Web会議やライブストリーミングなどで便利な「広角Webカメラ」。一般的なWebカメラより広範囲を映し出せるのが特徴です。また、最近ではマイクが内蔵されたモノや、スピーカー機能が備わったモノなども登場しています。

広角Webカメラと一口にいっても、幅広いメーカーから展開されているため、どれを選べばよいか迷ってしまいがちです。そこで本記事では、おすすめの広角Webカメラと選び方をご紹介します。

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広角Webカメラを使うメリットとは?

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広角Webカメラを使うメリットは、広い範囲を映せることです。一般的なWebカメラの画角は70~90°程度。場合によっては会議のホワイトボードを端から端まで映せなかったり、参加者が見切れてしまったりする場合があるので注意が必要です。

広角Webカメラを使えば、そのような心配が少なくなるのが利点。また、広範囲を映し出せるため、ソーシャルディスタンスを確保しやすいのもポイントです。参加者が余裕を持って着席できます。

広角Webカメラの選び方

参加人数や目的に合った画角を選ぶ

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広角Webカメラを購入する際は、参加人数や目的に合わせて画角を選びましょう。目安として、参加人数が1~2人の場合は90°、3人程度が参加する場合は100°前後の画角のモデルがおすすめです。

社内研修やセミナーなど、3人以上参加する場合に向いているのは、画角が120°以上あるモデル。なかには、180°の広い視野角を持つモノもあります。大人数で会議をする機会がある場合は、ぜひチェックしてみてください。

カメラの設置タイプで選ぶ

クリップ式

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クリップ式の広角Webカメラは、モニターやノートパソコンのベゼル上部に挟んで固定するのが特徴です。手軽に設置できるため、すぐに使い始めたいときに役立ちます。場所を取らず、机の上を広く使えるのも魅力です。

クリップ式のモデルのなかには、折りたためるモノがあるのもポイント。使わないときは邪魔にならない場所にしまっておけます。持ち運びにも便利で、外出先でも活躍するのがメリットです。

スタンド式

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スタンド式の広角Webカメラは、パソコンなどの横に立てて設置するのが特徴。場所を選ばず、発言者に合わせて自由に移動させられるのが魅力です。しっかりと置けるため、映像を映すときの安定性に優れています。

映し出したいモノに合わせてレンズを向けられるのもポイント。ホワイトボードに板書をしながら話をしたり、資料を映しながら説明をしたりするときに役立ちます。ミーティングやセミナーなどでの使用におすすめです。

三脚式

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広角Webカメラのなかには、市販のカメラ用三脚を取り付けるためのネジ穴が設けられたモデルもあります。三脚式広角Webカメラのメリットは、優れた安定性が備わっていることです。地面が平らでない場所にも設置できます。

手ブレを抑えて撮影できるのもポイント。屋外でライブストリーミングを行う際などにおすすめです。

解像度をチェック

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広角Webカメラを購入する際は、解像度を事前に確認しましょう。解像度とは、画面に表示される総画素数のこと。「横×縦」で表され、数字が大きくなるほど映像がきめ細かくなり、表情や文字などを綺麗に映し出せます。

なかには、解像度が3840×2160の4Kに対応しているモデルも。ただし、Webカメラ側が対応していても、ミーティングソフトが4Kに対応していない場合があるので、4Kの映像を相手に届けたいときは注意しましょう。

マイク・スピーカー性能にも注目

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広角Webカメラを購入するときは、マイク機能やスピーカー機能にも注目しましょう。Web会議や配信などを行う際にはマイクとスピーカーが必須ですが、本体に内蔵されているWebカメラを選べば別途用意する必要はありません。

マイクとスピーカーを購入する費用を抑えられるのがポイント。また、マイク・スピーカー分の設置スペースも節約でき、卓上を広く使用できます。

あると便利な機能をチェック

自動追尾機能

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人数が多い会議などのシーンでは、自動追尾機能付きの広角Webカメラがあると便利です。自動追尾機能があれば、音や顔などを自動で検知することが可能。大人数で会議していても、話している方がフレームに入るよう調整してくれます。

