米の旨みとやさしい甘さが魅力の甘口日本酒。日本酒初心者や辛口が苦手な方でも飲みやすく、幅広い世代から人気を集めています。しかし、製品によって味わいや香りなどが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、甘口の日本酒のおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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甘口の日本酒おすすめ注目銘柄
| 商品 | Amazon ベストセラー ![]() 澄川酒造場 東洋美人 純米吟醸 50 | ![]() 大関 極上の甘口 | ![]() 白鶴 大吟醸 SWEET EDITION | ![]() 一ノ蔵 発泡清酒 すず音 | ![]() 八海醸造 貴醸酒 |
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| 甘口タイプ | フルーティー甘口 | 濃厚甘口 | 上品甘口 | 発泡甘口 | 貴醸酒 |
| 味わい・香りの特徴 | 果実感のある香り・上品でやわらかな甘み | しっかりした甘み・まろやかなコク | 華やかな香り・ふくよかで上品な甘み | 甘酸っぱく軽やか・爽やかなスパークリング感 | 濃密な甘み・なめらかで奥行きのある味わい |
| おすすめの飲み方 | 冷酒・ワイングラス | 冷酒・ロック | 冷酒 | よく冷やしてそのまま | 冷酒・ロック |
| こんな方におすすめ | フルーティーで香り高い日本酒を楽しみたい方 | 甘さがわかりやすい日本酒を選びたい方 | 飲みやすい大吟醸タイプを試したい方 | 低アルで飲みやすい発泡日本酒を探している方 | デザート感覚で楽しめる上質な甘口を選びたい方 |
甘口の日本酒とは?

By: nigorisake.com
甘口の日本酒は、糖分が多く含まれている日本酒のことです。甘さの指標となる日本酒度がマイナスの値で示されるのが特徴。まろやかで口当たりがやさしく、お米本来の甘みや旨みをしっかりと感じられます。
フルーティな香りがするモノも多く、日本酒に馴染みのない方でも飲みやすいのが魅力。コクがあって濃厚な「濃醇甘口」と、すっきりと軽快な「淡麗甘口」に分けられることもあります。
甘口の日本酒の選び方
日本酒度をチェック

By: amazon.co.jp
日本酒の甘さを知るための目安が「日本酒度」です。お酒の比重を数値で表したもので、マイナス(-)の数値が大きいほど糖分が多く、甘口と判断が可能。一方、プラス(+)の数値が大きいほど糖分が少ないため辛口とされます。
ただし、日本酒の味わいは酸度やアミノ酸度も影響するので、日本酒度はあくまでひとつの目安として参考にしてみてください。
タイプをチェック
しっかりとした甘さを楽しみたいなら貴醸酒

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貴醸酒は、仕込み水の代わりに日本酒を使って造られる日本酒です。三段仕込みの最終工程である留仕込みで日本酒を用いるのが特徴。通常の製法よりも糖分が多く残り、とろりとした濃厚な甘みが生まれます。
濃密な甘さと複雑な味わいが魅力。単に甘いだけでなく、酸味やほのかな苦み、渋みが調和しているのもポイントです。食後のデザート酒としても楽しまれるタイプです。また、熟成させると琥珀色に変化する傾向がある点にも注目。貴醸酒は、炭酸で割って飲むのにも適しています。
フレッシュでフルーティな味わいのスパークリング日本酒

By: dassai.com
発泡性のあるスパークリング日本酒は、シュワシュワとした爽快な飲み口が特徴です。製法によって泡の細かさや強さが異なり、さまざまな表情を楽しめます。フレッシュな味わいを求める方におすすめのタイプです。
