かつて「コンデジ」といえば、扱いやすくリーズナブルな価格帯が魅力で、ライトユーザー向きのアイテムが多数を占めていました。最近はスマホカメラの向上により、写真のクオリティを追求したハイエンドモデルもリリースされています。

そこで今回は、高級コンデジの選び方とおすすめ人気モデルをご紹介。持ち運びに便利でありながら、高画質に撮影できる製品をピックアップしたので、カメラの購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

高級コンデジとは?

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高級コンデジとは、コンパクトデジカメのなかでもハイスペックで高価なモデルのこと。エントリークラスのコンデジは数千円程度で買えるモノもありますが、高級コンデジはデジタル一眼レフのミドルクラスほどの価格が目安となります。

高級コンデジの選び方

イメージセンサーはフルサイズまたはAPS-C

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イメージセンサーとは、レンズを通して入ってきた光を受け止めて電気信号に変換するパーツのことです。イメージセンサーには「CMOS」と「CCD」の2種類があり、サイズによって画質や感度に違いが出てきます。

高級コンデジの場合は、一眼レフやミラーレスに採用されている「フルサイズ」または「APS-C」サイズのイメージセンサーが搭載されているのが特徴です。フルサイズは、APS-Cよりもサイズが大きく、画質も優れているのがポイント。デジタルカメラなかではハイエンドモデルしか採用されておらず、価格は高めです。

明るいレンズを選ぼう

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F値はレンズの明るさを示す数値で、数字が小さいほど明るいレンズになります。明るいレンズはボケ味が自然な感じになるほか、手ブレも起きにくくなるのが魅力で、F1.8あるいはF2.8のモノを選んでおくと安心です。

また、焦点距離が変えられるズームレンズか、焦点距離が変えられない単焦点レンズかを選ぶのもポイント。より明るさ重視で撮影したい場合は単焦点レンズを搭載したコンデジがおすすめです。一方、旅行などでさまざまなシーンを撮影する場合は、ズームレンズが便利。ミドルクラス以上のモデルには高倍率ズームに対応した製品がラインナップされているので、気になる方はチェックしておきましょう。

カメラ本体のサイズと画質のバランスを重視しよう

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コンデジは「コンパクトデジタルカメラ」という名の通り、小型で持ち運びに便利なのが特徴。なかでも高級コンデジの場合はサイズのコンパクト化だけでなく、画質のクオリティアップや機能の充実化も図っています。

ただし、リリースから年数がある程度経過しているモデルは注意が必要。発売当初はコンパクトな高級コンデジと謳っている場合でも最新機種と比べた際には見劣りする場合もあるので、スペックはしっかりと確認しておきましょう。

高級コンデジ・ミラーレス・一眼レフはどれを買えばよい?

とにかく画質や連写性能に優れているカメラが欲しい方には、デジタル一眼レフがおすすめ。レンズ交換ができないコンデジとは異なり、マクロや魚眼などさまざまなレンズが利用できるのがメリットです。ただし、サイズが大きく重いので持ち歩きにくいのがデメリットとなります。

ミラーレスは、大きくて重いというデジタル一眼レフのデメリットを解消したカメラ。コンデジやスマホよりも高画質な写真を撮影したい方におすすめ。レンズを付け替えることもできますが、装着できるレンズの種類は一眼レフと比べるとまだ少ないので、拡張性はやや劣ります。

高級コンデジはレンズ・センサー・画像処理エンジンが最適化された状態で一体化しているので、レンズを選ばずとも高画質を実現しているのが魅力。満足度の高いスナップ写真を気軽に撮りたい方は高級コンデジがおすすめです。

高級コンデジのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

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ソニーのコンテジは「Cyber-shot」シリーズが代表的。なかでも、自動で瞳にピントを合わせてくれる「瞳オートフォーカス機能」は、人物写真をよりキレイに撮れるとあって、多くのユーザーから支持されています。