手動でカメラの位置を変更する必要がないため、スムーズに会議を進められるのがメリット。一方で、ほかの広角Webカメラと比べるとやや価格が高い傾向があるのがデメリットです。

オートフォーカス機能

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オートフォーカス機能があるとカメラが自動でピントを合わせてくれるため、遠距離や近距離で被写体がボケてしまうリスクを軽減できます。

一般的な広角Webカメラに搭載されている「固定フォーカス」は、ピントの合う範囲が固定されているので、細部までピントが合わないことがあります。映像品質を重視する場合は、オートフォーカス機能が搭載されたモノをチェックしてみてください。

明るさ調整機能

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映像が暗くなりやすい場合は、明るさ調整機能をチェック。自動光補正や自動明るさ調整機能付きのモデルであれば、手軽に明るさを調整でき綺麗な映像を表示できます。

反対に細部まで自分で調整したい場合は、手動調整できる項目が多いモノを選ぶと快適。製品や対応アプリによって調整項目が異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

表情が明るく見えると通話相手の印象もよくなり、自信を持って会議を進められます。使用環境を問わずオンライン会議の品質を高めたい方は重視してみてください。

ズーム機能

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広い会議室などで遠くにいる人物や物体を拡大して映したい場合は、ズーム機能付きのモデルがおすすめ。倍率は製品によって異なりますが、なかには5倍ズームに対応しているモノもあります。

対象物をカメラに近づけずに表示できるのが便利なポイント。「オートズーム機能」を搭載したモデルであれば、自動で適切な画角に調整できます。ズームのレベルを段階的に調整できるモノもあるため、チェックしてみてください。

広角Webカメラのおすすめメーカー

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

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サンワサプライは、マウスやキーボードをはじめとしたPC周辺デバイスから収納用品、仕事用のデスクなど幅広い製品を扱う国内メーカー。ビジネス向けのモデルも多く、会社で使う広角Webカメラを探している方におすすめです。

ラインナップが豊富なのも嬉しいポイント。機能や画角が異なるモデルをいくつも展開しており、映したい人数や用途に応じたモノを購入できます。360°撮影に対応した高性能なWebカメラも販売しているため、性能重視の方はチェックしてみてください。

ロジクール(Logicool)

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ロジクールは、キーボードやマウスなどのPC周辺機器を扱う世界的なメーカーです。元々はスイスで創設された企業で、1988年に日本法人が設立。現在はゲーミングデバイスなども扱う企業として高い人気を集めています。

広角Webカメラのなかには、最大90°の画角で撮影できる製品もラインナップされています。2名程度の少人数ミーティングにぴったり。4K対応の高画質モデルや明るさの自動調整機能を備えた製品もあるため、画質を重視したい方におすすめです。

バッファロー(BUFFALO)

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バッファローは、無線ルーターやストレージ、マウスなど、PC周辺機器全般を扱う大手国内メーカー。高機能ながらリーズナブルな価格の製品を販売しているなど、コスパを重視したい方におすすめです。

Webカメラの種類は少なめですが、会議室などの人が集まる場でも大人数を映し出せる広角モデルを展開しているのが特徴。拡張ソフトウェアが付属している製品もあり、充実した機能を備えています。

広角Webカメラのおすすめ

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 会議用ワイドレンズカメラ CMS-V52S

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 会議用ワイドレンズカメラ CMS-V52S

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30段階のデジタルズームに対応した広角Webカメラです。上部にボタンが付いており、最大倍率5倍まで手軽にズームの設定を変更できるのが特徴。4K画質での撮影に対応した高解像度モデルのため、拡大しても画質が粗くなりにくいのがメリットです。

