日々の掃除を格段にラクにしてくれるロボット掃除機「ルンバ」。ボタンを押すだけで自動で床掃除ができるので、共働き世帯はもちろん、一人暮らしの方にも注目されている製品です。
一方で「ルンバってよさそうだけど、本当にうちで使えるの?」など、実際のところどうなのかが気になり、なかなか購入までには至らない方もいるのではないでしょうか。また、種類が多かったり、価格が高かったりと購入を悩むポイントも多いですよね。
そんなルンバから、コストパフォーマンスに優れたミドルモデル「ルンバe5」が登場しました。今回はルンバの購入を迷っている方にピッタリな「e5」を魅力を、他モデルとの比較も交えて分かりやすくお伝えします。
そもそもルンバってモデルによって何が違うの?
ボタンひとつで自動的に掃除できる「ルンバ」。全モデルに共通する魅力は”自動で部屋のすみずみまで行き届いた清掃”ができるところです。その理由は搭載されているロボットテクノロジーにあり、ゴミや汚れが多い場所をセンサーが感知。キレイになったことを判断するまで清掃を繰り返します。
また、ソファやベッドの下、壁ぎわやカーテンの奥などの人の手では届きにくい部分の清掃も得意。さらに、2cm程度の低い段差なら乗り越えるため、カーペットの上もキレイにできます。その他、清掃が終了すると自動で充電を行うホームベースに帰還する機能もルンバの特徴です。
一方で、ルンバには複数のモデルがあり、機種によって清掃機能である”クリーニングシステム”や”最大稼働時間”、”ブラシの素材”などの違いがあります。ここでは、スタンダードモデル
「ルンバ600シリーズ」とフラッグシップモデル「ルンバ900シリーズ」の違いを解説します。
フラッグシップモデル「ルンバ900シリーズ」の特徴
ルンバの最高技術を結集した「ルンバ900シリーズ」。カメラとセンサーを駆使した高性能なナビゲーションシステムが搭載されているのが特徴。家具の配置などを把握しながら掃除するのはもちろん、カメラが掃除の行き届いていない部分も判断し清掃し直すので、モレなく効率のよい清掃を実現します。
また、”ゴム製のデュアルアクションブラシ”が搭載されているのもポイント。髪の毛が絡まりにくいため、お手入れがラクです。清掃機能に関しては「ルンバ600シリーズ」をさらに進化させた”AeroForce3段階クリーニングシステム”を採用。なお「ルンバ980」には、カーペットやラグの上の掃除に適した”カーペットブースト”機能が搭載されています。
スタンダードモデル「ルンバ600シリーズ」の特徴
清掃機能に特化したシンプルな機能が特徴の「ルンバ600シリーズ」。ルンバ独自の吸引法である”3段階クリーニングシステム”が搭載されています。壁ぎわのような取りにくい部分のゴミをかき出す「エッジクリーニングブラシ」、ゴミだけでなくペットの毛などもかきこむ「2本のブラシ」、微細なハウスダストもしっかり取り除く「吸引力」の3つで同時に清掃作業を実施。機能がシンプルで使いやすいため、まずルンバの賢さと部屋のキレイさを保ちたい初心者におすすめのモデルです。
ルンバの新製品「ルンバe5」は高コスパのハイエンドモデル その理由は?
1.スタンダードモデルと比べ吸引力が5倍に!
