郵便物をすばやくキレイに開封するのに便利な「レターオープナー」。まっすぐ開けられるため、封筒の中身を一緒に切ってしまうリスクを軽減できます。紙を切ることに特化しており、手元を傷つけにくいのもメリットです。
今回は、レターオープナーをタイプ別にご紹介。選び方やおすすめメーカーも併せて解説するので、購入の際に参考にしてみてください。
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- 目次
- レターオープナーを使うメリット
- レターオープナーの選び方
- レターオープナーのおすすめメーカー
- レターオープナーのおすすめ|手動タイプ
- レターオープナーのおすすめ|電動タイプ
- レターオープナーの売れ筋ランキングをチェック
レターオープナーを使うメリット
封筒を開ける際に中身を傷めにくいことがメリット。封をされている箇所に刃を当て、スッと刃を滑らせるだけで開封が可能です。誤って中の書類を一緒に切ってしまうリスクを軽減できます。
封筒の口がしっかりと糊付けされている場合でも、スムーズにまっすぐ開封できます。招待状や請求書など、封筒ごとキレイな状態で保存しておきたい書類を開封するときにも重宝するアイテムです。
また、ハサミやカッターとは異なり、レターオープナーは紙を切ることに特化しています。刃が本体に内蔵されている製品なども展開。手元を傷つける心配が少ないのも嬉しいポイントです。
レターオープナーの選び方
種類をチェック
開封枚数が少ないなら「手動タイプ」
開封する枚数が少ない場合は、手動タイプのレターオープナーがおすすめです。手のひらサイズで収まるモノや小型カッターのようにコンパクトなモノが多く、電池や電源も必要ありません。手動タイプには「カッター式」「スライド式」の2種類があり、それぞれ特徴が異なるので要チェック。
ナイフのような見た目のカッター式は、糊付けされているフラップ部分に刃先を差し込み、滑らせることにより開封が可能。厚紙の封筒も開けやすいのが魅力です。コンパクトなので、ペン立てやペンケースにも収められます。
一方、刃が本体に内蔵されているスライド式は、封筒を本体に差し込みスライドさせるだけで簡単に開封できるのがメリット。しっかり糊付けされていても、封筒の端をキレイにカットできます。
短時間に多くの封筒を開封できる「電動タイプ」
電動タイプのレターオープナーは、短時間に多くの封筒を開封できるのが魅力です。差し込み口に封筒を入れてスライドさせ、スムーズに封筒をカット。片手で扱えるモノも多く作業効率の向上が期待できます。
また、余分な力を込めずに開封作業ができるため、手が疲れにくいのもメリット。大量の封筒を開封するオフィスにも向いています。電池を必要とするためコストがかかる点や、動作音が気になる点には留意しておきましょう。
カット幅をチェック
レターオープナーを選ぶ際にチェックしておきたいのがカット幅。カット幅が広いほど、厚みのある紙もしっかりと切り取りやすくなりますが、中の書類を一緒に切ってしまう恐れもあります。
レターオープナーは、1〜4mmのカット幅を採用している製品が主流。薄手からやや厚手の紙封筒まで幅広く対応可能です。封筒の折り目部分に切れ込みを入れるモノや、上部2mm程度を切るカット幅の狭いモノも展開されています。
レターオープナーのサイズをチェック
小型タイプは持ち運びにおすすめ
小型タイプは、カバンやペンケースに入れて持ち運べるため外出先でもスマートに開封作業を行えます。本体にマグネットやストラップが付いているモノも展開されており便利です。
手動タイプには軽量でスマートな形状のモノが多く、自宅やオフィスでも省スペースで収納できるのが魅力。ただし、小型なので封筒に当たる刃の部分がコンパクトで開封に時間がかかる傾向にあります。一度に開封する枚数が少ない場合に活用してみてください。
業務用の大型タイプはスムーズに作業可能
業務用の大型タイプのレターオープナーは、卓上に置いたまま片手で作業できる製品もあり膨大な量の書類をスムーズに開封できます。レターオープナーで手元を怪我してしまうリスクを減らせるのもメリットです。
大型タイプのなかには、設置スペースを確保する必要があるモノも。どこで開封作業をするのか、あらかじめ設置場所のスペースの大きさなどをしっかり計測しておきましょう。
切りくずが出にくいモノが便利
