家庭で調理するときに必須の「フライパン」。大きさ・素材・機能など、さまざまな製品が販売されているため、どれを選ぼうか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、フライパンの人気ブランドやおすすめ製品、選び方のポイントなどを詳しく解説します。キッチンのどこに収納するか、どのような料理に使うのかを考えながら、チェックしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- フライパンのおすすめメーカー・ブランド
- フライパンのおすすめ|人気
- フライパンのおすすめ|安い
- フライパンのおすすめ|軽い
- フライパンのおすすめ|セット
- フライパンの売れ筋ランキングをチェック
- フライパンの選び方
- 番外編:安全性の高いフライパンの特徴とは?
- 番外編:フライパンの寿命はどれくらい?長持ちさせるコツ
フライパンのおすすめメーカー・ブランド
ティファール(T-fal)
「ティファール」は、フランスの調理器具メーカーです。調理器具やキッチン用品など、暮らしに役立つ製品を提供しているのが特徴。家族団らんのひとときを満喫できる、さまざまな製品を展開しています。
1956年に初めて、フッ素樹脂加工がほどこされたフライパンを発明。食材がくっつきにくく、こびりつきにくいフライパンとして、現在も多くの人に愛されています。収納場所をとらない、取っ手が取れるタイプのフライパンも便利です。
リバーライト(RIVER LIGHT)
鉄製のフライパンを製造・販売している「リバーライト」。使えば使うほど油が馴染んでいくため、長く愛用できます。また、鉄は蓄熱性が高い素材なので、短い時間で調理しやすいのが魅力です。
フライパンでは、表面に窒化鉄層・酸化鉄層を形成させた「極JAPAN」シリーズが人気。使い始めに空焼きしたり、使用後の油を塗ったりといった、鉄製フライパンに必要なお手入れは不要です。食品衛生法による衛生試験に適合した、日本製のフライパンです。
ツヴィリング(Zwilling)
キッチン用品ブランド「ツヴィリング」は、1731年にドイツ中西部の町で誕生しました。「最高のものを持つ歓び」というスローガンのもと、熟練の職人による洗練された技術と、最新技術を積極的に採用しているのが特徴。世代を超えて愛される、耐久性の高い製品を作り続けています。
フライパンはもちろん、両手鍋・スキレット・グリルパンなど、多くの調理器具を展開。シンプルなデザインなので、飽きずに長く使えます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
「アイリスオーヤマ」は、生活にまつわるさまざまな製品を取り扱っているブランドです。キッチン用品はもちろん、インテリア・収納用品・オフィス用品・ガーデン用品・ペット用品など、ジャンルを問わずに幅広い製品開発を続けています。
ブランドのコンセプトは「SEG(シンプル・エコノミー・グッド)」。使いやすいだけでなく、価格の安さや品質の高さにもこだわっています。
フライパンは、食材がくっつきにくいダイヤモンドコートや、手に負担をかけない軽量タイプなど、特徴が異なる製品を多く展開。お得に購入できる、フライパンのセット製品も取り扱っています。
フライパンのおすすめ|人気
ティファール(T-fal) インジニオ・ネオ ヴィンテージボルドー・インテンス フライパン26cm L43905
取っ手が取れてコンパクトに収納できる、ティファールのフライパン。耐久性の高い「チタン・インテンスコーティング」がほどこされているため、こびりつきにくさが長続きします。さらに、外面はエナメル仕上げで、傷や汚れに強いのがメリット。美しい状態で長く使えます。
底面には食材を入れるタイミングを知らせる、ティファール独自のマークを搭載。マークの色が変わったら、食材を投入します。余熱完了のタイミングがわかりやすいため、料理初心者にもおすすめです。
冷蔵庫に入れたり、食卓にそのまま出したりできるので、使い勝手が良好。食器洗浄機も使えるため、お手入れも簡単です。本製品はガス火・電気プレートコイル・セラミックヒーター・ハロゲンヒーターなど、さまざまな熱源に対応しています。
