左利きの方が一般的なボールペンを使うと、書いた文字が手で擦れたり、インクが出にくかったりすることも。ストレスなく文字を書けるモノが欲しくても、インクの種類やペン先の太さなどが製品によって異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、左利きにおすすめのボールペンをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ購入時の参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
左利きがボールペンを使いにくいのはなぜ?

By: amazon.co.jp
左利きの方がボールペンを使いにくいのは、ボールペンの構造と書く方向の関係が原因です。ボールペンは、ペン先の小さなボールが回転することでインクを紙に転写する仕組み。左利きの方は文字を書く際にペンを押す動作になるため、ボールがスムーズに回らずインクがかすれたり、出にくかったりするのが悩みです。
書く際にペン先が紙に引っかかりやすく、なめらかに書けないのも不便に感じてしまう理由のひとつ。また、ペン先にかかる力の方向が右利きとは異なるので、ペン先の早期摩耗が起こりやすくなります。
左から右へ書く際に、書いたばかりの文字の上を手が通過するため、インクが乾く前に手が文字に触れて汚れる場合も。手や紙面が汚れるだけでなく、既に書いた文字が見えにくくなる問題も生じます。
左利き向けボールペンの選び方
悩みにあわせてタイプを選ぶ
インクが出にくい・かすれる悩みには「加圧式ボールペン」

By: rakuten.co.jp
加圧式ボールペンは、内部の空気を圧縮してインクを押し出す仕組み。インクが出にくい、かすれてしまうといった左利きの方の悩みを解消できるのがポイントです。通常のボールペンでは左から右へ押す書き方でペン先のボールが回りにくい場合もありますが、加圧式はペン先のボールの回転に依存せずにインクを供給するため、スムーズに筆記できます。
さらに、加圧システムにより筆圧が弱い方でも安定したインク供給が可能。書き始めの途切れが少ないのも魅力です。押し書きをしてもインクが途切れにくく、ストレスを軽減して文字を書けます。
インクで手が汚れる悩みには「速乾ボールペン」

By: amazon.co.jp
左利きの方が感じる悩みのひとつが、インクで手が汚れること。左から右へ書くと書いたばかりの文字の上を手が通過し、手にインクが付いてしまうのがデメリットです。速乾ボールペンはインクがすばやく乾くため、手や紙面が汚れてしまうのを軽減できます。
通常のボールペンで数秒かかる乾燥時間がより短く、書いた直後の文字に手が触れてもインクが付着しにくいのがうれしいポイント。文書作成時のストレスを軽減できるのも魅力です。
少ない力で書ける低粘度インクがおすすめ

By: rakuten.co.jp
左利きの方には、少ない力でなめらかに書ける低粘度インクのボールペンがおすすめです。流動性が高く設計された低粘度インクはペン先のボールが回転しやすいため、押し書き動作でもスムーズに書けます。
ペン先の動きにすばやく反応し、押す動作でもインクが途切れず、安定した筆記が可能。筆記時の抵抗感や書き味を確認してから購入するのがおすすめです。
重さをチェック

By: rakuten.co.jp
重さも書きやすさに直結する重要なポイント。筆圧のコントロールが難しい左利きの方は、適切な重さのボールペンを選ぶことで筆記ストレスを軽減できます。
軽量タイプは、長時間筆記する方や筆圧が強い方にぴったり。手首や指への負担が少なく、疲れにくいのが魅力です。一方、重量タイプは筆圧が弱めの方に適しており、ペン自体の重みによって安定して書けます。
重さをチェックする際は、実際に数行書いてみて疲労感を確認してみるのもおすすめ。手の大きさにあったサイズ感で、バランスのよい重さのボールペンを選びましょう。
ペン先の太さをチェック

By: amazon.co.jp
左利きの方は0.4mm以上の太めのペン先に注目。押し書きをする際、0.3mm以下の細いペン先だとインクの出が安定せず、かすれやすくなる傾向があります。太めのボール径はペン先の回転がスムーズで、左から右へと押す動作でもインクが途切れにくく、ストレスなく筆記可能です。
ペン先の太さは用途によって選び分けるのがおすすめ。0.5mmは汎用性が高く、日常的な筆記にぴったり。0.7mm以上は筆圧が弱い方や大きな文字を書く機会が多い方に適しています。また、細かいメモや図面を描く方は0.4mm程度のモノを要チェック。太さによる書き味の違いを実際に試して確認してみてください。
芯の出し方をチェック

