パソコンは、大きく分けてノートパソコンとデスクトップパソコンの2種類があります。初めて購入する際は、どちらを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ノートパソコンとデスクトップパソコンの違いや、それぞれのメリットを詳しく解説。おすすめモデルもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- ノートパソコンとデスクトップパソコンの違い
- ノートパソコンとデスクトップパソコンのメリット
- ノートパソコンとデスクトップパソコンどっちを選べばいい?
- ノートパソコンのおすすめモデル
- ノートパソコンの売れ筋ランキングをチェック
- デスクトップパソコンのおすすめモデル
- デスクトップパソコンの売れ筋ランキングをチェック
ノートパソコンとデスクトップパソコンの違い
ノートパソコンとは?
ノートのように薄く折りたため、持ち運びやすいのがノートパソコンの特徴。バッテリーを内蔵しており、充電すればコンセントのない場所でも使用可能です。自宅やオフィスはもちろん、カフェや図書館、新幹線の車内などさまざまな場所で使えます。
また、タッチパッドを搭載しているのもノートパソコンの特徴です。表面を指でなぞったりタップしたりすることで、メニューの選択や画面のスクロールなどの操作が行えます。
ノートパソコンについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
デスクトップパソコンとは?
机の上など、決まった場所に設置して使用するのがデスクトップパソコン。電源に繋げながら使用する必要があり、設置場所がコンセントの近くに限定されるため、持ち運びながらの使用はできません。また、多くのモデルはモニターやキーボードは別売りです。
デスクトップパソコンは、自分に合った快適な作業環境を整えやすいのが特徴。大きな液晶モニターやフルサイズキーボードなど、好みの周辺機器を利用できます。拡張性にも優れているので、将来的にアップグレードすることも可能です。
また、本体とモニターが一体のオールインワンタイプも人気。省スペース設計なのでデスク周りが広々と使えます。
デスクトップパソコンについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
ノートパソコンとデスクトップパソコンのメリット
ノートパソコンのメリット
持ち運んで使用できる
好きな場所に持ち運んで使えるのがノートパソコンのメリット。コンパクトに折りたためるうえ、軽量なモデルも多いのが特徴です。
また、バッテリーを内蔵しているため、短時間の使用ならACアダプターを持ち歩く必要がないのも便利なポイント。外出先はもちろん、自宅でもリビングやキッチン、寝室など場所を選ばす使用できます。
電気代が安い
ノートパソコンは持ち運びを可能にするため、省エネルギーに特化しているのが特徴。モバイル向けの省電力なCPUを採用するなど、消費電力を抑えるためのさまざまな工夫が施されています。
電気代を少しでも抑えたい場合は、ノートパソコンを選ぶのがおすすめです。
設置も省スペース
狭いスペースに置いて使えるのもノートパソコンのメリットです。13インチ前後のモデルであれば、必要なスペースはA4用紙1枚程度。移動中や出先なら膝の上に乗せて使用することも可能です。
使い終わった後は折りたたんで机の引き出しに収納したり、本棚に立てかけたりできます。使用時・未使用時ともに邪魔になりにくいのが魅力です。
デスクトップパソコンのメリット
拡張性・カスタマイズ性が高い
高い拡張性を備えているのがデスクトップパソコンのメリットです。本体内部へのアクセスが容易で拡張スロットなどを搭載しているため、購入後でもメモリやストレージの増設が可能。自分の使い方や用途に応じてカスタマイズしやすいのが魅力です。
ただし、コンパクトタワーやオールインワンタイプのモデルは拡張性が低い傾向にあるので、購入を検討している方はあらかじめ留意しておきましょう。
コストパフォーマンスが高い
デスクトップパソコンには、コストパフォーマンスが高いというメリットもあります。同じ性能のノートパソコンとデスクトップパソコンを比較すると、後者の方が安い価格で購入可能。ノートパソコンに使われる部品はコンパクトなボディに組み込むため、より小型化したパーツを採用しなければならず比較的高価です。
より高性能なモデルを安価で購入したい場合は、デスクトップパソコンをチェックしてみてください。
ハイスペックな用途にも適している
カスタマイズがしやすい利点を利用し、ハイスペックモデルに仕上げられるのもメリットのひとつ。パーツの増設に伴ってさらに大きな電力が必要な場合でも、大容量電源に交換して対応可能です。
また、ノートパソコンと比べて筐体サイズが大きく、放熱面で有利なのもポイント。高性能パーツから発生する大量の熱を効率的に冷却できます。長時間稼働しても安定した動作を確保しやすいのが特徴です。
ノートパソコンとデスクトップパソコンどっちを選べばいい?
