周囲の音を聴き取りながら通話や音楽を楽しめ、多くの場面で活躍する「片耳イヤホン」。特に、Bluetooth対応モデルはケーブルが邪魔にならず、便利に使えるため人気です。
片耳イヤホンを選ぶ際は、音質や通話の品質、バッテリー持ち、防水機能などがポイントとなります。本記事では、片耳イヤホンのメリットや選び方について詳しく解説。種類ごとのおすすめモデルもご紹介するので、参考にしてみてください。
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片耳イヤホンのメリット
片耳イヤホンのメリットのひとつは、装着したままでも周囲の音を聴き取れる点。耳の片方のみを塞ぐため、周囲の環境音を簡単に把握できます。
例えば、オフィスで仕事をしているときや、家族と一緒にいるときでも、重要な会話やアナウンスを聴き逃しにくいので、安心感を得られます。
また、片耳イヤホンはストレスの少ない使い心地もメリット。片耳のみの着用なので長時間の使用でも耳が疲れにくく、違和感が少ないのが特徴です。さらに、Bluetoothタイプは、ケーブルの煩わしさがなくなるのが嬉しいポイントです。
片耳イヤホンのおすすめメーカー・ブランド
エレコム(ELECOM)
エレコムは、日本のパソコン周辺機器メーカー。マウス、キーボードなどのほか、パソコン用のヘッドセットや、スマートフォン用のイヤホンを多数取り扱っています。片耳イヤホンの製品ラインナップが豊富で、リーズナブルな価格のモデルが多いのが特徴です。
有線タイプの片耳イヤホンを複数ラインナップしているのも魅力。手頃な価格で、片耳イヤホンを購入したい方におすすめのメーカーです。
ジャブラ(Jabra)
ジャブラは、デンマークにある「GNグループ」の一員である「GNオーディオ」が展開する音響機器のブランド。音楽用のイヤホンやヘッドホンのほか、ビジネスシーン向けのヘッドセット、スピーカーフォンなどを展開しています。
通話品質の高さが魅力で、ビデオ会議など在宅ワークで使いたい方にもおすすめです。また、高性能なノイズキャンセリング機能を搭載したモデルもラインナップ。人間工学に基づいた設計で装着感を追求しているのも特徴です。
ケンウッド(KENWOOD)
日本のオーディオ機器メーカーであるケンウッドが、日本ビクターと経営統合してできた、JVCケンウッドのブランドのひとつ。イヤホン、ヘッドホンの製品ノウハウを活かした高音質な製品が特徴です。
また、乗り物やアウトドア用のトランシーバーも手掛けており、屋外でもタフに使えるモノが展開されているのも魅力。ケンウッドの片耳イヤホンは、音質と耐久性に優れているのがメリットです。
片耳イヤホンのおすすめ|ワイヤレス
エレコム(ELECOM) Bluetooth ハンズフリーヘッドセット LBT-HSC20MP
操作性に優れたおすすめのワイヤレス片耳イヤホン。本体に通話ボタンとボリューム調節ボタンを搭載しています。通話ボタンは大型に設計されているので、急な着信にもすばやく対応可能。ボリュームボタンは押し心地が軽いため、装着中でも耳からズレにくい点が魅力です。
しっかりと密閉感を高める耳栓タイプを採用。斜めに角度が付けられているので、耳に自然にフィットします。HD Voiceやクリアボイスキャプチャーに対応しており、ノイズを最小限に抑えたクリアな通話が可能です。
さらに、2台のスマートフォンと同時に接続できる、マルチポイントに対応。また、一度ペアリングした端末であれば電源スイッチをオンにするだけで接続できます。大容量のバッテリーを搭載し、最大120時間連続で待ち受け可能なのもポイントです。
エレコム(ELECOM) 超極小Bluetoothハンズフリーヘッドセット LBT-HSC30MP
耳の形状にあわせて設計されたカナル型のワイヤレスイヤホン。フィット感と遮音性に優れているため、通話相手の声を聴き取りやすいのが特徴です。超極小を謳う小型ボディも魅力。トレーニングや外回りの仕事にもおすすめです。
1回の充電で約5時間の連続通話と連続音楽再生が可能。また、バッテリー残量はスマートフォン画面に表示できるので、充電のタイミングを逃しにくいのもメリットです。充電ケーブルは、両面から挿せるUSB Type-Cコネクタを採用しています。
本体には、マイクのほか、通話ボタン・ボリュームボタン・マルチファンクションボタンを搭載。コンパクトながら機能性に優れているのも魅力です。 iPhoneのSiriやAndroidのGoogleアシスタントなどの音声アシスタントの呼び出しにも対応しています。
