パソコンに外付けして使い、オンライン会議や動画配信などで活躍する「Webカメラ」。ノートパソコンにカメラが内蔵されている場合でも、高画質モデルを使うことで、自分の表情をくっきりと明るく見せられるといったメリットがあります。

そこで今回は、Webカメラのおすすめをご紹介。テレワーク向け・会議室向け・動画配信向けと用途別にピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。

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専門家のおすすめコメント
森岡 舞子
家電製品総合アドバイザー・フォトマスター検定 準1級資格保有
森岡 舞子
Webカメラは、在宅でのオンライン会議用であれば画角60°程度のモデル、会議室などで複数人を写したい場合は広角モデルがおすすめ。1台で画角の調節が出来るモデルなら、シーンに応じて使い分けが可能です。ライブ配信や動画撮影などに使用したい方は、フレームレートや解像度を重視して探してみてください。また、スタンド式や三脚対応のモデルだと角度や高さの調節がしやすく、手元を写したいときなどに便利です。
内田 悠斗
大手家電量販店 販売員経験者
内田 悠斗
Webカメラを使用すると、カメラが内蔵されていないパソコンでもリモート会議やライブ配信を行うことが可能です。パソコンの内蔵カメラよりも比較的高画質なため、配信中などに動画がカクつきにくく、なめらかな映像を表示できます。広い部屋で使う場合は、広角かつ高画質なモデルを選んでみてください。

Webカメラのおすすめ|個人・テレワーク向け

ロジクール(Logicool) HDウェブカメラ C270n

ロジクール(Logicool) HDウェブカメラ C270n

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テレワーク向きのシンプルなWebカメラです。30fpsのHD画質で映し出せ、SkypeやZoomなどを使ったビデオ通話におすすめ。自動光補正機能により、窓の近くや蛍光灯の下でも、肌や髪の色を自然な色合いで表示しやすいのがメリットです。

取り付け方法はクリップ式とスタンド式の2種類あり、表情がきれいに見えやすい位置へ手軽にセット可能。対角視野55°の固定フォーカスタイプなので、生活感がある背景を隠しながら使えるのも便利です。

また、本製品はノイズリダクションマイクを内蔵。最長1.5m離れた場所からでも、自分の声を明瞭に伝えられます。Web会議で自分の声や表情をクリアに伝えたい方におすすめです。

ロジクール(Logicool) BRIO 100 C660

ロジクール(Logicool) BRIO 100 C660

鮮やかな映像を届けられるWebカメラです。「RightLight 2」自動光補正機能を搭載。映像を明るく表示できます。画質もフルHDなので表情を伝えやすく、Web会議やビデオ通話などにおすすめです。

Microsoft Teams・Google Meet・Zoomなど多くの通話プラットフォームに対応し、スムーズに使い始められます。単一指向性マイクを内蔵しているため自分の声のみをクリアに伝えやすく、家族と同居する方にもおすすめです。

また、テレワークでの使用を考慮し、一体型プライバシーシャッターを搭載。トイレに立つときや宅配便が届いたときなどには、プライバシーシャッターを閉じることでプライベートを守りながら通話できます。

エレコム(ELECOM) 顔認証対応Webカメラ UCAM-CF20FB

エレコム(ELECOM) 顔認証対応Webカメラ UCAM-CF20FB

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Windows 10標準搭載の顔認証機能に対応したWebカメラです。設定しておくことで、Web会議の時間が迫っているときにも、パソコンに素早くログインできます。パスワードの漏洩リスクを軽減でき、セキュリティ性を重視する方におすすめです。

Skype・Zoomなどのソフトに対応しており、パソコンに接続するだけでスムーズにWeb会議を開始できます。

また、高音質のデジタル内蔵マイクを搭載。ヘッドセットなしでもクリアな声を届けられます。マイクが無指向性で広範囲の音を拾いやすいのに加え、撮影画角が対角80°と比較的広いため、少人数でのWeb会議にもおすすめです。

エレコム(ELECOM) ワイド画面HD対応100万画素Webカメラ UCAM-C310FB

エレコム(ELECOM) ワイド画面HD対応100万画素Webカメラ UCAM-C310FB

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手軽に使い始められる、比較的安いWebカメラです。30fpsのHD画質で撮影可能。テレワークで使うのに適しています。

