初心者向けから上級者向けまで幅広い製品を展開している「三脚」。スマホ三脚・トラベル三脚・ビデオ三脚・アルミ三脚・カーボン三脚など、ラインナップは豊富です。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ重視するポイントを明確にしておきましょう。
そこで今回は、安い三脚のおすすめアイテムをピックアップ。選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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安い三脚の選び方
タイプで選ぶ
スマホに使うならスマホ三脚

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スマホに使える三脚を探している方は、スマホ三脚がおすすめです。スマホ専用のホルダーを使用することで、スマホを取り付けられます。専用ホルダーは対応サイズが決められているため、あらかじめスマホを取り付けられるのかチェックしておきましょう。
スマホ三脚はコンパクトで幅をとりにくいので、限られたスペースにも設置可能です。ライブ配信やオンライン会議などの用途でも使用できます。
機能性を求めている方は、自撮り棒機能を兼ね備えた製品もおすすめです。自撮り棒機能があれば、記念撮影やVlog撮影などのシーンでも活用できます。
旅行や登山にはコンパクトになるトラベル三脚

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旅行や登山などのアウトドアシーンで使用するなら、機能性と携帯性の高さを両立したトラベル三脚がおすすめです。トラベル三脚を選ぶときは、本体の重量と収納時のサイズをチェックしておきましょう。
軽量モデルのトラベル三脚は、登山バッグやカメラバッグなどに取り付けて気軽に持ち運びできます。なるべく荷物を軽くしながら撮影を楽しみたい場合に便利です。選ぶ際には耐荷重もしっかりと確認しておきましょう。
雲台を反転して脚の隙間に収納できる製品が多く、収納時に出っ張り部分をおさえられるのもメリット。使わないときはコンパクトサイズにまとめられます。
動画撮影をするならビデオ三脚

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動画撮影をするならビデオ三脚がおすすめです。ビデオ三脚はビデオカメラをスムーズに動かしやすいのが特徴。一定のスピードで動かせるのでなめらかな映像を撮影できます。
また、カメラを水平方向で保ちやすい点もメリット。ビデオカメラを使って動画を撮影する機会が多い方は、ビデオ三脚を参考にしてみてください。
幅広いカメラに使えるアルミ三脚

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アルミ三脚は、カーボン三脚と比べて安い傾向があります。リーズナブルな価格で使いやすさに優れているため、コストをおさえたい方におすすめです。
アルミ三脚のデメリットは重さです。同じサイズのカーボン三脚と比べて重量があり、持ち運ぶときに不便と感じる可能性があります。屋内のスタジオで使うなら気になりませんが、屋外で使用するときはなるべく軽い製品を選ぶのがおすすめです。
軽量でブレに強いカーボン三脚

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カーボン三脚は、軽量なのが大きな特徴。また、アルミ三脚と比べて振動が伝わりにくいので、屋外に設置してもブレを防ぎながら快適に撮影をおこなえるのが魅力です。軽くて携帯性にも優れているため、トラベル三脚を求めている方にも適しています。
一方、カーボン三脚はアルミ三脚よりも価格が高くなる可能性があるので注意しましょう。
耐荷重をチェック

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耐荷重とは、実際にかけてもよい最大の荷重のことです。三脚は製品ごとに耐荷重が定められています。耐荷重を超えたカメラ機材を設置すると、三脚が倒れたりカメラが落下して破損したりする可能性があるので注意しましょう。
とくに、一眼レフカメラや望遠レンズなどの大きくて重いカメラ機材を使用するときは、耐荷重の大きい製品がおすすめです。なお、耐荷重が大きい製品は、本体サイズもアップする傾向がある点にも留意しておきましょう。
高さ・重さをチェック

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三脚は撮りたいシーンに適した高さを選ぶことが大切です。三脚を選ぶときは、脚を一番伸ばしたときの高さである「最高全高」をチェックしておきましょう。最高全高が高いほど、ハイアングルからの撮影が可能になります。たとえば、運動会の撮影で使用するなら、目線の高さに合わせられるものがおすすめです。
一方、脚を一番短くした状態は「最低全高」といいます。花などのローアングル撮影をしたい方はチェックしましょう。
また、アウトドアシーンで使用するときは、なるべく軽い製品が適しています。負担を減らせるほか、持ち運びやすいので必要なときに取り出して使いやすいのが魅力です。
収納時のサイズをチェック

