針を使わずに紙を綴じられる「針なしホッチキス・ステープラー」。より安全で経済的に使えるほか、綴じた紙を簡単に処分できるなど利便性の高さが魅力です。ハンディ・卓上の2種類があり、製品ごとに綴じ方や一度に綴じられる枚数が異なります。

今回は、おすすめの針なしホッチキス・ステープラーをご紹介。選び方も併せて解説しています。どの製品を選ぶべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

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針なしホッチキス・ステープラーのメリットとは?

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ホッチキス・ステープラーには、紙を針で留める「針あり」タイプと、針を使わず紙自体を加工して綴じる「針なし」タイプが存在します。針なしタイプは、針で指を痛めたり落ちた針を踏んで足をケガしたりする心配がないため、より安全に使用できるのがメリットです。

さらに、針なしタイプで綴じた紙は金属の針を含まないので、そのままシュレッダーに通せるうえ、捨てる際に紙と針を分別せずに済みます。綴じた書類やメモが不要になったら、簡単に処分可能です。

針なしタイプは、針を購入して補充する必要がないのもポイント。手間なく経済的に使い続けられます。

針なしホッチキス・ステープラーの選び方

綴じ方をチェック

丈夫に綴じることができる穴あけ式

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針なしホッチキス・ステープラーは、針ありタイプに比べて綴じた部分が外れやすい傾向があります。書類を長期的に保管する場合は、外れにくい「穴あけ式」がおすすめ。紙に切れ目を入れて折り込む方法を採用しており、丈夫に綴じることが可能です。

ただし、綴じ位置を誤ると、紙の文字に穴があいて読めなくなる可能性があります。窓を覗いて穴の位置を確認しながら綴じられる製品がおすすめです。

また、綴じ部分を目視できる透明素材の製品やガイドライン付き製品も便利。より正確な位置で綴じられます。

使い勝手を重視するなら穴の形状も要チェック。横向きの穴は書類の端近くに長細い穴をあけるので、書面を邪魔しにくいのが魅力です。ファイリングに対応しているモノは、綴じた書類をそのままファイルに保管でき、作業の効率化にも役立ちます。

穴をあけずに綴じられる圧縮式

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「圧縮式」の穴なしホッチキス・ステープラーは、紙の小さな範囲に強い力を加え、圧着させて綴じるタイプ。綴じ部分がやや凹凸になりますが、穴をあけずに済むのがメリットです。書類などの見栄えを損ないたくない場合に適しています。

ただし、綴じ部分の保持力は弱いのがデメリット。綴じた書類を長く保管したい場合には不向きといえます。

一方、綴じ部分をこすって平らにするだけで、簡単かつきれいに紙を分離できるのが魅力。書類やメモを一時的にまとめておきたい場合におすすめです。

また、綴じ部分の厚みが増さないのも嬉しいポイント。、省スペースですっきり保管できます。

タイプを選ぶ

幅広い用途で使えらるハンディタイプ

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書類やレシートなどさまざまな紙を綴じたい場合は、「ハンディタイプ」の針なしホッチキス・ステープラーがおすすめ。小型で取り回しがよく、穴の位置を微調整しやすいので、A判・B判の用紙だけではなく、小さな紙も綴じやすいのが魅力です。

ただし、レバーを握る力で綴じるため、連続で使用すると手が疲れやすいのがデメリット。手の疲れにくさを求める方は、握りやすい形状のレバーを搭載した製品や、綴じる際の負担を軽減するための設計が採用された製品をチェックしてみてください。

一度にたくさん綴じるなら疲れにくい卓上タイプ

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「卓上タイプ」の針なしホッチキス・ステープラーは、サイズが比較的大きく、安定した状態で使えるのが特徴。紙を挟み、手でレバーを押し下げるだけで綴じられます。連続でたくさん綴じても手が疲れにくいので、大量の書類を整理する際に便利です。

