2019年2月にルンバi7、2019年3月にルンバi7+(プラス)が立て続けに日本での発売を開始することが公式発表され、話題を集めています。

これまでのルンバとはまったく違う、ルンバi7+の2つの新技術やルンバi7+がもたらすライフスタイルの変化、従来のルンバとの違いについて詳細にご紹介します。

クリーンベースとルンバがセットになった「ルンバi7+」のパッケージング

心待ちにしていた「ルンバi7+」が到着! 箱にはルンバとクリーンベースが描かれており、アイロボットらしい鮮やかなグリーンのラインが目を引きます。

箱の大きさはおよそ高さ50×幅41×奥行42cm。持ってみるとずっしり重めですが、女性でもひとりで持ち上げられました。

全てワンパッケージにパズルのように入っていた!

パッケージを開けると、箱に入ったルンバや付属品、ビニールに包まれたクリーンベースが組み合わさってパズルのように入っていました。ルンバの箱には持ち手がついており、取り出しやすかったです。クリーンベースは組み立て不要。完成の状態で箱の底部分に入っています。

本体と付属品の紹介

「i7+」のルンバ本体はブラックの色味が強く、よりスタイリッシュな印象。クリーンベースは存在感があり、何よりもボディのハイテク感にワクワクさせられます。

付属品はデュアルバーチャルウォール・交換用紙パック2個(1個セット済み)・交換用ダストカットフィルター・電源コード・乾電池・説明書。箱を開けたらクリーンベースを電源に繋いでルンバを充電すれば、すぐ使い始められます。

床掃除の常識を変える「i7+」だけの新機能1:クリーンベース

床掃除を終えたルンバがクリーンベースに帰還するとすぐ、クリーンベース内の紙パックにゴミの排出を開始します。およそ10秒間に渡って吸い取り音が鳴り、ルンバのダストボックスからゴミを除去。ルンバの動作音に比べると、排出の音は少々大きく感じます。

ゴミの排出が終了するとサイン音でお知らせ。その後はルンバが充電されるので、ゴミの排出から充電まで手を触れずに完了します。

クリーンベースとは?

「クリーンベース」はシリーズで初めて「i7+」に搭載された自動ゴミ収集機です。大きさは高さ49×幅31×奥行き39cm。下部では従来のベースと同じようにルンバの充電ができ、上部のタンクに紙パックが入っています。

清掃が終わったルンバがクリーンベースに帰還すると、自動でダストボックスに溜まったゴミを排出。毎回ルンバに溜まったゴミを捨てる手間がなくなり、普段の使用時から紙パックを捨てるときまでゴミを見ずに生活できます。

クリーンベースの仕組み

ゴミパック詳細(容量、替え方、値段)


使う密封型紙パックはクリーンベース専用に設計されています。ダスト容器30杯分のゴミを収納でき、週1〜2回の掃除であれば、およそ1年間交換する必要がありません。

交換時期はクリーンベースのLEDランプが光ってお知らせ。ダスト容器を開き、「iRobot」と書いてあるプラスチックのカードを引き上げてそのまま抜き取ります。プラスチックカードが開口部を塞ぐので、ゴミにノータッチで交換可能です。

ゴミパックは「i7+」に2個付属しており、1つはすでに本体にセットされています。交換用紙パックは3枚セット2,138円(税込 アイロボットストア価格)で別売りでの購入も可能です。

洗えるダスト容器

ルンバのダスト容器は水洗いでき清潔に使い続けられることもポイント。ダスト容器からフィルターを取り外したら、フタを開き、水やぬるま湯で洗い流します。なお、食洗機は使えないため注意しましょう。

ルンバ本体にダスト容器を戻す際は完全に水分が乾いたことを確認し、フィルターを戻したらお手入れ完了です。

床掃除の常識を変える「i7+」だけの新機能2:iAdapt3.0

「iAdapt」とはルンバに搭載された知能のこと。数十のセンサーにより情報収集し、毎秒60回以上の状況判断を繰り返すことで40以上の行動パターンから最適な行動を自ら考え出し、行動します。

従来機種である900シリーズには「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」が搭載されており、床続きであれば満遍なく動いて床掃除をしていました。ここでの課題は掃除する部屋の指定ができなかったことです。

今回「i7+」に搭載された「iAdapt 3.0 ビジュアルローカリゼーション」は前バーションに比べて処理能力が飛躍的に向上。ルンバに「部屋」の概念を持たせることを実現しました。

Imprint スマートマッピングとは?

※実際に弊社で作成したスマートマップ
※上の動画はルンバが実際に「ラウンジ」から右下の「会議室」に移動する様子です。

「iAdapt 3.0 ビジュアルローカリゼーション」によって実現した間取りを認識する機能が「Imprint ™️ スマートマッピング」です。

ルンバが部屋を動き回って間取りを作成。この時点で部屋と部屋の間に自動的に境界線が引かれています。境界線や間取りはアプリ上で変更可能。調整が終わったら、「キッチン」「リビング」のように部屋をラベリングします。

ルンバに各部屋を覚えさせたら、キッチンの床を汚したときにルンバを廊下から呼び出して掃除させたり、スケジュール機能と組み合わせて必要な部屋を好きな日時に掃除したりできます。

カメラ、センサーの紹介

ルンバ本体のウラやオモテにはお部屋の環境や床のゴミを感知するセンサーが搭載されています。オモテ面には赤外線受信部やカメラ、ウラ面には段差センサーがあります。

ダスト容器を取り外すと本体の内側にはゴミセンサーが付いており、汚れたらお手入れが必要。センサー部やクリーンベースとの接続部は水濡れや洗浄液の吹き付けなどを避け、乾いた布で拭くのがおすすめです。