ユーザーに向け、カメラ本体を上下に角度調節できるほか、撮影画角が対角54°と狭いため背景の映り込みを軽減可能。1人を撮影するのに適した設計です。

Webカメラ本体はパソコンにクリップできるほか、棚やデスクの上に自立させることも可能。椅子やデスクの高さなどに合わせて使えます。

また、無指向性のマイクを内蔵しているためヘッドセットも不要。安価ながらも使い勝手がよく、コスパを重視する方におすすめです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) オートフォーカスWEBカメラ CMS-V45S

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) オートフォーカスWEBカメラ CMS-V45S

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自動でピントを調節するオートフォーカス機能を搭載したWebカメラです。電源を入れるだけでユーザーにピントを自動で合わせるので、素早くセッティングが完了します。

本体にマイクを内蔵しているため、ヘッドセット不要で通話可能。Web会議の時間が迫り、急いでいるときに便利です。Zoom・Skype ・Microsoft Teamsなど、さまざまな通話ソフトを使い、スムーズにビデオ通話を開始できます。

本体はクリップできるほか、クリップ部分を折りたたむことでスタンド式としても使用可能。カメラ用三脚穴を使うと、市販のカメラ用三脚に取り付けられます。レイアウトの自由度が高く、セッティングのしやすさを求める方におすすめです。

バッファロー(BUFFALO) Webカメラ BSW305M

バッファロー(BUFFALO) Webカメラ BSW305M

比較的安価ながらも、フルHDの30fpsで映し出せるWebカメラです。カメラの向きを自在に変えられるほか、液晶ディスプレイ・卓上・ノートパソコンの3WAYで使用可能。表情が見えやすい位置へ手軽にセットできます。

Zoom・Slack・Microsoft Teamsなどの幅広いソフトに対応し、テレワークでの使用におすすめです。マイクを内蔵しているため、ヘッドセット不要で使えます。

また、プライバシーシャッター付きなのも便利。ビデオ通話中に家族が映り込みそうなときには素早くシャッターを閉められます。不要時に閉めておくことで、レンズの傷や汚れを軽減可能。ペットがいる方や使用頻度が少ない方にもおすすめです。

Webカメラのおすすめ|会議向け

ロジクール(Logicool) BRIO 500 C940

ロジクール(Logicool) BRIO 500 C940

オートフォーカス機能やズーム機能などを搭載した、多機能なWebカメラです。無料アプリの「Logi Tune」を使えば、視野の変更や内蔵マイクのミュートなどが可能。シーンに合わせて細かく設定できます。

アプリをダウンロードすれば、自動フレーミング機能を使用可能。姿勢を変えたり席を立ったりした場合も、ユーザーをフレームの中央に映し出せます。ホワイトボードを使ったプレゼンや複数人が発言するWeb会議などにおすすめです。

また、環境に合わせて明るさを自動調節する「RightLight 4」機能も便利。さらに、AIをベースにした顔画像補正に対応しており、さまざまな環境下で表情をクリアに映し出せます。

エレコム(ELECOM) Webカメラ UCAM-CX80FB

エレコム(ELECOM) Webカメラ UCAM-CX80FB

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4K対応で最大130°の広角レンズを搭載したWebカメラです。複数人でのWeb会議におすすめ。歪みを軽減する「ゆがみ補正機能」を搭載しており、画面端まできれいに映し出せます。

また、AIが人物を検知し、撮影画角を自動調節する「オートズーム機能」も便利。Web会議の途中で2〜3人退出した場合も、参加者のみをスマートに映し出せます。個人でWeb会議に参加する場合にも使いやすいモデルです。

本体には無指向性のステレオデジタルマイクを内蔵。ノイズキャンセリング機能付きなので、ノイズを低減できます。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイドレンズWEBカメラ CMS-V52S

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイドレンズWEBカメラ CMS-V52S

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水平画角90°で映し出せる広角タイプのWebカメラです。複数人でのWeb会議や、ホワイトボードを使ったプレゼンなどにおすすめ。850万画素の4K画質で撮影でき、遠くに座った人の表情やホワイトボードに書いた文字などをクリアに映し出せます。

3mのロングケーブル付きで、遠く離れた場所にも手軽に設置可能。最大倍率5倍まで30段階調節できるデジタルズーム機能があり、遠く離れた場所も細部までクリアに映し出せます。

