「Bluetoothレシーバー」は、Bluetooth非対応のデバイスをBluetooth機器として使えるようにする便利なアイテム。スマートフォンとレシーバーをワイヤレスで接続することで、イヤホンジャックが付いていなくても音楽を楽しんだり、カーオーディオに接続したりできます。
今回は、おすすめのBluetoothレシーバーをご紹介。選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- Bluetoothレシーバーとは?
- Bluetoothレシーバーのおすすめ|ホーム・モバイルオーディオ向け
- Bluetoothレシーバーのおすすめ|カーオーディオ向け
- Bluetoothレシーバーの売れ筋ランキングをチェック
- Bluetoothレシーバーの選び方
- Bluetoothレシーバーのおすすめメーカー
Bluetoothレシーバーとは?
Bluetoothレシーバーは、Bluetooth非対応のデバイスに使用することでBluetooth接続を可能にするアイテム。スマートフォンやタブレットの音声を、Bluetooth非対応のデバイスで再生したいときなどに活躍します。
テレビやスピーカー、カーオーディオなど、さまざまなデバイスで使用できるのも魅力。1つ持っておくと重宝します。
Bluetoothレシーバーのおすすめ|ホーム・モバイルオーディオ向け
エレコム(ELECOM) Bluetoothオーディオレシーバー LBT-AVWAR501BK
自宅のオーディオシステムをワイヤレス化できるBluetoothレシーバー。コンパクトな手のひらサイズで、スペースを気にせず手軽に設置可能です。美しい鏡面仕上げのデザインに特徴があり、オーディオ機器のインテリアに違和感なく馴染みます。
本製品はBluetooth「Class1」に対応しており、見通し約20mの広範囲に通信可能。また、AACのコーデックにも対応しているので、スマートフォンの高品質な音楽再生を楽しめます。音声AI機能とも組み合わせられるため、スマートスピーカーのように活用したい方にもおすすめの製品です。
フィーオ(FiiO) Bluetoothレシーバー BTA30 Pro
無線と有線を自在に切り替えられるBluetoothレシーバー。レシーバーとトランスミッターの機能を兼ね備えた「USB DAC」として幅広く活用できます。Bluetooth接続には「外付け高ゲインアンテナ」を採用しており、最大30mの広範囲で高速かつ安定した信号伝送が可能です。
本製品は、aptX・aptX HD・LDACといった高品質なコーデックに対応。日本オーディオ協会からの認証を受けており、高音質な音楽再生を楽しめます。また、本体ボディには丈夫なアルミ合金を採用しており、高級感のあるデザインを求める方にもおすすめの製品です。
Linkplay WiiM Pro
最大192kHz/24bitのオーディオ出力をサポートするBluetoothレシーバー。スマートフォンやパソコンのストリーミングした音楽から、スタジオ録音のように高品質なオーディオ出力を実現します。Amazon EchoやGoogle Homeなど、複数のデバイスに接続できるのも魅力です。
また、専用アプリを活用すれば、初心者でも手軽にセットアップできます。アプリ内のガイドに従いながら、わずか2分で音楽ストリーミングを開始可能。SpotifyやAmazon Musicなど、人気の音楽ストリーミングサービスを活用したい方にもおすすめの製品です。
PGA Premium Style Bluetooth トランスミッター/レシーバー PG-WTR1
安価で簡易的なBluetoothレシーバーを求めている方におすすめのアイテム。サイズは幅26×高さ126×奥行き12mm、重さは15gと軽量かつコンパクトで、テレビやオーディオ機器はもちろん、飛行機内のモニターをワイヤレス化して、手持ちのイヤホンとペアリングする際にも便利なアイテムです。
Bluetoothの規格は5.0で、 コーデックはSBC。接続はイヤホンジャックで、本体充電はUSB Type-Cに対応しています。
接続モードは送受信どちらもあり、駆動時間は送信の場合が最大10時間、受信の場合が最大20時間。切り替えは本体側面のスイッチで簡単にできるのもポイントです。
1Mii B06プロプラスハイファイBluetoothレシーバー B06Pro+
aptX LLやaptX HD、aptX adaptiveなどのコーデックに対応したBluetoothレシーバー。映画や動画の鑑賞時に音声の遅延を抑えたい場合にも適しています。
また、LDACコーデックに対応した機器と接続すれば、高音質なハイレゾ音源の信号も受信が可能。クオリティの高いサウンドで音楽を楽しみたい場合にもおすすめです。備えている出力端子は、3.5mmステレオミニ・同軸デジタル・光デジタルなど豊富。幅広い機器との接続に対応できます。
