性能がよいうえ価格も安く、コスパに優れたロボット掃除機メーカーとして注目を集める「ロボロック」。機能や性能が異なるさまざまなモデルが展開されています。そのため、モデルごとの違いが分からず、何を選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ロボロックのおすすめ掃除機をご紹介。高性能でコスパの高いスタンダードモデルから、掃除・メンテナンスをすべて任せられるプレミアムモデルまでの性能や機能を徹底解説しているので、ロボット掃除機選びの参考にしてみてください。
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- 目次
- 日本のロボット掃除機市場で勢いを増している「ロボロック(Roborock)」とは?
- 掃除もメンテナンスもお任せ。5way全自動ドック付きのプレミアムモデル「S8 Max Ultra」
- 性能・機能・価格で高次元のトータルバランスを実現したミドルモデル「Q8 Max」シリーズ
- スタンダードながら清掃能力が高くコスパに優れたモデル「Q5 Pro」シリーズ
- ロボロックのロボット掃除機の魅力
- 製品情報
日本のロボット掃除機市場で勢いを増している「ロボロック(Roborock)」とは?
ロボロックとは、2014年に北京で設立された、ロボット掃除機をはじめとする掃除機を開発・製造するメーカーです。低価格帯でありながら高性能でコスパのよい製品を多く展開。2023年12月時点で、世界170以上の国や地域で愛され、累計販売台数は1571万台を突破しています。
同社は「日常生活でハイテクの恩恵を享受できる世界」を目指しているのがポイント。エンジニアやデザイナー、品質管理のプロフェッショナルたちが密に連携しながら、製品開発に取り組んでいます。
現に、1000種類の品質試験や1500時間の耐久性試験をクリア。さらに、38の認証を取得するなど、品質へのこだわりを感じられます。
そんなロボロックが、日本で製品を販売開始したのは2019年10月。日本市場での人気も高まってきており、ロボット掃除機において人気ブランドのひとつとなっています。
掃除もメンテナンスもお任せ。5way全自動ドック付きのプレミアムモデル「S8 Max Ultra」
モップの温水洗浄から乾燥までできる5way全自動ドック。ドックセルフクリーニングも
「S8 Max Ultra」は、ロボロックのロボット掃除機のなかでもプレミアムなモデルです。モップ洗浄・モップ乾燥・給水・ゴミ収集・洗剤投入ができる5way全自動ドックが付属。メンテナンスの手間がほぼいらず、家中をピカピカに徹底清掃できるロボット掃除機を求める方におすすめです。
ロボット掃除機での水拭き中および終了時に、モップを自動で洗浄。清掃終了後は最高60℃の温水で洗浄を行います。細菌を99.99%除菌(※1)すると謳われており、ニオイの元となる雑菌を洗い流すことが可能です。
お湯を使って洗うことで、モップについた皮脂などの油汚れも落とせるため、キッチン周りの清掃にも向いています。
また、モップ洗浄する際は、別売りのユニリーバ製専用洗剤をタンクに入れておくことで、洗剤の自動投入をしてくれるのがポイント。皮脂などの汚れを、よりしっかり拭き上げたい方におすすめです。
洗浄後は熱風で自動乾燥をするほか、季節や環境などを考慮して2時間・3時間・4時間で時間を設定して乾燥することも可能。モップを生乾きで放置することによるニオイの発生を抑えられ、いつでも衛生的な状態で掃除ができるのは嬉しいポイントです。
※1:60℃の温水で、洗剤を使用して洗浄した場合の除去率。第三者認証機関テュフ ラインランドの認証取得
吸引+水拭きが強い。部屋のすみずみまでカバー
8000Paの圧倒的な吸引力と四隅まで届く「伸縮可能なサイドブラシ」
