長時間キーボードを使用するユーザーから高い支持を集めている「HHKB」。心地よいタッチ感や高い機能性を備えており、スピーディーにタイピングを行えるのが魅力です。
そこで今回は、HHKBのおすすめモデルをご紹介。選び方のポイントも併せて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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HHKBとは?
HHKBは「Happy Hacking Keyboard」の略で、PFUが1996年から展開しているキーボードブランドです。主に物理的な接点を持たない「静電容量無節点方式」を採用したキーボードを取り扱っており、長時間使用しても快適にタイピングを行えるのが魅力。プログラマーやライターなど、キーボードを使用することが多いユーザーから支持を集めています。
静電容量無節点方式を採用したモデルは、1つのキーあたり3000万回のタイピングに耐えられるのに加えて、サブリメーション印刷方式によって印字が消えにくいのも特徴。高級キーボードに分類される価格であるものの、長く使い続けられる高い耐久性を備えています。
HHKBの選び方
シリーズをチェック
Professionalシリーズ
Professionalシリーズは、特徴の異なる「HYBRID Type-S」「HYBRID」「Classic」の 3モデルが展開しています。いずれも静電容量無節点方式を採用しており、指の負担を軽減した心地よいタッチ感を味わえるのが特徴。モデルによって打鍵音・接続方法・給電方法などが異なり、ニーズに合わせて好みのモデルを選べます。
HYBRID Type-Sは静音性に優れており、公共の場でも使いやすいのがメリット。HYBRIDはBluetooth・USB接続に対応しているため、さまざまなデバイスの接続に対応できます。ClassicはUSB接続のみのシンプルな仕様で、HHKBらしい伝統的な操作感が魅力です。
Studioシリーズ
HHKB Studioシリーズは、タイピングしやすい合理的なキー配列とコンパクトなデザインを受け継ぎつつ、さらなる機能性が加わったモデル。本体に「ポインティングスティック」と「マウスキー」を搭載しており、キーボードからマウス操作を行えるのが特徴です。
キースイッチには、メンテナンス性・カスタマイズ性に優れた「静音メカニカルスイッチ」を採用。好みに合わせてスイッチを変更できるため、より使いやすくカスタマイズしたいという方におすすめのシリーズです。
接続方式をチェック
有線接続
HHKBの有線接続対応モデルは、USBケーブルでキーボードとデバイスを繋ぐことで接続が行えます。有線接続は電池不要で動作するため、電池切れの心配や交換の手間がかからないのがメリットです。
また、入力遅延が少なく、安定した接続でタイピングができるのも特徴。瞬時の操作が要求されるゲームをプレイする方などは、有線接続対応モデルを選ぶのがおすすめです。
Bluetoothによる無線接続
HHKBの無線接続対応モデルは、コードレスですっきりと使えるのが特徴。Bluetoothでデバイスとペアリングするだけで、簡単に接続が完了します。
また、マルチペアリングに対応しているのも魅力。簡単なキー操作で、接続するデバイスを素早く切り替えられます。仕事用PCやプライベートPCなど、複数の機器を利用している場合に便利です。
英語配列か日本語配列かどうか
HHKBは、英語配列と日本語配列のキーボードが展開しています。英語配列は変換・無変換などのキーが用意されておらず、キーの数が少ないのが特徴。スペースキーが広めに設けられているためタイプがしやすく、プログラミングや英語の文章作成に適しています。
日本語配列は記号や変換キーが配置されており、日本語を入力しやすいのが魅力。普段から日本語配列のキーボードを使用している方には、使い慣れた配置で快適にタイピングを行えます。
キーボードのデザイン性を重視する方は、配列ごとの見た目も要チェック。シンプルで洗練されたデザインが好みの方は、キー数が少ない英語配列のキーボードがおすすめです。日本語入力の操作感を重視する方は、日本語配列のキーボードをチェックしてみてください。
静音性をチェック
職場や外出先でも使用する場合には、静音性に優れたモデルを選ぶのが重要。HHKBは物理的接点のない「静電容量無接点方式」を採用したモデルが多く、静音性に優れているのが魅力です。
静音性を重視する方は、「Professional HYBRID Type-S」がおすすめ。静粛性と高速タイピング性に優れた「Type-S」キー構造によって、使用時の音が抑えられているのが特徴です。
メカニカルスイッチを採用している「Studioシリーズ」でも、タイピング音に配慮した「静音メカニカルスイッチ」が使用されています。
給電方法をチェック