本体上面のボタンでは、ボリューム調節などの操作が可能。ディスプレイに曲名や音量レベルなどが表示される点もおすすめです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) Bluetoothオーディオ送信機 受信機トランスミッター レシーバー 400-BTAD008
Bluetoothレシーバーとしてだけでなく、トランスミッターとしても使用できるBluetoothレシーバー。スマホと接続してオーディオ機器で音楽を鑑賞したい場合はもちろん、テレビの音をワイヤレスイヤホンやヘッドホンで聴きたい場合にも使えます。
接続できる機器は最大で2台。スマホとタブレットを接続したり、ワイヤレスヘッドホンを2台接続して2人で映画や動画を鑑賞したりと使い分けもできます。
コーデックはaptX LLやaptX HDなどに対応。低遅延かつ高音質サウンドが期待できます。
オーム電機(OHM) AudioComm簡単ワイヤレスレシーバー HP-W32N-K
本体にクリップを備えているBluetoothレシーバー。重量が約7gと軽く、ポケットなどに挟んで気軽に持ち運べるのが魅力です。有線イヤホンやヘッドホンを接続することで、ワイヤレスで音楽を楽しめます。ボリューム調節や着信への応答なども簡単に操作できるのがポイントです。
本体は幅58×奥行11×高さ14mmの長方形デザインを採用。最大通信距離は見通しのよい場所で約10mで、クラスはClass2に対応しています。
Bluetoothレシーバーのおすすめ|カーオーディオ向け
アンカー(ANKER) Soundsync Bluetoothレシーバー A3352011
Bluetooth 5.0に対応するカーオーディオ向けのBluetoothレシーバー。AUX端子に接続すれば、車内でも音楽再生やハンズフリー通話を楽しめます。本体価格が比較的リーズナブルなので、コスパを重視したい方にもおすすめの製品です。
本製品には、最大2台のデバイスを同時に接続できます。音楽再生やハンズフリー通話など、用途ごとに接続デバイスを使い分けるのも便利です。また、Bluetoothのプロファイルは、HFP v1.6・A2DP v1.2・AVRCP V1.4に対応しています。
カシムラ(Kashimura) Bluetooth ミュージックレシーバー KD-253
低遅延コーデックを採用する高音質なカーオーディオ向けのBluetoothレシーバー。Bluetooth 5.2に対応しており、スマートフォンの音楽や動画などを素早く安定して受信可能です。長さ約1mのAUX延長ケーブルが付属しているので、カーステレオでの再生も手軽に楽しめます。
また、車のエンジン連動機能を搭載しており、降車時にエンジンを切ると再生が自動的に一時停止。さらに、エンジンを再始動すると、自動的にオーディオも再接続します。オーディオ操作の手間を軽減できるので、長距離のドライブで活用したい方にもおすすめの製品です。
オーキー(Aukey) 車載用 Bluetoothレシーバー BR-C8
多彩な機能で快適なドライブをサポートするカーオーディオ向けのBluetoothレシーバー。3.5mmステレオミニジャックに接続するだけで、スマートフォンやタブレットの音楽をカースピーカーで楽しめます。本体電源をシガーソケットチャージャーに接続できるので、長時間のドライブにもおすすめの製品です。
また、最大2台のデバイスを同時に接続可能。音楽再生を楽しみながら通話やナビも使用できるため、運転中に操作する手間を軽減できます。さらに、急速充電対応のUSBポートを搭載しているので、接続デバイスを同時に充電できて便利です。
1Mii ML101車内Bluetoothオーディオレシーバー ML101
3.5mmオーディオプラグが付属しており、カーオーディオの入力端子に直接接続できるBluetoothレシーバー。スマホの音楽をカーオーディオで楽しみたい場合に便利です。
プロファイルは、A2DP・AVRCP・HFP・HSPなどに対応。本体にマイクも内蔵されており、ハンズフリー通話に使用できる点もおすすめです。
セイワ(SEIWA) Bluetooth AUXレシーバーRM BTR100
リモコンをコンソールに貼り付けて操作できるBluetoothレシーバーです。ワイヤレス接続したスマホを取り出さず、再生や一時停止などの操作が行えます。
本製品は、オーディオケーブルとUSBケーブルを接続するだけで簡単に使用可能です。また、バスブースト機能を搭載しているのもポイント。低音サウンドを好む方におすすめです。
Bluetoothレシーバーの売れ筋ランキングをチェック