ノートパソコンが適している方
さまざまな場所へ持ち運んで作業したい
自宅や職場はもちろん、カフェや図書館、コワーキングスペースなど、さまざまな場所で作業がしたい方にはノートパソコンがおすすめです。バッテリーを搭載しているため、屋外や飛行機の機内などの電源が取れない場所でも重宝します。
小型で軽量なモデルなら、カバンやリュックの中でもかさばらずに持ち運び可能。なかには、重さが1kgを切る非常に軽量なモデルも販売されています。通勤や通学などで、毎日持ち運ぶような方におすすめです。
設置スペースが限られている
ノートパソコンは、部屋が狭かったり机が小さかったりと、設置場所に困っている方にも適しています。13インチ前後の製品なら、コピー用紙1枚分くらいのスペースがあれば使用可能です。
また、使い終わったら本棚や机の引き出しに収納しておけるのも便利なポイント。15インチ以上など大型液晶を搭載したモデルの場合、省スペースなデスクトップパソコン代わりとしても重宝します。
PCゲームや動画編集をしない方
ノートパソコンは、どちらかというとPCゲームや動画編集作業をしない方に向いています。負荷のかかる作業をスムーズにこなすためには高性能CPUや大容量メモリ、GPUなどハイスペックモデルが必要ですが、同じ性能のデスクパソコンと比較すると価格が高くなりがちです。
ノートパソコンは動画視聴やネットサーフィンといったホームユースや、書類やプレゼン資料の作成など一般的なビジネス用途に適しています。
デスクトップが適している方
決まった場所でしか作業をしない
自宅やオフィスなど決まった場所でしか使用しないのであれば、デスクトップパソコンがおすすめ。設置場所を確保する必要はあるものの、高性能なモデルを割安で購入できるのが魅力です。
視認性に優れた大型モニターや、軽快にタイピングができるフルサイズキーボードなどを組み合わせると使い勝手が向上。将来的なアップグレードにも対応しやすいので、ぜひチェックしてみてください。
自分に合ったPC環境を揃えたい
デスクトップパソコンは、自分に合ったPC環境を整えたいと考えている方にも適しています。タワー型の製品を選べば、液晶モニターやキーボードなど、周辺機器との組み合わせは自由自在です。
例えば、机の上を配線でゴチャつかせたくない方なら、ワイヤレスタイプのキーボードやマウスが選べます。迫力ある映像で映画を楽しみたい場合は大画面の4Kモニターを使用するなど、自分好みの構成にしやすいので便利です。
ハイスペックなPCゲームを快適に遊びたい
人気のシューティングゲームなど、ハイスペックなPCゲームを思う存分楽しみたい方にもデスクトップパソコンがおすすめです。価格が同じなら、ノートパソコンよりも高性能なモデルを手に入れることが可能。リアルな映像の3Dタイトルが快適にプレイできます。
また、拡張性に優れているのもポイントです。よりハイスペックが要求される新ゲームが登場しても対応しやすいので安心。さまざまなタイトルをプレイしたい方はぜひ検討してみてください。
ノートパソコンのおすすめモデル
マイクロソフト(Microsoft) Surface Laptop Go 2 8QC-00015
12.4インチのタッチスクリーンを採用したノートパソコンです。10点のマルチタッチに対応しています。直感的な操作をしたい方におすすめ。解像度は1536×1024です。縦横比が3:2なので、縦方向の表示領域が広いのも特徴。縦に長いWebページや文書を読むのに適しています。
OSはWindows 11 Homeです。8GBのメモリと128GBのSSDを搭載しています。Office Home & Business 2021も備えているので、ビジネス用としてもおすすめです。
720pのフロントカメラを備え、ビデオ会議をしたい方にもぴったり。重量が1127gと比較的軽く薄型なので、持ち運びにも向いています。バッテリーの持続時間は最長13.5時間です。
アップル(Apple) MacBook Pro 14インチ M3 Proチップ MRX63J/A
省電力で優れたパフォーマンスを発揮する、M3 Proチップを搭載したノートパソコン。11コアのCPUと14コアのGPUを搭載し、処理速度やグラフィック性能など、さまざまな面で高性能なのがポイントです。
1000000:1の高いコントラスト比で明暗をしっかり表示するのに加え、10億色の高色域をカバーする「Liquid Retina XDRディスプレイ」を搭載。最大120Hzのリフレッシュレートで軽快に操作できます。
ハイスペックながら重量は1.55kg、高さ1.55×幅31.26×奥行22.12cmと持ち運びやすいのも魅力。デザインや動画編集など負荷の大きいクリエイティブ作業を、外出先でも行いたい方におすすめです。