白桃や洋梨のような果実を思わせるフルーティな香りも魅力のひとつ。やわらかな甘みと心地よい酸味のバランスがとれています。にごりタイプは、よりまろやかでコクのある口当たりです。
アルコール度数が控えめな製品が多く、日本酒に慣れていない方でも挑戦しやすいタイプ。飲む前によく冷やすと、爽やかさが一層際立ちます。食前酒にもおすすめです。
とろりとした口当たりのどぶろく

By: niwanouguisu.com
どぶろくは、発酵させたもろみを濾さずにそのまま瓶詰めしたお酒です。とろりとしており濃厚な口当たりが特徴。製品によっては、お米の粒感がそのまま残っているモノもあります。
濾す工程がないため、お米の甘みや旨みをダイレクトに感じられるのがメリット。飲みごたえがあり、ほんのりとした甘い風味が口の中に広がるのが魅力です。法律上は清酒ではなく「その他の醸造酒」に分類されます。
酵母が生きている「生どぶろく」というタイプは、瓶の中で発酵が続いているのがポイント。そのため、シュワシュワとした発泡感も楽しめます。
甘口の日本酒のおすすめ
大関 極上の甘口
米の甘みをぎゅっと凝縮した、濃醇な甘口の日本酒です。「大関」は1711年創醸の歴史を持ち、灘五郷のひとつである今津郷を拠点として、300年以上にわたって酒造りの伝統を受け継いできた蔵元です。
米を通常の1.4倍使用する贅沢な製法により、米由来の旨みとコクをしっかりと引き出しているのが特徴。日本酒度マイナス50という数値が示すとおり、糖類無添加でありながら濃厚な甘みが広がり、穏やかな酸味との調和でくどさのない上品な後味を楽しめます。
アルコール度数が10%と低めのため、日本酒をふだんあまり飲まない方でも飲みやすい1本。だし巻き卵や白身魚の煮付けなど、やさしい味わいの和食との相性もよく、食中酒としてもおすすめです。はっきりと甘い味わいの日本酒を探している方にぴったりの銘柄です。
白鶴 大吟醸 SWEET EDITION
甘みを前面に引き出した、果実酒感覚で楽しめる甘口の大吟醸酒です。兵庫県を拠点に置く「白鶴酒造」が手がける大吟醸シリーズのひとつで、精米歩合50%まで丹念に磨き上げたお米を使用。日本酒初心者でも親しみやすい飲み口を追求した1本です。
豊かな香りと、やわらかな口当たりが特徴の銘柄です。甘ったるさは控えめで、コクのあるお米の旨みがしっかりと感じられる、ふくよかで上品な甘みが広がります。アルコール度数は15~16%で、飲み応えも十分です。
冷蔵庫でしっかり冷やし、ワイングラスで香りを引き立てて飲むのがおすすめ。カプレーゼや鯛のカルパッチョといった繊細な味わいの料理ともよく合います。普段は果実酒を好む方や、初めて日本酒を試す方へのプレゼントとしてもぴったりな1本です。
月桂冠 果月純米
果実のような香りと甘みを楽しめる純米酒です。京都・伏見に本拠を置く「月桂冠」が手がける「果月」シリーズの純米タイプで、日本酒らしいコクと飲みごたえを追求して造られています。フルーティーな香味と純米酒ならではの充実感を両立させた甘口の純米酒です。
モモのようなみずみずしい香りが広がり、甘みと酸味が絶妙に調和したジューシーな味わいを楽しめます。後半には純米酒ならではの飲みごたえも感じられるのが特徴。甘口でありながら、しっかりとした余韻が残ります。
冷やして、または常温・ぬる燗でも美味しく味わえます。ソースのかかったトンカツやハンバーグなど、味わいのしっかりした料理との相性が抜群です。日本酒が苦手な方でも飲みやすい、フルーティーな日本酒を探している方におすすめの1本です。
一ノ蔵 発泡清酒 すず音
日本で初めて瓶内発酵による本格的な発泡清酒を実用化した、スパークリング日本酒のパイオニア的1本。「一ノ蔵」は宮城県に蔵を構える酒造で、30年以上前から低アルコール酒に積極的に取り組み、日本酒の新たな飲み方を切り開いてきました。
すず音は、爽やかでほのかに甘い香りと、きめ細かな泡が特徴の発泡清酒です。口に含むと米由来のやさしい甘みと柔らかな酸味が広がり、後味はすっきり。アルコール度数5%と控えめで、フルーティーな味わいも楽しめます。
