ビデオ会議やライブ配信などに便利な「WEBカメラ」。自分の上半身を映し出して相手に表情などを伝えられ、よりスムーズな会話や配信が可能です。しかし、各メーカーから豊富な種類が展開されているため、どれを購入すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、配信におすすめのWEBカメラをピックアップ。選び方やおすすめメーカーについても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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配信におすすめのWEBカメラの選び方
取り付け方で選ぶ
モニター上取り付け

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モニター上取り付けタイプは、クリップでディスプレイなどに挟んで固定します。手軽に設置でき、使用頻度が低い方でも使いやすいのが特徴です。また、折りたためるタイプが豊富に揃っており、ノートパソコンなどと一緒に持ち運んで外出先でも配信できます。
ディスプレイなど高い場所に固定可能で、相手と目線を合わせながらスムーズに通話できる点もメリット。手軽に使えるモノを求めている方や、外出時に使う機会が多い方におすすめです。
据え置き

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据え置きタイプは、パソコンやディスプレイの横などに立てて固定します。ディスプレイの大きさや場所に左右されず、安定して撮影できるのが特徴です。
デスクに直接置くため、ある程度設置スペースを確保する必要がある点には注意。本体サイズなどは事前に確認しておきましょう。
モニター上取り付けタイプのなかには、スタンドを折り曲げることで据え置きでも使えるタイプがあります。設置の自由度を求めている方は、設置方法を切り替えられるモデルを検討してみてください。
三脚ネジ取り付け

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WEBカメラを使ってさまざまなアングルから撮影したい方には、三脚ネジ取り付けタイプがおすすめ。名前の通り付属または別途購入した三脚に取り付けて使用するタイプで、三脚の性能によっては撮影するアングルを自由に変えられます。
特にゲーム配信や動画配信などで自分の顔を映す際、下から撮影したり横から撮ったりとアクセントを付けられるのが魅力。三脚を傾けて下に向けると、自分の手元も映せます。
三脚に設置する場合は、対応しているネジや重量なども要チェック。対応している三脚でないと取り付けられない点には留意しておきましょう。
視野角をチェック

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映したい人数に合った視野角のモデルを選ぶことも重要なポイントです。視野角は画角とも呼ばれ、カメラが実際に映す範囲のこと。視野角が大きいほど広範囲を映せて、複数人での撮影がしやすくなります。
1人で使用する機会が多い場合は、自分の顔から肩までが映る60〜90°程度の視野角に対応したモデルがおすすめ。複数人で使う場合は、最低でも視野角90°以上のモノを選びましょう。
幅広いシーンで快適に使用したい方は、視野角を調節できるモデルを検討してみてください。
画素数・解像度をチェック

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視聴者に自分の表情などを鮮明に届けたい場合は、画素数や解像度も事前にチェックしてみてください。画素数・解像度がよければ顔をはっきりと伝えられるだけでなく、ホワイトボードの文字や手元の資料なども共有しやすくなるため、より快適な配信が可能です。
画素数は画面を構成している画素(ピクセル)の数、解像度は映像の精細さを表す数値。いずれも数値が高いほどきめ細かい高画質な映像を映し出せます。
文字が細かい資料などを映したい場合は、画素数が200万画素以上、解像度がフルHD以上のモノがおすすめ。しかし、画素数・解像度が高くなるほどデータ容量は大きくなり、映像の転送速度などが遅くなる点に留意しておきましょう。
フレームレートをチェック

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動きなどを滑らかに表現したい場合は、フレームレートも確認しましょう。映像は複数枚の画像で構成されており、フレームレートとは1秒間あたり何枚の画像を表示しているかを示す値です。単位は「fps」で、数値が大きいほど映像をスムーズに映せます。
オンライン会議などそれほど滑らかさを重視しない場合は、15fps以上あれば十分。ライブ配信などでスムーズな映像を映し出したい場合は、最低でも30fps以上のモデルを選んでみてください。より滑らかな映像を求める方には、60fpsに対応した高性能モデルがおすすめです。
ズーム機能やオートフォーカス機能をチェック

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よりユニークな配信がしたい方には、ズーム機能やオートフォーカス機能など便利機能が充実したモデルがおすすめです。ズーム機能とは、映し出している映像を拡大できる機能。手元や顔などを配信中に大きくアップで映し出せるので、視聴者に対してわかりやすい配信ができます。
被写体にピントを合わせる機能「フォーカス」には、「固定フォーカス」「手動フォーカス」「オートフォーカス」といった種類があります。オートフォーカスとは、ピントを自動で合わせる機能。ピント調節する手間が省けるため、快適な配信が可能です。
マイク機能の有無をチェック

