一人暮らしに役立つのが、面倒な日々の掃除をサポートする「ロボット掃除機」。毎日忙しくて掃除できない方でも、ボタンひとつで手軽に部屋をきれいにできます。

そこで今回は、一人暮らしにおすすめのロボット掃除機をご紹介。気軽に購入できるリーズナブルなモデルから、最新の機能を備えたハイエンドモデルまで、さまざまな製品をピックアップしました。

一人暮らしにロボット掃除機はいらない?メリットはある?

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部屋がそれほど広くない一人暮らしだとロボット掃除機は敬遠されがちですが、実は一人暮らしでもロボット掃除機を導入することでさまざまなメリットがあります。

例えば、一人暮らしの場合、毎日掃除をするのは時間的にも体力的にもなかなか大変ですが、ロボット掃除機があれば手間なく部屋をきれいに掃除できます。掃除を効率化することで、生活に時間のゆとりが生まれるのも魅力です。

また、普段掃除がしにくいベッドの下や家具の隙間などもロボット掃除機であれば、スムーズかつきれいに掃除できます。加えて、掃除しやすいように自然と床にモノを置かないようになるので、スッキリとした居住空間をキープしたい方にもおすすめです。

一人暮らしのロボット掃除機の選び方

価格の安さやコスパをチェック

ひと口にロボット掃除機といっても、気軽に購入できるエントリーモデルから高価なハイエンドモデルまでさまざまな種類があります。

ハイエンドモデルは、価格が高いゆえに便利な機能が充実していますが、一人暮らしだとオーバースペックで機能を持て余すことも。予算に余裕がある方や、機能を重視する方なら選んでも問題ありませんが、コスパを重視するなら価格の安いエントリーモデルを選ぶのがおすすめです。

ただし、あまりにも安いモデルを選んでしまうと機能がシンプルで使い勝手が悪くなるため、選ぶ際には注意しましょう。

サイズ・形状は部屋の間取りに合わせて選ぶ

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ロボット掃除機を選ぶ際には、部屋の間取りに合ったサイズのモノをしっかりと選ぶことが大切です。

例えば、ワンルームや1Kのような狭い部屋の場合、サイズの大きなロボット掃除だと小回りがきかず効率よく掃除できないことも。また、使わないときにスペースを取るので、部屋の広さに余裕がない方は横幅が300mmほどのコンパクトなモデルを選ぶのがおすすめです。

部屋中をくまなく掃除したいなら、ロボット掃除機の高さも要チェック。高さが70mm前後の薄型タイプであれば、ソファーやベッドの下など、普段手の届かない場所も効率よく掃除できます。

なお、ロボット掃除機はスタンダードな丸型に加えて、三角型や四角型など、さまざまな形状のモノがあります。なかでも、三角型のロボット掃除機は小回りが効きやすく、部屋の隅のゴミやホコリもしっかりと吸い取れるので、狭い部屋で使うのにぴったりです。

掃除方法をチェック

吸引タイプ

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吸引タイプは、ゴミやホコリを自動で吸い込んで、本体内部のダストボックスに溜め込みながら掃除をする製品です。フローリングや畳など、さまざまな床に対応しており、吸引力に優れたモデルなら、カーペットに絡んだペットの毛や髪の毛もしっかり掃除できます。

ただし、動作音が大きく掃除中の音が気になるため、夜間や早朝など、使う時間帯によっては注意が必要です。

また、メインブラシを搭載したモデルなら、部屋の隅のゴミやホコリも効率よくかき集められるので、しっかりと掃除したい方はメインブラシの有無もあわせてチェックしましょう。

水拭きタイプ

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水拭きタイプは、本体に水を貯めておくウォータータンクを内蔵しており、付属のシートやモップに水をしみ込ませながら床を拭き掃除します。吸引タイプでは取り除けない細かな汚れや、床のベタつきをきれいに掃除できるのが魅力です。

また、吸引タイプのロボット掃除機よりも動作音が小さく、掃除中の音も静かなので、マンションやアパートなどの集合住宅でも気兼ねなく使えます。

ひと口に水拭きタイプといっても、水拭きのみを行うシンプルなモノや、水拭きに加えて乾拭き・吸引ができるモノなど種類はさまざまなので、使う用途に合わせて選んでみてください。