よく冷やしてそのまま飲むのはもちろん、カクテルベースとしても活躍します。前菜のカプレーゼやサーモンマリネとの相性がよく、デザートに合わせる飲み方もおすすめ。日本酒を普段飲まない方や、華やかな席での乾杯酒を探している方にぴったりの甘い日本酒です。
獺祭(DASSAI) 純米大吟醸45 にごりスパークリング
瓶内二次発酵で生み出す、米の甘みと爽快な泡が魅力の発泡にごり酒です。山口県岩国市に蔵を構える「獺祭」は、「通でなければ美味しさがわからない酒ではなく、誰もが美味しいと感じる酒」を目指して酒造りに取り組む蔵元。山田錦を45%まで磨いた純米大吟醸を、にごり酒として仕立てた個性派の1本です。
山田錦由来の米の甘みが際立ち、フルーティーで華やかな香りが広がります。瓶内二次発酵がもたらすきめ細やかな泡立ちが口当たりを軽快に仕上げており、後半にかけて鮮やかな味の切れと余韻を楽しめます。甘みとドライ感のバランスがよく、飲みやすい仕上がりです。
10~12℃によく冷やし、ワイングラスで香りごと楽しむ飲み方がおすすめ。肉料理や魚介のマリネとの相性もよく、食中酒としても活躍します。プレゼントにもおすすめの甘口の日本酒です。
伴野酒造 澤乃花 Beau Michelle
白ワインのような甘酸っぱさが持ち味の、個性派甘口日本酒です。長野県佐久市に蔵を構える「伴野酒造」が手がける銘柄で、ビートルズの楽曲「Michelle」にちなんで命名されました。蔵のブランドテーマ”心がすこしオドル酒”を体現した、既存の日本酒の枠を超えた1本です。
やわらかな甘みと爽やかな酸味が調和した、フルーティーな味わいが特徴。アルコール度数が低く設定されており、ブドウやモモを思わせる果実感が口いっぱいに広がります。日本酒特有の米の香りを抑えた、透明感のある飲み口が魅力です。
冷やしてワイングラスで味わうのがおすすめ。ナッツやプロセスチーズ、フルーツを使ったスイーツとの相性もよく、食前酒やデザートに合わせやすい点も魅力。甘口日本酒を探している方や、日本酒に慣れていない方にもおすすめの1本です。
白瀧酒造 ロック酒 by Jozen 純米
オン・ザ・ロックで堪能できる甘口の日本酒。米と米こうじだけで造られた純米酒ながら、果物のような爽快な酸味がすっきりとした甘みを引き締めます。アルコール分10度以上11度未満と低めで、フレッシュでフルーティな味わいが魅力です。
日本酒度-70という濃縮されたジューシーな甘みと強めの酸味で、ロックにして飲むのがおすすめ。氷の代わりに冷凍フルーツを浮かべれば、サングリア風のアレンジも楽しめます。
食前酒やデザート酒としても活躍。ドライフルーツやクリームチーズとの相性がよく、気軽に日本酒を味わえます。
縄時食品 純米吟醸 桃色 にごり酒 桃茜
赤色清酒酵母が織りなす、桃の花を想わせる淡いピンク色が特徴の甘口の日本酒。着色料を一切使用せず、酵母の発酵により生み出される自然な色あいが魅力です。酒造りに適した米を60%まで削り、吟醸造りで仕上げています。
絹のように滑らかで、とろりとした口あたりが特徴。米の自然な旨みと甘みが広がり、苺のような甘酸っぱさが追いかけてきます。アルコール度数9%の低アルコール設計で、発酵段階で調整しているため味わいは芳醇です。
よく冷やしてからワイングラスに注ぐと、フルーティな味わいと穏やかな吟香を楽しめます。クリーミーな口あたりとスムーズなのどごしで飲みやすく、仕事終わりの晩酌で癒しのひとときを過ごしたい方におすすめです。
八海醸造 八海山 貴醸酒
霊峰・八海山の麓、新潟県南魚沼が生んだ上質な甘口日本酒です。「八海醸造」は霊峰の伏流水「雷電様の清水」を酒造りに用い、新潟を代表する銘柄として広く愛される蔵元です。米どころ新潟の風土が育んだ繊細な酒造りの技が、貴醸酒にも活きています。
八海山 貴醸酒は、濃醇な甘みのなかに適度な酸味が溶け込み、後味はすっきりとした飲み口が特徴です。熟成した古酒を思わせるほのかな香りも印象的。やわらかで上品な甘さが口のなかにゆっくりと広がります。
