Bluetoothレシーバーとは、Bluetooth非対応のデバイスをBluetooth機器として使えるようにする便利なアイテム。普段使っている有線イヤホンと繋いでワイヤレスで音楽を楽しんだり、テレビと接続してスピーカーから音を出したり、1台あればさまざまな用途やシチュエーションに対応できるようになるのが特徴です。

そこで今回は人気のおすすめBluetoothレシーバーを特集。気軽に買えるコストパフォーマンスに優れたモノから、高音質で音楽が楽しめるハイスペックなモノまで、さまざまなBluetoothレシーバーをご紹介するので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

Bluetoothレシーバーとは?

Bluetoothレシーバーの使い道

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Bluetoothレシーバーは、本体に「イヤホンジャック」または「USBポート」が付いているデバイスであれば、メーカーや製品の種類を問わず使えます。また、Bluetoothレシーバーは大きく分けて「音楽」「テレビ」「通話」の3つのシチュエーションで使用可能です。

音楽を楽しむ

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普段使っているイヤホンやヘッドホンにBluetoothレシーバーを繋げば、スマートフォンやタブレットの音楽をワイヤレスで楽しめます。また、有線タイプのイヤホンやヘッドホンと違ってコードがぐちゃぐちゃに絡まったり、断線して使えなくなったりする心配がないため、通勤や通学、ランニングなどで使うのにも最適です。

製品の種類によっては、有線タイプのイヤホンやヘッドホンと同様の高音質で楽しめるモノもあるので、お気に入りの音楽を高音質で楽しみたい方にもおすすめです。

テレビを楽しむ

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Bluetoothレシーバーをテレビと繋げれば、テレビの音をBluetooth対応のイヤホンやヘッドホンで聞けます。テレビの音量を気にすることなく使えるため、夜の遅い時間や子供が寝ている部屋でもストレスなく快適にテレビが楽しめるのが大きなメリット。また、Bluetoothレシーバーはある程度距離が離れても電波の受信が可能なので、掃除や料理をしながらテレビを楽しみたい方にもおすすめです。

ほかにも、Bluetooth対応の外付けスピーカーと合わせて使えば、テレビに付いているスピーカーよりも迫力のあるサウンドが楽しめます。もちろん、テレビで映画やゲームを楽しみたい方にもおすすめです。

通話を楽しむ

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Bluetoothレシーバーのなかには、スマートフォンを操作しなくても通話が楽しめる「ハンズフリー」に対応した製品があります。通話中でも両手が自由に使えるため、長時間通話を楽しみたい方や、ほかの作業をしながら通話を楽しみたい方におすすめ。また、Bluetoothレシーバーによってはワンタッチで着信の対応ができる「通話ボタン」が付いた製品もあるので、車の運転中に通話を楽しみたい方にもおすすめです。

ちなみに、高性能マイクを搭載した製品を選べば、スマートフォンよりもクリアな音質での通話が可能。音声通話の品質にこだわりたい方にもBluetoothレシーバーはおすすめです。

Bluetoothレシーバーの選び方

コーデックをチェック

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コーデックとは、音楽データをアナログからデジタルへ変換する際の圧縮方式のことです。どんなコーデックを選ぶのかによって製品の特徴が大きく異なってくるので、Bluetoothレシーバーを選ぶ際にはしっかりとチェックしてみてください。

SBC

SBC(SubBand Codec)は、多くのBluetoothレシーバーで使われているもっともポピュラーなコーデックです。汎用性が高くいろいろなBluetooth対応デバイスで使えるため、古いデバイスから最新のデバイスまであらゆる製品で使えます。また、SBCを採用したBluetoothレシーバーは価格の安い製品が多いため、コストパフォーマンス重視で選びたい方にもおすすめです。

ただし、SBCは高音域が消えたり、無音のときにノイズが発生したりしてしまうなど、音質はそれほどよくないため高音質で音楽を楽しみたい方は別のコーデックを選ぶのがおすすめ。デバイスの組み合わせによっては音の途切れや遅延が発生することもあるため、動画やゲームを楽しむのにもあまり向いていません。

AAC

ACC(Advanced Audio Coding)は、主にiPhoneやiPadなどのiOSデバイスで使われているコーデックです。音の圧縮率だけ見るとSBCとほとんど変わりませんが、送信時のタイムラグがほとんど発生しないため、動画やゲームで使っても違和感なく快適に楽しめます。また、高音域の表現力にも優れているので、動画やゲームだけでなく高音質で音楽を楽しみたい方にもおすすめです。

