自宅でも手軽に大画面の映像を実現できる「プロジェクター」。高性能な明るい映像を投影できるモデルであれば、昼間にカーテンを開けた環境でもハッキリと鮮明な映像を楽しめます。
本記事では、昼でも使えるおすすめの明るいプロジェクターをご紹介。選ぶ際にチェックしておきたいポイントもあわせて解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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昼でも使えるプロジェクターの選び方
明るさは3000ルーメン以上を選ぶ

By: epson.jp
プロジェクターの明るさは、主にルーメンという単位で表記されています。数値が大きければ大きいほど明るい映像を投影できるので、昼でも使えるプロジェクターを探している場合はできるだけルーメンの高いモデルがおすすめです。
具体的には、3000ルーメン以上の輝度に対応していると、昼間でも鮮やかな映像を投影できます。
なお、ルーメンの測定方法はANSI規格・ISO/IEC規格の2つ。どちらの規格でも明るさは変わりません。
コントラスト比をチェック

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プロジェクターのコントラスト比とは、投影した映像の最も明るい部分と最も暗い部分の明るさの比率です。コントラスト比が高いと明暗の差を大きく表現できるので、くっきりとした映像を投影できます。
コントラスト比は、一般的に3000:1のように「最も明るい部分の明るさ対最も暗い部分の明るさ」で表記されているため、選ぶ際に参考にしてみてください。
焦点距離は設置場所や部屋の広さに合わせて選ぶ

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プロジェクターは、モデルによって焦点距離が大きく異なるので注意しましょう。一般的なプロジェクターを使用して80~100インチ程度の映像を投影したい場合、必要な距離は約2.5m。部屋の形状や家具の配置などにも気を付ける必要があります。
プロジェクターのなかには短焦点レンズや超短焦点レンズなどを採用したモデルがあり、10cm程度の距離で100インチの大画面を実現できる製品もあるため、チェックしてみてください。
画質をチェック

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綺麗な映像で映画やアニメなどを楽しみたい場合は、できるだけ高画質なプロジェクターがおすすめです。プロジェクターの画質は解像度によって大きく左右されるので、できるだけ高解像度のモデルを選びましょう。
家庭用のプロジェクターの場合は、フルHDや4Kに対応するプロジェクターが適しています。特に、4K解像度に対応していると大画面でも粗さが目立ちにくく、高精細な映像を体験可能です。
投影方式をチェック

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プロジェクターの投影方式には、主にLCD・DLP・LCOSの3種類があります。LCD方式は液晶パネルを利用した方式で、家庭用のプロジェクターに多く採用されている点が特徴。DLP方式は映画館の映写機にも採用されており、コントラストが高く経年劣化が少ない特徴があります。
LCOSはホームシアターや医療現場などで採用されている本格的な方式。高画質なものの、多くの場合はハイエンド機に採用されているため予算には注意が必要です。
補正機能をチェック

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プロジェクターに搭載されていると便利な機能として、各種補正機能が挙げられます。台形補正機能が搭載されていると斜めからでも歪みの少ない映像を投影可能です。また、手動ではなく自動で補正できると手間もかかりません。
ほかにも、オートフォーカス機能や自動的にスクリーンのサイズの映像のサイズを合わせるスクリーンフィット機能などが搭載されているモデルもあります。
PCやスマホとの接続方法をチェック

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多くの場合、プロジェクターとパソコンやスマホを接続するときはHDMIケーブルを使用します。HDMIをダイレクトに接続できないスマホの場合はアダプタを使用するのが一般的なので、やや手間がかかります。
手間を軽減したい場合は、ワイヤレスで接続できるプロジェクターがおすすめです。Apple AirPlayやMiracastに対応するプロジェクターであれば、一部の端末とワイヤレスで連携して画面をミラーリングできます。
動画サービスを楽しむならOSを搭載したモデルがおすすめ

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多くのプロジェクターにはUSBポートやHDMIポートが搭載されており、パソコンやゲーム機などと接続して映像を投影します。OSを内蔵するプロジェクターであれば、アプリをインストールしてさまざまな動画配信サービスを利用可能です。
多くのプロジェクターに採用されているOSは、Android TVやGoogle TVなど。また、LGの「webOS」のように独自のOSを採用しているプロジェクターもあります。
スピーカーの有無・性能をチェック