また、本製品はアクティブノイズキャンセル機能を搭載したデュアルマイクを内蔵。ノイズを低減しながら、クリアな音声を届けられます。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 3倍ズーム搭載会議用カメラ CMS-V50

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 3倍ズーム搭載会議用カメラ CMS-V50

リモコンでズームと上下左右の首振り操作ができるWebカメラです。話者や資料に向け、Webカメラの角度を簡単に調節できるのが魅力。リモコンを使うことで水平±165°、垂直-30~30°までカメラの向きを調節できます。

光学3倍ズームに対応し、Webカメラから離れた場所にある資料の小さな文字も撮影可能。自動でピントを調節するオートフォーカス機能があり、スムーズにWeb会議を進行できます。

また、プリセット機能を使えば、カメラの向きやズームイン・アウトを登録可能。近くの席に座る方や遠くに設置しているホワイトボードも素早く映し出せるため、複数人でのWeb会議におすすめです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイヤレス広角WEBカメラ CMS-V69

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイヤレス広角WEBカメラ CMS-V69

レイアウトの自由度が高い、2.4GHzワイヤレス接続対応のWebカメラです。直線距離で約20m離れた場所でも使用可能。配線の手間が省け、Webカメラを持ち歩きながらのプレゼンや商品紹介などに役立ちます。

クリップ式とスタンド式の両方に対応し、パソコンやディスプレイへの固定も簡単。三脚にも取り付けられます。ヘッド部分が左右に360°、上下に90°可動し、映し出したい場所へ向けて角度調節しやすい設計です。

また、本製品は水平画角107°の広角タイプで、広範囲を撮影可能。複数人でのWeb会議に向いています。フル充電で約3時間使い続けられ、Web会議が長引いた場合は充電しながら撮影可能です。

ソースネクスト(SOURCENEXT) KAIGIO CAM360

ソースネクスト(SOURCENEXT) KAIGIO CAM360

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360°全方向を映せるWebカメラです。AIが人物を自動検知し、1人ずつ拡大表示するほか、話者を自動でハイライト。臨場感のあるWeb会議が可能です。同時にパノラマ映像を映し出すので、会議室全体の雰囲気も伝わります。

本体にはノイズキャンセリング機能付きの無指向性マイクを搭載。雑音を抑えクリアな音声を届けられます。

さらに、音声に合わせて自動調節するオートゲインコントロール機能付き。マイクから遠い方の声も聞き取りやすくできます。外部マイクの取り付けにも対応しており、広い会議室での使用におすすめです。

DMM.make リングライト付きWebカメラ DKS-CAM3G

DMM.make リングライト付きWebカメラ DKS-CAM3G

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ユーザーを明るく照らし出せるリングライト付きのWebカメラです。本体上部のタッチボタンを押せば、光色を3段階調節可能。シーンに合わせ、リングライトの明るさも無段階で調節できます。

ユーザーに向けてヘッド部分を上下に90°、左右に360°角度調節でき、レイアウトも簡単です。本体はパソコン画面にクリップできるほか、クリップ背面のネジ穴を使うことで、三脚にもセットできます。

また、本製品は最大1080pの解像度と最大60fpsのフレームレートに対応。オートフォーカス機能付きで、ユーザーが近づいた場合も自動でピントが合います。

Webカメラのおすすめ|動画配信向け

ロジクール(Logicool) STREAMCAM C980

ロジクール(Logicool) STREAMCAM C980

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ライブストリーミングやコンテンツ作成向けに設計したWebカメラです。YouTube・Twitchなどでの動画配信におすすめ。USB Type-Cポートがあり、Windows PCやMacなどと接続し、スムーズに動画配信を始められます。

フルHD画質で60fpsのなめらかな映像を撮影でき、ダンスやスポーツなど、動きがある動画の配信にもおすすめ。ピントを自動調節するオートフォーカス機能や、画角を自動調節する自動フレーミング機能を搭載し、ユーザーの動きに合わせて撮影できます。