90°の広角レンズを搭載しているのもポイント。机が横に3列並んでいる会議室などでも、全体を広く映し出せます。アクティブノイズキャンセル機能を搭載した高感度のデュアルマイクを内蔵しているため、会議の音声をクリアに伝えられるのも利点です。

取り付け方法は、ディスプレイ上・三脚/スタンド・据え置きの3種類。3mのロングケーブルが付属しているため、広い空間で使用する際もスムーズに接続できます。画像解析用カメラとしても利用可能です。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイヤレス広角WEBカメラ CMS-V43BK-3

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ワイヤレス広角WEBカメラ CMS-V43BK-3

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社内研修やセミナーなどにおすすめの広角Webカメラです。広範囲を映し出せる150°のワイドレンズを搭載しているのが魅力。大人数の会議で活躍します。

画質は1280×720のHDに対応。マイクが内蔵されているため別途スタンドマイクなどを用意する必要がなく、短時間で会議の準備を行えます。三脚に固定することも可能です。また、本製品はディスプレイへの取り付けや据え置きにも対応しています。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 広角Webカメラ CMS-V69BK

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 広角Webカメラ CMS-V69BK

2.4GHzワイヤレス接続に対応した広角Webカメラです。ケーブル不要で撮影できるため、さまざまなシーンで活用できるのが魅力。水平画角107°の広角レンズを内蔵しており、教室や会議室など複数人が集まる場所におすすめです。

複数の取り付け方法に対応しているのもポイント。一脚や三脚に取り付けて、カメラを自由に動かしながら撮影したり、別売りのカメラマウントやスタンドを取り付けて、黒板やスチール面に設置したりできます。

電源は充電式で、1度の充電で最大約3時間の動作が可能。モバイルバッテリーからの充電にも対応しているため、コンセントが近くにない環境でも長時間撮影を行えます。

サイズは62×71×77mm。クリップ部分を折りたためるコンパクトなモデルで、持ち運びにもおすすめです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) カメラ内蔵USBスピーカーフォン CMS-V47BK

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) カメラ内蔵USBスピーカーフォン CMS-V47BK

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省スペースで設置しやすい1台3役のスタンド式広角Webカメラです。オンライン会議で使用するカメラ・マイク・スピーカー機能をすべて搭載しているのが魅力。ケーブル1本で駆動するシンプルなモデルのため、手軽に会議をスタートできます。

集音範囲2mの高性能マイクを内蔵しているのもポイント。360°の音を拾える全指向性マイクのため、大人数での会議にも適しています。ハウリングを抑えるエコーキャンセリング機能や、雑音を軽減するノイズリダクション機能を備えているのもメリットです。

サイズは約62×62×235mm。縦長のコンパクトなモデルのため、デスクの上にもスマートに設置できます。カメラは水平画角105°のワイドレンズを採用しているほか、上下10°の角度調整も可能です。

ロジクール(Logicool) 広角Webカメラ MX BRIO 700 C1100

ロジクール(Logicool) 広角Webカメラ MX BRIO 700 C1100

独自設計のレンズを搭載した高性能な広角Webカメラです。4K Ultra HD画質で映し出せるのが特徴。ディスプレイ上に取り付けるほか、三脚にも対応しており、PCデスク前や会議室などさまざまな環境で利用できます。

自動露出や自動ホワイトバランスなどを搭載。表情をくっきり映し出せるのがメリットです。オートフォーカス機能も搭載しているため、重要な会議やプレゼンなどさまざまなシーンで活躍します。

また、照明やカラーバランスなどは手動でも調整可能。細部までこだわって設定できます。画角は最大90°で、少人数の撮影におすすめです。

ロジクール(Logicool) 広角Webカメラ Brio 500 C940

ロジクール(Logicool) 広角Webカメラ Brio 500 C940

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クリップ型の広角Webカメラです。自動光補正や自動の明るさ調整機能など、映像をクリアに映し出すための各種機能が備わっているのが特徴。部屋の明るさや環境を問わず、綺麗な映像を届けられます。