アップル(Apple) MacBook Pro 14インチ M3 Maxチップ MRX83J/A
クリエイティブな作業に取り組む際、パフォーマンスを重視する方におすすめのノートパソコン。M3 Maxチップを搭載しており、負荷のかかるタスクもこなすことが可能です。
最大18時間のバッテリー寿命により、長時間の使用を可能にしているのも魅力。電源切れを気にせず外で気軽に作業できます。また、Liquid Retina XDRディスプレイを搭載しており、鮮明な色彩と高いコントラストを実現。高精細な映像を表示できるのがポイントです。
動画編集やグラフィックデザインなどクリエイティブな作業をするときに、より細かい編集ができます。
エムエスアイ(MSI) ノートパソコン Modern-14-H-D13MG-1403JP
4K動画の編集やライブストリーミング、3Dモデリングなど、スペックが求められるタスクに適したおすすめのノートパソコン。CPUは第13世代Core i9に加えて、IrisXeグラフィックスを搭載しています。
ディスプレイは180°まで開けます。プレゼンテーションや共同作業など画面を誰かと共有する際に非常に便利です。インターフェースはUSB Type-CやHDMIポートに加えて、有線LANポートも備わっています。Wi-Fi接続よりも安定したインターネット接続を実現でき、快適に作業を行うことが可能です。
LGエレクトロニクス(LG Electronics) ノートパソコン 17Z90SP-MA78J
17インチの大画面を備えながらも、わずか1299gの軽量設計を実現したノートパソコン。動きの速い映像もなめらかに表示し、ゆっくりした動きの映像ではリフレッシュレートを下げて電力消費を抑える可変リフレッシュレート機能を搭載しています。
色彩表現に優れているのもポイントです。DCI-P3カラースペースの99%をカバーし、画像や動画の編集作業において色の精度を高められます。また、専用の「LG gram Link」ソフトウェアを使用すれば、タブレットをサブディスプレイとして活用したり、ファイルをデバイス間で迅速に転送したりすることが可能で、作業の効率化を期待できます。
さらに、MIL規格に準拠した耐久性テストをクリア。衝撃や落下に対する強さを備えているため、外出時も安心して持ち歩くことができます。
ダイナブック(dynabook) V6 P1V6VPBL
タブレットとしても使える2in1タイプのノートパソコンです。ペン入力に対応しており、Wacomのアクティブ静電ペンが付属。筆圧によって線の太さや濃淡を調整できるので、イラスト作成やレタッチに適しています。
立体的なサウンドで臨場感を高められるDolby Atmosを搭載しているのもポイントです。また、約800万画素(4K)の背面カメラで写真や動画の撮影ができます。重さは約979gと軽量なので、持ち運びやすい製品がほしい方にもおすすめです。
冷却・放熱技術などを駆使したエンパワーテクノロジーにより、12コアCPUの性能を最大限に引き出すと謳っています。高画質動画の編集やRAWデータの書き出しなど、高負荷な作業をする方にもぴったりです。
日本電気(NEC) ノートパソコン LAVIE N16 PC-N1670HAL
16インチの大画面ディスプレイを搭載したノートパソコンです。広視野角のIPS液晶を採用しているため、斜めからでも色変化の少ない鮮明な画像が確認できます。DVDスーパーマルチドライブを内蔵しており、さまざまなDVDコンテンツを楽しめるのも魅力です。
Core i7プロセッサと16GBメモリを搭載しているのもポイント。高い処理性能を有しているので、プライベートからビジネスまで幅広いシーンで快適に利用できます。
ノートパソコンの売れ筋ランキングをチェック
ノートパソコンの売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。
デスクトップパソコンのおすすめモデル
アップル(Apple) iMac 24インチ M3チップ MQRQ3J/A
ディスプレイ一体型のおしゃれなデスクトップパソコンです。解像度の高い4.5K Retinaディスプレイを搭載し、色彩表現に優れた高精細な映像を描画できます。
M3チップを採用しているため、処理速度が高速で、グラフィック性能が高いのがポイント。Adobe Photoshopといったソフトを使った編集作業もサクサクとこなせます。
ディスプレイ部の厚さは1.15cmと薄いのが特徴。また、4.48kgと比較的軽いので、別の部屋に運んで使用するもの可能です。