リバーライト(RIVER LIGHT) 極ジャパン フライパン 22cm J1222
お手入れが簡単にできる、鉄製フライパンです。窒化鉄層と酸化鉄層を形成させた独自の鉄素材を使用することで、錆びにくさとお手入れのしやすさを両立。通常の鉄製フライパンの約5倍ほどの強度を有するため、金属製のキッチンツールやタワシも使用可能です。
使う前に油返しをすると、食材がこびりつきにくくなります。蓄熱性が高いので、食材の旨味をしっかり閉じ込め、おいしい料理に仕上げやすいのも魅力です。
ツヴィリング(Zwilling) ツヴィリング プロ フライパン 20cm 65128-200
ステンレス製のモノがほしい方におすすめの、高品質なフライパンです。熱伝導性と保温性を両立させた構造で、料理をワンランク上の仕上がりにする、プロ仕様の製品。底面から縁まで均一にスピーディーに熱を伝えるので、焼きムラができにくいのも魅力です。
さらに、錆びが発生しにくいよう、チタン合金加工をほどこしている点にも注目。しっかりお手入れすれば、長く愛用できます。
本製品は深さのある形状なので、汁気のある料理やスープなどにもマッチ。縁は液だれしにくいデザインを採用しており、盛りつけもきれいにできます。
京セラ(Kyocera) セラブリッド フライパン炒め 28cm CF-28FC-WBG
セラミック加工がほどこされた、安心して使えるフライパンです。熱伝導性のよさと遠赤外線効果により、食材の中までしっかりと熱を通します。外はカリッと、中はふっくら仕上がるので、肉料理・魚料理を作るのにおすすめです。
独自の「アップグレードセラミック加工」を採用しているため、焦げつきにくさが長く続くのもメリット。表面が硬いので、メラミンスポンジで気軽にお手入れできます。また、酸やアルカリにも強いため、入れる食材を選びません。
ハンドルには手が熱くならないよう、ファイヤーガードと呼ばれる突起を搭載。安全性・機能性が高いモノを探している方におすすめです。
バッラリーニ(Ballarini) フェラーラ 深型フライパン 24cm 75001-779
耐摩耗性に優れた、「グラニチウムエクストリームコーティング」をほどこした、アルミニウム製フライパン。ミネラルを配合した層を含む5層のコーティングで、こびりつきにくさが長続きします。しっかりコーティングされているため、金属のヘラやキッチンツールも使用できます。
さらに、ハンドル部分にサーモポイントが搭載されており、余熱が完了したかを色でお知らせ。無駄な加熱や、空焚きを防ぎます。コーティングや本体の劣化を防ぐ効果も期待できます。
底面には効率的に熱が広がる、ラジアントボトムというデザインを採用。ガス火・直火はもちろん、IHで上手に調理したい方におすすめです。
和平フレイズ 千歳 純銅 木柄フライパン20cm CS-024
熱伝導性のよい銅を使用した、おすすめのフライパンです。食材に熱を均一に通すため、パンケーキや卵焼きなどの料理にぴったり。食材の芯までじっくり火が通るので、焼きムラが生じにくいのが魅力です。
20cmフライパンの重量は約540gと軽量なため、長時間持っていても手が疲れにくいのもメリット。本製品以外にも両手鍋・卵焼き器・ケトルなどを展開しているので、用途に合わせて選べます。
深みのある美しい飴色で、さまざまなキッチンに馴染みます。質のよい銅製フライパンを探している方は、検討してみてください。
アーネスト(Arnest) センターエッグトリプルパン A-76728
底面に3つの仕切りがついた、個性的なフライパン。3つの食材を同時に調理できるので、時短や省エネに繋がります。中央は、卵1個で卵焼きを作るのにぴったりなサイズ。毎日のお弁当作りを楽にしたい方におすすめです。
仕切りの高さは1.5cmあるため、汁気のある料理を作っても隣と混ざらず安心。朝食を作るときにも役立ちます。
本製品は、ガス火やIHに対応したタイプ。同じ機能を持つガス火専用のモノや、深型のモノも販売されています。
フライパンのおすすめ|安い
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) フライパン 30cm IH ガス火 軽量 VLI-F30
