美しいピンク色が特徴的なロゼワイン。ロゼは、フランス語で「バラ」を意味しており、どんな料理にも相性がよいと言われています。その華やかな色合いはお祝い事やパーティーシーンに最適です。とはいえ、普段からロゼワインを好んで飲んでいるという方は意外に少数派。

そこで今回は、飲みやすいさっぱりした味わいのモノから、プレゼントとしても最適なスパークリングまで、おすすめのロゼワインを厳選してご紹介します。甘口や辛口の違いなどもあわせて解説しているので、ぜひお気に入りの1本を見つけてみてください。

ロゼワインとは?

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美しい「バラ色」が特徴のロゼワインですが、ピンク色のバリエーションは豊富です。製造方法の違いにより色が変化し、白に近い薄いサーモンピンクから赤ワインに近い濃いルビーピンクまでさまざまなのがポイント。ロゼワインの製造方法は大きく分けて4つあり、それぞれ味わいが異なります。

セニエ法

赤ワインと同様、黒ブドウ品種の皮や種ごと発酵させ醸造する製造方法です。発酵途中に皮や種を取り除いた後、さらに発酵させることで美しいピンク色のワインができあがります。皮や種を取り出すタイミングで色が変化する製造方法です。

直接圧搾法

白ワイン同様、皮や種を取り除いた状態で果汁だけを発酵させる製造方法です。白ブドウ品種を使う白ワインと違い、ロゼワインには黒ブドウ品種を使います。薄いもしくは淡いピンク色になるのが特徴です。

混醸法

セニエ法と同じ製造法で、黒ブドウ品種と白ブドウ品種をブレンドし発酵させます。赤の色素が黒ブドウ品種のみで造る時より少ない分、鮮やかでクリアなピンク色になるのが特徴。主にドイツで行われている製造方法です。

シャンパーニュ地方限定のブレンド法

ヨーロッパでは伝統的製法を守るため、赤ワインと白ワインをブレンドしてロゼワインを造ることは固く禁じられていますが、シャンパーニュ地方に限っては例外です。シャンパーニュ地方こだわりのブレンド製法で、ロゼシャンパーニュを造ることが許されています。

ロゼワインの選び方

味で選ぶ

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可愛らしいピンク色の見た目から「フルーティーで甘口」というイメージの強いロゼワインですが、赤ワインや白ワイン同様「辛口」「甘口」に分けられます。また、現在流通しているロゼワインの約半数は「辛口」。意外に「辛口」ロゼワインの割合が多いことも特徴のひとつです。

甘口

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一般的に甘口は、赤ワインや白ワインと同様渋みが少ないので、お酒があまり得意でない方でも飲みやすいのが特徴です。どんな料理にも好相性ですが、特にフルーツやチーズ、生ハムなど、前菜やデザートのお供にぴったり。よく冷やして飲むのがおすすめです。

辛口

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辛口のロゼワインは、すっきりとしていながら、飲みごたえを感じられるのが特徴。赤ワインの渋みは少し苦手でも、白ワインでは少し物足りないと感じる方におすすめの味わいです。和食をはじめ、世界各国どんな料理にも好相性で、しっかりとした濃いめの味付けでも、ワインが負けることなく楽しめます。

スパークリングかどうかで選ぶ

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ロゼワインを味わうならスパークリングは外せません。スパークリングロゼは爽やかな口当たりが最大の特徴で、炭酸が含まれているため、食前酒に最適。

また、スパークリングワインは、グラスに注ぐと泡が沸き立つことから「幸せが湧き上がる」「絶えない幸せ」という意味で使われることもあります。そのため、結婚式などのお祝い事や大切な方へのプレゼントとしてもおすすめです。

産地で選ぶ

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世界各国で造られているロゼワインは、産地の土壌や使われているブドウの品種によって味わいも異なります。ロゼワインに慣れてきたら、産地にこだわって飲み比べてみるのもおすすめです。

なかでもフランスは著名な銘柄も多くロゼワインの宝庫。フランスで夏至に解禁されるロゼワインは「夏の風物詩」とされ、店頭はロゼワインを求める多くの客で賑わいます。またスパークリングを飲むなら、伝統のブレンド法で造られるシャンパーニュ地方のロゼシャンパンを味わってみてください。

また、ポルトガルではほんのりとした甘さのある微発泡ワイン「マテウス」が有名。そのほか旧世界(オールドワールド)と呼ばれる、イタリア、スペイン、ドイツの歴史ある銘柄や、新世界(ニューワールド)と呼ばれる、アメリカ、チリ、オーストラリアなどのロゼワインにも注目してみましょう。

ロゼワインのおすすめ銘柄

マドンナ(MADONNA) ロゼ

由緒ある歴史をもつドイツ・ファルケンベルク社のロゼワイン。「聖母の乳」の元祖として、ドイツを代表する「マドンナ」のロゼ版です。 “ワインを愛する大人の女性のためのロゼワイン”というコンセプトのもと、「マドンナ ロゼ」が発売されました。