ただし、床を水拭きするため、フローリング・タイル・クッションフロアなど使えるシチュエーションは限られる点に留意しておきましょう。

髪の毛が絡まりにくく手入れしやすいモノが便利

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ロボット掃除機を選ぶ際にはメンテナンスのしやすさも重要なポイントです。例えば、ゴミをかき出すメインブラシはゴム製のブラシを採用したモノがおすすめ。長い髪の毛やペットの毛などが絡まりにくく、面倒なお手入れもかんたんに済ませられます。

普段のお手入れが面倒な方は、メインブラシのないブラシレスタイプを選ぶのもひとつ。ただし、メインブラシのあるタイプよりも清掃能力は低くなり、毛の長いカーペットや溝の掃除にはあまり向かないので注意しましょう。

吸い込んだゴミを貯めておくダストボックスは、汚れがたまると吸引力が低下する点にも注意が必要。取り外して水洗いができるタイプなら、購入から時間が経っても吸引力や清潔さがキープできておすすめです。

便利な機能をチェック

スマホアプリのスケジュール機能

スマホアプリのスケジュール機能に対応したロボット掃除機なら、毎日決まった時間に掃除したり、曜日を指定して掃除させたりできます。1度必要な設定をしてしまえば、毎回ボタンを押さなくてもロボット掃除機が自動で掃除を開始するので便利です。

運転音が気になりにくい日中に掃除を予約すれば、マンションやアパートなどの集合住宅でも気兼ねなく使用可能。毎朝起きる時間に掃除を予約すれば、目覚まし代わりのような使い方もできます。利便性を重視したい方は、おさえておきたい機能のひとつです。

落下防止機能

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精密機械であるロボット掃除機は、万が一高いところから落下してしまうと最悪の場合故障してしまう可能性も。そこで重要になってくるのが落下防止機能の有無です。

落下防止機能を搭載したロボット掃除機は、センサーが段差を検知すると自動でルートを変更して落下するのを未然に防ぐため、階段や玄関まわりなどの段差がある場所でも安心して使えます。

なお、落下防止機能の反応する高さは製品によって違いがあるので、事前に段差の高さなどをしっかりと確認しておくことが大切です。

自動帰還・充電機能

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自動帰還・充電機能を搭載したロボット掃除機なら、掃除が終わると自動で充電ドックに戻り充電を開始します。なかには、掃除中にバッテリー残量が少なくなると自動で帰還するタイプもあるので、広い部屋を効率よく掃除したいなら、しっかりとチェックしておきましょう。

自動帰還・充電機能は、ベーシックな機能のため、ほとんどのロボット掃除機に搭載しています。ただし、1万円以下の安価なモデルだと搭載していないことがあるので、価格の安いロボット掃除機を選ぶ際には注意が必要です。

進入禁止エリア設定・衝突防止機能

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ロボット掃除機のなかには、特定エリアへの進入を禁止する「進入禁止エリア設定」ができるモノがあります。スマホで進入禁止エリアを設定するタイプや、磁気境界線テープを設置するタイプがあり、どちらもロボット掃除機が近づいてほしくない場所をかんたんに設定可能です。

また、壁やモノにキズが付くのが心配なら「衝突防止機能」も重要なポイント。衝突防止機能がない場合、一般的には衝突を検知して方向転換を行います。しかし、衝突防止機能を搭載したモデルなら、センサーが障害物を検知して衝突を回避するため、壁やモノにキズが付きにくくなります。

高価な家具や壊れやすいモノが置いている部屋を掃除するなら、進入禁止エリア設定や衝突防止機能はなくてはならない機能のひとつです。

マッピング機能

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マッピング機能は、カメラや複数のセンサーを使って部屋の間取りや形状、家具のレイアウトを把握する機能です。独自のマップを作成して効率的に走行するため、短時間で素早く掃除できます。

少し前までは価格の高いハイエンドモデルを中心に搭載されていましたが、最近では価格の安いエントリーモデルにも採用されるようになりました。ワンルームや1Kのような狭い部屋だと特に必要はありませんが、広い部屋や複数の部屋を掃除する際にはあると便利な機能です。

連続使用時間をチェック

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バッテリーで動作するロボット掃除機は、あらかじめ連続使用時間が決められています。製品によって連続使用時間は異なるので、ロボット掃除機を選ぶ際には忘れずに確認しましょう。

例えば、ワンルームや1Kのような比較的狭い部屋を掃除する場合、連続使用時間は60分前後あれば十分。ただし、1LDKのような複数の部屋をまとめて掃除する場合には、100分以上動作するモデルを選んでおくと安心です。

