家の掃除を手放しで任せられる「ロボット掃除機」。最近では、十数万円を超えるハイグレードモデルも登場しています。性能は妥協したくないものの、よりコストを抑えて、スマートな暮らしを叶えたい方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ロボット掃除機「DreameBot L10s Plus SE」の性能や機能面をレビュー。約90日間ゴミ捨てが不要なゴミ収集ステーション付きの高性能・高コスパモデルです。
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- 目次
- 「DreameBot L10s Plus SE」は約90日分のごみを収集できる高性能ステーションが魅力
- コスパモデルながら清掃性能もばっちり
- スマートかつスピーディーに正確なマップを作成する「Pathfinderナビゲーション技術」
- 床に置いてあるモノを識別してスマートに回避する「3DAdapt障害物回避システム」
- アプリ連携や音声コントロールでより便利に
- 製品情報
「DreameBot L10s Plus SE」は約90日分のごみを収集できる高性能ステーションが魅力

DreameBot L10s Plus SEには、自動ゴミ収集を行うベースステーションが付属。吸引掃除後、「DualBoost 2.0システム」によりロボット掃除機本体の内部にたまったゴミを、自動でベースステーション内の紙パックに移動します。
紙パックは交換式で、容量は4L。約90日分ものごみをためておけるのが魅力です。ロボット掃除機にかかる面倒なメンテナンス作業である、ゴミ捨ての労力が大幅に減らせます。
また、紙パックは0.3μの目に見えないほどの微粒子を99.7%(※)封じ込めると謳われており、90日間置いておいても、ホコリっぽさがほぼ気になりません。
紙パックを捨てる際は、本体にセットしてある紙パックのつまみを引き上げるだけ。持ち上げる際に口が閉じ、手を汚さずにお手入れができるのがポイントです。たとえば、花粉の時期などに、ゴミ箱を開けて捨てる必要がなく、ほこりや花粉が舞い散るのを防げます。
※Dreame研究所で実施したテストに基づいた数値。実際の性能は、実際の環境や使用状況によって異なる場合があります。
コスパモデルながら清掃性能もばっちり
6500Paでホコリやチリを残さず吸引。毛がらみしにくいラバーブラシでお手入れの手間軽減

ロボット掃除機を選ぶ際には、家中のゴミをしっかり吸い込んでくれる「吸引力」の高いモノを選ぶのが重要。ロボット掃除機の吸引力は、圧力の単位「Pa」で表され、平均がおよそ3000Pa。現在では5000Paを超えるモデルも多く登場しています。
本製品はコスパに優れたモデルでありながらも、「Vormax 吸引システム」を採用したことで、平均を上回る6500Paと高い吸引力を実現。カーペットにからみついているような、細かいゴミまでしっかり吸引できます。
また、吸い込み口にはブラシ部分がすべてゴム製の「フローティングラバーブラシ」を搭載。ゴミをしっかりかき出す役割があるだけでなく、髪の毛が絡みにくく、毛の絡まりによる吸引力低下を防げます。さらに、都度絡まった髪の毛やペットの毛などを取り除くお手入れの手間を省けるのが魅力です。
カーペット掃除はよりしっかりと。「カーペット集中モード」を搭載

DreameBot L10s Plus SEは、カーペットを検知するセンサーを備え、入念に清掃するための機能が充実しています。カーペットやラグなどが敷いてあり、ほこりが気になる家庭におすすめです。
アプリからカーペットの2回掃除機がけをする「カーペット集中モード」設定をすることが可能。カーペットの敷いてある箇所を、重点的にきれいにできます。
さらに、超音波カーペット探知機能を搭載。カーペット集中モード使用時は、吸引力を高め、奥に入り込んだ髪の毛やペットの毛などもしっかり吸引できます。
回転させながら水拭きする「DuoScrub水拭きシステム」。カーペットは濡らさず掃除可能

