ペットを飼っている家庭では、抜け毛や食べ散らかしなどで頻繁に掃除が必要。しかし、毎日掃除機をかけて水拭きをするのは、骨が折れるものです。

そんなペットオーナーにおすすめなのが「ロボット掃除機」。水拭き掃除ができるモデルも多く、毎日自動的に清掃を行うため、家事の負担を減らせる優れモノです。しかし、さまざまなモデルがあるなかで、ペットがいる家庭に適したモノは何なのか、悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ペットオーナーにおすすめのロボット掃除機、エコバックスの「DEEBOT N10(ディーボット・エヌテン)」と「DEEBOT X1 OMNI(ディーボット・エックスワン・オムニ)」の魅力をそれぞれご紹介。ペットを飼っている方やロボット掃除機の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

エコバックス(ECOVACS)とは?

エコバックスとは、全世界で2200万人以上の愛用者がいる家庭用ロボットメーカーのこと。1998年に創業され、2023年3月に創業25周年を迎えました。

同社の大きな強みは、さまざまなライフスタイルに合わせ、製品の研究・開発に力を入れている点。毎年利益の約半分を研究開発費に充て、不変の研究を続けています。

この研究の成果によって、世界初となる高性能レーザーマッピング&ナビゲーションテクノロジーを搭載したロボット掃除機を発売。「本物は、実力で証明する」製品を提供し続けています。

エコバックスは、これまで培ってきた信頼と実績をもとに、自社製品がより多くの方や地域社会に貢献することを目指す「Robotics for All」をビジョンに掲げているのもポイント。今後さらなる発展が期待されているメーカーです。

ペットがいる家庭にロボット掃除機が必要なワケ

猫や犬などペットを飼っていると、抜け毛や皮脂、水の飲みこぼしや餌の飛び散り、トイレ周辺の尿の飛び散りなどで家が汚れるスピードが早いものです。そんな汚れを毎日掃除機で吸って、水拭きをするのは大変。そのため、ペットオーナーがチェックしておきたいのが「ロボット掃除機」です。

ロボット掃除機は、毎日自動で床をきれいにする優れモノで、特にペットオーナーにぴったり。最近は水拭き機能が付属したモデルも増えています。アプリ連携することで遠隔操作ができるモデルがほとんどで、手軽に操作・設定ができるのが忙しい方にも便利なポイントです。

ペットオーナーには、ペットの抜け毛や散らばった猫砂なども残さず吸えたり、皮脂などを水拭きで拭き取れたりする、清掃機能に優れたモデルがおすすめ。また、「障害物回避性能」に優れ、ペットのおもちゃなどの障害物をしっかり避けられるかどうかも、安全面において非常に重要です。

数あるロボット掃除機のなかで、ペットオーナーにおすすめしたいのがエコバックスの「DEEBOT N10」と「DEEBOT X1 OMNI」。吸引力や障害物回避性能に優れた2つのモデルをご紹介します。

エコバックスの高コスパ2in1ロボット掃除機「DEEBOT N10」の魅力

エコバックスの床清掃ロボット掃除機「DEEBOT」。2023年3月に新しく発売された「DEEBOT N10」は、本体タンクに水を入れてモップを取り付けるだけで、吸引と水拭きが1回で完結する2in1ロボット掃除機です。エコバックスのロボット掃除機のなかでエントリーモデルに位置づけられています。

最大吸引力が4300Paと強く、5200mAhの大容量バッテリーを備えているのが特徴。新しいマッピング技術「TrueMapping2.0」で正確なマッピングができるのもポイントです。

また、「OZMO™モップシステム」により水拭き性能も良好。水の量は4段階から必要に応じて調節可能です。超音波センサーによって、カーペットの部分は避けながら水拭きができます。

ほかにも、本体のダストボックスには、ダスト捕集効率が高い「高性能抗菌フィルター」を採用しているのも魅力。機能性が高いにもかかわらず、ロボット掃除機としては価格が安く、最初に買うロボット掃除機に適したコスパモデルです。

4300Paのパワフルな吸引力。上下可動式のメインブラシと左右両側のサイドブラシで吸い残しなし

DEEBOT N10は最大4300Paとパワフルな吸引力で、ダストピックアップ率は95%と非常に高い数値。カーペットなどに絡まったペットの抜け毛や、床の溝の奥のホコリなどもしっかり吸引します。

また、上下可動式の「フローティングメインブラシ」は、材質を問わずしっかりと床に密着。床の損傷を防ぎながら、しっかり清掃できます。部屋の隅や壁際にたまったゴミはサイドブラシでかきだせるため、吸い残しが少ないのも魅力です。

5200mAhの大容量バッテリーを搭載。最長300分の駆動

本製品は、5200mAhの大容量バッテリーを搭載しているのもポイントです。1回の充電と給水でパワフルな吸引力を保ちながら、最長300分も稼働。約400m²の面積に対応しており、広い家をくまなく掃除してもバッテリーに余裕があります。

また、バッテリーの残量が少なくなると、自動的に充電ドックに戻る仕様。充電後は、中断した位置から清掃を再開します。

正確で早い。最先端のマッピング技術「TrueMapping2.0」

正確に早くマッピングできるのもDEEBOT N10のポイントのひとつ。自動運転の車にも利用される「D-ToF距離測定センサー」を搭載しているのに加え、宇宙探索車にも採用される「SLAM技術」によって、複雑な家具の配置や細かい間取りなども正確にマッピングできます。

また、「ECOVACS HOMEアプリ」上から侵入禁止エリアを細かく設定することが可能。ペットのトイレや給水機、寝床などの周辺といった入ってほしくない場所を選択することで、その箇所を避けて清掃します。