また、周囲の明るさに合わせ、絞りとISO速度をリアルタイムで調節するのも便利。肌を自然な色味で撮影しやすいのがメリットです。

アンカー(ANKER) AnkerWork C310 Webcam A3367011

アンカー(ANKER) AnkerWork C310 Webcam A3367011

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4Kの高画質で映し出せるWebカメラです。視野角を65°・78°・95°の3段階で調節できるため、さまざまなシーンにおすすめです。

1080pの解像度で60fpsの動画撮影に対応しており、なめらかに撮影可能。オートフレーム機能により、ユーザーの動きに合わせて画角を自動調節します。

さらに、ピントを自動で合わせるオートフォーカス機能を搭載。ユーザーがよく動く場合も、スムーズに動画を撮影できます。

Insta360 Link

Insta360 Link

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さまざまな撮影シーンで使いやすい、多機能な4K対応Webカメラです。オートフォーカス機能・自動フレーミング機能・自動ズーム機能を搭載。被写体の動きに合わせて撮影できます。

ほかにも、机上をスマートに映す「デスクビューモード」や、動画配信に便利な「ポートレートモード」など多彩なモードを搭載。手元を映したいときにも、全身を映したいときにも使いやすいモデルです。

被写体の追跡やズームインなどは、ハンドジェスチャーで簡単に操作可能。パソコンを操作する手間が省け、よりスムーズに動画を配信できます。

ヒューレット・パッカード(HP) 950 4K ウェブカム 4C9Q2AA#UUF

ヒューレット・パッカード(HP) 950 4K ウェブカム 4C9Q2AA#UUF

視野角約103°の広角Webカメラです。空間を広く使うフィットネス動画の配信や、複数人での動画配信におすすめ。光センサーを搭載しており、暗い部屋でも鮮やかに映し出せます。

配信する動画に合わせ、解像度を30fpsの4Kや60fpsのフルHDなどに設定可能。専用ソフトを使えば、明るさ・コントラストなどを細かく設定でき、フィットネス・メイク・調理など、幅広いジャンルでの動画配信におすすめです。

また、自動で顔に焦点を当てる「AIフェイスフレーミング」に対応。被写体が移動した場合には自動で追従します。

OBSBOT Tiny 2

OBSBOT Tiny 2

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音声コントロールに対応したWebカメラです。両手が塞がった状態でも、被写体のズームやズームアウト、追従のオンオフなど、簡単にコントロールできます。

リモコン操作やジェスチャー操作にも対応。離れた場所から簡単にコントロールでき、Webカメラから離れた場所で撮影するときにおすすめです。静かに操作できるため、グループミーティングにも向いています。

また、Webカメラを下に向けるだけで、プライバシーモードに切り替えられるのも便利。プライバシーモード中、設定したビデオや写真を流せるのもユニークです。

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Webカメラとは?内蔵カメラとの違い

By: amazon.co.jp

Webカメラとは、デスクトップパソコンやノートパソコンなどと接続して、リアルタイムで映像を配信するための小型カメラのこと。ビジネスシーンではZoomやSkypeなどを使ったオンライン会議で活用されているほか、ビデオチャット・動画配信・実況などさまざまなシーンで使用されています。

ノートパソコンの内蔵カメラは、特に有効画素数が低い場合は画像が粗かったり暗かったりすることがあり、相手に自分の表情が伝わりにくいのがデメリット。そのため、オンライン会議がスムーズに進みにくく、配信には向いていません。

一方、Webカメラは、フルHDや4K対応などきれいに映せるモデルが多く、自分の表情を相手に伝えやすくなります。また、広角Webカメラもあり、会議など複数人を映したいときにも便利。持っているパソコンに内蔵カメラがある場合でも、画質や画角にこだわりたい場合は、Webカメラの導入がおすすめです。

Webカメラの選び方

解像度はフルHD以上のモノを選ぼう

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Webカメラの画質は、解像度や画素数によって決まります。解像度はパソコンの画面上に表示されるドットの密度、画素数はドットの総数のこと。Webカメラの解像度や画素数が高いほど、画面上で鮮明に映ります。

Webカメラの解像度はフルHD(1080p)が主流。ビデオ通話程度であればHD(720p)やフルHD、画素数は100万画素程度でも十分です。

高画質で動画配信などを行いたい場合や、資料の文字など場合細かい文字まで映したい場合は、4K(2160p)対応のモデルや200万画素以上のモデルを選びましょう。

フレームレートをチェック

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Webカメラを通じて映し出される映像は、大量の画像を高速で表示して表現されており、1秒間に表示されている画像の枚数をフレームレート(fps)で示します。なめらかな映像を撮影したい場合は、できるだけフレームレートの数値が大きいWebカメラがおすすめです。