多彩な特徴を有する大きなフライパンです。寸法が約30cmあるため、大人数の料理を作るときにぴったり。餃子やお好み焼きなどが、一気に作れます。大きいサイズでありながら、重量約730gと比較的軽いのも嬉しいポイントです。
人体に影響があるPFOA・PFOSは不使用。安全性の高い製品です。また、ハンドルが短く設計されているため、収納しやすいのもメリット。必要なときだけ取り出して使えます。
表面にはフッ素コーティングをほどこしているので、汚れが付着してもすぐに落とせます。ガス火にもIHにも対応した、安いフライパンがほしい方におすすめです。
貝印 軽いフライパン IH対応 26cm DW5629
軽さにこだわったフライパンです。重量は570gで、力がない方でもしっかり使えます。また、ハンドルの長さを短くすることで、重量バランスを調整。重さを感じにくいよう設計されています。
本製品は大人数の料理もスムーズに作れる、直径26cm。ほかにも豊富なサイズを展開しているため、用途に合わせて選べます。価格が比較的安いので、まとめて買うのもおすすめです。
熱効率を高めるために底面を厚く、側面を薄く加工してあるのも特徴。さらに、有害物質とされるPFOAやPFOSを含んでいないので、安心して使えます。
ベストコ モデルナ IHフライパン ND-9455
金属ヘラによる30万回の耐摩耗性試験に合格した、丈夫なフライパンです。焦げつきにくく汚れに強いため、お手入れが簡単。鮮やかなレッドカラーが、キッチンを明るく彩ります。
本製品は、約48×28.5×9.5cmと、深さのある大きめサイズ。さまざまな料理に使える、汎用性の高い大きさです。価格が安いので、ほかのサイズや卵焼き器などと合わせて購入するのもおすすめです。
パール金属(PEARL METAL) 鉄職人 鉄製フライパン20cm HB-1518
すべての熱源に対応した、日本製の安いフライパン。モノづくりの産地である、新潟県燕三条で作られた製品です。熱を蓄える鉄でできているため、ステーキやソテーなど強火での調理にぴったり。家庭用としてはもちろん、アウトドアシーンにも役立ちます。
長く使えば使うほど油が馴染み、使いやすくなるのも特徴。ガス火・直火・IHといったすべての熱源に対応しており、シーンを選ばずに使えます。
和平フレイズ メガフッカNEO IH対応フライパン20cm RB-1744
鍋のように使える、深さ約7.5cmのフライパン。焼く・炒める調理はもちろん、煮る・揚げる・茹でるといった調理方法にも対応します。側面には注ぎ口が2カ所あるため、きれいな盛りつけが可能。鍋としての役割もこなすので、調理器具を増やしたくない方にもおすすめです。
内面には、耐摩耗性に優れたクイックマーブル特殊フッ素樹脂加工がほどこされています。食材がこびりつきにくく、お手入れが簡単。ガス火にもIHにも対応しています。
フライパンのおすすめ|軽い
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ナチュかるフライパン24cm IH・ガス火対応 NTL-F24
軽さとデザイン性のよさを両立させた、おすすめのフライパンです。寸法24cmの本製品は、約540gと軽量。手が疲れにくく、長時間の調理にもおすすめです。小ぶりな20cmサイズやエッグパンなども展開しています。
内側には、高級感のあるマーブルコートを採用。食材が付着しにくいため、きれいな目玉焼きを作れます。汚れもスムーズに落ちるので、お手入れの手間がかかりません。IHにもガス火にも対応しています。
本製品は人の体に有害とされる、PFOAやPFOSを使用していません。
サーモス(THERMOS) デュラブルシリーズ フライパン KFI-026
耐摩耗性に優れたデュラブルコートをほどこした、ガス火専用のフライパンです。コーティングに硬質素材を配合し、耐摩耗性や焦げつきにくさを実現。使いやすさが長持ちします。また、ハンドルは握りやすいよう、親指が自然に沿う形にデザインされています。
直径26cmで、重量は約500gと軽量。片手でも楽に調理できるのが嬉しいポイントです。ほかにも、16cm・20cm・24cm・28cmと、幅広いサイズを展開しています。サイズ違いで同じフライパンを揃えたい方にもおすすめです。