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配信用のWEBカメラを選ぶ際は、マイク機能の有無も重要なチェックポイントです。WEBカメラ本体にマイクが内蔵されていれば、別途マイクを準備する必要がなく、手軽に配信を始められます。
よりクリアな音声で配信したい方には、周囲のノイズを低減して音声を正確に拾える「ノイズキャンセリングマイク」を搭載したモデルがぴったり。雑音が少なく、視聴者に聞き取りやすい音声を届けられます。
しかし、WEBカメラに備わっているマイクは位置を変えにくく、音質や音量調節などに限界があります。音質を重視する場合は配信用のマイクを別で用意するのがおすすめです。
WEBカメラのおすすめメーカー
ロジクール(Logicool)

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ロジクールは、スイス・ローザンヌに本社を置くパソコン周辺機器などをメインに手掛ける人気メーカーです。マウス・キーボード・ヘッドセットなど、さまざまな製品がラインナップ。ゲーム関連の製品が揃うブランド「Logicool G」も展開しています。
WEBカメラは、手頃に購入できるモデルから高画質・高機能なハイエンドモデルまで種類が豊富。低価格でもフルHDの高解像度に対応している高コスパモデルも販売しています。周辺機器を多く扱っているので、パソコン周りのデバイスを同じメーカーで統一したい方にもおすすめです。
エレコム(ELECOM)

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エレコムは、大阪府大阪市に本社を置くパソコン・デジタル機器をメインに手掛ける人気メーカーです。個人向けから法人向けまで幅広く取り扱っており、製品数の多さも魅力。パソコン・スマホ関連のアイテムだけでなく、美容家電やキッチン家電、ヘルスケア関連などさまざまな分野の製品を展開しています。
エレコムのWEBカメラのなかには、物理的に映像を遮断できる「プライバシーシャッター」を備えたモデルも。不特定多数の視聴者が見る配信において個人情報を保護できる便利な機能です。
高性能モデルは、ノイズキャンセリング機能やオートズーム機能などを搭載。自分に適したモデルを見つけやすい、おすすめのメーカーです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

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サンワサプライは、岡山県岡山市に本社を置く、パソコン周辺機器をメインに手掛けているメーカーです。デスク・チェアといったオフィス向けの製品から、キーボード・マウスなどの個人向け製品までさまざまなモノを展開。比較的リーズナブルな価格で購入でき、コスパのよさも魅力です。
WEBカメラに関しては、製品数の多さが特徴。豊富な選択肢のなかから自分に合ったモノを見つけやすい点がメリットです。広視野角のワイドレンズモデルやオートフォーカスレンズ搭載モデルなど高機能なモノもあり、良好な映像を配信したい方にもぴったりです。
配信におすすめのWEBカメラ
ロジクール(Logicool) C922n PRO HDストリーム ウェブカメラ C922n
1080pの高解像度を有した配信向けのWEBカメラです。フルHDでは30fps、HDでは60fpsのフレームレートで配信でき、滑らかな映像を届けられるのが特徴。遅延や歪みが少なく、視聴者が見やすい映像を配信できます。
HDオートフォーカスと自動光補正により、クリアな画像を実現するのも魅力のひとつ。配信中に細かい調節などをする必要がなく、初心者の方にもおすすめです。
2つの全方位マイクを搭載したデュアルマイク仕様で、異なる角度からのサウンドをキャプチャできるのもポイント。単体でも自然でクリアなサウンドです。
ロジクール(Logicool) StreamCam C980OW
フルHD 60fpsの高画質かつ高フレームレートを実現した配信向けのWEBカメラです。78°の視野角で、自分の姿を中心にはっきりと映し出せるのもポイント。オートフォーカスを搭載しているので被写体に自動でピントが合い、快適に配信できます。
賢い露出システムにより絞りとISO速度をリアルタイムで調節し、より正確な肌の色を表現できるのも魅力のひとつ。自然かつ健康的にストリーミング可能です。本製品はUSB Type‐Cによる接続に対応しています。
ロジクール(Logicool) C920n HD PRO ウェブカメラ C920n