Bluetoothレシーバーのランキングをチェックしたい方はこちら。
Bluetoothレシーバーの選び方
コーデックをチェック
SBC
SBC(SubBand Codec)はBluetoothの標準コーデックです。汎用性が高く、さまざまなBluetooth対応デバイスで使えます。SBCを採用したBluetoothレシーバーは価格の安い製品が多いため、コストパフォーマンス重視で選びたい方にもおすすめです。
ただし、SBCは高音域が消えたり、無音のときにノイズが発生したりする場合があります。また、デバイスの組み合わせによっては音の途切れや遅延が発生することもあるので、動画やゲームを楽しみたい場合は注意が必要です。
AAC
AAC(Advanced Audio Coding)は、主にiPhoneやiPadなどのiOSデバイスで使われているコーデックです。音の圧縮率だけ見るとSBCとほとんど変わりませんが、送信時のタイムラグがほとんど発生しないため、動画やゲームで使っても違和感なく快適に楽しめます。また、高音域の表現力にも優れているので、高音質で音楽を楽しみたい方にもおすすめです。
ただし、AACは基本的にiOSを搭載したデバイスのみでしか使えないため、Androidスマートフォンやタブレットで使いたい方は注意しましょう。
aptX
aptXは、主にAndroidを搭載したデバイスで使われているコーデックです。圧縮率がSBCと比べても非常に小さいため、高音域でも音が消えず、音の遅延もほとんどありません。高音質で音楽を楽しみたい方におすすめ。また、途中で音が途切れにくいので、音楽はもちろん動画やゲームで使うのにもおすすめです。
ただし、aptXは使えるデバイスの種類がAndroidに限られているため、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスで使う予定の方は留意しておきましょう。
aptX HD
aptX HDは、半導体メーカーであるCSRが開発した、aptXを拡張したコーデック。オーディオ向けのプロファイル「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」で使われるコーデックで、Bluetoothで音楽を聴く際に、ほかのコーデックよりも音の遅れが気になりにくいのが魅力です。
aptXはハイレゾ非対応なのに対し、aptX HDはハイレゾ相当の音源に対応していることから、より高品質な再生が可能。ただし、利用するには、送信側と受信側がともにaptX HDに対応していることが必要なので、事前に確認しておきましょう。
Bluetoothのバージョンをチェック
Bluetoothレシーバーを選ぶ際は採用されているBluetoothのバージョンを確認しましょう。Bluetoothの後に付く数字がバージョンを示しており、数字が大きくなるほど新しいバージョンになります。新しいバージョンは通信速度や通信範囲などの性能が高いのが特徴です。
Bluetooth 4.0以降のバージョンでは省電力機能が追加されており、Bluetooth 5.0以降では通信の安定性が向上しているのが特徴。バージョンが上がっても音質は変わりませんが、より使いやすくなるため、使用機器が対応するのであれば、Bluetooth 4.0以降が使えるBluetoothレシーバーを選ぶのがおすすめです。
なお、Bluetoothのバージョンには下位互換性があるのもポイント。Bluetooth 4.0対応の機器でBluetooth 5.0対応のBluetoothレシーバーを使った場合は、Bluetooth 4.0で動作します。
クラスをチェック
Bluetoothはあらかじめ電波の有効範囲が「クラス(Class)」という単位で分けられています。現在使われているクラスには、通信範囲が最大100mの「Class1」、最大10mの「Class2」、最大1mの「Class3」の3種類があります。
スマートフォンやタブレット、オーディオ機器などほとんどのBluetoothデバイスは、通信範囲が最大10mの「Class2」を採用。Bluetoothレシーバーを選ぶ際には「Class2」を選ぶか、通信距離を重視するなら「Class1」に対応した製品を選びましょう。
プロファイルをチェック
ひと口にBluetoothデバイスといっても、スマートフォンやタブレット、キーボードやマウスのようにさまざまなデバイスが存在します。デバイスの種類が違えば音楽や画像などやり取りするデータも変わるので、送受信する信号も大きく異なります。そのため、Bluetooth通信時の動作や送受信の内容が定義された「プロファイル」が重要です。
