木材の切断作業に欠かせないチェーンソー。枝払いや庭木の剪定など、幅広いシーンで活躍する道具です。しかし、種類が多いため、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、チェーンソーのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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チェーンソーの選び方
作業内容に合わせて動力タイプを選ぶ
枝払いに使用する人は充電式

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充電式のチェーンソーは、コードレスで取り回しがよく、電源がない場所でも手軽に使えるのが魅力です。パワーがエンジン式と比べて小さいため、枝払いや軽めの薪作りといった作業をしたい方に向いています。バッテリーで動くため、燃料の準備も要りません。
高性能な製品のなかには、エンジン式に近いパワーを発揮するモノもあります。直径がやや太い木でもスムーズに切断できるのがポイントです。
さらに、エンジン式と比べて静かなのもポイント。住宅地での作業でも周囲に配慮しながら使用できます。しかし、バッテリーの持続時間には限りがあるので、長時間作業する際は予備バッテリーを用意しておくと安心です。
庭木の剪定に使用する人はコード式

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コード式のチェーンソーは、コンセントから電源を取るタイプです。静音性が高く手軽に使いやすいため、家庭の庭木を手入れをするのにおすすめ。バッテリー切れの心配がないため、時間を気にせず作業に集中できます。
また、給電しながら使用するので、パワーが落ちることなく安定した切断が可能です。さらに、エンジン式のように排気ガスが出ないため、住宅地でも使いやすいのも魅力。しかし、コードが届く範囲でしか使用できないので、広範囲の作業には不向きです。作業場所がコンセントから遠い場合は延長コードが必要になる場合があります。
太い木の伐採をするならエンジン式

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エンジン式のチェーンソーは、燃料で動くパワフルなタイプです。コードやバッテリーの制約がないため、山林など電源のない場所でも作業できます。太い木の伐採や大量の薪作りといった本格的な作業をしたい方におすすめです。燃料があれば長時間の連続作業にも耐えられるため、プロの現場でも広く利用されています。
しかし、大きなエンジン音がする点や、排気ガスも発生する点に注意。住宅地で使用する際は、時間帯や周辺環境への配慮が必要です。燃料の管理など定期的なメンテナンスも行う手間も発生します。
重量とハンドルの形状をチェック

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チェーンソーを選ぶときは、重量も大切なポイントです。重すぎる製品は取り回しにくく、扱いにくく感じる場合があります。本体のみで3〜4kg程度の製品が多いですが、なかには2kg台の製品もあります。気になる方はチェックしてみてください。
また、ハンドルの形状は大きく分けて2種類あります。ひとつは両手でしっかり握れるリアハンドルです。地面での作業や薪作りのように、安定した姿勢で力強く切りたい方に適しています。バランスがよく、安定した作業が可能です。
もうひとつは、コンパクトなトップハンドルです。軽量で取り回しがよく、樹上での作業や細かい作業、剪定や枝払いなどに便利。自分の主な作業シーンを想像して、適した形状を選んでみてください。
安全性やメンテナンスに関わる機能をチェック

