普段何気なく使用している「水性ボールペン」。コンビニや100円ショップでも気軽に購入できるので、自宅に数本保有している方も多いはずです。とはいえ、ボールペンの種類は豊富で、安価なモノから高級品までさまざまなタイプがラインナップされています。
そこで今回は、水性ボールペンのおすすめアイテムをご紹介します。油性ボールペンとの違いも解説するので、気になる方はチェックしてみてください。
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- 目次
- 水性ボールペンと油性ボールペンの違い
- 水性ボールペンの選び方
- 水性ボールペンのおすすめ|0.5mm
- 水性ボールペンのおすすめ|0.7mm
- 水性ボールペンのおすすめ|その他
- 水性ボールペンの売れ筋ランキングをチェック
水性ボールペンと油性ボールペンの違い
水性ボールペンは顔料をインク素材に採用しており、サラっとなめらかな書き味がメリット。一方で乾きにくく、にじみやすいのが難点です。スラスラと書けるボールペンなので、手帳へのメモや履歴書を書くときにおすすめです。
一方、油性ボールペンのインク素材は染料が多く、書き味は重め。かつてはかすれや引っかかりがありましたが、最近は低摩擦で均一にインクが出るモノが主流です。プラスチックやダンボール、布などにも書き込みやすいのもポイント。耐久性にも優れています。
なお、水性ボールペンのなかには「ゲル(ジェル)インク」を採用したボールペンもあります。ゲルインクは顔料がメインで、サラサラとした書き心地で発色がよく、耐水性にも優れているので、にじみにくいのが特徴。水性と油性のいいとこ取りといえるのがゲルインクボールペンです。
水性ボールペンの選び方
ボール径で選ぶ
水性ボールペンは主に0.5mmまたは0.7mmが主流。自宅やオフィスで使用する場合に、使いやすい太さです。
なお、履歴書や手帳などスペースが狭く限られている場合は、0.38mmのやや細字の水性ボールペンも検討してみましょう。太すぎて文字が潰れてしまうなどの問題を避けられるのでおすすめです。
インクの保持形式で選ぶ
コスパに優れた「中綿式」
中綿式は名前の通り、インクが染み込んだ綿やスポンジのような素材が芯の先に入っているタイプ。インクは綿やスポンジから取り込まれ、ペンの先まで伝わる構造です。
中綿式は昔から用いられている方法。安価なボールペンも多くラインナップされています。コスパ重視の方は中綿式を購入するのがおすすめです。
また、ペンを上に向けても記入できるのがメリット。しかし、インクがかすれてくる場合があり、最後までインクが使用できないのが難点です。
インク残量が分かりやすい「直液式」
直液式は中綿式のように綿やスポンジなどを使用せず、直接芯にインクが伝わります。複雑な構造のため、中綿式と比較すると価格は高くなるのが特徴です。
直液式のメリットは鮮やかで柔らかい印象の文字を書けるのに加えて、インクの残量もひと目でわかること。一方、インクのなくなるスピードがやや早いというデメリットがあります。
水性ボールペンのメリットとデメリット
水性ボールペンは力を入れずにスラスラと書けるため、長時間の使用でも疲れにくいのが最大のメリット。また、油性ボールペンでは難しい、柔らかいイメージを表現するのにも適しています。
しかし、にじみやすいのがデメリット。薄い紙では裏映りしてしまう可能性もあるので、留意しておきましょう。
水性ボールペンのおすすめ|0.5mm
ゼブラ(ZEBRA) サラサスタディ JJM88
クリアな軸の部分に目盛りが付いている水性ボールペンです。インクの残量が確認できるだけでなく、減り具合も把握が可能。インクの減りによって、学習量を実感できるのが魅力です。
本製品は、W早稲田ゼミやZ会、ベスト学院進学塾など大手学習塾のお墨付きボールペン。受験勉強に使用する水性ボールペンを探している場合にもおすすめです。
また、書き心地がサラサラとしたジェルインクを採用しているのもポイント。さらに、バインダークリップを搭載しており、バインダーやノートなどに挟んでおけるほか、ポケットに入れて持ち運ぶ場合にも便利です。
ぺんてる ユニボール アイ UB-150
一目でインクの残量が確認できるおすすめの水性ボールペンです。軸に透明窓を備えているのが特徴。インクの残量を定期的にチェックし、買い替えのタイミングを把握しておきたい場合にも便利です。
くっきりと鮮やかな文字を書ける顔料インクを採用。ペン先から出るインクの流出量が一定なので、残量が少なくなった際の文字のかすれも予防できます。
ペン先にはステンレスチップを使用。軽い力で書いた場合でも、しっかりとなめらかな書き味が楽しめます。キャンプには空気穴を配置。誤って飲み込んでしまった場合の窒息を防ぐ設計です。
ぺんてる エナージェル フィログラフィ BLN2005