Cyber-shotには画質を追求した「RXシリーズ」と高倍率を追求した「HXシリーズ」があり、どちらも高級デジカメとして人気。RXシリーズは、フルサイズなどの大型イメージセンサーを搭載しているモデルもあり、一眼レフやミラーレスカメラに相当する高画質な写真を楽しめるのがメリットです。

一方で、HXシリーズは高倍率ズームに対応している製品が数多くラインナップしているのが魅力。遠くの被写体を高画質で撮りたい方におすすめです。

ニコン(Nikon)

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高性能なカメラを数多く取り揃えているニコン。過去には軍事用機器を手掛けたこともあり、技術力の高さには定評があります。

ニコンの高級コンテジのおすすめは、「COOLPIX P」シリーズ。野鳥や天体観測をしながら撮影もしたいという方におすすめです。高倍率の望遠ズームを搭載しており、製品によっては月面撮影が可能なモデルもラインナップしています。

富士フイルム(FUJIFILM)

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1960年代から写真フィルムを製造し続けてきた富士フイルム。フィルムに携わり続けて得た知識をいかし、写真の色彩表現にこだわった高級コンテジを揃えています。

製品としては独自に開発したAPS-CサイズのイメージセンサーとF2.8の明るいレンズを搭載した「Xシリーズ」がおすすめ。本格的な高画質の写真が手軽に撮影できます。

また、カラーフィルター機能が充実しているのもポイント。レトロ感を出す色彩やモノクロカラーなどを設定でき、アートのような写真に仕上がるのも魅力です。

キヤノン(Canon)

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多くのユーザーから支持されているキヤノン。同社の高級コンテジ「PowerShot」は、高画質と高倍率の2シリーズから構成されています。遠くの被写体を高画質で撮りたい方は「PowerShot SX」シリーズ、細かな部分まではっきりと高画質で撮りたい方は「PowerShot G」シリーズがおすすめです。

SXシリーズでは、高倍率ズームに対応した製品を数多くラインナップ。遠くの被写体をくっきりと写真に映し出すために、手ブレ補正機能が充実しているのも魅力です。

一方Gシリーズは、APS-Cサイズのイメージセンサーに高性能な映像エンジンを搭載。夜景などの暗い場所で撮った写真も、より鮮明に高画質で撮影することができます。

パナソニック(Panasonic)

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カメラにおいては静止画だけでなく、動画の撮影クオリティも高いパナソニック。同社の高級コンデジ「LUMIX」シリーズは世界的に高く評価されるドイツのライカ社レンズを採用しているのが特徴です。

また、高画質を重視した「プレミアムコンパクト」、高倍率を重視した「高倍率ズームコンパクト」、高画質も高倍率も楽しめる「フィールドズーム」とラインナップが分かれているのもポイント。どんな被写体をどんな風に撮りたいのかを事前に考慮したうえで、最適なモデルを選ぶのがおすすめです。

高級コンデジのおすすめ人気ランキング

第1位 キヤノン(Canon) PowerShot G5 X MarkII PSG5XMK2

キヤノン(Canon) PowerShot G5 X MarkII PSG5XMK2

ポップアップ式の電子ビューファインダーを搭載した高級コンテジ。写真の仕上がりを確認しながら対応できるので、スムーズに撮影できるのがメリットです。

また、チルト式液晶モニターを搭載しているのもポイント。モニターの角度や向きを調節することで、自然な姿勢でさまざまなアングルから撮影できます。モニターは180°回転できるので、自撮りを楽しみたい方にもおすすめです。

コンパクトな本体には、1.0型サイズの積層型CMOSセンサー、高速な映像エンジン「DIGIC 8」、F1.8~2.8の明るいレンズを搭載。センサーの感度や画像処理能力が高いため、暗い場所でもノイズやブレのないクリアで高画質な写真を撮影できる点が魅力です。

さらに、独自の手ブレ補正技術「デュアルセンシングIS」を搭載しており、旅行中の手持ち撮影でも高精度でブレを抑えます。高画質を追求したモデルながら、使いやすさにも配慮されているため、コンテジ初心者の方にもおすすめです。