パールが入った内面は、上品なブラウンカラーを採用しています。
ドウシシャ(DOSHISHA) evercook ガス火専用 軽量 フライパン24cm EGFP24
軽量性に優れた、ガス火専用のフライパンです。重量は約382gなので、腕の負担を軽減しながら快適に使用できます。さらに、アルミニウム合金に独自のアンカー構造を採用。焦げつきにくさ、使いやすさが長持ちします。
汚れが付着してもすぐに落ちるため、片付けも簡単。ストレスフリーで調理を進めたい方におすすめです。
パール金属(PEARL METAL) 軽いね ストロングマーブルフライパン28cm HB-1226
内面に4層、外面に3層の強力コーティングをほどこした、おすすめのアルミニウム製フライパンです。家族の人数分の料理が作れる大きさでありながら、重量約700gと軽量。金属ヘラも問題なく使える、耐久性の高さが魅力です。
フライパンの外側にもマーブル加工がほどこされており、汚れがするりと落ちるのもメリット。さらに、内面に出っ張りがない一体成型デザインなので、スムーズに洗えます。
本製品よりも小さいモノや炒め鍋・卵焼き器なども展開。料理に合わせて使い分けたい方はチェックしてみてください。
アーネスト(Arnest) ベルフィーナライトプレミアム 28cm深型 A-77018
底面はしっかりと肉厚に、側面は余分な厚さを削ぐことで軽量化を実現したフライパンです。重量約740gという軽さで、内径28cmと十分な大きさ。さらに、深さが約8.5cmあるので、焼く・炒める・煮る・茹でるなど、さまざまな調理ができます。
アルミニウム合金に特殊な4層コーティングをほどこした、焦げつきにくい内面にも注目。美しいフラワーエンボス加工をすることで、よりこびりつきにくい製品に仕上げています。
安全性が気になる方にもぴったりな、PFOAフリー製品です。また、本体とハンドルの間はフラットな設計で、洗いやすいのも嬉しいポイント。清潔さをキープしたい方におすすめです。
藤田金属 元気じゃない日の、フライパン 軽量タイプ ガス火専用
鉄製でありながら軽量化を実現した、ガス火専用のフライパン。底面と側面を1mmまで薄くすることで、重量694gまで軽くしています。素早く火が通るため、野菜はシャキシャキに、肉はジューシーに仕上がります。
六角グリップを採用し、持ちやすさにこだわっているのもおすすめポイント。ブナ・ウォルナットの無垢素材から、好きな方を選べます。
購入後にすぐ使えるよう、シーズニングと呼ばれる油慣らしを済ませている点も魅力。お手入れマニュアルも同封されているので、安心して使えます。
フライパンのおすすめ|セット
ティファール(T-fal) インジニオ・ネオ IHブルーマーキーズ・アンリミテッド セット6 L77991
フライパン2サイズ・ソースパン・ガラス蓋2種類・専用取っ手1本がついた、フライパンセット。ガラス蓋は26cmフライパンと、18cmソースパンにそれぞれ使用できます。取っ手や蓋がセットになっているので、さまざまな料理に対応。一人暮らしの方にもおすすめです。
熱伝導性を効率的にするため、底面のディスクを大きくデザインしているのも特徴。素早く均一に熱が入るので、食材の旨味をしっかりと閉じ込めます。さらに、底面には食材を入れるタイミングを把握しやすい、お知らせマークを搭載しています。
耐久性の高いチタン・アンリミテッドコーティングをほどこしているため、こびりつきにくさが長く続くのも魅力。また、多くの製品が展開されているので、買い足したいときも安心です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ダイヤモンドグレイス 10点セット DG-S10S
取っ手を取り外してオーブン調理ができる、便利なフライパンセット。オーブン調理で高温になっても、ハンドルをつけてスムーズに取り出せます。収納するときも場所をとらないので、狭いキッチンでも活躍します。
内面には、細かい粒子状の人工ダイヤモンドを配合した、ダイヤモンドコーティングをプラス。耐久性が高く、摩耗に強いのも魅力です。50万回の耐摩耗試験をクリアした製品で、長く使用できます。
