移動手段に用いる手軽なアイテムとして人気を集めている「キックボード」。大人用サイズも展開されており、通勤や通学などで用いるのにも便利なアイテムです。
そこで今回は、大人用キックボードの選び方やおすすめのモデルをご紹介します。なお、キックボードはK2社の登録商標のため、それ以外の製品は厳密にはキックボードとは呼びません。本記事ではキックスケーターの一部を「キックボード」と総称しています。
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公道での使用には注意が必要
キックボードは車輪が搭載されている乗り物ではあるものの、基本的には自転車などのような「軽車両」とは同じ扱いではありません。現在の道路交通法では、ローラースケートやスケートボードなどと同じく「遊具」に分類されています。
そのため、キックボードは公道での通行は可能ですが、道路交通法において交通(人通り)が頻繁な場所での使用は禁止行為に該当。キックボードを使用する場合には、周囲に人がいないかを確認し、安全に注意して走行しましょう。
なお、製品によっては公道での走行が禁止されているモノもあるので、購入時に確認しておくと安心です。
大人用キックボードの選び方
耐荷重をチェック
自分に合った大人用キックボードを選ぶうえで、耐荷重をチェックするのがポイント。備わっている耐荷重を超える負荷をかけて使用すると、キックボードの破損に繋がるので注意が必要です。
特に、体格の大きな方や、通勤・通学などで重い荷物を持ち運ぶ方などは、しっかりと耐荷重をチェックして選びましょう。展開されている大人用キックボードの耐荷重は、90〜100kg前後が一般的です。
ブレーキの数と操作性をチェック
安全な走行のためにも、ブレーキの数と操作性をチェックして選ぶのも重要。ブレーキの数をチェックするうえでのポイントは、ブレーキが搭載されている位置です。ハンドルに搭載されたハンドブレーキや、足元に搭載された後輪ブレーキなどがあります。
種類によって、ブレーキがハンドルか後輪のどちらかにしかないモノや、どちらにも付いているタイプがあるため、使いやすさに応じて選びましょう。前後どちらにもブレーキがあれば止まりやすく、ハンドルに付いていれば自転車のようにブレーキを操作できるのが特徴です。
止まりやすさと操作性は、キックボードを使用するうえで安全性に直結するので、しっかりとチェックして自分に合ったタイプを選んでみてください。
サイズと重量をチェック
大人用キックボードにはサイズや重量に関しても豊富な種類が展開されています。そのため、通勤や通学などの移動手段として用いる場合には、サイズと重量をチェックするのもポイント。
勤務先や学校、自宅での保管にはなるべくコンパクトなタイプが適しています。また、軽量なタイプであれば持ち運びにも便利。ただし、小さすぎるモノは、操作や走行がしにくくなる場合もあるので注意が必要です。
用途や目的はもちろん、使いやすいサイズと重量を備えているタイプを選びましょう。
折りたたみできるかチェック
持ち運びや保管のしやすさを重視する場合には、折りたたみができるかのチェックもポイントです。通勤や通学などで電車を利用する場合にも、コンパクトに折りたためるタイプであれば携帯しやすくて便利に使えます。
また、折りたたみができるキックボードを選ぶ際には、折りたたみやすさをチェックするのもポイント。スムーズに折りたたみと組み立てができるタイプであれば、持ち運びやすさはもちろん、移動時間のロスも軽減可能です。
タイヤの種類をチェック
ハードタイヤ
ハードタイヤは文字通り硬いタイプのタイヤです。1回の蹴り込みで大きく前進するため、楽に走行しやすいのがメリット。ただし、段差などによる衝撃を受けやすく、大きな音がするのが難点です。
蹴る回数を少なくして、楽に走行したい方に適しています。
エアタイヤ
多くの自転車にも採用されているタイプがエアタイプ。段差などによる衝撃を吸収して、脚や身体への負担を抑えます。ハードタイヤと比べて、前進する力は劣るものの、衝撃を受けにくく快適に走行できるのが魅力です。
移動手段として用いる場合に、負担軽減や快適性を求める方におすすめのタイプ。走行性と快適性をキープするために、空気圧のチェックなど、メンテナンスを行う必要があります。
大人用キックボードのおすすめ
SWAGTRON キックボード スクーター
