「Bluetoothレシーバー」は、Bluetooth非対応のデバイスをBluetooth機器として使えるようにする便利なアイテム。スマートフォンとレシーバーをワイヤレスで接続することで、イヤホンジャックが付いていなくても音楽を楽しんだり、カーオーディオに接続したりできます。
今回は、おすすめのBluetoothレシーバーをご紹介。選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- Bluetoothレシーバーとは?
- Bluetoothレシーバーのおすすめ|ホーム・モバイルオーディオ向け
- Bluetoothレシーバーのおすすめ|カーオーディオ向け
- Bluetoothレシーバーの売れ筋ランキングをチェック
- Bluetoothレシーバーの選び方
- Bluetoothレシーバーのおすすめメーカー
Bluetoothレシーバーとは?
Bluetoothレシーバーは、Bluetooth非対応のデバイスに使用することでBluetooth接続を可能にするアイテム。スマートフォンやタブレットの音声を、Bluetooth非対応のデバイスで再生したいときなどに活躍します。
テレビやスピーカー、カーオーディオなど、さまざまなデバイスで使用できるのも魅力。1つ持っておくと重宝します。
Bluetoothレシーバーのおすすめ|ホーム・モバイルオーディオ向け
ソニー(SONY) ワイヤレスステレオヘッドセット SBH24
ワイヤレスイヤホンとしてもBluetoothレシーバーとしても使用できる便利なモデル。スマホやタブレットと接続し、シンプルなワイヤレスイヤホンとして使用できます。対応コーデックは、SBCとAACの2種類です。
本体に3.5mmステレオミニジャックが搭載されており、有線ヘッドホンやイヤホンを接続するとBluetoothレシーバーとして使用できます。マルチペアリングとマルチポイントに対応しており、2台のデバイスと接続できる点も特徴です。
NFCに対応するスマホであれば、本体のNFCマークにタッチするだけで簡単にペアリングできます。また、本体にはストラップホール付きのクリップも搭載。洋服やカバンなど、好きな場所に引っ掛けて使用できます。
エレコム(ELECOM) Bluetoothオーディオトランスミッター/レシーバー LBT-ATR01BK
小型で安価なおすすめのBluetoothレシーバー。3.5mmプラグが2本搭載されています。Bluetoothレシーバーとしてだけではなくトランスミッターとして使用できる点も特徴。接続する機器や環境にあわせてスタイルを選べます。
2本の3.5mmプラグは片方ずつ折りたたみに対応しているので、1本だけを接続したり航空機内の3.5mmデュアルジャックに接続したりなど臨機応変な使い方が可能です。プラグを差し込みにくい場所でも使えるように、延長ケーブルも付属しています。
デュアルストリーム機能が搭載されており、2台のイヤホンやヘッドホンと同時に接続して音楽を再生できる点も魅力です。連続音楽再生時間は、約24時間。充電しながらの使用も可能です。
プロファイルは、A2DPとAVRCPに対応しています。コスパのよいBluetoothレシーバーを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
エレコム(ELECOM) Bluetoothオーディオレシーバー LBT-AVWAR501XBK
さまざまなオーディオ機器を手軽にワイヤレス化できる、おすすめのBluetoothレシーバー。小型なので使用する場所を選びにくく、使わないときもスッキリと収納できます。表面が鏡面仕上げで高級感があるのも魅力です。
AACコーデックに対応しているため、iPhoneやiPadと接続したときに遅延の少ない高音質を楽しめます。また、NFCを内蔵しているスマホの場合、本体にタッチするだけでスムーズに接続設定が可能です。
SCMS-Tにも対応しており、著作権が保護されている音楽も再生できます。通信距離も見通し約20mと広く、離れた位置から接続しても通信が安定しやすい設計です。
フィーオ(FiiO) Bluetoothレシーバー BTR15
高性能なアンプとしても使えるおすすめのBluetoothレシーバー。DACが2基内蔵されており、ノイズや歪みの少ないパワフルなサウンドを実現しています。3.5mm端子だけではなく、4.4mm端子が搭載されている点も特徴です。
スマホに専用のアプリをインストールすると、ボリュームや左右のバランス、イコライザーなどを細かく調節できます。ボリュームボタンや電源ボタンのカスタマイズにも対応しており、使いやすい設定を適用可能です。
対応しているコーデックが多く、aptX AdaptiveやLDACにも対応しているため、音楽を高音質で楽しめます。