フレームレートはオンライン会議などではあまり重視されず、30fpsに対応していれば十分なめらかな映像を楽しめます。動画配信をするなどで、よりなめらかな映像を映したい場合は、60fps対応モデルをチェックしてみてください。

用途に合わせて水平画角をチェック

テレワークなどの個人使用なら60°程度で十分

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水平画角や視野角は、Webカメラがどの程度の範囲を映せるかを示しています。画角が大きいほど広範囲を映し出せるため、Webカメラを使う人数に応じて選びましょう。

テレワークやオンライン会議などの個人使用なら、画角は60°程度で十分。通常の対面会議をしているように、画面内に人物をしっかり収められます。

また、60°の画角であれば、背景が大きく映り込まずに済むのもメリット。取引先へのプレゼンやクライアントとのコミュニケーションにおいて、相手の気が散りにくく、快適に会議を行うことが可能です。

会議室で複数人を映したいなら90°以上の広角モデルを

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会議室やグループミーティングなど複数人を映す場合は、視野角が広い「広角Webカメラ」がおすすめ。2人なら90°以上、3~4人なら120°以上、5人以上は150°以上が目安です。なかには360°映せるモデルも存在するので、必要に応じてチェックしてみてください。

広角Webカメラであれば、会議室内の複数の人物や広範囲のエリアを十分に収められます。参加者全員が映り込むことで、コミュニケーションがスムーズになり、より効果的に情報共有できるのがメリットです。

会議室の広さや配置、参加者の数に応じて画面の映し方を自在に変えられるのも便利。テーブルを縦に配置したり、スクール型のデスク配置で会議を行ったりもできます。

設置方法や固定方法をチェック

モニターの上部に取り付けられる「クリップ式」

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Webカメラの取り付け方法としてオーソドックスなスタイルがクリップ式。Webカメラの下部にクリップが搭載されており、モニターの上部に引っかけるように設置する方法が一般的です。

クリップやWebカメラ本体のサイズによっては、デスクトップ用モニターやノートパソコンの画面などを問わずに設置できます。ただし、厚みや出っ張り、凹みなどのあるモニターには上手く固定できない場合があるので注意しましょう。

テーブルや台の上に置いて使う「スタンド式」

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スタンド式のWebカメラは、本体にスタンドが搭載されているタイプ。デスク上や棚などの上に置くだけで手軽に使用できます。場所を問わず安定した撮影ができるため、大人数のオンライン会議などをするときにおすすめです。

また、クリップタイプのクリップ部分を折りたたむことで、スタンド式として使用できるモデルも存在します。ただし、Webカメラを平面に直置きするため、下から見上げるアングルになりやすい点には注意が必要。高さや角度を自由に調節できるモノも多いので、チェックしてみてください。

ズーム機能やオートフォーカス機能があると便利

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ズーム機能付きのWebカメラは、離れた場所もクリアに映し出せるのが特徴です。広い会議室で離れた席に座っている方を映したい場合や、壁際に置いたホワイトボードの文字を拡大したい場合などに役立ちます。

また、オートフォーカス機能があると、ピントが自動で合うため便利。Webカメラに資料を近づけた場合や被写体が遠のいた場合も、ピントを調節する手間が省けます。

しかし、ズーム機能やオートフォーカス機能を搭載したWebカメラは上位モデルに多く、比較的高額です。使い方によってはオーバースペックの場合があるので、主な使用シーンを想像しながら選んでみてください。

マイク内蔵モデルもおすすめ

By: logicool.co.jp

Webカメラは多くがマイク内蔵モデルですが、マイクを内蔵していない場合、デスクトップパソコンでは別途マイクを用意する必要があります。また、動画撮影や配信などでクリアな音声にこだわりたい方は、性能のよいマイクを内蔵たモデルを選ぶのがおすすめです。

1人で使う場合は一方向からの音を捉えるのに優れた「単一指向性マイク」、複数人で使う場合は2方向からの音を拾える「ステレオマイク」や広範囲の音を拾う「全指向性マイク」が備わったモデルを選びましょう。