ただし、ACCは基本的にiOSを搭載したデバイスのみでしか使えないため、Androidを搭載したスマートフォンやタブレットで使う予定の方は注意しましょう。

aptX

aptXは、主にAndroidを搭載したデバイスで使われているコーデックです。圧縮率がSBCと比べても非常に小さいため、高音域でも音が消えず、音の遅延もほとんどありません。数あるコーデックのなかでも音質が優れているため、高音質で音楽を楽しみたい方におすすめ。また、SBCのように途中で音が途切れる心配もないため、音楽はもちろん動画やゲームで使うのにもおすすめです。

ただし、aptXは使えるデバイスの種類がAndroidデバイスに限られているため、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスで使う予定の方はくれぐれも注意が必要です。

aptX HD

aptX HDは、半導体メーカーであるCSR社が開発した、aptXを拡張したコーデック。オーディオ向けのプロファイル「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」で使われるコーデックで、Bluetoothで音楽を聴く際に、ほかのコーデックよりも音の遅れが気になりにくいのが魅力です。

aptXはハイレゾ非対応なのに対し、aptX HDはハイレゾに対応していることから、より高品質な再生が可能。ただし利用するには、送信側のスマートフォンと受信側のBluetoothヘッドホンがともにaptX HDに対応していることが必要なので、事前に確認しておきましょう。

LDAC

LDACは、ソニーが独自開発した特殊なコーデックです。SBCの最大約3倍の情報量を一度にまとめて伝送できるため、普段聞いているお気に入りの音楽や、高解像度のハイレゾ音源をほかのコーデックよりも高音質で楽しめます。とことん音質を追求するならLDACに対応したBluetoothレシーバーがよいですが、対応しているデバイスがソニー製品のみと種類が少ないため、デザインや機能にこだわりたい方にはあまり向いていません。

また、LDACを採用したBluetoothレシーバーはほかの製品と比べても価格が高く、一番安いモノでも1万円前後からと高めです。

Bluetoothのバージョンをチェック

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Bluetoothの通信規格には、Ver1.1からVer5.0までさまざまなバージョンがあります。それぞれのバージョンごとに性能が大きく異なるので、Bluetoothレシーバーを選ぶ際にはバージョンの種類もしっかりとチェックしましょう。

Ver5.0

ストレスなく快適に音楽を楽しみたいなら「Ver5.0」がおすすめ。従来のバージョンと比べても通信速度が約2倍に向上しているので、高解像度のハイレゾ音源もサクサク快適に楽しめます。また、通信範囲が約4倍に拡大しているので、広い部屋で移動しながら使うのにもおすすめ。音の遅延も少ないため、ゲームや動画を楽しむのにもおすすめです。

ただし、Ver5.0は新しい規格だけあって対応しているデバイスが現状では少ないため、それに合わせたスマートフォンやタブレットでなければ使えません。

Ver4.0~

Ver4.0~は最近の主流となっているバージョンです。多くのスマートフォンやタブレットで採用されており、いろいろなデバイスで使えるなどの利点があります。また、従来のバージョンと比べても省電力機能が向上しており、デバイスの電池持ちがよくなっているのも魅力のひとつ。

ただし、全体的な性能はVer5.0よりも劣るため、通信速度や通信範囲を重視する方は注意が必要です。また、音の遅延も少なからず発生するため、動画やゲームを快適に楽しみたい方にはあまり向いていません。

Ver3.0~

Ver3.0~は現在の主流であるVer4.0~の一世代前にあたる規格です。少し前の規格ですが、通信速度はVer4.0~よりも早いため、ストレスなく快適に音楽が楽しめます。また、Ver3.0~を採用したBluetoothレシーバーは価格が安いため、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめ。

ただし、Ver4.0~やVer5.0と比べると消費電力が大きいため、長時間連続して使うのにはあまり向いていません。また、Ver4.0~とVer3.0~は通信方式が異なっており、デバイスによっては互換性がなく使えないことがあるため、選ぶ際には注意しましょう。

プロファイルをチェック

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ひと口にBluetoothデバイスといっても、スマートフォンやタブレット、キーボードやマウスのようにいろいろなデバイスがあります。当然デバイスの種類が違えば音楽や画像などやり取りするデータも違っており、それらを送受信する信号も大きく異なってきます。そこで重要になるのが、Bluetooth通信時の動作や送受信の内容が定義された「プロファイル」です。

Bluetoothデバイスで使われている主なプロファイルには、音声を伝送する「A2DP」、ハンズフリー通話を行う「HFP」、ヘッドセットと音声を送受信する「HSP」、AV機能のリモコン機能を制御する「AVRCP」などがあります。使う用途に合ったプロファイルをしっかり選ばないとBluetoothレシーバーが正常に機能しないため、選ぶ際にはプロファイルもしっかりとチェックしてみて下さい。