また、一度に綴じられる枚数が多い製品が豊富。2~3枚の書類はもちろん、10ページ前後の資料も綴じられるため、会議の事前準備などのビジネスシーンでも重宝します。

本体が大きい分、穴の位置を微調整しにくいので、小さな紙は綴じにくいと感じる場合も。A判やB判の紙を綴じたいときにおすすめです。

一度に綴じられる枚数をチェック

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針なしホッチキス・ステープラーでは、製品ごとに一度に綴じられる最大枚数が決まっています。枚数が多すぎるとしっかり綴じられず、本体が破損して使えなくなる可能性がある点に注意が必要です。用途にあわせて、十分な枚数を綴じられる製品を選びましょう。

ハンディタイプは5枚前後、卓上タイプは10枚前後まで綴じられるのが一般的。仕事などで使う場合は、10枚程度綴じられるモノであれば、書類管理から資料作成まで幅広く活用できます。

製品の最大枚数は、基本的に特殊加工されていないコピー用紙を基準としています。紙の厚さや種類によって枚数が減り、綴じられない場合も。厚紙や特殊紙を綴じたい方は、購入前に仕様書などで綴じられるか確認しておくことが大切です。

サイズをチェック

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針なしホッチキス・ステープラーを選ぶ際は、サイズも確認しておきたいポイントです。ハンディタイプは、手のひらサイズの製品が豊富。デスク上で邪魔になりにくいうえ、バッグの中でかさばりにくいので気軽に携帯できます。引き出しに収納しやすいのも魅力です。

一方、卓上タイプは、サイズが大きめに作られているのが特徴。使わないときにレバーを下げた状態で固定できる製品を選ぶと、引き出しに収まりやすくすっきり片付けられます。

針なしホッチキス・ステープラーのおすすめ|穴あけ式

コクヨ(KOKUYO) 針なしステープラー ハリナックス 卓上12枚 SLN-MS112

コクヨ(KOKUYO) 針なしステープラー ハリナックス 卓上12枚 SLN-MS112

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綴じ穴がパンチ穴になる針なしステープラー。本体のサイドゲージを使用して綴じると、フラットファイル対応のパンチ穴を作れます。パンチを使う手間が省けるため、作業の効率化に役立つのが嬉しいポイントです。

矢印刃を搭載しており、矢印の形状で穴があくため、綴じた部分が外れにくく長期的に保管可能。横向きで、書面を邪魔せずに綴じやすいのもメリットです。

さらに、PPC用紙の場合は一度に12枚まで綴じられるため、書類の整理から資料作成まで幅広く活躍します。卓上タイプで、手が疲れにくいのも魅力。レバーを下げた状態で固定できるため、使用後はコンパクトに収納できます。

コクヨ(KOKUYO) 針なしステープラー ハリナックス ハンディ10枚 SLN-MSH110

コクヨ(KOKUYO) 針なしステープラー ハリナックス ハンディ10枚 SLN-MSH110

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一度に10枚綴じられる、ハンディタイプの針なしステープラー。枚数の多い資料作成時などに活躍します。矢印刃を搭載しており、カットされた紙の先端が綴じ穴に引っかかって抜けにくく、綴じ部分が外れにくいのが魅力です。

スリムなレバーをで、握りやすく軽い力で操作できると謳われているのがポイント。確認窓から穴の位置を確認しながら綴じられるので、文字の上に穴があくのも予防できます。

用紙の角を綴じる際に便利なガイドも付いており、目印まで用紙を差し込むと正確な位置で綴じられます。使い慣れていない初心者にもおすすめです。

コクヨ(KOKUYO) 針なしステープラー ハリナックス コンパクトアルファ SLN-MSH305

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手の疲れが気になる方におすすめの針なしステープラー。レバーに握りやすい形状を採用し、手で握り込んでも親指で押しても使える2way仕様。好みの持ち方で操作できます。

手のひらサイズで、穴の位置を微調整しやすいのもポイント。メモのような小さい紙も綴じやすく、幅広い用途で活用できます。

本製品は穴の位置を確認できる窓付き。文字に穴をあけることなく綴じやすいのが魅力です。

また、本体の穴に市販のストラップも取り付け可能。首にぶら下げて手軽に携帯したい方や、壁やラックのフックに吊り下げて収納したい方にもおすすめです。

プラス(PLUS) 針なしホッチキス ペーパークリンチ SL-106NB

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最後まで綴じたことが音で分かる針なしステープラー。独自機構「パワーアシストメカニズム」を採用しており、軽い力で綴じられるのが特徴。頻繁に使用する方にぴったりです。