HHKBキーボードは有線と無線の2つの給電方式が利用できます。有線での給電に対応したモデルは、Type-Cケーブルを接続して電力を確保するのが特徴。バッテリー切れの心配がないため、長時間作業を行う方にぴったりです。
無線での給電に対応したモデルは、乾電池から給電を行います。ケーブルを使用しないためデスク周りをすっきり保てるほか、外出先などでも使いやすいのが魅力。有線・無線の両方に対応したモデルであれば、シーンに合わせて給電方法を切り換えられるので便利です。
キーマップ変更機能の有無をチェック
キー配置を自分好みに変更したい方は「キーマップ変更機能」の有無をチェック。キーマップ変更機能に対応したモデルは、用途や使用感に合わせて配列を変更できるため、操作性や作業効率が向上するのが魅力です。
変更機能を利用するには、公式サイトで専用ソフトウェアをダウンロードし、キーボードをUSBでPCに接続するだけ。キー配置はソフトウェアを通して簡単に変更でき、設定はキーボード本体に保存されます。
カラーバリエーションをチェック
HHKBのカラーバリエーションは、ブラックで統一された「墨」、2色のキーキャップが使用されている「白」、透明感のある白色が美しい「雪」の3色が展開しています。販売されているカラーはモデルによって異なるため、購入する際は事前に確認しておきましょう。
3つのモデルはいずれもシンプルかつ洗練されたデザインで、幅広いデスクに馴染みやすいのが魅力。見た目にこだわる方にもおすすめのおしゃれなキーボードです。
HHKBのおすすめ
HHKB Professional HYBRID Type-S
プロフェッショナルのニーズに応える、フラグシップモデルのHHKBです。BluetoothとType-Cケーブルでの接続に対応しており、使用シーンに応じて接続方法を切り替えられるのが魅力。静電容量無接点方式とType-Sキー構造により、高速タイピング性と静音性に優れているのも特徴です。
合理的に配置されたキー配列により、ホームポジションを維持したまま、スムーズに操作を行えるのもポイント。キーマップ変更機能を搭載しているため、自身の入力スタイルに合わせてカスタマイズをすることも可能です。
カラーバリエーションは、墨・白・雪の3色をラインナップ。洗練された見た目の無刻印モデルも展開されており、配列は英語と日本語から選択できます。機能性とデザイン性の両方を重視する方におすすめの高性能なキーボードです。
HHKB Professional HYBRID
静電容量無接点方式による心地よいキータッチが味わえる、ハイ・スタンダードモデルのHHKB。Bluetooth接続とType-Cケーブルでの接続が可能で、用途やデバイスを選ばずに使用できます。最大4台のマルチペアリングに対応しており、簡単なキー操作で素早くデバイスを切り換えられるのも便利です。
また、キーマップ変更機能が搭載されており、自身の使用スタイルに合わせてカスタマイズが行えるのも魅力。専用のソフトウェアから設定が可能で、直観的な操作で手軽に配置を変更できます。
さらに、3段階の角度調整機能を備えていたり、刻印が消えにくい「サブリメーション印刷」が採用されていたりなど、使用感や耐久性に配慮した細かな設計が施されているのもポイントです。カラーバリエーションは墨・白の2色。英語配列と日本語配列に加えて、無刻印モデルも用意されています。
HHKB Professional Classic
手頃な価格で購入できる、HHKBのレジェンダリーモデルです。静電容量無接点方式のキースイッチによって、深いストロークと心地よいキータッチを実現。Type-Cケーブルでの有線接続に絞ったシンプルな設計で、長年愛され続けてきたHHKBシリーズの原点を体現しています。
キー配置には、ショートカット操作が行いやすい配置を採用。手の移動を最小限に抑えた設計で、ショートカットを活用したスピーディーな操作を可能にしています。A4ハーフサイズ強のコンパクトなボディで、持ち運びがしやすいのもメリットです。
カラーバリエーションは墨・白の2色で、それぞれに無刻印モデルを用意。配列は、プログラミングなどに適した英語配列モデルが販売されています。搭載機能よりも使用感を重視する方におすすめのモデルです。
HHKB Studio
HHKBで初めて「メカニカルスイッチ」を採用した、カスタマイズ性にすぐれたキーボードです。キースイッチを取り換えられるため、使用感や見た目をより自分好みにカスタマイズ可能。キーマップ変更機能を搭載しているほか、プロファイルを4つまで保存できるのも便利なポイントです。
本体にマウス機能やジェスチャーパッドを備えているのも特徴。直感的な動作で画面遷移やアプリ操作がスムーズに行えます。手の移動を減らすことで、効率的に作業を行えるのが魅力です。
配列は、英語入力に適した「英語配列」と、日本語入力を行う方に扱いやすい「日本語配列」を用意。墨・雪のカラーに加えて、無刻印キャップがセットになったモデルが販売されており、ラインナップが充実しています。より作業効率を向上させたい方におすすめの高性能モデルです。