本体には0.96インチの有機ELディスプレイが搭載されているので、動作状況を手軽に確認可能です。内蔵されているバッテリー容量は、550mAh。フル充電すると、最大で8時間連続で音楽を再生できます。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) Bluetoothオーディオ送信機 受信機 400-BTAD008
トランスミッターとしても使用できる、おすすめのBluetoothレシーバー。Bluetooth非対応のミニコンポやプリメインアンプに接続するとBluetoothを受信できるので、Bluetooth非対応のオーディオ機器をワイヤレススピーカーのように使用できます。
送信モードの場合は、テレビに接続してテレビの音声をワイヤレスヘッドホンやイヤホンなどで聴くといった使い方も可能です。aptXやaptX LL、aptX HDといったコーデックに対応しており、高音質な音声を楽しめます。
アナログ音声入力端子や光デジタル入力端子での接続に対応しているので、さまざまな機器と組み合わせられる点も特徴です。マルチポイント機能も搭載されているため、受信時も送信時も2台のデバイスと同時に接続できます。
通信できる距離は最大で100m。通信の安定性を高める効果に期待できる、可動式のアンテナも搭載されています。
Bluetoothレシーバーのおすすめ|カーオーディオ向け
アンカー(ANKER) Anker Soundsync Bluetoothレシーバー A3352011
小型で扱いやすいおすすめのBluetoothレシーバー。スピーカーやヘッドホンなど、さまざまなオーディオ機器をワイヤレスで使用できます。車のAUX端子に接続すれば、音楽の再生はもちろんハンズフリー通話も可能です。
本体にボリューム調節ボタンが搭載されているため、接続しているスマホやタブレットなどを取り出さずに音量を変更できます。また、最大で2台までのデバイスと接続できるのも特徴です。音楽再生と通話をシームレスに切り替えられます。
セイワ(SEIWA) Bluetooth AUXレシーバーRM BTR100
好みの場所に取り付けられるおすすめのBluetoothレシーバーです。両面テープ付きの金属板が付属しているのがポイント。車内の好きな場所に金属板を貼り付けることで、Bluetoothレシーバー本体をマグネットで固定できます。
本体から伸びている給電用のUSBケーブルとAUXケーブルを車に接続するだけで使用可能です。スマホやタブレットの音声をワイヤレスで再生できるのはもちろん、運転中でも内蔵のマイクでハンズフリー通話が行えます。
UGREEN 車載レシーバー 35002
多機能で便利なおすすめのBluetoothレシーバー。背面に粘着シートが貼り付けられているので、ダッシュボードに固定可能です。
本体にはボリューム調節ボタンや曲送りボタンなどが搭載されており、ペアリングしたスマホを触らずに操作できます。また、ハンズフリー通話にも対応。中央には着信に応答したり拒否したりできるボタンも搭載されています。
2台のデバイスと同時に接続できるため、通話用と音楽再生用の端末を分けている方にもおすすめです。
UGREEN Bluetooth5.3 車載レシーバー CM309
シンプルで使いやすい、おすすめのBluetoothレシーバーです。ケーブル先端の片方が3.5mmステレオミニプラグ、もう一方が給電用のUSB Type-Aコネクタ。伸縮性のあるケーブルを採用している点も特徴です。
電源を入れると自動的にペアリングモードに入るため、面倒な操作をせずスムーズにスマホと接続できます。2台のスマホと接続できるので、音楽再生中に別の端末に着信が来てもスムーズに接続先を切り替え可能です。
1Mii Bluetoothレシーバー ML101
車内で使える安価なBluetoothレシーバーを探している方におすすめのモデル。重量は約16.5gと、軽量かつコンパクトな設計です。
もちろん、カーオーディオ以外に自宅のスピーカーと接続しても使用可能。本体側面にはボタンが搭載されており、ボリューム調節や曲送りなどの操作を行えます。内蔵マイクを使用し、ハンズフリー通話ができる点も魅力です。
Bluetoothレシーバーの売れ筋ランキングをチェック
Bluetoothレシーバーのランキングをチェックしたい方はこちら。
Bluetoothレシーバーの選び方
コーデックをチェック
SBC
SBC(SubBand Codec)はBluetoothの標準コーデックです。汎用性が高く、さまざまなBluetooth対応デバイスで使えます。SBCを採用したBluetoothレシーバーは価格の安い製品が多いため、コストパフォーマンス重視で選びたい方にもおすすめです。