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昼でも使えるプロジェクターを選ぶうえで、スピーカーの有無は重要。プロジェクター自体にスピーカーが搭載されているモデルであれば、別途用意する手間や予算が必要ありません。
また、Dolby Audioのような規格に対応している場合、内蔵のスピーカーでも立体的な音声を楽しめるため、迫力のある映像とサウンドを手軽に体験できます。
昼でも使えるプロジェクターのおすすめ
エプソン(EPSON) ホームプロジェクター EH-LS650B
超短焦点レンズを採用している、昼でも使えるおすすめのプロジェクター。壁から約14cmの場所に設置するだけで約80インチの大画面を投影できます。投影できる映像の最大サイズは120インチ。なお、輝度は3600ルーメンです。
Android TVを搭載しているため、Wi-Fiに接続すればスマホやタブレットを用意しなくても単体でさまざまな動画配信サービスを利用できます。アニメや映画など大量の動画コンテンツを、最大で4K相当の高解像度で表示可能です。
色の再現性に優れた3LCD方式を採用しており、鮮やかな映像を表現しやすい点も特徴。HDR10に対応するうえコントラスト比も2500000:1と高いので、立体感のあるリアルな映像を楽しめます。また、2.1chの高音質スピーカーの搭載も魅力です。
エプソン(EPSON) ドリーミオ ホームプロジェクター EH-LS800B
設置スペースを気にせずに使用しやすい、昼でも使えるおすすめのプロジェクター。超短焦点レンズを採用しているので、壁から約2.5cmの距離に設置するだけで約80インチの映像を投影できます。限られたスペースにも設置しやすい設計です。
独自の「4Kエンハンスメントテクノロジー」が搭載されているため、大画面なうえ4K相当の高画質を表現できます。また、輝度が4000ルーメンと非常に明るいのも特徴。部屋の明るさに合わせて輝度を自動で調節する機能も搭載されています。
80インチ~150インチの間で投影サイズを調節したりフチをぼかしたりなど、シーンに合わせて調節も可能です。また、ヤマハブランドの2.1chスピーカーも内蔵されており、単体でも臨場感のあるサウンドを再生できます。Android TVが搭載されているので、YouTubeなども視聴可能です。
エプソン(EPSON) ビジネスプロジェクター EB-FH52
昼間でも使いやすいベーシックなプロジェクターを探している方におすすめのモデル。3LCD方式の採用により色を鮮やかに表現できます。輝度は4000ルーメンと非常に明るく、家庭用としてだけではなくビジネスにもおすすめです。
「ピタッと補正」と呼ばれる補正機能も搭載されており、左右方向と上下方向両方の歪みを簡単に補正できます。壁やスクリーンの正面にプロジェクターを設置できない環境でも、歪みの少ない綺麗な映像を投影しやすい設計です。
Miracastに対応するデバイスと連携すると、ワイヤレスで画面をミラーリングできます。なお、 iOS・macOSはMiracastに対応していないので留意しておきましょう。本体は軽量かつコンパクトなので移動させやすく、使わないときも場所を取りません。
ベンキュー(BenQ) 4K HDR 4LEDハイエンドゲーミングプロジェクター X3100i
昼間でも大画面でゲームを楽しみたい方におすすめの家庭用プロジェクター。4K解像度に対応しているので、高精細な映像を投影できます。輝度も3300ANSIルーメンと非常に高く、時間帯を選ばずに見やすい映像を投影しやすい設計です。
壁から2.5mの距離があれば100インチの映像を投影でき、5mだと150インチの大画面を楽しめます。投影位置を柔軟に調節可能です。
応答速度が4.16msと優れているので遅延を抑えやすく、違和感の少ないゲームプレイを実現しています。また、PlayStationやSwitchといったゲーム機と接続すると自動的にゲームモードが適用される点も特徴です。Android TVが搭載されているため、ゲーム以外に映画やアニメなども楽しめます。
ベンキュー(BenQ) ホームシアタープロジェクター TH671ST
高性能ながら比較的価格が安い、昼でも使えるおすすめのプロジェクター。輝度が3000ANSIルーメンと高く、明るい環境下でもシャープな映像を楽しめます。短焦点レンズを搭載しているほかズーム機能にも対応し、設置場所の自由度が高いのも魅力です。
遅延も16.7msまで抑えられており、動きの速い映像を投影しても違和感が少なく自然に表現できます。また、自動縦台形補正機能を搭載している点も特徴。自動的に映像の形を補正できるため、手動で調整する手間がかかりません。
本体には5Wのチャンバースピーカーが内蔵されているので、スピーカーを接続しなくても単体で音声を再生可能です。シネマモード・ゲームモード・ミュージックモード・スポーツモードといったコンテンツに合わせたサウンドモードも用意されています。HDMIやUSB Type-A、D-subなど接続端子が充実しているのも使い勝手のよいポイントです。
XGIMI HORIZON S Max
昼でも鮮明な映像を投影しやすい、おすすめのプロジェクター。3100ISOルーメンの高輝度に対応しており、周囲の明るさを問わず鮮やかで見やすい映像を投影できます。4Kの高解像度に対応しているので、細部まで丁寧に描写可能です。
スタンド一体型のため、上下や左右に動かしながら好みのポジションで使用できます。自動台形補正やオートフォーカス、障害物自動回避といった機能も搭載。また、人物を検知して自動的に映像を暗くする機能も備えています。
Harman Kardonブランドの12Wスピーカーも2基内蔵されており、立体的で臨場感のあるサウンドも再生可能です。Android TVが搭載されているので、YouTubeのようなネット上の動画コンテンツも幅広く楽しめます。Google Castにも対応しており、スマホ画面のミラーリングも可能です。
オプトマ(Optoma) 超短焦点レーザープロジェクター AZW430UST
ビジネス用としても家庭用としても使用できる、おすすめのプロジェクター。3200ANSIルーメンの明るさに対応しているので、昼間の明るい環境でもクッキリとした映像を投影できます。部屋を暗くする必要がなく、手元を見やすい環境で使用可能です。
超短焦点レンズを採用しており、壁やスクリーンから約47cm離すだけで130インチの大画面を投影できます。スクリーンとの距離が近いため間に人やモノが入り込みにくく、不意に映像に影が入ってしまう心配もありません。
水平・垂直方向に±5°補正できるので、スクリーンに向かって斜めから投影した場合でも歪みの少ない綺麗な映像を表示できます。また、15Wのスピーカーを内蔵している点も特徴。スピーカーを用意する費用や手間が不要です。軽量に設計されているため移動させやすく、好きな場所で使用できます。
LGエレクトロニクス(LG Electronics) 4K レーザー プロジェクター HU915QE