開封時に発生するゴミ処理の手間を減らしたい方は、封筒の片面のみをカットするタイプや紙の折り目を割くタイプなど、切りくずの出にくいレターオープナーがおすすめです。
封筒内の書類を一緒に切り落としてしまう心配が少ないのもポイント。細心の注意を払いたい重要な封書の開封にもおすすめです。ただし、厚手の封筒は開封しにくい場合がある点には注意しましょう。
おしゃれなモノはプレゼントにぴったり
おしゃれなデザインのレターオープナーはプレゼントにもぴったりです。ナイフのようなタイプは凝ったデザインのモノが多く、インテリアにもなじむのが魅力。持ち手が木製になっていたり革があしらわれていたりと、高級感があるデザインなら贈り物として特別感も演出できます。
自宅ではもちろん、オフィスにもなじむデザインであれば、シーンを問わず活用しやすいのでおすすめです。
その他の便利な機能をチェック
スタンプ機能
スタンプ機能が搭載されているモノは、郵便物に書かれた名前や住所などの個人情報を上からスタンプで覆い隠せるのが特徴。レターオープナー1つで、封筒の開封から個人情報保護までを担います。
インクのカートリッジを交換できるモノであれば、インクが切れてしまった際も安心。レターオープナー本体を新たに買い替える必要がないため、コストも削減できます。
シュレッダー機能
レターオープナーとしての機能と、シュレッダー機能を兼ね備えたモノも展開されています。開封後の封筒や書類をシュレッダーで細かく刻めるため、重要情報を保護できる点も魅力です。
また、細断することでゴミの容量を小さくできるのもポイント。かさばりがちな書類をコンパクトに破棄したい方にも、シュレッダー機能付きの製品はおすすめです。
レターオープナーのおすすめメーカー
コクヨ(KOKUYO)
1905年創業の「コクヨ」は、大阪に本社を置く日本の文房具・オフィス家具メーカーです。「キャンパスノート」をはじめ、幅広い年代に長年支持される実用性の高い文房具を数多くリリースしています。
同社のレターオープナーは、ナイフのようなフラットな形状と利き手を問わず使える両刃式が特徴。機能性に特化したシンプルなデザインで、シーンを問わず使用できるのが魅力です。
ミドリ
東京に本社を置く、ステーショナリーメーカー「デザインフィル」が手掛けるブランド「ミドリ」。便箋や封筒などの紙製品を中心に、紙とともに使いたい文房具なども展開しています。機能的でありながら、デザイン性にも富んだアイテムを豊富に取り揃えているのが特徴です。
同ブランドのレターオープナーは、誰でも扱いやすい手軽さと安全性を兼ね備えたスライド式タイプ。シンプルなデザインが高い評価を受けています。
オート(OHTO)
「オート」は、1919年創業の老舗文具メーカーです。万年筆・ボールペンなどの筆記用具や、クリップを中心とした使い勝手のよい事務用品を展開しているのが特徴です。
同社のレターオープナーは、コンパクトサイズの手動タイプのスライド式が主力。耐摩耗性に優れたセラミック刃を採用しており、耐久性の高さも期待できます。
レターオープナーのおすすめ|手動タイプ
コクヨ(KOKUYO) ペーパーナイフ連続伝票用 HA-302
郵便物から伝票・雑誌まで、さまざまな紙類を切ることに特化したレターオープナーです。薄くて長めの刃を採用し、糊付けされた封筒の隙間にもスムーズに差し込めるのが魅力。安全性にこだわったステンレス製の刃は、有名な国内刃物メーカー「貝印」製を使用しています。
また、利き手を問わず使用できる、両刃タイプを採用しているのもポイント。持ち手にABS樹脂を取り入れることで、薄い本体ながらしっかりと握れる設計になっています。置封筒の開封以外にもマルチな活躍が期待できるおすすめのレターオープナーです。
ミドリ レターカッター 35553006
簡単かつ安全に、紙をカットできるシンプルなデザインが魅力。1994年度のグッドデザイン金賞受賞のロングセラーアイテムです。スリットに紙を差し込み本体をスライドさせることで、すばやく封筒の開封や紙の切断を行えます。
また、カッター刃が本体に内蔵されており、刃が直接肌に触れないのが魅力。スリットには透明の樹脂を採用しているため刃が当たる位置を視認できます。紙の折り目をカットする仕様なので、切りくずが出にくいのもポイントです。