ロボット掃除機で重要な吸引力の強さ。S8 Max Ultraは最大8000Paの圧倒的な吸引力を備えているのに加え、伸縮可能なサイドブラシが搭載されています。
サイドブラシで四隅のゴミをしっかりとかき出し、強力な吸引力で細かいホコリもしっかりと吸引。通常は吸い残しが起こりやすい四隅もしっかりカバーできます。四隅へのカバー率は100%(※2)で、第三者認証機関「テュフ ラインランド」の認証を取得しています。
また、ラバー製の「デュアルメインブラシ」がカーペット奥の細かいゴミまでしっかりかき出し、メインブラシカバー内部の「毛カッター」で毛の絡まりを取り除ける構造です。
ロボット掃除機は、髪の毛やペットの毛などが詰まると、吸引力低下の原因になります。そのため、毛を取り除くための機構があるのは大きな魅力です。
※2:サイドブラシの伸縮は環境などによって異なります。
最大毎分4000回の高速振動モップ+最大毎分185回転して壁際1.68mmまで近づく「壁キワ用モップ」
S8 Max Ultraのモップは2箇所に高速振動部を備えており、最大毎分4000回高速振動します。また、高加重で拭き上げるため、コーヒーのシミのようなしつこい汚れも落とすことが可能です。
さらに、毎秒20mmとゆったりした速さで清掃する「水拭き超強力モード」に切り替えれば、さらに丁寧に水拭きを行えます。
加えて、本体右側に備えられた「壁キワ用モップ」のデュアル構成もポイントです。水拭き強度・水量ともに「最強」を選択すると最大毎分185回転しながら、壁際1.68mmまで近寄って水拭きができるのが魅力。サイドブラシを使った吸引とあわせて、部屋のすみずみまでしっかり清掃を行えます。
モップの自動リフトアップ機能でカーペット掃除もばっちり
S8 Max Ultraには、水拭き清掃時に濡れたモップを引きずって、カーペットに乗り上げてしまうのを防げる「モップ自動リフトアップ機能」を搭載しています。
本体にカーペットを識別する超音波のセンサーを搭載。カーペットをしっかり認識し、乗り上げる前にモップが20mm自動でリフトアップするので、吸引力を高めて掃除を行います。
また、毛足の長いカーペットが置いてある部屋で水拭きを行う際にも、カーペット部分のみを回避して清掃を行うことが可能です。
さらに、水拭きのみのモードやドックに戻るときには、メインブラシを持ち上げる「メインブラシ自動リフトアップ」機能も備えているのがポイント。床掃除で汚れたメインブラシが床についてしまい、床が汚れてしまうのを防げます。
障害物回避もスムーズ。賢く効率よく清掃
障害物認識能力や回避能力にも優れたS8 Max Ultra。幅5cm以上、高さ3cm以上のモノで、最大42種類の物体を認識・回避できます。
ソファ・ベッド・テーブルなどの大型家具はもちろん、スリッパや電源タップなど、多くの家庭で床に置いてあるような小さいモノも認識・回避(※3)。スムーズに障害物を避けながらも、掃除し残しがないよう、しっかり清掃を行えます。
※3:100%の認識と回避を保証するものではありません。環境などによって認識精度が異なる場合があります。
性能・機能・価格で高次元のトータルバランスを実現したミドルモデル「Q8 Max」シリーズ
大容量水タンクを搭載。アプリで30段階の水量調節ができる
ロボット掃除機本体に、大容量の水タンクを搭載したロボロックのミドルモデル「Q8 Max」シリーズ。アプリ上から30段階で水量設定できるのが大きな特徴です。床の汚れに応じて、水量を細かく調整できます。
また、最小水量なら一度に最大275m²と広範囲を掃除できるため、日本の一般家庭なら1度の充電で家中を清掃することが可能。別売りの専用洗剤も混ぜて使うことで、さらに皮脂や汚れをきれいに落とせます。
5500Paのパワフルな吸引力と「デュアルメインブラシ」
Q8 Maxシリーズは、最大5500Paと吸引力がパワフル。ペットの細かいトイレ砂や微細なホコリなどもしっかり吸引できます。