クラスをチェック

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Bluetoothはあらかじめ電波の有効範囲が「クラス(Class)」という単位で分けられています。現在使われているクラスには、通信範囲が最大100mの「Class1」、最大10mの「Class2」、最大1mの「Class3」の3種類があります。

スマートフォンやタブレット、オーディオ機器などほとんどのBluetoothデバイスには、通信範囲が最大10mの「Class2」が採用されているため、Bluetoothレシーバーを選ぶ際には「Class2」または「Class1」に対応した製品を選ぶとよいでしょう。

ちなみに、Bluetoothレシーバーが「Class1」、スマートフォンが「Class2」のようにそれぞれクラスが違う場合には、下位のクラスに合わせて繋がるようになっているため、わざわざBluetoothデバイス間で同じクラスに合わせる必要はありません。

バッテリーの持ちをチェック

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Bluetoothレシーバーのバッテリーは、一度の充電で連続再生時間が長いモノがおすすめです。連続稼働時間の短い機種を頻繁に充電する方法もありますが、充電のしすぎはバッテリーの劣化に繋がります。理想的なのは、フル充電状態で7時間以上持つモノ。

通勤通学時やや外出時など利用シーンはさまざまですが、普段の連続使用時を考慮したうえで、プラス1~2時間のゆとりがあるバッテリーを選ぶと安心です。

サイズと重さをチェック

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外出時に使う場合、携帯しやすいようにできるだけ軽量なモノを選びたいところ。手持ちのプレーヤーやスマートフォン本体よりも軽い、90~100g以内の軽量タイプが理想的です。

またBluetoothレシーバーは、手のひらに収まるコンパクトなモノから操作のしやすい長細いモノと、さまざまなサイズが展開されています。荷物のかさばりを少なくするためにも、コンパクトかつ軽量なモノを選ぶのがおすすめです。

Bluetoothレシーバーのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

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ソニーは、イヤホンタイプからネックバンドタイプまで、さまざまな種類の製品を取り扱っている大手メーカーです。Bluetoothレシーバーのバリエーションが豊富なので、使う用途やシチュエーションに合わせて最適な1台が選べます。

また、独自開発したコーデック「LDAC」を搭載したBluetoothレシーバーなら、お気に入りの音楽を高音質で楽しめるため、音質にこだわりたい方にもおすすめです。

エレコム(ELECOM)

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エレコムは、車載タイプやレシーバータイプの製品を主に取り扱っているメーカー。対応機器にかざすだけでペアリングができる「NFC」や、手軽に操作ができる「スライドスイッチ」など、便利な機能が充実しているので、使いやすさを重視する方におすすめです。

また、iPhoneやiPadに入っている音楽を高音質で楽しめる「AAC」に対応しているので、Appleユーザーにも対応します。

オーキー(AUKEY)

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オーキーは、スマートフォン向け周辺機器を主に取り扱っているメーカーです。低価格ながらどの製品もクオリティが高めなので、コストパフォーマンス重視で選びたい方におすすめ。

また、オーキーが発売するBluetoothレシーバーには標準で「2年間の長期保証」が付いているので、購入後のアフターサービスが気になる方にもおすすめです。

Bluetoothレシーバーのおすすめ製品

フィーオ(FiiO) BTR1K

フィーオ(FiiO) BTR1K

スタイリッシュでシンプルなデザインのBluetoothレシーバーです。コンパクトサイズなうえ、ストラップでぶら下げたり、リア部のクリップを介して装着したりできるので、持ち運びする際にもかさばりません。通信速度の速いBluetooth5.0で、ゲームや動画もストレスフリーに楽しめます。

さらにBluetoothレシーバーチップには、接続性の高いQualcomm製「QCC 3005」を採用。「SBC」「AAC」「apt X」「apt X LL」といった主要ワイヤレスオーディオコーデックに対応しているので、気軽に高音質な音楽を楽しめます。

また、205mAhの内蔵バッテリーの搭載により、AACコーデック使用時には1.5時間の充電で8時間の連続再生が可能。長い外出時にも、バッテリー切れが気になりません。アンプ部には「Qualcomm製cVCノイズキャンセル技術」を採用しており、バックグラウンドでのノイズを抑制するので、クリアな音で通話が可能です。

ソニー(SONY) ワイヤレスステレオヘッドセット SBH24

ソニー(SONY) ワイヤレスステレオヘッドセット SBH24

重量15gの、非常に軽量なBluetoothレシーバーです。コンパクトなので、持ち運びに最適。3.5mmステレオミニジャックにヘッドホンを接続することで、Bluetoothレシーバーとして使用可能です。