また、「ノイズキャンセリング機能」が搭載されているモデルは、周囲の雑音をカットできるのがポイント。よりクリアな音声で通話・撮影ができるので便利です。

三脚対応かもチェック

By: rakuten.co.jp

Webカメラによっては三脚取り付け用の穴があいており、三脚に取り付けられるモデルもあります。モニターに引っかけたりデスクに直置きしたりするよりも、安定させやすいのが魅力。別売りの三脚に取り付けるほか、三脚が付属しているモデルもあります。

使う三脚によっては向きや高さなどの調節も可能。カメラのアングルにこだわりたい方にもおすすめ。三脚に取り付けることを考えている方は、設置したい場所とWebカメラ本体のコードの長さでパソコンに届くかどうかを確認しておきましょう。

配信や動画撮影に使うなら「4K対応」「60fps以上」の高性能モデルも

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YouTubeなどの動画投稿や配信サイトで動画を配信する際は、画質が高画質でなめらかなことが重要なので、高性能なカメラが備わったWebカメラを選ぶのがおすすめ。なかには、4Kや60fpsなどに対応し、動画配信に向いた高性能なモデルもあります。

4Kは縦方向と横方向の両方の画素数がフルHDの倍なので、より高精細な映像を撮影することが可能。また、フレームレートが60fps対応のWebカメラは、平均的な30fpsのモノと比べ倍の画像で構成されているため、なめらかな映像に仕上がるのがポイントです。

Webカメラのおすすめメーカー

ロジクール(Logicool)

By: logicool.co.jp

ロジクールは、パソコン周辺機器を開発・製造・販売するスイスの企業「ロジテック」が100%出資するメーカーです。1988年に日本法人が設立されてから、先進技術や優れたデザインを採用したさまざまな製品を展開。特に、キーボードやマウスなどのガジェットで人気を集めています。

Webカメラについては、シンプルで安いモデルや高性能なカメラを搭載したハイスペックな「BRIO」シリーズ、配信向けの「StreamCam」など、バランスよくラインナップされているのが特徴。目的や予算に応じてぴったりのアイテムを選択できます。

エレコム(ELECOM)

By: rakuten.co.jp

エレコムは大阪府に本社を置く、パソコン・デジタル用品メーカー。外付けメモリやマウス、Wi-Fiなどネットワーク機器やパソコン周辺機器が人気で、多種多様なアイテムを展開しています。

Webカメラは、画素数や機能が多彩なモデルが展開されているのがポイント。安い価格で手に入るモデルも多いので、初めてWebカメラを導入する方にもおすすめです。

また、Windows向けの独自ソフト「WebCamアシスタント」に対応している機種が多いのも特徴。Windowsユーザーの方にも向いています。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

By: sanwa.co.jp

サンワサプライは岡山県に本社を構える、老舗のパソコン周辺機器メーカー。ニーズを先取りして「あったらいいな」という製品作りに力を入れているのがポイントです。

キーボード・マウス・USBハブといったパソコン・モバイル関連機器を中心に、オフィス家具やデジタル家電など、多種多様な製品の企画・製造・販売を一貫して行っています。

サンワサプライのWebカメラは、高画質で撮影できる高性能なモデルを多くラインナップ。リモコン操作ができたり、ワイヤレス接続ができたりと、モデルによってさまざまな機能が搭載されています。広角撮影ができるモノも多く、ビジネスやオンライン授業で使用する方におすすめです。

森岡 舞子
監修者
家電製品総合アドバイザー・フォトマスター検定 準1級資格保有
大手家電量販店にて7年半の販売員経験あり。量販店では生活家電や健康家電、カメラなど幅広い商品を担当。カメラコーナーでは大学で写真を専攻した経験やフォトマスター検定の資格を活かし、被写体に合わせた商品の選び方などを提案してきた。ジャンルを問わず初心者の方にもわかりやすい説明を心がけている。
内田 悠斗
監修者
大手家電量販店 販売員経験者
大手家電量販店に6年間勤務。冷蔵庫や洗濯機など、新生活時に必要な家電をまとめて購入される方への案内を中心に、生活家電を提案してきた。「長く使う家電だからこそ、悔いのないお買い物をしてほしい」と、お客様のニーズに合わせた提案を行っている。