実際の使い方

専用アプリ「iRobot HOME」をインストール

まずは専用アプリ「iRobot HOME」をインストール。ナビゲーションにしたがってアプリとルンバを連携させていきます。Wi-Fiの受信状態がよい、平らで安定した床の上にクリーンベースを設置。そこにルンバをセットし、手元にWi-Fiのパスワードを用意したらセットアップの準備は完了です。

ルンバのWi-Fi設定と起動

パスワードを入力してWi-Fiとルンバの接続が確立したら、次はルンバの起動。家マークの「Dockボタン」と方位磁石のような「Spotボタン」を同時に2秒押すとルンバが起動します。

設置したルンバが検出されたらタップ。自動的にルンバがWi-Fiに接続されます。

設定完了!

Wi-Fiへの接続が完了するとリモート接続が確立され、外出先からでもルンバを操作できるようになります。

これでセットアップは完了。ナビゲーションに従うだけなのでとても簡単な上に、通信状態次第では数分で接続可能です。完了時に動くルンバに猫が乗ったイラストが出現し、遊び心を感じます。

清掃スタート

アプリでスタートボタンをタップするとすべての部屋を掃除するか、部屋を選択してピンポイントで清掃するかを選べます。

トレーニングモード / マッピングデータについて

トレーニングモードは清掃せずにマッピングのためだけの走行のこと。アプリの「スマートマップ」のタブから選択できます。トレーニング走行による家の間取りや状況を学習・記憶し、常に最適なルートで掃除します。

勝手に家の間取りが送信されたり、利用されたりするなどのセキュリティ面が心配な方も、ルンバに記憶されたデータはクラウド上に暗号化して保存されるので安心して使用可能です。

従来から大きく変わった掃除ルート

以前のルンバは「部屋」という概念を持っていなかったので、床続きであれば余白を塗り潰すように動いていましたが、「i7+」はマッピングデータを活用してより効率的に動きます。マッピングした部屋の間取りや状況に合わせて壁から壁、壁から家具などのスペースを規則的に行き来します。

途中、障害物があった場合は毎回の掃除のたびに状況を学習・記憶することが可能です。

従来モデルから引き継がれた性能

AeroForce 3段階クリーニングシステム

1.パワーリフト吸引

600シリーズと比較すると吸引力が10倍※になり、大きなゴミはもちろん、微細なハウスダストまで吸引します。繊維に絡まりやすいカーペットの毛まで逃さず清掃可能です。

※AeroVac搭載のルンバ600シリーズとのカーペットの上での比較(アイロボット社調べ)

2.ゴム製のデュアルアクションブラシ

アイロボット独自の「デュアルアクションブラシ」を搭載しており、1本目のブラシがゴミを浮き上がらせ、逆回転する2本目のブラシが絡め取るようにゴミを収集。フローリングをはじめ、畳やカーペットの上まで対応できます。

3.エッジクリーニングブラシ

3本の細いブラシが回って動く「エッジクリーニングブラシ」が部屋の角や壁ぎわのホコリをかき出します。アイロボット独自の角度で設計されており、ホコリが溜まりやすいキャスター付きチェアの脚部分や家具と床の境目などもきれいに掃除することが可能です。

ダストカットフィルター

ダストボックスに付いているのが「ダストカットフィルター」。ホコリや花粉などを99%キャッチする特殊な素材で作られています。普段のお手入れはフィルターをはたいてゴミを落とすだけ。表面にゴミやホコリが付着して斑点ができたり、吸引力が弱まってきたと感じたりしたら、新しいものに交換しましょう。

デュアルバーチャルウォール・ヘイローモード

ルンバにしか見えない壁を作る装置が「デュアルバーチャルウォール」。スイッチを入れると、ペットのエサ場や子供が遊ぶスペースなどルンバに掃除して欲しくない場所への進入を防ぐ最大3mの見えない壁ができます。

スイッチでモードを切り替えて「ヘイローモード」に設定すると、デュアルバーチャルウォールの周りに半径約60cmの丸い壁を作ることが可能。花瓶や飾り物の周りなどにルンバを近づけずに清掃できます。

ルンバ新世代シリーズの比較

ルンバ e5との機能比較

「i7+」と「e5」を比較すると、「i7+」は「クリーンベース」や「Imprint スマートマッピング」に対応していることに加え、「e5」の2倍※の吸引力を備えています。また、自動充電&自動再開や洗えるダストボックスが搭載されているので、利便性を重視して使えるモデルです。

「e5」はコストパフォーマンスを重視したい方に最適。「e5」と「i7+」は同じブラシを採用している上に、最大稼働時間は「e5」の方がおよそ15分長く稼働します。手入れや充電の手間はかかるものの、価格を重視して選びたい場合におすすめです。

※AeroVac搭載のルンバ600シリーズとのカーペットの上での比較(アイロボット社調べ)

家から「掃除が消える」。Roombai7+で手に入れる自由時間

洗濯は全自動洗濯機へ、食器洗いは食洗機へと家事の負担が減ったように、ルンバは床掃除を自動化してきました。ルンバの最新モデル「i7+」は床掃除を任せられるだけでなく、ゴミを見ない・触らない生活を実現。床に溜まっていくゴミを気にせずに、家族との時間を楽しんだり、趣味の時間が少し増えたりと、ここに新しいライフスタイルが誕生します。

アイロボット(iRobot) ルンバi7+