「SBC」「AAC」のコーデックに対応しており、Bluetooth4.2に準拠。NFCマークとスマートフォンのNFCマークをタッチするだけでペアリングが開始されるほか、搭載されたマイクによってハンズフリーでの通話も可能です。さらにマルチファンクションキーを長押しすれば、GoogleやSiriの音声検索も利用できます。

また、ボリュームの上げ下げや再生停止、通話ボタンがそれぞれシンプルで扱いやすいのもポイント。そのうえマルチポイント対応によって最大8台までの機器登録でき、2台の携帯電話での着信待受けも可能です。リーズナブルな価格ながら、充実したスペックを備えています。

エレコム(ELECOM) Bluetoothレシーバー LBT-PAR01AV

エレコム(ELECOM) Bluetoothレシーバー LBT-PAR01AV

「SBC」のコーデックに対応している、Bluetoothレシーバーです。サイズ28×11.5×28mm、重さ約10gと超小型デザインながら、最大で約6時間の連続音楽再生ができます。

ペアリング方法は、スライド式のスイッチをONするだけ。携帯電話やスマートフォンだけでなくパソコンなどへも手早く接続でき、聴きたいときにすぐに音楽を楽しめます。

本体には胸ポケットへの取り付けに最適な高耐久メタルクリップが付いており、持ち運びの邪魔になりません。また、取扱説明書記載のQRコードから「簡単接続ガイド」が確認可能なうえ、対応しているAndroidスマートフォン用「かんたんBT設定アプリ」のガイドに従えば、簡単にペアリングを行えます。Bluetoothレシーバーを初めて使う方におすすめのアイテムです。

オーキー(AUKEY) Bluetoothレシーバー BR-C1

オーキー(AUKEY) Bluetoothレシーバー BR-C1

「A2DP」対応でワンセグの視聴も可能な、Bluetoothレシーバーです。リチウムポリマーバッテリーが内蔵されており、2.5時間のフル充電で、約13時間の連続駆動が可能。さらに高性能マイク搭載によって、音楽を聴いている際に着信があっても、電源ボタンを押すだけでハンズフリー通話ができます。

通信距離範囲の約10mより離れた場合、ペアリングが途切れてスタンバイモードになり、10分程度で電源が自動的に切れるのも特徴。省電力をしたい方におすすめです。

また、車のAUX端子に挿し込んでスマホを接続すれば、車内でも手軽に音楽を聴けます。電波の不安定による音切れや周波数の混線などのトラブルが少ないため、安定したサウンドを楽しめる点も魅力です。

ソニー(SONY) SBH56

ソニー(SONY)  SBH56

通話なら約7時間、音楽の再生なら約6時間可能な、Bluetoothレシーバーです。高音質なサウンドで音楽が楽しめるコーデック「AAC」に対応しており、クリアでダイナミックな音質が楽しめます。付属のイヤホンは取り外しできるので、お気に入りのイヤホンやヘッドホンが使えるのもポイントです。

また、「リモートシャッター機能」搭載によって、音楽だけでなく、スマートフォンのカメラをワイヤレスで操作可能。さらに、ヘッドホンや本体に搭載されたスピーカーでハンズフリー通話もできます。

さらに電話帳に登録してある名前を着信中に読み上げてくれる「発信者名読み上げ機能」や、イヤホンやヘッドホンを繋がなくても音楽が楽しめる「ラウドスピーカー」など、便利な機能が充実しているのも魅力。持ち運びやすいクリップタイプで、外出の際も快適です。

タオトロニクス(TaoTronics) Bluetoothトランスミッター TT-BA09

タオトロニクス(TaoTronics) Bluetoothトランスミッター TT-BA09

Bluetooth5.0を搭載した、最新型のレシーバーです。「aptX LL」「aptX」「sbc」のコーデックに対応しています。消費電力が少ないうえ従来品よりも通信速度が速いため、音声が遅れるなどのストレスがありません。

テレビやプロジェクターなど光デジタル端子の接続口がある機器では、「光デジタルケーブル」を使うことで、より高音質で音楽や映画の視聴が可能。ほかにも、3.5mmオーディオケーブルやRCA(オス)変換ケーブルでの接続もできます。

また、大容量バッテリーの内蔵により約15時間連続して使用できるのもポイント。「過充電保護機能」が搭載されているので、充電しながら快適に使えるほか、一度ペアリングすれば、電源をONにするだけで前回接続した端末に自動接続できます。

LEDインジケーターを底部に設置するデザインなので目にやさしく、暗い場所でにテレビを見る際にもおすすめです。