また、「マルチフロアマッピング機能」によって最大2個までフロアマップを保存し、複数の階を自動認識することが可能。一軒家など、1階と2階両方で使いたいときにも便利です。

本体ダストボックスのフィルターは細かい塵も逃さない

本体のダストボックスのフィルターは、DEEBOTシリーズのなかでも最上位の「E11」を使用しています。0.3μmの塵やホコリ、アレルギー物質を95%キャッチすると謳われており、ホコリの捕集効率が高いのが魅力です。

また、フィルターに施された2種類の抗菌剤により、抗菌率は99.99%以上。さらに、活性炭フィルターを後添加しているため、家庭ごみなどのニオイを抑えられます。

エコバックスで最上位モデルの全自動ロボット掃除機「DEEBOT X1 OMNI」はさらに高性能

エコバックスロボット掃除機のなかでも最上位機種にあたる「DEEBOT X1 OMNI」。本体に加え、ステーションが付属した「全自動×オールインワン」のロボット掃除機です。

部屋を清掃後、ロボット掃除機本体のゴミをステーションが自動的に吸い上げるほか、水拭きで汚れたモップの洗浄から乾燥までを全自動で行います。また、本製品の吸引力は業界のなかでも最高レベルの5000Paと、非常に強力なのがポイントです。

T10に搭載されているフローティングメインブラシや2つのサイドブラシ、5200mAhの大容量バッテリー、「TrueMapping2.0」などは同様に搭載しています。

自動的にゴミを収集するステーション付き。最大60日分のゴミを収集可能

自動ゴミ収集機能を備えたDEEBOT X1 OMNIのステーション。部屋の清掃が完了後、約10秒で本体にたまったゴミを吸いあげます。

ダストボックスの容量は3Lで、約60日分のゴミをためておけるため、頻繁なゴミ捨てが必要ありません。また、専用の紙パックはサッと取り出せて、取り出す際に口が閉じる仕組み。ホコリが舞い上がらず、ゴミに触れずに簡単に処理できるのも嬉しいポイントでした。

モップ自動洗浄と熱風乾燥もするためお手入れの手間が減らせる

DEEBOT X1 OMNIのステーションは、ゴミを収集するだけでなく、モップの全自動クリーニングも行うのがポイントです。

清水タンクに水道水を入れることで、ステーション内のタンクから、本体の電動モップへ自動給水します。清掃中は約15分ごとにステーションに戻り、モップ洗浄や水の補給をして水拭きするため、常に清潔なモップで清掃。洗浄をしに戻る時間の間隔はアプリ上で調節できます。

また、清掃終了後の汚れたモップはきれいな水で洗浄し、熱風と高速回転で乾燥。生乾きの嫌なニオイを防げます。自分でわざわざモップを洗って干すという手間も削減できるため、忙しい方にもぴったりです。

汚れをきれいに拭ける180回転/分の加圧回転式デュアルモップ

DEEBOT X1 OMNIは、180回転/分の加圧回転式デュアルモップ「OZMO™ Turbo2.0」を採用。水拭き性能が非常に高いのが魅力です。床にモップをしっかり押し当て、回転させながら清掃するため、塵やホコリなどの汚れをしっかり落とせます。

高い吸引力と水拭き性能を備えていながら、運転音もあまり気にならず、掃除機の音にびっくりしてしまうペットにも優しいと感じました。

モノの種類や形を認識してしっかり避けるAI技術「AIVI 3D」

「AIVI 3D」は、エコバックス独自の障害物回避システム。AIとカメラによる優れた障害物回避力があるのもDEEBOT X1 OMNIの魅力です。

120万画素で148.3°の超広角レンズを備えた、高性能なHDRカメラ「Starlight RGBカメラ」により、暗い場所でも障害物を検知して回避。留守中にロボット掃除機を運転させたい場合も安心です。

ペットの見守りにも活躍。きれいな画質で室内を確認できる「Starlight RGBカメラ」

「Starlight RGBカメラ」は、ペットの見守りカメラとして役立つのもメリット。「ECOVACS HOMEアプリ」上からDEEBOT X1 OMNIの遠隔操作ができ、見たいペットなどの近くまで移動させられます。実際に走行させてみたところ、ほかの室内や置いてあるモノがきれいに見えました。

また、本体にスピーカーとマイクを内蔵しているため、通話もできます。一般的な見守りカメラでは、ペットが死角に入って見えなくなったり、表情などが見えなかったりすることも多いため、本製品が「動く見守りカメラ」になるのは魅力に感じました。

処理速度がより高速になった「地平線Sunrise3チップ」

本製品には、「AIVI 3D」に加え、業界最先端と謳われている「地平線Sunrise3チップ」を搭載しているのもポイント。自動運転の車にも使用される高性能プロセッサーです。処理速度は5億万回/秒と非常に高速。障害別を識別するまでの所要時間が、最短で20分の1に短縮されています。

また、床に置かれている38種類以上の物体を識別し、さまざまな障害物をスムーズに避けて走行。アップデートにより、避けられる障害物の種類は継続的に増加しています。

エコバックス独自のAI音声アシスタント「YIKO(イコ)」によって音声操作もできる

DEEBOT X1 OMNIは、エコバックス独自開発のAI音声アシスタント「YIKO」を搭載。別途スマートスピーカーなどを設置したり、アプリを起動したりせずとも、一時停止やステーションに戻るなどの指示を飛ばせます。

本体に向かって”OK,YIKO。掃除開始して。”などと話しかけるだけ。ペットに万が一のことがあった際に、とっさに音声で運転を止められるのは嬉しいポイントです。

製品情報

エコバックス(ECOVACS) DEEBOT N10

高コスパのエントリーモデル

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エコバックス(ECOVACS) DEEBOT X1 OMNI

全自動×オールイワンモデル

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