エレコム(ELECOM) Bluetoothハンズフリーヘッドセット LBT-HSC10MP
3次元構造のイヤーフックを搭載したワイヤレスイヤホン。装着感と遮音性に優れているのが特徴です。耳の形状にあわせてフィットするため、長時間でも快適な付け心地を実感可能。また、イヤーフックは左用と右用の両方が付属しています。
大型の通話ボタンを搭載しており、簡単に操作できるのもポイントです。電話の対応だけでなく、ボリュームコントロールや曲送りなどの操作も可能。持ち運びやすいコンパクトサイズなので、外出先で仕事をするときにも活躍します。
さらに、1回の充電で、最大約5時間の通話と音楽再生が可能。バッテリー残量はスマートフォン画面から確認できます。本体にはUSB Type-Cポートを搭載しており、Type-Cケーブルを使用するスマートフォンやタブレットなどと同じケーブルで充電可能です。
ケンウッド(KENWOOD) ワイヤレスヘッドセット KH-M700
アクティブノイズキャンセル機能を搭載した、イヤーフック型のワイヤレスイヤホンです。騒音を低減して通話に集中できます。クリアな通話を実現する「Qualcomm cVcテクノロジー」を搭載しているのもポイントです。
Bluetooth 5.0を採用しており、途切れにくい安定した接続が可能。2台の機器に同時に接続できるマルチポイントにも対応し、パソコンでリモートワークをしつつ、スマートフォンの電話に出るという使い方もできます。
操作しやすいマルチファンクションボタンを採用。約7時間の連続通話が可能なロングバッテリーも魅力です。さらに、IPX4相当の防水性能を有しているため、水しぶきやちょっとした雨の中でも使用できます。
ケンウッド(KENWOOD) ワイヤレスヘッドホン KH-M300
手軽にハンズフリー通話が行える片耳イヤホンです。50~7000Hzの幅広い音を送受信できる「HD Voice」に対応。ワイヤレスながらクリアかつ自然な聴き取りやすい音声で通話が可能です。マルチポイントに対応しています。
本体には2種類のボタンを搭載。ボリューム調節や着信への応答、リダイヤルなどを、直感的に操作できます。ハンズフリー通話だけではなく、音楽も楽しめるので、シーンにあわせた使い方が可能です。
さらに、大容量のバッテリーを内蔵しており、約13日間の待ち受けに対応。落下しにくい形状のイヤーピースを採用しているほか、着脱できるイヤーフックも付属しています。シンメトリーデザインなので、左右どちらの耳にも装着可能なのもおすすめポイントです。
ジャブラ(Jabra) Bluetooth対応モノラルヘッドセット Stealth UC 5578-230-309
軽量かつコンパクトなイヤーフック型の片耳イヤホン。スリムなデザインを採用しているので、作業に集中できます。NFCを搭載しており、対応のスマートフォンを近づけるだけで簡単にペアリング可能です。
独自の「Noise Blackout」技術を搭載。内蔵のデュアルマイクが、ノイズを低減します。通話中の双方の音声を聴き取りやすくする、HD Voice機能を搭載している点も魅力です。
さらに、スマートフォンをポケットに入れたままSiriやGoogle Nowを起動できる、専用の音声コントロールボタンも搭載。大容量バッテリーで、小型ながら最大6時間の通話が可能です。携帯用ポーチが同梱されているため、持ち運びにも適しています。
ジャブラ(Jabra) Talk 45 100-99800902-40
スマートなデザインのヘッドセットです。イヤーフックが付いている耳掛けタイプで装着感が安定しています。左右どちらの耳にも装着可能です。
本体にはマイクを2台搭載しており、周囲にあわせて音量を自動調整するHD音声に対応。自分の声をクリアに伝えられます。さらに、ノイズキャンセリング機能を搭載。騒がしい場所でも、相手の声をはっきり聴き取れます。
また、バッテリー持ちがよく、約2時間の充電で最大6時間の連続通話に対応。そのほか、車載充電器も付属しており、車での移動中に充電できます。仕事などで連絡を取ることが多い方にもおすすめです。
バッファロー(BUFFALO) 片耳ヘッドセット BSHSBE200
常時耳に装着できる小型ワイヤレスヘッドセットです。耳の奥まで入らないオープンタイプなので、圧迫感が軽減されているのが特徴。重さも約8gと軽量かつコンパクトで、長時間装着したままでも負担がかかりにくく、移動中も気軽に使用できます。