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携帯性を重視している方は、収納時のサイズをチェックしておきましょう。収納時のサイズが小さいほど幅をとらず、持ち運びも便利。三脚のなかには、出っ張りやすい雲台を脚の隙間に収納できる製品も存在します。
専用ケースがあれば、移動するときに傷がついたり汚れが付着したりするのをおさえられます。アウトドアシーンで使用するなら、専用ケースの有無も確認しておきましょう。
雲台の種類をチェック

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雲台には2Way雲台・3Way雲台・自由雲台・ビデオ用雲台などが存在します。それぞれ機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ特徴を明確にしておきましょう。
たとえば、3Way雲台は2本のハンドルを使って、上下左右と水平の傾きを調節できます。水平方向の細かいコントロールをしやすいのが特徴。構図をしっかりと固めて撮影したときに役立ちます。
自由雲台は球状の可動部分を搭載した三脚です。ボール雲台とも呼ばれており、自由自在に雲台の角度を切り替えられます。角度の自由度を重視している方にもおすすめです。
ビデオ用雲台は、雲台の動きをなめらかに制御できます。じっくり安定した速度を保ちながら撮影したいときにも便利です。
安い三脚のおすすめ|スマホ三脚
エレコム(ELECOM) 3段階伸縮カメラ三脚 P-STSRSLSBK-AZ
小型ながら優れた安定感を発揮する三脚です。付属のスマホ専用ホルダーを装着することで、4.0~6.7インチまでのスマホを取り付けられます。
耐荷重は約2.5kg。耐荷重の範囲内ならスマホだけでなく、一眼レフカメラやビデオカメラも装着できます。一台あれば、さまざまな機材を載せられるので、三脚にかけるコストをおさえたい方にもおすすめです。
雲台は3Wayを採用。上下・左右・縦横の方向に動かせるため、細かい位置を調節できます。雲台下のセンターポールは上下に調節可能です。高さを確保しながら撮影をするシーンにも活用できます。
また、脚のロックはレバーロック式です。ひねるだけで簡単に脚の長さを切り替えられます。付属の収納ケースに入れることで、気軽に持ち運び可能です。
SMALLRIG スマホ三脚
Vlogやライブ配信などの用途におすすめのミニ三脚です。フレキシブルに可動する三脚を採用しています。テーブルや地面に置くだけでなく、ポールや自転車のハンドルに巻きつけられるのが特徴です。自由度高く設置できるので、さまざまなシチュエーションで撮影を楽しめます。
スマホだけでなく、アクションカメラやコンデジなどのカメラ機材にも対応。三脚の先端には滑り止めのパッドがあり、安定して撮影できるのがポイントです。
重さは約220g。コンパクトサイズかつ軽量なので、携帯性も良好です。ちょっとしたお出かけや旅行などのシーンにも適しています。
ベルボン(Velbon) スマホ三脚 コールマン OTH-AB402

