映画やドラマが省スペースかつ大画面で楽しめ、高い人気を博している「モバイルプロジェクター」。せっかくなら、SNSでよく見るおしゃれVlogに出てくるような、かわいいデザインのモノを選びたい方も多いのではないでしょうか。

今回は、ころんとしたフォルムとくすみカラーがかわいいモバイルプロジェクター「JMGO N1S Nano」をご紹介。気になる画質や性能、機能面も徹底的にレビューしているので、参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ECサイトでよく見かける「JMGO」とはどんなメーカー?

2011年に中国・深センで設立され、スマートプロジェクターの先駆者ともいわれる「ジェイエムゴー(JMGO)」。Amazon・楽天・家電量販店で取り扱われており、日本国内でも高い人気を有しています。

JMGOは、3色(RGB)レーザー技術を活用した、超単焦点プロジェクターやジンバル一体型プロジェクターをラインナップ。映像の鮮やかさや解像度に優れているのが魅力です。

特に、新世代の工学システム「MALC3色レーザー投影技術」により、3色レーザー光源を搭載したモデルのコスト・サイズ・スペックルといった課題を克服。高性能かつデザイン性に優れていながら、コスパにも優れている製品を次々と開発・発売しています。

また、最先端技術の研究開発に力を入れているため、10年で581もの特許を取得。デザイン面でも高評価を獲得しており、レッドドット・デザイン賞など、各国の国際的な権威のあるデザイン賞を60以上受賞しました。

高画質を手軽に楽しめるジンバル一体型の「N1S Nano」。どこでも設置できて自動補正で手間もなし

N1S Nanoは、ジンバル一体型の高画質ホームプロジェクター。左右上下に回転できるため、どこでも手軽に映像を投影できるのが魅力です。

また、投影する場所や角度を変えても、リアルタイムで映像を自動的に補正してくれる「シームレス補正機能」や「自動台形補正機能」を搭載しています。

難しい設定は不要で、投影を止めずに調整できるのが便利。「せっかく映画を観ようと思ったのに、画面の調整に手間取り、なかなか観始められない……。」といった事態を防げます。

「全局面自動視力保護」や「低ブルーライトモード」搭載で子供がいる家庭にも安心

本製品は、投影時の安全性にも配慮されています。全局面約4.5mまでの範囲で、目の保護機構が自動で作動。たとえば、子供がプロジェクターの前を横切ったときに、目に投影光が入ってしまうのを防げます。

また、「低ブルーライトモード」も備え、有効にすると、画面を暖色系の色調に調整。ブルーライトの露出を減らすことで、視聴時の目の疲れを軽減できます。

ほかにも、YouTube Kidsプロフィールにアクセスすると、低ブルーライトモードが自動でONになるのもポイント。子供がいる家庭でも安心して使えます。

画質も美しい。Rec.709 127%の広色域で高い色彩表現力

プロジェクターにおいて、最も重要だといっても過言ではないのが画面の美しさです。N1S Nanoはただ見た目がかわいいだけでなく、解像度がフルHDと美しく、色域はテレビ放送で一般的なカラースペース「Rec.709」を127%もカバー。非常に鮮やかで美しい投影を叶えられます。

ほかにも、ビビッド・標準・ソフト・映画・オフィスなど、画像の色彩を調整するモードが豊富なのも魅力。さまざまなシーンや好みに合った色彩に変更でき、よりエンタメコンテンツを楽しめます。

コンパクトなデザインがインテリアと調和する。おしゃれな部屋にぴったり

全体的にくすみベージュで統一されており、部屋に置いてあると「かわいい」と思えるN1S Nano。「ナチュラル」「かわいい」「シンプル」のどんなテイストの部屋にも合うデザインだと感じました。

本体のサイズは、18.7×16.5×19.1cmとコンパクト。持ち運びしやすく、グランピングなどのアウトドアや女子会に持って行っても、友達からほめてもらえること間違いなしです。

