撮影したらその場ですぐに写真が現像される「ポラロイドカメラ」。フィルム独特の風合いで撮影ができるほか、データではなくモノとして残せるアナログ感が見直され、人気が再熱しています。

なお、ポラロイド社が発表している「ポラロイドカメラ」以外にも富士フイルムの「チェキ」、ライカの「ゾフォート」など、インスタントカメラはさまざまなメーカーがリリースされており、それぞれ特徴が異なります。

そこで今回は、ポラロイドカメラのおすすめ人気モデルにフォーカス。ポラロイド社製以外のおすすめインスタントカメラもあわせてご紹介します。デジタル機能を有したハイスペックなモデルも多くあるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

ポラロイドカメラとは?

ポラロイドカメラとは、1937年にアメリカで設立した「ポラロイド社」が製造・販売している「撮影した写真をその場で現像するカメラ」のことを指します。

そのため、富士フイルムなどポラロイド社以外のメーカーからリリースされているインスタントカメラは「ポラロイドカメラ」とは呼びません。

ポラロイドカメラとチェキの違い

メーカーの違い

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上述した通り、「ポラロイドカメラ」はポラロイド社からリリースされているインスタントカメラのことです。一方、「チェキ」は富士フイルムがリリースしているインスタントカメラのことを指します。

フィルムの違い

ポラロイドカメラとチェキの違いはフィルムにもあります。ポラロイドカメラのフィルム規格は10.8×8.8cm、チェキ instax miniのフィルム規格は8.5×5.4cmと、ポラロイドカメラの方がフィルムサイズは大きめです。

フィルムの特性もそれぞれ違います。ポラロイドカメラではモノクロやカラーのフィルムがあるのはもちろんのこと、低感度・高感度のフィルムも存在。一方、チェキは人気有名キャラクターとコラボしたフィルムなどバラエティに富んだフィルムがラインナップされています。

さらに、1枚あたりのフィルムの単価はポラロイドの方が高く、チェキの方がリーズナブルに手に入るのもポイント。コストを抑えて撮影したいという場合はチェキがおすすめです。

また最近では、スマホで撮影した画像をチェキのフィルムを使ってすぐにプリントできるプリンターもリリースされているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

ポラロイドカメラの選び方

デジタル機能に対応していると便利

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ポラロイドカメラには、デジタル機能を有したタイプも存在。撮影した画像をすぐに確認できる液晶画面が付いているので、失敗を未然に防止できておすすめです。

また、microSDカードに保存してお気に入りの1枚を選んでプリントできたり、プリント前にトリミング加工できたりとモデルによってさまざまな便利機能を備えています。中には動画が撮影できるモデルもあるのでチェックしてみてください。

なお、デジタル機能を有したタイプの場合は「フィルム」ではなく「フォトペーパー」を使ってプリントするモノがほとんどです。

フィルムで選ぶ

フィルムを使って撮影するモデルの場合は、モノクロまたはカラーのどちらで撮影したいかを事前に決めることが重要です。モノクロであれば「モノクロフィルム」カラーであれば「カラーフィルム」を購入してカメラにセットする必要があります。

また、ポラロイドカメラのモデルごとに使用できるフィルムも異なるため、購入前にはフィルムの種類を必ず確認しましょう。

ポラロイドカメラのおすすめモデル

ポラロイド(Polaroid) Polaroid Snap

デジタル機能が追加されたポラロイドカメラ。「ZINK Zero Inkプリント技術」が採用されており、撮影したデジタル画像はその場ですぐに約7.6×5cmサイズでプリントアウトできます。

撮影時にモノクロ・セピア・カラーの3モードが選べるほか、プリント時には白フチの有無も選択が可能。加えて、4枚の写真を1枚のシートにプリントできる「フォトブースト」機能を搭載しており、多彩なインスタント写真を楽しめます。

また、ポラロイドカメラ以外にも1000万画素のデジタルカメラとしても使用可能。最大32GBまでのmicroSDカードに画像を保存できる上、セルフタイマーを使用した撮影もできます。

画像をカードに記録することでスマートフォンやタブレットで写真を見たり、画像を後から編集して再利用したりできるのも特徴。ポラロイドカメラでのインスタント撮影を楽しみつつ、デジタル画像も残しておきたいという方におすすめです。

ポラロイド(Polaroid) Polaroid Snap Touch

3.5型のタッチパネル式液晶モニターが搭載されたPolaroid Snapの改良モデル。ライブビュー画面を見ながらの撮影が可能になったほか、撮影後にはタッチ操作により画像にフレームやスタンプなどを加える編集作業を簡単におこなえるおすすめのポラロイドカメラです。

写真の画素数は1300万画素へ上がり、記録できるデジタル画像の高精細化を実現。また、液晶モニターが搭載されたことでフルHD解像度での動画撮影にも対応可能です。使用できるSDカードの容量も最大128GBまで増えたため、写真も動画もたくさん記録できます。