ステンレスのようなつやがあり、見た目にこだわる方にもおすすめ。サイズの違うフライパン2種にガラス蓋・鍋・エッグパン・ハンドル2個などが付属した、充実の10点セットです。
カローテ(CAROTE) フライパン セット16点 ICE CREAMシリーズ
マーブルコーティングがほどこされた、食材がくっつきにくいフライパンセット。汚れても、軽く拭くだけでするりと汚れが落ちます。本製品は、IH・ガス火だけでなく、オーブン調理にも対応。さらに、短時間であれば冷蔵庫に入れて残りの食材を保存しておくことも可能です。
本体は耐久性に優れた、アルミダイキャスト仕様。20cmフライパンは約380g、26cmフライパンは約590gと、非常に軽いのが嬉しいポイントです。また、デザインが美しいので、食卓にそのまま出せるのもメリットです。
PFOA・PFOS・鉛・カドミウムなど、体に有害とされる物質を含んでいないのも特徴。安全に使えるモノがほしい方にもおすすめです。
ダイレクトテレショップ フレーバーストーン グランド4点セット
焼きムラが気になる方におすすめの、フライパンセットです。厚みのある底板を使用し、均一に熱を通します。さらに、遠赤外線効果で、炭火で焼いたようにふっくらと仕上げます。
コーティングは、特殊な6層構造を採用。くっつきにくいトップ3層と、熱伝導性がよいベース3層で構成されています。凹凸のないコーティングなので、お手入れも簡単。また、50万回の耐摩耗テストをクリアした、耐久性の高さも魅力です。
ソテーパン・ディープパン・キャセロールパン・ガラス蓋の4点セット。料理が楽しくなる、レシピブックもついています。
ボオグル(BoOh!gle) ボオグルクックウェア 13点セット
機能性とデザイン性にこだわったフライパンセットです。個性的な台形型構造を採用し、重ねて省スペースで収納できるのが特徴。フライパン・グリルパンのほかに、深型の鍋や蓋がセットになった、充実の13点セットです。
すべてのパーツを取り外して洗えるので、衛生面が気になる方にもおすすめ。蓋には、錆びの原因となるネジを使用していません。また、体に有害とされるPFOA・PFOS・鉛・カドミウムなどを含んでおらず、安全性も良好です。
ハンドルはワンタッチで固定、ツータッチで解除するタイプ。おしゃれなデザインなので、取っ手を外してそのまま食卓に置けます。
フライパンの売れ筋ランキングをチェック
フライパンのランキングをチェックしたい方はこちら。
フライパンの選び方
素材をチェック
長く使える「鉄」
本体が鉄でできたフライパンは、耐久性に優れているのが特徴。表面に加工がほどこされたモノと異なり、使い込むほどに油馴染みがよくなります。適切にお手入れしないと錆びの原因になる場合もあるため、取り扱いには注意が必要です。
耐熱性に優れた素材なので、強い火力で一気に調理できるのも魅力。また、熱を蓄えるため、食材を入れても温度が下がりにくいのもポイントです。
鉄製フライパンは、ほかの素材と比較すると重さがあります。最近では、手に負担をかけない軽量タイプも販売されているので、気になる方はチェックしておきましょう。
軽量で扱いやすい「アルミニウム」
アルミニウム製のフライパンは、軽くて取り扱いやすいのがメリット。力に自信がない方や高齢者でも、スムーズに調理を進められます。また、熱伝導率が高く、火力調整がスムーズに行えるのも魅力。熱源に置いたら、すぐに調理を始められます。パスタ・リゾットなど、水分の多い料理にぴったりです。
しかし、熱が食材にすぐ伝わるため、高火力で調理すると焦げついてしまう可能性もあります。急激な温度上昇に気をつけながら使用するのがコツです。IH非対応のモノも多いので、熱源の確認も忘れずに行いましょう。
お手入れのしやすさなら「ステンレス」
キッチン用品に多く使われる、ステンレス。錆びや汚れに強く、美しい状態を長く保てるのが魅力です。丈夫で、お手入れも簡単にできます。トマトを使った料理など、酸性の食材を使うときも安心です。
ステンレス製のフライパンは、保温性が高く、一度あたたまったら冷めにくいのがメリット。火が通りにくい食材も、じっくりと加熱できます。