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チェーンソーを安全に使うために、搭載されている機能の確認は欠かせません。特に、キックバックという跳ね返り現象が起きたときに、チェーンの回転を瞬時に停止させるチェーンブレーキが備わっている製品を選ぶようにしましょう。
また、特定のボタンを押している間だけ使用できる機能も便利。不意に動作してしまう心配を軽減できます。
加えて、メンテナンスのしやすさも確認したいポイント。チェーンソーの刃には定期的な注油が必要ですが、自動でオイルを供給する機能があると手間が省けて便利です。
チェーンソーのおすすめ
ハイコーキ(HiKOKI) コードレスミニチェンソー CS1810DD
コードレスミニチェンソーのなかでトップクラスの粘り強さを備えたと謳うチェーンソー。高トルクモーターにより太い枝の切断でも止まりにくいのが特徴です。薄刃ソーチェンの採用で低振動・低反発を実現しているのもポイント。小さな枝から太めの枝まで対応できます。
ソーチェンとガイドバーはツールレスで交換でき、メンテナンス性にも優れた設計です。別売のポールアタッチメントを取り付ければ高所作業も可能。幅広い用途で活躍する、初心者にもおすすめの小型チェーンソーです。
ハイコーキ(HiKOKI) コードレスチェンソー CS3625DC
取り回しやすさに優れたコードレスチェーンソー。ソーチェン・ガイドバー・蓄電池を含めた重さが3.1kgと軽量なのが特徴です。高所作業にも適しています。
ハイパワーの高トルクモーターにより太い枝の切断も粘り強く対応可能。振動も抑えられており、作業を快適に行えます。チェンオイル流量調整機構やチェンブレーキ、ナット脱落防止機能など使いやすさにもこだわられているのも魅力。使いやすい製品が気になる方におすすめです。
マキタ(MAKITA) 充電式ハンディソー MUC029GZ
軽量コンパクトながらパワフルに切断できるチェーンソー。40Vmaxバッテリーに対応し、強力なブラシレスモーターで硬い枝も切断可能です。チェーン刃・ガイドバー・バッテリーを含む質量は2.1kgと軽量で、長時間作業も快適に行えます。
チェーンオイル自動給油に対応しているので、注油の手間を省けるのが嬉しいポイントです。また、可動式のガードが付いており、安心して使用しやすいのも魅力。枝打ち作業や雑木切断などにおすすめの製品です。
マキタ(MAKITA) 充電式チェンソー MUC353DZ
充電式ながら高出力を実現したチェーンソー。チェーンスピードが1200m/分と高回転で、30mlエンジン式と同等の使用感を謳っています。太い枝や杉丸太など、さまざまな木材を切断可能。排気ガスを出さずに使えるのがポイントです。
キックバックが少ないほか、無段階変速トリガ、チェーンオイル残量確認窓など、便利な機能が豊富に搭載されています。庭木の手入れや薪作りなど幅広い用途に対応するため、家庭用から本格的な作業まで求める方におすすめの1台です。
マキタ(MAKITA) 電気チェンソー MUC3041
5mのコードを搭載したチェーンソー。コンセントに接続して使用するため、長時間の連続作業でも安定したパワーを発揮します。広範囲の作業には不向きですが、ハイパワーで長時間作業を行いたい方におすすめです。
オイル自動給油機能を備えているほか、チェーンブレーキも付いているので、メンテナンス性や安全性を重視したいにも適しています。庭木の剪定や薪割りなどにおすすめです。
マキタ(MAKITA) 充電式高枝チェンソー MUA200DZ
高所の枝払いなどの作業におすすめの充電式高枝チェーンソー。バッテリー駆動なのでコードレスで使用できます。最大約3.5mの高さに対応。シャフトは長さ調節が可能なので、高さに合わせて使用できます。
また、ヘッドの角度も9段階で調節できるので、届きにくい高所の枝から地上に落ちた枝の切断もできます。幅74mmのスリムなヘッドを採用しているので、枝の間を通しやすいのもポイント。高枝に対応するチェンソーを探している方におすすめです。
京セラ(KYOCERA) チェンソー CS-3002
切れ味のよさと軽快な操作性を兼ね備えた家庭用チェーンソー。有効切断長さは30cmで、庭木の剪定作業や丸太の切断を行えます。コンパクトでバランスに優れたハーフトップハンドル設計により、扱いやすさも良好です。
独自のオイルリターン機構を採用し、長時間の使用も可能。2.2kgの軽量ボディで、庭の手入れや DIY作業など、さまざまな用途に活躍します。木材の切断作業を効率的に行いたい方におすすめです。
京セラ(KYOCERA) 充電式ポールチェンソー BPCS-1800L1
高所の枝木の切断をサポートするポールチェーンソー。充電式なので電源のない場所でも使用できます。軽量で丈夫なアルミ製パイプは長さ調節が可能。枝までの距離に合わせて161.9〜245.4cmまでの間で無段階調節できます。
先端ユニットは取り外せるため、収納や持ち運びも楽々。約20分の連続作業が可能で、庭木の手入れを手軽に済ませたい方や、脚立なしで高所の作業をしたい方におすすめです。
京セラ(KYOCERA) エンジンチェンソー ES-3035
取り回しやすいトップハンドル設計を採用したチェーンソー。エンジン式でパワフルに切断可能です。排ガス自主3次規制に適合したエンジンを搭載し、環境へも配慮しています。
「インテンズバー」採用で、ソーチェンの調整が楽に行えるため、メンテナンス性に優れています。さらに、キックバック時にハンドガードが前に倒れるとソーチェンの回転が止まる機能付き。庭木の剪定や薪作りなども安心して行えます。
ハイガー(HAIGE) エンジン式チェーンソー YS-CS5200
パワフルな切削力を有するエンジン式チェーンソー。基本切断径45cmですが、最大80cmの太い木材を切断できるプロ仕様のモデルです。ガイドバーケースが付属しており、持ち運びも安全に行えます。
重量は5.6kgと扱いやすいほか、振動を抑えるラバーマウントを搭載していおり、快適に作業できます。薪作りや庭木の剪定、伐採などに便利な製品です。
チェーンソーの使い方

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チェーンソーを安全に使うには、作業前の点検が欠かせません。チェーンの張りやチェーンブレーキがかかっているかを確認しましょう。また、ナットの緩みがないかもチェックするのも大切です。
切断するときは、本体を両手でしっかりと持ち、腰あたりで構える姿勢を保つのが基本です。ガイドバーの下部を木にゆっくりと当てて、体も使いながら切り進めます。片手での作業は非常に危険なので気をつけましょう。
作業中はキックバックという、刃が跳ね返る現象に注意が必要です。正しい姿勢で作業することが、事故を防ぐポイントになります。また、保護メガネやヘルメットなどの保護具を必ず身につけ、安全を第一に作業しましょう。
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チェーンソーには、充電式・コード式・エンジン式など、さまざまな種類があります。使用場所や作業内容に適したタイプを選ぶことが重要です。また、安全性も考慮し、本体の重さや操縦性に加えて、ブレードの長さなども確認しましょう。ぜひ本記事を参考に、自分に適した1台を探してみてください。