回転繰り出し式を採用している水性ボールペン。軸を回転させるとペン先が露出する構造なので、スムーズに筆記作業に入りたい場合にも適しています。
書き味はなめらかで、長時間連続して筆記を行う際にもおすすめ。濃くクリアな筆跡も実現しています。また、インクの速乾性に優れているのもポイント。一般的なゲルインクボールペンに比べてにじみにくく、手や紙を汚しにくい点もメリットです。
ニトムズ(Nitoms) STALOGY ゲルインキボールペン 0.5mm
家庭用品や日用品などを豊富に取り扱うメーカー「ニトムズ」が展開する水性ボールペン。軽快な書き心地が魅力の水性ゲルインクを採用しています。にじみにくいうえ速乾性に優れているのも特徴です。
グリップの全面にはラバー素材を採用しており、滑りにくいのも魅力。安定して文字を書きやすい設計です。
さらに、ノック式でペン先の出し入れがしやすく、使い勝手も良好。ビジネスシーンなどでもスムーズで手軽に使いやすい、おすすめの水性ボールペンです。なお、ボディカラーは、グレー・ブラック・ブルー・レッドを展開しています。
パイロット(PILOT) Vコーンノック LVKN-15EF
低粘度のインクを採用した水性ボールペン。スラスラと軽くなめらかな書き心地を実現します。書き出しや速書きの際もインクがかすれにくいうえ、くっきりとした濃い筆跡で書きやすいのも特徴です。赤・青・黒の3色が展開されており、用途に応じて使い分けできます。
さらに、クリップは高級感のある金属製でスタイリッシュ。そのうえ、耐久性にも優れています。ラバーグリップを搭載しており、安定して持ちやすいのもポイントです。ペン先のスムーズな出し入れをサポートするノック式を採用しています。
・1本
・3本セット
パイロット(PILOT) フリクションボールノック LFBK-23EF
一定以上の温度になると色が消えるパイロット独自の「フリクションインキ」を採用している水性ボールペン。専用ラバーでこすれば、摩擦熱で書いた文字を無色透明にできます。
また、文字を消しても消しカスが出ず、消し残りが出にくい点もメリット。同じ場所に繰り返し文字が書き込める点もおすすめです。利便性に優れた水性ボールペンを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
京セラ(KYOCERA) セラミックボールペン 細軸 KCB-15
セラミック製のボールを採用しているのが特徴のアイテム。表面に月面クレーターのような無数の窪みを備えており、心地よい書き味を実現しているのが魅力です。
また、ペン先の耐久性に優れている点もメリット。長く使用できるだけでなく、インクの漏れも予防できます。
さらに、耐水性の高いインクを採用しているのも長所。乾けば水に濡れてもにじみにくく、大切な書類へサインする際にも適しています。軸の素材にはアルミニウムを採用。リングやクリップのカラーはゴールドで、高級感ただよう外観を有しています。
水性ボールペンのおすすめ|0.7mm
ゼブラ(ZEBRA) サラサクリップ 0.7 JJB15
高性能で実用的な人気筆記具を幅広く取り扱う「ゼブラ」が展開する水性ボールペン。サラサラとした感覚でなめらかに書きやすいのが特徴です。耐水性の高い水性顔料を採用しているため、濃い筆跡でにじみにくく、きれいな発色を実現します。
スムーズにペン先の出し入れがしやすいノック式を採用。ラバーグリップの搭載で、滑りにくく安定して筆記できます。
さらに、バインダークリップも付いており、持ち運びにも便利。可動式のため厚めのボードなどにも挟みやすく、クリップが折れるのも軽減します。そのうえ、価格が安いのも魅力。コスパよく手軽に使いたい方にもおすすめの水性ボールペンです。
三菱鉛筆(MITSUBISHI PENCIL) ユニボール エア UBA-201-07
空気のような軽い書き心地と謳われている水性ボールペン。筆圧の強さに応じて上下に内部が作動するチップをペン先に搭載しています。適したインクの流量にコントロール。軽い力でもはっきりと書きやすいうえ、かすれにくいのが特徴です。
筆記角度と筆圧で描線幅も変化。立てた状態や筆圧が弱ければ細い描線となり、寝かせたり強い筆圧で書いたりすると太い描線となります。また、ソフトな樹脂でペン先をカバーする設計によって筆記時の摩擦が軽減され、引っかかりを防ぎスムーズに書きやすいのもポイントです。
なお、樹脂製のソフトカバーは使い込むほどに個々の癖に馴染んでいくのも魅力。さまざまな筆記スタイルに対応でき、利き腕にも関係なく使いやすい、おすすめの水性ボールペンです。
パイロット(PILOT) ジュース LJU-10F
インクにモイスチャー成分が配合され、ペン先の乾きを防ぎやすい水性ボールペン。ペン先の潤いを保ちやすく、スムーズな書き出しをサポートします。書いたインクは紙にしっかりと浸透しやすく、素早く乾きやすいのが特徴です。
