チェーンオイルのおすすめ10選。ワコーズなどの人気メーカーの製品もご紹介

ドライタイプは、粘度が低くサラサラとした質感が特徴のオイルです。速乾性が高く、注油後になじむまでの時間が短いのが魅力。チェーンに汚れが付きにくいため、クリーンな状態を保ちたい方におすすめです。

砂やほこりが多い環境でも汚れにくいので、晴れた日のサイクリングに適しています。しかし、ウェットタイプに比べて雨などの水分に弱い傾向があるため、天候に合わせて使い分けるのがポイントです。

ウェットタイプ

ウェットタイプは、粘度が高く油膜が厚いのが特徴です。水に強く、潤滑効果が長持ちします。悪天候でもチェーンをしっかり保護するので、雨の日にぴったりです。

しかし、粘度が高い分、砂や泥などの汚れが付着しやすい点には注意しましょう。定期的にチェーンを洗浄することで、快適な状態を維持できます。湿気が多い日や雨天時によく走行する方におすすめのタイプです。

セミウェット・セミドライタイプ

セミウェット・セミドライタイプは、ドライとウェットの中間的な性質を持つオイルです。潤滑性と汚れにくさのバランスが取れているのが魅力。ドライとウェットで迷ったときに選びやすいタイプです。

ドライタイプの汚れにくさと、ウェットタイプの耐久性をあわせ持っているので、さまざまな天候や路面状況に対応できます。天候を問わず通勤や通学で使う方や、オールラウンドに使えるモノを探している方におすすめです。

ワックスタイプ

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ワックスタイプは、主成分にワックスを用いたチェーン潤滑剤です。塗布後に乾燥すると固まり、チェーン表面をコーティングします。べたつきが少ないため砂やほこりが付きにくく、チェーンをきれいに保てるのがポイントです。

ズボンの裾などが汚れにくいので、普段着で自転車に乗る機会が多い方にも向いています。チェーンをクリーンに保ちたいという方にぴったりなタイプです。

容器の種類をチェック

初心者でも扱いやすいスプレータイプ

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スプレータイプは、缶から直接チェーンに吹き付けて使う手軽さが魅力です。広範囲にサッと注油できるため、メンテナンス時間を短縮できます。初めてチェーンメンテナンスをする方でも、直感的に扱えるのがポイントです。

オイルが周囲に飛び散りやすいので、屋外での使用に向いています。作業をするときは、地面に新聞紙や段ボールを敷くのがおすすめ。床や地面を汚さずに済みます。

ピンポイントに注油可能なボトルタイプ

ボトルタイプは、先端の細いノズルを使い、チェーンのコマへ1滴ずつ丁寧に注油できるのが特徴です。オイルの量を細かく調整できるのがポイント。オイルが飛び散りにくく、車体や周囲を汚す心配が少なく済むのが魅力です。

室内で自転車やバイクをメンテナンスすることが多い方に適しています。

オイルの成分をチェック

チェーンオイルの性能は、ベースとなる基油と、性能を補助する添加剤の組み合わせによっても左右されます。自分の走行スタイルや求める性能に合わせて成分をチェックするのがおすすめです。

基油は主に鉱油と合成油に分けられます。合成油は不純物が少なく、高い潤滑性や耐熱性を持つのが特徴。高価な傾向があるものの、より高い走行性能を求める方にぴったりです。

フッ素樹脂やモリブデンといった固体潤滑剤が添加されている製品もあります。添加剤は金属同士の摩擦をより減らす効果が期待でき、耐摩耗性を高めるのがポイントです。

チェーンオイルのおすすめ｜自転車向け

フィニッシュライン(FINISH LINE) クロスカントリーウエットルーブ

強力な自転車用チェーン潤滑剤です。水・泥・塩分に強いので、ハードな環境で自転車に乗ることが多い方におすすめ。潤滑性・防錆性・耐久性が持続しやすい仕様です。

本製品はウェットタイプ。ボトルタイプのため、狙った箇所に注油できます。効果が長続きするので、頻繁にサイクリングを楽しむ方にもぴったりです。

シュアラスター(Surluster) チェーンルブセミドライタイプ S-146

べたつきにくく汚れが付着しにくいセミドライタイプのチェーンオイル。フッ素樹脂とファインセラミックスの配合により、優れた潤滑性と耐摩耗性を両立しています。

本製品はスプレータイプで、初心者の方でも噴霧しやすいのがメリット。300km以上の走行にも対応できると謳っているため、本格的なレースに出場する方にもおすすめです。

