階の負荷調節が可能です。

フレームには、軽量性と必要十分な強度を備えたモノを使用。110〜165mmまでのオーバーロックナット寸法に対応しており、両側ネジ式クランプにより固定できます。調節範囲の広い、スタンダード型加圧ノブを搭載しているのも特徴です。

エリート(ELITE) DIRETO XR

エリート(ELITE) DIRETO XR

光学式トルクセンサー内蔵のパワーメーターを搭載したサイクルトレーナー。誤差±1.5%と謳っており、正確性の高いデータを測定できます。トレーニングアプリ「my-E-Training」や「Zwift」と連携が可能です。

電子制御マグネティック負荷ユニットにより、24%の登板負荷を自動で実現できるのも特徴です。ダイレクトローラー式の製品で、優れた実走感とパフォーマンスを発揮します。没入感の高い環境でトレーニングしたい方におすすめです。

さらに、ダイレクト・トランスミッション方式を採用することで、静音性を高めているのもポイント。振動も少ないため、タイヤの消耗を抑えられるのもメリットです。

タックス(Tacx) NEO 3M インドアサイクルトレーナー 010-02808-72

タックス(Tacx) NEO 3M インドアサイクルトレーナー 010-02808-72

Tacx仮想フライホイールを搭載した、ダイレクトローラー式のサイクルトレーナー。石畳や砂利など、さまざまな路面の感覚を再現できます。また、最大25%の勾配もシミュレーションできるのもメリットです。

静音性に優れているのも魅力。Tacx NEOマグネットモーターにより、振動を最小限に抑えられると謳っています。

さらに、Tacx Trainingアプリ・TrainerRoad・Zwiftなどのアプリと連携できるのもポイント。データはGarmin Connectアプリに自動でアップロードされ、管理可能です。アプリ連携ができるモノを探している方におすすめです。

ウェイモール(WEIMALL) サイクルトレーナー BYS7

ウェイモール(WEIMALL) サイクルトレーナー BYS7

マグネットで負荷を6段階に調節できる、固定ローラー式のサイクルトレーナー。マグネットの距離によって負荷部を調節するため、負荷部が劣化しにくいのが特徴です。静音性にも優れています。

コンパクトに折り畳めるのもメリット。使わないときはすっきりと収納できます。持ち運びもしやすいので、遠征先でのウォーミングアップに使いたい方にもおすすめです。

インチ調節可能で、26〜29インチのタイヤに対応できます。前輪台や傾きを5段階で調節できるラバーパッドも付属しており、少し傾斜のある場所でも使用可能です。

ワフー(WAHOO) KICKR ROLLR Smart Bike Roller Trainer

ワフー(WAHOO) KICKR ROLLR Smart Bike Roller Trainer

スプリント時の安定性に優れたサイクルトレーナー。前輪用のセーフティタイヤグリッパー自転車を直立に固定でき、乗り降りが楽にできます。最大幅53mmまでのタイヤに対応可能です。

後輪部分はデュアルローラー設計を採用しています。後輪の動きをスムーズにし、強くペダルを踏み込んでもタイヤのスリップが少ないのがメリット。屋外でのサイクリングに近い感覚を得られるモノが欲しい方におすすめです。

さらに、ホイールベースの位置を調節し、自転車を固定するだけで簡単に設置できるのもポイント。スルーアクスルや後輪を取り外す必要がなく、スムーズに使えます。

フィードバックスポーツ(FEEDBACK SPORTS) PORTABLE BIKE TRAINER

フィードバックスポーツ(FEEDBACK SPORTS) PORTABLE BIKE TRAINER

軽量・コンパクトデザインのサイクルトレーナー。すばやく設置・収納ができるので、持ち運び用のモノが欲しい方におすすめです。遠征やレース前のウォーミングアップ用としても重宝します。

安定性に優れたトライアングル構造を採用。高負荷のトレーニングにも耐えられるローラーを搭載しています。高いパフォーマンスを発揮できるモノを探している方にぴったりです。

さらに、静音性に優れているのもメリット。静かにトレーニングしたい方にも適しています。

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