また、ラバー製のデュアルメインブラシにより、ラグやカーペットの奥に潜んだ微細なホコリまでしっかりかき出すことが可能。同社の従来モデル「Q7」と比べ、カーペットの毛の除去率が20%アップしたと謳われています。
ほかにも、パワフルながら静音性が高いので、在宅ワークが多い方やペットを飼っている方、赤ちゃんがいる方にもおすすめです。
Q8 Max+には約60日分のゴミを収集する自動ゴミ収集ドックを搭載
「Q8 Max+」と「Q8 Max」の違いはゴミ収集ドックの有無です。Q8 Max+には自動ゴミ収集ドックが付属。2.5Lの紙パックに対応し、約60日分(※4)ものゴミを収集することが可能です。
また、ドックに対応する紙パックは、0.3μmまでの微粒子(花粉)を99.7%吸引すると謳われています。排気もきれいなので、ドック周辺がホコリっぽくなりにくいのがポイントです。
ほかにも、就寝時や仕事中など大きな音を避けたいとき、ロボット掃除機本体にたまったゴミ収集は、人がいない時間にするように設定できます。
※4:部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります。
赤外線カメラによる障害物回避機能
Q8 Maxシリーズは、赤外線カメラで床の障害物を認識。幅5cm、高さ3.5cmの障害物をスムーズに避けながら清掃を行います。
さらに、高精度の「LDSレーザーセンサー」で間取りを素早くマッピング。暗い室内でも認識し、360°スキャンによって正確に3Dマッピングが行えます。
ほかにも、独自のアルゴリズムによって部屋の環境を学習し、往復回数が最少になるように走行。短時間で効率よく、部屋のすみずみまで清掃するための技術が詰まっています。
5200mAhの大容量バッテリーで一度に約240分駆動。容量を気にせず家全体を掃除
Q8 Maxシリーズのロボット掃除機には、5200mAhと大容量のバッテリーを搭載。一度の充電で最大300m²、最大240分と長時間駆動(※5)するので、家中を清掃するには十分です。
また、充電ドックで本体の充電が完了すると、マザーボードのみに電力が供給される仕様。バッテリーの過充電や寿命を気にせず、ドックに常時接続しておけます。
※5:サイレントモードでモップモジュール(脱着可能な機種)を取り外した吸引掃除の場合。ロボロック調べ。
スタンダードながら清掃能力が高くコスパに優れたモデル「Q5 Pro」シリーズ
スタンダードモデルでも妥協しない。5500Paの強力な吸引力とデュアルメインブラシ
ロボロックの「Q5 Pro」シリーズは、スタンダードの高コスパモデルでありながら、吸引力は「Q8 Maxシリーズ」と同じく最大5500Pa。微細なハウスダストやペットのトイレ砂など、大きめのゴミも一気に吸い込めます。
また、ラバー製のデュアルメインブラシによって、ラグやカーペット奥に潜んだ微細なゴミをかき出す点も、上位モデルと共通です。
さらに、静音性能に優れているのもポイント。在宅中に掃除をさせても仕事の邪魔になりにくく、 ペットや赤ちゃんがいる家庭にも向いています。
吸引と水拭きを同時に行える。皮脂でベタつく床にも
Q5 Proシリーズには180mlの水タンクが搭載されており、一度に最大150m²の床を水拭きできます。日本の一般家庭の全フロアを清掃するには十分な容量です。
本製品は、手動で2段階の水量調整が可能。スイッチを下にスライドすることで水量が増加、上にスライドすると水量が減少する仕様です。また、水拭きをする際には、アプリで進入禁止エリアを設定することで、カーペットが濡れるのを防げます。
ほかにも、特に汚れが気になる床には、別売りの専用洗剤を併用するのがおすすめ。本体の水タンクに水道水と一緒に洗剤を投入することで、洗剤を使用した水拭きが手軽に行えます。