2ステップ操作でスムーズに折りたためる大人用キックボード。ランチロックを片手で握って斜め上へ押し上げ、ヘッドパイプをもう片方の手でデッキ方向に折りたたむだけの簡単な仕様です。ボディの素材にはアルミニウムを採用。重量は約4.4kgと軽量なので持ち運びに便利です。
組み立て時のサイズは、約長さ92×幅45×高さ93〜103cm。コンパクトなうえ、3段階の高さ調節も可能で、使い勝手に優れています。そのうえ、100kgの耐荷重を備えているのもポイント。
また、ホイールのサイズは直径20×幅3cmと大きく安定感があり、移動で使用したい方にもおすすめの大人用キックボードです。
ジェイディレーザー(jdrazor) JD BUG MS-101AB
組み立て時のサイズが、長さ64×奥行き34×高さ最大85cmで、重量2.8kgとコンパクトで軽量な大人用キックボード。折りたたみレバーが付いており、持ち運びに便利なモデルです。
ブレーキは、ハンドブレーキと後輪ブレーキの両方を採用。とっさの判断でブレーキをかけやすいハンドブレーキが搭載されているのがポイントです。また、パープル・レッド・ブルーなどのカラーバリエーションがあるので、好きなカラーを選べます。
好みのカラーで、おしゃれに乗りこなしたい方にもおすすめの大人用キックボードです。
マイクロ・モビリティ・システムズ(Micro Mobility Systems) マイクロ ロケット SA0032
ホイールの幅が6.4cmと広く、安定性の高いタイヤを搭載した大人用キックボード。段差が多少ある路面でも安定した操作と走行が可能です。そのうえ、幅広で滑り止めを備えたデッキにより、さらに快適性が高まっています。スタンドバーも付いており、置いておくのにも便利です。
また、耐荷重は100kgと高く、体格の大きな方や重い荷物を持ち運ぶ方にも対応。折りたたみも簡単なうえ、ハンドルバーは取り外しができるため、携帯性にも優れています。
走行や持ち運びの快適性にこだわる方にもおすすめの大人用キックボードです。
フレンジー(FRENZY) キックボード FR205PP
イギリスのキックボードブランド「フレンジー」が展開する、高性能で本格的なキックボード。凹凸などがある路面でも衝撃を抑えるエアタイヤを採用し、安定した走行をサポートします。
街乗りでの悪路はもちろん、路面がラフなコンディションのキャンプ場などのアウトドアシーンにも対応。また、ハンドルの高さは、90cm・95cm・100cmの3段階に調節ができるので、自分に合わせて使用できます。耐荷重も100kgあるため、重い荷物を持ち運ぶのにも適したモデルです。
さらに、ロックを解除すればスムーズに折りたたみ可能で、携帯性にも優れています。走行の安定性や使い勝手のよさを求める方におすすめの大人用キックボードです。
MEICHEPRO キックボード
前後の車輪にサスペンションが搭載され、衝撃を吸収して快適に走行できる大人用キックボードです。ホイールの直径も20cmと大きめのため、転倒しにくく安定した走行をサポート。ハンドルの高さは、93cm・100cm・107cmの3段階に調節できます。
さらに、コンパクトに折りたためるうえ、肩掛けができるスリングベルトも付属しており、電車やバスに乗っての持ち運びにも便利です。また、ブレーキは前輪と後輪の2ヶ所に搭載。ハンドルにブレーキが付いているので、走行での操作性にも優れています。
安定感と操作性の高さを重視する方におすすめの大人用キックボードです。
ジェイディレーザー(jdrazor) キックボード MS-205RB
走行すると光るLEDがホイールに搭載された大人用キックボード。夜間など、暗い時間での視認性を高めます。また、ハンドブレーキを搭載しているのもポイント。素早いブレーキングができ、操作性に優れているのが特徴です。
組み立て時のサイズは、長さ66×幅34×高さ86cm。折りたたみ時は、約長さ約67×幅11×高さ21.5cmとコンパクトにできるうえ、重量約2.8kgと軽量で便利に持ち運べます。
また、ブラックをベースとした洗練されたスタイリッシュなデザインも魅力。カラーバリエーションは、ブラックやパープルなどを展開しているので、好みの色を選べます。安全性・操作性・デザイン性の高さを兼ね備えた大人用キックボードを探している方におすすめのモデルです。
通勤や通学などでの移動で便利に使用できる大人用キックボードは、デザイン性・性能・安全性など、さまざまな特徴を備えたモデルが展開されています。タイヤの種類などによっては乗り心地が大きく異なるので、ぜひ自分に合った大人用キックボードを選んでみてください。