By: amazon.co.jp
左利きの方がボールペンを選ぶ際は、芯の出し方のタイプにも注目しましょう。ノック式・ツイスト式・キャップ式の主に3種類があります。シチュエーションや書き方によって使いやすさが変わるため、自分にあうモノを見つけることが大切です。
ノック式は片手ですばやく芯を出せるので、メモを取る機会が多い方にぴったり。ツイスト式は軸を回転させて芯を出す仕組みで、静かな環境での使用に適しています。キャップ式はペン先が乾きにくく、長文を書く際に安定した筆記が可能です。
好みのデザインを選ぶ

By: amazon.co.jp
ボールペンは日常的に使うアイテムなので、デザインも選ぶ際に重要視したいポイント。グリップは三角形のモノやラバー加工されたモノが押し書きに適しています。素材は使用する頻度と好みにあわせて軽量樹脂製や金属軸などをチェックしてみましょう。
カラーバリエーションが豊富に展開されている製品が多く、シックな色合いからカラフルな色合いまで幅広く揃っています。クリップの形や本体のデザインなど、自分のお気に入りの1本を見つけてみてください。
左利きにおすすめのボールペン
トンボ鉛筆 エアプレス BC-AP52
圧縮空気の力で書けるノック式加圧油性ボールペン。独自のAPS機構がノックのたびに圧縮空気を生み、インクを押し出します。速書きや上向き筆記、湿った紙への筆記もかすれずくっきりと書けるため、ハードな使用環境でも安心です。
全長122mmのショートボディながら、ラバーグリップなので濡れた手や手袋をしたままでもしっかりホールド可能。強力なワイヤークリップを備えているため、現場での作業時や屋外でメモを取る際などに活躍します。アクティブに動く仕事やレジャーシーンでの使用にもおすすめです。
三菱鉛筆 パワータンクスタンダード SN-200PT-07
幅広いシーンで安定した筆記を実現する加圧式油性ボールペン。3000hPaの圧縮空気でインクを押し出す独自システムにより、上向きはもちろん、濡れた紙や氷点下環境でもスムーズに書けます。
微細なスリット加工が施されたグリップで滑りにくく、握りやすいのもメリット。屋外作業や立ち仕事など、さまざまな角度で書く機会が多い方におすすめのアイテムです。
三菱鉛筆 ユニボールワン UMNS388C
濃く鮮やかな文字が書けるゲルインキボールペンです。新開発のビーズパック顔料インクと0.38mmの極細ボールが特徴。細かい文字も美しく表現できます。にじみにくいうえ速乾性に優れ、ノートやメモ帳での筆記もスムーズです。
シンプルなストレート軸を採用しており、長時間の使用でも疲れにくく快適な書き心地。速乾性のあるインクで、左利きの方でも安心して使えます。細字を好む方にぴったりな製品です。
三菱鉛筆 ジェットストリーム MSXE510005.24
なめらかな書き心地を実現した多機能ボールペンです。超・低摩擦ジェットストリームインクが筆記時の抵抗を大幅に軽減。ストレスなく文字を書けます。黒・赤・青・緑の4色ボールペンにシャープペンシルを加えた仕様。握りやすい太さと軽さを両立しています。
インクは速乾性に優れており、用紙へのにじみや手への汚れを軽減。スプリングチップとツインボール機構でインク漏れや逆流を防ぐので、長期間安定して筆記できます。複数の色を使い分けてメモを取りたい方におすすめです。
ぺんてる エナージェル XBLN75TL-A
アイデアを自由に表現できるゲルインキボールペンです。なめらかな書き心地と速乾インキが特徴。にじみや汚れを気にせずスムーズに文字を書けます。
濃く鮮明な文字が残り、時間が経って見返すときも内容をはっきりと読み取れるのが魅力です。デザインはシンプルなクリア軸。クリエイティブな作業をする方や勉強に集中したい学生にぴったりなアイテムです。
ぺんてる エナージェルフィログラフィ BLN2005E
なめらかな書き心地が魅力のボールペンです。高級感漂う光沢を抑えたマットタイプのブラウンの軸と、回転繰り出し式を採用しています。
濃くクリアな筆跡と優れた速乾性を兼ね備えているエナージェルインキを搭載。手と紙を汚さずスムーズに書けるため、ビジネスシーンでの資料作成や手帳への記入などで使用する機会が多い方におすすめです。
ぺんてる ビクーニャEX XBXW1375A