専用洗剤にはティーツリーオイルを配合。皮脂などの汚れを落とすのと同時に、自然でさわやかな香りが部屋に広がります。
Q5 Pro+には自動ゴミ収集ドックを搭載。約60日分のゴミを収集
「Q5 Pro+」と「Q5 Pro」の違いはゴミ収集ドックの有無。Q5 Pro+には自動ゴミ収集ドックが付属しています。
「Q8 Max+」と同様、2.5Lの紙パックに対応し、約60日分(※6)のゴミを収集可能。0.3μmまでの微粒子(花粉)を、99.7%吸引できると謳われています。
頻繁にゴミ捨てする手間も少ないうえ、ドック周辺もホコリっぽくなりにくく、衛生的に保てるのは嬉しいポイントです。
※6:部屋の環境などにより、収集できる日数は変わります。
3DマッピングとLDSレーザーセンサーでマッピング精度も高い
Q5 Proシリーズのロボット掃除機は、毎分300回転するLDSレーザーセンサーが、部屋を掃除しながら360°スキャンします。そして、室内を素早く正確にマッピングし、部屋の形状を把握(※7)。レーザーセンサーを採用していることで、暗い室内でも問題なく認識できます。
また、独自のアルゴリズムによって部屋の環境を学習。清掃を重ねていくごとに部屋に適応し、その部屋にあわせて最適な掃除を行います。
そのほか、アプリ上で最大4枚までのフロアマップを保存できるのもポイント。戸建てにも対応しているので、各階に移動するたびにマッピングをする必要がなく、そのまま清掃を始められるのが便利です。
フロアごとに、バーチャルウォールや進入禁止エリアを設定できるほか、掃除する部屋の順番もアプリから設定できます。
※7:把握した間取りと実際の間取りの一致率は 99%です。ロボロック調べ
ロボロックのロボット掃除機の魅力
メンテナンスが簡単で本体も清潔に保てる
ロボロックのロボット掃除機は、掃除機本体のメンテナンスが簡単なことが魅力。取り外してサッと水洗いできる部品が多いので、清掃で汚れた本体も簡単にきれいにできます。
洗えるのは、ダストボックス・エアフィルター・モップクロス。エアフィルターは、花粉やハウスダストなどを最大95%集じんできると謳われており、洗って繰り返し使えるのが嬉しいポイントです。
ロボット掃除機連携アプリ「Roborock」も使いやすい
ロボット掃除機の操作に必須といっても過言ではないアプリ。ロボロックのロボット掃除機は、シリーズを通して、アプリ上から以下のような操作を行えます。
- 初めての部屋も素早くマッピング
- 急ぎの掃除にもクイックに対応
- 外出中でも清掃状況を確認できるリアルタイム表示
- 最大4枚の複数フロアマップを保存(マルチレベルマッピング)
- 掃除する部屋の順番指定
- 1時間単位からの高度なスケジュール設定
- 最大5つのエリアを選択し各エリアを最大3回まで清掃
- 最大10の進入禁止エリアと最大10のバーチャルウォールを設定
機種によって使える機能も異なるので、必要な機能を搭載しているモデルを選んでみてください。
製品情報
ロボロック(Roborock) S8 Max Ultra
ロボロック(Roborock) Q8 Max+
ロボロック(Roborock) Q5 Pro+
ロボロック(Roborock) Q8 Max
「Q8 Max」は「Q8 Max+」とロボット掃除機本体の機能や性能は同じですが、ドックがなく、本体カラーが黒のモデルです。
ロボロック(Roborock) Q5 Pro
「Q5 Pro」は「Q5 Pro+」とロボット掃除機本体の機能や性能は同じで、ドックが付属しないモデルです。
ロボロックのロボット掃除機は、高性能で吸引力が高く、コスパに優れている点や、メンテナンスが簡単な点が魅力。モップ洗浄・乾燥も行えるオールインワンモデルや、水拭きの水量調整が細かく行えるモデルなど、製品によってさまざまな長所があります。自分が求める性能や機能で、ぴったりな1台を選んでみてください。