ただし、熱伝導性が低いため、あたたまるのに時間がかかります。余熱を十分にしないと食材がくっついてしまうので、注意しましょう。お肉などを調理するときは、しっかりと加熱してから入れるのがポイントです。
パンケーキ・卵料理にぴったりな「銅」
焼きムラを作りたくない方は、熱伝導性のよい銅製フライパンもチェック。食材に熱を均一に伝えるため、家庭用コンロでもきれいに焼けます。プロの料理人や料理上級者も愛用する、本格志向の素材です。
銅製フライパンは、きれいに焼き目をつけたい料理におすすめ。パンケーキや卵料理の調理にぴったりです。
しかし、焦げつき・変色しやすいというデメリットがあります。適切なお手入れをすることで、長く使用できます。
コーティング加工
フッ素樹脂加工・テフロン
食材のこびりつきが気になる方は、フッ素樹脂加工がほどこされたフライパンがおすすめ。フッ素という成分を含んでおり、表面をコーティングしているのが特徴です。くっつきやすい目玉焼きや肉料理なども、するりとお皿に移せます。
メリットは、お手入れしやすい点です。汚れが付着しても、洗剤とスポンジで洗うだけで、すぐにきれいになります。また、コストパフォーマンスがよく、気軽に使えるのも嬉しいポイント。フッ素樹脂加工を採用しているメーカーも多いので、自分好みのモノを選べます。
また、テフロンとは、ケマーズの商標で、フッ素樹脂加工の一種です。
フッ素樹脂加工は、長く使ったり、間違ったお手入れをしたりすると劣化していくのがデメリット。コーティングが剥がれてきたら、買い替えを検討する必要があります。
セラミック加工
フライパンの表面にセラミックス塗料をコーティングするのが、セラミック加工です。熱伝導性がよく、食材に熱を伝えやすいので、スピーディーに調理をしたい方におすすめ。低火力でも調理しやすいのもメリットです。
セラミックは温度が上がると、遠赤外線を発します。食材にじっくりと火を通すことで、肉や魚をふっくらおいしく仕上げられます。また、人体や環境に有害となる物質を含んでいないのも、嬉しいポイントです。
コーティングが剥がれ、食材がくっつくようになったら買い替えが必要。空焚きや急速な温度変化を与えないよう、丁寧に使用するのがコツです。
マーブルコート・ダイヤモンドコート・チタンコート
フッ素樹脂に別の物質を加えてコーティングするのが、マーブルコート・ダイヤモンドコート・チタンコートです。
マーブルコートは、フッ素樹脂の中に鉱物を混ぜて作られます。大理石のような模様が特徴で、見た目に高級感があります。フライパン内面に複数の層のコーティングがほどこされるため、一般的なフッ素樹脂加工の製品よりも耐久性が高いのが魅力です。
ダイヤモンドコートは、硬度が高いダイヤモンドの粉末を混ぜているので、コーティングが長続きします。
フッ素樹脂加工に金属のチタンを混ぜるのが、チタンコートです。耐久性が高く、長持ちしやすいのがメリット。酸やアルカリにも強く、錆びにくいのが嬉しいポイントです。
焼き面のサイズをチェック
作りたい料理や家族の人数に合わせた、サイズ選びも大切です。直径20cm程度のフライパンは、一人暮らしの方におすすめ。目玉焼きが2個ほど焼ける大きさで、サブフライパンとしても役立ちます。小さくて軽いモノも多く、持ち運びにも便利です。
2人家族なら22cmほど、3~4人家族なら直径24~26cm程度のモノがぴったり。直径26cmあれば、一度に大人数分の料理が作れます。底面の広さがありつつ大きすぎないため、家庭でも使いやすいのが魅力。メインのフライパンとしても使えます。
大人数の料理を一度に作るなら、直径28cm以上のフライパンを選びましょう。夕食のおかずを一気に作るときも活躍します。大きいフライパンは重いので、なるべく軽い素材で作られたモノを選ぶのがおすすめです。
深さをチェック
炒める・焼くのがメインなら「浅型」
浅型のフライパンは、食材を返しやすく取り出しやすいため、お肉を焼いたり、炒め物を作ったりするのにぴったりです。食材の焼き加減がわかりやすいのも魅力。また、底面積が広いモノは、具材が重なりにくいのもメリットです。
目玉焼き・ハンバーグ・餃子などを作るときにおすすめ。ホットケーキやお好み焼きを作るときにも役立ちます。