ただし、SBCは高音域が消えたり、無音のときにノイズが発生したりする場合があります。また、デバイスの組み合わせによっては音の途切れや遅延が発生することもあるので、動画やゲームを楽しみたい場合は注意が必要です。
AAC
AAC(Advanced Audio Coding)は、主にiPhoneやiPadなどのiOSデバイスで使われているコーデックです。音の圧縮率だけ見るとSBCとほとんど変わりませんが、送信時のタイムラグがほとんど発生しないため、動画やゲームで使っても違和感なく快適に楽しめます。また、高音域の表現力にも優れているので、高音質で音楽を楽しみたい方にもおすすめです。
ただし、AACは基本的にiOSを搭載したデバイスのみでしか使えないため、Androidスマートフォンやタブレットで使いたい方は注意しましょう。
aptX
aptXは、主にAndroidを搭載したデバイスで使われているコーデックです。圧縮率がSBCと比べても非常に小さいため、高音域でも音が消えず、音の遅延もほとんどありません。高音質で音楽を楽しみたい方におすすめ。また、途中で音が途切れにくいので、音楽はもちろん動画やゲームで使うのにもおすすめです。
ただし、aptXは使えるデバイスの種類がAndroidに限られているため、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスで使う予定の方は留意しておきましょう。
aptX HD
aptX HDは、半導体メーカーであるCSRが開発した、aptXを拡張したコーデック。オーディオ向けのプロファイル「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」で使われるコーデックで、Bluetoothで音楽を聴く際に、ほかのコーデックよりも音の遅れが気になりにくいのが魅力です。
aptXはハイレゾ非対応なのに対し、aptX HDはハイレゾ相当の音源に対応していることから、より高品質な再生が可能。ただし、利用するには、送信側と受信側がともにaptX HDに対応していることが必要なので、事前に確認しておきましょう。
Bluetoothのバージョンをチェック
Bluetoothレシーバーを選ぶ際は採用されているBluetoothのバージョンを確認しましょう。Bluetoothの後に付く数字がバージョンを示しており、数字が大きくなるほど新しいバージョンになります。新しいバージョンは通信速度や通信範囲などの性能が高いのが特徴です。
Bluetooth 4.0以降のバージョンでは省電力機能が追加されており、Bluetooth 5.0以降では通信の安定性が向上しているのが特徴。バージョンが上がっても音質は変わりませんが、より使いやすくなるため、使用機器が対応するのであれば、Bluetooth 4.0以降が使えるBluetoothレシーバーを選ぶのがおすすめです。
なお、Bluetoothのバージョンには下位互換性があるのもポイント。Bluetooth 4.0対応の機器でBluetooth 5.0対応のBluetoothレシーバーを使った場合は、Bluetooth 4.0で動作します。
クラスをチェック
Bluetoothはあらかじめ電波の有効範囲が「クラス(Class)」という単位で分けられています。現在使われているクラスには、通信範囲が最大100mの「Class1」、最大10mの「Class2」、最大1mの「Class3」の3種類があります。
スマートフォンやタブレット、オーディオ機器などほとんどのBluetoothデバイスは、通信範囲が最大10mの「Class2」を採用。Bluetoothレシーバーを選ぶ際には「Class2」を選ぶか、通信距離を重視するなら「Class1」に対応した製品を選びましょう。
プロファイルをチェック
ひと口にBluetoothデバイスといっても、スマートフォンやタブレット、キーボードやマウスのようにさまざまなデバイスが存在します。デバイスの種類が違えば音楽や画像などやり取りするデータも変わるので、送受信する信号も大きく異なります。そのため、Bluetooth通信時の動作や送受信の内容が定義された「プロファイル」が重要です。
Bluetoothデバイスで使われている主なプロファイルには、音声を伝送する「A2DP」、ハンズフリー通話を行う「HFP」、ヘッドセットと音声を送受信する「HSP」、AV機能のリモコン機能を制御する「AVRCP」などがあります。使う用途に合ったプロファイルを選ばないとBluetoothレシーバーが正常に機能しないため、しっかり確認するようにしましょう。
サイズと重さをチェック