Bluetooth機能が追加されたことでスマートフォンとの連携が強化されたのもポイント。さらに、スマートフォンには専用アプリ「Polaroid Snaptouch」が用意されており、画像の取り込みから編集、SNS投稿まで簡単に操作できます。

ポラロイド(Polaroid) Polaroid Z2300

アナログもデジタルも同時に楽しめるポラロイドカメラPolaroid Z2300。1000万画素のイメージセンサーが搭載されているので、撮影後はインスタントプリントと同時に、廉価なコンパクトデジタルカメラと同等レベルの画質でのデジタル記録ができます。

3型の液晶モニターを使用すれば構図を確認しながら撮影できるほか、顔認識によるピント合わせやホワイトバランスによる色合いの調整も可能です。6倍のデジタルズームが搭載されているので、離れた対象物も大きく撮影できます。

電源は充電式リチウムイオンバッテリーを採用。なお、デジタル画像の記録にはSDカードを使用します。

ポラロイド(Polaroid) Polaroid OneStep 2

1977年に発売されたOneStepのデザインを継承している一方で、現代のユーザーが簡単に使えるように操作性を向上させたポラロイドカメラの進化モデルです。

高品質のレンズとフラッシュを搭載。レンズの焦点距離は中望遠の106mmなので、ポートレートなど少し離れた場所の対象物を撮影するのに最適です。フラッシュも大光量なので暗所での撮影も楽しめます。

10秒のセルフタイマーも搭載しているので集合写真の撮影も簡単。撮影した写真は1分以内にプリントアウトできるので、その場で家族や友人に配れば盛り上がること必至です。

電源には充電式リチウムイオンバッテリーを使用。1回の充電で約60時間も持つので、バッテリー切れを気にすることなく楽しめます。ほかのモデルのようにデジタル記録には対応していませんが、シンプルにインスタント写真を楽しみたい方におすすめです。

ポラロイド(Polaroid) Polaroid Z340

大判でのインスタントプリントと多彩なシーンモードに対応したポラロイドカメラのハイスペックモデル。画像の画素数はラインナップ中最高となる1400万画素で、デジタル記録にはSDカードを使用します。また、HD解像度(1280×720)での動画記録も可能です。

30種類のシーンモードを搭載しており、夜景やポートレート、食べ物など、被写体やシーンに応じてカメラが最適な設定で撮影を自動的にサポートしてくれます。また、6種類のカラーモードや魚眼レンズモード、多重露出にLOMOモードなど、さまざまな機能を備えており、ユニークな表現の写真を気軽に楽しめるのも魅力です。

また、インスタントプリントにはフィルムではなく専用のフォトペーパーを使用します。通常のポラロイドフィルムよりも大きい約7.6×10.2cmでのプリントアウトが可能。画像には後からポラロイドフレームや自分でカスタマイズしたフレームを付けてプリントできます。

ポラロイド社製以外のインスタントカメラおすすめモデル

富士フイルム(FUJIFILM) instax mini 8+

豊富なカラーバリエーションとシンプル操作が魅力のチェキのエントリーモデル。チェキは富士フイルムが販売するプリンター内蔵インスタントカメラのブランドですが、簡単な操作で使えることから子供から大人まで多くのユーザーに愛されています。

5種類のかわいいパステル調カラーを用意しており、好みに合わせて選ぶことが可能。親しみのあるラウンドフォルムデザインでファッションアイテムとしても楽しめます。

プリントアウトできる写真のサイズは6.2×4.6cm。「快晴」や「曇り」などシーンに合わせて最適な明るさをランプが点灯して知らせてくれるので、あとは明るさ調整ダイヤルを指定の位置に回すだけで程よい明るさの写真が撮れます。また、画面全体を明るく爽やかな雰囲気に変える「ハイキー」にも設定が可能。

付属の接写レンズアダプターを使用すれば最短35cmまで近づけるので、花や小物の近接撮影もできます。また、レンズ横にはミラーが搭載されているため自撮りも簡単におこなえるおすすめのインスタントカメラです。

富士フイルム(FUJIFILM) instax mini 25

便利な機能が追加されたチェキのスタンダードモデル。2箇所にシャッターボタンが搭載されており、「タテ撮り」でも「ヨコ撮り」でも無理のないホールディングでシャッターが切れるのが特徴です。ポートレートやペットの撮影では縦位置、風景の撮影では横位置というように、被写体に合わせてアングルを変えた撮影が気軽に楽しめます。

また、チェキのインスタントプリント時には仕上がりを明るめ・暗めに調整できる「濃淡コントロール機能」を搭載。写真撮影やプリント印刷に関する知識がなくても直感的に明るさを調整できるので、カメラの扱いに不慣れな初心者にもおすすめです。

instax mini 8+と同じように、約35cmまで近づける接写レンズが付属するほか、自撮りの際に便利なセルフショットミラーも搭載。加えて、フォトグラファーの米原康正氏がチェキを使って撮影・監修したオリジナル冊子「Hello mini」が付属します。