穴の形状がシンプルで目立ちにくいのが魅力。綴じ穴に取り付けられる「ホールクリップ」が2個付属しています。見出しとして活用でき、必要なときに書類をすぐに見つけやすいのがメリットです。

コンパクトに設計されたハンディタイプで、引き出しの中にすっきり収納しやすいのもポイント。持ち運びやすいため、外出先で使用したい方にもおすすめです。

プラス(PLUS) 針なしホッチキス ペーパークリンチミニ SL-104NB

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大人も子どもも使いやすい針なしステープラー。幅32×奥行74×高さ66mmのコンパクトなハンディタイプで、子どもの手でも握りやすいのが特徴です。針でケガをする心配がなく、安全に使いやすいのも魅力。子どもと一緒に工作をする場合などに便利です。

独自機構の「パワーアシストメカニズム」により、操作時の負担も軽減可能。軽い力で綴じられるので、連続して使う際も手の疲れを抑えられるのがポイントです。

また、透明素材を使用しているため、穴の位置を確認しながら綴じられます。カチッと鳴る音と、本体の穴の色が変わることで、綴じ終わりが分かるのもメリット。綴じる際のミスを防ぎたい方にもおすすめです。

プラス(PLUS) 針なしホッチキス ペーパークリンチ 卓上型 SL-112A

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卓上タイプながらコンパクトな針なしステープラー。デスクの上に出しっぱなしにしたい方にぴったりです。軽量で、楽に持ち上げられるのも魅力。使いたいときにさっと手元に移動できるので、効率よく作業を進められます。

「パワーアシスト機構」を搭載しており、より軽い力で綴じられます。手が疲れにくいため、連続して何度も綴じる場合などに便利。PPC用紙を最大12枚まで綴じられるので、オフィスでの資料づくりにも適しています。

さらに、「見えとじスコープ」で穴の位置を確認しながら綴じられるので、文字に重ねて穴をあけてしまう心配も減らせます。

綴じ穴がパンチ穴になるのも特徴。本体のゲージを利用して用紙の2箇所を綴じれば、2穴ファイルにそのままファイリングできます。利便性を求める方にもおすすめのアイテムです。

無印良品 針を使わないステープラー 37308121

無印良品 針を使わないステープラー 37308121

白色のシンプルなデザインのハンディタイプの針なしステープラー。幅広いシーンで使いやすいのが魅力です。約幅26×高さ49×奥行92mmのスリムでコンパクトなサイズなので、バッグなどに入れて手軽に携帯できます。

紙の厚さがコピー用紙と同じ場合は、一度に5枚まで綴じられます。少ないページ数の資料を印刷して綴じたり、数枚の書類をまとめて保管したりするのにおすすめです。取り回しがよいため、メモやレシートといった小さな紙を整理したい場合にも向いています。

針なしホッチキス・ステープラーのおすすめ|圧着式

コクヨ(KOKUYO) 針なしステープラー ハリナックスプレス SLN-MPH105

コクヨ(KOKUYO) 針なしステープラー ハリナックスプレス SLN-MPH105

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ハンディ・卓上の2wayで使える針なしステープラー。幅34×奥行95×高さ85mmの握りやすいサイズながら、卓上に安定した状態で置けるように設計されています。楽に綴じたいとき等、穴の位置を微調整したいときはハンディタイプとして使える点が便利です。

紙を圧着させて綴じるプレスロック式を採用しています。穴をあけないため、書類の見た目を損ないにくいのが特徴です。

綴じ部分の長さがわずか10mmで、目立ちにくいのも魅力。書類を美しく綴じたい場合におすすめです。

また、綴じ部分をこすって平らにするだけで、簡単かつきれいに外すことも可能。数枚の書類などを一時的にまとめて保管したい場合に重宝します。