優れた基本性能と使いやすさ、充実した製品ラインナップで世界中から高く評価されているエプソンのプロジェクター。ビジネス部門で世界トップクラスの地位を確立しており、今後の事業拡大や新市場開拓への取り組みにも注目が集まっています。
そこで今回は、そんなエプソンのプロジェクターの魅力と人気の理由を解説したのち、おすすめの人気モデルをご紹介。購入を検討しているユーザーは要チェックです。
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- エプソン(EPSON)
- エプソンのプロジェクターが人気の理由
- エプソンと他メーカーの違い
- エプソンのプロジェクターの選び方
- エプソンのプロジェクター人気モデル:ビジネスプロジェクター
- エプソンのプロジェクター人気モデル:ホームプロジェクター
エプソン(EPSON)
同社のプロジェクター事業は1989年にリリースされた「VPJ-700」からスタートし、2006年度の販売台数は約80万台。2011年度には2倍の160万台に達し、2016年には2000万台を突破。順調な成長を続けているのが特長です。
エプソンのプロジェクターが人気の理由
エプソンのプロジェクターは、基本性能の高さと優れた操作性があり、ベーシックモデルから高画質モデルまで豊富なラインナップが揃っているのが魅力。なお、ビジネス用プロジェクターは20年以上連続してシェアトップクラスを維持しており、信頼性の高さにも定評があります。
エプソンと他メーカーの違い
色の再現性に優れた「3LCD方式」を採用
エプソンと他メーカーとの違いはプロジェクターの投影方式にあります。現在プロジェクターの投影方式は「液晶(LCD)方式」と「DLP方式」の2つが主流ですが、エプソンは投影方式に映像の明るさだけではなく、色の再現性に優れた3LCD方式を採用しています。
3LCD方式はランプから出た光から、光の3原色である”赤、緑、青(RGB)”に分解して3枚の液晶パネル(LCD)に透過させてからプリズムで色を再合成してカラー映像を投影する方式のこと。他の投影方式と比べてカラーが最大3倍も明るく、色鮮やかで繊細な映像再現に優れた映像が特長です。
白い部分もカラーも明るく、くすみのないクリアな映像
3LCD方式は他の投影方式のように白い部分だけを明るくするのでなく、白もカラーも同じ明るさであるところが特長。カラー映像が持つ鮮やかな色彩と明るく見やすい映像を再現し、明るい環境下でも鮮明に投影することができます。
暗部の階調表現と優れた色再現性
光の3原色RGBを3枚のLCDで色を合成することで、原色に忠実な色再現と1ドットレベルでの繊細な画像表現が可能。映像の中のグラデーションをより滑らかに表現できます。
映像にチラツキがなく目に優しい
3枚のLCDで色を表現することで、映像にチラツキや虹のような模様(カラーブレークアップ)も発生しないため、長時間の視聴でも目に優しく映像が楽しめます。
エプソンのプロジェクターの選び方
明るさ”ルーメン”で選ぶ
プロジェクターでは、明るさを「ルーメン(lm)」で表しています。この数値が小さいほど暗く、大きいほど明るく写せるため、明るい部屋でも、明るく鮮明な映像が楽しめます。
ビジネス利用の場合、5~6名程度の小会議室で3000lm以上、10名以上の大会議室なら4000lm以上の明るさが必要。ホーム利用でリビングなら、2000lm以上を目安に選びましょう。
解像度で選ぶ
解像度とは画面の緻密さのことで、解像度が高くなるほど投影できる情報量が増え、きめが細かい映像になります。ビジネス利用でパソコンからの画面を投影する場合は、解像度が高いと見える範囲が広くなるので、高精細な図面や表計算シートなど表示するなら、WXGA(1280×800ピクセル)以上のモデルを選びましょう。
ホーム利用で大画面で迫力のある映像を楽しむなら、フルHD(1920×1080ピクセル)か、高精細の4Kコンテンツを堪能するなら、4K(3840×2160ピクセル)が最適です。
コントラスト比で選ぶ
コントラスト比とは画面の明るい場所と暗い場所の比率のことで、この比率が高いほど黒が締まり、メリハリのあるくっきりした映像を見ることが可能。特に映像コンテンツを楽しむホームプロジェクターを選ぶ際には、画質を左右する重要なポイントになります。
ポイント補正機能をチェックして選ぶ
プロジェクターは、構造上正面から投影しないと画像が台形に歪んでしまいます。そこでプロジェクターを選ぶ際には、必ず「台形補正機能」をチェックするのがおすすめ。なお、補正範囲は機種によりさまざまですが、自動補正をするモデルもあります。