料理のレパートリーが広がる「深型」
深型フライパンの魅力は、さまざまな料理に使える点です。焼く・炒める料理はもちろん、煮る・揚げる料理にも使えます。シチューやカレーなど、鍋で作る料理にもマッチ。作れる料理のレパートリーを増やしたい方におすすめです。
深型フライパンとして多くの調理に使うなら、深さ8cm以上あるモノを選びましょう。油がハネにくく、汁気の多い料理もこぼさずに盛りつけられます。浅型よりも重い傾向があるため、重量は必ずチェックしましょう。
重量をチェック
フライパンは素材・サイズ・形状によって重さが異なります。フライパンを振ったり煽ったりすることが多いなら、なるべく軽いモノを選ぶのがおすすめです。
軽量フライパンなら、手首へ負担がかかりにくく、力がない方でもスムーズに扱えます。片手で持って皿に盛りつけするときにも便利です。なかには、400g程度と軽量性に優れたモデルもあります。
1kgを超えると重いと感じてしまう場合があるため、注意が必要です。
ガス・IHのどの熱源に対応しているかどうか
調理中に使う熱源は、主にガス火・IHなどです。すべてに対応しているモノもあれば、ガス火のみ対応のモノもあります。自宅がIHヒーターの場合でも、ガスコンロやアウトドアで使用するなら、ガス火でも使える製品を選ぶと便利です。
自宅の熱源に合うモノを選ばないと、せっかく手に入れても使用できません。素材やサイズなどのほかに、製品説明をしっかり確認しましょう。
取っ手が取り外せるタイプなら収納性アップ
狭いキッチンや省スペースで収納したい場合は、取っ手が取り外しできるモノがおすすめ。本体を重ねることでコンパクトになるので、少しのスペースで収納できます。同じシリーズのモノは、重ねてすっきりと収納可能です。
フライパンで調理したモノを、そのまま食卓に出せるのもメリット。フライパンから料理を取り分けできるので、洗い物を減らせます。お気に入りの皿を選ぶように、おしゃれなカラー・デザインのモノを探してみてください。
取っ手部分がないと、全面をスムーズに洗えるのも嬉しいポイントです。
複数のサイズや蓋がセットになったモノも
一人暮らしなどで、初めてフライパンの購入をするなら、セット品も便利です。サイズの違うフライパン・鍋・蓋・持ち手などがセットになっており、わざわざ複数購入する必要がありません。
個別で購入するよりも低価格に設定されているモノも多く、お得に揃えたい方におすすめ。統一感のあるキッチンを作りたい方にもマッチします。
番外編:安全性の高いフライパンの特徴とは?
安全性の高い製品を選ぶなら、セラミック加工やホーロー加工の製品を選ぶのがおすすめ。また、コーティング自体をほどこしていない鉄製フライパンやステンレス製フライパンも、安全性が高いといわれています。
フッ素樹脂加工をほどこしたモデルにおいても、近年は原材料の有害物質とされるPFOAやPFOSを含まない製品が多くなっており、安全性に配慮されています。しかし、心配な方はPFOA・PFOSフリーと謳っている製品を選ぶのがおすすめです。
番外編:フライパンの寿命はどれくらい?長持ちさせるコツ
フライパンの寿命は、素材により異なります。もっとも長く使えるのは、鉄製や銅製のフライパンです。耐久性に優れているため、正しいお手入れをすれば半永久的に使用できるといわれています。ステンレス製やアルミニウム製の寿命は、10年ほどです。
コーティングの寿命は、テフロン加工・セラミック加工が約1〜2年、マーブルコート・ダイヤモンドコートは約2〜3年ほど。寿命に達していなくても、焦げや錆びなどが気になってきたら、買い替えを検討するのがおすすめです。
コーティングを長持ちさせたいなら、空焚き・強火調理を控えるのがベスト。表面を傷めないよう、金属製のキッチンツールやたわしを使わないのもポイントです。鉄製のフライパンの場合は、使用ごとに油返しをするのも大切です。
取り扱いやすいアルミ製から長く使える鉄製まで、さまざまなフライパンをご紹介しました。作りたい料理や家族の人数に合わせて、自分にぴったり合うモノを選ぶのがおすすめです。一人暮らしの方や初めてフライパンを購入する方は、必要なモノがすべてついたセット品も検討してみてください。