部屋の広さに対して連続使用時間の短いモデルを選んでしまうと、掃除の途中で充電しなければならず、1回の充電で掃除が終わらないことも。使うシチュエーションにあった連続使用時間を選ぶことも大切です。

一人暮らし向けロボット掃除機のおすすめ|安い・コスパ重視

アンカー(ANKER) Eufy RoboVac 15C

スマホからさまざまな設定ができる一人暮らし向けロボット掃除機です。専用アプリを使うことで、スケジュール設定・モード変更などが簡単に行えます。

0.6Lの大容量ダスト容器を搭載しており、最大約100分間の連続稼働が可能です。また、厚さ約7.2cmの薄型設計により、ソファやベッドの下などの手が届きにくい場所もしっかりと掃除できます。

洗練されたスタイリッシュなフォルムも魅力。上面には傷の付きにくい強化ガラスカバーを採用しています。また、十分な機能を備えつつ価格が安い点にも注目。おしゃれでコスパのよいロボット掃除機がほしい方におすすめです。

アイロボット(iRobot) ルンバ i2 i215860

パワフルな吸引力で細かなゴミまで取り除く、一人暮らし向けロボット掃除機です。エッジクリーニングブラシにより、壁際や角のゴミをしっかりとかき出します。また、2本のゴム製ブラシで、さまざまな床面に対応できるのも魅力です。

ボタン1つで掃除を開始し、終わればホームベースに自動帰還して充電するため、わざわざ持ち上げて移動させる必要がありません。また、フロアトラッキングセンサーを用いて効率的に床を走行します。

Clean Mapレポート機能により、清掃した範囲をマッピングできる点にも注目。清掃エリア・清掃時間などの情報をチェックできます。また、高性能でありながら価格が安いため、コスパを重視する方にもおすすめです。

ロボロック(Roborock) E5 E552-04

吸引と水拭きが同時にできる一人暮らし向けロボット掃除機です。ゴミを吸い取りながらモップがけを行うため、細かなホコリやフローリングに張り付いた汚れをしっかりと掃除できます。

2500Paの強力な吸引力で、微細なハウスダストまで取り除けるのも特徴です。また、優れたマッピング機能にも注目。Wジャイロスコープ・衝突回避センサーなどを駆使しながら内部マップを作成し、効率的なルートを走行します。

幅広のブラシで広範囲のゴミを一気に絡め取れるのもおすすめのポイント。ブラシは取り外しができるので、髪の毛などが絡まっても簡単にお手入れ可能です。

640mlの大容量ダストボックスは水洗いができるほか、ワンタッチで取り出せてスムーズにゴミ捨てが可能。衛生的に使えるロボット掃除機を探している方はチェックしてみてください。

アイライフ(ILIFE) ロボット掃除機 V3s Pro

髪の毛・ペットの毛に強い一人暮らし向けロボット掃除機です。毛が絡まない吸引口を採用しているほか、2重の高性能フィルターを搭載。ホコリや塵とゴミをすばやく分離してフィルターの詰まりを軽減するため、パワフルな吸引力が持続します。

専用のリモコンを使えば、毎週の掃除スケジュールを簡単に設定可能。留守の間に掃除が完了するようにスケジューリングでき、きれいな部屋に帰宅できます。

バッテリー残量が少なくなると充電ドッグに自動帰還して充電するため、本体を持ち運ぶ手間がかかりません。また、落下防止センサーにより段差を回避する仕様で、階段などがある家で使いやすいのも魅力です。

本体サイズは300×300×81mmと薄型でコンパクト。ベッドやソファの下など手の届きにくい場所も掃除できるおすすめのロボット掃除機です。

一人暮らし向けロボット掃除機のおすすめ|小型

パナソニック(Panasonic) ロボット掃除機 ルーロ ミニ MC-RSC10

狭いところもスムーズに走れる一人暮らし向けロボット掃除機です。サイズ幅249×奥行249×高さ92mm、質量2kgとコンパクトで軽いのが特徴。小回りが利くため、家具のすき間やソファの下なども掃除しやすいほか、ラクに持ち運びできます。

メーカー独自の三角形状により、部屋の隅や壁際のゴミにもしっかり届くのもおすすめのポイント。コーナーでは本体を左右に振りながらゴミを稼働します。

サイドブラシでゴミをかき出し、V字型ブラシで中央に集めてしっかりと吸引。V字型ブラシは進行方向と逆回転する仕様で、じゅうたんの奥のゴミを浮き上がらせてキャッチします。