外出時に使う場合、携帯しやすいようにできるだけ軽量なモノを選びたいところ。手持ちのプレーヤーやスマートフォン本体よりも軽い、90~100g以内の軽量タイプが理想的です。
また、Bluetoothレシーバーは手のひらに収まるコンパクトなモノから、操作しやすい長方形のモノまで、さまざまなサイズが展開されています。荷物のかさばりを少なくするためにも、コンパクトかつ軽量なモノを選ぶのがおすすめです。
バッテリーの持ちをチェック
Bluetoothレシーバーは、一度の充電でバッテリー持ちのよいモノを選ぶのがおすすめです。連続動作時間の短い機種を頻繁に充電する方法もありますが、充電のしすぎはバッテリーの劣化に繋がります。
通勤通学時や外出時など利用シーンはさまざまですが、普段の連続使用時を考慮したうえで、1~2時間ほどのゆとりがあるバッテリーを選ぶと安心です。
使用シーンをチェック
有線ヘッドホン・イヤホン
有線ヘッドホン・イヤホンにBluetoothレシーバーを接続する場合は、操作ボタンを搭載した多機能なモデルがおすすめ。スマートフォンを操作しなくても音量調節や曲送りができるほか、マイクが搭載されているモノを選べば、ハンズフリー通話も可能です。
ゲームをプレイする際に使用したい場合は、できるだけBluetoothのバージョンが高く、遅延の少ないモデルを選びましょう。カバンや洋服などに取り付けられるクリップを搭載しているモデルであれば、ゲーム中に邪魔になりにくく便利です。
カーオーディオ
カーオーディオに接続したい場合は、シガーソケットから電源を取れるタイプがおすすめ。長時間のドライブでも、バッテリー残量を気にすることなくワイヤレスで音楽を楽しめます。電源ボタンがないタイプであれば、車のエンジンをかけるだけで使用可能です。
USBポートを搭載しているモノであれば、スマートフォンの充電も同時に行えます。さらに、着信応答ボタンとマイクを搭載したモデルを選べば、ハンズフリー通話も可能。カーオーディオの多くはAUX端子を搭載しているため、AUXケーブルを搭載したモデルもおすすめです。
オーディオ機器
コンポやアンプなどのオーディオ機器に接続したい場合は、AACやaptX、aptX HDなど高音質なコーデックに対応したモデルがおすすめ。据え置きで使うことが想定されるため、サイズが大きくてもバッテリー持ちがよいモデルを選びましょう。
また、接続したい機器が光デジタル接続に対応している場合は、光デジタル対応のBluetoothレシーバーがおすすめ。光デジタルケーブルを使うことで、より高音質で音楽を楽しめます。
Bluetoothレシーバーのおすすめメーカー
ソニー(SONY)
「ソニー」はイヤホンやヘッドホンなど、さまざまな種類の音楽製品を取り扱っている家電メーカー。Bluetoothレシーバーのバリエーションも豊富なので、使う用途やシチュエーションに合わせて選びやすいのが魅力です。
高音質なAACに対応した製品もラインナップされているため、音質にこだわりたい方はチェックしてみてください。
エレコム(ELECOM)
「エレコム」は、車載タイプやレシーバータイプの製品を主に取り扱っているメーカー。対応機器にかざすだけでペアリングができる「NFC」など、便利な機能が充実しているため、使いやすさを重視する方におすすめです。
また、iPhoneやiPadに入っている音楽を高音質で楽しめる「AAC」に対応し、Apple製品との接続にも適したモデルもラインナップされています。
フィーオ(FiiO)
「フィーオ」は、2007年に中国で設立されたオーディオメーカー。特にポータブルオーディオ製品に力を入れており、デジタルオーディオプレーヤーやポータブルヘッドホンアンプ、インイヤーイヤホンを中心に展開しています。
フィーオのBluetoothレシーバーは、クアルコム製のチップを搭載しており、安定した接続と高音質が魅力。AACやapt X HD、LDACなど複数の高音質なコーデックに対応したモデルも取り扱っています。スタイリッシュなデザインなので、おしゃれなBluetoothレシーバーを探している方にもおすすめです。
アンカー(ANKER)
アンカーは、モバイルバッテリーやUSB充電器などのスマホアクセサリーをメインに販売している人気のメーカーです。ワイヤレスイヤホンやスピーカーといったオーディオ機器も「Soundcore」ブランドから展開しています。
車内で使えるBluetoothレシーバーも取り扱っているため、カーオーディオをワイヤレスで活用したい方は、ぜひチェックしてみてください。
コーデックやプロファイルなど、意外と選び方が難しいBluetoothレシーバー。価格の安さで選んでしまうと、音質が悪かったりデバイスとの互換性がなかったりと、あとから思わぬトラブルを引き起こすことも。今回ご紹介した選び方やポイントを踏まえて、自分にあった製品をみつけてみてください。