クリアで鮮やかなロゼ色が魅力で、口に含むとほのかに甘く、さくらんぼやラズベリーのフルーティーさが感じられ、デザートやチーズなどにも好相性。大人な女性のリラックスタイムにおすすめです。

ジェイコブス・クリーク(JACOB’S CREEK) マスカット・ロゼ スパークリング

オーストラリア有数のワインブランド、ジェイコブス・クリークのロゼワイン。ドットデザインのラベルが可愛らしいスパークリングワインです。適度な酸味を保つため、早めに収穫したマスカットを使用。香り高くフレッシュな味わいに仕上がっています。

ラズベリーやストロベリー、洋ナシといったフルーティーな香りが広がり、爽やかでさっぱりとした口当たりが特徴。甘すぎないのでどんな食事にも合わせやすく、ランチやちょっとしたホームパーティーにもおすすめの1本です。

モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon) モエ ロゼ アンペリアル

シャンパーニュ地方の最高級メゾン、モエ・エ・シャンドンで造られる、クオリティーの高いロゼシャンパンです。同メゾンのシャンパンのなかでも最も華やかでふくよかな味わい。大切な方へのプレゼントとしてはもちろん、特別な日のロゼワインとしてもおすすめです。

野イチゴのような甘いフルーティーな香りと柔らかな口当たりも魅力。滑らかな泡は、さっぱりとした魚介料理によく合います。よく冷やして料理と一緒に楽しんでみてください。

マテウス(MATEUS) ロゼ

ポルトガルを代表するロゼワイン。丸いボトルが特徴的な甘口の微発泡ワインです。かの有名な英国女王エリザベス2世もお気に入りとされる同ワインは、イギリス、アメリカ、日本をはじめ、世界中の人々から愛されています。

マテウスのロゼワインは、バーガ、トゥリガ・ナショナルなど複数のブドウ品種を原料として造られており、ソフトでフルーティーな口当たりが特徴。微発泡なので炭酸が強すぎず飲みやすく、初めてロゼワインを飲む方にもおすすめです。

ロジャーグラート(Roger Goulart) カヴァ ロゼ ブリュット

スペインの名門ワイナリー、ロジャーグラートが造るスパークリングロゼワイン。リーズナブルな価格と品質の高さが魅力です。

味わいはやや辛口ですが、さくらんぼやイチゴのフルーティーさが香るふくよかな口当たりが特徴。味付けが濃いめの中華料理や肉料理に合わせると、美味しさが一層引き立ちます。上品で美しいルビーピンクが、お祝いの席にも映えるおすすめの1本です。

ブリー(BREE) ロゼ ピノ・ノワール

ドイツのペーターメルテス社が造る、エレガントでスタイリッシュなボトルが特徴のロゼワイン。ドイツの「Red Dot Award」ではデザイン賞を受賞したほか、数々の受賞歴をもち日本でも評価の高い1本です。

イチゴやモモ、ラズベリーなどのフルーティーな香りは、渋みが少なく飲みやすいのが特徴。また、肉料理などと好相性でさまざまなシーンで楽しめます。

サントリー(SUNTORY) ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ

日本固有品種マスカット・ベーリーAを使ったロゼワイン。低温でゆっくりと発酵させることで、もぎたてのブドウをそのまま口に含んだような、ジューシーでフレッシュな味わいに仕上がっているのがポイントです。

爽やかな酸味もあり、とろりとした甘さが特徴。よく冷やしてデザートワインとしてじっくりと味わうのがおすすめです。スイーツにも相性がよいのでぜひ試してみてください。

フレシネ(Freixenet) セミセコ ロゼ

スペインを代表するカヴァのワイナリー、スレスコ社のスパークリングロゼワイン。カヴァとは、スペイン産のスタンダードなワインのこと。リーズナブルで気軽に飲めるため、テーブルワインとして親しまれています。

可愛らしいオレンジピンクが印象的で、ベリー系のほのかな香りを楽しめるのが魅力です。フルーティーな甘さがありますが、酸味とのバランスもよく、滑らかな泡で口当たりもすっきり。チョコレートやスイーツ、スナックにも相性がよく、女子会やちょっとしたホームパーティーにもおすすめです。

アサヒ(Asahi) サンタ・ヘレナ・アルパカ ロゼ

ワイン用のブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用したロゼワイン。芳醇な香りが魅力的な逸品です。

心地よいフレッシュな酸味は、白ワインの辛口に似た味わいでどんな料理にも好相性。コストパフォーマンスがよく、デイリーワインとしてもおすすめです。

ベリンジャー(BERINGER) カリフォルニア・ホワイト・ジンファンデル

カリフォルニア州ナパのワイナリー、ベリンジャー・ヴィンヤーズ。カリフォルニア州で生産されているのが、ジンファンデル品種を原料としたロゼワインです。低温で長時間発酵させることで、フルーティーな香りとほのかな甘みが味わえます。

程よい酸味もあり、タイ料理や中華料理との組み合わせがおすすめ。アルコール度数は9.5度と低めなので、ランチタイムにも気軽に楽しめます。