USB Type-C給電タイプで出先ではモバイルバッテリーと接続も可能

N1S Nanoには、汎用性の高いUSB Type-C給電方式を採用。別途モバイルバッテリーを用意して接続すれば、外出先でもプロジェクター投影を行えるのが便利なポイントです。

また、バッテリー接続を想定し、省エネルギーで使える「アウトドアモード」も搭載。本モードをONにすると音量が15%、ファンの回転速度が30%下がります。モバイルバッテリーの容量を気にせず楽しめるのが魅力です。

また、設定画面から明るさを最も暗くすれば、より長時間使用可能。キャンプやピクニックといった電源が使えないシーンで「野外シネマ」を楽しみたいとき、みんなで思い出共有をしたいときなどにも大活躍します。

Bluetoothでデバイスとの接続も簡単。サウンドモードやミラーリング機能も搭載

N1S Nanoとスマホやタブレットとの接続は、Bluetoothで行えるため、わざわざ有線ケーブルを用意する必要がありません。

また、ただ本体設定画面で操作するだけでなく、専用の「JMGO」アプリを使うことで、スマホからもさまざまな設定が可能。サウンドモードに関しては「Music」「Movie」「Sports」などがあり、コンテンツや好みに合わせて選べます。

さらに、スマホやPC画面のミラーリングができるのもポイント。ダウンロード済み映画や会議の資料・写真の投影も手軽に行えるので、趣味からビジネスまで使えます。

Google TV搭載でNetflixなど各動画サービスを単体でも楽しめる

N1S Nanoは、Googleが提供するテレビ向けのOS(オペレーティングシステム)を搭載しているのも大きなポイントです。

Wi-Fiに接続することで、スマホやタブレットなしでも、インターネットを介して本製品単体で操作できます。Googleアシスタントを使い、ハンズフリーで音声検索も行えて便利です。

Netflixに関しては、アプリを経由せずともそのままアクセスが可能。ほかにも、YouTubeやPrime Videoなどのアプリをダウンロードすれば、さまざまなエンタメコンテンツを楽しめます。

また、家族でそれぞれアカウントを作成すると、使っていくうちに、パーソナライズされたおすすめ番組を提案してくれるのも魅力。自分好みの番組がトップに出てくるので、作品選びに迷う際にも使えると感じました。

音質も妥協せずに没入感ある「ホームシアター」体験が叶う

映画やドラマなど、映像コンテンツを楽しむうえでは、音質も重視したいものです。N1S Nanoはサイド一面に備わっているスピーカーが印象的で、2年掛けて開発したといわれる、JMGOこだわりの独自オーディオを採用。音質面にも優れているため、投影せずにスピーカーとしても活用できます。

スピーカーモジュールの選定や設計に力を入れており、プロレベルの「JMGO Master Sound Hifi 音質」を叶えているのがポイントです。

組み立て完了後も徹底的なチューニングを実施。原音に忠実で、低域から高域までバランスの取れたサウンドを実現しています。

さらに、映画館でも使われているサラウンドシステム「Dolby Audio」に対応。映画や音楽などのコンテンツもDolby Audioに対応していれば、まるで360°から包まれているかのような、臨場感あふれる音楽体験ができます。

製品情報

ジェイエムゴー(JMGO) N1S Nano

●基本スペック

投影タイプ長焦点
光源LED
投影方法DLP
輝度460ISOルーメン
コントラスト比/HDR400:1/HDR10
解像度フルHD(1920×1080)
色域Rec.709 127%
台形補正垂直水平±45°に対応
ゲームモード◯(低遅延モードを搭載)
OSGoogle TV
Wi-Fi◯(Wi-Fi 5)
サイズ/質量18.7×16.5×19.1cm/約1.8kg
騒音26dB以下
ポート・USB 2.0 Type-A×1
・HDMI×1(ARC)
・USB Type-Cポート×1
・電源入力ポート
・3.5mmヘッドホンジャック×1
スピーカー5W×2基
バッテリー×