音質改善技術「cVc」を搭載しているのもポイント。また、VoLTEで採用されているHD Voiceにも対応するため、高音質な通話が可能です。
最大2台まで同時待ち受けにできるのも魅力。複数台のスマートフォンを持ち歩くことが多い方にもおすすめです。さらに、SiriやGoogleアシスタントなどを呼び出せるボタンも搭載しています。
QCY Mini2 QCY-MINI2
重さ3.8gの軽量かつコンパクトな本体に、7.2mmのドライバーを内蔵した片耳イヤホン。迫力のある重低音を再生できるので、臨場感のあるサウンドを体験可能です。40mAhのバッテリーを内蔵。フル充電の状態であれば、最大約3時間連続で音楽を再生できます。
また、Bluetooth 5.0に対応しており、遅延や途切れの少ない安定した接続を実現しているのもポイント。初回の接続後は、イヤホンの電源をオンにするだけでスマートフォンとペアリング可能です。
さらに、通話時に利用できるノイズキャンセリング機能も搭載。周囲の雑音を低減し、クリアな音声で快適な通話が可能です。流線形のカナル型ボディは、自然に耳にフィットしやすいので、長時間でも安心して使えます。
ポリー(Poly) Voyager 5200 UC
快適なハンズフリー通話が可能なイヤーフック型の片耳イヤホン。高性能なマイクを4つ搭載しています。デジタル信号処理機能とあわせてノイズキャンセリング効果を実現しているので、自然で歪みの少ない音声通話が可能です。
スマートセンサーテクノロジーが搭載されており、本体を装着すると自動でBluetoothのリンクやオーディオの再生を実行可能。また、専用のスマートフォンアプリ「Plantronics Hub」を使用すると、設定変更やファームウェアの更新もできます。快適にハンズフリー通話を行いたい方は、ぜひチェックしてみてください。
Jeffergarden 骨伝導イヤホン
骨伝導型の片耳イヤホン。耳を塞がずに骨に振動を伝えて音を伝えるため、両耳が空いた状態を保てるのがメリットです。
人間工学に基づいたデザインを採用しており、快適な装着感が得られます。左右どちらの耳にも装着できるのも便利です。IPX5相当の防水性能を有しているので、屋外でも安心して使えます。
さらに、耳栓が付属しているのもポイント。周囲の騒音を遮断した状態で、音楽や語学学習などに没頭できます。通話は約15時間、音楽再生は約10時間使用できるバッテリー性能も魅力です。
片耳イヤホンのおすすめ|有線
エレコム(ELECOM) 片耳マイク付きイヤホン EHP-MC3520
通話を快適に行える有線の片耳イヤホン。インラインコントローラーにマイクを内蔵しています。電話応答や曲再生などを手元でできるので、移動中の操作も簡単です。
クリップが付属しており、コントローラーは洋服の襟元やポケットに固定可能。断線しにくくスマートに接続できるL型プラグを採用しています。また、取り回しやすく絡まりにくい、フラットタイプのケーブルを使用。カバンやポケットから取り出した際もスムーズに使えます。
さらに、耳にフィットしやすいカナル型を採用。装着するとしっかり密閉されるので、音声をはっきりと聴き取れます。XS・S・M・Lの4サイズのイヤーピースが付属しているのもポイント。耳のサイズにあわせて付け替え可能です。
エレコム(ELECOM) ヘッドセット 有線 4極φ3.5mm HS-EP20T
圧迫感の少ないインナーイヤー型の片耳イヤホン。装着は耳に引っ掛けるだけなので、快適な付け心地を実感できます。
マイク付きのインラインコントローラーを搭載しているのが特徴。マイクの切り替えと、ボリュームコントロールを手元で操作できます。マイクにはミュートスイッチを搭載しており、オンライン会議や音声チャットなど、さまざまなシーンで活用可能です。
また、フラットケーブルを採用しているのもポイント。コードが絡まりにくいので、必要なときにすぐに使えます。コンパクトに収納できるため、持ち運びやすいのも魅力です。
ヤザワ(YAZAWA) カナル型片耳イヤホン 3mステレオプラグ TMS1063BK
3.5mm径ミニプラグを採用した、ステレオ入力タイプの片耳イヤホンです。ステレオ音源の左右チャンネルの情報を片耳に集約。片チャンネルだけの情報になるモノラル入力タイプよりも、高音質が期待できます。