フィニッシュライン(FINISH LINE) ドライバイクルブリカントボトル

オンロード・オフロードの両方に対応している自転車用チェーン潤滑剤。ほこりや汚れを寄せ付けにくく、チェーンを清潔に保つのが特徴です。

とくに乾燥した環境で威力を発揮する製品。また、チェーン以外にインナーケーブルや変速機の可動部などにも使用できます。汎用性の高いチェーンオイルが欲しい方におすすめです。

呉工業(KURE) Made For Speed チェーンルブセミウェット自転車用チェーン潤滑剤 1601

3種類の潤滑成分を配合したチェーンオイル。強力な潤滑力と耐久性を兼備しています。水置換機能により湿気や水分を除去し、チェーンの錆発生を防ぐのも特徴です。

チューブ付きスプレーで手軽に使える設計。チェーンへの付着性が高くオイル飛散を抑制します。また、セミウェット製品で、耐水性があるのもポイント。雨天時も効果を発揮するモノが欲しい方におすすめです。

KMC ゴーチェーンワックス

長持ちしやすい保護バリアを形成する製品です。PFSAや刺激の強い溶剤を含まない生分解性の処方で、大切な自転車をいたわります。

オイルベースの潤滑剤と比べて汚れにくいのがメリット。ドライブトレインの寿命を延ばす効果が期待できます。また、脱ろうの手間なく簡単に塗布できるため、メンテナンスは手軽。ドライブトレインの性能維持と手入れを両立したい方におすすめです。

チェーンオイルのおすすめ｜バイク向け

カワサキ(KAWASAKI) ホワイトチェーンオイルシールチェーン対応 J5008-0010

カワサキが手がける純正のチェーンオイル。シールチェーンに対応しています。スプレー缶タイプで、手軽にチェーン全体へ均一に塗布できるのが魅力です。

本製品は420mlと大容量。主成分には摩擦抵抗が小さいフッ素樹脂微粉末を採用しています。信頼性が高い日本メーカー純正のチェーンオイルを探している方におすすめです。

ヤマハ発動機(YAMAHA) ヤマルーブスーパーチェーンオイルドライ 90793-40071

フッ素樹脂を配合したバイク用チェーンオイル。良好な潤滑効果を発揮します。ドライ仕上げで、タレや飛散が少なく扱いやすいのが特徴です。耐摩耗性に優れており、チェーンの寿命を延ばすと謳っています。

500mlの大容量スプレーで長期使用が可能。ノーマルチェーンからシールチェーンまで幅広く対応するため、チェーンの種類が異なるバイクを持っている方におすすめです。

Vipro’s レイキッシュ耐高荷重型低粘度チェーンオイル VS-668

防飛散・防汚設計を採用した耐高荷重型低粘度チェーンオイルです。オイルの飛散やチェーン周りの汚れ付着を抑制。クリーンな状態を保ちやすいのがポイントです。

高い浸透力を備えており、チェーン細部まですぐに浸透するのも魅力。素早くメンテナンスを完了したいときに便利です。また、チェーン以外にベアリングやスプロケットの潤滑・保護にも役立ちます。

大同工業(D.I.D) チェーンルーブ

有機モリブデンにより高い潤滑性を実現するチェーンオイル。なめらかな駆動をサポートするので、バイクのレスポンスのよさを体感できます。ノンフロン・ノンエタン仕様で、環境にも配慮した設計が特徴です。

ポリマー配合により高い粘着力を発揮。飛散しにくく、チェーンにしっかりと付着します。X-リングやO-リングを傷めない高度精製油を使用しているのも魅力。愛車をきれいに保ちやすい製品を探している方におすすめです。

ワコーズ(Wako’s) 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310

フッ素樹脂を配合し浸透性を高めた、ハーフウェットタイプのチェーンオイルです。薄い皮膜を形成し、砂やほこりが付着しにくいのがポイント。また、防錆効果も良好です。

悪天候下でも飛散しにくいのが魅力のひとつ。容量は180mlです。長期的に潤滑が持続するため、メンテナンスの頻度を減らしたい方に適しています。