Bluetoothデバイスで使われている主なプロファイルには、音声を伝送する「A2DP」、ハンズフリー通話を行う「HFP」、ヘッドセットと音声を送受信する「HSP」、AV機能のリモコン機能を制御する「AVRCP」などがあります。使う用途に合ったプロファイルを選ばないとBluetoothレシーバーが正常に機能しないため、しっかりと確認してみてください。
サイズと重さをチェック
外出時に使う場合、携帯しやすいようにできるだけ軽量なモノを選びたいところ。手持ちのプレーヤーやスマートフォン本体よりも軽い、90~100g以内の軽量タイプが理想的です。
また、Bluetoothレシーバーは手のひらに収まるコンパクトなモノから、操作しやすい長方形のモノまで、さまざまなサイズが展開されています。荷物のかさばりを少なくするためにも、コンパクトかつ軽量なモノを選ぶのがおすすめです。
バッテリーの持ちをチェック
Bluetoothレシーバーは、一度の充電でバッテリー持ちのよいモノを選ぶのがおすすめです。連続動作時間の短い機種を頻繁に充電する方法もありますが、充電のしすぎはバッテリーの劣化に繋がります。
通勤通学時や外出時など利用シーンはさまざまですが、普段の連続使用時を考慮したうえで、1~2時間ほどのゆとりがあるバッテリーを選ぶと安心です。
使用シーンをチェック
有線ヘッドホン・イヤホン
有線ヘッドホン・イヤホンにBluetoothレシーバーを接続する場合は、操作ボタンを搭載した多機能なモデルがおすすめ。スマートフォンを操作しなくても音量調節や曲送りができるほか、マイクが搭載されているモノを選べば、ハンズフリー通話も可能です。
ゲームをプレイする際に使用したい場合は、できるだけBluetoothのバージョンが高く、遅延の少ないモデルを選びましょう。カバンや洋服などに取り付けられるクリップを搭載しているモデルであれば、ゲーム中に邪魔になりにくく便利です。
カーオーディオ
カーオーディオに接続したい場合は、シガーソケットから電源を取れるタイプがおすすめ。長時間のドライブでも、バッテリー残量を気にすることなくワイヤレスで音楽を楽しめます。電源ボタンがないタイプであれば、車のエンジンをかけるだけで使用可能です。
USBポートを搭載しているモノであれば、スマートフォンの充電も同時に行えます。さらに、着信応答ボタンとマイクを搭載したモデルを選べば、ハンズフリー通話も可能。カーオーディオの多くはAUX端子を搭載しているため、AUXケーブルを搭載したモデルもおすすめです。
オーディオ機器
コンポやアンプなどのオーディオ機器に接続したい場合は、AACやaptX、aptX HDなど高音質なコーデックに対応したモデルがおすすめ。据え置きで使うことが想定されるため、サイズが大きくてもバッテリー持ちがよいモデルを選びましょう。
また、接続したい機器が光デジタル接続に対応している場合は、光デジタル対応のBluetoothレシーバーがおすすめ。光デジタルケーブルを使うことで、より高音質で音楽を楽しめます。
Bluetoothレシーバーのおすすめメーカー
ソニー(SONY)
「ソニー」はイヤホンやヘッドホンなど、さまざまな種類の音楽製品を取り扱っている家電メーカー。Bluetoothレシーバーのバリエーションも豊富なので、使う用途やシチュエーションに合わせて選びやすいのが魅力です。
高音質なAACに対応した製品もラインナップされているため、音質にこだわりたい方はチェックしてみてください。
エレコム(ELECOM)
「エレコム」は、車載タイプやレシーバータイプの製品を主に取り扱っているメーカー。対応機器にかざすだけでペアリングができる「NFC」など、便利な機能が充実しているため、使いやすさを重視する方におすすめです。
また、iPhoneやiPadに入っている音楽を高音質で楽しめる「AAC」に対応し、Apple製品との接続にも適したモデルもラインナップされています。
フィーオ(FiiO)
「フィーオ」は、2007年に中国で設立されたオーディオメーカー。特にポータブルオーディオ製品に力を入れており、デジタルオーディオプレーヤーやポータブルヘッドホンアンプ、インイヤーイヤホンを中心に展開しています。
フィーオのBluetoothレシーバーは、クアルコム製のチップを搭載しており、安定した接続と高音質が魅力。AACやapt X HD、LDACなど複数の高音質なコーデックに対応したモデルも取り扱っています。スタイリッシュなデザインなので、おしゃれなBluetoothレシーバーを探している方にもおすすめです。
コーデックやプロファイルなど、意外と選び方が難しいBluetoothレシーバー。価格の安さで選んでしまうと、音質が悪かったり、デバイスとの互換性がなかったり、あとから思わぬトラブルを引き起こすことも。今回ご紹介した選び方やポイントを踏まえて、自分に合った製品をみつけてみてください。