フルHD 30fpsの高精細な映像を実現する配信におすすめのWEBカメラ。78°の視野角で、表情や手の動きなどをしっかり伝えられるのが特徴です。
暗い場所でも照明状況を調節して高コントラストな撮影ができる、独自の「RightLight 2テクノロジー」を搭載しているのもポイント。幅広い環境で見やすいストリーミングができます。
リアルなサウンドをキャプチャできるデュアルマイクを備えているのもメリット。自分の音声を自然かつクリアに届けられます。モニターの上に取り付けられるだけでなく、三脚にも対応。設置の自由度が高い点も魅力です。
ロジクール(Logicool) MX BRIO C1100
手元配信などもしやすい高性能なWEBカメラです。カメラを下に傾けてショーモードにすれば、デスク上のメモやスケッチなども配信可能。1080p 60fpsの高解像度かつ滑らかな映像に加えて、4K 30fpsの超高解像度映像もストリーミングできます。
専用のアプリケーションと連携し、色味や明るさなどをカスタマイズできるのもポイント。自分好みの設定で思い通りに配信できます。また、周囲のノイズを低減してクリアな音声をキャプチャできる「デュアルビームフォーミングマイク」を搭載。マイク性能にこだわりたい方にもおすすめです。
プライバシーシャッターを備え、映したくない部分を手軽に遮断できるのもメリット。高解像度なストリーミングが叶うモデルを求めている方はチェックしてみてください。
ロジクール(Logicool) Brio 500 C940
被写体が画面の中央に映り続ける「自動フレーミング」を搭載したWEBカメラ。ディスプレイの上にスタイリッシュに取り付けられます。配信だけでなく、オンライン会議などにもおすすめです。
カメラを下に傾けて「ショーモード」にすると、手元の作業なども素早く映し出せるのがポイント。周囲の雑音を低減できるノイズリダクションマイクを備えているので、ヘッドセットなどを用意しなくてもクリアな音声を届けられます。
視野角は65°・78°・90°の3種類から選択可能。プライバシーシャッターがあるため、使わないときはカメラを物理的に遮断できます。
エレコム(ELECOM) 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FB
4K・830万画素を実現した高機能な配信向けWEBカメラです。積層型CMOSセンサーを搭載しており、高画質かつ鮮明な映像を表現できるのが特徴。顔の表情や文字などもくっきりきれいに映し出せます。
AI技術で人物を検知して撮影範囲を自動調節する「オートズーム」に対応しているのも魅力のひとつ。複数人でも人物をしっかり検出するので、適した画角を映し続けられます。物理的にカメラを遮断できる「プライバシーシャッター」を備え、配信の切り忘れによる不意の映り込みなどを防げるのもメリットです。
130°の広角レンズを採用。複数人で使用しても見切れずに映せるのもポイントです。機能に優れた高コスパ製品を探している方も、ぜひチェックしてみてください。
エレコム(ELECOM) 高精細Full HD対応500万画素Webカメラ UCAM-C750FBBK
安心してライブ配信を行えるWEBカメラです。豊富なライブ配信サービスで動作確認済み。500万画素の高精細映像で配信可能です。ワイドスクリーンのフルHDに対応しています。
ディスプレイへの取り付けのほか、平面への設置にも対応できるマルチスタンドを採用している点もメリット。カメラ本体は上下に角度を変えられるので、好みのアングルで配信を行えます。
デジタル内蔵マイクを搭載。複数人での会話もできます。比較的リーズナブルな価格で、コスパを重視している方や初めて購入する方にもおすすめです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイヤレスWEBカメラ CMS-V65BK
ケーブルレスで手軽に使用できるワイヤレスタイプの配信向けWEBカメラです。レシーバーによる2.4GHzワイヤレス接続に対応。レシーバーをパソコンに接続するだけで使えるので、ソフトウェアのインストールなど複雑な設定は不要です。
設置方法は、ディスプレイの上、据え置き、三脚の3パターン。さまざまなアングルから配信できるのもポイントです。本体にはマイクを内蔵しています。
フル充電で約3時間使用可能。モバイルバッテリーなどから給電しながらでも使用できるため、外出先で使いたい方にもおすすめです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) LEDリングライト付き WEBカメラ 400-CAM100
明るくきれいに表情を映し出せるライト一体型の配信向けWEBカメラです。200万画素の高画質を実現するCMOSセンサーや、F2.0の明るいレンズを備えているのが特徴。大きな画面に映し出しても画質は良好です。
水平84°の視野角で、動きまでしっかりと映せるのも魅力。最短接写距離は7cmで、細かい文字なども近距離でアップできます。