遮音性の高いカナル型を採用しており、音声に集中できます。3サイズのイヤーピースが付属しているので、自分の耳にフィットするサイズで使用できるのもポイント。リーズナブルなモデルながら、使い勝手がよい片耳イヤホンです。
ヤザワ(YAZAWA) インナーイヤー型片耳イヤホン 1mステレオプラグ TMS1071BK
リーズナブルな有線片耳イヤホンです。ステレオミニプラグを採用している有線タイプ。インナーイヤー型のため、周囲の音を聴きながらラジオを聴きたいときなどに便利です。
コードは3mと一般的なイヤホンよりも長め。標準的な形状、大きさを備えているので、シンプルで安いインナーイヤー型イヤホンを試してみたいという方におすすめです。
オーディオテクニカ(audio-technica) モノラルイヤホン DME-35
快適な装着感が魅力の片耳イヤホン。耳に優しくフィットしやすい、インナーイヤー型を採用しています。
3.5mの長いケーブルも特徴のひとつ。接続したデバイスから十分な距離を取れるので、大型テレビとの接続にもおすすめです。プラグ部分には、接触抵抗が小さい金メッキが施されており、経年変化しにくいため、長期間安心して使い続けられます。
多摩電子工業 スマートフォン用モノラルハンズフリー T6116i
シンプルで使いやすいカナル型の有線片耳イヤホン。10mmのドライバーユニットを内蔵しており、片耳でも臨場感のあるサウンドを楽しめます。合計で4サイズのイヤーピースが付属しているので、耳の形や大きさにあわせて付け替え可能です。
高感度マイクを内蔵しており、ハンズフリー通話も可能。コード中にはワンタッチで着信に応答できるボタンも搭載されています。コードの長さは、使いやすく持ち運びもしやすい1.3mです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) USBヘッドセット MM-HSU04BK
USB接続タイプの有線片耳イヤホン。パソコンなどのUSB Type-Aポートを搭載する機器と接続できます。極細のマイクアームを採用し、装着しても目立ちにくいイヤーフック型を採用したヘッドセットタイプ。柔軟性のあるイヤーフックにより、長時間でも快適に使用できます。
イヤホン部分は遮音性が高いカナル型を採用。マイクには自然で明瞭な音声を実現するコンデンサーマイクを採用しています。また、左右どちらにも装着できるので、自分の好みにあわせて使えるのが魅力です。
さらに、マイクミュートとボリュームは手元のスイッチで調節可能。周囲の音を気にしつつヘッドセットを使いたい方におすすめのアイテムです。
オーム電機(OHM) ダイナミックイヤホン EAR-0013
片耳用のイヤーフック型有線イヤホン。耳かけを逆にすることで、右耳と左耳の両方で使用できます。耳当たりのよいイヤーパッドが付属しており、長時間の使用も快適です。
コードが1.5mあるので、スマートフォンやラジオをポケットに入れたままでも快適に楽しめます。耳かけは折りたたんでコンパクトにできるため、持ち運びも簡単。入院や旅行のお供にもおすすめです。
エルパ(ELPA) ダイナミックオープン型イヤークリップイヤホン RE-STM03
低価格ながら、高音質な有線片耳イヤホン。イヤーフック型を採用しており、手軽に装着できるうえに外れにくいのが魅力です。ケーブルが3mと長いため、離れた位置からテレビに接続して使用できます。
ダイナミック式のドライバーユニットを内蔵しているので、迫力あるサウンドを再生可能。ステレオ音声の入力に対応しており、左右の音を片耳にバランスよく集約します。コストパフォーマンスに優れた、おすすめの片耳イヤホンです。
片耳イヤホンの選び方
接続方法で選ぶ
ワイヤレス
ワイヤレスの片耳イヤホンは、Bluetoothを使って無線接続するのが一般的。ケーブルが邪魔にならず快適に使用できます。
ワイヤレス接続するためには、片耳イヤホンを接続するデバイスもBluetoothに対応している必要があります。購入前に、自分が持っているモノが対応しているか確認しておきましょう。
なお、ワイヤレスの製品は、定期的な内蔵バッテリーの充電が必要です。バッテリーが切れて使えなかったり、遅延したりすることがある点は留意しましょう。
有線
有線イヤホンはバッテリー切れの心配がなく、遅延や途切れが少ない高音質がメリット。しかし、ケーブルが絡まることがあるため、収納や持ち運びには注意が必要です。
片耳イヤホンの有線接続端子は、オーディオプレーヤーなどで広く使われている3.5mm径プラグが一般的。また、ケーブルの長さやデザインも重要なポイントです。有線イヤホンは一般的にワイヤレスイヤホンに比べて価格も手頃なので、初めて片耳イヤホンを試す方にも適しています。