高さ54×幅39mmというコンパクトサイズながら、使用耐久回数が普通封筒であれば約1000回と謳っている本製品。ボールチェーンが付いており、紛失のリスクも軽減できます。
オート(OHTO) セラミックレターオープナー CLO-500
セラミック刃を採用しているレターオープナー。水に濡れてもサビにくく、回数を重ねても切れ味が落ちにくいのが魅力です。
刃が内蔵された差し込み口に封筒を入れてスライドさせることで、封筒の片面のみをカット。切りくずを出さず、中の書類も傷つけにくい仕様です。利き手を選ばないシンメトリーデザインで、差し込み口は左右どちらからでも入れられる構造になっています。
さらに、本体にはストラップを取り付けられるループ付き。持ち運びやすく収納もしやすいサイズ感なので、外出先でも手軽に使用できます。郵便物の開封にタフに使える、コンパクトなレターオープナーを探している方におすすめのアイテムです。
マックス(MAX) コロレッタ SA-151RL
ローラー式の個人情報保護スタンプ付きのレターオープナーです。ローラー式のスタンプで隠したい部分の上をコロコロと転がすことで、ムラなく個人情報を保護することが可能。凹凸のある面でも転がせる仕様になっています。
レターオープナー部分には、刃が内蔵しているスライド式を採用。差し込み口に封筒の角を入れ、スライドさせるだけの簡単操作で、切れ端だけでなく内蔵されている紙粉ポケットによって切りくずも出にくいのが魅力です。
カラーは、ブルー・ピンク・ホワイト・ライトグリーンのカラフルな4色展開。交換用のインクカートリッジは別売されています。封書の開封作業と個人情報保護をまとめて行えるおすすめ製品です。
サンスター文具 SHUTTO S3720780
開梱カッターの機能を兼ね備えた、マルチな用途で使用できるアイテムです。レターオープナー部分は、本体を差し込むことで封筒の縁をカットするスライド式を採用しています。封筒の端を切り落とさずに開けられるため、ゴミが出ないのが魅力。レターオープナーの刃は、内側に内蔵されています。
本体にはマグネットが付いており、金属製の玄関扉や冷蔵庫に貼り付けておけるのもポイント。高さ70×幅30mmと小ぶりなサイズ感です。宅配物と郵便物の両方の開封に活用できるおすすめ製品です。
プラス(PLUS) ステンレスペーパーナイフ フッ素コーティング SC-170PB
切れ味と耐久性に優れたカッター式のレターオープナーです。ハイカーボンステンレス鋼を採用した刃に、フッ素コート加工が施されているのが特徴。郵便物を開封する際に、気になるテープやのりによる刃のベタつきを長期間防ぐ効果に期待できます。
本体は、長さ170mmのシンプルな流線型。持ち手は握りやすいように指をはめる穴が開けられており、封筒の端から割くようにして開封します。穴の部分にはエラストマー製のリングが配されており、長時間の作業でも手が痛くなりにくいのが魅力です。
また、紙を切り出しやすいよう、ギザ刃が付いているのもおすすめポイント。少し厚みのある封筒の開封や、郵便物以外の紙の切り分けにも適しています。オフィスでも使用しやすい洗練されたデザインのレターオープナーです。
スリップオン(SLIP-ON) Rio レターオープナー ケース付き IOL-2403
天然のイタリアンオイルドレザーを持ち手にあしらった、上品なデザインのレターオープナーです。持ち手から先端にかけてなめらかに細くなっていく、スマートなフォルムが特徴。封書の糊付け部分に差し込んで割くように開封するため、中身を切り落としてしまう心配も軽減できます。
カラーはブラックやキャメルなどのシックな色味をはじめとする、全7色展開。持ち手と同種類の革のケースが付いています。ちょっとした贈り物としてもおすすめのレターオープナーです。
ハイタイド(HIGHTIDE) ペンコ レターオープナー dz022
レトロなデザインがかわいい、プラスチック製のレターオープナーです。薄手の封筒やDMの開封に適しており、封筒の縁に先端を差し込むことでスマートに開封できます。刃先が丸みを帯びているので、紙以外のモノを傷つけにくいのも魅力です。
カラーは5色展開。本体にはゴールドでロゴがあしらわれており、インテリアにもなじみやすいデザイン。リーズナブルな価格で購入できる、おしゃれなレターオープナーを探している方におすすめです。
プレスト(PRESTO) セーフティー レターオープナー