一体型のライトは、タッチセンサーで手軽に調光可能。明るさだけでなく、色味も調節できます。ストリーミングはもちろん、手元撮影やオンライン面接、オンライン会議など幅広いシーンで使いやすい汎用性の高いモデルです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) WEBカメラ 400-CAM086
シンプル設計で比較的リーズナブルな価格の、コスパに優れた配信向けWEBカメラです。安価ながらフルHDの高解像度を実現しており、良好な画質でストリーミングできるのがポイント。配信初心者の方にもおすすめのモデルです。
カメラのみのシンプルな設計を採用しています。USBケーブルをパソコンに接続するだけで使える仕様。ドライバー不要で、購入してすぐに配信を始められます。
モニター上・据え置き・三脚の3通りの設置方法に対応し、さまざまなアングルから配信できる点もメリット。取り付け部分は約1cmとベゼルに干渉しにくい作りなので、モニター上に設置しても邪魔になりにくく快適に使えます。
レイザー(Razer) Kiyo RZ19-02320100-R3M1-A
ゲーミングデバイスを多く手掛けている「Razer」が展開している配信用のWEBカメラです。カメラレンズの周りに多段点灯式リングライトを搭載しているのが特徴。ライトで顔を明るく見やすいよう表示でき、表情などを視聴者へ届けやすいのが魅力です。
1080p 30fps、720p 60fpsの高画質かつ高いフレームレートを実現しており、鮮やかで滑らかな映像を実現するのも魅力のひとつ。高精度なオートフォーカスに対応しているため、カメラ前で動いても自動でピントを合わせられます。
専用ソフトウェアと連携すると、設定などを簡単にカスタマイズできる点もメリット。高性能ながらコンパクト設計なので、持ち運ぶ機会が多い方にもおすすめです。
Pixio WEBカメラ Stream Cube 2K PXSC1
本格ストリーマー向けに設計された高性能なWEBカメラ。WQHD 1440p 30fpsで、鮮やかかつ臨場感のある配信ができるのが魅力です。
AIの自動調整が可能で、さまざまな環境でも人物をきれいに映し出せます。部屋の明るさ・肌色・光源の有無などを考慮して美しく映るよう調節する「ホワイトバランス」を備えているのもポイント。AIによるオートフォーカスを搭載しているので、ピント合わせの心配をしないで配信を続けられます。
収音性に優れたマイクを内蔵し、雑音を気にせず快適に使えるのもメリット。専用ソフトウェアと連携すれば、明るさやコントラストなどを自分好みにカスタマイズできます。
アンカー(ANKER) AnkerWork C310 Webcam A3367011
4Kの高精細な映像に対応した、コスパに優れた配信向けWEBカメラです。配信はもちろん、オンライン会議などでも高精細な映像を映し出せるのが特徴。滑らかな映像を届けたいときは、1080p 60fps HDRでもストリーミングできます。
逆光や暗い環境でも明暗を自動調節できるのがポイント。AIによるオートフォーカス、オートフレームにより、顔や動きに合わせて焦点などを自動で調節します。
ノイズリダクション機能を備え、周囲の雑音を低減してクリアな音声を届けられるのも魅力。また、物理的にカメラを遮断する「プライバシーカバー」を搭載しており、不要な映り込みを防ぎます。
Insta360 AI 4Kウェブカメラ Link 2C
4K解像度で高品質な配信ができるWEBカメラです。1/2インチセンサーを搭載しており、多くの光とディテールを捉えられます。リアルな画像を実現できるのが特徴です。明るい環境でも暗い環境でもバランスの取れた映りで配信できます。
高速なフォーカスが叶う「位相差検出オートフォーカス」を備えているのもポイント。また、プロレベルの明瞭な音を集音できるマイクを採用し、クリアな音でストリーミングできます。
動きに合わせてカメラが自動追跡する「オートフレーミング」に対応している点もメリット。「ポートレートモード」にすれば、縦画面で配信が行えます。
キングストン(Kingston) HyperX Vision S WEBカメラ 75X30AA
高耐久かつスタイリッシュなアルミボディを採用した配信向けWEBカメラ。傷がつきにくく、きれいに保てるのが特徴です。
90°の広視野角と応答型オートフォーカス機能により、自分の姿にフォーカスを合わせ続けられるのもポイント。回転と傾きを手軽に調節できる設計なので、好みのアングルから配信できます。
4K 30fpsの高画質でストリーミングできる点もメリットです。プライバシーカバーで物理的にレンズを遮断できるのも魅力。また、LEDインジケーターでカメラのON・OFFをひと目で把握できるので、安心して使用可能です。
WEBカメラの売れ筋ランキングをチェック
WEBカメラのランキングをチェックしたい方はこちら。
WEBカメラは、配信で自分の表情やジェスチャーなどを伝えるのに便利なアイテム。配信中にカメラ操作をしたくない方には、オートフォーカス機能や自動調光機能などを備えたモデルがおすすめです。機能・価格・デザインなどを考慮して、自分に合ったモデルを見つけてみてください。