富士フイルム(FUJIFILM) instax mini 70

室内でのフラッシュ撮影精度が向上したチェキのミドルスペックモデル。通常のフラッシュ撮影では光量が強すぎて肌のトーンが飛んだり、シャッター速度が速すぎて光が背景まで回らず暗く写ったりするという難点があります。

しかし、本機では周囲の明るさに応じて最適な光量とシャッター速度に自動で設定してフラッシュ撮影する「弱フラッシュ機能」を搭載。室内撮影でも肌トーンを適切に保ちつつ背景まで光の回った自然な明るさの写真が撮れます。

また、「セルフィーモード」が搭載されているのも特徴。明るさとピント位置が自動で設定されるため、自撮りの失敗写真が減らせます。レンズ横にはセルフショットミラーを搭載。撮影時の構図確認も簡単におこなえます。

6種類のカラーバリエーションが用意されているので、ファッションアイテムとしてもおすすめのカメラです。

富士フイルム(FUJIFILM) instax mini 90 ネオクラシック

デザインと機能性をさらに進化させたinstax miniシリーズのハイエンドモデル。クラシックカメラをモチーフにデザインされており、大人のためのガジェットと言えます。

電源には充電式バッテリーを採用。被写体までの距離や周囲の明るさから最適な光量を算出して撮影する高性能フラッシュに加えて、多彩な撮影機能を搭載しています。室内で被写体と背景の明るさをバランスよく撮る「パーティーモード」や、子供やペットなど動きの速い被写体を高速で捕捉する「キッズモード」など、細かなシーン設定が可能なのも人気の理由です。

また、本来は高度なスキルを要する撮影手法が簡単に楽しめるのも魅力のひとつ。シャッターを長時間開けて夜景や光の軌道を撮影する「バルブモード」や、2回シャッターを押すことで2枚の画像を1枚のフィルムに重ねて合成する「二重露光モード」など、表現の幅を広げられる機能を備えています。

富士フイルム(FUJIFILM) instax SQUARE SQ20

時を操る多彩な撮影モードを搭載したハイブリッドインスタントカメラ。従来のチェキは撮影した画像をデジタル画像として記録できませんでしたが、本機は撮影画像をチェキに印刷する以外にも、microSDカードへ約360万画素のデジタル画像や動画として保存できます。撮影・印刷できるチェキの縦横比はInstagramと同じ感覚で楽しめる1:1のスクエアフォーマットです。

初心者でも簡単に決定的瞬間を捉えられるサポート機能が充実しているのも魅力。撮影した最大15秒の動画の中から好みのカットを選んでチェキにプリントできる「フレームブラグ」や、被写体の動きを時間差で4コマ分割したフォームで捉える「時間差撮影」などに対応しています。

また、撮影や印刷機能だけではなく、編集機能が充実しているのも特徴。画像の色調を変化させたり、特定の色を抽出したり、明るさをコントロールしたりと多彩なフィルターワークを楽しめます。

富士フイルム(FUJIFILM) instax WIDE 300

ワイド撮影に対応したインスタントカメラ。通常のチェキは縦位置撮影時に画像へ取り込める範囲が限られているため、集合写真など広い範囲を撮影する用途には不向きです。

しかし、本機はチェキのフィルムサイズが2倍に拡大しているので、パーティーやイベントでも参加者全員が見切れることなく撮影が可能。さらに本体底面には三脚穴が搭載されているので、集合写真の撮影時に三脚を使用すればアングルを固定して撮影できます。

また、単に広い範囲を写すだけではなく、自撮りやスナップ撮影用のインスタントカメラとしても活用可能です。広い画角を活かせば自撮りも簡単。付属の接写レンズを使用すれば、被写体である花や動物を近距離で捉えつつ背景を大きく写し出せます。

撮影後にチェキの明るさを補正できる「濃淡コントロール機能」や、撮影距離に応じて発光量を最適に調整する「高精度オートフラッシュ」を搭載しているのもポイント。印刷したチェキは写真の一般的なサイズであるL判プリントに近いサイズなので、ほかの写真と一緒にアルバムにまとめられます。

ライカ(LEICA)ライカ ゾフォート

ドイツが誇る高級カメラメーカーのライカが開発したプリンター内蔵インスタントカメラ。ライカといえば主に100万円近くするプロ仕様の高級レンジファインダーカメラを取り扱っていることで有名ですが、本機はリーズナブルな価格で入手が可能です。デザイン性に優れたライカブランドのカメラを気軽に入手できるとあって高い人気があります。

多彩な基本撮影モードを搭載しており、自動モードでは可能な限り内蔵フラッシュを作動させずに自然光を活用するので、優しい色合いと明るさの写真が撮影できます。ほかにも、人物・スポーツ・接写などの被写体に適した専用の撮影モードを用意。

また、二重露光や長時間露光などの高度な撮影表現も楽しめます。本体前面には長方形のミラーが搭載されているので自撮りの際も便利。レンズのリングを回せばピント位置を3段階に移動できるので、近距離から遠距離まで自由なピント合わせができます。なお、プリントアウトできる写真のサイズは6.2×4.6cmです。