「ルンバe5」には独自の吸引技術である”AeroForce 3段階クリーニングシステム”が採用されており、スタンダードモデルと比べると吸引力は5倍にアップしています。ここでは「ルンバe5」特徴でもある吸引構造についてご紹介。「ルンバってちゃんとゴミを吸ってくれるの?」という方は必見です。
「ゴム製のデュアルアクションブラシ」
「ルンバe5」の清掃機能には、フローリングやカーペットなどの床にピッタリと密着するゴム製のブラシが2本採用されています。ゴム製ブラシはフローリングやカーペットなどの床にピッタリと密着するため、毛のブラシでは取り切れなかった微細なゴミも取り除くことが可能。1本目のブラシでゴミをかき出し、2本目のブラシを逆回転させることによって床をキレイにします。
真空エアフロー構造
2本のゴム製ブラシの間には、真空状態ができる「真空エアフロー構造」が採用されています。真空状態を作ることによって空気の流れが加速させ、目には見えない微細なゴミも吸引。さらに、高い吸引力を実現しています。
ハイパワーモーターユニット
ルンバの強い吸引力を支える”ハイパワーモーターユニット”もさらに進化しています。進化した”ハイパワーモーターユニット”により、カーペット上で使用した際の吸引力もアップ。「カーペットの上でも使えるの?」というニーズにも応える優秀な製品です。
2. スタンダードモデル「ルンバ600シリーズ」よりも長い稼働時間
「ルンバe5」の稼働時間は90分。スタンダードモデルである「600シリーズ」よりも30分長くなっているため、さらに入念な掃除を実現します。
3. 他モデルにない水洗い可能のダストボックスを搭載
ルンバ「e5」はシリーズ初となる水洗い可能なダストボックスが採用されています。お手入れのしやすさも魅力です。
「ルンバe5」は他シリーズで培われた技術も継承
高速応答プロセス「iAdapt(アイアダプト)」
https://www.youtube.com/watch?v=kiDOeyLpZDE&feature=youtu.be
調べる・考える・掃除するの3つのことを実施する「iAdapt(アイアダプト)」。部屋の情報を詳しく収集する数十のセンサーで、部屋の広さや汚れ状況を把握し、部屋中を何度も丁寧に清掃します。
外出先でも操作可能な「iRobot HOMEアプリ」
専用の「iRobot HOMEアプリ」を活用することで外出先からもルンバを操作することができます。その他、スケジュール管理や清掃状況、清掃履歴の確認も可能。アプリを活用すれば「忙しくて床掃除ができない」といった悩みも改善されます。
ラグや敷居などの段差も乗り越える
2cm程度のカーペットや敷居などの段差なら軽々と乗り越えます。段差が気になっているという方にもおすすめです。また、床の種類に合わせて吸引口を自動調整する機能も魅力。フローリングや畳、カーペットなど、床の材質に適した清掃を実施します。
壁ぎわもしっかり掃除
本体のエッジ部分には”エッジクリーニングブラシ”が搭載されているため、壁ぎわのゴミもしっかりかきだしてキレイにします。
留守中に掃除してくれる「ルンバ」で毎日を快適に
部屋をキレイに保つことが大切と分かっていても、毎日自分で掃除機をかけるのは大変なもの。忙しい朝や疲れて帰ってきた夜は、できるだけ手間をかけたくないですよね。そんなときにボタンを押すだけで勝手に掃除してくれる「ルンバ」があれば、出かけている間に掃除が終わっているのでラク。手間をかけずに、毎日部屋をキレイに保つことができます。
「週末に一気に掃除して、半日潰れた……」ということもなくなり、生活にゆとりさえもできそうです。これまでの生活を変える「ルンバ」を日常に取り入れてみませんか?
アイロボット(iRobot) ルンバe5
「ルンバ」のその他のラインナップ
アイロボット(iRobot) ルンバ980
ルンバのフラッグシップモデル「ルンバ980」。カメラのほか、ルンバ本体の現在地やまだ清掃されていない部分を判断する「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーションシステム」が搭載されており、ムラなく効率的な清掃が可能です。
吸引力はスタンダードモデルと比べ最大で10倍にアップ。特殊素材のローラーを採用した「AeroForce クリーニングシステム」や、カーペットの上で自動的に吸引力を強くする「カーペットブースト」で、部屋をすみずみまでキレイにします。
専用アプリを使えばスマホでルンバの操作が可能。外出先からルンバの起動や管理ができるので、家を出る際にルンバのスイッチを押すのを忘れた際も安心です。また「自動充電&自動再開」機能が搭載されているのもポイント。清掃中にバッテリー残量が少なくなると自動で充電し、充電後は残りのエリアの清掃を行います。
アイロボット(iRobot) ルンバ643
ベーシックな清掃機能が搭載されたスタンダードモデル「ルンバ643」です。ソファの下や壁ぎわなど、ホコリがたまりやすく、一般的な掃除機では掃除しづらい箇所もくまなく清掃します。一方で、ルンバの進入を防ぎたい場所に赤外線で見えない壁を作る「デュアルバーチャルウォール」が付属しているので、ペットの水飲み場などは避けることも可能。
バッテリー残量が少ないときや、清掃が完了したときには自動でホームベースへ帰還し充電が開始されます。帰宅したときには自動で充電されているため、充電時間を待つことなく掃除できるところも魅力です。
スタンダードモデルと比べ、吸引力の高さや最大稼働時間の長さ、新たに追加された水洗い可能なダストボックスが特徴の「ルンバe5」。また、何と言ってもリーズナブルな価格が魅力です。これまでルンバの種類で迷っていた方や、価格の高さで購入をためらっていた方はぜひ、チェックしてみてください。