アメリカで長年愛されているレターオープナーです。約高さ50×幅71mmのコンパクトなカードタイプの形状。細い突起を糊付け部分の隙間に差し込み、折り目部分を角の小さな刃でカットします。
また、本体にはデザイン性のあるロゴと、エンボス加工で「MADE IN THE USA」の刻印があしらわれています。ブラックやホワイトのほか、ポップなカラーを含む9色をラインナップ。厚さ4mmと薄型で、ちょっとした隙間にも収納して持ち歩ける、おすすめのレターオープナーです。
アッシュコンセプト +d バーディーペーパーナイフ D-670
2012年にドイツのデザイン賞「Design Plus Design Award」を受賞した、日本製のハイセンスなレターオープナーです。指先で持ちやすいよう、なめらかにカーブさせた小鳥のようなフォルムが特徴。細くなった尻尾の部分を封筒に差し込んで開封します。
自立するためオブジェのように飾っておくのもおすすめです。イエロー・グリーン・ブルーなどの鮮やかな7色がラインナップされています。
レターオープナーのおすすめ|電動タイプ
プラス(PLUS) レターオープナー OL-001
軽い力で封筒を開封できる、電池式のレターオープナーです。本体内部にモーターと回転刃が搭載されており、差し込み口の左側から右側に滑らせるだけで、スムーズに封筒がカットできます。カット幅は3mm。やや厚めの封筒も対応可能です。
スピーディーに開封作業を行えるのも魅力。切り終えると自動的に電源が切れる仕様です。別売りの単3乾電池2個で、約1500通分を開封できると謳われています。
高さ38×幅70×奥行69mmのコンパクトなサイズ感とスタイリッシュなデザインを採用しているので、オフィス使いにもおすすめ。パッケージの上部には予備の電池を収納できるスペースもあり、本体と一緒に交換用電池を保管しておけます。
アスカ(Asmix) 電動レターオープナー LO85
縦向きでも横向きでも使えるドーム型の電池式レターオープナーです。卓上に置いて作業できるほか、手でも握りやすいコンパクトサイズを採用。作業スペースや状況にあわせて、持ち方・置き方を柔軟に変えられるのが魅力です。
差し込み口に封筒を入れると、自動的に電源が入り内部の刃が回転します。片手で作業できるのもメリットです。カット幅は、幅広い紙に対応する3mmが採用されています。
別売りの単3乾電池4個で約10000通を開封可能。日常的に大量の郵便物を開封する方にもおすすめです。カラーはオフィスにもなじみやすいブルーとホワイトの2色がラインナップされています。
明光商会 電動レターオープナー MSレタペット
封筒の中身を傷つけにくいカット幅2mmを採用している、おすすめの電動レターオープナーです。三角形のシンプルでスマートな形状が特徴。各辺100mmの少し大きめのサイズで安定感があります。
電源は別売りの単2乾電池3個を使用。約2000通を軽い力でスピーディーに開封することが可能。オフィスやインテリアになじむホワイト・グレー・レッドの3色展開です。
イノズト(INOZTO)コンパクト 3in1 シュレッダー BO-MS10
1台で3役を担う、マルチなアイテムです。電動レターオープナーとしての機能に加えて、個人情報保護スタンプと電動シュレッダー機能が付いているのが特徴。郵便物の開封から宛先・名前の保護、細断処理までを1つで行えます。
別売りの単3乾電池4本を電源としており、電源コードは不要。手で持ったまま、スイッチでレターオープナーとシュレッダーを手軽に切り替えられます。封書は1通、コピー用紙であれば3枚まで同時に細断可能です。
約1200回捺印できるスタンプは、市販の顔料油性インクを垂らすことで簡単にインクの補充ができます。高さ50×幅65×奥行125mmのハンディサイズで、大きなスペースを必要としないおすすめの製品です。
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レターオープナーのランキングをチェックしたい方はこちら。
余計な力を込めずに、サクサクと郵便物を開封できるのがレターオープナーの魅力。時短にも繋がるため、日々多くの封書を開封する事務作業時にも重宝します。持ち運ぶことが多い場合は手動タイプを、大量の開封を行う場合は電動タイプがおすすめです。使用用途にあわせて、お気に入りの製品を探してみてください。