超低粘度のビクーニャインキを搭載し、疲れにくい軽やかな書き味を実現した製品。黒・赤のボールペンとシャープペンが一体となった仕様で、はっきりとした濃い発色が筆跡をきれいに見せるのが魅力です。
スリムな軸は手帳のペンホルダーに収まりやすく、回転繰り出し式により機能の切り替えは簡単に行えます。すばやく書けるため、メモを取る頻度が高い方にぴったりです。
パイロット(PILOT) アクロ1000 BAC-1SEF-B
洗練されたフォルムと書きやすさを両立したボールペン。精密な加工技術によるステンレス製ボディは、重厚感と高級感を兼ね備えています。握りやすいグリップとバランスのよい重量配分が特徴で、長時間の筆記でも疲れにくい設計です。
本製品はアクロインキを採用しています。また、ボディの先端が太く重心が前方にあり、安定した筆記となめらかな書き味を実現しているのも魅力です。
ノック式で使いやすいのもポイント。ビジネスシーンでの契約書への署名やメモ取りなど、毎日の筆記をより快適にしたい方におすすめです。
パイロット(PILOT) ダウンフォース BDWR40FW
ノック操作で内部の空気を圧縮し、インキを押し出す構造を採用した加圧式ボールペンです。ソフトグリップが快適な握り心地を提供。書き出しからくっきりとした筆跡で、速記でもかすれにくいのが特徴です。
本体には衛生面に配慮した抗菌剤入り素材を使用。リフトクリップを搭載しており、厚手の書類などにもしっかり固定できて便利です。
エムテートリマツ 加圧式ステンレスボールペン KSB-130PT
さまざまなシーンで使える万能な加圧式ボールペン。頑丈なステンレス鋼製ボディを採用しています。
内部の圧力でインクを押し出す仕組みで、耐久性に優れているのが魅力。上向きの状態や濡れた紙面、低温環境といった筆記条件下でもインクがかすれにくいのが特徴です。屋外や水気のある場所で筆記具を使うことが多い方に適しています。
ゼブラ(ZEBRA) ウェットニー P-BA100-GBK
水に強い耐久性を備えた、メタルボディの加圧式ボールペンです。濡れた紙や結露した面にも鮮明な筆跡を残せる特殊設計を採用。インクは速乾性に優れ、水や湿気による滲みを抑え、安定した書き味を実現しています。
独特の握りやすいフォルムと凹凸のある滑りにくいグリップが特徴で、水回りや湿気の多い環境でも活躍。雨の日や水辺などの環境下で筆記具を使う機会が多い方におすすめの製品です。
ゼブラ(ZEBRA) サラサドライ JJ31
書いてすぐに乾く、速乾性に特化したドライジェルインキボールペンです。汚れやにじみを気にせず書けるよう設計されているのが特徴。インキが瞬時に定着するため、手や紙面を汚す心配を減らせます。
左利きの方も書きやすいのがうれしいポイント。書いたあとに消しゴムで消しても線が汚れにくいので、幅広いシーンで活用できます。
・1本
・3本
ニトムズ STALOGY S5114
なめらかな書き心地の低粘度油性ボールペンです。日本語特有の止めやはねを美しく表現しやすいのが特徴。なめらかで均一な線を書けます。文字を書く楽しさが感じられるのも魅力です。
持ちやすさにこだわったラバー製グリップを採用。長時間の筆記でも疲れにくい設計です。メモやノートの整理、ビジネス文書の作成など、日常的に文字を書く方に適しています。
ロディア(Rhodia) ボールペンスクリプト cf9288
フランス発祥のブランドが手がけるスタイリッシュなボールペン。洗練されたシルエットと優れた質感が魅力です。
ポケットやバッグに収まりやすいコンパクトサイズながら程よい重みがあり、手になじみやすいのもポイント。デザイン性と実用性を兼ね備えています。毎日の筆記用具として活躍するほか、デザインや文房具にこだわりがある方へのプレセントとしてもおすすめです。
Ddaowanx ゲルペン

速乾性に優れたインクを採用した左利きの方にぴったりなゲルペン。インクがすばやく乾き、書いた文字やイラストが擦れて汚れる心配を減らせるのが魅力です。
ペン先を保護する格納式で、クリップを使えばノートやポケットに簡単に留められて便利。日常のメモ書き、日記・スケッチなど、さまざまな筆記や創作活動におすすめです。
左利きの方がボールペンを購入する際は、インクの速乾性やペン先の構造を要チェック。ストレスを軽減しながら文字を書きたい方は、芯の太さや本体の重さなどもあわせて注目してみましょう。ぜひ本記事を参考に、自分にぴったりな快適に書ける1本を見つけてみてください。