アウトドア用品のブランドである「コールマン」とのコラボで誕生したスマホ三脚です。自撮り棒とスマホ三脚の機能を兼ね備えています。スマホは縦位置と横位置どちらにも対応しており、簡単に構図を切り替えられるのが特徴です。
自撮り棒として使うときの全高は約740mm。高さを確保しやすく、複数人でセルフィーをしたり、Vlogを撮ったりするときにも活用できます。アウトドアからタウンユースまで、幅広いシーンで使用可能です。また、Bluetooth対応のリモコンが付いており、離れた場所からリモート撮影もおこなえます。
重さは約159g。収納時はコンパクトにできるので、アウトドアシーンにも気軽に持ち運びできます。持ち運びやすさを重視している方にもおすすめです。
安い三脚のおすすめ|トラベル三脚
K&F Concept トラベル三脚 KF09.101
機能性と携帯性の高さを兼ね備えたトラベル三脚です。耐荷重は約8kg。一眼レフカメラやミラーレスカメラ、望遠レンズなど重さのあるカメラ機材を載せられます。直径約28mmのボールヘッドを搭載しており、360°回転させられるのが特徴です。パノラマ撮影をするときにも活用できます。
センターポールを反転すると、ローアングルやマクロ撮影も可能です。本格的な撮影にも対応しています。また、3段階の開脚角度機能を備えており、岩や階段などの不整地でも安定した画角で撮影をおこないやすいのが魅力です。
脚の伸縮はレバーロック式。ワンタッチで操作できるため、スムーズなセッティングができます。撮影したいと思ったときに撮影が可能です。
マンフロット(Manfrotto) Element トラベル三脚 MKELES5RD
コンパクトサイズながら機能性に優れたトラベル三脚です。汎用性に優れたモデルなので、タウンユースからアウトドアシーンまで幅広いシーンで活用できます。伸縮機構を内蔵しており、高さ143cmまで高さ調節が可能です。脚は独立した開脚角度機能を搭載しているので、山道や階段など不安定な場所でも安定した状態で設置できます。
センターポール下部にはバネ式フックを搭載。重量のあるカメラ機材を載せるときに、安定性を高められるのが魅力です。
アルミニウム製のボールヘッドは、さまざまな方向にカメラを動かせられます。パノラマ撮影をするときにも便利です。
ベルボン(Velbon) トラベル三脚 23700
持ち運びにぴったりなトラベル三脚です。本体はコンパクトサイズに仕上げており、ミラーレスカメラに適しています。自由雲台を採用しているので、スムーズにカメラ機材の向きを変えられるのが特徴です。
さまざまなカメラ機材に対応するアルカスイス互換シューが付属。あらかじめカメラ機材に取り付けておけば、簡単にカメラを着脱できます。三脚を使った撮影から手持ち撮影に切り替えるときも便利です。
三脚を収納するときはコンパクトサイズにまとめられます。出っ張りおさえられる専用の設計により、幅をとりにくいのがポイント。携帯性を重視する方にもおすすめです。
安い三脚のおすすめ|ビデオ三脚
スリック(SLIK) アルミ三脚 GX 6400
はじめての方でも使いやすいシンプルな設計の三脚です。ハンディカメラの設置にも対応しているので、運動会や発表会、入学式、卒業式などの撮影にも活用できます。
三脚は4段階の高さ調節が可能。約154cmの高さまで伸ばせるので、目線に近いアングルで撮影ができます。クランクを回すと、エレベーターを上下に動かせるのが特徴です。可動範囲は約26.5cmです。撮影スペースが狭いときは、脚を狭くしても使用できます。
レバーを起こしたり倒したりするだけの操作で脚をロックできるのがポイント。撮りたいと思ったときにすばやくセッティングできます。機能性と使いやすさのバランスを求めている方にもおすすめです。
K&F Concept ビデオ三脚 KF09.115
ビデオ雲台が付属した三脚です。4段階の高さ調節機能を搭載しており、シーンに合わせて高さをコントロールできます。162cmまでの高さを確保しているので、アイレベルで撮影が可能です。
3方向に動く雲台とクイックリリースプレートを備えています。360°のパノラマ回転により、水平方向と垂直方向の角度で撮影が可能です。
重量は1.26kg。使わないときはコンパクトサイズにまとめられます。折りたたむと、45cmになるため、持ち運びも便利です。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) カメラ三脚 200-CAM021N

カメラ初心者でも簡単に使いやすい動画撮影向けの三脚です。水平器が付いているので、カメラの画角が水平なのか確認できます。縦横切り替えと角度切り替えどちらにも対応しており、三脚を固定したままアングルの調節が可能です。
4段階の高さ調節機能を搭載。ローアングルからハイアングルまで多彩な構図で撮影を楽しめます。子どもの運動会や発表会などのシチュエーションにもおすすめです。また、カメラの着脱をスムーズにおこなえるクイックシューが付属しています。三脚から手持ち撮影への切り替えも簡単です。
専用の収納ケースが付いているため、気軽に持ち運びできます。収納ケースを使用すれば汚れや傷つきをおさえられるのがポイントです。
安い三脚のおすすめ|アルミ三脚
National Geographic アルミ三脚 NGPH000
さまざまなシチュエーションに対応したアルミ三脚です。雲台は上下・左右・縦横の位置をそれぞれ独立して操作できます。理想の構図に合わせてカメラの向きを変えられるのがポイントです。
センターコラム昇降は、クランクハンドルによるギア式を採用。カメラの高さを細かくコントロールできます。また、水準器を搭載しているため、水平に画角を調節可能です。
重量は約1.02kg。アルミ製ながらコンパクトかつ軽量なので、気軽に持ち運びできます。専用のケースに収納しておけば、汚れや傷つきをおさえられるのがポイントです。
アマゾンベーシック(AmazonBasics) アルミ三脚 WT3130T+WT3111H