形状で選ぶ
耳にフィットする「カナル型」
カナル型は、耳の奥までしっかりと装着できるため、高いフィット感と音質が期待できます。周囲の音を遮断しやすい設計なので、集中して音楽や通話を楽しめます。
一方で、周囲の音が聴こえにくくなるため、外出時には注意が必要です。また、耳のサイズにあわないイヤーピースを使用すると、長時間使用した際に耳が痛くなる場合がある点に留意しましょう。
開放感がある「インナーイヤー型」
インナーイヤー型は、耳の入り口に軽く乗せて使うタイプで、耳を密閉しないためフィット感がよいのがポイント。周囲の音がある程度聴こえるので、安全性が高いのもメリットです。
一方、音量を上げると周囲への音漏れが大きくなる点に注意が必要。また、耳の大きさにあわない場合は外れやすくなるなど、人によって装着感が変わる点にも留意しておきましょう。
耳から外れにくい「イヤーフック型」
イヤーフック型の片耳イヤホンは、耳の外側にフックが掛かる構造が特徴。運動時や激しく動くときも外れにくいのがメリットです。特に、スポーツやフィットネスなど、アクティブなシーンでの使用に適しています。
周囲の音が聴こえやすい設計のモノも多いため、安心して使えます。ただし、イヤホン全体のサイズは大きくなるので、携帯性やコンパクト性を重視する方にはあまり向いていません。
周囲の音を遮断しない「骨伝導型」
骨伝導型の片耳イヤホンは、振動を内耳の骨に直接送信するタイプのイヤホンです。両耳を塞がずに音声を聴けるため、周囲の音が聴こえるのが特徴。交通量の多い場所で、ウォーキングやランニングを行う場合になどに適しています。
しかし、製品自体の価格がやや高めなのがネック。また、音量を上げると周囲に音漏れしてしまう可能性がある点にも注意が必要です。
マイク付きかチェック
製品を選ぶ際は、マイクの有無とその性能もしっかりとチェックしておきましょう。マイクが付いているモデルは、スマホを取り出さずにハンズフリーで通話ができるため、電話やWeb会議などで音声通話をする機会が多い方に適しています。
また、マイクが口元に近い場所に付いているモデルは、より相手に声が伝わりやすいのでおすすめです。
機能性で選ぶ
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能も重要な要素のひとつ。ノイズキャンセリング機能が搭載されているイヤホンは、周囲の騒音を低減し、クリアな音質で音楽や通話を楽しめます。
イヤホンのノイズキャンセリング機能には、周囲の騒音を低減するアクティブノイズキャンセリング機能や、通話時のノイズを低減するノイズキャンセリング機能などがあります。自分の用途にあった機能が搭載されている製品を選びましょう。
操作ボタン
操作ボタンの仕様なども重要なポイント。片耳イヤホンには、操作ボタンが付いているタイプや、タッチ操作が可能なタイプなどが展開されています。
物理的な操作ボタンは確実な操作感を得られますが、片耳イヤホンのような小さなデバイスは、ボタンが小さく押しにくい場合も。タッチ操作タイプは慣れないと操作が不確実になったり、誤動作を起こしたりすることもあります。自分にあうスタイルの製品を選びましょう。
連続再生時間
長時間使用することが多い方は、連続再生時間にも注目しましょう。バッテリー持ちがよいイヤホンを選ぶことで、頻繁な充電の手間を省けます。
イヤホン単体では長時間再生ができない製品も、付属の充電ケースを併用すると、長時間の使用が可能なモノもあります。本体のみの再生時間と、ケースからの充電をあわせた再生時間をチェックしましょう。
防水仕様にも注目
片耳イヤホンを選ぶ際は、防水性能があるかも要チェック。特に、スポーツやアウトドアで使用する場合は、防水性の高いタフなモデルがおすすめです。汗をかいたり雨が降ったりしても、故障のリスクを軽減できます。
防水性能は、IP規格による数値で示されます。IPX5以上あれば、汗や雨に対応可能。防水仕様のイヤホンを選ぶことで、雨の日や汗をかくシーンでも安心して使用できます。
片耳イヤホンはその利便性から人気がありますが、運転中や自転車での使用は控えるなど、安全性や使用環境に配慮して使いましょう。また、ノイズキャンセリングや防水性能などの機能性にも注目して、自分にあったモノを選ぶことがポイントです。以上の注意点を踏まえて、片耳イヤホンを使用してみてください。