▼撮影イメージ

第2位 パナソニック(Panasonic) LUMIX LX9 DMC-LX9

パナソニック(Panasonic) LUMIX LX9 DMC-LX9

非常に明るいF1.4のライカDCレンズと高感度の1.0型MOS センサーを搭載し、一眼レフのような背景のボケ感を楽しめる高級コンテジ。最短3cmのマクロ撮影にも対応しており、接写を高画質で楽しみたい方におすすめです。

また、暗い部分の光の屈折による不鮮明さを改善する「回折補正機能」や、実物に近いテクスチャ―や立体感を再現できる「ヴィーナスエンジン」を搭載。不要なノイズのみ修正するので、見たままの印象をより高画質で写真に収められます。

さらに、肉眼では捉えきれない瞬間を高画質な写真で楽しめる「4K PHOTO」モードを搭載しているのもポイント。秒間30コマの連写が可能なのも魅力です。

▼撮影イメージ

第3位 ソニー(SONY) Cyber-shot DSC-RX100M5A

ソニー(SONY) Cyber-shot DSC-RX100M5A

子供など動く被写体を鮮明に撮りたい方におすすめの高級コンテジ。0.05秒でピントを合わせ、最高1/32000秒でシャッターを切れるのが特徴です。

また、画像処理エンジンにはデータ処理が速い「BIONZ X」 を搭載。1秒間に最大24コマの連写に対応できます。さらに、「1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサー」と、より多くの光を取り込むF1.8~2.8の「ツァイス バリオ・ゾナーT*レンズ」により、高画質な写真が手軽に撮れるのが魅力です。

逆光で暗くなりがちな部分も明るく補正する「Dレンジオプティマイザー」など多彩な撮影表現も可能。最大40倍のスーパースローモーション映像や、4K対応の動画撮影など、マルチに活用できます。汎用性の高いコンデジを探している方はぜひチェックしておきましょう。

第4位 富士フイルム(FUJIFILM) X100F

富士フイルム(FUJIFILM) X100F

フィルムカメラのようにダイヤル式のアナログ操作が楽しめる、高級感のあるボディデザインが人気の高級デジカメ。1型より大きなAPS-Cサイズのセンサー「X-Trans CMOS III」と、F2の明るいフジノンレンズを備え、富士フイルムがこれまで培ってきた技術を凝縮しています。

さらに、高速画像処理エンジン「X-Processor Pro」を搭載したことで、高速シャッターやオートフォーカス機能にも対応。暗い場所などコントラストが低い場面でも被写体にピントを合わせられます。

また、富士フイルムならではのフィルムの色彩にこだわった「フィルムシミュレーション」機能を搭載。モノクロやセピアだけでなく、さまざまな世界観を色で表現する撮影モードを楽しめます。ほかのコンデジとはひと味違う楽しみ方をしたい方におすすめです。

▼撮影イメージ

第5位 リコー(RICOH) GRIII

リコー(RICOH) GRIII

高画質と携帯性の両立にこだわった高級コンテジ。いつでもすぐに取り出せるコンパクトさと持ちやすさが魅力の1台です。

本体には、「GRレンズ」を搭載。鮮明でシャープに写し出します。さらにAPS-Cサイズのイメージセンサーと画像処理エンジン「GR ENGINE 6」によって、細かい部分の描写や色の再現までしっかりと表現できるのもポイントです。

便利な機能を搭載しているのも特徴的。「顔検出オートフォーカス」によって、自動で顔にピントを合わらせます。また、「フルプレススナップ」では、ピントを合わせる時間を省くことで高速シャッターを実現。シーンに合わせて撮影方法を選べる点がメリットです。

ほかにも、「イメージコントロール」でエフェクトを設定し、モノクロやレトロな写真を楽しめます。さらに、「インターバル合成」を使えば、夜空の星の動きを光線で描く写真を撮れるのも魅力です。