DreameBot L10s Plus SEのロボット掃除機本体には、300mlの水タンクを搭載。水タンクに給水することで、水拭き清掃や吸引+水拭き清掃を行えます。
また、2枚の円形状のモップを2つ備えた「DuoScrub水拭きシステム」を採用。モップを高速回転させるうえ、床の汚れへ圧力を加えながら拭くので、飲みこぼし跡などの頑固な汚れも落とせるのが魅力です。
なお、カーペットを検知し、乗り上げる前にモップが床から最大7mm持ち上がるのもポイント。カーペットを濡らさないように吸引掃除のみを実行してくれます。
3mm以上と毛足の長い場合は、カーペットを避けるよう、アプリ上から「水拭き禁止エリア」の設定が可能。大事なカーペットが水に濡れて傷むのを防げるうえ、モップを取り外す手間を減らせます。
スマートかつスピーディーに正確なマップを作成する「Pathfinderナビゲーション技術」

ロボット掃除機においては、家の間取りをしっかり把握する「マッピング機能」も重要。マッピング性能がよければ、家のすみずみまで清掃しやすくなるほか、効率のよい清掃ルートも考えてくれます。
DreameBot L10s Plus SEは、マッピング性能に優れており、スピーディーかつ正確に家の間取りをマッピングできる「Pathfinderナビゲーション技術」を採用。効率的な掃除ルートを判断し、無駄なくスマートに清掃してくれます。
マップはアプリ上で、4枚まで作成・保存できるため、2階建て以上の家でも間取りをしっかりと記憶。ロボット掃除機を移動させれば、戸建ての広い家でも使えます。さらに、各階ごとに別の設定をカスタマイズし、記憶させておくことも可能です。
床に置いてあるモノを識別してスマートに回避する「3DAdapt障害物回避システム」

家の床には家具やスリッパ、ペットの餌用ボウルなど、さまざまなモノが置いてあります。DreameBot L10s Plus SEには、家の床にある障害物をスムーズに回避しながら掃除するためのシステムが備わっているのもポイントです。
本製品に採用されているのは精度の高い「3DAdapt 障害物回避システム」。スリッパやおもちゃなど障害物をスマートに避けながらも、障害物の周囲を丁寧に清掃するので、掃除し残しを極限まで減らせます。
アプリ連携や音声コントロールでより便利に

アプリ連携して使うロボット掃除機は、アプリの使いやすさや機能が豊富にあるかどうかが重要。DreameBot L10s Plus SEは、iOSやAndroid対応の専用アプリ「Dreamehome」と連携することで、より便利な機能を使えます。
たとえば、清掃方法・強度設定や、家に人がいない日時で清掃予約ができるほか、リモートで清掃開始といった指示を出すことも可能。また、重点的に清掃したいエリア、逆に立ち入り禁止区域を設定するなど、細かいエリアを指定しての清掃も行えます。
ほかにも、フィルターやサイドブラシ、メインブラシなど消耗品の交換時期を教えてくれるなど、ロボット掃除機にほしい機能がしっかりと搭載されていました。
さらに、家にAmazonAlexaもしくはGoogleアシスタントがあれば、音声コントロールにも対応。手が離せないときにも清掃指示ができて便利です。
製品情報
ドリーミー(Dreame) DreameBot L10s Plus SE

本体寸法 | 350×350×97mm |
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本体質量 | 3.74kg |
最大吸引力 | 6500Pa |
ベースステーション寸法 | 440×298×425mm |
ベースステーション質量 | 3.96kg |
ダストバッグ容量 | 4L |
水タンク容量 | 300ml |
ダストボックス容量 | 350ml |
モップリフトアップの高さ | 最大7mm |
バッテリー容量 | 5200mAh |
付属品 | ・ロボット掃除機本体 ・ゴミ収集付きベースステーション ・ベースステーションランプ延長プレート ・サイドブラシ ・ユーザーマニュアル ・モップパッドホルダー×2 ・モップパッド (取り付け済み)×2 ・ダストバッグ×2 (1点は取り付け済み) ・電源コード |
DreameBot L10s Plus SEは大容量ダストボックスや強力な吸引力、正確なマッピング、優れた回避能力など必要な性能を備えた、全体的に優秀なロボット掃除機。そのうえ、全自動収集ステーション付きモデルとしては価格も安く、コスパのよい1台だと感じました。新生活準備や買い替えに、家の掃除を手放しで任せられるモデルを探している方は、ぜひ手に取ってみてください。