フィルター・ダストボックス・ブラシは取り外して丸ごと水洗いが可能。また、ダストボックスは天面から取り出せて手軽にゴミ捨てできます。

アイロボット(iRobot) ブラーバ ジェット 250

すみずみまで拭き掃除をするロボット掃除機です。ジェットスプレーで床面に張り付いた汚れ・べたつきを浮きあがらせてしっかりと拭き取ります。

段差やカーペットを感知して避けて走行するのも特徴。カーペットなどが濡れる心配がない点も人気のポイント。また、四角形状の薄型コンパクトデザインを採用しており、壁際や角の汚れをきれいにできます。

手軽に拭き掃除をしたい方や、手間をかけずにさらさらの床をキープしたい方におすすめのロボット掃除機です。

日立(HITACHI) ロボットクリーナー RV-X10J

小回りの利くコンパクトなロボット掃除機です。幅250×高さ92mmと小さくてスリムなので、狭い場所や家具の下などのスペースをしっかりと掃除できるのが特徴。テーブルやイスの脚を見つけると、ぐるっと一周して汚れを取り除きます。

メーカー独自のダブルかきとりブラシや小型ハイパワーファンモーターにより、さまざまな床面のゴミを逃さずキャッチできるのも魅力。また、複数のセンサーで周辺状況を判断して、100パターン以上の動作から効率的なプロセスで掃除します。

落下防止機能が付いており、玄関や階段などを検知して回避できる点もおすすめのポイント。また、掃除が完了したときやダストケースがいっぱいになったときには充電台へ自動帰還するため、持ち運んで移動させる手間がかかりません。

一人暮らし向けロボット掃除機のおすすめ|高性能

アイロボット(iRobot) ルンバ i5+ i555860

掃除の手間を大幅に減らせる一人暮らし向けロボット掃除機です。クリーンベースに最大1年分のゴミを収納できると謳われており、面倒なゴミ捨ての負担を軽減できます。また、クリーンベースはコンパクトかつシックなデザインでインテリアに馴染みやすいのも魅力です。

パワフルな吸引力で、目に見えない微細なゴミまでしっかりと取り除けるのもメリットです。また、エッジクリーニングブラシが部屋の隅のゴミをかき出すほか、2本のゴム製ブラシが床に密着してさまざまな床面をきれいにします。

Imprintスマートマッピング機能もおすすめ。間取りを認識してマップを作成し、掃除する部屋や時間を柔軟に設定できます。また、音声アシスタントに対応しているので、話しかけるだけで掃除をスタートできるのも魅力です。

パナソニック(Panasonic) ロボット掃除機 ルーロ MC-RSF700

高性能センサーにより効率的に掃除する一人暮らし向けロボット掃除機です。「360°レーザーセンサー」で部屋全体を検知して、すばやくマッピングできるのが特徴。間取りをしっかりと認識するため、ゴミの取り残しを抑えられます。

約20µmの花粉やハウスダストを検知できるセンサーにより、目に見えない細かなゴミまで逃さずキャッチ。また、3つの障害物検知センサーで家具やおもちゃを避けて走行するので、床にモノが置いてある状態のままで掃除ができます。

メーカー独自の三角形状もおすすめのポイント。部屋の隅や壁際などゴミがたまりやすい場所にしっかりと対応できます。部屋のすみずみまできれいにできるロボット掃除機を探している方はチェックしてみてください。

エコバックス(ECOVACS) DEEBOT N8 PRO+

1台で吸引から水拭きまでできる、おすすめの一人暮らし向けロボット掃除機です。最大2600Paの吸引力でパワフルにゴミを吸い込みながら、後方のモップで水拭きします。吸引用・水拭き用と2台の掃除機を持つ必要がなく、場所を取らないのもメリットです。

3D物体回避テクノロジーにより、さまざまなモノの形状や高さを立体的に把握。玄関などからの落下、家具への衝突など走行中のトラブルを避けてスムーズに掃除を行います。

最大60日分のゴミを収納可能。掃除が終わるとAuto-Empty内の紙パックにゴミを自動収集するため、ゴミ捨ての手間を減らせます。紙パックは密封構造を採用しており、塵やホコリが舞い上がるのを防げるのも魅力です。

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