壁やスクリーンなどに映像を投影して楽しめる「プロジェクター」。動画コンテンツを大画面で視聴できる人気のアイテムですが、製品によってはある程度の投影距離が必要なので、設置場所が確保できず諦めていた方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、BenQのプロジェクター「GV11」を実機レビューしました。本製品は天井投影に対応した、2021年10月発売の「GV30」のエントリーモデル。天井に映せる機能性は確保したまま本体がコンパクトになり、一人暮らしの部屋でも置きやすいおすすめモデルです。
天井にも映せるので投影距離を確保しやすい
コンパクトな部屋でも投影距離を確保できる。寝転びながらの鑑賞も可能
GV11は天井投影に対応しているのが特徴。プロジェクターと壁の距離を確保しにくいコンパクトな部屋でも、天井なら投影距離を確保しやすいため大画面の動画コンテンツが楽しめます。寝転びながらドラマや映画などを観たいときにもぴったり。リラックスタイムを快適に過ごせます。
回転機構採用で角度を直感的に変えられる
角度調節がしやすいのもGV11の魅力。本体を上下に回転させるようにして動かす仕様のため、難しい操作が不要で直感的に調節できます。滑らかに回るので、動かしやすいのがポイント。最大135°の範囲内で動かせるのも特徴です。
さらに、GV11は自動縦台形補正機能を搭載。壁に映したり、天井に映したりした際に生じる映像の台形歪みを綺麗に補正します。プロジェクターを初めて使用する方でも安心です。
YouTubeなどのコンテンツが楽しめるAndroid TVを搭載
GV11はAndroid TVを搭載しているため、インターネット動画を楽しみたい方におすすめ。YouTubeやPrime Videoなどのサービスに対応しており、動画コンテンツを気軽に視聴できます。付属のリモコンで簡単に操作を行えるため便利です。
また、Google Playに対応しているので、アプリのダウンロードも可能。よく使う動画アプリなどを入れて、自分仕様にカスタマイズができます。さまざまなコンテンツを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
5Wのスピーカー内蔵で音声も再生可能
5Wのスピーカーを1基内蔵しているのもGV11の特徴。コンパクトなプロジェクターとしては比較的大きめのサウンドで、ライブ映像などを映して楽しみたいときにぴったりです。
また、サウンドモードが豊富なのもポイント。原音再生を重視した「スタンダード」のほか、映画鑑賞に適している「シネマ」、音楽に適している「ミュージック」、自分好みにカスタマイズできる「ユーザー」の全4モードが搭載されています。コンテンツに合わせてサウンドもしっかり楽しみたい方におすすめです。
本体がコンパクトで設置場所を選ばない
一人暮らしの部屋にも置きやすいサイズ感が魅力
GV11の本体サイズは113.5×140×150mm。横幅が比較的スリムなので広い設置スペースを必要とせず、すっきりと置けます。プロジェクターを載せる土台部分もコンパクトで、ローテーブルやソファサイドテーブルなどにも設置しやすいのが魅力です。
一人暮らしをしている方など、設置スペースを確保できずに、プロジェクターを諦めていた方に適しています。
ハンドストラップ・キャリーバッグ付属で持ち出しやすい
GV11の本体上部には黄色いハンドストラップが付いています。指を通してラクに持ち運べるのが魅力です。さらに、ケーブル類やリモコンをまとめて収納できるキャリーバッグも付属。GV11本体の重量が970gなので、重さもあまり気になりません。
友達の家や旅行先でプロジェクターを使いたいときでも気軽に運べるのがポイント。自分1人だけでなく、仲間と一緒に大画面のコンテンツを楽しみたい場合は要チェックです。
専用アプリを使えばスマホで各種操作ができる
スマホの専用アプリ「BenQ Smart Control」を使用すれば、スマホ上でもプロジェクターの操作が可能。ボタンがシンプルなので分かりやすく、直感的に扱えます。ボタンをタッチしてから操作できるまでの遅延もあまり感じず、快適に操作できるのが魅力です。
また、設定方法も簡単。プロジェクターのホーム画面から「Wireless Projection」に進み、画面に従ってスマホの操作を進めれば設定が完了します。いつも使用しているスマホでプロジェクターを操作できる便利な機能です。
コスパ良好でプロジェクターデビューにもおすすめ
本製品は「GV30」最大の特徴である天井投影機能を搭載しつつ、ポータビリティ性を向上させたコンパクトな設計のエントリーモデル。限られた予算でも比較的購入しやすいプロジェクターを探している方におすすめです。プロジェクターを初めて買う方や、コスパを重視する方に適しています。
気軽に使いやすいのも魅力のひとつ。リラックスタイムが充実し、QOLが向上するアイテムを探している場合は、ぜひチェックしてみてください。
「GV30」についても詳しく知りたい方はこちら
天井投影にも対応している便利なプロジェクター「GV11」。一人暮らしなどで壁に映しにくい場合でも、天井に投影すれば大画面でコンテンツが楽しめます。本体を回すだけで角度を調節できたり、スマホアプリで簡単に操作ができたりと、操作性に優れているのも魅力。コンパクトで使いやすいおすすめのプロジェクターです。