▼撮影イメージ

第6位 ソニー(SONY) RX0 II DSC-RX0M2

ソニー(SONY) RX0 II DSC-RX0M2

水中で写真撮影もできる高い防水性と耐久性が魅力の高級コンテジ。IPX8程度の防水性があるので、雨の中や水中で動き回る魚などの撮影を楽しみたい方におすすめです。

本体には、「1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサー」と画像処理エンジン「BIONZ X」を搭載。ノイズを軽減し、見たままの質感や色彩表現を実現します。また、秒間最大16コマの高速連写を楽しめるのも魅力です。

また、自分撮りに便利なチルト式液晶モニターを搭載しているのもポイント。「瞳オートフォーカス」機能や「美肌効果モード」など機能も充実しています。

第7位 ニコン(Nikon) COOLPIX P1000

ニコン(Nikon) COOLPIX P1000

光学125倍ズーム対応の高級コンテジ。遠く離れた被写体の写真撮影を手軽に楽しるのが特徴です。本体には、スーパーEDタイプの「高性能NIKKORレンズ」を搭載。F2.8~8と明るく、色にじみを低減し高い解像力を発揮するのが魅力です。被写体の細部までクリアに写り、望遠時でも高画質な写真を撮れます。

「月モード」や「鳥モード」を搭載しており、月の表面にまでピントを合わせられるのが魅力。「鳥モード」では望遠でも手ブレを高精度に補正できます。

また、「レンズシフト方式手ブレ補正機能」や「ACTIVEモード」も搭載。小さな揺れも大きな揺れも補正できるので、歩きながらの撮影も快適に楽しめます。

第8位 キヤノン(Canon) PowerShot SX70 HS PSSX70HS

キヤノン(Canon) PowerShot SX70 HS PSSX70HS

光学65倍ズームで遠くの被写体も高画質で撮影できる高級コンテジ。さらに、解像度の劣化を抑えた「プログレッシブファインズーム」機能を使うと、130倍まで拡大した写真撮影も楽しめます。

また、カメラと被写体との距離にかかわらず、ズーム倍率を自動で調節し被写体のサイズを一定に保つ「フレーミングアシスト」機能を搭載。運動会などで子供の表情を高画質で撮影したいなど、アクティブなシーンで活用したい方にもおすすめです。

ほかにも、笑顔を認識するユニークな機能や4K対応の動画撮影機能を備えているのもポイント。汎用性の高いコンデジを求めている方はぜひチェックしておきましょう。

▼撮影イメージ

第9位 パナソニック(Panasonic) LUMIX TZ95 DC-TZ95

パナソニック(Panasonic) LUMIX TZ95 DC-TZ95

光学30倍ズームに対応した「LEICA DC VARIO-ELMARレンズ」を搭載した高級コンテジ。広角レンズを搭載しているので、集合写真を撮る際にもスムーズに対応できます。

本体には、高感度のイメージセンサーとヴィーナスエンジンを搭載。高性能な画像処理により、画質が落ちがちな広角撮影も端から端まで鮮明に写し出せます。

また、コンパクト設計なので持ち運びやすいのもメリット。普段からカメラを持ち歩きたい方におすすめの1台です。

▼撮影イメージ

第10位 ソニー(SONY) Cyber-shot DSC-HX99

ソニー(SONY) Cyber-shot DSC-HX99

約242gの軽量設計ながら、光学ズーム28倍に対応している高級コンデジ。ズーム機能が充実しており、望遠時の撮影を快適に楽しめる点が魅力です。

便利な機能のひとつが、「ズームアシスト」機能。ボタンを押すだけで自動ズームし、遠くの被写体を見つけやすくしてくれます。遠くで動く動物を撮影したい場合におすすめです。

また、「ステップズーム」も搭載。コントロールリングを回すだけで、14段階の固定された焦点距離に素早くズームできます。思い通りの距離に焦点を合わせられるので、より快適に望遠撮影を楽しめるのがメリットです。