ほかにも、1080pのFaceTime HDカメラと、クリアな音声を届けられるマイクを搭載し、ビデオ通話に向いているのも魅力。ビデオ会議など、ビジネス用としても活用できます。
アップル(Apple) Mac mini MNH73JA
縦横19.7cmの小型のデスクトップパソコン。M2 Proチップを搭載しており、プレゼンテーションやゲームはもちろん、巨大な画像や8K ProResの動画編集もできると謳っています。省スペース設計かつ高性能なパソコンがほしい方におすすめです。
512GBのSSDと16GBのメモリにより、データを効率よく移動可能です。インターフェースはDisplayPortやHDMIのほか、4つのThunderbolt 4ポートや、2つのUSB Type-Aポートを搭載しています。
レノボ(Lenovo) IdeaCentre Mini Gen 8 90W2004YJM
デスクトップでコンパクトなモデルを求めている方におすすめ。サイズは約195×191×39mmで、限られたデスク上のスペースであっても気軽に設置できます。CPUはCore i7-13620H、メモリには16GBを採用。書類作成はもちろん動画編集などが行えるスペックです。
ストレージにはSSD 512GBを採用。データの転送速度やソフトの起動がすばやく行えるのも特徴です。また、インターフェースはUSB Type-CやType-A、HDMIなどを搭載。モニターやカメラはもちろん、ストレージが不足したときは外付けハードディスクと接続して容量を拡張できます。
デル(Dell) Inspiron デスクトップ SI70A-DWHB
普段使いはもちろん、ビジネス用にも使えるおすすめのデスクトップPC。CPUは13世代のCore i7、メモリには16GBを搭載しています。パフォーマンスに優れているため、マルチタスクや動画編集を行うことが可能。Officeソフトを搭載し、本体購入時からすぐに資料作成ができるのも特徴です。
8つのUSBポートやDisplay Port、光学ドライブなどインターフェースが充実。さまざまなデバイスに接続できるほか、DVDの再生やデータの読み書きも行えます。 また、キーボードやマウスなども付属しているため、周辺機器を揃えるコストを抑えることが可能です。
ドスパラ(Dospara) GALLERIA RA7C-R46T
第14世代のCore i7プロセッサを搭載したゲーミングパソコンです。最新のFPSタイトルが快適にプレイできるおすすめのモデル。NVIDIAの「GeForce RTX 4060 Ti」が組み込まれているため、グラフィック性能も優れています。
「ゲート」形状のLEDをフロントパネルに配置しているのもポイント。アドレサブルRGBに対応しているため、鮮やかなカラーやグラデーションを演出できます。
富士通(FUJITSU) FMV ESPRIMO FHシリーズ WFB/H3 AZ_WFBH3_Z521
奥行が18.9cmと省スペース設計のデスクトップパソコンです。小型のデスクに設置のしやすい製品がほしい方におすすめ。また、「収納式フロントアクセス」を採用しており、USBメモリやヘッドセットが繋ぎやすいのもポイントです。
512GBのSSDに加えて、1TBのHDDを内蔵しているのも魅力。多くのデータやアプリを保存したい方にも適しています。
日本電気(NEC) LAVIE A23 オールインワンデスクトップPC PC-A2355GAB
デスクトップで一体型のモデルを探している方におすすめの製品。別途モニターを購入する手間を省けるほか、HDMI端子が備わっているため、家庭用ゲーム機のモニターとしても使うことが可能です。奥行き221mmとスリムなデザインに作られているため、省スペースで設置できます。
画面サイズは23.8インチで、解像度はフルHDに対応。鮮やかな映像を表示できます。また、高さ調整機能も備わっており、モニターを見やすい位置に固定可能です。オーディオ面では「YAMAHAサウンドシステム」を採用しており、臨場感のあるサウンドを楽しめます。映画やライブ映像を鑑賞をするときにもぴったりです。
デスクトップパソコンの売れ筋ランキングをチェック
デスクトップパソコンの売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。
ノートパソコンとデスクトップパソコン、それぞれ使用する環境や用途によって適したモデルは変わります。パソコンを選ぶ際は、携帯性やコストパフォーマンス、拡張性など複数の視点から検討することが重要。本記事も参考にして、双方の違いを理解したうえで、自分にとってぴったりの製品を選択してみてください。