また、胸ポケットやボード類などに挟んで持ち運ぶのに便利なクリップも搭載。クリップと本体の接続部には圧縮コイルバネが搭載されているため、しっかりと挟みやすいうえ、壊れにくいのもポイントです。
ブラックをはじめ、多彩なカラーバリエーションも展開しています。さらに、価格も安いので、コストを抑えて選びたい方にもおすすめの水性ボールペンです。
パイロット(PILOT) カスタム 74 LKK-7SR
パイロットが製造する万年筆「カスタム 74」のボディを採用している水性ボールペン。重厚感のあるキャップを備えており、携帯時にペン先をしっかりと保護できるのが魅力です。
また、ゲルインキが採用されているのもポイント。滑らかな書き味が楽しめる点もおすすめです。高級感のあるアイテムなので、プレゼント用の水性ボールペンを求めている場合にも適しています。
パイロット(PILOT) Vコーンノック LVKN-15F
液体タイプの水性インキを使ったボールペンでは難易度が高い、ノック式を実現している製品。使い勝手に優れた水性ボールペンを求めている場合におすすめです。
また、金属製のクリップを備えているのも長所。耐久性に優れているだけでなく、見た目に高級感がある点もメリットです。
さらに、書き出しの際や高速筆記時にインクがかすれにくいのもポイント。速乾性も高く、紙面を汚したくない場合にも適しています。
・1本
・10本セット
水性ボールペンのおすすめ|その他
三菱鉛筆(MITSUBISHI PENCIL) ユニボール シグノ
狭いスペースにも書きやすい、ボール径0.38mmと細字タイプの水性ボールペン。手帳などの狭く限られたスペースへの書き込みに適しています。文字が潰れるのを防ぎやすいのも特徴です。
また、耐水性や耐光性に優れる顔料インクの採用で、水ににじみにくく色あせを防ぎやすいのもポイント。さらに、ボールの回転で液体となる高粘土のゲルインクにより、なめらかな筆記をサポートします。細字でスムーズに書きやすい、おすすめの水性ボールペンです。
ぺんてる ボールPentel B100-AD
1972年に発売されて以来、世界中で愛用されているロングセラーの水性ボールペンです。シンプルな形状の軸と目を引くようなデザインを採用したキャップが特徴。筆記時に取り外したキャップは、軸の後端部分に取り付けておけます。
また、キャップにクリップを搭載しているのもポイント。ポケットに入れて持ち運んだり、ノートに挟んでおきたい場合にも便利です。
価格がリーズナブルなので、まとめて購入しておきたい場合にもおすすめ。コスパに優れた水性ボールペンを求めている場合にも適しています。
サクラクレパス(SAKURA) ボールサイン 80 174560
老舗文具メーカー「サクラクパレス」が展開する、水性顔料ゲルインクを採用した水性ボールペン。水性と油性のメリットを併せ持つゲルインクと、独自のペン先構造による、なめらかな書き心地が特徴です。
ボール径は0.6mmで、主流の0.5mmと0.7mmの中間サイズ。また、耐水性や耐光性にも優れる顔料インクで、乾燥後は水でにじみにくく、日光による色あせを防ぎやすいのもポイントです。さらに、ボディが半透明なので、インクの残量も確認できます。
シュナイダー ローラーボールペン One Sign サラサスタディ OB183003
ドイツの老舗筆記ブランドとして知られるシュナイダーが展開する水性ボールペン。先端部分の素材にプラスチックを使った軽量設計を採用しており、長時間連続して筆記を行う場合の負担を軽減したい場合にも適しています。
また、人間工学に基づいて考案されたラバーグリップを備えているのもメリット。握った際に指先にフィットするような感覚が得られます。
本製品は滑らかな書き味を実現。インクの残量が一目で確認できる仕様なのも便利です。さらに、メタル製の頑丈なクリップを備えているのもポイント。ポケットに入れて気軽に持ち運ぶボールペンとしてもおすすめです。
STABILO バイオニックワーカー bl@ck 0.3mm 1016
蛍光ペンをはじめ、高品質で豊富な筆記具を展開するドイツの老舗メーカー「スタビロ」の水性ボールペン。なめらかな書き心地で人気の「バイオニックワーカー」シリーズのモデルで、滑るようにスラスラとスムーズに書きやすいのが特徴です。
ボール径は極細の0.3mmで、狭いスペースに細かい文字を書く作業に適しています。また、ノンスリップ素材をグリップに採用しているため、握りやすく安定した筆記をサポート。ビジネスシーンなどにもおすすめの水性ボールペンです。
水性ボールペンの売れ筋ランキングをチェック
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高級なモノから手頃なモノまでバリエーション豊かな水性ボールペン。最近の水性ボールペンのトレンドは、握りやすく、なめらかに書けることです。購入を検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。