自動フレーミング機能を搭載しているのもポイント。会議中に立ったり移動をしたりする場合も、画面中央に姿が映るよう自動追尾してくれます。オートフォーカス機能やノイズリダクション機能付きマイクも備わっており、機能性に優れた製品です。

画角は90°・78°・65°に対応。少人数を映すのに適しています。回転式のプライバシーシャッターを搭載しているため、社内でも安心して利用できる製品です。

アイ・オー・データ(IODATA) 大型ディスプレイ用USBカメラ TC-MC100

アイ・オー・データ(IODATA) 大型ディスプレイ用USBカメラ TC-MC100

大型ディスプレイに設置できるMac対応のWebカメラです。会議室やミーティングスペース向けに設計。広視野角のレンズを採用しています。水平視野角112°・垂直視野角82°・対角視野角124°のワイドな視野で、複数人が参加するオンライン会議もしっかりと映し出せるのが特徴です。

カメラの角度調整機能が充実しており、左右は360°回転、上下は±15°に調整が可能。設置環境や参加者の位置に応じて、柔軟に変えられます。

Microsoft TeamsやZoom、Google Meetなど、主要なWeb会議ツールが使用可能。USB2.0接続により、WindowsやMac、Chrome OSと幅広いOSで動作します。大型ディスプレイに最適な設計で、オフィスの会議やリモートミーティングをより快適にサポートするモデルです。

エレコム(ELECOM) 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBK

エレコム(ELECOM) 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBK

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AI技術を活用した「オートズーム」に対応した広角Webカメラです。検出した人物に合わせて撮影範囲を自動調整するのが特徴。人数にかかわらず適切な画角を調整できるため、見やすい映像を届けられます。

話者を識別して「発言中マーク」を表示する独自機能も魅力のひとつ。誰が話しているのかがひと目で判断できるため、発言のタイミングなどを見つけやすくなります。4K対応の高画質モデルで、相手の表情や資料をくっきりと表示しやすいのもメリットです。

画角は130°に対応。「ゆがみ補正機能」を搭載しているため、広角レンズに起こりがちな画面の歪みを軽減し、カメラの端まで綺麗に映し出せます。人数が多い場合でも見切れずに撮影しやすいので、広い会議室などにおすすめです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 360度WEBカメラ 400-CAM084

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 360度WEBカメラ 400-CAM084

360°パノラマ撮影に対応したスタンド式の広角Webカメラです。一般的なカメラの場合、レンズから離れるほど顔や表情が見えなくなりがちですが、本製品の場合はデスク中央に設置することで参加者全員の顔を均一に表示できます。

6パターンの画角に対応しているのもポイント。上下に180°の映像を映し出せる画角や上段に360°、下段に1方向を映し出せる画角など、シーンに応じた使い方ができます。

また、本体には両側からの音声を拾えるデュアルマイクを内蔵。ノイズ軽減機能も備えており、クリアな音声を届けられます。用意する機材を抑えられるため、会議スペースが狭い場合にもおすすめです。

バッファロー(BUFFALO) 広角Webカメラ BSW505MBK

バッファロー(BUFFALO) 広角Webカメラ BSW505MBK

コスパが高く人気の広角Webカメラです。比較的安価なモデルで、会議室ごとにWebカメラを導入したい場合やコストを抑えたい場合におすすめ。マイクも内蔵されているため、手軽にオンライン会議を行えます。

水平画角約120°の広角レンズを採用しているのも魅力です。セミナーや研修などの大人数が集まる場でも全体像をカメラに収めやすいのがポイント。ホワイトボードや一般的なカメラでは映し切れない、大きいサイズのサンプルを映す場合にもおすすめです。

USBバスパワー給電式のため、コンセントが近くにない環境でもノートPCなどと接続して利用可能。画質はフルHD 30fpsに対応しています。プライバシーシャッターも搭載。シンプルながら必要な機能を備えた広角Webカメラです。