エプソンのプロジェクター人気モデル
ビジネスプロジェクター
エプソン(EPSON) ベーシックモデル EB-W05
解像度WXGA(1280×800ドット)対応プロジェクターのエントリーモデル。3300lm(ルーメン)の明るさと3LCD方式の採用で照明を消さなくても、くっきり鮮明な投写画面が見られます。
斜め横から投写したときの台形歪みを補正するエプソンならではの「ピタッと補正」機能も魅力。レバーをスライドすることで、簡単に台形補正ができます。
また、別売オプションの無線LANユニットを装着すれば、ワイヤレス接続も可能。基本性能と使いやすさから、ホームシアター入門機としても人気です。
エプソン(EPSON) ベーシックモデル EB-U42
WUXGAの高解像度に対応したビジネスプロジェクター。特にCAD図面や表計算シートなどは、高精細かつ広範囲な投写ができるのが特長で、明るさも3600lm(ルーメン)あるので会議やプレゼンに最適です。
また、歪みが自動的に検知される「タテ自動台形歪み補正機能」や、レバーのスライドだけで歪みの補正が可能な「スライド式ヨコ台形補正機能」もポイント。手間が少なくスピーディにセッティングできます。
なお、本体には無線LANが内蔵されており、専用アプリ「Epson iProjection (for Android™/iOS)」を使えば、スマホやタブレットから写真や動画を投写やプロジェクターの遠隔操作もできます。多機能と使い勝手のよさでエプソンの中でも人気のモデルです。
エプソン(EPSON) モバイルモデル EB-1795F
3LCD方式プロジェクターでは薄い、44mmのビジネス向けモバイルプロジェクター。コンパクトながら、3000~3200lm(ルーメン)の明るさとフルHD(1920×1080ドット)の高解像度に対応しています。
ボタンひとつで自動的に画像補正する「フレームフィット機能」とリアルタイムに画像調整する「自動タテヨコ補正」の搭載でセッティングも簡単。ノートPCと一緒にバッグに入れても持ち運びが容易な1.8kgの軽量ボディも魅力です。
エプソンのプロジェクター人気モデル
ホームプロジェクター
エプソン(EPSON) dreamio EH-TW530
ホームシアタータイプの人気エントリーモデル。色鮮やかでカラーが美しい3LCD方式と2800lm (ルーメン)の明るさがハイビジョンの高画質を引き立てます。従来の2D映像が3Dで楽しめる2D-3D変換機能も特長です。
また、動きの速いゲームに対応した「ターボモード」が搭載されているのもポイント。多機能で画質がよい上にリーズナブル価格も魅力のプロジェクターです。
エプソン(EPSON) dreamio EH-TW650
ブルーレイなどの高精細画像フルHD (1080p)に対応したホームシアターモデル。色再現性の高い3LCDと独自の液晶技術で、15000:1の高コントラストと3100lm (ルーメン)の明るさで被写体のディティールまでしっかり映してくれます。
映像コンテンツや、部屋の環境に合わせて最適な投影モードが選べる4つのカラーモードを搭載。「Apple TV」や「Chromecast」などの端末で視聴している動画コンテンツも手軽に楽しめます。フルHDの高画質と100型の大画面を必要とする方におすすめです。
エプソン(EPSON) dreamio EH-TW5650
フルHD対応かつ高画質の製品が欲しい方におすすめのモデル。画像の立体感にこだわった60000:1の高いコントラスト比と2500lm(ルーメン)の明るさで、より鮮明で美しい映像を実現したエプソンで人気のホームプロジェクターです。
さらに倍速機能「フレーム補間技術」が搭載されており、スピード感のある映像も残像感がなく滑らか。高画質テレビと遜色のない性能がポイントです。
エプソン(EPSON) dreamio EH-TW8300W
4K・HDR対応の画質を追求した高画質プロジェクター。映像が持つ本来の色合いや繊細な描写が可能です。色再現性の高い3LCDと1000000:1の高いコントラスト比の効果で立体感あるリアルな映像が楽しめるのが魅力です。
4K伝送が可能なWirelessHDトランスミッターなども付いているため、ケーブルのないスッキリした環境で使用できるのもポイント。使い勝手良好のおすすめ製品です。
ビジネス用から家庭用まで種類も多彩なプロジェクターですが、はじめてプロジェクターの購入を考えている方には、今回ご紹介した基本性能と使いやすさに優れたエプソンのプロジェクターがおすすめ。多彩なラインナップの中から自分に合ったプロジェクターをぜひ見つけてください。