よく冷やしてロックで味わうのがおすすめです。バニラアイスやチーズなど甘みや塩気のある食後のひと皿とも相性がよく、デザートに寄り添う食後酒として活躍します。貴醸酒ならではのリッチな甘みを体験してみたい方にぴったりの1本です。
桝田酒造店 満寿泉 貴醸酒
仕込み水の代わりに日本酒を用いる、濃厚な甘口の貴醸酒です。「桝田酒造店」は、かつて北前船の交易で栄えた富山県富山市岩瀬浜に蔵を構えます。伝統と地域に根ざした酒造りを続けながら、世界へも発信する実力派の蔵元です。
満寿泉 貴醸酒は、ハチミツのようにとろりとした濃密な甘みが際立つ味わいが特徴です。香りはほのかに甘酸っぱく、やさしく鼻をくすぐります。酸味と甘みのバランスがよく、デザートワインを思わせる上品な余韻が魅力です。
冷やして食後酒として楽しむのがおすすめです。ブルーチーズとのペアリングが高く評価されており、チーズ全般との相性がよい1本。貴醸酒ならではの個性豊かな甘みを体験してみたい方にぴったりです。
来福酒造 来福MELLOW
仕込み水の一部に純米酒を使った、デザート感覚で楽しめる甘口の日本酒です。「来福酒造」は1716年に茨城県筑西市で創業した老舗の酒蔵で、約300年にわたって酒造り一筋に歩んできた蔵元です。花酵母と多彩な酒造好適米を組み合わせた独自の酒造りで知られています。
来福MELLOWは、貴醸酒ならではのとろけるような甘みと、爽やかな酸味が調和した味わいが特徴です。ほのかな柑橘系の香りがアクセントとなり、生酒ゆえのフレッシュ感も魅力。甘口でありながらもたれず、飲みやすい仕上がりです。
ロックや炭酸割りで楽しむのがおすすめで、甘みと酸味がより際立ちます。食前酒や食後酒はもちろん、チーズやフルーツなどのデザートとも好相性です。日本酒が初めての方や甘口好みの方にもおすすめの1本です。
山口酒造場 庭の鶯 鶯印のどぶろく
天然の乳酸が生み出す、甘酸っぱさが個性の甘口どぶろくです。福岡県久留米市に蔵を構える「山口酒造場」が手がける銘柄で、古式和釜で酒米を蒸し上げ、可能な限り手造りで仕込んでいます。発酵したモロミをろ過せずそのまま瓶詰めすることで、どぶろく本来の風味を余すところなく表現しています。
鶯印のどぶろくは、天然乳酸由来の甘酸っぱさと爽やかな飲み口が特徴。吟醸クラスまで磨き上げた米を使うことで、濃醇な甘みのなかにもキレのよさを備えています。アルコール度数6%と低めで、飲みやすい仕上がりです。
よく冷やして飲むのがおすすめで、花冷え程度に冷やすと甘みと酸味のバランスがより際立ちます。スパイシーなエスニック料理とも好相性で、食中酒として幅広く活躍します。甘口の日本酒を探している方や、日本酒が初めての方にもぴったりの1本です。
澄川酒造場 東洋美人 純米吟醸 50
やわらかな甘みと透明感が際立つ、甘口の日本酒です。「澄川酒造場」は1921年に山口県萩市で創業した歴史ある蔵元で、初代当主が亡き妻を思って名付けた「東洋美人」一銘柄のみを造り続けています。奇をてらわない王道の酒造りを守りながら、現在は4代目蔵元がその伝統を受け継いでいます。
麹米に山田錦、掛米に西都の雫を使用し、精米歩合50%で丁寧に醸されたおすすめの純米吟醸酒です。青リンゴや洋ナシを思わせるフレッシュな香りが心地よく、口に含むと果実の甘みが広がります。透明感のある酸味とのバランスもよく、きれいな余韻が続きます。
冷酒で飲むと華やかな香りと甘みをより際立てて楽しめます。白身魚の刺身やふぐ料理など、繊細な旨みの和食と好相性です。日本酒の甘みとフルーティーさを存分に味わいたい方にぴったりの1本です。
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甘口の日本酒とひと口にいっても、フルーティで飲みやすいモノから、米由来の濃厚な甘みを感じるモノまで多岐にわたります。銘柄ごとの特徴を理解し、食事のシーンや好みにあわせて選ぶのがポイントです。なかには、デザート酒として楽しめるユニークな銘柄もあります。ぜひ本記事を参考にしてみてください。