低価格ながら使いやすさに優れたアルミ三脚です。さまざまな用途で使える機能性を備えているのが特徴。コストパフォーマンスの高さを重視している方にもおすすめです。
水準器を搭載。カメラの傾き具合を把握できるため、初心者でも簡単に水平の画角に設定できます。3Way雲台は、さまざまな方向にカメラを向けられるのがポイント。理想的なアングルで撮影を楽しめます。
クイックリリースプレートを採用。三脚を使った撮影と手持ち撮影をスムーズに切り替えられるのが魅力です。
ベルボン(Velbon) 中型アルミ製三脚 EX-440

使いやすさと持ち運びやすさにこだわったアルミ三脚です。収納時はパーツのはみ出しをおさえる設計にしており、コンパクトにまとめられます。携帯性に優れているため、旅行やアウトドアシーンにも持ち運び可能です。
脚の伸縮はクイックレバーロックを採用。ワンタッチで簡単に脚の長さ調節ができます。シンプルな構造に仕上げているので、三脚の操作がはじめての方でも使いやすいのが魅力です。
脚には補強ステーを搭載。開脚時の剛性が高く、安定感にも優れています。3本の脚が同時に開くため、必要なときにすばやくセッティングが可能です。ギア式のエレベーターを操作すると、カメラ位置を細かく調節できます。
専用の収納ケースが付属。ケースに収納することで、持ち運びも便利です。
安い三脚のおすすめ|カーボン三脚
マンフロット(Manfrotto) Element トラベル三脚 MKELES5CF
軽量で持ち運びにぴったりなカーボン三脚です。コンパクトで、機動性を重視している方に適しています。高さ143cmまで伸長して、折りたたむと32cmまで小さくなる設計です。カメラバッグにも収納しやすく、アウトドアシーンにも気軽に持ち運びできます。
三脚の脚部は独立して可動する設計です。3つの開脚角度機構を備えているため、階段や砂利道など不安定な場所でも安定した状態で設置できます。ツイストロック機構により、必要と思ったときにすばやく取り出してセッティングが可能です。
センターポール下部のスプリング式フックを利用すると、重量を追加できます。風の影響を受けやすい環境でも安定して使えるのがポイントです。また、最大耐荷重は6kg。重量のあるカメラ機材も載せられます。
NEEWER カーボン三脚 N55CR
360°回転する雲台を採用しており、多彩なアングルで撮影を楽しめるカーボン三脚です。ポールの直径は約28mm。最大約12kgまでのカメラ機材を載せられます。一眼レフカメラや望遠レンズなど、重量のあるカメラ機材を使えるのがポイントです。
センターコラムにはサンドバッグを吊るすためのフックを備えており、シーンに合わせて重量を追加できます。また、2つのロッキングノブにより、快適なパノラマ撮影をサポートするのが特徴です。三脚だけでなく一脚としても使用できます。
Ulanzi カーボン三脚 MT-60
1台2役で使えるカーボン三脚です。三脚から一脚への切り替えにも対応しています。脚を取り外すだけで一脚に変形する仕組みです。風景などを撮影するアウトドアシーンで使うときは三脚、野生動物やスポーツ現場は一脚にするなど、シーンに応じて使い分けられます。カメラ機材にかけるコストをおさえたい方にもおすすめです。
三脚の高さは4段階で調節可能。約51〜162cmまでの高さを変えられます。ローアングルからハイアングルまで高さを切り替えられるのが魅力です。また、雲台にはカメラを着脱しやすいクイックリリースプレートが付属しています。三脚を使った定点撮影から手持ち撮影への移行もスムーズです。
写真撮影や動画撮影など幅広いシチュエーションで使える三脚。安い三脚を求めている方はアルミ製、軽量かつ耐久性に優れた三脚が欲しい方はカーボン製が適しています。トラベル三脚など屋外で使用する場合は、本体サイズをチェックしておきましょう。