壁際に設置できる、おすすめの昼でも使えるプロジェクター。超短焦点レンズの採用により、100インチの大画面を壁から約9.8cmの距離で実現しています。輝度も3700ANSIルーメンと高く、照明を付けた部屋でも見やすい映像を投影可能です。
投影できる映像のサイズは最大120インチで、解像度は4Kに対応しています。周囲の明るさや映像のシーンなどに合わせて輝度を自動的に調節する、「ブライトネスオプティマイザ II」という機能を搭載している点も特徴です。
独自の「webOS」を搭載しているので、Wi-Fiに接続すれば単体でNetflixやAmazon Prime Videoなどを視聴できます。また、Apple AirPlay 2にも対応しているためiPhoneのコンテンツを投影可能です。
本体の一部にはリサイクルウールを45%使用した素材が使われており、インテリアに馴染みやすいデザインに仕上げられています。
アンカー(ANKER) Nebula Cosmos Laser 4K D23505F2
コンパクトながら高画質な、昼でも使えるおすすめのプロジェクター。平均輝度が2200ANSIルーメンに対応しており、3000ルーメン以下ですが昼間でもカーテンを開けたまま鮮やかな映像が楽しめると謳われています。また、解像度が4Kなのも特徴です。
レーザー光源の採用により色の表現にも優れており、HDR10にも対応しています。自動台形補正機能や高速オートフォーカス、スクリーンフィット機能といった補正機能も充実しており、綺麗な映像を投影するのに手間がかかりません。
本体にはDolby Audioに対応するスピーカーも搭載されているため、別途スピーカーを用意しなくても手軽に立体的なサウンドを再生できます。コンパクトなうえ上部にはハンドルも搭載されており、自由に移動させながら使用可能です。Android TVを採用しているので、豊富な動画配信サービスを利用してさまざまなコンテンツを楽しめます。
JMGO N1S Ultra 4K
自宅でも手軽に本格的な映像を楽しめる、おすすめのプロジェクター。明るさは2800ISOルーメンですが、明るい部屋でもくっきり映ると謳われている製品です。3色レーザー光源の採用により、優れた明るさと鮮やかさを両立しています。斑点状のノイズを抑制するための仕組みも搭載されており、映像が滑らかなのも特徴です。
本体にはジンバルスタンドが搭載されているため、自由に角度を調節しながら映像を投影できます。壁やスクリーンに向けて映像を投影できるのはもちろん、天井投影も可能。台形補正機能も搭載されています。
Google TVも内蔵されているので、さまざまな動画配信サービスのコンテンツも視聴可能です。付属のリモコンには、YouTube・Netflix・Amazon Prime Videoをダイレクトに起動するボタンも用意されています。
高品質なスピーカーが内蔵されており、高画質なだけではなく高音質のサウンドを体験できる点も魅力です。
昼でも使えるほど明るい映像を投影できるプロジェクターであれば、時間帯を気にせずに大画面で映画やアニメなどを楽しめます。家庭用としてだけではなく、ビジネスにも活用可能です。本記事を参考に、ぜひ自分にピッタリのモデルを見つけてみてください。